JPH02126227A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH02126227A JPH02126227A JP28098388A JP28098388A JPH02126227A JP H02126227 A JPH02126227 A JP H02126227A JP 28098388 A JP28098388 A JP 28098388A JP 28098388 A JP28098388 A JP 28098388A JP H02126227 A JPH02126227 A JP H02126227A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、複屈折モードにより明暗表示を行う液晶表示
装置に関する。
装置に関する。
[従来の技術]
近年、強誘電性液晶を用いた液晶表示装置の研究開発が
さかんに行われている。
さかんに行われている。
これは、強誘電性液晶を充填した液晶セルの両側に偏光
板を互いにその偏光軸が90度になるように(これをク
ロスニコルの位置という。)設置し、液晶に印加する電
界を制御することにより強誘電性液晶の分子軸の向きを
変え、複屈折効果により一方の偏光板の偏光軸に対して
強誘電性液晶の分子軸が平行または垂直な状態で暗状態
を、非弔行または非垂直な状態で明状態を表わすもので
ある。なお、分子軸の上記明暗2状態における角度の差
は通常スイッチング角と呼ばれ、記号2θで表わされる
。
板を互いにその偏光軸が90度になるように(これをク
ロスニコルの位置という。)設置し、液晶に印加する電
界を制御することにより強誘電性液晶の分子軸の向きを
変え、複屈折効果により一方の偏光板の偏光軸に対して
強誘電性液晶の分子軸が平行または垂直な状態で暗状態
を、非弔行または非垂直な状態で明状態を表わすもので
ある。なお、分子軸の上記明暗2状態における角度の差
は通常スイッチング角と呼ばれ、記号2θで表わされる
。
ところで、強誘電性液晶を用いた液晶表示装置は、睨屈
折モードにより明暗表示を行うため、明状態での透過光
あるいは反射光に色付きがみられ、表示品質を低下させ
るという問題がある。特にカラーフィルタ等と組み合わ
せてカラー表示を行う場合には、この色付き現象のため
に良好なカラー表示を得ることが難しい。
折モードにより明暗表示を行うため、明状態での透過光
あるいは反射光に色付きがみられ、表示品質を低下させ
るという問題がある。特にカラーフィルタ等と組み合わ
せてカラー表示を行う場合には、この色付き現象のため
に良好なカラー表示を得ることが難しい。
一般的に液晶パネルの透過率あるいは反射率は、液晶の
屈折率異方性Δnと液晶セルのセルギャップdとの積△
n−dに関係し、さらに液晶を透過する光の波長λにも
依存する。
屈折率異方性Δnと液晶セルのセルギャップdとの積△
n−dに関係し、さらに液晶を透過する光の波長λにも
依存する。
第8図は液晶パネルの明状態にの透過率Tの波長λ依存
性を調べるために本願発明者らの行ったシミュレーショ
ン結果を示したものである。
性を調べるために本願発明者らの行ったシミュレーショ
ン結果を示したものである。
ここでは、液晶層に入射する直線偏光の強度を100パ
ーセントとし、基板、電極、液晶層等での光のロスは考
慮していない。
ーセントとし、基板、電極、液晶層等での光のロスは考
慮していない。
なお、各パラメータは以下のようである。
スイッチング角2θ−45度
屈折率異方性△n=0.13
セルギャップd−6,7,8μm
同図かられかるように、波長λにより透過率Tが大きく
異なっており、このために上記色付き現象が生じるので
ある。
異なっており、このために上記色付き現象が生じるので
ある。
色付き現象をなくすには、可視領域(380〜780n
m)全体にわたり透過率を平均化する必要がある。可視
領域全体にわたり透過率を平均化するためには、屈折率
異方性△nとセルギャップdどの積Δn−dの値を0.
28μmに近ずける必要があることが知られている。し
かしながら現在製造されている強誘電性液晶の屈折率異
方性△nは、0,13〜0,18程度の狭い範囲の値し
かとれないため、セルギャップdの値を変化させなけれ
ばならない。計算によると最適なセルギャップdの値は
約2μmとなる。
m)全体にわたり透過率を平均化する必要がある。可視
領域全体にわたり透過率を平均化するためには、屈折率
異方性△nとセルギャップdどの積Δn−dの値を0.
28μmに近ずける必要があることが知られている。し
かしながら現在製造されている強誘電性液晶の屈折率異
方性△nは、0,13〜0,18程度の狭い範囲の値し
かとれないため、セルギャップdの値を変化させなけれ
ばならない。計算によると最適なセルギャップdの値は
約2μmとなる。
従来は、可視領域全体にわたり透過率を平均化して色付
き現象をなくすために、セルギャップdの値を上記約2
1tmにして液晶セルを形成するようにしていた。
き現象をなくすために、セルギャップdの値を上記約2
1tmにして液晶セルを形成するようにしていた。
〔解決しようとする課題]
液晶パネルを形成するうえでセルギャップの制御は非常
に重要なものであるが、安定してセルギャップを制御す
るためにはセルギャップdが4〜6μm以上必要である
。
に重要なものであるが、安定してセルギャップを制御す
るためにはセルギャップdが4〜6μm以上必要である
。
従って、従来のようにセルギャップdを2μm程度にし
て液晶セルを形成することは極めて困難であり、特に量
産に対しては不適当であった。
て液晶セルを形成することは極めて困難であり、特に量
産に対しては不適当であった。
本発明は上記従来の課題に対してなされたものであり、
安定してセルギャップを制御することができ、しかも色
付き現象をなくすことのできる液晶パネルを提供するこ
とを目的としている。
安定してセルギャップを制御することができ、しかも色
付き現象をなくすことのできる液晶パネルを提供するこ
とを目的としている。
[課題を解決するための手段〕
本発明は、複屈折モードにより明暗表示を行う液晶を充
填した一対の透明基板と偏光板とによって液晶パネルを
構成し、この液晶パネルを透過または反射する光を白色
化するための凸凹部を上記各透明基板の少なくとも一方
の対向面上に形成した液晶表示装置により上記課題の解
決をはかるものである。
填した一対の透明基板と偏光板とによって液晶パネルを
構成し、この液晶パネルを透過または反射する光を白色
化するための凸凹部を上記各透明基板の少なくとも一方
の対向面上に形成した液晶表示装置により上記課題の解
決をはかるものである。
[実施例]
以ド、図面Jこ基いて本発明の一実施例の説明を行う。
第1図は本発明の液晶表示装置の基本的な構成例を示し
たものである。
たものである。
同図において、11および12は透明基板であり、凸凹
部を一方の透明基板12の表面に形成したものである。
部を一方の透明基板12の表面に形成したものである。
この透明!λ板11および12は、透明部材、透明電極
および配向層等により形成されている。21および22
は偏光板であり、互いにその偏光軸がクロスニコルの位
置になるように設置されている。31は強誘電性液晶等
の複屈折モードにより明暗表示を行う液晶である。以上
示した、透明基板11および12、偏光板21および2
2、液晶31により液晶パネルを構成している。
および配向層等により形成されている。21および22
は偏光板であり、互いにその偏光軸がクロスニコルの位
置になるように設置されている。31は強誘電性液晶等
の複屈折モードにより明暗表示を行う液晶である。以上
示した、透明基板11および12、偏光板21および2
2、液晶31により液晶パネルを構成している。
J二足構成では、液晶パネルを透過または反射する光を
白色化するように、適宜凸凹部の高さ、大きさ、形状、
密度等が決定される。
白色化するように、適宜凸凹部の高さ、大きさ、形状、
密度等が決定される。
なおここでいう白色化とは、上記凸凹部によるセルギャ
ップdを適当に分散させることにより、異なった透過ま
たは反射特性の光を人間の目の分解能以下で混ざるよう
にして、特定の色、の光が強調されないようにすること
をいう。従って」二記凸凹部は情況が許す限りできるだ
け密に形成されていることが好ましい。人間の目の分解
能等の観点から、隣接する凸部と凸部あるいは凹部と凹
部の平均的な距離は0.1mm以下であることが好まし
い。なお、表示面から離れて見るような大型表示の場合
は、これに限らず0.1mm以上でもよく、視角が1分
以下であればよい。
ップdを適当に分散させることにより、異なった透過ま
たは反射特性の光を人間の目の分解能以下で混ざるよう
にして、特定の色、の光が強調されないようにすること
をいう。従って」二記凸凹部は情況が許す限りできるだ
け密に形成されていることが好ましい。人間の目の分解
能等の観点から、隣接する凸部と凸部あるいは凹部と凹
部の平均的な距離は0.1mm以下であることが好まし
い。なお、表示面から離れて見るような大型表示の場合
は、これに限らず0.1mm以上でもよく、視角が1分
以下であればよい。
本発明で用いる液晶は、電界制御された複屈折モードに
より明暗表示を行うものであれば何でもよく、例えばネ
マティック型の液晶等用いてもよいが、本発明では特に
強誘電性液晶を用いたときに顕著な効果を発揮すること
ができるので、以下の説明では特にことわらない限り強
誘電性液晶を前提として説明を行う。
より明暗表示を行うものであれば何でもよく、例えばネ
マティック型の液晶等用いてもよいが、本発明では特に
強誘電性液晶を用いたときに顕著な効果を発揮すること
ができるので、以下の説明では特にことわらない限り強
誘電性液晶を前提として説明を行う。
上記透明基板11および12の対向面の距離、すなわち
平均セルギャップd゛を製造が容易な6゜3μm程度と
した場合、屈折率異方性△nとセルギャップdとの積△
n−dを0.5〜1.15μmの範囲で連続的または断
続的に変化させることにより、各波長の透過率を可視領
域(380〜780nm)全体にわたり平均化すること
ができ、液晶パネルを透過または反射する光を白色化す
ることができる。屈折率異方性へ〇とセルギャップdと
の積△n−dをに記0.5〜1.15μmとし、液晶の
屈折率異方性Δnを強誘電性液晶の標■的な値0.13
とすれば、凸凹部に起因するセルギャップdのバラツキ
は3.8〜8.8μmとなる。従って、平均セルギャッ
プd゛を上記6゜3μm程度とした場合、凸凹部の最大
高低差しは一5μmとなる。
平均セルギャップd゛を製造が容易な6゜3μm程度と
した場合、屈折率異方性△nとセルギャップdとの積△
n−dを0.5〜1.15μmの範囲で連続的または断
続的に変化させることにより、各波長の透過率を可視領
域(380〜780nm)全体にわたり平均化すること
ができ、液晶パネルを透過または反射する光を白色化す
ることができる。屈折率異方性へ〇とセルギャップdと
の積△n−dをに記0.5〜1.15μmとし、液晶の
屈折率異方性Δnを強誘電性液晶の標■的な値0.13
とすれば、凸凹部に起因するセルギャップdのバラツキ
は3.8〜8.8μmとなる。従って、平均セルギャッ
プd゛を上記6゜3μm程度とした場合、凸凹部の最大
高低差しは一5μmとなる。
第2図および第3図は、凸凹部を一方の透明基板12の
表面に形成したときの波長λに対する透過率Tのシミュ
レーション結果を示したものである。
表面に形成したときの波長λに対する透過率Tのシミュ
レーション結果を示したものである。
両図とも各パラメータは以下の通りである。
スイッチング角2θ−45度
屈折率異方性Δn=0.13
第2図に示したシミュレーションでは、平均セルギャッ
プd”−6,3μmとし、凸凹部の最大高低差しを0.
2および5μmとしたものである。
プd”−6,3μmとし、凸凹部の最大高低差しを0.
2および5μmとしたものである。
L−5μmのものは、L−0すなわち凸凹部を設けてい
ないものおよびL−2μmのものに比べて、透過率Tが
可視領域(380〜780nm)全体にわたり平均化さ
れており、適当な高低差で凸凹部を設けたものは白色化
に対して極めて有効であることがわかる。
ないものおよびL−2μmのものに比べて、透過率Tが
可視領域(380〜780nm)全体にわたり平均化さ
れており、適当な高低差で凸凹部を設けたものは白色化
に対して極めて有効であることがわかる。
第3図に示したシミュレーションでは、凸凹部の最大高
低差しを4μmとし、平均セルギャップd′を5.8.
6.2.8. 6amと変えたちのである。同図かられ
かるように、多少平均セルギャップd″が変化しても透
過率Tは可視領域(380〜780nm)全体にわたり
平均化されており、白色化に対する効果に大差がないこ
とがわかる。従って、液晶パネルの製造に際してセルギ
ャップの制御はそれほど厳密でなくてもよく、製造工程
の簡略化あるいは歩留りの向上をはかることができる。
低差しを4μmとし、平均セルギャップd′を5.8.
6.2.8. 6amと変えたちのである。同図かられ
かるように、多少平均セルギャップd″が変化しても透
過率Tは可視領域(380〜780nm)全体にわたり
平均化されており、白色化に対する効果に大差がないこ
とがわかる。従って、液晶パネルの製造に際してセルギ
ャップの制御はそれほど厳密でなくてもよく、製造工程
の簡略化あるいは歩留りの向上をはかることができる。
以1−のシミュレーション結果からもわかるように、本
発明では透明基板の表面に凸凹部を形成することにより
、平均セルギャップd′を液晶セルが容易に製造できる
範囲で設定しても、液晶パネルを透過または反射する光
を白色化することができる。
発明では透明基板の表面に凸凹部を形成することにより
、平均セルギャップd′を液晶セルが容易に製造できる
範囲で設定しても、液晶パネルを透過または反射する光
を白色化することができる。
つぎに、以上示した液晶表示装置の基本的な構成例に活
きより具体的な実施例の説明を行う。
きより具体的な実施例の説明を行う。
実施例1
第4図は本発明における第1の実施例を示したものであ
る。
る。
同図において、透明基板11および12は、ガラス等の
透明部材11a、12a、透明電極11b、12bおよ
び配向層11c、12cにより形成されている。偏光板
21.22および液晶31は、]二記第1図で示した基
本的な構成と同様である。以【−1透明基板11および
12、偏光板21および22、液晶31により液晶パネ
ルを構成している。
透明部材11a、12a、透明電極11b、12bおよ
び配向層11c、12cにより形成されている。偏光板
21.22および液晶31は、]二記第1図で示した基
本的な構成と同様である。以【−1透明基板11および
12、偏光板21および22、液晶31により液晶パネ
ルを構成している。
本例は同図から明らかなように、透明部材12aの表面
を凸凹状にして、凸凹部を」二足透明基板12の表面に
形成したものである。
を凸凹状にして、凸凹部を」二足透明基板12の表面に
形成したものである。
透明部材12aに#500〜#X0OOの研磨ガラスを
使用すると、隣接する凸部と凸部あるいは凹部と凹部の
平均的な距離を50μm程度にすることができる。一般
的に研磨ガラス表面の凸凹は一様ではなく、表面の凸凹
もなめらかではない。
使用すると、隣接する凸部と凸部あるいは凹部と凹部の
平均的な距離を50μm程度にすることができる。一般
的に研磨ガラス表面の凸凹は一様ではなく、表面の凸凹
もなめらかではない。
そのため研磨ガラス表面をフッ酸等でエツチングし、凸
凹を均一化するとともになめらかにして使用することが
好ましい。これにより、透明電極12bの断線あるいは
密着不良等を防止することができ、さらに配向層(厚さ
は通常1100n程度)を確実に形成することができる
。
凹を均一化するとともになめらかにして使用することが
好ましい。これにより、透明電極12bの断線あるいは
密着不良等を防止することができ、さらに配向層(厚さ
は通常1100n程度)を確実に形成することができる
。
透明部材12aの表面を凸凹状に形成する場合、透明部
材12Hに表面が平坦なガラスを用い、ガラス表面をフ
ッ酸等でエツチングして凸凹部を形成してもよい。
材12Hに表面が平坦なガラスを用い、ガラス表面をフ
ッ酸等でエツチングして凸凹部を形成してもよい。
実施例2
第5図は本発明における第2の実施例を示したものであ
る。
る。
本例は、ガラス等を用いた透明部材12aの表面の凸凹
をなめらかにするために、透明部材12aの表面上に透
明な平滑化部材12dを設けたものである。
をなめらかにするために、透明部材12aの表面上に透
明な平滑化部材12dを設けたものである。
これにより、透明電極12bの断線あるいは密管不良等
を防止することができ、さらに配向層(厚さは通常11
00n程度)を確実に形成することができる。。なお平
滑化部材12dにはアクリル系の樹脂等を用いることが
できる。
を防止することができ、さらに配向層(厚さは通常11
00n程度)を確実に形成することができる。。なお平
滑化部材12dにはアクリル系の樹脂等を用いることが
できる。
実施例3
第6図は本発明における第3の実施例を示したものであ
る。
る。
本例は、ガラス等を用いた透明部材12aの表面に透明
な中間部材12eを形成し、この中間部材12eの表面
に凸凹部を設けたものである。
な中間部材12eを形成し、この中間部材12eの表面
に凸凹部を設けたものである。
中間部材12eには、アクリル系の樹脂等にアルミナや
ガラス等を用いた球状の絶縁性部材12fを混入したも
の等を用いればよい。絶縁性部材12fを適当な割合で
混入することにより、中間部材12eの表面に凸凹部を
形成することができる。中間部材12eの形成に際して
は、液状の樹脂等に絶縁性部材12fを混入したものを
透明部材12aの表面に吹き付け、その後これを乾燥さ
せて固めればよい。
ガラス等を用いた球状の絶縁性部材12fを混入したも
の等を用いればよい。絶縁性部材12fを適当な割合で
混入することにより、中間部材12eの表面に凸凹部を
形成することができる。中間部材12eの形成に際して
は、液状の樹脂等に絶縁性部材12fを混入したものを
透明部材12aの表面に吹き付け、その後これを乾燥さ
せて固めればよい。
実施例4
第7図は本発明における第4の実施例を示したものであ
る。
る。
同図(a)かられかるように、本例も上記第3の実施例
と同様に、ガラス等を用いた透明部材12aの表面にア
クリル系の樹脂等を用いた透明な中間部材12eを形成
し、この中間部材12eの表面に凸凹部を設けたもので
ある。
と同様に、ガラス等を用いた透明部材12aの表面にア
クリル系の樹脂等を用いた透明な中間部材12eを形成
し、この中間部材12eの表面に凸凹部を設けたもので
ある。
中間部材12eの表面に凸凹部を形成するには、同図(
b)に示すように、アクリル系の樹脂等を透明部材12
aに塗布した後これが完全に固まるまえに、表面が凸凹
状の形状を有した成形手段40により中間部材12eを
押圧し、その後中間部材12eを乾燥させて固めればよ
い。アクリル系の樹脂として紫外線硬化型のものを用い
れば、樹脂を纜時間で硬化できるので効果的である。
b)に示すように、アクリル系の樹脂等を透明部材12
aに塗布した後これが完全に固まるまえに、表面が凸凹
状の形状を有した成形手段40により中間部材12eを
押圧し、その後中間部材12eを乾燥させて固めればよ
い。アクリル系の樹脂として紫外線硬化型のものを用い
れば、樹脂を纜時間で硬化できるので効果的である。
以19、本発明の液晶表示装置の基本的な構成例および
実施例1〜4について説明したが、本発明では凸凹部、
を透明基板の−b・の対向面上のみに形成せずに、透明
基板の両方の対向面上に形成してもよい。
実施例1〜4について説明したが、本発明では凸凹部、
を透明基板の−b・の対向面上のみに形成せずに、透明
基板の両方の対向面上に形成してもよい。
[効果]
本発明によれば、透明基板の表面に凸凹部を形成するこ
とにより、液晶セルの平均セルギャップを液晶セルの製
造が容易な範囲で設定しても、各波長の透過率を可視領
域(380〜780nm)全体にわたり平均化すること
ができ、液晶パネルを透過または反射する光を白色化す
ることができる。このことは、特に液晶パネルとカラー
フィルタとを組み合わせてカラー表示を行うときに極め
て有効である。
とにより、液晶セルの平均セルギャップを液晶セルの製
造が容易な範囲で設定しても、各波長の透過率を可視領
域(380〜780nm)全体にわたり平均化すること
ができ、液晶パネルを透過または反射する光を白色化す
ることができる。このことは、特に液晶パネルとカラー
フィルタとを組み合わせてカラー表示を行うときに極め
て有効である。
特に強試電性液晶を用いる場合、セルギャップを従来の
ように2μm程度に狭くする必要がないため、セルギャ
ップの制御が容易になり、製造工程の簡略化や製造コス
トの低減等をはかることができる。
ように2μm程度に狭くする必要がないため、セルギャ
ップの制御が容易になり、製造工程の簡略化や製造コス
トの低減等をはかることができる。
また、多少平均セルギャップが変化しても各横長の透過
率は可視領域(380〜780nm)全体にわたり平均
化されており、白色化に対する効果に大差は生じない。
率は可視領域(380〜780nm)全体にわたり平均
化されており、白色化に対する効果に大差は生じない。
従って、液晶パネルの製造に際してセルギャップの制御
はそれほど厳密でなくてもよく、製造工程の簡略化ある
いは歩留りの向上をはかることができる。
はそれほど厳密でなくてもよく、製造工程の簡略化ある
いは歩留りの向上をはかることができる。
第1図は本発明における液晶表示装置の基本的な構成例
を示した断面図、第2図および第3図は本発明における
液晶表示装置のシミュレーションによる特性を示した特
性図、第4図、第5図、第6図および第7図は本発明に
おける液晶表示装置のそれぞれ第1、第2、第3および
第4の実施例を示した断面図、第8図は従来の液晶表示
装置のシミュレーションによる特性を示した特性図であ
る。 11.12・・・・・・透明基板 21.22・・・・・・偏光板 31 ・・・・・・液晶 以上
を示した断面図、第2図および第3図は本発明における
液晶表示装置のシミュレーションによる特性を示した特
性図、第4図、第5図、第6図および第7図は本発明に
おける液晶表示装置のそれぞれ第1、第2、第3および
第4の実施例を示した断面図、第8図は従来の液晶表示
装置のシミュレーションによる特性を示した特性図であ
る。 11.12・・・・・・透明基板 21.22・・・・・・偏光板 31 ・・・・・・液晶 以上
Claims (1)
- 複屈折モードにより明暗表示を行う液晶を充填した一対
の透明基板と偏光板とによって液晶パネルを構成し、こ
の液晶パネルを透過または反射する光を白色化するため
の凸凹部を上記各透明基板の少なくとも一方の対向面上
に形成した液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28098388A JPH02126227A (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28098388A JPH02126227A (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 液晶表示装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4024870A Division JPH0812349B2 (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | 液晶表示パネルおよび液晶表示パネルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02126227A true JPH02126227A (ja) | 1990-05-15 |
Family
ID=17632620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28098388A Pending JPH02126227A (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02126227A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07199166A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Nec Corp | 反射電極板の製造方法 |
US6580485B1 (en) | 1996-04-30 | 2003-06-17 | Nec Corporation | Liquid crystal display apparatus having improved gray scale display characteristics |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61137132A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-24 | フアオ・デー・オー・アードルフ・シントリング・アクチエンゲゼルシヤフト | 液晶セル |
-
1988
- 1988-11-07 JP JP28098388A patent/JPH02126227A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61137132A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-24 | フアオ・デー・オー・アードルフ・シントリング・アクチエンゲゼルシヤフト | 液晶セル |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07199166A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Nec Corp | 反射電極板の製造方法 |
US6580485B1 (en) | 1996-04-30 | 2003-06-17 | Nec Corporation | Liquid crystal display apparatus having improved gray scale display characteristics |
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