JPH0212724Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212724Y2 JPH0212724Y2 JP2130583U JP2130583U JPH0212724Y2 JP H0212724 Y2 JPH0212724 Y2 JP H0212724Y2 JP 2130583 U JP2130583 U JP 2130583U JP 2130583 U JP2130583 U JP 2130583U JP H0212724 Y2 JPH0212724 Y2 JP H0212724Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveguide
- wave band
- antenna
- millimeter wave
- tapered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Waveguides (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はミリ波帯通信回線の中継局におけるミ
リ波帯用アンテナ給電装置に関するものである。
リ波帯用アンテナ給電装置に関するものである。
近年、情報化時代が発展し、使用可能なチヤン
ネル数が少なくなり、周波数の高いミリ波帯での
通信を余儀なくされ、また私的回線においてもミ
リ波帯回線を安価に構築しなければならない等の
新しい用途分野が発生した。本考案は、これに対
応した実用的ミリ波帯用アンテナ給電装置の一構
成を提案するものである。
ネル数が少なくなり、周波数の高いミリ波帯での
通信を余儀なくされ、また私的回線においてもミ
リ波帯回線を安価に構築しなければならない等の
新しい用途分野が発生した。本考案は、これに対
応した実用的ミリ波帯用アンテナ給電装置の一構
成を提案するものである。
従来のミリ波帯通信回線の中継局におけるミリ
波帯用アンテナ給電装置は、第１図に示すように
円形導波管１を主体とし、テーパ導波管２で方形
に変えた後、曲がり導波管３、アンテナの方向調
整のために用いられる屈曲半径を小さくとれない
力学的に弱いフレキシブル導波管５および可撓導
波管６を使用してアンテナ７と送受信機８とを接
続して構成している。このようなミリ波帯用アン
テナ給電装置では、円形導波管１、テーパ導波管
２、曲がり導波管３、フレキシブル導波管５およ
び可撓導波管６、アンテナ７および送受信機８と
多種の部品にて構成されており、接続箇所が多く
なり、接続作業が煩わしいばかりか、寒暖の気温
変化により接続部に微小な間隙が出来、この部分
からエアー漏れ、雨水の浸入等のトラブルが生じ
易い。また、接続箇所が多いため、接続面におけ
る反射損失が大きくなり、電気的特性も悪くな
る。更に、円形導波管１を主体としており、円形
導波管１には屈曲を施すことが出来ないので、布
設ルートが複雑になるとともに導波管の輸送が不
便である。
波帯用アンテナ給電装置は、第１図に示すように
円形導波管１を主体とし、テーパ導波管２で方形
に変えた後、曲がり導波管３、アンテナの方向調
整のために用いられる屈曲半径を小さくとれない
力学的に弱いフレキシブル導波管５および可撓導
波管６を使用してアンテナ７と送受信機８とを接
続して構成している。このようなミリ波帯用アン
テナ給電装置では、円形導波管１、テーパ導波管
２、曲がり導波管３、フレキシブル導波管５およ
び可撓導波管６、アンテナ７および送受信機８と
多種の部品にて構成されており、接続箇所が多く
なり、接続作業が煩わしいばかりか、寒暖の気温
変化により接続部に微小な間隙が出来、この部分
からエアー漏れ、雨水の浸入等のトラブルが生じ
易い。また、接続箇所が多いため、接続面におけ
る反射損失が大きくなり、電気的特性も悪くな
る。更に、円形導波管１を主体としており、円形
導波管１には屈曲を施すことが出来ないので、布
設ルートが複雑になるとともに導波管の輸送が不
便である。
本考案は上述の点に鑑みなされたもので、アン
テナと送受信機間を方形フレキシブル導波管、テ
ーパ導波管、複数個所の曲折部を設けたオーバサ
イズ楕円導波管、テーパ導波管および可撓導波管
にて順次接続してなり、ミリ波帯通信回線のアン
テナ給電に使用されることを特徴とするミリ波帯
用アンテナ給電装置を提案するもので、本考案の
アンテナ給電装置によれば、給電装置全体の伝送
損失を低減し電気特性が良好になり、また施工・
保守が簡単に行なえる。
テナと送受信機間を方形フレキシブル導波管、テ
ーパ導波管、複数個所の曲折部を設けたオーバサ
イズ楕円導波管、テーパ導波管および可撓導波管
にて順次接続してなり、ミリ波帯通信回線のアン
テナ給電に使用されることを特徴とするミリ波帯
用アンテナ給電装置を提案するもので、本考案の
アンテナ給電装置によれば、給電装置全体の伝送
損失を低減し電気特性が良好になり、また施工・
保守が簡単に行なえる。
以下、図面により本考案のミリ波帯用アンテナ
給電装置を説明する。第２図は本考案のミリ波帯
用アンテナ給電装置を示す。本考案のミリ波帯用
アンテナ装置はアンテナ７と送受信機８との間を
方形フレキシブル導波管５、テーパ導波管２、可
撓導波管６およびオーバサイズ楕円導波管９によ
り接続してなる。なお、オーバサイズ楕円導波管
９は断面形状が長円形、楕円形、カツシーニの卵
形、まゆ形等の類似楕円形のものが使用され、ド
ミナントモード伝送用導波管より大きければどの
ような寸法サイズの導波管であつてもよい。とこ
ろで、オーバサイズ楕円導波管９のミリ波帯域に
おける伝送損失は円形導波管１の伝送損失に比
し、２〜３倍程度大きいがオーバサイズ楕円導波
管９を用いると、導波管の寸法が大サイズである
ため容易に屈曲およびねじりを施すことができ、
施工が極めて簡単に行なえる。また部品数を少な
くすることができるため、接続面における多重反
射が少なくなり、ミリ波帯用アンテナ給電装置全
体の反射損失が少なくなり、導波管自体の伝送損
失は大きいが系全体の伝送損失を小さくすること
ができる。例えば、準ミリ波帯域（20GHz帯）の
アンテナ給電装置の伝送損失を従来の給電装置と
本考案の給電装置とで比較して以下に示す。
給電装置を説明する。第２図は本考案のミリ波帯
用アンテナ給電装置を示す。本考案のミリ波帯用
アンテナ装置はアンテナ７と送受信機８との間を
方形フレキシブル導波管５、テーパ導波管２、可
撓導波管６およびオーバサイズ楕円導波管９によ
り接続してなる。なお、オーバサイズ楕円導波管
９は断面形状が長円形、楕円形、カツシーニの卵
形、まゆ形等の類似楕円形のものが使用され、ド
ミナントモード伝送用導波管より大きければどの
ような寸法サイズの導波管であつてもよい。とこ
ろで、オーバサイズ楕円導波管９のミリ波帯域に
おける伝送損失は円形導波管１の伝送損失に比
し、２〜３倍程度大きいがオーバサイズ楕円導波
管９を用いると、導波管の寸法が大サイズである
ため容易に屈曲およびねじりを施すことができ、
施工が極めて簡単に行なえる。また部品数を少な
くすることができるため、接続面における多重反
射が少なくなり、ミリ波帯用アンテナ給電装置全
体の反射損失が少なくなり、導波管自体の伝送損
失は大きいが系全体の伝送損失を小さくすること
ができる。例えば、準ミリ波帯域（20GHz帯）の
アンテナ給電装置の伝送損失を従来の給電装置と
本考案の給電装置とで比較して以下に示す。
(1) 従来方式（図１参照）
アンテナ側から、方形フレキシブル導波管
（0.2dB）＋曲がり導波管（0.2dB）＋テーパ導波管
（0.13dB）＋円形導波管（IEC−C76）（0.033dB／
ｍ×10ｍ）＋テーパ導波管（0.13dB）＋曲がり導
波管（0.2dB）＋方形フレキシブル導波管
（0.2dB）＋テーパ導波管（0.13dB）＋円形導波管
（IEC−C76）（0.033dB／ｍ×10ｍ）＋テーパ導波
管（0.13dB）＋方形フレキシブル導波管（0.2dB）
＋曲がり導波管（0.2dB）＝2.38dB (2) 本考案の方式（図２参照） アンテナ側から、方形フレキシブル導波管
（0.2dB）＋テーパ導波管（0.13dB）＋オーバーサ
イズアルミ楕円導波管（WEA−78）（0.06dB／
ｍ×21ｍ）＋テーパ導波管（0.13dB）＝1.72dB
（0.2dB）＋曲がり導波管（0.2dB）＋テーパ導波管
（0.13dB）＋円形導波管（IEC−C76）（0.033dB／
ｍ×10ｍ）＋テーパ導波管（0.13dB）＋曲がり導
波管（0.2dB）＋方形フレキシブル導波管
（0.2dB）＋テーパ導波管（0.13dB）＋円形導波管
（IEC−C76）（0.033dB／ｍ×10ｍ）＋テーパ導波
管（0.13dB）＋方形フレキシブル導波管（0.2dB）
＋曲がり導波管（0.2dB）＝2.38dB (2) 本考案の方式（図２参照） アンテナ側から、方形フレキシブル導波管
（0.2dB）＋テーパ導波管（0.13dB）＋オーバーサ
イズアルミ楕円導波管（WEA−78）（0.06dB／
ｍ×21ｍ）＋テーパ導波管（0.13dB）＝1.72dB
第１図は従来のミリ波帯用アンテナ給電装置、
第２図は本考案のミリ波帯用アンテナ給電装置を
示す。 図において、２はテーパ導波管、５は方形フレ
キシブル導波管、６は可撓導波管、７はアンテ
ナ、８は送受信機、９はオーバサイズ導波管を示
す。
第２図は本考案のミリ波帯用アンテナ給電装置を
示す。 図において、２はテーパ導波管、５は方形フレ
キシブル導波管、６は可撓導波管、７はアンテ
ナ、８は送受信機、９はオーバサイズ導波管を示
す。
Claims (1)
- アンテナと送受信機間を方形フレキシブル導波
管、テーパ導波管、複数個所の曲折部を設けたオ
ーバサイズ楕円導波管、テーパ導波管および可撓
導波管にて順次接続してなり、ミリ波帯通信回線
のアンテナ給電に使用されることを特徴とするミ
リ波帯用アンテナ給電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2130583U JPS59127311U (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | ミリ波帯用アンテナ給電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2130583U JPS59127311U (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | ミリ波帯用アンテナ給電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59127311U JPS59127311U (ja) | 1984-08-27 |
| JPH0212724Y2 true JPH0212724Y2 (ja) | 1990-04-10 |
Family
ID=30152432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2130583U Granted JPS59127311U (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | ミリ波帯用アンテナ給電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59127311U (ja) |
-
1983
- 1983-02-15 JP JP2130583U patent/JPS59127311U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59127311U (ja) | 1984-08-27 |
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