JPH02127300A - 給油装置及び該装置に用いる貯蔵タンク - Google Patents

給油装置及び該装置に用いる貯蔵タンク

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JPH02127300A
JPH02127300A JP27097888A JP27097888A JPH02127300A JP H02127300 A JPH02127300 A JP H02127300A JP 27097888 A JP27097888 A JP 27097888A JP 27097888 A JP27097888 A JP 27097888A JP H02127300 A JPH02127300 A JP H02127300A
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oil
plug
socket
storage tank
stove
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JP27097888A
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Masanori Kanashige
金重 正規
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Nippon Oil Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ポータプルストーブ等の石油燃焼器の給油に
好適な給油装置及び該装置に用いる貯蔵タンクに関する
〈従来の技術〉 従来、一般家庭で使用されるポータプルストーブ等の石
油燃焼器のカートリッジタンクに給油する場合、灯油等
が貯留されたポリタンク等の給油タンクからビニルポン
プ等を使用して給油するようにしていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来の給油システムでは、給
油毎に給油タンク或いはストーブを運搬する作業、給油
タンクの倉庫での保管、ビニルポンプ等の給油後の油だ
れ処理等に労力を費やして、給油作業の多大な手間と時
間がかかり非常に不便であった。
又、給油時にカートリッジタンクのオーバーフローにも
注意が必要である等、安全性への配慮も特別必要として
いた。
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、給
油作業の容易化等を図った給油装置の提供を目的として
おり、更に、油の貯蔵に好適な屋外設置の貯蔵タンクを
提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本発明の給油装置は、貯蔵された油を石油燃
焼器に供給する貯蔵タンクを屋外に設置して備え、該貯
蔵タンクには給油管を接続する一方、該給油管の先端給
油口を室内に導き、該先端給油口に、カップリングの構
成部品である相互に着脱自由に連結されるプラグ及びソ
ケットのうち一方を接続し、他方を前記石油燃焼器の油
面調節器に接続される送油管の先端送油口に接続し、前
記プラグ及びソケットは、相互離脱時に相手側との連結
端を液密に保持するバルブ機構を夫々内蔵した構成とす
る。
又、前記送油管及び石油燃焼器の油面調節器の相手側と
の接続端部の一方に、カップリングの構成部品である相
互に着脱自由に連結されるプラグ及びソケットのうちプ
ラグを接続し、他方にソケットを接続し、前記プラグ及
びソケッI・は、相互離脱時に相手側との連結端を液密
に保持するバルブ機構を夫々内蔵した構成とする。
更に、貯蔵タンクは、貯蔵タンク内液面を検出する液面
検出手段と、該液面検出手段から出力される検出信号に
基づいて液面状態を電気的に表示する表示手段と、該検
出信号に基づいて液面状態が満量の時に警告を発する液
面警告手段とを備えた構成とする。
〈作用〉 かかる構成において、ストーブを使用する際には、給油
管の先端給油口のソケット或いはプラグと油面調節器に
接続された送油管の両端のプラグ或いはソケットを結合
する。
これにより、屋外の貯蔵タンクとストーブとが直結され
、貯蔵タンク内の油が液頭圧によって給油管及び送油管
を介してストーブに供給される。
油面調節器の作用によってストーブへ常に適量の油が供
給される。
かかる構成によると、ストーブを使用している間は、常
時屋外貯蔵タンク内の油がストーブに供給され続けるの
で、面倒な給油作業が一切不要となる。
この結果、給油毎に給油タンク或いはストーブを運搬す
る作業、給油タンクの倉庫での保管が不要になり、油の
管理は屋外の貯蔵タンクに油を補給する作業だけで済む
と共に、給油時のオーバーフローの心配もない。
又、送油管を相互に着脱自由に連結されるプラグ及びソ
ケットからなるカップリングを介して屋外貯蔵タンクと
油面調節器に接続するようにしたから、屋外貯蔵タンク
とストーブとを自由に接続したり切り離したりすること
ができ、ストーブが不要となった時に、ストーブを自由
に持ち運ぶことができ、他の室でストーブを使用するこ
ともできる。
更に、上記の各カップリングのプラグ及びソケットは、
相互離脱時に連結端を液密に保持するバルブ機構を夫々
内蔵した無漏洩構造のものであるため、各カップリング
のプラグ及びソケットの離脱状態において、給油管、送
油管及び油面調節農夫々の内部の油が漏洩する心配が一
切なく、安全性を保つことができる。
上記送油管をカップリングを使用してストーブ側に対し
ても着脱できる構成とすれば、ストーブに邪魔な送油管
がない分、ストーブの取り扱い等が有利である。
貯蔵タンクを、液面検出手段から出力される検出信号に
基づいて液面状態を電気的に表示しかつ液面状態が満量
の時に警告を発するように構成すれば、タンク内油面を
その場で把握できるので、貯蔵タンクへの給油作業が容
易にかつオーバーフローを生じることなく安全に行える
という利点がある。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、屋外には例えば灯油等の油が貯蔵され
る貯蔵タンク1が設置される。この貯蔵タンク1は建物
の屋内外を仕切る壁2の外面近傍に設置され、支持脚3
によって所定高さに保持される。室内には貯蔵タンク1
内に貯蔵された油が供給される石油燃焼器としてのポー
タプルストーブ(以下、単にストーブと称す)4が配設
されている。このストーブ4には、油面を所定レベルに
調節する油面調節器5が装備されている。
貯蔵タンク1底部には給油バルブ6を介装した給油管7
が接続され、この給油管7の先端給油ロアaは室内に導
かれる。
ここで、前記壁2の室内側の面には、床面近傍位置に開
放される凹所8が形成されている。該凹所8内側には収
納箱9が嵌め込まれ、給油コンセント10が形成されて
いる。そして、収納箱9内側には、壁2に貫通支持され
た給油管7の先端給油ロアaと給油管7に介装された給
油バルブ6が配置される。
尚、上記給油コンセント10はストーブ4を使用する各
室に夫々設けるようにし、給油管7を複数に分岐させ、
各分岐管を各室に導くようにする。
又、給油コンセント10は室内の床面に設けるようにし
ても良い。
前記給油管7の先端給油ロアaとストーブ4の油面調節
器5に設けられた給油口5aとは、ゴムホース等の送油
管11を介して接続される。
前記給油管7の先端給油ロアaには、貯蔵タンク1側カ
ツプリング12の構成部品である相互に着脱自由に連結
されるプラグ13及びソケット14のうちプラグ13が
接続される。ソケット14は、前記送油管11の先端給
油ロアaとの接続端部に接続される。
一方、油面調節器5に設けられた給油口5aには、スト
ーブ4側カツプリング15のプラグ16が接続される。
このカップリング15のソケット17は、前記送油管1
1の給油口5aとの接続端部に接続される。
ここで、上記の各カップリング12.15のプラグ13
.16及びソケット14.17は、相互離脱時に連結端
を液密に保持するバルブ機構を夫々内蔵した無漏洩構造
のものであり、第2図(a)。
(b)及び第3図に示すように構成される。
第2図(a)に示すプラグについて説明すると、プラグ
本体18は、第2図(ハ)に示すソケットへの接続側の
管状部材19と給油ロアa、5aへの接続側の管状部材
20とからなる。管状部材20の先端部外周面にはおね
じ部20aが、管状部材19の基端部内周面にはめねじ
部19aが夫々形成され、両ねじ部20a、19aの嵌
合により、管状部材20.19同士は一体化結合される
。管状部材19の外周面には夫々環状の凸部19cと凹
部19dとが並んで一体成形されている。
プラグ本体18の先端部内側にはバルブ21が配設され
ている。このバルブ21は先端に弁部21aを、後端に
軸部21bを夫々備えた構成で、軸部21bはプラグ本
体18内周部に固定取付された環状の支持部材22の中
心孔22aにスライド自由に嵌挿支持される。かかるバ
ルブ21は、支持部材22前面と弁部21a背面との間
に介装されたコイルスプリング23により常時管状部材
19の先端開口部内周部に形成された弁座19bに圧接
され、プラグ本体19内通路を遮断する。
前記支持部材22の外周端部の複数箇所には溝部が形成
されており、プラグ本体19内周面との間に油の流通孔
部22bを形成している。
尚、24は管状部材20外周面のおねじ部20a基端位
置に一体成形されたナツト部、25は管状部材20外周
面の基端部外周面に形成されたおねじ部20bに嵌合さ
れたナツトである。
第2図(b)に示すソケットについて説明すると、ソケ
ット本体26は、プラグへの接続側の管状部材27と送
油管11の両端部への接続側の管状部材28とからなる
。管状部材28の基端部にはニップル部28aが形成さ
れている。管状部材28の先端部外周面にはおねじ部2
8bが、管状部材27の基端部内周面にはめねじ部27
aが夫々形成され、両ねじ部28b、27aの嵌合によ
り、管状部材28.27同士は一体化結合される。ソケ
ット本体26の先端部内側にはピストン29が配設され
ている。このピストン29は先端側の大径筒部29aと
基端側の小径筒部29bとを一体成形した構成であって
、大径筒部29a外周面が管状部材27先端部内周面に
摺接し、小径筒部29b外周面が管状部材28先端部内
周面に摺接して、ソケット本体26内にスライド自由に
支持されている。管状部材28先端部内周面に設けられ
た溝部にはOリング30が嵌め込まれ、該内周面と小径
筒部29b外周面との間のシールを行う。
かかるピストン29は、管状部材28内に設けられた後
述する支持部31前面と大径筒部29aの内周部に形成
された段付面との間に介装されたコイルスプリング32
により前方に付勢される。
この場合、大径筒部29aの先端外周面の段付部33が
管状部材27先端内周面の段付部34に係止される。又
、ピストン29の大径筒部29aの内周面の基端部には
環状の溝部35が形成され、この溝部35にはOリング
36が嵌め込まれている。
ソケット本体26内側には、その中心軸に沿って軸状の
バルブ37が配設されている。このバルブ37の基端部
には円板状の支持部31が一体成形され、該支持部31
は管状部材28の内周部に嵌合固定されている。又、バ
ルブ37の先端部は前記ピストン29の大径筒部29a
の先端部内周にスライド可能に嵌挿されている。バルブ
37の先端部外周面に設けられた溝部にはOリング38
が嵌め込まれ、該外周面とピストン29内周面との間の
シールを行う。
このシール状態の嵌挿状態によりソケット本体26内通
路が遮断される。
ここで、ピストン29をコイルスプリング32による弾
性付勢力に抗して押し込めることにより、該ピストン2
9が固定状態にあるバルブ37に対して移動して、両者
の嵌挿状態が解除され、ソケット本体26内通路が開放
される。そして、この解除状態を維持するために、ピス
トン29をロックするロック機構が設けられている。
即ち、管状部材27の先端部外周面には筒状のスリーブ
39がスライド自由に嵌挿されている。
このスリーブ39内周面と管状部材27の先端部外周面
との間の一部には環状の空間が形成され、この空間に介
装されたコイルスプリング40によって、スリーブ39
は常時前方に付勢されている。
管状部材27の先端周部には、該部材27内外を貫通す
る複数の孔41が中心軸に対して等角度離間して設けら
れており、各孔41にはボール42が内外方向に移動可
能に挿入されている。尚、孔41はボール42が内側に
は抜は出ないような形状になっている。かかるボール4
2は前方に付勢状態にあるピストン29外周面が摺接す
ることによって外側に押され、管状部材27外周面から
突出する一方、ピストン29が前述のように押し込めら
れた状態となると、内側への移動が許容された状態とな
る。
従って、前記スリーブ39は、常時は管状部材27外周
面から突出するボール42に係止されるが、ピストン2
9が前述のように押し込められた状態となってボール4
2が内側への移動が許容された状態となると、ボール4
2を内側に移動させつつ前方にスライド可能となり、管
状部材27の先端部外周面に嵌め込まれたストップリン
グ43に係止される。このようにスリーブ39が前方に
移動して係止された状態となると、ボール42の内側へ
の移動状態が保持される。このため、押し込められたピ
ストン29は、その先端部がボール42に係止されるこ
とになり、押し込められた状態に保、持され、ピストン
29が固定状態にあるバルブ37に対して移動して、両
者の嵌挿状態が解除された状態にロックされるわけであ
る。かかるロックの解除は、スリーブ39をコイルスプ
リング40の弾性付勢力に抗して後方にスライドすれば
、ボール42の外側への移動が許容される結果、コイル
スプリング32によって前方に弾性付勢されているピス
トン29がその先端部でボール42を移動させつつ前方
に移動し、当初の状態に復帰する。
尚、44.45は管状部材28.27夫々の外周面に一
体成形されたナツト部である。
次に、以上の構成のプラグとソケットの結合方法につい
て説明する。
プラグの筒状部材19先端部をソケットの筒状部材27
先端部内側に挿入して押し込むと、まず筒状部材19の
先端面が0リング36に圧接し、次に筒状部材19の環
状凸部19cの先端テーパ面がピストン29の先端テー
パ面に当接する。プラグを更に押し込むと、ピストン2
9がコイルスプリング32による弾性付勢力に抗して押
し込められ、上述したように、該ピストン29が固定状
態にあるバルブ37に対して移動して、両者の嵌挿状態
が解除され、ソケット本体26内通路が開通し、同時に
、プラグのバルブ21がコイルスプリング23の弾性付
勢力に抗して後方に移動し、バルブ21が弁座19bか
ら離れて、プラグ本体18内通路が開通し、両道路が連
通状態となる。
一方、上記のプラグの押し込みによって、上述したよう
に、ボール42が内側への移動が許容された状態となる
と、スリーブがボール42を内側に移動させつつ前方に
スライド可能となり、ストップリング43に係止される
。これにより、ボール42の内側への移動状態が保持さ
れ、該ボール42は管状部材19先端外周面の環状凹部
19dに挿入位置される。従って、押し込められたピス
トン29のロックと同時に、管状部材19のロックとが
完了し、プラグとソケットとが結合状態となる(第3図
参照)。
かかる結合状態においては、第3図の図示矢印の如く油
が連通状態にあるプラグ本体18内通路とソケット本体
26内通路とを流通する。
かかる結合状態の解除は、スリーブ39をコイルスプリ
ング40の弾性付勢力に抗して後方にスライドすれば、
ボール42の外側への移動が許容される結果、コイルス
プリング40の弾性付勢力をピストン29を介して受け
ている管状部材19が環状凹部19dからボール42を
押し出しつつが後方へ移動し、更に、ピストン29も同
様に前方に移動し、結合状態が解除される。
そして、ピストン29の先端外周面によってボール42
が再び外側に押されると共に、このボール42によって
スリーブ39が係止されることで、ソケットは当初の状
態に復帰する。又、プラグにあっても、バルブ21が当
初の遮断状態に復帰する。
尚、この結合状態の解除時には、プラグとソケット夫々
のバルブ21.37が完全に遮断状態となってから、筒
状部材19の先端面がOリング36から離れる。
次に、かかる構成の作用について説明する。
ストーブ4を使用する際には、給油管7の先端給油ロア
aのプラグ13と油面調節器5の給油口5aのプラグ1
3に、送油管11の両端のソケッ)14.17を上述し
たような操作で接続する。
これにより、屋外の貯蔵タンク1とストーブ4の油面調
節器5とが直結され、給油弁6を室内側から操作して開
放すると、貯蔵タンク1内の油が液頭圧によって給油管
7及び送油管11を介してストーブ内に自然流下して供
給される。油面調節器5の作用によって適量の油が供給
される。
かかる構成によると、ストーブ4を使用している間は、
常時屋外貯蔵タンク1内の油がストーブ4に供給され続
けるので、面倒な給油作業が一切不要となる。
この結果、給油毎に給油タンク或いはストーブを運搬す
る作業、給油タンクの倉庫での保管が不要になり、油の
管理は屋外の貯蔵タンクに油を補給する作業だけで済む
と共に、給油時のオーバーフローの心配もない。
又、送油管11を相互に着脱自由に連結されるプラグ1
3.16及びソケット14.17からなるカップリング
12.15を介して屋外貯蔵タンク1と油面調節器5に
接続するようにしたから、屋外貯蔵タンク1と油面調節
器5とを自由に接続したり切り離したりすることができ
、ストーブ4が不要となった時に、ストーブ4を自由に
持ち運ぶことができ、他の室でストーブ4を使用するこ
ともでき、使用場所に応じて移動できるというポータプ
ルストーブの利点に支障を与えない。
更に、上記の各カップリング12.15のプラグ13.
16及びソケット14.17は、相互離脱時に連結端を
液密に保持するバルブ機構を夫々内蔵した無漏洩構造の
ものであるため、各カップリング12.15のプラグ1
3.16及びソケッ)14.17の離脱状態において、
給油管7.送油管11及び油面調節器5夫々の内部の油
が漏洩する心配が一切なく、安全性を保つことができる
特に、上記の各カップリング12.15のプラグ13.
16及びソケット14.17にあっては、プラグ13.
16をソケット14.17に挿入すると同時に管状部材
19と0リング36とが圧接してシールし、プラグ13
.16をソケット14゜17から離脱する際には、両者
の本体18.26内通路が各バルブ21.37によって
完全に遮断されてから、管状部材19とOリング36と
が離れるので、プラグ13.16とソケット14.17
との着脱時には両者の内部流体が外部に漏洩するのを完
全に防止できる。
本実施例においては、給油コンセント10の中は、給油
バルブ6と無漏洩構造のカップリング12のプラグ13
との2重の漏洩防止構造となっているため、使用しない
時の安全性を確保することができる。
尚、本実施例においては、送油管11をカップリング1
5を使用してストーブ4側の油面調節器5に対しても着
脱できる構成とした結果、ストーブ4に邪魔な送油管1
1が予め接続されていない分、ストーブ4の取り扱い等
が有利である。
勿論、送油管11をカップリング15を介さず予め油面
調節器5に対して接続しである構造も、本発明に包含さ
れ、この場合にも、屋外貯蔵タンク1と油面調節器5と
を自由に接続したり切り離したりすることができると共
に、給油作業の簡略化を図れる。
尚、上記の実施例においては、貯蔵タンク側カップリン
グ12のプラグ13を給油管7に、ソケット14を送油
管11に夫々接続し、ストーブ側カップリング15のプ
ラグ16を油面調節器5に、ソケット17を送油管11
に夫々接続するようにしたが、各カップリング12.1
5におけるプラグとソケットの接続位置を逆にしても良
い。
特に、給油管7の先端給油ロアaと油面調節器5の給油
口5aにソケットを接続すると、ソケットのプラグから
の離脱時において、ソケットの接続端部の凹所に油が付
着するだけであるから、油が手等に付着して汚れたり、
室内において油の付着部が露出して不快感を与えたりす
ることがない。
次に、給油装置に用いられる本発明の貯蔵タンクの実施
例構造を第4図に基づいて説明する。
この貯蔵タンクは、液面を検出する液面検出手段と、該
液面検出手段から出力される検出信号に基づいて液面状
態を電気的に表示する表示手段と、該検出信号に基づい
て液面状態が満量の時に警告を発する液面警告手段とを
備えたものである。
即ち、貯蔵タンク55内の中心軸に沿って鉛直に延びる
真鍮製の中空のステム56が配設されている。このステ
ム56外周の軸方向に離間する5つの箇所には夫々上下
に相対向する一対1組のストッパa、bが4組設けられ
ており、各組のストッパa、b間のステム56外周には
、4つのフロート57〜60が夫々スライド可能に嵌挿
されている。これらのフロート57〜60には磁石(図
示せず)が装備されている。各フロート57〜60は、
常態においては各組の下側ストッパbに係止される。
一方、ステム56内には、複数のリードスイッチL +
 ”” L bが装備される。
このリードスイッチLI−L6は磁力を近づけると、そ
の磁気的吸引力でもって磁性体リードの接点が接触する
ものであり、フロート57〜60の磁石の近接・離間に
よってオン・オフされる。
かかるフロート57〜60とリードスイッチL。
〜L6からなる液面検出手段からの信号に基づいて液面
状態を電気的に表示する表示手段としての液面検出計6
2が設けられている。この液面検出計62の底面にはフ
ランジ部62aが形成されており、該液面検出計62は
このフランジ部62aをもって貯蔵タンク55の頂壁上
面に載置支持され、前記ステム56は液面検出計62と
直接接続される。
尚、フランジ部62aと貯蔵タンク55の上壁上面との
間には、シートパツキン63が介装される。
この液面検出計62には、フロート57〜60とリード
スイッチL、〜L6からなる液面検出手段からの信号に
基づいて点灯するLED等の表示灯64a〜64b及び
警告ブザー65が装備されいる。
ここで、フロート57とリードスイッチL1は貯蔵タン
ク55内に水が溜まったことを検知するようになってお
り、その他のフロート58〜6゜とリードスイッチL2
〜L6は各液面状態を検知する。
下記の表に、液面(フロート位置)と液面検出計52に
よる液面表示の関係を示す。
尚、満量表示時には、警告ブザー65も作動される。
更に、上記リードスイッチL4とL2による各検知レベ
ル信号は電話線を介して外部監視部へも出力できるよう
になっている。
この場合の液面(フロート位置)と出力との関係を次の
表に示す。
かかる構成の貯蔵タンク55によると、タンク 55内の水の存在や油面をその場で把握できるので、水
抜き作業や給油作業が容易にかつオーバーフローを生じ
ることなく安全に行える。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、屋外のの貯蔵タ
ンクに接続された給油管の先端給油口を室内に導き、こ
の先端給油口に、相互に着脱自由に連結されるカップリ
ングにおけるプラグ及びソケットのうち一方を接続し、
他方を石油燃焼器の油面調節器に接続される送油管の先
端送油口に接続し、前記プラグ及びソケットを、相互離
脱時に相手側との連結端を液密に保持するバルブ機構を
夫々内蔵した無漏洩構造としたから、ストーブを使用し
ている間は、常時屋外貯蔵タンク内の油がストーブに供
給され続けるので、面倒な給油作業や油の管理が一切不
要となると共に、給油時のオーバーフローも心配ない。
又、屋外貯蔵タンクと油面調節器とを自由に接続したり
切り離したりすることができ、ストーブの設置場所を自
由に変えることも可能であるから、ポータプルストーブ
の使用性を維持でき、更に、各カップリングのプラグ及
びソケットの着脱時において、給油管、送油管及びタン
ク夫々の内部の油が漏洩する心配がなく、安全性を保つ
ことができる。
更に、送油管及び石油燃焼器の相手側との接続端部の一
方に、上記と同様のカップリングのプラグ及びソケット
のうちプラグを接続し、他方にソケットを接続して、送
油管をストーブ側のタンクに対しても着脱できる構成と
した結果、ストーブに邪魔な送油管がない分、ストーブ
の取り扱い等が有利となる。
又、貯蔵タンクを、液面検出手段から出力される検出信
号に基づいて液面状態を電気的に表示しかつ液面状態が
満量の時に警告を発するように構成すれば、タンク内油
面をその場で把握できるので、貯蔵タンクへの給油作業
が容易にかつオーバーフローを生じることなく安全に行
えるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る給油装置の一実施例を示す概略正
面図、第2図(a)、 (b)は夫々同上の給油装置に
おけるカップリングのプラグ及びソケットの断面図、第
3図は同上のプラグ及びソケットの結合状態を示す断面
図、第4図は本発明に係る貯蔵タンクの一実施例の正面
図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)貯蔵された油を石油燃焼器に供給する貯蔵タンク
    を屋外に設置して備え、該貯蔵タンクには給油管を接続
    する一方、該給油管の先端給油口を室内に導き、該先端
    給油口に、カップリングの構成部品である相互に着脱自
    由に連結されるプラグ及びソケットのうち一方を接続し
    、他方を前記石油燃焼器の油面調節器に接続される送油
    管の先端送油口に接続し、前記プラグ及びソケットは、
    相互離脱時に相手側との連結端を液密に保持するバルブ
    機構を夫々内蔵した構成としたことを特徴とする給油装
    置。
  2. (2)送油管及び石油燃焼器の油面調節器の相手側との
    接続端部の一方に、カップリングの構成部品である相互
    に着脱自由に連結されるプラグ及びソケットのうちプラ
    グを接続し、他方にソケットを接続し、前記プラグ及び
    ソケットは、相互離脱時に相手側との連結端を液密に保
    持するバルブ機構を夫々内蔵した構成としたことを特徴
    とする請求項1記載の給油装置。
  3. (3)貯蔵タンク内液面を検出する液面検出手段と、該
    液面検出手段から出力される検出信号に基づいて液面状
    態を電気的に表示する表示手段と、該検出信号に基づい
    て液面状態が満量の時に警告を発する液面警告手段とを
    備えてなる給油装置用貯蔵タンク。
JP27097888A 1988-10-28 1988-10-28 給油装置及び該装置に用いる貯蔵タンク Pending JPH02127300A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556689B2 (ja) * 1974-03-26 1980-02-19
JPS59175099A (ja) * 1983-03-23 1984-10-03 Nec Corp 記憶回路
JPS6169117A (ja) * 1984-09-13 1986-04-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 非晶質シリコン半導体の製造方法
JPH01226592A (ja) * 1988-03-07 1989-09-11 Tokyo Tatsuno Co Ltd タンクローリからの給油装置

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