JPH01165206A - 空中線 - Google Patents
空中線Info
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- JPH01165206A JPH01165206A JP32486887A JP32486887A JPH01165206A JP H01165206 A JPH01165206 A JP H01165206A JP 32486887 A JP32486887 A JP 32486887A JP 32486887 A JP32486887 A JP 32486887A JP H01165206 A JPH01165206 A JP H01165206A
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- antenna
- antenna element
- conductor
- reflector
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 8
- 239000000470 constituent Substances 0.000 abstract 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 7
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
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- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000005404 monopole Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は空中線に関し、さらに詳細にいえば、線状又
は棒状の空中線素子を構成要素とする空中線に関する。
は棒状の空中線素子を構成要素とする空中線に関する。
〈従来の技術〉
従来から電気通信の分野では、空中線が不可欠の装置と
して用いられている。また、列車、車両、船舶、航空機
等の移動体の所定位置に移動体空中線を搭載して送受信
装置、あるいは受信装置と接続し、所定位置に地上空中
線を設置して送受信装置、あるいは送信装置と接続し、
移動体と地上固定局との間における通信を行うことがで
きるようにした移動通信システムも提供されている。
して用いられている。また、列車、車両、船舶、航空機
等の移動体の所定位置に移動体空中線を搭載して送受信
装置、あるいは受信装置と接続し、所定位置に地上空中
線を設置して送受信装置、あるいは送信装置と接続し、
移動体と地上固定局との間における通信を行うことがで
きるようにした移動通信システムも提供されている。
このような通信システムにおいては、送受信の双方に送
受信装置を設けることが必要となるのみならず、電波を
送信し、あるいは受信するために、空中線を設けること
が必要になる。
受信装置を設けることが必要となるのみならず、電波を
送信し、あるいは受信するために、空中線を設けること
が必要になる。
そして、このような通信システムを用いて情報の授受を
行うことにより、効率的、かつ安全な移動体の運航を補
助することができる他、移動体の内部と外部との間にお
ける情報伝送を随時行うことができ、移動体の内部にい
ることに起因する不都合(外部との連絡ができないとい
う不都合等)を可能な限り減少させることができる。
行うことにより、効率的、かつ安全な移動体の運航を補
助することができる他、移動体の内部と外部との間にお
ける情報伝送を随時行うことができ、移動体の内部にい
ることに起因する不都合(外部との連絡ができないとい
う不都合等)を可能な限り減少させることができる。
〈発明が解決しようとする問題点〉
上記の移動通信システムにおいては、情報伝送特性を向
上させるために移動体側及び地上固定局側の空中線を外
部に設けているのであるが、空中線を外部に設ければ、
流体抵抗が増加し、移動体の効率的、かつ安全な運航を
低下させてしまうことになるという問題がある。また、
外観の点で問題になることも多い。
上させるために移動体側及び地上固定局側の空中線を外
部に設けているのであるが、空中線を外部に設ければ、
流体抵抗が増加し、移動体の効率的、かつ安全な運航を
低下させてしまうことになるという問題がある。また、
外観の点で問題になることも多い。
さらに詳細に説明すると、電波の送受信を行うための空
中線としては、従来から種々の構成のものが提供されて
おり、しかも、使用周波数に対応させて、放射器、反射
器及び導波器の寸法が定められる。そして、これら種々
の構成の空中線の中でも、線状又は棒状導体からなる空
中線素子(以下単に「空中線素子」という)を構成要素
とする空中線が最も多く用いられている。移動体に搭載
する空中線としては、上記空中線素子自体がかなり流体
抵抗が小さいので、全体として流体抵抗をかなり小さく
することができるという有利な点が存在する。上記空中
線素子を有する空中線の具体例としては、第11図に示
す構成のコーナーリフレクタ空中線、第12図に示す構
成の八木空中線及び第13図に示す構成の反射板付ダイ
ポール空中線等があげられる。
中線としては、従来から種々の構成のものが提供されて
おり、しかも、使用周波数に対応させて、放射器、反射
器及び導波器の寸法が定められる。そして、これら種々
の構成の空中線の中でも、線状又は棒状導体からなる空
中線素子(以下単に「空中線素子」という)を構成要素
とする空中線が最も多く用いられている。移動体に搭載
する空中線としては、上記空中線素子自体がかなり流体
抵抗が小さいので、全体として流体抵抗をかなり小さく
することができるという有利な点が存在する。上記空中
線素子を有する空中線の具体例としては、第11図に示
す構成のコーナーリフレクタ空中線、第12図に示す構
成の八木空中線及び第13図に示す構成の反射板付ダイ
ポール空中線等があげられる。
しかし、上記空中線素子の長さは、使用される用途及び
使用周波数に対応して必要な長さが定まるのであり、長
さを短くすると、著しく送受信効率が低下し、本来の機
能を達成させることができなくなってしまうという問題
がある。第12図の八木空中線を例にとって具体的に説
明すると、上記空中線素子を放射器として使用する場合
には、空中線素子の長さを約1/2波長に設定すること
が必要であり、反射器として使用する場合には、空中線
素子の長さを1/2波長よりもやや長く設定することが
必要であり、導波器として使用する場合には、空中線素
子の長さを1/2波長の0.8〜069倍に設定するこ
とが必要である。なお、空中線素子の長さは、太さの影
響をも受けるのであるから、太さを適宜設定することに
より、上記の長さよりも短く設定することが可能になる
が、短くすることができる限界長さが1/2波長よりも
極端に短くなることはない。
使用周波数に対応して必要な長さが定まるのであり、長
さを短くすると、著しく送受信効率が低下し、本来の機
能を達成させることができなくなってしまうという問題
がある。第12図の八木空中線を例にとって具体的に説
明すると、上記空中線素子を放射器として使用する場合
には、空中線素子の長さを約1/2波長に設定すること
が必要であり、反射器として使用する場合には、空中線
素子の長さを1/2波長よりもやや長く設定することが
必要であり、導波器として使用する場合には、空中線素
子の長さを1/2波長の0.8〜069倍に設定するこ
とが必要である。なお、空中線素子の長さは、太さの影
響をも受けるのであるから、太さを適宜設定することに
より、上記の長さよりも短く設定することが可能になる
が、短くすることができる限界長さが1/2波長よりも
極端に短くなることはない。
一方、移動体に搭載する空中線としては、単に線状又は
棒状の空中線素子を用いるのみでなく、できるだけ長さ
を短くして小型化を図ることが実用上型まれる。一般家
庭において使用される空中線であっても、空中線素子が
長ければ、強風、下において風圧の影響を大きく受け、
空中線を支持する支柱等が折損してしまうという問題が
ある。
棒状の空中線素子を用いるのみでなく、できるだけ長さ
を短くして小型化を図ることが実用上型まれる。一般家
庭において使用される空中線であっても、空中線素子が
長ければ、強風、下において風圧の影響を大きく受け、
空中線を支持する支柱等が折損してしまうという問題が
ある。
〈発明の目的〉
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
電波の送受信効率を低下させることなく、空中線素子の
長さを短縮することができる空中線を提供することを目
的としている。
電波の送受信効率を低下させることなく、空中線素子の
長さを短縮することができる空中線を提供することを目
的としている。
く問題点を解決するための手段〉
上記の目的を達成するための、この発明の空中線は、線
状又は棒状導体からなる空中線素子を構成要素とすると
ともに、上記空中線素子の長さを、使用周波数に基いて
定まる自由空間での必要長さよりも短くし、上記空中線
素子の少なくとも一端部に、上記空中線素子を流れる高
周波電流の波長を短縮するための導体を装荷したもので
ある。
状又は棒状導体からなる空中線素子を構成要素とすると
ともに、上記空中線素子の長さを、使用周波数に基いて
定まる自由空間での必要長さよりも短くし、上記空中線
素子の少なくとも一端部に、上記空中線素子を流れる高
周波電流の波長を短縮するための導体を装荷したもので
ある。
ただし、空中線が反射器、導波器又は放射器として機能
する複数個の空中線素子を有し、反射器及び導波器とし
て機能する各空中線素子の少なくとも一端部に導体が装
荷されているものであってもよく、また、反射器、導波
器及び放射器として機能する各空中線素子の少なくとも
一端部に導体が装荷されているものであってもよい。
する複数個の空中線素子を有し、反射器及び導波器とし
て機能する各空中線素子の少なくとも一端部に導体が装
荷されているものであってもよく、また、反射器、導波
器及び放射器として機能する各空中線素子の少なくとも
一端部に導体が装荷されているものであってもよい。
さらに、複数個の空中線素子が、互に所定の位置関係を
保持した状態で接地板上に立設されており、これらの空
中線素子の、設置板と反対側における一端部に導体が装
荷されているものであってもよい。
保持した状態で接地板上に立設されており、これらの空
中線素子の、設置板と反対側における一端部に導体が装
荷されているものであってもよい。
く作用〉
以上の構成の空中線であれば、使用周波数に基づいて定
まる必要長さよりも短い長さの空中線素子を使用し、か
つ、上記空中線素子の少なくとも一端部に、上記空中線
素子を流れる高周波電流の波長を短縮するための導体を
装荷しているのであるから、流体抵抗を小さくすること
ができ、しかも、十分な送受信効率を達成することがで
きる。
まる必要長さよりも短い長さの空中線素子を使用し、か
つ、上記空中線素子の少なくとも一端部に、上記空中線
素子を流れる高周波電流の波長を短縮するための導体を
装荷しているのであるから、流体抵抗を小さくすること
ができ、しかも、十分な送受信効率を達成することがで
きる。
さらに詳細に説明すると、本件発明者は、上記空中線素
子の一端又は両端に導体を装荷することにより、空中線
素子に流れる高周波電流の波長短縮効果を出現させ得る
ことを見出した。具体的には、第1図に示すように、接
地板(11)の上に反射器として機能させるための線状
の空中線素子(12)を立設し、空中線素子(12)の
上端に円板状の導体板(13)を装荷した状態で上記空
中線素子(12)に流れる高周波電流の波長短縮率を測
定したところ、導体板(13)の外径dを変化させるこ
とにより、波長短縮率が変化することが判明した。すな
わち、接地板(1)の直径を2mとし、空中線素子(1
2)として全長H= 75nvn 、 100mm及
び125mm、直径5 mmのモノポール空中線素子を
使用し、導体板(13)の外径dを22mmから40n
vnまで変化させたところ、第2図に示すように、導体
板(13)の外径dが大きくなるほど上記空中線素子を
流れる高周波電流の波長が短縮した。したがって、波長
が短縮した分だけ、電波の送受信効率を低下させること
なく空中線素子(12)の長さを短くすることができる
。
子の一端又は両端に導体を装荷することにより、空中線
素子に流れる高周波電流の波長短縮効果を出現させ得る
ことを見出した。具体的には、第1図に示すように、接
地板(11)の上に反射器として機能させるための線状
の空中線素子(12)を立設し、空中線素子(12)の
上端に円板状の導体板(13)を装荷した状態で上記空
中線素子(12)に流れる高周波電流の波長短縮率を測
定したところ、導体板(13)の外径dを変化させるこ
とにより、波長短縮率が変化することが判明した。すな
わち、接地板(1)の直径を2mとし、空中線素子(1
2)として全長H= 75nvn 、 100mm及
び125mm、直径5 mmのモノポール空中線素子を
使用し、導体板(13)の外径dを22mmから40n
vnまで変化させたところ、第2図に示すように、導体
板(13)の外径dが大きくなるほど上記空中線素子を
流れる高周波電流の波長が短縮した。したがって、波長
が短縮した分だけ、電波の送受信効率を低下させること
なく空中線素子(12)の長さを短くすることができる
。
この発明は上記の知見に基づいてなされたものであり、
導体が装荷された、線状又は棒状導体からなる空中線素
子を構成要素とすることにより、電波の送受信効率を低
下させることなく、空中線全体としての大きさを小さく
することができる。
導体が装荷された、線状又は棒状導体からなる空中線素
子を構成要素とすることにより、電波の送受信効率を低
下させることなく、空中線全体としての大きさを小さく
することができる。
したがって、雰囲気流体との間で発生する流体抵抗を小
さくすることができるとともに、空中線全体としての重
量を軽くすることができる。
さくすることができるとともに、空中線全体としての重
量を軽くすることができる。
さらに、空中線が反射器、導波器又は放射器として機能
する複数個の空中線素子を有し、反射器及び導波器とし
て機能する各空中線素子の少なくとも一端部に導体が装
荷されているものである場合には、反射器及び導波器に
より規制される指向性に応じた電波の送受信を行わせる
ことができるとともに、放射器と比較して長くすること
が必要な反射器及び導波器に導体を装荷するので、反射
器及び導波器の長さを必要最少限にして空中線全体とし
ての小形化及び軽量化を達成することができる。
する複数個の空中線素子を有し、反射器及び導波器とし
て機能する各空中線素子の少なくとも一端部に導体が装
荷されているものである場合には、反射器及び導波器に
より規制される指向性に応じた電波の送受信を行わせる
ことができるとともに、放射器と比較して長くすること
が必要な反射器及び導波器に導体を装荷するので、反射
器及び導波器の長さを必要最少限にして空中線全体とし
ての小形化及び軽量化を達成することができる。
また、反射器、導波器及び放射器として機能する各空中
線素子の少なくとも一端部に導体が装荷されているもの
である場合には、反射器、および導波器により規制され
る指向性で電波の送受信を行わせることができるととも
に、放射器、反射器及び導波器に導体を装荷するので、
空中線全体としてさらに小形化、軽量化を達成すること
ができる。
線素子の少なくとも一端部に導体が装荷されているもの
である場合には、反射器、および導波器により規制され
る指向性で電波の送受信を行わせることができるととも
に、放射器、反射器及び導波器に導体を装荷するので、
空中線全体としてさらに小形化、軽量化を達成すること
ができる。
さらに、上記複数個の空中線素子が、互に所定の位置関
係を保持した状態で接地板上に立設されており、これら
の空中線素子の、設置板と反対側における一端部に導体
が装荷されているものであれば、被装着箇所に対する空
中線素子の取付けを簡単に行うことができるとともに、
上記と同様の作用を達成することができる。
係を保持した状態で接地板上に立設されており、これら
の空中線素子の、設置板と反対側における一端部に導体
が装荷されているものであれば、被装着箇所に対する空
中線素子の取付けを簡単に行うことができるとともに、
上記と同様の作用を達成することができる。
〈実施例〉
以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第3図はこの発明の空中線の一実施例を示す概略斜視図
である。上記空中線は、4つの接地型コーナーリフレク
タアンテナを組み合わせて、4方向に電波を放射可能な
ものであり、円形の接地板(1)の上面所定位置に、棒
状の導体のみからなる4本の放射器(2)が立設されて
いるとともに、各放射器■同士を区画すべく、棒状の導
体からなる複数本の反射器(3)が立設されている。な
お、上記反射器(3)の先端部には、円板状の導体板(
4)が取付けられており、導体板(4)の外径d及び反
射器(3)の高さHは、使用周波数に基づいて適宜選択
される。
である。上記空中線は、4つの接地型コーナーリフレク
タアンテナを組み合わせて、4方向に電波を放射可能な
ものであり、円形の接地板(1)の上面所定位置に、棒
状の導体のみからなる4本の放射器(2)が立設されて
いるとともに、各放射器■同士を区画すべく、棒状の導
体からなる複数本の反射器(3)が立設されている。な
お、上記反射器(3)の先端部には、円板状の導体板(
4)が取付けられており、導体板(4)の外径d及び反
射器(3)の高さHは、使用周波数に基づいて適宜選択
される。
第4図は、接地板(1)の直径を2 m s高さを0.
5mとし、接地板(1)の中心から測った各放射器(2
)までの距離を800M、反射器(3)の外径を5mm
5反射器反射器間隔を300mm、導体板(4)の外径
dを25mmに設定した場合に達成された水平指向性(
いずれか1つの放射器により得られた水平指向性)を示
す図である。なお、付与された図番Amnの添字mは、
反射器(3)の高さHに対応するものであり、m−1の
場合H−75mm s m −2の場合H−100iu
nqm=3の場合H−125mmである。また、添字n
は使用した高周波の周波数に対応するものであり、n−
1〜8に応じてそれぞれ使用周波数が0.5GHz10
.l1GHz、 0.7GHz、 0.8GHz。
5mとし、接地板(1)の中心から測った各放射器(2
)までの距離を800M、反射器(3)の外径を5mm
5反射器反射器間隔を300mm、導体板(4)の外径
dを25mmに設定した場合に達成された水平指向性(
いずれか1つの放射器により得られた水平指向性)を示
す図である。なお、付与された図番Amnの添字mは、
反射器(3)の高さHに対応するものであり、m−1の
場合H−75mm s m −2の場合H−100iu
nqm=3の場合H−125mmである。また、添字n
は使用した高周波の周波数に対応するものであり、n−
1〜8に応じてそれぞれ使用周波数が0.5GHz10
.l1GHz、 0.7GHz、 0.8GHz。
0.9GIIz、 1.0GHz、 1.5GHz12
.0GHzに設定された場合に対応している。
.0GHzに設定された場合に対応している。
なお、第5図は比較例としての接地型コーナリフレクタ
空中線の構成を示す概略斜視図であり、第3図の空中線
と比較して導体板(4)が取付けられていない点が異な
るのみである。
空中線の構成を示す概略斜視図であり、第3図の空中線
と比較して導体板(4)が取付けられていない点が異な
るのみである。
第6図は、上記第5図の空中線について得られた水平指
向性(いずれか1つの放射器により得られた水平指向性
)を示す図であり、図番Amnの意味は第4図における
のと同じである。
向性(いずれか1つの放射器により得られた水平指向性
)を示す図であり、図番Amnの意味は第4図における
のと同じである。
上記第4図を第6図と比較することにより、導体板(4
)を設けたことに起因する効果が明らかになっている。
)を設けたことに起因する効果が明らかになっている。
すなわち、高さHが100Mに設定されている場合につ
いてみれば、第5図のコーナリフレクタ空中線において
は、使用周波数が0.8GHzよりも高い周波数帯にお
いてのみ良好な水平指向性を示しているが(A24〜A
28)、第3図のコーナリフレクタ空中線においては、
使用周波数が0.6GIIzよりも高い周波数帯におい
て良好な水平指向性を示していることが分かる(A22
〜A28)。
いてみれば、第5図のコーナリフレクタ空中線において
は、使用周波数が0.8GHzよりも高い周波数帯にお
いてのみ良好な水平指向性を示しているが(A24〜A
28)、第3図のコーナリフレクタ空中線においては、
使用周波数が0.6GIIzよりも高い周波数帯におい
て良好な水平指向性を示していることが分かる(A22
〜A28)。
これは、良好な水平指向性を示す下限周波数を75%低
下させ得ることを示しており、もし両者の下限周波数を
同一に設定した場合には、反射器(3)の長さを75%
にまで短縮し得ることを示している。
下させ得ることを示しており、もし両者の下限周波数を
同一に設定した場合には、反射器(3)の長さを75%
にまで短縮し得ることを示している。
したがって、複数個あるすべての反射器(3)について
同じ割合で小形化することができ、空中線全体として大
幅な小形化及び軽量化を達成することができる。よって
、移動無線用指向性アンテナとして車両に搭載し、指向
性ダイバーシチを行って安定した電波伝搬を実現したり
、飛行機、ヘリコプタ等に搭載し、レーダ等から発射さ
れる電波を受信してその到来方向を探知する場合に好適
に用いることができる。
同じ割合で小形化することができ、空中線全体として大
幅な小形化及び軽量化を達成することができる。よって
、移動無線用指向性アンテナとして車両に搭載し、指向
性ダイバーシチを行って安定した電波伝搬を実現したり
、飛行機、ヘリコプタ等に搭載し、レーダ等から発射さ
れる電波を受信してその到来方向を探知する場合に好適
に用いることができる。
第7図は空中線の他の実施例を示す概略斜視図であり、
第3図の実施例と異なる点は、導体板(4)の外形を方
形板状に形成した点のみであり、他の構成は同一である
。この空中線も、第3図の空中線と同様、良好な水平指
向性を示す下限周波数を低下させ得ることを示しており
、下限周波数を固定した場合には、反射器(3)の長さ
を短縮することができる。
第3図の実施例と異なる点は、導体板(4)の外形を方
形板状に形成した点のみであり、他の構成は同一である
。この空中線も、第3図の空中線と同様、良好な水平指
向性を示す下限周波数を低下させ得ることを示しており
、下限周波数を固定した場合には、反射器(3)の長さ
を短縮することができる。
なお、この発明は上記の実施例に限定されるものではな
く、例えば接地型コーナリフレクタ空中線以外の型式の
空中線、例えば接地板を有していないコーナリフレクタ
空中線、八木空中線、反射板付ダイポール空中線等に適
用することが可能である。これらの場合、導体板を空中
線素子の両端に装荷してもよい。
く、例えば接地型コーナリフレクタ空中線以外の型式の
空中線、例えば接地板を有していないコーナリフレクタ
空中線、八木空中線、反射板付ダイポール空中線等に適
用することが可能である。これらの場合、導体板を空中
線素子の両端に装荷してもよい。
また、導体板の形状、大きさ等を変更することにより波
長短縮率を変化させることが可能であり、例えば、第8
図に示すように、装荷する導体板が連続的につながった
ものを用いても所望の波長短縮効果を得ることができる
。その他、この発明の要旨を変更しない範囲内において
種々の設計変更を施すことが可能である。
長短縮率を変化させることが可能であり、例えば、第8
図に示すように、装荷する導体板が連続的につながった
ものを用いても所望の波長短縮効果を得ることができる
。その他、この発明の要旨を変更しない範囲内において
種々の設計変更を施すことが可能である。
〈発明の効果〉
以上のようにこの発明は、先端に導体が装荷された空中
線素子により空中線を構成しているので、空中線素子の
長さを短くすることができ、指向性及び送受信効率を損
なうことなく、空中線全体として小形化を達成すること
ができるという特有の効果を奏する。
線素子により空中線を構成しているので、空中線素子の
長さを短くすることができ、指向性及び送受信効率を損
なうことなく、空中線全体として小形化を達成すること
ができるという特有の効果を奏する。
第1図はこの発明の空中線の原理を説明する概略斜視図
、 第2図は導体板による波長短縮率を測定したグラフ、 第3図はこの発明の空中線の一実施例を示す概略斜視図
、 第4図は第3図の構成の空中線の水平指向性を示す図、 第5図は比較例としての空中線の概略斜視図、第6図は
比較例の水平指向性を示す図、第7図及び第8図はこの
発明の空中線の他の実施例を示す概略斜視図、 第9図〜第11図は、一般的なコーナーリフレクタ空中
線、八木空中線、反射板付ダイポール空中線の構成をそ
れぞれ示す概略斜視図である。 (1)・・・接地板、(2)・・・放射器、(3)・・
・反射器、(4)・・・導体板第1図 第2図 導体板直径(關) 第3図 第5図 第7図 第8図
、 第2図は導体板による波長短縮率を測定したグラフ、 第3図はこの発明の空中線の一実施例を示す概略斜視図
、 第4図は第3図の構成の空中線の水平指向性を示す図、 第5図は比較例としての空中線の概略斜視図、第6図は
比較例の水平指向性を示す図、第7図及び第8図はこの
発明の空中線の他の実施例を示す概略斜視図、 第9図〜第11図は、一般的なコーナーリフレクタ空中
線、八木空中線、反射板付ダイポール空中線の構成をそ
れぞれ示す概略斜視図である。 (1)・・・接地板、(2)・・・放射器、(3)・・
・反射器、(4)・・・導体板第1図 第2図 導体板直径(關) 第3図 第5図 第7図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、線状又は棒状導体からなる空中線素子 を構成要素とする空中線において、上記 空中線素子の長さを、使用周波数に基い て定まる自由空間での必要長さよりも短 くし、上記空中線素子の少なくとも一端 部に、上記空中線素子を流れる高周波電 流の波長を短縮するべく導体を装荷した ことを特徴とする空中線。 2、空中線が反射器、導波器又は放射器と して機能する複数個の空中線素子を有し、 反射器及び導波器として機能する各空中 線素子の少なくとも一端部に導体が装荷 されている上記特許請求の範囲第1項記 載の空中線。 3、空中線が反射器、導波器又は放射器と して機能する複数個の空中線素子を有し、 反射器、導波器及び放射器として機能す る各空中線素子の少なくとも一端部に導 体が装荷されている上記特許請求の範囲 第1項記載の空中線。 4、複数個の空中線素子が、互に所定の位 置関係を保持した状態で接地板上に立設 されており、これらの空中線素子の、設 置板と反対側における一端部に導体が装 荷されている上記特許請求の範囲第1項 記載の空中線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32486887A JPH01165206A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 空中線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32486887A JPH01165206A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 空中線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01165206A true JPH01165206A (ja) | 1989-06-29 |
Family
ID=18170538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32486887A Pending JPH01165206A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 空中線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01165206A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0877443A2 (en) * | 1997-05-09 | 1998-11-11 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Antenna and manufacturing method therefor |
WO2015141386A1 (ja) * | 2014-03-18 | 2015-09-24 | 株式会社ヨコオ | アンテナ装置及びその製造方法 |
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1987
- 1987-12-21 JP JP32486887A patent/JPH01165206A/ja active Pending
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