JPH0212529A - 共有資源のプロセス間引き継ぎ方式 - Google Patents
共有資源のプロセス間引き継ぎ方式Info
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 234
- 238000012217 deletion Methods 0.000 claims description 11
- 230000037430 deletion Effects 0.000 claims description 11
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 3
- 238000012546 transfer Methods 0.000 abstract description 19
- 230000008030 elimination Effects 0.000 abstract 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 29
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、計算機システム内の共有資源をプロセス間で
引き継ぐ共有資源のプロセス間引き継ぎ方式に関する。
引き継ぐ共有資源のプロセス間引き継ぎ方式に関する。
計算機システムにおいて複数のプロセスにょうて共通に
使用される共有資′a(ファイル、データベース中の個
々のデータなど)については、その使用を逐次化するた
めの排他間j′8が必要である。
使用される共有資′a(ファイル、データベース中の個
々のデータなど)については、その使用を逐次化するた
めの排他間j′8が必要である。
そこで、計算機には、排他制御を実現する為のロック/
アンロック(或いはENQ/DEQ)と呼ばれる基本機
能が設けられている。このロック/アンロック機能を用
いた最も簡単な排他制?i1方式においては、ある資源
が口、りされているか、ロックされていないかの状態の
みが管理されている。
アンロック(或いはENQ/DEQ)と呼ばれる基本機
能が設けられている。このロック/アンロック機能を用
いた最も簡単な排他制?i1方式においては、ある資源
が口、りされているか、ロックされていないかの状態の
みが管理されている。
しかし7、通常の場合は、これに加えて、どのプロセス
がどの資源をロックし、ているか或いはロック待ちをし
ているかの状態も管理されている。このような状態まで
管理することにより、以下のようなことが可能となる。
がどの資源をロックし、ているか或いはロック待ちをし
ているかの状態も管理されている。このような状態まで
管理することにより、以下のようなことが可能となる。
(1)誤ったアンロック要求(資源をロックしていない
プロセスからのその資源に対するアンロック要求)、誤
ったロック要求(既に資源をロックしているプロセスか
らのその資源に対するロック要求)を検出することがで
きる。
プロセスからのその資源に対するアンロック要求)、誤
ったロック要求(既に資源をロックしているプロセスか
らのその資源に対するロック要求)を検出することがで
きる。
(2)ロック/ロック1キちの関係を明1+1に把掘で
き、ロック持ちの解除(待ちプロセスの再開)を適切に
行うことができる。また、デフドロック状態の検出も行
うことができる。
き、ロック持ちの解除(待ちプロセスの再開)を適切に
行うことができる。また、デフドロック状態の検出も行
うことができる。
ところで、上述した排他制御方式を使った計算機システ
ムにおいて、ある一つの処理を?!敗のプロセスで機能
分散して処理する場合11次のような問題が生じる。例
えばある処理へが二つの部分処理Δ1.A2からなり、
部分処理A、 IはプロセスPlにより、部分処理A2
は部分処理AIの終了後に別のプロセスP2により処理
されるものとする。ここで、部分処理Δ1.A2との間
で共通に使用される資源Rがあり15部分処理八への始
めから部分処理A2の終了まで責[Rを占有する必要が
あるとすると、プロセスPlは部分処理A1の処理を開
始する簡にロック要求によりR源Rをロックし、プロセ
スP2は部分処理A2の処理を終了した後にアンロック
要求により責−IARをアンロックするのが自然である
が、プロセスP2はロック要求をしていないのでプロセ
スP2の資HRに対するアンロック要求は、ロックして
いない資源への不正なアンロック要求とみなされて拒否
される。
ムにおいて、ある一つの処理を?!敗のプロセスで機能
分散して処理する場合11次のような問題が生じる。例
えばある処理へが二つの部分処理Δ1.A2からなり、
部分処理A、 IはプロセスPlにより、部分処理A2
は部分処理AIの終了後に別のプロセスP2により処理
されるものとする。ここで、部分処理Δ1.A2との間
で共通に使用される資源Rがあり15部分処理八への始
めから部分処理A2の終了まで責[Rを占有する必要が
あるとすると、プロセスPlは部分処理A1の処理を開
始する簡にロック要求によりR源Rをロックし、プロセ
スP2は部分処理A2の処理を終了した後にアンロック
要求により責−IARをアンロックするのが自然である
が、プロセスP2はロック要求をしていないのでプロセ
スP2の資HRに対するアンロック要求は、ロックして
いない資源への不正なアンロック要求とみなされて拒否
される。
このような問題は、プロセスとロック中の資源との関係
が固定的に管理されている為であり、プロセスPlから
プロセスP2へ資源Rのロック権を議る機能を設ければ
、そのような問題は一応解消できるであろう。
が固定的に管理されている為であり、プロセスPlから
プロセスP2へ資源Rのロック権を議る機能を設ければ
、そのような問題は一応解消できるであろう。
ところが、プロセスPiが部分処理Atの処理完了時、
プロセスP2が即時に部分処理A2の処理を開始できる
とは限らないため、プロセスptからプロセスP2へ資
fiRのロック権を即時に譲る機能を設けただけでは、
プロセスP2に待ら等が発生し、共有資源の引き継ぎを
効率的に行うことができない。
プロセスP2が即時に部分処理A2の処理を開始できる
とは限らないため、プロセスptからプロセスP2へ資
fiRのロック権を即時に譲る機能を設けただけでは、
プロセスP2に待ら等が発生し、共有資源の引き継ぎを
効率的に行うことができない。
そこで、本発明は、プロセス間でロック権を譲る機能に
加えて、ロック増を保留しておく機能を設けることによ
り、プロセス間で共有資源を効率良く引き纜ぐごとがで
きる共有資源のプロセス間引き継ぎ方式を提供すること
にある。
加えて、ロック増を保留しておく機能を設けることによ
り、プロセス間で共有資源を効率良く引き纜ぐごとがで
きる共有資源のプロセス間引き継ぎ方式を提供すること
にある。
C!51aを解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、複数のプロセスを
並行して処理する計算機システムにおいて、 前記計算機システム内には実在せず徘他制jB上でのみ
使用されるダミープロセスを生成するダミープロセス生
成手段と、 該ダミープロセス生成手段で生成されたダミープロセス
を削除するダミープロセス削除手段と、あるプロセスが
確保している資源のロック権をfibのプロセスに切り
替えるロック種明り替え手段と、 引き礒ぎ元プロセスからのロック保留要求を受けて、前
記ダミープロセス生成手段にダミープロセスを生成させ
、前記ロック権切り替え手段に、前記弓き継ぎ元プロセ
スが確保している資源のロック権を前記ダミープロセス
生成手段が生成したダミープロセスへ切り替えさせ、前
記引き継ぎ元プロセスへ前記ダミープロセスを職別する
情報であるダミープロセス識別子を通知するロック保留
手段と、 引き継ぎ先プロセスから前記ダミープロセス識別子と共
にロック引き継ぎ要求を受けることにより、前記ロック
権切り替え手段に、前記ダミープロセス識別子により指
定されたダミープロセスが確保している資源のロック権
を前記引き継ぎ先プロセスへ切り替えさせた後、前記ダ
ミープロセス削除手段に前記ダミープロセス識別子で1
旨定された前記ダミープロセスを削除させるロック権引
き継ぎ手段とを有する。
並行して処理する計算機システムにおいて、 前記計算機システム内には実在せず徘他制jB上でのみ
使用されるダミープロセスを生成するダミープロセス生
成手段と、 該ダミープロセス生成手段で生成されたダミープロセス
を削除するダミープロセス削除手段と、あるプロセスが
確保している資源のロック権をfibのプロセスに切り
替えるロック種明り替え手段と、 引き礒ぎ元プロセスからのロック保留要求を受けて、前
記ダミープロセス生成手段にダミープロセスを生成させ
、前記ロック権切り替え手段に、前記弓き継ぎ元プロセ
スが確保している資源のロック権を前記ダミープロセス
生成手段が生成したダミープロセスへ切り替えさせ、前
記引き継ぎ元プロセスへ前記ダミープロセスを職別する
情報であるダミープロセス識別子を通知するロック保留
手段と、 引き継ぎ先プロセスから前記ダミープロセス識別子と共
にロック引き継ぎ要求を受けることにより、前記ロック
権切り替え手段に、前記ダミープロセス識別子により指
定されたダミープロセスが確保している資源のロック権
を前記引き継ぎ先プロセスへ切り替えさせた後、前記ダ
ミープロセス削除手段に前記ダミープロセス識別子で1
旨定された前記ダミープロセスを削除させるロック権引
き継ぎ手段とを有する。
資源をロックしている引き継ぎ元プロセスからのロック
保留要求があると、ロック保留手段は、ダミープロセス
生成手段にダミープロセスを生成させ、ロック権切り替
え手段に、引き継ぎ元プロセスが確保している資源のロ
ック権をダミープロセス生成手段が生成したダミープロ
セスへ切り替えさせ、引き継ぎ元プロセスへダミープロ
セスを識別する情報であるダミープロセス識別子を通知
する。その後、引き継ぎ先プロセスからダミープロセス
識別子と共にロック引き継ぎ要求があると、ロック権引
き継ぎ手段は、ロック権切り替え手段に、ダミープロセ
ス識別子により指定されたダミープロセスが確保してい
る資源のロック権を引き継ぎ先プロセスへ切り替えさせ
た後、ダミープロセス削除手段にダミープロセス識別子
で指定されたダミープロセスを削除させることにより共
有資源のプロセス間引き纜ぎを行う。
保留要求があると、ロック保留手段は、ダミープロセス
生成手段にダミープロセスを生成させ、ロック権切り替
え手段に、引き継ぎ元プロセスが確保している資源のロ
ック権をダミープロセス生成手段が生成したダミープロ
セスへ切り替えさせ、引き継ぎ元プロセスへダミープロ
セスを識別する情報であるダミープロセス識別子を通知
する。その後、引き継ぎ先プロセスからダミープロセス
識別子と共にロック引き継ぎ要求があると、ロック権引
き継ぎ手段は、ロック権切り替え手段に、ダミープロセ
ス識別子により指定されたダミープロセスが確保してい
る資源のロック権を引き継ぎ先プロセスへ切り替えさせ
た後、ダミープロセス削除手段にダミープロセス識別子
で指定されたダミープロセスを削除させることにより共
有資源のプロセス間引き纜ぎを行う。
次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
第1図は本発明の実施例の構成図であり、2゜は、排他
制御部21と、排他制御Bテーブル7と、引き継ぎ制御
部22とから構成される排他側<’IIシステムである
。引き継ぎ11i11?71部22は、ダミープロセス
生成手段1と、ダミープロセス削除手段2と、ロック権
切り替え手段3と、ロック保留手段4と、ロック引き継
ぎ手段5と、ダミープロセス登録テーブル6とから構成
される0本実施例においては、従来の排他制御機能を実
現する排他制御rJ部21に対して排他制御テーブル7
を共有する形で、共有資源のプロセス間引き継ぎ機能を
実現する引き継ぎ制御部22が付加されており、共有資
源を使用するプロセスは、排他制御llシステム20に
対し、ロック/アンロック要求に加えて、ロック保!/
ロック引き継ぎ要求も行うことができる。
制御部21と、排他制御Bテーブル7と、引き継ぎ制御
部22とから構成される排他側<’IIシステムである
。引き継ぎ11i11?71部22は、ダミープロセス
生成手段1と、ダミープロセス削除手段2と、ロック権
切り替え手段3と、ロック保留手段4と、ロック引き継
ぎ手段5と、ダミープロセス登録テーブル6とから構成
される0本実施例においては、従来の排他制御機能を実
現する排他制御rJ部21に対して排他制御テーブル7
を共有する形で、共有資源のプロセス間引き継ぎ機能を
実現する引き継ぎ制御部22が付加されており、共有資
源を使用するプロセスは、排他制御llシステム20に
対し、ロック/アンロック要求に加えて、ロック保!/
ロック引き継ぎ要求も行うことができる。
ダミープロセス生成手段lは、ロック保留手段4からの
ダミープロセス生成要求により、ダミープロセス登録テ
ーブル6を参照して未使用のダミープロセス識別子を求
め、このダミープロセス識別子のダミープロセスを生成
して、ダミープロセス登録テーブル6に登録し、このダ
ミープロセス識別子をダミープロセス生成要求元である
ロック保留手段4に通知する手段である。ここで、ダミ
ープロセスは、当該計算機システム内には実在せず、排
他制御上でのみ使用される仮想的なプロセスを意味し、
実際の計算機処理を実行する実プロセスとは相違する。
ダミープロセス生成要求により、ダミープロセス登録テ
ーブル6を参照して未使用のダミープロセス識別子を求
め、このダミープロセス識別子のダミープロセスを生成
して、ダミープロセス登録テーブル6に登録し、このダ
ミープロセス識別子をダミープロセス生成要求元である
ロック保留手段4に通知する手段である。ここで、ダミ
ープロセスは、当該計算機システム内には実在せず、排
他制御上でのみ使用される仮想的なプロセスを意味し、
実際の計算機処理を実行する実プロセスとは相違する。
なお、実プロセス、ダミープロセスとも各プロセスを一
意に識別する為のプロセス識別子が割り当てられる。
意に識別する為のプロセス識別子が割り当てられる。
ダミープロセス削除手段2は、ロック引き継ぎ手段5か
らのダミープロセス削除要求と共に受は取ったダミープ
ロセス識別子に基づいてダミープロセス登録テーブル6
からダミープロセスを削除するものである。
らのダミープロセス削除要求と共に受は取ったダミープ
ロセス識別子に基づいてダミープロセス登録テーブル6
からダミープロセスを削除するものである。
ロック権切り替え手段3は、ロック保留手段4あるいは
ロック引き継ぎ手段5により指定された切り替え元プロ
セスから切り替え先プロセスへ指定された範囲の資′a
(ロック中の全ての資源あるいはその一部)のロック権
を切り替えるものである。
ロック引き継ぎ手段5により指定された切り替え元プロ
セスから切り替え先プロセスへ指定された範囲の資′a
(ロック中の全ての資源あるいはその一部)のロック権
を切り替えるものである。
ロック保留手段4は、ある資源をロックしているプロセ
スからのロック保留要求により、ダミープロセス生成手
段lによりダミープロセスを生成させた後、ロック権切
り替え手段3により、その要求元プロセスが保留してい
る資源の中で指定された資源のロック権をこのダミープ
ロセスに切り替えると共に、ロック保留要求をした上記
プロセスにダミープロセス識別子を通知するものである
。
スからのロック保留要求により、ダミープロセス生成手
段lによりダミープロセスを生成させた後、ロック権切
り替え手段3により、その要求元プロセスが保留してい
る資源の中で指定された資源のロック権をこのダミープ
ロセスに切り替えると共に、ロック保留要求をした上記
プロセスにダミープロセス識別子を通知するものである
。
ロック引き継ぎ手段5は、共有ff源の引き継ぎを望む
プロセスからのダミープロセス識別子を指定したロック
引き礒ぎ要求に応答して、ロック権切り替え手段3によ
り、指定されたダミープロセスが確保している全ての資
源のロック権を上記プロセスへ切り替えさせると共に、
ダミープロセス削除手V12にそのダミープロセスを削
除さ・仕る手段である。
プロセスからのダミープロセス識別子を指定したロック
引き礒ぎ要求に応答して、ロック権切り替え手段3によ
り、指定されたダミープロセスが確保している全ての資
源のロック権を上記プロセスへ切り替えさせると共に、
ダミープロセス削除手V12にそのダミープロセスを削
除さ・仕る手段である。
以下では、第2図の例に基づいて、本実施例の動作をよ
り詳細に説明する。
り詳細に説明する。
第2図(a)〜(s)は、それぞれ異なる時点での排他
制御テーブル7の状態を示したものであり、各エントリ
は、プロセス名(Pi、Di等)が設定される設定エリ
ア10.ロック中資源と排他モードあるいは共有モード
(r12. E、 R2S等)とを設定する設定エリ
ア11. ロック待ちの資源が設定される設定エリア
12を含む。第2図(a)はプロセスP1が排他制御部
21に排他m御要求を行い、資iR1,R2を排他モー
ドでロックしている時点の状態を示す、この状態でプロ
セスPIが資aR2に関する処理を、プロセスP2に引
き継ぐ場合の具体的動作を説明する。
制御テーブル7の状態を示したものであり、各エントリ
は、プロセス名(Pi、Di等)が設定される設定エリ
ア10.ロック中資源と排他モードあるいは共有モード
(r12. E、 R2S等)とを設定する設定エリ
ア11. ロック待ちの資源が設定される設定エリア
12を含む。第2図(a)はプロセスP1が排他制御部
21に排他m御要求を行い、資iR1,R2を排他モー
ドでロックしている時点の状態を示す、この状態でプロ
セスPIが資aR2に関する処理を、プロセスP2に引
き継ぐ場合の具体的動作を説明する。
先ず、プロセスP1は資源R2のロック保留要求を引き
継ぎ制御部22内のロック保留手段4に対して出す。こ
れを受けてロック保留手段4は、ロック引き継ぎ処理の
為に必要なダミープロセスを生成するためダミープロセ
ス生成手段1に対してダミープロセス生成要求を出す。
継ぎ制御部22内のロック保留手段4に対して出す。こ
れを受けてロック保留手段4は、ロック引き継ぎ処理の
為に必要なダミープロセスを生成するためダミープロセ
ス生成手段1に対してダミープロセス生成要求を出す。
ダミープロセス生成手段1は、ダミープロセス登録テー
ブル6を参照して、未使用のダミープロセス識別子(例
えば「Dl」とする)を探して、そのダミープロセス識
別子を持つダミープロセスd1を生成し、ダミープロセ
ス登録テーブル6に登録後、このダミープロセス識別子
「Dl」をロック保留手段4に渡す。
ブル6を参照して、未使用のダミープロセス識別子(例
えば「Dl」とする)を探して、そのダミープロセス識
別子を持つダミープロセスd1を生成し、ダミープロセ
ス登録テーブル6に登録後、このダミープロセス識別子
「Dl」をロック保留手段4に渡す。
このダミープロセス識別子rDIJを受り取った口、り
保留手段4は、資源R2のロック権を、プロセスP1か
らダミープロセスdiへ切り替えるため、ダミープロセ
ス識別子rDIJと共にロック権切り替え要求をロック
権切り替え手段3に対して出す。
保留手段4は、資源R2のロック権を、プロセスP1か
らダミープロセスdiへ切り替えるため、ダミープロセ
ス識別子rDIJと共にロック権切り替え要求をロック
権切り替え手段3に対して出す。
ロック権切り替え手段3は、このロック権切り替え要求
を受は取ると排他制御テーブル7内の空きのエントリを
見つけ、そのエントリの設定エリアIOにダミープロセ
スd1のダミープロセス識別子rDIJを設定する。次
いで、設定エリア10にプロセス名rP IJが設定さ
れているエントリを見つけ、そのエントリの設定エリア
11に設定されている資源「R2」を上記で設定エリア
IOに「Dl」を設定したエントリの設定エリアllに
移すことによりロック権の切り替えを行い、ロック保留
手段4に処理終了報告を行う。この処理の結果、排他制
御テーブル7の状態は第2図(、j)から(b)になる
。
を受は取ると排他制御テーブル7内の空きのエントリを
見つけ、そのエントリの設定エリアIOにダミープロセ
スd1のダミープロセス識別子rDIJを設定する。次
いで、設定エリア10にプロセス名rP IJが設定さ
れているエントリを見つけ、そのエントリの設定エリア
11に設定されている資源「R2」を上記で設定エリア
IOに「Dl」を設定したエントリの設定エリアllに
移すことによりロック権の切り替えを行い、ロック保留
手段4に処理終了報告を行う。この処理の結果、排他制
御テーブル7の状態は第2図(、j)から(b)になる
。
ロック権切り替え手段3から処理終了報告を受は徹った
ロック保留手段4は、ロック保留要求をしたプロセスP
iにダミープロセス識別子rDtjと共にロック保留処
理の完了を通知する。
ロック保留手段4は、ロック保留要求をしたプロセスP
iにダミープロセス識別子rDtjと共にロック保留処
理の完了を通知する。
ロック保留処理完了の通知を受は取ったプロセスP1は
、例えばシステムのプロセス間通信機能により、プロセ
スP2に対して資源R2の処理要求を出す。このとき、
同時にダミープロセス識別子rDIJも通知する。
、例えばシステムのプロセス間通信機能により、プロセ
スP2に対して資源R2の処理要求を出す。このとき、
同時にダミープロセス識別子rDIJも通知する。
なお、この時点で、別のプロセスP3が資源R2に対し
て共有モードでのロック要求を俳他制jn部21に行っ
たとすると、排他制御部21によりそのロック要求は待
たされることになる。すなわち、排他制御部21は、排
他制御テーブル7の空きエントリを見つけ、そのエント
リの設定エリア10.12にプロセス名rP 3J 、
ロック待ら資fi r R2Jをそれぞれ設定する。こ
のとき、排他;!1制御テーブル7は第2図(b)から
(C)に示す状態となる。
て共有モードでのロック要求を俳他制jn部21に行っ
たとすると、排他制御部21によりそのロック要求は待
たされることになる。すなわち、排他制御部21は、排
他制御テーブル7の空きエントリを見つけ、そのエント
リの設定エリア10.12にプロセス名rP 3J 、
ロック待ら資fi r R2Jをそれぞれ設定する。こ
のとき、排他;!1制御テーブル7は第2図(b)から
(C)に示す状態となる。
さて、プロセスP2は、新たな処理要求を受は付は可能
となった時点で、例えばプロセス間通信機能により上記
プロセスPIからの処理要求を取り込む。このプロセス
PIからの処理要求を取り込むと、先ず、ダミープロセ
ス識別子rD1.jと共にロック引き継ぎ要求を引き継
ぎ:すi御部21内のロック引き継ぎ手段5に対して出
す。
となった時点で、例えばプロセス間通信機能により上記
プロセスPIからの処理要求を取り込む。このプロセス
PIからの処理要求を取り込むと、先ず、ダミープロセ
ス識別子rD1.jと共にロック引き継ぎ要求を引き継
ぎ:すi御部21内のロック引き継ぎ手段5に対して出
す。
これに応答してロック引き継ぎ手段5は、ダミ−プロセ
スd1が確保している資源のロック権をプロセスP2へ
切り替えるため、ロック権の切り替え要求をロック権切
り替え手段3に対して出す。
スd1が確保している資源のロック権をプロセスP2へ
切り替えるため、ロック権の切り替え要求をロック権切
り替え手段3に対して出す。
ロック権切り替え手段3は、排他制御テーブル7の設定
エリア10にプロセス名「Dl」が設定されているエン
トリを見つけると、そのエン[りの設定エリアlOのプ
ロセス名をrDIJから「P2」に変更することにより
ロック権の切り替えを行い、ロック引き継ぎ手段5に処
理終了報告を行う、この処理により資′aR2はプロセ
スP2によりロックされたことになり、排他制御テーブ
ル7は第2図(e)から(d)の状態になる。
エリア10にプロセス名「Dl」が設定されているエン
トリを見つけると、そのエン[りの設定エリアlOのプ
ロセス名をrDIJから「P2」に変更することにより
ロック権の切り替えを行い、ロック引き継ぎ手段5に処
理終了報告を行う、この処理により資′aR2はプロセ
スP2によりロックされたことになり、排他制御テーブ
ル7は第2図(e)から(d)の状態になる。
ロック権切り替え手段3から処理終了報告を受は取った
ロック引き継ぎ手段5は、ダミープロセス削除手段2に
対してダミープロセスdlの削除要求を出す。
ロック引き継ぎ手段5は、ダミープロセス削除手段2に
対してダミープロセスdlの削除要求を出す。
ダミープロセス削除手段2は、ダミープロセス登録テー
ブル6からダミープロセスdlを削除し、ロック引き継
ぎ手段5に処理終了報告を行う。
ブル6からダミープロセスdlを削除し、ロック引き継
ぎ手段5に処理終了報告を行う。
ロック引き継ぎ手段5は、ロック引き継ぎ処理が終了し
たのでプロセスP2に対して処理完了を通知する。
たのでプロセスP2に対して処理完了を通知する。
この処理完了通知を受は取ったプロセスP2は、資源R
2のロック権を譲り受けたのでそれにたいして所定の処
理を行う。そして、その処理が完了した後、資源R2の
アンロック要求を排他制御部21に対して出す。排他制
御部21は、排他制御テーブル7から資alXR2のロ
ック権を削除する。
2のロック権を譲り受けたのでそれにたいして所定の処
理を行う。そして、その処理が完了した後、資源R2の
アンロック要求を排他制御部21に対して出す。排他制
御部21は、排他制御テーブル7から資alXR2のロ
ック権を削除する。
また、この時点でプロセスP3のロック待ちが解除され
、プロセスP3は資源R2の使用が可能となる。この結
果、排他側mテーブル7は、第2図(e)に示す状態に
なる。
、プロセスP3は資源R2の使用が可能となる。この結
果、排他側mテーブル7は、第2図(e)に示す状態に
なる。
以上説明したように、本発明の共有資源のプロセス間引
き継ぎ方式は、排他制御上でのみ使用されるダミープロ
セスを用いて共有資源のロック権の保留とプロセス間の
引き継ぎを行うものであり、複数のプロセス間で成る処
理を機能分散によりあるいは負荷分散により処理する場
合において、引き継ぎ元プロセスは引き継ぎ先プロセス
の処理状態にかかわらず共有資源の引き継ぎの為の処理
を進めることができ、プロセス間の共有資源の引き継ぎ
を柔軟かつ効率良く行えるという効果がある。
き継ぎ方式は、排他制御上でのみ使用されるダミープロ
セスを用いて共有資源のロック権の保留とプロセス間の
引き継ぎを行うものであり、複数のプロセス間で成る処
理を機能分散によりあるいは負荷分散により処理する場
合において、引き継ぎ元プロセスは引き継ぎ先プロセス
の処理状態にかかわらず共有資源の引き継ぎの為の処理
を進めることができ、プロセス間の共有資源の引き継ぎ
を柔軟かつ効率良く行えるという効果がある。
第1図は本発明の実施例の構成図および、第2図は排他
側扉テーブル7の構成例を示す図である。 図において、 1・・・ダミープロセス生成手段 2・・・ダミープロセス削除手段 3・・・ロック権切り替え手段 4・・・ロック保留手段 5・・・ロック引き継ぎ手段 6・・・ダミープロセス登録テーブル 7・・・排他制御テーブル lO〜12・・・設定エリア 20・・・排他制御システム 21・・・排他制御部 22・・・引き継ぎ制御部 排他制御テーブル7の構成例 第2図(1)
側扉テーブル7の構成例を示す図である。 図において、 1・・・ダミープロセス生成手段 2・・・ダミープロセス削除手段 3・・・ロック権切り替え手段 4・・・ロック保留手段 5・・・ロック引き継ぎ手段 6・・・ダミープロセス登録テーブル 7・・・排他制御テーブル lO〜12・・・設定エリア 20・・・排他制御システム 21・・・排他制御部 22・・・引き継ぎ制御部 排他制御テーブル7の構成例 第2図(1)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数のプロセスを並行して処理する計算機システムにお
いて、 前記計算機システム内には実在せず排他制御上でのみ使
用されるダミープロセスを生成するダミープロセス生成
手段と、 該ダミープロセス生成手段で生成されたダミープロセス
を削除するダミープロセス削除手段と、あるプロセスが
確保している資源のロック権を他のプロセスに切り替え
るロック権切り替え手段と、 引き継ぎ元プロセスからのロック保留要求を受けて、前
記ダミープロセス生成手段にダミープロセスを生成させ
、前記ロック権切り替え手段に、前記引き継ぎ元プロセ
スが確保している資源のロック権を前記ダミープロセス
生成手段が生成したダミープロセスへ切り替えさせ、前
記引き継ぎ元プロセスへ前記ダミープロセスを識別する
情報であるダミープロセス識別子を通知するロック保留
手段と、 引き継ぎ先プロセスから前記ダミープロセス識別子と共
にロック引き継ぎ要求を受けることにより、前記ロック
権切り替え手段に、前記ダミープロセス識別子により指
定されたダミープロセスが確保している資源のロック権
を前記引き継ぎ先プロセスへ切り替えさせた後、前記ダ
ミープロセス削除手段に前記ダミープロセス識別子で指
定された前記ダミープロセスを削除させるロック権引き
継ぎ手段とを有することを特徴とする共有資源のプロセ
ス間引き継ぎ方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16366388A JPH0212529A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 共有資源のプロセス間引き継ぎ方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16366388A JPH0212529A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 共有資源のプロセス間引き継ぎ方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0212529A true JPH0212529A (ja) | 1990-01-17 |
Family
ID=15778223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16366388A Pending JPH0212529A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 共有資源のプロセス間引き継ぎ方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0212529A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0553838A (ja) * | 1991-08-29 | 1993-03-05 | Oki Software Kk | マルチタスクオペレーテイングシステムの資源共有方法 |
US7234142B1 (en) | 1999-06-09 | 2007-06-19 | Nec Corporation | Task processing system |
-
1988
- 1988-06-30 JP JP16366388A patent/JPH0212529A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0553838A (ja) * | 1991-08-29 | 1993-03-05 | Oki Software Kk | マルチタスクオペレーテイングシステムの資源共有方法 |
US7234142B1 (en) | 1999-06-09 | 2007-06-19 | Nec Corporation | Task processing system |
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