JPH02126243A - 光タイミング抽出回路 - Google Patents

光タイミング抽出回路

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JPH02126243A
JPH02126243A JP63280068A JP28006888A JPH02126243A JP H02126243 A JPH02126243 A JP H02126243A JP 63280068 A JP63280068 A JP 63280068A JP 28006888 A JP28006888 A JP 28006888A JP H02126243 A JPH02126243 A JP H02126243A
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正彦 神野
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    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/40Arrangement of two or more semiconductor lasers, not provided for in groups H01S5/02 - H01S5/30
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光通信に利用する。特に、光信号を電気信号に
変換することなく処理するために、ディジタル信号によ
り変調された光信号に同期した光クロツクパルス列をそ
の信号自身から抽出する光タイミング抽出回路に関する
本発明は、入力光信号のクロック周波数と等しい周波数
間隔で複数の光を出力することにより、入力光信号に同
期した光クロツクパルス列を得るものである。
〔従来の技術〕
現在の光通信装置では、実際に光信号が流れるのは伝送
路の部分だけであり、中継器、多重・分離装置、および
交換機では、光信号を一旦電気信号に変換し、電子回路
による処理を施してから再び光信号に戻して伝送してい
る。このような光電気変換、電気光変換を行うための装
置構成は非常に複雑であり、また、電子回路による処理
では、10〜数10Gb/s程度のビット速度に原理的
な処理速度の限界が存在する。
電気的処理が介在することによる装置構成の複雑化、処
理速度の制限の問題を解決するためには、光信号を電気
信号に変換することなく、光信号のままで処理する光信
号処理の技術が必要である。
このような光信号処理を行うには、光信号列からそれに
同期した光クロツク信号を抽出することが必要不可欠で
ある。
これを実現するため、注入同期によるタイミング抽出方
法が提案されている。この方法では、自励パルス発振に
より周期的に光パルス列を出力している光発振器に、そ
のパルス発振周波数とほぼ等しいビット速度のリターン
・ツー・ゼロ符号により強度変調された光信号を入射す
る。これにより、光発振器のパルス発振周波数が入射光
信号のビット速度に同期し、光クロツクパルス列が得ら
れる。
第19図は注入同期によるタイミング抽出方法を用いた
従来例光タイミング抽出回路の構成を示す。
この回路は、エレクトロニクス・レターズ第24巻(1
988年)、「オール・オプティカル・リジェネレータ
J ([Electronics Letters、 
Vol、24 (1988)。
”All optical regenerator’
)  に示されたものであり、LC並列共振回路を外付
けした5EED (5elf[1ectro−opti
c 1evice)を用いた回路である。
ポンピング用光源191は、ビーム・スプリッタ192
を介して、SεεD193に連続波ポンプ光195を入
射する。5BED193は、光・電気混合型量子井戸構
造の負性抵抗素子であり、そのバイアス回路にLC並列
共振回路194が接続されている。LC並列共振回路1
94を介して5EIED193をバイアスし、この5E
BD193に連続波ポンプ光195を入射すると、SE
εD193は、1/2(πff)の自励発振周波数で発
振する。このため、入射された連続波ポンプ光195が
その周波数で強度変調され、5EE0193の出力に周
期的なパルス列が得られる。
この状態で、5EED193の自励発振周波数とほぼ等
しいビット速度のリターン・ツー・ゼロ符号で強度変調
された光信号196を5EED193に入射する。
このためにビームスプリッタ192を用いる。これによ
り5EED193の自励発振周波数が光信号1960ビ
ット速度に引き込まれ、5BED193の出力に、光信
号196のビット速度と等しい速度の光クロツク信号1
97が得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、5EEDのような能動素子を用いると、タイミ
ング抽出可能なビット速度はその能動素子の応答速度で
制限される欠点があった。この欠点のために、電気的信
号処理に対する光信号処理の優位性が顕著になるような
数G)lz以上の領域での利用が困難であった。例えば
、上述した従来例では、5EEDの応答速度が高々数I
Qnsであり、動作可能なビット速度は数10Mb/s
が限界である。
本発明は、以上の問題点を解決し、受動型の光共振器を
用いて入力光信号に同期した高速の光クロツクパルス列
を抽出する光タイミング抽出回路を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の光タイミング抽出回路は、共振ピークの周波数
間隔が人力光信号のクロック周波数と実質的に等しい光
共振器を備え、この光共振器の共振周波数のひとつが入
力光信号の中心光周波数と実質的に等しい値に設定され
たことを特徴とする。
光共振器内に光増幅器を含むこともできる。
〔作 用〕
リターン・ツー・ゼロ符号、CMI符号その他によりデ
ィジタル変調された光信号は、中心光周波数f0のまわ
りに、クロック周波数成分およびその高調波成分を側波
帯として含む。このような光信号をそのクロック周波数
Fと等しい周波数間隔で共振ピークを示す光共振器に入
射する。このとき、光信号の中心光周波数f0を光共振
器の共振周波数のひとつに一致させておく。これにより
光共振器は、中心光周波数10だけでなく、この中心光
周波数f。からクロック周波数Fだけずれた光周波数f
0±F1および高調波周波数2F。
3F、・・・だけずれた光周波数f。±2FS fa±
3F、・・・で共振する。このような共振スペクトルは
、光周波数f0を周波数Fで強度変調したスペクトルに
対応している。したがって、光共振器の出力には、クロ
ック周波数と等しい繰り返し周波数で、連続した光クロ
ツクパルス列が得られる。
光共振器の共振特性は干渉により生じるので、上述のよ
うな共振特性を得るためには、入力光信号のコヒーレン
シーが高いことが必要である。したがって、入力光信号
の中心光周波数のスペクトル半値全幅は、光共振器の共
振ピークの半値全幅より小さいことが必要である。
〔実施例〕
第1図は本発明実施例光タイミング抽出回路の構成を示
す。
この回路は、ディジタル信号により変調された人力光信
号からクロック周波数を抽出する光タイミング抽出回路
であり、共振ピークの周波数間隔がクロック周波数と実
質的に等しい光共振器1を備え、この光共振器1の共振
周波数のひとつが人力光信号の中心光周波数と実質的に
等しい値に設定されていることを特徴とする。
光共振器1には、クロック周波数成分を含む人力光信号
が供給される大刃先導波路2と、抽出された光クロツク
パルス列が出力される出刃先導波路3とが接続される。
第2図は入力光信号のスペクトルと、光共振器1の共振
特性と、抽出された光クロックのスペクトルとの関係を
示す。
クロック周波数成分を含む入力光信号、例えばクロック
周波数Fのリターン・ツー・ゼロ符号により強度変調さ
れた光信号のスペクトルは、第2図(a)に示すように
、中心光周波数foのまわりに側波帯を含む。この側波
帯の形状は符号パターンに依存するが、必ず、クロック
周波数Fおよびその高調波成分2F、3F、4Fを含ん
でいる。したがってそのスペクトルには、fo±2F、
f。
±3F、・・・の成分が存在する。このような光信号を
光共振器1に入力する。
光共振器1は、第2図(b)に示すように、その共振特
性に周期性をもつ。この周期はフリー・スペクトラル・
レンジ(FSR)と呼ばれる。光共振器1のフリー・ス
ベクトラル・レンジは入力光信号のクロック周波数Fと
等しい。また、光共振器1の共振周波数のひとつが、入
力光信号の中心光周波数faに一致している。ただし、
入力光信号の中心光周波数f。の光スペクトル半値全幅
は、共振ピークの半値全幅より狭い。
このとき、光共振器1の出力には、第2図(C)に示し
たスペクトルの光出力、すなわち、中心光周波数foだ
けでなく、この中心光周波数f0からクロック周波数F
だけずれた光周波数f。±F、および高調波周波数2F
、3F、・・・だけずれた光周波数f0±2F、fo±
3F、・・・が得られる。
したがって光共振器1の出力には、入力光信号のクロッ
ク周波数と等しい繰り返し周波数で、連続した光クロツ
クパルス列が得られる。
また、この光共振器1は、共振特性によるフィルタ作用
があるため、電気の領域における狭帯域帯域通過フィル
タの場合と同様に、入力光信号に含まれるジッタを吸収
することができる。
以上の実施例では、入力光信号がディジタル信号により
強度変調されている場合について説明したが、位相変調
または周波数変調されている場合でも本発明を同様に実
施できる。
第3図ないし第17図は光共振器10例を示す。
第3図はファプリ・ペロー共振器を示す。この共振器は
、二枚の高反射率ミラー3132を互いに平行に向かい
合わせた構造をもつ。この共振器に連続光を入射すると
、その透過特性は入力光周波数に対して周期的となる。
ここで、高反射率ミラー31.32のパワー反射率をR
1高反射率ミラー31.32の距離をLとする。また、
真空中の光速を01媒質の屈折率をnとする。このとき
、この共振器のフリー・スペクトラル・レンジFSRは
、FR5=c/2nL となる。また、共振の鋭さを表すために、共振ピークの
半値全幅Δfをフリー・スペクトラル・レンジで割った
値で表す。この値をフィネスfinesseという。こ
の値は、 finesse=π−JR/ (1−R)となり、高反
射率ミラー31.320反射率Rが1に近づくほど共振
が鋭くなる。
このフィネスは、電気の領域におけるタンク回路の性能
を表す指数Qに相当し、フィネスが大きいほど、零の連
続に対する耐性およびジッタ抑圧能力が大きくなる。
第4図は導波路構造のファブリ・ベロー共振器を示す。
この共振器は、導波路40の両端面を高反射率膜41.
42で被覆したものである。導波路40としては、光フ
ァイバ、石英系導波路、L+NbL導波路その他を用い
ることができ、その材料および形状はついては種々のも
のがある。
第5図および第6図は、光共振器中に部分反射ミラーを
挿入した横方向結合型ファブリ・ベロー共振器を示す。
この構造は、導波路構造との整合性に優れている。第5
図に示した共振器は、高反射率ミラー51.52の間に
部分反射ミラー53が挿入され、入力光と反対方向に出
力光を出射するものである。また、第6図に示した共振
器は、高反射率ミラー51.52の間の光路が部分反射
ミラー53により折り曲げられた構造をもつ。
第7図、第8図は、それぞれ第5図、第6図に示した共
振器を導波路構造化したものを示す。部分反射ミラー5
3は方向性結合器73により置き換えられ、共振器を構
成する導波路の端面ば高反射率膜71.72により被覆
される。
第9図、第10図は、光クロプクパルス列を出力するた
め、第7図、第8図に示した共振器にそれぞれタップ用
方向性結合器91を設けた例を示す。
横方向結合型ファブリ・ベロー共振器のフリー・スペク
トラル・レンジは、その共振器を構成するアームのそれ
ぞぞれの長さをL+ 、L2 とすると、 FSR= c/ 2 n  (L+ + L2 )とな
る。また、高反射率膜71.72のパワー反射率を1、
方向性結合器73の損失および導波路損失を無視した理
想的な場合のフィネスは、方向性結合器73のパワー分
岐比をKとすると、第7図に示した共振器の場合には、 finesse = yr / fK:’/ (1−K
)第8図に示した共振器の場合には、 finesse = yr /    −/ Kとなる
第11図ないし第14図は、部分反射ミラーまたは方向
性結合器を二個用いたリング共振器を示す。
第11図に示した例では、部分反射ミラー111、高反
射率ミラー112、部分反射ミラー113および高反射
率ミラー114によりリング共振器が形成される。入力
光は部分反射ミラー111により共振器内に取り込まれ
、出力光は部分反射ミラー113により共振器外に取り
出される。第12図に示した例では、部分反射ミラー1
21、高反射率ミラー122.123、部分反射ミラー
124および高反射率ミラー125によりリング共振器
が形成される。入力光はお分反射ミラー121により共
振器内に取り込まれ、出力光は部分反射ミラー124に
より共振器外に取り出される。
第13図に示した例では、リング状の導波路131に二
つの方向性結合器132.133が設けられ、その一方
から入力光が共振器内に取り込まれ、他方から出力光が
共振器外に取り出される。また、第14図に示した例で
は、導波路1410両端が方向性結合器142により結
合されてリングを形成し、この方向性結合器142から
共振器内に入力光が取り込まれる。また、導波路141
にはもう一個の方向性結合器143が設けられ、ここか
ら出力光が取り出される。
リング共振器のフリー・スペクトラル・レンジは、リン
グの全長をLとすると、 FSR=c/nL となる。方向性結合器132.133.142.143
の損失および導波路131.141の損失を無視した理
想的な場合のフィネスは、第13図に示した構造では方
向性結合器132.133のパワー分岐比をKとし、第
14図に示した構造では方向性結合器142.143の
パワー分岐比をそれぞれ1−に、にとすると、いずれの
場合にも、 flnesse = π/ Jτ丁””KT/にとなる
第15図ないし第17図は、光共振器内に光増幅器を挿
入した例を示す。第15図は、第3図に示したファブリ
・ベロー共振器中に光増幅器151を挿入した例を示す
。また、第16図は、第13図に示したリング共振器中
に、光増幅器として半導体レーザ増幅器161を挿入し
た例を示す。第17図は、光共振器を構成する先導波路
を光増幅媒体171で製造した例を示す。このようなレ
ーザ媒質としては、Erのような希土類をドープしたフ
ァイバや、半導体導波路を用いることができる。また、
ファイバ中におけるラマン増幅や、プリルアン増幅を利
用してもよい。
光共振器内に光増幅器を挿入することにより、共振器損
失を補うことができ、高いフィネスの共振器が得られる
。また、光クロツクパルスを増幅できる。
第18図は光タイミング抽出回路の実験結果を示す。こ
の実験では、光共振器として、第3図に示したファブリ
・ペロー共振器を用いた。ただし、この共振器のフリー
・スペクトル幅成分ジFSRおよび共振ピークの半値全
幅Δfは、 FSR=150MHz Δf =lOMHz である。第18図(a)は人力光信号を示し、スペクト
ル幅が200kHz ((Δf)の光を150Mb/s
のリターン・ツー・ゼロ符号の固定パターンrllll
llllo0000000 Jで強度変調したものの波
形を示す。第18図(b)は、光共振器から出力された
連続した光クロックの波形を示す。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の光タイミング抽出回路は
、光受動回路のみを使用しているため、動作速度の原理
的な限界は存在せず、人力光信号が超高速のビット速度
で変調されている場合でも、その入力光信号からクロッ
ク周波数を抽出することができる効果がある。
4、
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例光タイミング抽出回路の構成を示
す図。 第2図は入力光信号のスペクトノペ光共振器の共振特性
および抽出された光クロックのスペクトルの関係を示す
図。 第3図は光共振器の一例を示す図。 第4図は光共振器の一例を示す図。 第5図は光共振器の一例を示す図。 第6図は光共振器の一例を示す図。 第7図は光共振器の一例を示す図。 第8図は光共振器の一例を示す図。 第9図は光共振器の一例を示す図。 第10図は光共振器の一例を示す図。 第11図は光共振器の一例を示す図。 第12図は光共振器の一例を示す図。 第13図は光共振器の一例を示す図。 第14図は光共振器の一例を示す図。 第15図は光共振器の一例を示す図。 第16図は光共振器の一例を示す図。 第17図は光共振器の一例を示す図。 第18図は光タイミング抽出回路の実験結果を示す図。 第19図は従来例光タイミング抽出回路の構成を示す図
。 1・・・光共振器、2・・・入力光導波路、3・・・出
力光導波路、31.32.51.52.112.114
・・・高反射率ミラー、40.131.141・・・導
波路、41.42.71.72.122.123.12
5・・・高反射率膜、53.111.113.121.
124・・・部分反射ミラー、73.132.133.
142.143・・・方向性結合器、91・・・タップ
用方向性結合器、151・・・光増幅器、161・・・
半導体レーザ増幅器、171・・・光増幅媒体、191
・・・ポンピング用光源、192・・・ビーム・スプリ
ッタ、193・・・SεεD、194・・・LC並列共
振回路。 特許出願人 日本電信電話株式会社 代理人 弁理士 井 出 直 孝 拠 菖 図 に 菖 回 扇 に 回 扇 図 菖 図 肩 図 菖 菖 図 肩 回 肩 図 烹 1つ 回

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ディジタル信号により変調された入力光信号からク
    ロック周波数を抽出する光タイミング抽出回路において
    、 共振ピークの周波数間隔が上記クロック周波数と実質的
    に等しい光共振器を備え、 この光共振器の共振周波数のひとつが上記入力光信号の
    中心光周波数と実質的に等しい値に設定された ことを特徴とする光タイミング抽出回路。
JP28006888A 1988-11-04 1988-11-04 光タイミング抽出回路 Expired - Lifetime JP2662805B2 (ja)

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