JPH02128089A - 換気装置内蔵サッシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 くイ）産業上の利用分野 本発明は建物に採光用に装着される開閉できないサツシ
、建物の出入口、窓に装着して摺動開閉、回動開閉され
るサツシ等に強制換気機能を付加した換気装置内蔵サツ
シに関ｒる。

（ロ）従来の技術 本発明に先行する技術として、実開昭６１−１２９０９
８号公報に記載の換気装置内蔵サツシがある。この換気
装置内蔵サツシは、隣接して一対の換気扇を有する換気
パネルをサツシ戸の縦框に固定したものである。一対の
換気扇は、ともに排気用に形成されて排気量を大きくし
ているが、室内が負圧となり排気効率が悪いものである
。

（ハ）　発明が解決しようとする課題 本発明は、効率よい換気が行なえる換気装置内蔵サツシ
を提供することを課題とするものである。

（ニ）　　課題を解決するための手段 本発明は、板ガラスを嵌め込んだサツシ枠間に換気支持
枠を配設し、換気支持枠の一側部に吸気用換気扇本体を
装着し、換気支持枠の他側部に排気用換気扇本体を装着
する手段でもって課題を解決するものである。

また吸気用換気扇本体と排気用換気扇本体とは、送風羽
根と送風羽根のファンケースとを必要最小限必要とする
もので送風羽根を駆動する電動機は、個々に形成しても
よいし共用してもよく、共用する場合、電動機は換気支
持枠の中央部に配設される。

（ホ）作用 本発明は、排気用と吸気用の換気扇本体を形成すること
で、室内が負圧とならないと共に、両換気扇本体を換気
支持枠の両側部に離間配設したことで、排気空気が再び
吸気されることを肪止している。

（へ）　実施例 第１図乃至第３図に示す可動サツシ１に、換気装置２と
換気ｙＪｅ２２に給電する太陽電池３とを内蔵した構造
に基づき本発明の構成を具体化して説明する。

サツシ１はアルミニュームの押し出し成型にて形成され
た゛上枠４と０１枠５と太陽電池３の取付枠を兼用した
中枠６と下枠７とを有している。各枠５．６．７間には
、板ガラス８が嵌め込み支持される。板ガラス８の上縁
と側枠５と上枠４間には換気装置２が嵌め込み装着され
る。

換気装置２は、上枠４と側枠５と板ガラス８とに取り付
けるための換気支持枠を有し、本構造では換気支持枠を
、外枠９と内枠１０と内側化粧枠１１とにて形成してい
る。外枠９と内枠１０はアルミニューム板等の金属板に
て形成し、内側化粧枠１１は軽量化を図るために合成樹
脂にて形成している。外枠９と内枠ｌＯは、周端部に間
隔体１２を挾持して、上枠４と側枠５に嵌合させている
。外枠９の両側部には、縦長孔状通気口１３．１４を形
成している。外枠９の内面には通気口１３．１４と同一
の１樅長孔１５を形成したシャツタ板１６を摺動自在に
配設し、シャツタ板１６の縦長孔１５と通気口１３．１
４が合致すると通気口１３．１４は開放され、ずれると
閉本される。シャ７タ板１６の端部は折曲されて、操作
杆１７となっており、操作杆１７の端部は換気支持枠の
内枠１０及び内側化粧枠１１を貫通し１室内に突出する
。外枠９外面の通気口１３．１４の間には、太陽電池３
を取付具１８にて固定している。

内枠１０には化粧枠１１が被うように螺子１９にて固定
される。外枠９の通気口１３．１４に面する内枠１０部
分には、化粧枠１１に形成した筒状換気枠部２０を挿通
ずる挿通穴２１を形成している。換気枠部２０の端部は
通気口１３．１４の周囲を囲むように近接位かする。化
粧枠１１の換気枠部２０内には、排気用換気扇本体２２
と吸気用換気扇本体２３とが螺子２４；コて固定される
。換気扇本体２２．２３は螺子２４の挿通取付部２６．
２７を形成した筒状風洞２８．２９と、風ｉｆ１２ｇ、
２９内に支持杆にて配設きれる電動機３０．３１と、電
動機３０．３１にて駆動される送風羽根３２．３３とよ
りなる。太陽電池３から電動＠３０．３１への回路中に
はそれぞれスイッチ３４．３５を形成している。

なお、スイッチ３４．３５を投入すると電動機３０．３
１は運転きれ、送風羽根３２．３３にて排気用換気扇本
体２２にて室内空気を型外へ吸気用換気扇本体２３にて
室外空気を室内へ送風する。この送風運転において、通
気口１３．１４は必ず開放していなければならないこと
から、シャツタ板１６の開閉に連動して投入されるメイ
ンスイッチを太陽電池３と電動機３０．３１間に介在し
てもよい。

また、単一の電動機で２個の送風羽根を駆動する構造に
あっては、送風羽根が本構造のようにプロペラファンを
月いるにあっては、ベルトにて駆動するようにし、電動
機を換気支持枠の中間部に装着する。送風羽根として貫
流ファン、シロラフファンを用いるにあっては、電動機
を換気支持枠の中間部に装着し、回転軸を両側部に向い
垂設して送風羽根を駆動するとよい。

（ト）　発明の効果 本発明は、吸気用と排気用の換気扇本体とを形成したこ
とで効率よい換気が行なえるものであり、気密性が向上
した近年の建物にあっては自然換気程度の快適空間が形
成される。

【図面の簡単な説明】

図は本発明を示し、第１図は要部平断面図、第２図は正
面図、第３図は電気回路図である。 １・・・サツシ、２・・・換気装置、３・・・太陽電池
、４．５．６．７・・・サツシ枠、８・・・板ガラス、
９・・・外枠、１０・・・内枠、１１・・・化粧枠、２
２・・・排気用換気扇本体、２３・・・吸気用換気扇本
体。 出願人　三洋１１１ｉａ株式会社 代理人　弁理士　西野卓嗣（外１名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、板ガラスを嵌め込んだサッシ枠間に換気支持枠を配
   設し、換気支持枠の一側部に吸気用換気扇本体を装着し
   、換気支持枠の他側部に排気用換気扇本体を装着してな
   る換気装置内蔵サッシ。