JPH02125488A - 半導体レーザ装置 - Google Patents
半導体レーザ装置Info
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- JPH02125488A JPH02125488A JP17687789A JP17687789A JPH02125488A JP H02125488 A JPH02125488 A JP H02125488A JP 17687789 A JP17687789 A JP 17687789A JP 17687789 A JP17687789 A JP 17687789A JP H02125488 A JPH02125488 A JP H02125488A
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- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光ディスク・メモリ・システム及び光通信用
光源として応用できる半導体レーザ装置に関するもので
ある。
光源として応用できる半導体レーザ装置に関するもので
ある。
第5図は、従来の埋込みリッジ型自己整合半導体レーザ
装置を示す断面図である0図において、1はn型(以下
n−と略す)GaAs基板、2はn−Alo、s Ga
o、s As第1クラッド層、3はp型(以下p−と略
す) A l o、 +sG a o、 @5A s活
性層、4は順メサ状のストライプ状リッジ部を有するp
Alo、s Gao、SAs第2クラッド層、5は
n−GaAs電流ブロック層、6はp−GaAsコンタ
クト層、7はn側電極、8はp側電極、9はレーザ発振
領域である。
装置を示す断面図である0図において、1はn型(以下
n−と略す)GaAs基板、2はn−Alo、s Ga
o、s As第1クラッド層、3はp型(以下p−と略
す) A l o、 +sG a o、 @5A s活
性層、4は順メサ状のストライプ状リッジ部を有するp
Alo、s Gao、SAs第2クラッド層、5は
n−GaAs電流ブロック層、6はp−GaAsコンタ
クト層、7はn側電極、8はp側電極、9はレーザ発振
領域である。
次に動作について説明する。p側電極8とn側電極7の
間に、p側が正となる様に、順方向のバイアス電圧を印
加すると、第2クラッド層4のリッジ部より活性層3に
電流が注入され、活性層3中で、注入された正孔と電子
の再結合がおこり、光の輻射が生じる。バイアス電圧を
増し、注入電流を増大させてゆ(と、活性層3内での誘
導輻射成分が大きくなってゆき、誘導輻射による光増幅
利得が、光の導波損失とつり合う闇値をこえると、レー
ザ発振領域において、レーザ発振が生じる。
間に、p側が正となる様に、順方向のバイアス電圧を印
加すると、第2クラッド層4のリッジ部より活性層3に
電流が注入され、活性層3中で、注入された正孔と電子
の再結合がおこり、光の輻射が生じる。バイアス電圧を
増し、注入電流を増大させてゆ(と、活性層3内での誘
導輻射成分が大きくなってゆき、誘導輻射による光増幅
利得が、光の導波損失とつり合う闇値をこえると、レー
ザ発振領域において、レーザ発振が生じる。
第6図(a)は、上述の、注入電流と光出力との対応を
表している0図中、A部は共振器端面の光出射による破
壊、所謂、破壊的光損傷(COD:Catastrop
hic 0ptical Damage)を表している
。従来、このCODの生じる光出力レベル(以後C0D
−レベルと略す)を向上する目的で、活性層3の厚みを
薄くする事により、活性層での光密度を低下する方法や
、共振器端面反射率を、端面コーティングにより、光出
射面側で低く、反対側で高くする非対称反射率コーティ
ングにより、共振器内光密度を低くする方法等が採られ
ていた。しかしながら、活性層厚を薄くすると、闇値電
流は、第7図に示す様に、図中B部を境に急激に増大し
、実用上限界がある。この限界厚(d4t)は、構造パ
ラメータにもよるが、およそ0.05μm前後である。
表している0図中、A部は共振器端面の光出射による破
壊、所謂、破壊的光損傷(COD:Catastrop
hic 0ptical Damage)を表している
。従来、このCODの生じる光出力レベル(以後C0D
−レベルと略す)を向上する目的で、活性層3の厚みを
薄くする事により、活性層での光密度を低下する方法や
、共振器端面反射率を、端面コーティングにより、光出
射面側で低く、反対側で高くする非対称反射率コーティ
ングにより、共振器内光密度を低くする方法等が採られ
ていた。しかしながら、活性層厚を薄くすると、闇値電
流は、第7図に示す様に、図中B部を境に急激に増大し
、実用上限界がある。この限界厚(d4t)は、構造パ
ラメータにもよるが、およそ0.05μm前後である。
又、共振器端面の非対称コーティングにおいては、光出
射面側の反射率を低くする事により、出射光の外部から
の戻り光の影響が著しくなり、雑音特性が悪くなったり
、外部微分量子効率の増大により、僅かな注入電流゛変
動により、光出力が大きく変調される。
射面側の反射率を低くする事により、出射光の外部から
の戻り光の影響が著しくなり、雑音特性が悪くなったり
、外部微分量子効率の増大により、僅かな注入電流゛変
動により、光出力が大きく変調される。
第8図は端面付近での光吸収をなくし、これによりCO
Dを防ぐようにした従来の半導体レーザを示す図であり
、図において、21はn” −GaAs基板、22はn
−A 1 o、 ssG a o、 bsA 3第1
クラッド層、23はA I +1. S G a 6.
S A 3活性層、24はp −A 1 o、 as
G a o、 HA s第2クラッド層、25はp−A
lo、zsctao、、、As電流ブロック層、26
はn −A I G、 311G a o、 isA
S電流プo−)り層、27はZn拡散層、28はS i
Oz絶縁膜、29はn側電極、30はp側電極である
。
Dを防ぐようにした従来の半導体レーザを示す図であり
、図において、21はn” −GaAs基板、22はn
−A 1 o、 ssG a o、 bsA 3第1
クラッド層、23はA I +1. S G a 6.
S A 3活性層、24はp −A 1 o、 as
G a o、 HA s第2クラッド層、25はp−A
lo、zsctao、、、As電流ブロック層、26
はn −A I G、 311G a o、 isA
S電流プo−)り層、27はZn拡散層、28はS i
Oz絶縁膜、29はn側電極、30はp側電極である
。
本従来例は2回の液相エピタキシャル(L P E)成
長によって作製される。まず1回目のLPEによりn”
−GaAs基板22上に第1クラッド層23、活性層
24.第2クラッド層25を順次成長させ、その上に共
振器長方向のホトレジストのストライプを形成してこれ
をマスクとして基板に達するまでエッチダウンしメサお
よび窓部の開口を形成する0次に第2回目のLPEによ
りp−電流ブロック層25.n−電流ブロック窓層26
を成長する。この電流ブロック窓層26は共振器端面部
では先非吸収領域として機能し、これにより窓構造が形
成される。この後S i Oを膜を形成し、Zn拡散に
よりコンタクト領域27を形成し、さらに電i29.3
0を形成することで第8図に示す装置が完成する。この
ように作製されに本従来例レーザにおいては端面付近に
活性層よりもその禁制帯幅が大きい電流ブロック窓層が
設けられており、このため、活性層で発生したレーザ光
は、端面付近で吸収されることはなく、CODを防止で
きる。
長によって作製される。まず1回目のLPEによりn”
−GaAs基板22上に第1クラッド層23、活性層
24.第2クラッド層25を順次成長させ、その上に共
振器長方向のホトレジストのストライプを形成してこれ
をマスクとして基板に達するまでエッチダウンしメサお
よび窓部の開口を形成する0次に第2回目のLPEによ
りp−電流ブロック層25.n−電流ブロック窓層26
を成長する。この電流ブロック窓層26は共振器端面部
では先非吸収領域として機能し、これにより窓構造が形
成される。この後S i Oを膜を形成し、Zn拡散に
よりコンタクト領域27を形成し、さらに電i29.3
0を形成することで第8図に示す装置が完成する。この
ように作製されに本従来例レーザにおいては端面付近に
活性層よりもその禁制帯幅が大きい電流ブロック窓層が
設けられており、このため、活性層で発生したレーザ光
は、端面付近で吸収されることはなく、CODを防止で
きる。
(発明が解決しようとする課題〕
従来の半導体レーザ装置は以上のように構成されており
、そのCODレベルを上げるために、活性層厚を薄くす
ると、ある一定値より薄くした場合には闇値電流が大き
く増大するため限界があり、また共振器端面の非対称コ
ーティングを行なうと雑音特性が悪くなったり、注入電
流変動により光出力が大きく変調されやすくなるという
問題点がある。また第8図に示すように端面付近に活性
層よりもその禁制帯幅が大きい電流ブロック窓層を設け
たものでは、CODは防止できるものの、製造工程にお
いて端面部の活性層部分が空気中にさらされた再成長界
面となるため、この部分の素子劣化が激しく、長寿命が
期待できないという問題点、また活性層のエツチング面
で導波光に屈折が生じ、レーザ光の遠視野像が大きく乱
れるという問題点があった。
、そのCODレベルを上げるために、活性層厚を薄くす
ると、ある一定値より薄くした場合には闇値電流が大き
く増大するため限界があり、また共振器端面の非対称コ
ーティングを行なうと雑音特性が悪くなったり、注入電
流変動により光出力が大きく変調されやすくなるという
問題点がある。また第8図に示すように端面付近に活性
層よりもその禁制帯幅が大きい電流ブロック窓層を設け
たものでは、CODは防止できるものの、製造工程にお
いて端面部の活性層部分が空気中にさらされた再成長界
面となるため、この部分の素子劣化が激しく、長寿命が
期待できないという問題点、また活性層のエツチング面
で導波光に屈折が生じ、レーザ光の遠視野像が大きく乱
れるという問題点があった。
本発明は上記の様な問題点を解消するためになされたも
ので、一定の活性層厚、端面反射率の条件下で、COD
レベルをより高くできる半導体レーザを得ることを目的
とする。
ので、一定の活性層厚、端面反射率の条件下で、COD
レベルをより高くできる半導体レーザを得ることを目的
とする。
この発明に係る半導体レーザ装置は、活性層上にp型A
l x G a + −XA s層を、活性層の光導
波路となるべき部分の両側の上の部分および少なくとも
一方の共振器端面近傍を上記活性層には達しないようエ
ッチダウンして形成してなる、順メサ状もしくは逆メサ
状の共振器長方向のストライプ形の凸形リッジ部分を有
する第2クラッド層を形成し、該第2クラッド層のリッ
ジ部分以外の領域を埋込むようにn型GaAs電流ブロ
ック層を形成したものである。
l x G a + −XA s層を、活性層の光導
波路となるべき部分の両側の上の部分および少なくとも
一方の共振器端面近傍を上記活性層には達しないようエ
ッチダウンして形成してなる、順メサ状もしくは逆メサ
状の共振器長方向のストライプ形の凸形リッジ部分を有
する第2クラッド層を形成し、該第2クラッド層のリッ
ジ部分以外の領域を埋込むようにn型GaAs電流ブロ
ック層を形成したものである。
この発明においては、第2クラッド層の凸形リッジ部を
、共振器端面近傍において形成せず、この部分も電流ブ
ロック層で埋め込むことにより、端面付近の活性層には
電流を注入しない構成としたから、活性層端面近傍で端
面部での正孔−電子再結合を低減でき、素子劣化を生ず
ることなくC0D−レベルを高くできる。
、共振器端面近傍において形成せず、この部分も電流ブ
ロック層で埋め込むことにより、端面付近の活性層には
電流を注入しない構成としたから、活性層端面近傍で端
面部での正孔−電子再結合を低減でき、素子劣化を生ず
ることなくC0D−レベルを高くできる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による半導体レーザ装置を示
す図であり、第1図(a)は共振器端面付近を表す横断
面図、第1図山)は共振器内部を表す横断面図である。
す図であり、第1図(a)は共振器端面付近を表す横断
面図、第1図山)は共振器内部を表す横断面図である。
また、第2図はレーザ発振領域9を分断する様に切った
縦断面図である。これら図において、1はn−GaAs
基板、2はn−Alo、5Gaa、sA3第1クラッド
層、3はp−A1.、、。
縦断面図である。これら図において、1はn−GaAs
基板、2はn−Alo、5Gaa、sA3第1クラッド
層、3はp−A1.、、。
Gaa、ssA!活性層、4′は順メサ凸形島状ストラ
イプ状リッジ部を有するp−Alo、s Gao、sA
s第2クラッド層、5′はn−GaAs電流ブロック層
、6はp−GaAsコンタクト層、7はn側電極、8は
p側電極、9はレーザ発振領域、10は電流非注入領域
である。また第3図は本実施例の製造工程を示す図であ
る。
イプ状リッジ部を有するp−Alo、s Gao、sA
s第2クラッド層、5′はn−GaAs電流ブロック層
、6はp−GaAsコンタクト層、7はn側電極、8は
p側電極、9はレーザ発振領域、10は電流非注入領域
である。また第3図は本実施例の製造工程を示す図であ
る。
次に本実施例の製造工程について説明する。
まず第3図(a)に示すようにn−GaAs基板1上に
第1クラツド層2.活性層3.第2クラッド層4′を順
次形成する0次に写真製版技術およびエツチング技術を
用いて第3図(blに示すように第2クラッド層4゛を
活性層まで達しないようにエツチング除去して端面近傍
部分の欠けた順メサ凸形島状ストライプ形すッジ部を形
成する。次に該リッジ部以外の第2クラッド層4′上に
該リッジ部を埋めるようにn−GaAs電流ブロック層
を形成し、続いてp−GaAsコンタクト層を形成する
。そして電極7.8を形成して第1図に示す装置が完成
する。
第1クラツド層2.活性層3.第2クラッド層4′を順
次形成する0次に写真製版技術およびエツチング技術を
用いて第3図(blに示すように第2クラッド層4゛を
活性層まで達しないようにエツチング除去して端面近傍
部分の欠けた順メサ凸形島状ストライプ形すッジ部を形
成する。次に該リッジ部以外の第2クラッド層4′上に
該リッジ部を埋めるようにn−GaAs電流ブロック層
を形成し、続いてp−GaAsコンタクト層を形成する
。そして電極7.8を形成して第1図に示す装置が完成
する。
次に動作について説明子る。
レーザ発振領域9においては、動作中には、活性層中に
2X10”elm−’程度の少数キャリアが注入され、
所謂、キャリアの反転分布が実現されており、注入キャ
リアの約90%が光子に変換されている。電流非注入領
域10においては、少数キャリアの注入量は微小である
ので、レーザ光の吸収により少数キャリアの励起が増大
するが、この励起キャリア密度は注入キャリア密度の1
0分の1以下となる。この効果により、共振器端面の活
性層の表面準位を介在する電子−正孔対の非発光再結合
は、電流非注入領域10のない場合に比べて太き(減少
する。第6図は、電流非注入領域のない従来装置(a)
と、電流非注入領域を設けた本実施例装置(b)におけ
る電流−光出力特性を表したものであり、図から分かる
ように本実施例のCODレベルは従来装置に比べ、20
%以上向上している。
2X10”elm−’程度の少数キャリアが注入され、
所謂、キャリアの反転分布が実現されており、注入キャ
リアの約90%が光子に変換されている。電流非注入領
域10においては、少数キャリアの注入量は微小である
ので、レーザ光の吸収により少数キャリアの励起が増大
するが、この励起キャリア密度は注入キャリア密度の1
0分の1以下となる。この効果により、共振器端面の活
性層の表面準位を介在する電子−正孔対の非発光再結合
は、電流非注入領域10のない場合に比べて太き(減少
する。第6図は、電流非注入領域のない従来装置(a)
と、電流非注入領域を設けた本実施例装置(b)におけ
る電流−光出力特性を表したものであり、図から分かる
ように本実施例のCODレベルは従来装置に比べ、20
%以上向上している。
さらに本実施例ではその工程において活性層をエツチン
グしておらず、活性層端面は臂開面であり導波光の屈折
により遠視野像の乱れもなく、活性層部分に再成長界面
のない構造となっているので長寿命めレーザが得られる
。
グしておらず、活性層端面は臂開面であり導波光の屈折
により遠視野像の乱れもなく、活性層部分に再成長界面
のない構造となっているので長寿命めレーザが得られる
。
ところで、本実施例においてレーザ発振領域9で発生し
た光は上下の第1.第2クラッド層2゜4゛中に拡がっ
て導波される。一方、端面近傍の電流非注入領域10で
は活性層3に近接してブロック層5゛が設けられており
、レーザ発振領域9内でクラッド層2.4′中に拡がっ
たレーザ光はブロック層5′で吸収をうけるため、端面
近傍の温度が上昇し、これにより端面劣化等の問題が生
ずる。
た光は上下の第1.第2クラッド層2゜4゛中に拡がっ
て導波される。一方、端面近傍の電流非注入領域10で
は活性層3に近接してブロック層5゛が設けられており
、レーザ発振領域9内でクラッド層2.4′中に拡がっ
たレーザ光はブロック層5′で吸収をうけるため、端面
近傍の温度が上昇し、これにより端面劣化等の問題が生
ずる。
第9図は第1図の実施例における上述の問題点を考慮し
た本発明の他の実施例による半導体レーザ装置を示す図
であり、第9図(a)は共振器端面付近を表す横断面図
、第9図山)は共振器内パ部を表す横断面図、第9図(
C)はレーザ発振領域9を分断する様に切った縦断面図
である。これら図において、第1図、第2図と同一符号
は同一または相当部分である。また第10図は本実施例
の製造工程を示す図である。
た本発明の他の実施例による半導体レーザ装置を示す図
であり、第9図(a)は共振器端面付近を表す横断面図
、第9図山)は共振器内パ部を表す横断面図、第9図(
C)はレーザ発振領域9を分断する様に切った縦断面図
である。これら図において、第1図、第2図と同一符号
は同一または相当部分である。また第10図は本実施例
の製造工程を示す図である。
第9図(0)中の破*12はレーザ発振領域以外の部分
のブロック層5′のボトムを示している。本実施例では
メサストライプの延長線上の第2クラッド層4′を図に
示すようにステップ状に残して、端面近傍の電流非注入
領域10でのブロック層5の活性層3からの距離を遠ざ
けている。これによ゛り本実施例では端面近傍でのブロ
ック層5′によるレーザ光の吸収を低減して端面温度の
上昇を防止している。
のブロック層5′のボトムを示している。本実施例では
メサストライプの延長線上の第2クラッド層4′を図に
示すようにステップ状に残して、端面近傍の電流非注入
領域10でのブロック層5の活性層3からの距離を遠ざ
けている。これによ゛り本実施例では端面近傍でのブロ
ック層5′によるレーザ光の吸収を低減して端面温度の
上昇を防止している。
本実施例の製造工程は第10図〜)に示すように第2ク
ラッド層4′のエツチング除去工程においてメサストラ
イプの延長線上部分をステップ状に残すようにエツチン
グする以外は上記第1の実施例装置の製造工程と同一で
ある。
ラッド層4′のエツチング除去工程においてメサストラ
イプの延長線上部分をステップ状に残すようにエツチン
グする以外は上記第1の実施例装置の製造工程と同一で
ある。
なお上記2つの実施例においては、第2タラフド層4′
上に電流ブロック層5′が直接形成されたものについて
述べたが、この間のp−n接合を強化するために、第4
図に示すようにp−GaAsバッファ層11を形成して
もよい。
上に電流ブロック層5′が直接形成されたものについて
述べたが、この間のp−n接合を強化するために、第4
図に示すようにp−GaAsバッファ層11を形成して
もよい。
以上のように、この発明によれば半導体レーザ装置にお
いて、活性層上にp型A 1 x G a l−X A
s層を、活性層の光導波路となるべき部分の両側の上
の部分および少なくとも一方の共振器端面近傍を上記活
性層には達しないようエッチダウンして形成してなる、
順メサ状もしくは逆メサ状の共振器長方向のストライプ
形の凸形リッジ部分を有する第2クラッド層を形成し、
該第2クラッド層のりッジ部分以外の領域を埋込むよう
にn型GaAs電流ブロック層を形成した共振器端面近
傍で活性層に電流を非注入する構造としたから、端面の
CODレベルを20%以上向上できる長寿命の半導体レ
ーザを得ることができる効果がある。
いて、活性層上にp型A 1 x G a l−X A
s層を、活性層の光導波路となるべき部分の両側の上
の部分および少なくとも一方の共振器端面近傍を上記活
性層には達しないようエッチダウンして形成してなる、
順メサ状もしくは逆メサ状の共振器長方向のストライプ
形の凸形リッジ部分を有する第2クラッド層を形成し、
該第2クラッド層のりッジ部分以外の領域を埋込むよう
にn型GaAs電流ブロック層を形成した共振器端面近
傍で活性層に電流を非注入する構造としたから、端面の
CODレベルを20%以上向上できる長寿命の半導体レ
ーザを得ることができる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による半導体レーザ装置を
示す図、第2図は第1図の実施例の縦断面図、第3図は
第1図の実施例の製造工程を示す図、第4図は本発明の
他の実施例を示す図、第5図は従来の半導体レーザ装置
を示す図、第6図(a)。 伽)はそれぞれ従来のレーザ装置9本発明によるレーザ
装置の電流−光出力特性を示す図、第・7図は活性層の
厚さに対する閾電流密度の関係を示す図、第8図は従来
の他の半導体レーザ装置を示す図、第9図は本発明の他
の実施例による半導体レーザ装置を示す図、第10図は
第9図の実施例の製造工程を示す図である。 図中、1はn−GaAa基板、2はn−A164Ga、
0.As第1クラシト層、3はp−Alo、+5Gao
、m@A’a活性層、4は順メサ凸形ストライプ形すフ
ジ部を有する1) Alo、mGao、sAS第2ク
ラッド層、4′は1頓メサ凸形島状ストライプ彫りッジ
部を有する1)−Ale、s Gaa、s As第2ク
ラッド層、5及び5′はn−GaAs電流ブロック層、
□6はp−GaAaコンタクト層、7はn側電極、8は
p側電掻、9はレーザ発振領域、10は電流非注入領域
、11はp−GaAsバッファ層、AはCODレベル、
Bは閾電流密度の最小となる領域である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
示す図、第2図は第1図の実施例の縦断面図、第3図は
第1図の実施例の製造工程を示す図、第4図は本発明の
他の実施例を示す図、第5図は従来の半導体レーザ装置
を示す図、第6図(a)。 伽)はそれぞれ従来のレーザ装置9本発明によるレーザ
装置の電流−光出力特性を示す図、第・7図は活性層の
厚さに対する閾電流密度の関係を示す図、第8図は従来
の他の半導体レーザ装置を示す図、第9図は本発明の他
の実施例による半導体レーザ装置を示す図、第10図は
第9図の実施例の製造工程を示す図である。 図中、1はn−GaAa基板、2はn−A164Ga、
0.As第1クラシト層、3はp−Alo、+5Gao
、m@A’a活性層、4は順メサ凸形ストライプ形すフ
ジ部を有する1) Alo、mGao、sAS第2ク
ラッド層、4′は1頓メサ凸形島状ストライプ彫りッジ
部を有する1)−Ale、s Gaa、s As第2ク
ラッド層、5及び5′はn−GaAs電流ブロック層、
□6はp−GaAaコンタクト層、7はn側電極、8は
p側電掻、9はレーザ発振領域、10は電流非注入領域
、11はp−GaAsバッファ層、AはCODレベル、
Bは閾電流密度の最小となる領域である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)n型GaAs基板上に設けられたn型Al_xG
a_l_−_xAs第1クラッド層と、 該第1クラッド層上に設けられた、光導波路となる領域
を有するn型もしくはp型もしくは真性のAl_yGa
_l_−_yAs活性層と、該活性層上に設けられたp
型Al_xGa_l_−_xAs層を、上記光導波路の
両側の上の部分および少なくとも一方の共振器端面近傍
を上記活性層には達しないようエッチダウンして形成し
てなる、順メサ状もしくは逆メサ状の共振器長方向のス
トライプ形の凸形リッジ部分を有する第2クラッド層と
、該第2クラッド層のリッジ部分以外の領域を埋込むよ
うに形成されたn型GaAs電流ブロック層とを備えた
ことを特徴とする半導体レーザ装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8916359A GB2222307B (en) | 1988-07-22 | 1989-07-18 | Semiconductor laser |
US07/382,220 US4964135A (en) | 1988-07-22 | 1989-07-20 | Semiconductor laser |
DE3924197A DE3924197C2 (de) | 1988-07-22 | 1989-07-21 | Halbleiterlaser |
US07/557,073 US5045500A (en) | 1988-07-22 | 1990-07-25 | Method of making a semiconductor laser |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18424888 | 1988-07-22 | ||
JP63-184248 | 1988-07-22 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02125488A true JPH02125488A (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=16149982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17687789A Pending JPH02125488A (ja) | 1988-07-22 | 1989-07-07 | 半導体レーザ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02125488A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0380589A (ja) * | 1989-08-23 | 1991-04-05 | Nec Corp | 半導体レーザ素子の製造方法 |
JPH04243216A (ja) * | 1991-01-17 | 1992-08-31 | Nec Corp | 光導波路の製造方法ならびに光集積素子及びその製造方法 |
WO2002021578A1 (fr) * | 2000-09-08 | 2002-03-14 | Mitsui Chemicals Inc. | Element laser semi-conducteur |
-
1989
- 1989-07-07 JP JP17687789A patent/JPH02125488A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0380589A (ja) * | 1989-08-23 | 1991-04-05 | Nec Corp | 半導体レーザ素子の製造方法 |
JPH04243216A (ja) * | 1991-01-17 | 1992-08-31 | Nec Corp | 光導波路の製造方法ならびに光集積素子及びその製造方法 |
WO2002021578A1 (fr) * | 2000-09-08 | 2002-03-14 | Mitsui Chemicals Inc. | Element laser semi-conducteur |
US6822990B2 (en) | 2000-09-08 | 2004-11-23 | Mitsui Chemicals, Inc. | Semiconductor laser device |
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