JPH02123144A - グリコサミノグリカンとカチオン重合体との組合せ - Google Patents

グリコサミノグリカンとカチオン重合体との組合せ

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JPH02123144A
JPH02123144A JP24916488A JP24916488A JPH02123144A JP H02123144 A JPH02123144 A JP H02123144A JP 24916488 A JP24916488 A JP 24916488A JP 24916488 A JP24916488 A JP 24916488A JP H02123144 A JPH02123144 A JP H02123144A
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JP
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glycosaminoglycan
cationic polymer
hyaluronan
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group
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JP24916488A
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English (en)
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George L Brode
ジョージ、ルイス、ブロード
Philip A Band
フィリップ、アーサー、バンド
Errol D Goddard
エロール、デスモンド、ゴダード
Arminda G Barbone
アーミンダ、グロリア、バーボン
Adolf Leshchiner
アドルフ、レシチナー
Joseph P Pavlichko
ジョセフ、ピーター、パビリッコ
Emmett M Partain
エメット、マーロン、パータイン
Pak Sang Leung
パク、サン、ロイン
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Biomatrix Inc
Union Carbide Corp
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Biomatrix Inc
Union Carbide Corp
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 溌浬Rど鉦賢 本発明は重合体の組み合わせ、更に詳しくは、グリコサ
ミノグリカンとカチオン性ポリマーとの組み合わせ、及
びこのような組み合わせを使用したケラチン性物質を取
り扱いグリコサミノグリカンの性質を改質する方法に関
する。
λ見俺畏 グリコサミノグリカンは生物学系におIJlて有意の有
用性を有する。グリコサミノグリカンtよ水を各法中に
存在する時、大量の水を吸収することにより高度の粘性
及び弾性を与えることができる。生物学系においては、
これらの性質により、グリコサミノグリカンが繊維成分
及び細胞構造を安定イヒし、かつ支持すること、ならび
に組織内におしする保水性及び塩平衡(Salt ba
lance)に寄与1−ることができる。種々のグリコ
サミノグリカン力(医薬及びパーソナルケア(pers
onal eare)用として(土用されている。例え
ばこのようなグリコサミック′【ノカンの1種であるヒ
アルロナンは高度の保水容量を存し、しかも希釈可能で
、かつ粘性流ならζメに弾性及び疑似塑性を示すことに
より真の流体(むrueliquid)の独特の特性を
示すゲル状′I!!!J’jiを提供する。本明細書に
おいて使用する用語「グリコサミノグリカン」及び「ヒ
アルロナン」とはBiochemical Journ
al Letters 、第235巻、第903頁(1
986年)においてE、 A、 Ba1azsらにより
記載されているような容認された命名法に合致する遊離
酸及びそれに対応する塩の形態の両方を包含する。詳細
な構造、性質及び用途については文献、すなわちCos
metics & Toiletries、1984年
6月号、第99巻、第65〜81頁におけるBa1az
s、 E、 A、及びBand、 P、による「ヒアル
ロナンク アンド:イック ストラクチェア アンド 
 ユース (Hyaturonie  Ac1d:It
s  5tructureand IJse)J ;な
らびに叶ug and Cosmetic 1r++J
us−try、 1985年10月号、第137巻、第
54〜56真におけるBand、 Pによる「エフエク
テイブ ユース オブ ヒアルロナンク アシド(Ef
fective IJse of Hyalurcnt
c Ac1d) Jに示されている。
しかしながらヒアルロナンのようなグリコサミノグリカ
ンの用途、ならびに成る種の医薬及びパーソナルケアへ
の応用における上記物質の独特の性質を十分に活用する
能力は髪、皮膚又はそれらの類似物質のようなケラチン
基質に対する上記Mの直接性(substantivi
ty)の−船釣欠乏によって制限される。グリコサミノ
グリカンはアニオン重合体であって、水溶液中において
脱会合(disassociate) L/、同様に負
に荷電したケラチン物質上におけるグリコサミノグリカ
ンの析出及び保持を妨げる負電荷を提供する。
米国特許第3,472,840号明細書(S tcnB
ら)に記載のものを包含する第四級窒素含有セルロース
エーテルのような種々のカチオン重合体はケラチンTh
Wに対し直接性である。この東うな重合体はケラチン物
質上に容易に析出し、かつ保持されるので、上記のよう
な重合体の性質はゲラチンに対して、例えば改良されコ
ンディショニング、処理能力(IIIanaBahii
ity)又はその他の望ましい性質を与える増大された
効果を有する。
−S的なアニオン重合体とカチオン重合体との組合せは
パーソナルケア用として・公知であり、かつ文献に記載
されている。米国特許第4,240,450号明細書(
Grollierら)及び該明細書において引用されて
いる種々の参考文献において、溶媒中におけるアニオン
重合体、カチオン重合体及び界面活性剤を含有する組成
物がケラチン物質処理用として記載されている。、Gr
ollierらは種々のアニオン重合体が、カチオン重
合体と組み合わせて使用された場合にケラチン物質に固
定されることがあることを開示している。アニオン重合
体とカチオン重合体との組合せの種々の性質及び用途が
Journal of Bioactive and 
Compatible Polymers。
第1巻、1986年4月号、第202〜219頁におい
て「ポリエレクトロライト コンブレックセズイン バ
イオメディカル アプリケイションズ(Polyele
ctrolyte Con+plex in Biom
edical Appli−cations) Jの表
題下にPetrak、 Kにより回顧的に要約されてい
る。カチオン重合体とアニオン重合体とのイオン反応生
成物を含有するヘアケア組成物が米国特許第4.229
,817号明細書(Ilannan m、ら)に記載さ
れている。選択されたアニオン重合体とカチオン重合体
とのインターポリマー(共重合体)反応により生成され
、化粧用組成物に有用な水溶性ゲル及び水不溶性ゲルが
米国特許第4.501,834号明細書(Su)に記載
されている。カチオン重合体である、ヒアルロナンとグ
リコールキトサンとの高分子電解質複合体がJoutn
aI ofColloid and Interfac
e 5cience、第55巻、第1号、1976年4
月、第126〜132頁における「コンプレックス フ
ォーメーション ビトイーン オポジトリー チャーシ
ト ボリサッ力うイドズ(Complex Forma
tion Bat&4een OppositelyC
haged Po1ysaccharfde) 」の表
題の論文において74、 Nakiljin+a らに
より記載されている。
しかしながらアニオン重合体とカチオン重合体との組合
せは、ケラチン物質に対するアニオン重合体の直接性を
与える、それらの能力において、ならびに種々の医薬用
及びパーソナルケア用に必要であるか、又は望ましいか
のいずれかの、広範囲の種々の性質を与える能力におい
て、予想できるものではない。アニオン重合体及びカチ
オン重合体の両者を含有する組成物はそれらの対照的な
電荷及びその結果としての特性に一部起因して、有用な
流動学的性質及び/又は直接性を示す融和性の、かつ安
定な溶液を生成する能力が一般的に制限され、特にパー
ソナルケア用生成物又は医薬用生成物中に使用される典
型的な添加剤と組み合わされた場合において然りである
ケラチン物質に対して直接性であって両型合体によって
与えられる利点を最大にする、グリコサミノグリカンと
カチオン重合体とを含をする組成物及びその使用方法を
提供することができるならば望ましいことである。この
ような組成物及び方法は種々の溶媒系において有用であ
り、好ましくは広範囲の最終用途に適した流動学的性質
を与えるのに十分な相溶性及び安定性を有すべきである
発訓しと1阻 本発明はカチオン重合体及びグリコサミノグリカンを包
含する組合せならびに上記組合せの特定の実施態様に関
する。上記組合せの効果的取扱量をケラチン物質に適用
することによるグリコサミノグリカン性の改質法及びケ
ラチン物質の取扱法もまた提供される。
主皿皇笠亙呈星双 本発明はグリコサミノグリカンによって示される性質を
独特に改質するグリコサミノグリカンとカチオン重合体
との組合せ及びそれらの使用方法に関する。詳しくはグ
リコサミノグリカンによって与えられる性質はカチオン
重合体との組合せにより増加又は強加される。そのほか
、グリコサミノグリカンはカチオン重合体の存在により
ケラチン物質に対し直接的ならしめることができる。組
成物及び方法もまた記載され、それらは多くの用途に対
し融和性、安定性を与え、かつ流動学的性質を示す。
カチオン重合体とグリコサミノグリカンとの組合せは均
一な粘弾性マトリクスを形成するものを提供する。これ
らの表面マトリクスはケラチン基質に施された場合に高
度にたわみ性かつ強固な構造のフィルムを生成すること
により強化剤として作用する。これにより、均一な表面
被覆により環境的侵食から保護され、かつ十分に水和さ
れた基質が得られる。該基質は水中に浸漬後においてさ
えもそのままでいることができる。該組合せは皮膚に塗
布した際にすぐれたすり込み(rubin)性及び残感
(afterfeel)性を示す。該組合わせの直接性
(substantivity)により、基質に対する
グリコサミノグリカンの利点を与えるためのケラチン基
質と接触状態にある時間が延長される。皮膚結合miの
細胞間において立証されているように、水を保持するグ
リコサミノグリカンの性質を利用する、カチオン重合体
とグリコサミノグリカンとの水和マトリクスを使用して
、高い保湿性すなわち湿潤(moisturizati
on)が付与される。
グリコサミノグリカンはへキソサミンとヘキソーズ又は
ヘキスロン酸とのジサツカリドくり返し単位を有する周
知の天然産のポリサツカリドであ5.。
供給されるグリコサミノグリカンの大きさ、種類又は形
状は本発明に対して厳密に臨界的ではない。グリコサミ
ノグリカンの分子量は臨界的ではなく約5,000〜約
20.000,000、好ましくは約100.000〜
約12.000 、000、最も好ましくは約1.00
0,000〜約10.000 、000の範囲にわたる
ことができる。グリコサミノグリカンは遊離の酸又は塩
の形態で提供することができる。該グリコサミノグリカ
ンは、ナトリウム及びカリウムのようなアルカリ金属;
アルカリ土類金属;アンモニウム、置換されたアンモニ
ウム及びそれらの第四級化誘導体のような窒素含有カチ
オン;ならびにその他の適当なカチオンを包含するけれ
どそれらに限定されない任意の適当なカチオンと結合す
ることができる。好ましいグリコサミノグリカンの塩及
びそれらのβ8体はアルカリ金属及びアルカリ土類金属
のグリコサミノグリケートを包含する。グリコサミノグ
リカンは純粋形態;たんばく賞との混合物であり、かつ
天然物質からのグリコサミノグリカンの製造によって誘
導される天然産物質として;あるいは化学的に改質され
たグリコサミノグリカン誘導体として供給することがで
きる。上記のようなグリコサミノグリカンの混合物もま
た供給することができる。
代表的なグリコサミノグリカンとしてはヒラン:ヘパリ
ン;ヘパラン;コンドロイチン;ケラチン;デルマタン
;ならびに上記物質の硫酸塩のようなヒアルロナン又は
それらの誘導体が包含されるけれどそれらに限定されな
い。特に好ましいグリコサミノグリカンはヒアルロナン
及びそれらの誘導体であり、これらは交互配置のβ1−
3グルクロン結合及びβ1−4グルコサミン結合によっ
て結合されたD−グルクロン酸と2−アセトアミド−2
−デソキシ=D−グルコースとのくり返しジサツカリド
構造を有するヒアルロナン及びそれらの誘導体である。
供給することのできる代表的なヒアルロナン及びそれら
の誘導体は米国特許第4.303.676号明細書(B
a 1 a ZS)に記載されているように、B(om
atric Inc、製の旧OM^TI?IX(商標)
、英国公告特許出願第2.172.295A明細書(B
a E a ZS)(この特許明細書は参考として本明
細書に組み入れる)に記載されているようなりioma
tric Inc、製のHYLADARM (商標)ヒ
ラン;及び米国特許第4.141973号明細書(Ba
j2aZSら)(参考として本明細書に組み入れる)に
記載のような実質的に純粋なヒアルロナンを包含するけ
れどそれらに限定されない。
最も広い意味において、グリコサミノグリカンと組み合
わせた場合に改良されたレオロジー、増大された直接性
及び好ましくはその他の望ましい性質のようなグリコサ
ミノグリカンの性質における改質をする任意のカチオン
重合体を使用することができる。このようなカチオン重
合体はケラチン物質に直接性を与えるカチオン重合体の
部類内から選択することができる。このようなカチオン
重合体は合成物又は天然産物質のいずれでもよい。
合成重合体は付加重合又は縮重合によって製造すること
ができ、あるいは天然産重合体の化学的改質によって誘
導することができる。個々の重合構造は該カチオン重合
体がグリコサミノグリカンの性質の必須的改質を行い、
好ましくは後述するような追加の望ましい性質を与える
限り臨界的ではない。
供給することのできる代表的なカチオン重合体はポリサ
ツカリド、縮合重合体、ポリアルキレンイミン、エチレ
ン性不飽和化合物の単独重合体又は共重合体であって、
この重合体はカチオン化した窒素、リン又は硫黄の各基
を含有することによるようなカチオン置換を有するもの
を包含するけれど、それらに限定されない。代表的なポ
リサツカリドはでんぷん及びセルロース族;ペクチン;
キチン;キトサン;グアー;などを包含するけれど、そ
れらに限定されない。代表的なポリアルキレンイミンは
ポリN−アシルアルキレンイミン、及びそれらの加水分
解された誘導体を包含するけれどそれらに限定されない
。代表的なエチレン性不飽和化合物の単独重合体又は共
重合体はポリ(メタ)アクリルアミド、ポリビニルピロ
リドン、ポリ (メタ)アクリレート、ジアリルジアル
キルアンモニウムハロゲン化物、ならびにこのような物
質のグラフト又は共重合体を包含するけれどそれらに限
定されない。
好ましいカチオン重合体は下記から選択することのでき
る水溶性重合体を包含するけれどそれらに限定されない
:ユニオンカーバイド社製であって、米国特許第3.4
72,840号明細書(Stoneら)(参考として本
明細書に組み入れる)に記載されているUCARE(商
標)ポリマーJR−125、JR−400、JR−30
台、LR−400、LR−30M及び5R−10のよう
な第四級窒素含有セルロースエーテル類;ユニオンカー
バイド社製であってヨーロッパ公告特許出願第189,
935号明細書(参考として本明細書に組み入れる)に
記載されている口11ATRIsOFT (商標)ポリ
マーのような疎水物質改質された第四級窒素含有ポリサ
ツカリド類;ナショナルスターチ社製のCELQUAT
 ;Nリマーのようなセルロースエーテルとジアルキル
ジアリルアンモニウムハロゲン化物上のグラフト共重合
体;セラニーズ社製のJ A G IJ A l’1(
商標)ポリマーのような第四級化窒素置換ガラクトマン
ナン;カルボン社製のMERQUAT1m標)ポリマー
のようなジアルキルジアリルアンモニウムハロゲン化合
物の単独重合体及び共重合体、 GAF社製のGAFQ
UAT(商標)ポリマーのようなビニルピロリドンと第
四級化ジアルキルアミノアルキルメタクリレートとの共
重合体類:ハーキュルス社製のRIETEN (商標)
ポリマーのようなアクリルアミドと第四級化ジアルキル
アミノジアルキルメタクリレ−[・との共重合体:コス
メチクス、)・イレタリース、アンド、フラグランス社
(CTF八)製のポリコータニウム化合物である重合体
を包含する、その他のカチオン重合体。
特に好ましいカチオン重合体は全体構造式:により表わ
される成る種の水溶性第四級窒素含有ポリサツカリドを
包含する。
弐■においてRlCCkはポリサツカリドくり返し単位
の残基である。該ポリサツカリド(り返し単位はくり返
し単位1個当り3個よりも多い反応性ヒドロキシル基を
有するポリサツカリド類に対しては3個よりも多いR置
換基を有することができる。Rticchは好ましくは
アンヒドログルコースくり返し単位の残基、特別にはセ
ルロースからの残基である。
式■におけるパラメータQは使用される個々のポリサツ
カリドによって変動する。例えば特定のポリサツカリド
がでんぷん、セルローズなどのようなアンヒドログルコ
ースくり返し単位を包含する場合にはQは一〇−である
。同様にQは:の混合物である) である。
好ましくはQは−〇− すなわち酸素原子である。
式■において2によって定義されるポリサツカリドくり
返し単位の数は通常には約50ないし約20 、000
、好ましくは約100ないし約6.000 、最も好ま
しくは約250ないし約4,000である。カチオンポ
リサツカリドの相当分子量は通常には数千から数百万ま
での範囲にわたる。
式■におけるR+、 Rz及び6の各置換基はポリサツ
カリドの未反応ヒドロキシル基を表わす場合において水
素であるか又はエーテル化、第四級化及び/又はその他
のデリビチゼイション(deriviti−zatio
n)によって与えられる置換基であるかのいずれかであ
る。各R1,R2及びR3は個々に置換構造式: によって表わされる。
弐mにおいてAはアニオンであって、アニオン混合物を
包含する。アニオンの例としてはクロリド、プロミド、
ヨーシト、サルフェート、メチルサルフェート、スルホ
ネート、ナイトレート、ホスフェートなどのより無機ア
ニオン;及びアセテートなどのような有機アニオンを包
含する。1価アニオン、特にハロゲンアニオン、特別に
は塩素イオンが好ましい。アニオンは典型的には第四級
化剤として使用される第四級アンモニウム塩の残基とし
て、又は公知技術によって提供される。
弐■においてaにより定義されるアルキレン置換基はa
が1ないし約3の値を有する整数であるように1ないし
3個の炭素原子を有する。
式■においてm及びpにより定義されるオキシアルキレ
ン置換基によるエーテル化の程度は一般的にそれぞれ0
〜約6個のオキシアルキレン基の範囲にわたる。すなわ
ちmは0〜約6の整数であり、pは0〜約6の整数であ
る。式■においてqにより定義される追加のエーテル化
の程度はqが0又は1、好ましくはOであるようにアル
キレン基、すなわちC,R2,の不存在又は存在に関係
する。
モル置換によって測定される全エーテル化度、すなわち
MSは通常には0よりも大きく、−船釣に約1.2ない
し約4.5、好ましくは約1.8ないし約3.6である
式■においてnにより定義される、置換基1個当りの第
四級窒素の数は0よりも大きいか、又は0に等しい。す
なわちnは0よりも大きいか、又は0に等しい整数であ
る。カチオン置換度、すなわちC3として特徴づけられ
るポリサツカリド全体にわたる第四級化の程度はくり返
し単位1個当りの平均値を与え、その値0よりも大きく
、成る実施態様においては一般的に1よりも小さく、好
ましくは約0.01ないし約0.6である。
弐■においてオキシアルキレン置換基を定義する各R3
及びR,は個々にエチレン(オキシエチレンを与える)
、プロピレン(オキシプロピレンを与える)又はヒドロ
キシプロピレン(ヒドロキシ置換したオキシプロピレン
を与える)の各単位である。R1及びR7は好ましくは
エチレン又はヒドロキシプロピレンであり、最も好まし
くはエチレンである。
弐■においてR4として定義される、第四級窒素をポリ
サツカリド分子に結合させるセグメントは2ないし約6
個の炭素原子を有する2価又は3価の環式、枝分れ鎖又
は直鎖の、飽和又は不飽和の炭価水素であるが、ただし
エーテル置換基又はポリサツカリド残基におけるように
窒素原子と任意の酸素原子との間に少くとも2個の炭素
原子が存在することを条件とする。l?、はエチレン、
C3炭化水素基、−CIl□CI+==+= CIIC
Hz−であることができ、あるいはR1、R2゜又はR
11と結合する場合にはCIl、   cth シクロアルキルであることができる6最も好ましくはR
6は−CI12Clt−である。
C)1゜ ト 式■におけるR8は水素、 ヒドロキシル、 疎水基 Rh 、アルキル、カルボキシル、アルカリ金属もしく
はアミンカルボキシレート又はその他の末端基であるが
、ただしqがOの場合R8は水素又はアルキルであるこ
とを条件とするa R8は好ましくは水素又はアルキル
である。R6が水素であり、しかもm、nx p及びq
がすべてOである場合は置換構造式は非置換のポリサツ
カリドヒドロキシル基を与える。
式■においてR9、R5゜及びR8により定義される窒
素置換基はそれぞれ個々に疎水a R1,、アルキル、
了り−ル、アラルキル、アルカリール、シクロアルキル
、アルコキシアルキル、アルコキシアリールであるか、
又はR5と共に窒素含有複素環を形成する。もしアルコ
キシアルキル又はアルコキシアリールが与えられたなら
ば少くとも2個の炭素原子が置換基の酸素を窒素原子か
ら分離する。
窒素置換基はメチル又はエチルのような1ないし約3個
の炭素原子を有する低級アルキル;フェニルのようなア
リール;ベンジルのようなアラルキルを包含し、R4と
共にN、N−ジメチルピロリジルのようなジアルキル置
換シクロアルキル、などを包含する。各くり返し単位の
好ましい窒素置換基はメチルもしくは疎水基であり、あ
るいはR4と共にピロリジルを与え、あるいは上記のよ
うな基の混合物である。
R5によって定義される疎水基は、存在する場合には少
くとも8個、好ましくは約10ないし約24個、最も好
ましくは約10ないし約18個の炭素原子を有する長鎖
アルキル基を含有する。該疎水基はR7、Lo又はR1
1として存在する場合には第四級窒素に直接に結合し;
エーテル置換基Raに結合し;及び/又はm、n、p及
びqがすべてゼロの場合はポリサツカリド残基に直接に
結合する。疎水基はポリサツカリド分子内における同−
又は異なるくり返し単位において任意の又はすべてのこ
れらの配置において供給することができる。、該疎水基
はアルキル基をポリサツカリドに結合させるのに使用さ
れるアルキル化剤に関係して、アルキル基と該アルキル
基が結合する窒素原子又は酸素原子との間に結合セグメ
ントをも有することができる。
疎水基は好ましくは窒素原子又は酸素原子に最も好まし
くは、第四級窒素に直接に結合する長鎖アルキル基であ
る。
式■においてVにより定義されるアニオンへの原子価は
整数であり好ましくは1である。第四級窒素置換基にお
けるエーテル酸素の不存在又は存在は式■においてyに
より定義される。すなわちyはそれぞれO又は1であり
、ただしそれ以上のエーテル置換の不存在下、すなわら
nがOよりも大きく、しかもyがOである場合にp及び
qは0であり、しかもR6は水素であることを条件とす
る。
好ましくはyは工である。
個々のポリサツカリドくり返し単位に対する多数の可能
な置換の若干の例は下記; −1(ニ ーatコニ  −CIJt、、; −Cl12CM20
H:  −C1!□Cl2CH3j  −CI12CO
OHj(式中、Rは低級アルキルであり、そしてm及び
nはさきに定義したとおりである)を包含する。
好ましい実施態様においてカチオン重合体は全体構造式
: (式中; Re5t Lはアンヒドログルコースくり返し単位の残
基であり;そして Z%RI%R2及びR3は追加の条件:(1)  ポリ
サツカリドくり返し単位1モル当りの前記疎水基の平均
モル数によって定義される疎水基置換の程度IIsが0
よりも大きいこと;又はf21  Rq、RIG又はR
11の任意の1個がR5と共に複素環を形成し、しかも
ポリサツカリドくり返し単位1個当りのnの平均値が0
よりも大きいこと;を除いてさきに定義したとおりであ
る。
供給されるグリコサミノグリカンの特定量は厳密に口臨
界的ではない。−船釣に該組合せに対して効果的又は改
良されたケラチントリートメント有用性を付与するのに
十分なグリコサミノグリカンの量として定義される有効
処理量が供給される。
典型的にはグリコサミノグリカンの量は全組成物の少く
とも0.0001重量%、好ましくは約0.0005重
量%ないし約2重量%最も好ましくは約0.001重量
%ないし約1重量%である。
供給されるカチオン重合体の特定量は後述するような、
グリコサミノグリカンの性能を改質するのに十分な有効
量が供給される限り、臨界的ではない。典型的にはカチ
オン重合体の量は全組成物の少くとも約0.0005重
量%、好ましくは約0.0025重世%ないし約20重
量%、最も好ましくは約0.005重量%ないし約10
重量%である。
最も広い意味において、カチオン重合体対グリコサミノ
グリカンの相対的割合は、グリコサミノグリカンの性質
を改質するのに十分なカチオン重合体の有効量を供給す
る点を除いて厳密に臨界的でない。カチオン重合体対グ
リコサミノグリカンの相対重量比は一般的に約0.01
:1ないし約200:1、好ましくは約2=1ないし約
100:1、最も好ましくは約10:1ないし約50:
1の範囲にわたる。
カチオン重合体対グリコサミノグリカンの相対重量比を
変動させることにより、改良されたグリコサミノグリカ
ンのレオロジー及び直接性ならびに融和性、増大された
感触及び延長された安定性を付与することができる。グ
リコサミノグリカンの増大された直接性度は毛髪又は皮
層のようなケラチン物質に施こした場合に付与される。
皮膚に対する増大された直接性は約5:1よりも大きく
、好ましくは約35:1ないし約75:1のカチオン重
合体対グリコサミノグリカンの相対重量比において付与
される。毛髪に対する増大されたグリコサミノグリカン
の直接性は約5:1ないし約25:1のカチオン重合体
対グリコサミノグリカンの相対重量比を使用して付与す
ることができる。増大された直接性を付与する相対重量
比はカチオン重合体及びグリコサミノグリカンの種類及
び量、ならびに界面活性剤又はその他のケア化合物(c
arecompound)のような追加成分の存在及び
量によって変動することができる。
該グリコサミノグリカンとカチオン重合体との組合せは
グリコサミノグリカンの性質を独特、かつ予想外に改質
する。最も広い意味において、グリコサミノグリカンの
性質におけるこの改質は、包含することができるけれど
、それに限定されないグリコサミノグリカンによって示
される性質、ケラチン171譬に対するグリコサミノグ
リカンのレオロジー又は直接性における増大又は強化に
よって特徴づけられる。
グリコースアミノグリカンの性質の改質は、グリコース
アミノグリカンの示す性質を、カチオン重合体の存在及
び不存在の場合と比較しながら分析することにより決定
できるものである。特に、卓越した感触を有する組成物
を提供するようなグリコースアミノグリカンの性質は、
本願発明のカチオン重合体と組合せた場合、グリコース
アミノグリカンの事実上低下した濃度を有するものとし
て示された。
グリコースアミノグリカン及びカチオン重合体の組合せ
は又、ケラチン様物質に対するグリコースアミノグリカ
ンの直接性を提供し得る。本発明における直接性は、単
にカチオン重合体の性質としであるのではなく、ケラチ
ン様物質に対するグリコースアミノグリカンの直接性を
提供する組成を有するグリコースアミノグリカンにわた
るものである。
グリコースアミノグリカンとカチオン重合体組合せの直
接性は、カチオン重合体の不存在下においてケラチン様
物質上でグリコースアミノグリカンの等しい量及び種類
の析出又は保持と比較して、カチオン重合体の存在に起
因するケラチン様物質上のグリコースアミノグリカンの
析出又は保持、あるいはその両方の増加によって特徴づ
けられたものである。
直接性は放射性標識を付したグリコースアミノグリカン
の分析により測定することができる。特に、体内組織培
養原理のような、充分に確立した技術を用いて、6−2
)!−D−グリコースアミン単位を含有するトリチウム
化グリコースアミノグリカンが提供され得る。このよう
な放射性標識を付したグリコースアミノグリカンがケラ
チン様物質に適用された場合、処理されたケラチン上の
放射能を検出することにより物質上に析出又は保持され
たグリコースアミノグリカンの量を測定することによっ
て直接性の程度を決定することができる。
直接性はまたジャーナル・オブ・コロイド・インターフ
ェース・サイエンス、45巻、591 (1973)に
おいてSomasundaran他による記事に記載さ
れているような界面流動電位分析によって決定すること
ができる。特に、カチオン重合体の大過剰を使用してカ
チオン重合体とグリコースアミノグリカンの組合せによ
り処理された毛髪試料の界面流動電位測定によってカチ
オン重合体との結合錯体中のグリコースアミノグリカン
の直接性が達成されたことの推定ができる。直接性は、
このような組合せの界面動電気分析を通じてカチオン重
合体の吸着及び保持を検出することにより決定されるつ
そ位の変化はまた、グリコースアミノグリシンの直接性
を示すことになる。
グリコースアミノグリカン及びカチオン重合体の祖合せ
はまた、望ましい融和性と安定性及び/又はレオロジー
を有する。
本発明で規定した融和性は、グリコースアミノグリカン
及びカチオン重合体を組合せた後少くとも24時以上に
わたり沈澱しない水溶液のように均一で単一相の組成物
をもたらすグリコースアミノグリカン/カチオン重合体
の組合せにより特徴づけられる。
融和性は光学的又は粘度分析を通じて決定することがで
きる。特に、当初及び24時間にわたり、−船釣に54
0ナノメーターで行われる可視吸光測定のような方法で
グリコースアミノグリカン及びカチオン重合体組成物の
吸光を測定する二七ができる。融和性を有しない組成物
は24時間以内に沈澱物を形成するかもしくは残留可溶
性組成物の吸光度低下をもたらす。融和性は又、グリコ
ースアミノグリカン及びカチオン重合体もしくはその稀
釈物の粘度を測定することにより決定することができる
。非融和性組成物は、残留可溶性組成物が24時間以内
に粘度低下を示す溶液を提供する。
本発明において規定された安定性は、沈澱物や析液吻(
coacervat、es) 、均質性の喪失やレオロ
ノー的性質の変化を回避するなどの方法で、全時間にわ
たり、又は凍結及び解凍の後に最少の不安定性を有する
組成物を提供するグリコースアミノグリカン及びカチオ
ン重合体組合せによって特徴づけられる。貯蔵安定性は
、数ケ月、例えば4ケ月にわたり、種々の温度、例えば
4℃1における、均質性、沈澱物もしくは析液物の可視
観察を通じて、及び慣用の方法を用いて光学的に粘度も
しくは他のレオロジー的測定を行う等の管理条件下でグ
リコースアミノグリカン及びカチオン重合体組合せを分
析して決定することができる。性質において殆んともし
くは全く変化を示さない試料により長期間の安定性が証
明されている。凍結及び解凍サイクルのくり返し処理を
施したこのような組合せについて類似の分析を行うこと
により凍結−解凍安定性を決定することができる。
本発明で決定したレオロジーは、慣用の装置を使用して
グリコースアミノグリカン及びカチオン重合体組成物を
、せん断速度の函数としての粘度及び振動数の函数とし
ての弾性モジュラスに関して分析する等の方法により知
られたグリコースアミノグリカン及びカチオン重合体組
成物の粘度、弾性又は他のレオロジー的性質により特徴
づけられる。このような組成物は、それぞれ同型で同量
のカチオン重合体及びグリコースアミノグリカンによる
値の合計と比較した場合、せん断粘度及び弾性モジュラ
スの相乗的増加を示している。レオロジーが高められた
程度は、−船釣に、カチオン重合体及びグリコースアミ
ノグリカンの型と量、それらの相対的重量比、並びに他
の組成物の存在とその量、によって異ると考えられる。
グリコースアミノグリカン及びカチオン重合体の組合せ
の示す融和性、安定性及びレオロジーの存在と程度は一
般的に、グリコースアミノグリカン及びカチオン重合体
の特別な型と方式、及び二成分の相対的比率により変化
し、グリコースアミノグリカン及びカチオン重合体間の
内部作用に影響を与える他物質の存在とその量に影響を
受けると考えられる。
本発明におけるグリコースアミノグリカン及びカチオン
重合体はケリケアー(kericare)への応用に有
効である。本発明において用いられるケリケアーなる用
語は毛髪、皮ふ、爪あるいは池の類似物質のようなケラ
チン性吻譬のトリートメント又はケアーを意味し、医学
用及びパーソナルケアー用の両方を含むものである。
本発明の医学的用途を例示すれば次のものを含むが、そ
れに限定されるものではない:ビスコサージエリー(v
iscosurgery) ;種々の物質の複融和性(
bicompatibility)を向上させるだめの
コーティング:創傷の包帯;種々の薬品製造;薬品運送
;及び他の医学的応用。
本発明のパーソナル・ケアーへの用途を例示すれば次の
ものを含むが、それに限定されるものではないごクレン
ジング、ナイト、マツサージ、モイスチュアライジング
、バニシング、ファンデーション、ハンド、ハンド・ア
ンド・ボディ、オール・バーポスクリ−を含むスキンク
リーム及び他の知られたスキンクリーム;刺戟、炎症、
アレルギー、過敏症又は感作した皮ふ、に対する組成物
を含むアストリンゼント及びスキントニック;保護クリ
ーム及びハンドクレンザ−;フオームバス、ハス・ソー
ルト、バス・オイル、アフターバス製品等の入浴用品及
び他の知られた入浴用品;ベビースキン及びヘアー製品
;指頭及びニキビ用のようなアドールセント・スキン製
品、及び他の知られたアドールセント・スキン製品;発
lモ防止剤及び防臭剤;脱毛剤;ウェット・シェービン
グ・クリーム、棒状、フオーム状、ドライシェービング
・ローション、fffl 束状、アフター・シェーブ・
ローション、フオーム状、エアロゾル状、ゲル状、クリ
ーム状、香油状及び粉末状、及び他の知られたシェービ
ング用品:フート・パウダー、スプレ、クリーム、コー
ン、たこ及びしもやけ及び競技者用フート用品を含むフ
ート用品並びに他の知られたフート用品;防虫剤、サン
スクリーン、サンクン(sunjan)及び陽やけ止め
用品ニスキンライトナー又はブリーチ;ワックス、ゴム
、ビニール、水和コロイド、又はアースベース系、しわ
防止用品を含むフェース・バック又はマスク、及び他の
知られたフェース・バック又はマスク;香水、フェース
パウダー及びメイクアップ、リップスティック、リップ
軟こう、ルーシュ、及びマスカラ、アイシャドウ、アイ
ライナーのようなアイメークアップ及び他の知られたメ
ークアップ用品;クリアーリキッド、リキッドクリーム
又はロージョン、ソリンドクリーム又はゲル、オイル、
パウダー、エアロゾル、ドライ、コンディショニング、
ヘビー、ふけ防止及び薬品添加、酸平衡シャンプー、を
含むシャンプー並びに他の知られたシャブー;ローショ
ン、スプレー ドレッシング、ブリリアンチン、色留め
剤、エアロゾール、エマルジョン、ゲルを含むヘアー・
セツティング用品、並びに他の知られたヘアー用品;ヘ
アートニック及び、リンスを含むコンディショナー;テ
ンポラリ、セミパーマネント、パーマネント又は他のへ
アーダイ又はコロランツ、ヘアーダイリム−バーブリー
チ、ライトナー、を含むヘアーコロラント、並びに他の
知られたヘアーコロラント;パーマネントウェーブ及び
ヘアーストライナー;コースティック用品;ケミカルへ
アーレデューシング用品を含むヘアー強化剤及び他の知
られたベアーストライナ;トウース・ペースト、トウー
ス・ゲル、トウース・パウダー、固型歯みがき、嚢歯ク
レンザー1接着剤のような歯みがきを含む歯科用製品及
び他の知られた歯科用製品;口腔洗浄剤;及び他の知ら
れたパーソナル・ケアー用途。
本発明のグリコースアミノグリカン及びカチオン重合体
の組合せは又、種々の時間放出用途のようなケリケアー
以外の用途において有用である。
グリコースアミノグリカン及びカチオン重合体、又はそ
の両方は、グリコースアミノグリカン及び/又はカチオ
ン重合体に対して、あたかも好適な任意の成分に対する
のと同様に流動溶媒として作用するキャリアー混合物を
含む好適なキャリアー中で調整される。キャリアーの類
型は厳密なものではなく、特別な応用に適したどのキャ
リアーからも選択する事ができる。キャリアーを例示す
れば次の通りであるが、これらに限定されるものではな
い:脱イオン水又は庫溜水のような水;水中油又は油中
水エマルジョンのようなエマルジョン:エタノール、イ
ソプロパツール又はそれらの類(1ff’&のようなア
ルコール;プロピレングリコール、グリセリン又はそれ
らの類似物のようなゲルコール;及びそれらの混合物。
好ましいキャリアー系には、油中水又は水中油エマルジ
ョン、水、エタノール及びエタノール水溶液の混合物が
含まれる。
グリコースアミノグリカン及びカチオン重合体の組合せ
は、ケリケアー組成物として代表的な、従来技術として
充分に確立した以下の方法で製造された好適な成分又は
添加剤を任意に含む事ができる。好適な成分の例示とし
て下記のもの及びその混合物が含まれるが、これらに限
定されるものではない。
界面活性剤の例示として次のものが含まれる。:脂肪酸
面けん、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、ア
ルキルアリルスルホン酸塩、ザルコシネート、アルキル
・グルコース・エステルもしくはそのアルコオキシレー
ト及び好ましくはナトリウム・ラウリル硫酸塩、アンモ
ニウム・ラウリル硫酸塩、トリエタノール・アミン・ラ
ウリル硫酸塩、メチルグルコース・ステアレートもしく
はそのエトキシレート及びグリセロールモノステアレー
トのようなアニオン性;脂肪酸アルカノールアミド、ア
ルキルアリルポリグリコールエーテル、ポリグリコール
エーテル及び好ましくはコカミドDEA 、ノノキシノ
ール−7及びオクトキシノール−9のような非イオン性
:アルキル・トリメチル・アンモニウム塩、エチレンジ
アミンの第四級化アミド、アルキルピリジニウム塩及び
好ましくはセトリモニウムクロリド、ステアラルコニウ
ムクロリド及びセチルビリデイニウムクロリドのような
カチオン性;及びアルキルβ−アミノプロピオネート、
ベタイン、アルキルイミダプリン及び好ましくはコカミ
ドプロピルベタイン及び、カブロアムホ力ルポキシプロ
ビオネートのような両性・クレンザ−を例示すれば、天
然油及びアルコール及び、好ましくはミネラル油、ラノ
リン油、エタノール及びイソプロパツールが含まれる。
コロラントを例示すれば、顔料、染料及び好ましくはF
D&CブルーNα1 、FD&CNo、 1アルミニウ
ムレーキ又は緑、赤もしくは黄色のセット、が含まれる
。プレゼンテイテイブを例示すれば、アルコール、アル
デヒド、P−ヒドロキシベンゾエート及び好ましくはメ
チルパラベン、プロピルパラベン、グリタールアルデヒ
ド及びエチルアルコールが含まれる。モイスチュアライ
ザーを例示すれば、アルキルグルコーズアルコキシレー
ト又はそれらのエステル、脂肪族アルコール、脂肪族エ
ステル、グリコール及び好ましくはメチルグルコーズエ
トキシレート又はプロポキシレート及びそれらのステア
レートエステル、イソプロピルミリステート、ラノリン
又はセチルアルコール、プロピレンゲルコール、グリセ
ロール及びソルビトールが含まれる。pH調節剤を例示
すれば、無機及び有機酸及び塩基、好ましくはアンモニ
ア水溶液、クエン酸、リン酸、酢酸、トリエタノールア
ミン及び水酸化ナトリウムが含まれる。乳化剤を例示す
れば、アニオン性及び非イオン性界面活性剤、及び好ま
しくはステアリン酸、グリセロールモノステアレート、
ココイルジェタノールアミド、及び既に記載した好まし
いアニオン性及び非イオン性界面活性剤が含まれる。推
進薬を例示すれば、炭化水素、フロロカーボン、エーテ
ル、二酸化炭素、窒素及びジメチルエーテルが含まれる
。還元剤を例示すれば、アンモニウム・チオグリコレー
ト及びナトリウム・チオグリコレートが含まれる。増粘
剤を例示すれば、塩化ナトリウム、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピル・メチル・セルロース、
ナトリウム・カルボキシメチル・セルロース及び、疎水
化ポリウレタン又は米国特許明細書第4,426.48
5号に記載されているような他の重合体を含む疎水団を
含有する重合体、が含まれる。
他の代表的成分としては、次のものが含まれるが、これ
に限定されるものではない:芳香剤;発泡剤;サンスク
リーン及びサンクン剤;脱毛剤;香味剤:アストリンゼ
ン剤;防腐剤;防臭剤:発汗防止剤;防虫剤;ブリーチ
及びライトナー;ふけ防止剤;接着剤;光沢付与剤:毛
髪、爪等の強化剤;充填剤;バリヤー物質:及び他の知
られたケリケアー添加剤。これらの成分の混合物も又使
用することができる。
本発明の組合せに含まれる任意成分の量は厳密なもので
はないけれども、特別な成分、組成及び希望する使用レ
ベルによって変化し、このような成分によってもたらさ
れた希望する物性を実現するために効果的な量となって
、従来技術として充分に確立した工程に続くものである
本発明のグリコサミノグリカンとカチオン重合体との租
合わせの組成物は、グリコサミノグリカン又はカチオン
重合体、或はその双方を任意の成分、例えば前述の任意
の1種または数種の好適な成分を、1種又は数種の18
体に提供することによって製造される。グリコサミノグ
リカン及びカチオン重合体は、2種の組成物として別々
に、或は単一の組成物に組み合わせた双方の成分を包含
して、或は木質的に成ることによってもたらされる。そ
れぞれ別個に使用する場合には、グリコサミノグリカン
をカチオン重合体の適用に同時に、或は逐次的に施こす
。代表的には、カチオン重合体をグリコサミノグリカン
の適用に先立って、或は−緒に提供する。
次に実施例を掲げて、本発明を具体的に説明する。但し
、本発明の範囲を限定するものではない。
別設の記載をしない限り、百分率(%)は総て重量%に
よって示す。
実施例 下記実施例において使用される種々の記号を下記のとお
り定義する 一皿号一 アニオン 重合体I 明 0.4〜1.0重量%の間のカルボキシメチル置換度と
、200〜800センチポアズの間の0.2重量%ブル
ックフィールド粘度とを有するカルボキシメチルセ ルロースのナトリウム塩。
カチオン 約0.1のカチオン置換度、150〜300
重合体T センチポアズの1重量%水溶液粘度(ブルッ
クフィールドLVT、スピンドル第2番60rpm)、
及び約3重量%の灰分含1(Na(4)を有するN−ド
デシル、N、N−ジメチル第四級アンモニウムクロリド
置換ヒドロキシエチルセルロース。
カチオン 等級H−100の商標CELQtlATポリ
マー重合体■のもとにNational 5tarch
社から入手される、ポリコータニウム(Pa Lyqu
a tel−−nium) −4のCTFA名称を有す
るヒドロキシエチルセルロースとジメチルジ アリルアンモニウムクロリドとのグラ ト共重合体。
カチオン 等級L−200の商標CELQtlATポリ
マーの重合体■ 商標のもとにNational 5t
arch社から入手される、ポリコータニウム−4の 名称を有するヒドロキシエチルセル ロースとジメチルアリルアンモニウム クロリドとのグラフト共重合体。
カチオン 等級755Nの商標GAFQtlATポリマ
ーの重合体■ もとにGAF社から入手される、ポリコ
ータニウム−11のCTFA名称を有するビニルピロリ
ドンとジエチルサル フェート第四級化ジメチルアミノエチ ルメタクリレートとの共重合体。
カチオン 等級100の商標MERQtlATポリマー
のも重合体V とにCalgon社から入手される、ポ
リコータニウム−6のCTFA名称を有するジメチルジ
アリルアンモニウムクロリ ドの単独重合体。
カチオン 等級550の商標MERQUATポリマーの
も重合体■ とにCalgon社から入手されるポリコ
ータニウム−7のCTP^名称を存するアクリルアミド
とジメチルジアリルアンモ ニウムクロリドとの共重合体。
カチオン 300〜500センチポアズの間の2重量重
合体■ %ブルックフィールド粘度と約0.8〜1.1
の重量%Nとを有するN、N、N−トリメチルアンモニ
ウムクロリド置換ヒド ロキシエチルセルロース。
カチオン 300〜500センチポアズの間の2重量重
合体■ %ブルックフィールド粘度と約1.8の重量%
Nとを有するN、N、N−1−リメチルアンモニウムク
ロリド置換ヒドロキシ エチルセルロース。
グリコサ 英国公開特許出願筒2.172.295A明
細書ミノグリ に記載の手順にしたがいルースターカン
I  コーム(rooster comb)中における
アルデヒドと天然産ヒアルロナンとのその 場における反応によって生成され、1 グラム当り4000cc以上の粘度数(vis−cos
ity number) (25℃の0.15N塩化ナ
グリコザ ミノグリ カン■ トリウム?容液中における1−当り80μgグリコサミ
ノアルカンにおいて測 定)を有し、商標+1YLADERMのもとにBiom
atrtx社から入手されるヒランのナトリウム塩。
1グラム当り4000cc以上の粘度数(25゛CのO
,15N塩化ナトリウム溶殖中における1Ml当り80
μgグリコサミノアルカンにおいて測定)を有し、タン
パク 質及びその他の天然産物質との混合物 の状態で0.5〜0.6重量%水溶液として人手される
ヒアルロナンのナトリウム 塩であって、米国特許筒4,303,676号明細書に
記載され、商標BIOMATRIX IIAのもとにB
Lomatrix社から入手されるもの。
Sigma Cbemica1社からの入手されるヘグ
リコサ ミノグリ カン■ バリン。
グリコサ Sigma Chemica1社からの入手
されるミノグリ カン■  コンドロイチン硫酸塩。
非イオン 重合体I 防腐剤I 防腐剤■ 2.0〜2.5の閘のヒドロキシエチルのモル置換度を
存し、かつ300〜400七ンチボアズの間の2重量%
ブルック フィールド粘度を有するヒドロキシエ チルセルロースであっ、て、商標CELLO3IZE 
QP−300のちとに1lnion Carbide社
から入手されるもの。
メチルパラベン、エチルパラベン、プ ロピルパラベン及びブチルパラヘンの 混合エステルのフェノキシエタノール 溶媒中における27〜29重量%溶液であって、商標P
HENONIPのもとにN1paLabora tor
 ies社から入手されるもの。
ジアゾリジニル尿素のCTFA名称を有する、N−(ヒ
ドロキシメチル) −N−(1,3−ジヒドロキシメチ
ル−2,5−ジオキソ−4−イミダゾジニル)−N’−
(ヒドロキシメチル)尿素であって商標GERMALL
 IIのもとに5utton Laboratorie
s社から入手されるもの。
?L’FJI   フェノキシエタノール界面活性 商
標5TANDAPOL ESらのもとに28.5重量剤
1   %水溶液としてHenke1社から入手される
ラウレス(laurethL 3硫酸ナトリウム。
界面活性 商標TRITON X−100のもとにAl
drich剤TI    Chemica1社から入手
されるp−(Ll、3,3テトラメチルブチル)フェノ
ールの9 〜10モル(平均)エトキシレート。
界面活性 商標MIRANOL C2M−5F4縮物の
もトニ39剤■   重量%水溶液としてMtrana
1社から入手されるココアム ホ カルボキシプ ロピオネート。
界面活性 Dleth−20のCTFA名称を有する9
−オクタ剤IV    デセン−オルの20モル(平均
)エトキシレートであって、商標AMEROXOLのち
とに43.5重1%水溶液として Amercho1社
から入手されるもの。
界面゛活性 商標VELVETEX AB−45のもと
に43.5重量剤V   %水溶液としてHenke1
社から人手されるココベタイン。
界面活性 Methyl gluceth−20のCT
FA名称を有す剤■   る、メチルグルコース セス
キステアレートの20モル(平均)エトキシレートであ
って、商標GLUCAMATE 5SE−20のちとに
Amercho 1社から入手されるもの。
界面活性 Laneth−16のCTFA名称を有する
ラノ剤■   リン アルコールの16モル(平均)エ
トキシレートであって、商標5OLIJLAN16のも
とにAmercho1社から入手されるもの。
界面活性 CI 1−1f  、アルカノール混合物の
9モル剤■   (平均)エトキシレートであって商標
TERGITOL 15−5−9のちとにUnionC
arbide社から入手されるもの。
シンチレーション補体 (Scintillation  Complemen
t)フルオル(fluor) 類と残余分の酸性可溶化
剤とを含有するトルエン)容器で あって、商品名Unisol補Jcomplemen 
t)のもとにl5olab社から入手されるもの。
組織可溶 商標Unisolのもとにl5olab社か
ら入手化剤   される第4級水酸化アンモニウム。
特に指示がない限り下記の試験手順を使用して、下記実
施例に示される生成物及び性能特性を測定した。
融和性:グリコサミノグリカンとカチオン重合体との組
合せの水溶液試料を、溶液調製直後に、2000rpm
における10分間の遠心分離により空気泡を除去した後
、対照として蒸留水を使用し、540+1メートルの波
長において可視吸光度を測定した。次いでキュベツト中
の試料を覆って冷凍した。少な(とも1日経過してから
該キュベツトを室温に戻し、吸光度測定をくり返した。
融和性はくり返し測定中における、沈殿又はコアセルベ
ーションに起因する吸光度の有意の下降が存在しないこ
とにより一般的に立証された。
触怒:指示された試験組成物の少量を前腕の手のひら側
、好ましくは毛の生えていない側面に、又は手の裏側に
塗布し、比較中、試験個所を変化しないように保ち、次
いで皮膚中にすり込んだ。
評価される組成物の特性は怒触、ラブイン(rub−4
n)、処理された皮膚の後感触(af terfeel
 )皮膚の外見を任意のその他の注目される特性と共に
包含する。
毛髪直接性二毛髪直接性を測定するために二つの手順を
使用した。
1、放射線標識したグリコサミノグリカンの使用に先立
って、界面活性剤■中において洗浄し、それからまず水
道水で十分に洗浄し、次いで蒸留水で3回洗浄すること
により金髪の試料を調製した。該毛髪試料を空気乾燥し
、次いで約1cmの切片に切断した。毛5tlOOgの
試料を1mlのガラス製シンチレーション容器に入れ、
次いで、放射線標識したグリコサミノグリカンの指示さ
れた試験溶液1.07dを該試料容器に入れ、次いで振
とうしながら1時間にわたって培養した。試験溶液を除
去した後、試料毛髪を各洗浄毎に5戒の蒸留水で3回洗
浄した。&1IvX可溶化剤1dを添加し、試料を室温
において一夜放置した。可溶化された毛髪試料を0.5
dのメタノールと共にガラス製シンチレーション容器に
移し、次いでシンチレーション補体(Scintill
ation Complement) 10 mlを添
加した。[5OCAP (商標)300の液体シンチレ
ーション計数管を使用して、該可溶化された毛髪試料の
放射能を測定した。毛髪に結合されたグリコサミノグリ
カンの量は、洗浄し、次いで可溶化された毛髪溶液につ
いて測定された毛髪に対して適用される1分間当りの崩
壊の100分率すなわちDPMとして示した。二つの指
示された主題溶液、すなわちカチオン重合体溶液と他方
のグリコサミノグリカン溶液を2段階法において使用し
た点を除いて、上記と同一の手順を使用して連続試験を
評価した。第1段階において第一の指示された試験溶液
を15分間にわたって振とうしながら培養し、次いで毛
髪試料を各洗浄ごとに5 mllの蒸留水により3回洗
浄した。第2段階は第二の指示された試験/8液1. 
mlを添加し、次いで1時間の培養を続け、次いで最初
の手順に記載のようにして行うことより成った。
2、電気連動学的流動電位分析(electrokin
e−tic streaming potential
 analysis)を使用して処女髪(virgtn
 hair)6.6 gの試料を三つの束に分けた。各
毛髪の束を、水道水で十分に湿し、界面活性剤■の3滴
を手で毛髪に30秒間にわたって、しみ込ませ、次いで
最初に水道水で次いで2回蒸留蒸留水(double 
distilled water)で洗浄することによ
り処理用に調製した。1〜1.5インチ断片の試料を切
断し、結晶皿中において2回蒸留蒸留水で覆い、渦を巻
かせて空気泡の不存在を保証した。毛髪試料を、ワイヤ
製探査針を使用して空気泡をたたき出しながら電解槽の
U型部分の底部区画に置き、多孔質白金円板電極を使用
して電解槽中に入れた。試料を各洗浄ごとに100蔵の
二回蒸留蒸留水で三回洗浄し、アスピレータ−で液体を
除去した。電解槽を10−’NのKN(hの弱電解質溶
液で満たし、該溶液を5回の1分のサイクルにわたって
毛髪を通過させ、流動電位を測定して、透明な毛髪のゼ
ータ電位を定めた。電解質溶液をアスピレータ−で除去
し、重合体を含有する1旨示された処理溶液300雁で
電解槽を満たした。処理溶?&に25分間露出させて、
毛髪上への重合体の吸着を生じさせた後において、該溶
液を5回の1分サイクルにわたって電解液に通しつつ流
動電位を測定して、重合体溶液となおも接触したままに
おける吸収された重合体によって覆われた毛髪のゼータ
電位を定めた(工程1)。処理溶液をアスピレータ−で
除去し、次いで毛髪を各洗浄ごとに100dの2回蒸S
7z留水で3回洗浄し、各サイクル後にアスピレータ−
により除去した(工程2)。
電解槽をto−’NのKNO3ン容ン夜300 mAで
満たした(工程3)。該溶液を1時間にわたって毛髪を
前後に通過させ、同時にこの時間にわたって流動電位を
測定して、洗浄の際における吸収された重合体の保持力
(retenLion)について測定した。単独重合体
予備処理溶液を使用した点を除いて同一手順(上記工程
1及び2)を使用して連続的な重合体の通用を分析した
。洗浄(工程2)後に電解槽を第二の指示された重合体
処理溶液で満たし、その後に1時間にわたって流動電位
を測定した。
Journal of Co11oid Interf
ace 5cience、第45巻、第591頁(19
73年)におけるP、Somasund−aranらに
よる論文に記載されているもののような確立された手順
にしたがって電気運動学的(ゼータ)流動電位を測定し
た。
弾性率:c−i4のカップ及びスピンドルを備えたBo
hlin VORレオメータ−を使用し、振動ひずみ振
幅(oscillation 5train ampl
itude) 5を用いて0.01ヘルツから5.0ヘ
ルツまでの振幅範囲にわたり、25゛Cにおいて指示試
験溶液を測定した。
せん断粘度:C−14のカップ及びスピンドルを備えた
Bohlin VORレオメータ−を使用し、0.05
秒−1から100秒−1までのせん断範囲ねたり25℃
において測定を行った。
皮膚直接性:二つの手順を使用して皮膚直接性を測定し
た。
1、新生児のねずみの皮膚から採取した平均型it25
mgを有する角質層の乾燥試料を合計100gの角質層
の1グループ当り4個のペトリ皿を使用して60dのベ
トリ皿に入れた。放射線標識したグリコサミノグリカン
を含有する指示され試験溶液2dを各ベトリ皿に入れ、
ゆるやかに振とうしながら1時間にわたり培養した。次
いで試験溶液を除去し、角質層を蒸留水5dで3回洗浄
した。
各グループからの4個の角質層のすべてを添加された組
織可溶化剤1iと共に20戒のガラス製シンチレーシゴ
ン容器に入れ、室温において一夜放置した。メタノール
zi、次いでシンチレーシゴン補体10成を該容器に添
加した。可溶化された組織に結合される放射線標識グリ
コサミノグリカンを、l5OCAP (商標)300液
体シンチレーション計数管を使用して測定した。結合さ
れたグリコサミノグリカンのアイクログラム(μg)に
おける重量を、処理角質層の放射能測定値及び放射線標
識されたグリコサミノグリカンの1μg当りのDPMの
比放射能の測定値から計算した。下記の修正事項を除い
て同一手順を使用して重合体の連続的適用を解析した:
試験溶液2dを1回に添加する代りに第一の試験溶液2
−を各さトリ皿に添加し、次いでゆるやかに振とうしな
がら30分間にわたり培養した。次いで角質層を蒸留水
で3回洗浄し、次いで第二の試験溶液2dを添加し次い
で1時間の培養を行い、次いで最初の手順を続けた。
2、実質上、さきに記載のようにして処理し、テフロン
(商標)表面上において空気乾燥させた角質層試料を、
電子分光計を使用して約%×Aインチの正方形に切断し
、アルミニウムのマスクを使用して試料用プランタ−(
platter)に締めつけた。Journal of
 5ociety of Cosmetic Chem
is−ts、第36巻、第287〜296頁(1985
年)におけるM、 K、 Ba旧、及びProceed
ings of theFourteenth Con
gress of the Internationa
lFederation of 5ocieties 
of Cosmetic Chemists(1,F、
S、C,C0)、スペイン国バルセロナ市、第2巻、第
1039頁(1986年9月)におけるE、 D、 G
oddard及びW、 C,Harrisにより記載さ
れているような標準電子分光手順を使用してy2mm面
積を分析した。
電気的に非伝導製の試料に対して電荷を中和する低エネ
ルギーの電子フラッド(flood)銃を備えた5ur
face  5cience  Instrument
s  5SX−100SmallSpot ESCA分
光計を使用し、製造者の手順及び仕様書にしたがって分
光測定を行った。サーベイ(,5urvey)スペクト
ルに対しては150eVのアナライザー通過エネルギー
を、高分解スペクトルに対しては50eVを使用してデ
ータを得た。基本組成(elemental comp
osition)を計算し、高分解スペクトルのピーク
の調整(fitting)を行い、次いで傾斜ステージ
台(tilt stage mountings)を使
用して角度測定を、製造者の仕様書にしたがって行った
安定性:措示さ煮た試験溶液に対して、さきに記載の手
順を使用して種々の時間及び温度の条件にわたって吸光
度及び流動学的性質を測定した。
夜にわたって一20゛Cにおいて凍結させ、次いで融解
させることの3サイクルに供し、次いで、さきに記載の
試験手順を使用して測定を行うことにより凍結・融解安
定性を測定した。
実施例1 カチオン性ポリマーとグリコサミノグリカンとの み人
わせ の 1 別設ことわり書きしない限り、表1に記載したとおり、
所定のカチオン性ポリマー、グリコサミノグリカン及び
/又は他の成分を所定濃度で蒸留水に加え、そして所定
の成分を使用して水溶液を製造した。
0、Ol O,015 0,025 0,05 0,035 0,050 0、Ol 1  0.005 +   0.125 1  0.01 +   0.025 0.025 0.001 o、ooi o、ooi (1,001 0,001 0,001 0,001 0,001 o、ooi O,001 0,001’ 0.0005 0.0005 o、oot 0.001 0.001 o、ooi O,001 0,0006 0、0006 0,0006 O 表 ■ αpLセノ If   O,009 ff   0.01 U   0.025 1  0.01 10.025 +   o、oi 0.2 0.2 0.15 0.018 0.01B 0.01B 0.01B 0.01B 0.0+8 0.018 0.025 0.025 0゜025 ■ 0.001 o、oot O,001 o、oot O,001 o、oot O,001 0,01 0,01 0,01 0,01 0,0007 0,0007 0,0007 0,000? 0.000? 0.0007 0.000? 0.001 0.001 0.001 ■ ■ 0.0003 0.0007 0.0014 0、0071 0.001 0.002 PIc PI’ 0.0007 0.003 1(典亡2 +3     +   0.025  1  0.00
1   25:113−2  1  0.025  1
  0.001   25:1エタノール25 エタノール邸 NP+”  0.05 +4−]   +1 0.025  1  0.00+
    ’25:114−2  1  0.025  
 +   0.001   25:10.025 0.001 7.5 7.5 0.002 0.002 [0,0110,001 +   0.01  1V  O,001+   0.
01 ]0:lゝ 1(hl’ 0.0038 0.095 0.095 0.095 1  0.0038  25:1b 1  0.0038  25:1 表 ■ p4) 0.02 0.04 0、o6 0.08 0.10 0.12 0、14 0.16 0.18 0.20 c、ooz O,006 0,010 0,016 0,020 表 1(6兜で) 0.002 0.006 0.010 0.012 0.016 Q、020 詔−10 4−C 24−C’ 24−1゜ 四−〇 表 I(慎重 0.002 0.006 o、oi。
O,014 0,022 0、OQ6 0.014 0.018 表 ■(極さ〕 0.002 0.006 0.010 0.014 0.018 various various O12 0,2 0,2 1〇二1V10.1 taxi   Vl   1.0 10+l   Vl   5.0 表 I(ぬり Vl   O,01 Vl   O,10 Vl   O,50 VJO,I ■5.0 表 1(賑で! 表 1  0.04 1  0.1 1  0.1 1  2.5   11  0.1 1  2.5   1  0.1 !   2.5   1  0.1 1  2.5   1  0.1 ■(疲さ) 表1に対する脚註: a:カチオン性ポリマ一対グリコサミノグリカンの相対
重量比 す二最初に施こしたカチオン性ポリマーに引続いてグリ
コサミノグリカンの施用 C:前述のアニオニック・ポリマーI (アニオン性ポ
リマー■) d:前述のブレザーバティブ■ (防腐剤I)e:前述
のノニオニック・ポリマー1 (非イオン性ポリマー1
) r:前述のブレザーバティブ■(防腐剤■)g:前述の
ソルベントI (溶媒I) S+’  0.3 PI’  0.3 実施例2 パーソナル・ケヤー    び この実施例においては、表■に総括したカチオン性ポリ
マー、グリコサミノグリカン及びその他のパーソナル・
ケヤー成分を含有するパーソナル・ケヤー処方物を、側
段記載しない限り、下記の一般的手順を使用して製造し
た。所定の処方は、GERMABEN (E) I I
E、カチオン性ポリマー■及びグリコサミノグリカン■
以外は所定の油相及び水相を形成させ、そしてこの両方
の相を85℃に加熱することによって一般に提供される
。水相を油相に激しく攪拌しながら加える。GERMA
BEN■IIEを使用する場合は、次に75℃で加え、
次いで、カチオン性ポリマー■とグリコサミノグリカン
■との組み合わせの0.1%活性水溶液(カチオン性ポ
リマー対グリコサミノグリカンの重量比が25=1の条
件で)を添加し、これを室温で激しく攪拌しながら、所
定の処方物に加える。
方1ニドライ・スキン・ローション 表Hの処方■に総括した成分の濃度を含有するドライ・
スキン・ローションを、先に記載した一船釣手順但し、
マグネシウム・アルミニウム・シリケートを、高速攪拌
を採用して所定の濃度で水中のスラリーとして最初に分
散させる手順に従って製造した。
几 2:湿気(・与ローション 表■の処方2に記載した成分の濃度を含有する湿気付与
ローションを、先に記載した一般的手順に従って製造し
た。
几 3:ハンド・ローション 表■の処方3に総括した成分濃度を含有するハンドロー
ションを、油相及び水相を最初に、85℃の代りに75
℃に加熱すること以外は、前述の一般的方法に従って製
造した。
4:マイルド・ローション 表■の処方4に総括した成分濃度を含有するマイルド・
ローション(Mild Lotion)を、油相と水相
とを最初85℃の代りに75℃に加熱し、そして水相を
油相に添加すること以外は、前述の一般的手順に従って
製造した。
5;エンリッチド・ローション 表Hの処方5に総括した成分濃度を含有するエンリッチ
ド・ローション(enriched 1otion)を
、前述の一般的手順に従って製造した。
6;ドライ・スキン・クリーム 表Hの処方6の成分濃度を含有するドライ・スキン・ク
リーム(dry 5kin cream)を、次のよう
にして製造した。すなわち、キサンタン・ガム(xan
than gum)を水中で激しく攪拌しながら、70
℃で分散させた。かくして、マグネシウム・アルミニウ
ム・シリケートのスラリーが生成し、これを激しく攪拌
しながら70℃に加熱した。油相成分を合併し、70℃
に加熱した。双方の水相、すなわち、キサンタンとシリ
ケートを、−度に、油相に激しく攪拌しながら加えた。
GERMABEN C) r rEを添加し、次いでカ
チオン性ポリマー■とグリコサミノグリカンIとの組み
合わせ物を、前記の添加法によって行った。
処方7:クレンジング・クリーム 表Hの処方7に総括した成分の濃度を含有するクレンジ
ング°クリーム(cleansing cream)を
、油相と水相とを85℃の代りに80℃に最初に加熱し
た以外は、前述の一般的手順に従って製造した。
几 8:リキツド・クリーム 表■の処方8に総括した成分濃度を含有するリキ・7ド
・クリーム(liquid cream)を、次の手順
以外は、前述の一般的手順に従って製造した。すなわち
、Carbomer 934を、高速攪拌により水中ス
ラリーとして最初に分散させた。油相と水相との均一混
合物を得た後、トリエタノールアミン溶液を添加した。
几 9:湿気・与クリーム 表Hの処方9に総括した成分濃度を含有する湿気付与ク
リーム(moisturtzing cream)を、
次の手順以外は、前述の一般的手順を採用して製造した
すなわち、油相と水相とを最初85℃の代りに75℃に
加熱した。Carbomer 934を高速攪拌により
水中スラリーとして分散させた。油相と水相との均一混
合物を得た後、トリエタノールアミン溶液を加えた。
几 10:金目 用クリーム 表■の処方10に総括した成分濃度を含有する全目的に
かなうクリームを、前述の一般的手順に従って製造した
処方11:全目的用スキン・コンジショニング・ローシ
ョン 表Hの処方11にリストした成分濃度を含有する全目的
用スキン・コンジショニング・ローション(skin 
conditioning 1otion)を、カチオ
ニソク・ポリマー■とグリコサミノグリカンIとの組み
合わせ物を室温の代りに40℃で添加し、この間30℃
に冷却する手順以外は、前述の一般的手順に従って製造
した。
処方12;コンジショニング及びスタイリング・ムース 表Hの処方12にリストした成分濃度を含有するコンジ
ショニング及びスタイリング・ムース(conditi
oning and styring mousse)
を、均一な組成物が得られるまで、水相の成分を75℃
で攪拌しながら最初合併し、次いで40℃に冷却するこ
とによって製造した。アルコール相を次に室温で添加し
、次いで攪拌し、以って均一な組成物が得るに至らしめ
た。次に、カナオニツクポリマー■とグリコサミノグリ
カン■との組み合わせ物を、先に一般的に記載したよう
に攪拌しながら添加し、以って均一な組成物が得るに至
らしめた。プロペラント (推進剤)としてイソブタン
/プロパン・ブレンドを、処方物対プロペラントが9:
1の重量割合で添加することによってエアゾル組成物を
得た。
処方番号 成分1 am1%における1MD 石油 津山 ラノリン6 ソルビタン セスキオレート AMERLATE@ pl ステアリン酸 り刃セリルステアレート 5OLULAN(Er98ダ 5OLULAN Os h セチルアルコール cLucAMAra@ 5SE−20”スクアラン 5OLLILAN()c−24J G1.UCATE (E)no′ イソプロピル パルミテート ステアリルアルコール ジメチコーン 0111、AN (EJ オシケライト ワンクス GLUCAM (E) P−20ジステア レート1s
oLu+、ANo 16 ″ ミリスチル ミリステート PRO門ULGENのGo 表■ パーソナルケア処方 」し ■ 5.0 5.0 5.0 25.0 44.0” 3.5 2.0 2.0 10.0 0.5 0.5 2.0 2.0 2.0 2.0゜ 0.5 0.5 10.0 2.0 0.3 1.0 4.0 1.5゜ 5.0 処方番号 成分1 1量%におけるイ゛)わ 水−相 門gAnシリケートp 12.5 GEl?1iABEN (? I IE’トリエタノー
ルアミン ステアピリウムクロリド グリセリン カーボマ−9348 プロピレンク刃コール キサンタンガム メチルベンゼトニウムクロリド GLIICAM■E−10L GLLICA?I (?p−to” カチオニノクボリマーI グリコサミノグリカンI 水 アルコール相 エチルアルコールV AMER5ETTE■樹脂8 1.0 1.0 0.0962 0.0962 0.09620.003
8 0.0038 0.0038q、s     q、
s     q、s表 ■ ζ舊1(づ1] 0.6 1.0    t、。
3.0 ’  1.0 1.0 1.0 1.0    1.0 10.0’    3.0γ 1.0 2.5 10.0 10.0 4.0 0.3 0.1 3.5 1.5 0.0962 0.0962 0.0962 0.09
62 0.0962 0.0962 0.0962 0
.0962 0.1250.0038 0.0038 
0.003B  0.0038 0.0038 0.0
03B  0.0038 0.0038 0.005q
、s   q、s   q、s   q、s   q、
s   q、s   q、s   q、s   73.
0h 表Hの脚註 :別設記載しない限り、総て、トレード・マーク(商標
)成分は、Amerchol Crop、から入手し得
る。
:i12:吻油と、ラノリンアルコールの留物とのブレ
ンドゆ : 70 SSU  粘度。
:無水ラノリン(Ll、S、P、)  脱臭AAA:メ
チル・グルコース・セスキステアレート:イソプロビル
ラル−ト :ポリソルベートー80、セチルアセテート及びアセチ
ル化ラノリンアルコールのブレンド: 1aneth 
−5、ceteth −5、oleth−5及びs t
eare th  5のブレンド:  PEG−20メ
チルグルコース・セスキステアレート choleth−24とceteth  24とのブレ
ンドメチルグルコ−スジオレエート ヒドロキシル化したラノリン PPG −20メチルグルコースエーテルジステアレー
ト n : 1aneth  16、ceteth  16
、oleth −16及びs teareth −16
のブレンド0:ステアリルアルコールとce tear
e th −20とのブレンド p:マグネシウム・アルミニウム・シリケートの4%水
溶液 q:メチルgluceth −20 r:プロピレングリコール、ジアヅリジニルユレア、メ
チルパラベン及びプロピルパラベンのブレンド。5ut
ton Laboratoriesより入手可能。
S:架橋結合したポリアクリル酸の3%水溶液t:メチ
ルgluceth−10 u:PPG−10メチルグルコースエーテルv:vFに
変性したもの、#40 W:メタクリロールエチルベタインと、メタクリレート
との共重合体 X:グリセリルステアレートと、PEG −100ステ
アレートとのブレンド y:10%水溶液 z:80−90550 粘度 ※:水相にて提供(油相ではない) 前述した手順を採用して、各処方物の感触は、優れたア
フターフィール(afterfeel :後感触)性を
有するものとして評価された。これらの処方物は、所定
のカチオン性ポリマーとグリコサミノグリカンとの組み
合わせの代りに、グリコサミノグリカン■を0.05重
量%含有する点以外は、同一の処方物と同等の匹敵する
の感触(feel)と後感触(af terfeeり性
をもたらす。所定のカチオン性ポリマーだけを同濃度ま
たは、−層高濃度含有する均等な処方物では、同等の匹
敵する感触性はもたらされない。これらの結果は、低濃
度のグリコサミノグリカンは、これを所定のカチオン性
ボリマートと併用した場合、カチオン性ポリマーが存在
しない場合の一層高濃度のグリコサミノグリカンに・よ
ってもたらされる性質に匹敵し得る優れた感触性を発揮
する。
実施例3〜4 ヘヤー・トリートメント及び サブスタンティビティ 実施例3 ラジオ(放射線)標識付けしたグリコサミノグリカンを
使用したヘヤー・サブスタンティビティこの実施例にお
いては、ラジオ・ラベルしたグリコサミノグリカンを使
用して、所定の試験溶液のサブスタンティビティ(su
bstantivity)を、前述の手順を採用して評
価した。その結果を表■に示す。
表■ 実施例3ニラジオ(敢肌)標臨弔すしたグリコサミノグ
リカンを使用したヘヤー・サブスタンティビテイ( 結合した 害杉河   遍触は  炒拍ユニQユ立ぺ遣(%DP?
I” ) l         A        17/132
       1−1       64/793  
   .1−2       15/−一4     
  1−3       9/−−51−47/10 7       3−C9 104−C2 1,24−23 13A’        22 19         A         162Q
        1−1        4922  
     6−CO,2 26A         17 表■ 実施例3ニラジオ(放射線)橿1式寸けしたグリコサミ
ノグリカンを使用したヘヤー・サブス ンーイビーイ 結合した 試験番号    実験番号   グリコサミノグリカン
の(%DPM” ) 39         C2 35El−222 ・151−・1′−1 1+6        12        6t、1
’;’        13−1 ・i!l        14 [0,2ε0    
   14−2         0.1ネ 1分当り
の壊変% 表■の結果は、ヘヤー(毛髪)に対するグリコサミノグ
リカンの改良されたサブスタンティビティが、種々のカ
チオン性(陽イオン性)ポリマーとグリコサミノグリカ
ンとの組み合わせによってもたらされることを示すもの
である。このようなサブスタンティビティの存在及び程
度は、またカチオン性ポリマーとグリコサミノグリカン
との相対的割合、及び適用手順、並びに提供される表面
活性剤のタイプ(型又は種類)と量或は他の任意成分に
よって影響される。カチオン性ポリマーを、別々にグリ
コサミノグリカンよりも前に施こす具体化においては、
グリコサミノグリカンのサブスタンティビリティは、実
質的に増大する。
実施例4 轡′      したヘヤー この実施例においては、ヘヤー(毛髪)に対するグリコ
サミノグリカンの直接性(サブスタンティビティ)を、
前述の界面動電電流電位を使用して評価し、結果を表■
に示す。
試験は、前述の工程(ステップ)1における所定の実験
によって記載した処理溶液及び前述した工程3における
io”NKNO,測定溶液を使用して、但し、カチオン
重合体溶液をトリートメント溶液(工程1において)と
して使用し、次いでグリコサミノグリカン溶液を測定溶
液(工程3において)として使用する試験番号3〜5に
おける逐次重合体施用(適用)を除いて行った。
表■ 実施例4: 356  −35 “   −35 0+ll       +6       +31−9
      +6     −11     −161
5      +5      −8      −6
16        +3        −5   
     −71−1      +6      +
6      +3A      −40−40−40 130mVと一40mVとの間で変動する価の平均値 試験番号2は、カチオニックポリマ−1(カチオン性高
分子電解賞)をヘヤーに吸着させると、その常態で負(
ネガチブ)の電位が正(ボジチブ)に変化すること、及
びその電位が10−’N KNO3の重合体を含まない
溶液と接触して1時間以上に亘って、「正」の状態のま
まであるので、強力に持続することを示すものである。
逐次トリートメントを行った場合を示す試験番号3〜5
は、ヒアルウロン酸、ヘパリン及びコンドロイチンサル
フェートの負に荷電したグリコサミノグリカンが、カチ
オニックポリマ−■でトリートメントしたヘヤーに吸着
することを強(表わしている。何故ならばこれら3種の
場合総てにおいて、前記成分が重合体カチオンでトリー
トメントしたヘヤーの正の電位を負の電位に変換するか
らである。ポリカチオン(重合体カチオン)が不在の場
合は、試験番号7の結果によって確認されるように、こ
れらの負に荷電したポリイオンが負に荷電したヘヤーに
吸着することは全く期待されない。
コ・トリートメントの態様を表わす試験番号6は、この
実験の条件の下で、すなわち、カチオニックボリマ−■
の10倍過剰量が存在する場合に、グリコサミノグリカ
ンかヘヤーに吸着することを示す事項である。すなわち
、カチオニックボリマ−Iがヘヤーに強力に吸着し、そ
の荷電を負から正に変換するものと期待される。このこ
とが起ると、ポリアニオングリコサミノグリカンに対し
て強い牽(けん)引力となる。しかしながら、このもの
が、より少量存在する場合には荷電を再び逆転させる、
すなわち、正から負へ転化させるには不充分である。
実施例5〜6 スキントリー1−メント び直 性 実施例5ニ ラジオラベル化したグリコサミノグリカンを 用したス
キン直 性 この実施例においては、側段特記しない限り、放射性分
析に関して前述した一般的手順を使用して、種々のカチ
オン重合体とグリコサミノグリカンとの組み合わせに対
して、スキン直接性を測定した。それらの結果を表Vに
示す。
表V □j5ニ ラジオ・レベル化したグリコサミノグリカンをイ吏用し
た0、58 0.79 2.71 0.20 0.28 0.51 1.45 2.63 6.17 11.56 1.15 9.92 1?、53 9.71 表Vにおける結果は、皮膚(スキン)に対するグリコサ
ミノグリカンの直接性が、種々のカチオン重合体とグリ
コサミノグリカンとの徂み合わせにより、使用したカチ
オン重合体とグリコサミノグリカンとの量並びにその相
対的割合に応じて、提供される増大した直接性をもって
もたらされることを示している。
実施例6 したスキン   の この実施例においては、電子分光学と、側段記載しない
限り前述の一般的手順を使用して、スキン直接性を測定
した。グリコサミノグリカン、カチオン重合体及びその
組み合わせの直接性を、試験番号4における組み合わせ
の逐次適用、或は試験番号における組み合わせの同時適
用を採用して、試験番号1における未処理試料、並びに
試験番号2におけるカチオン重合体のみで処理した試料
または試験番号3におけるグリコサミノグリカンを用い
て評価して比較した。それらの結果を表VIA及び表V
IBに示す。
表  ■八 カ秘116: 電子分光学を採用したスキン・サブスタンティビティC
−ON+  N/N+ 試咳番号 実験番号 匹−度− 」−次系−窟言 比−
1対照  83.8 11.4 3.12     E
    82.511.8 3.9 10.7  0 
  NAc3    Fb−−−19,80,42,0
417−181,216,01,818,90,25,
0517−280,818,00,521,90,22
,9a :S、 P、 Si及びFの不純物の痕跡量残
留物を除く。
b=カチオニソク・ポリマー■の0.1重量%水溶液を
使用して、同様な条件の下で製造したスキン試料を基準
とした。
C:適用不能、N″&、0寅出できなかった。
表VIAにおける結果はカチオン重合体とグリコサミノ
グリカンとの組合せがグリコサミノグリカン試料と対照
的に、表面酸素含量の増加及び表面窒素含量の減少、ポ
リサツカリド析出の特性によって示されるように皮膚上
に析出することを立証する。単独のカチオン重合体と比
較して、カチオン重合体とグリコサミノグリカンとの組
合せによって示される第四級窒素水準における減少は非
常に近似したC−O炭素含量水準にも拘らず、第四級窒
素を含有するカチオン重合体と共に、第四級窒素を含有
しないグリコサミノグリカンの存在を示す。カチオン重
合体とグリコサミノグリカンとの組合せと、カチオン重
合体のみとを比較するに当ってN/N”比の増加はグリ
コサミノグリカンが第四級窒素を含有しない窒素の含量
を増加させることを更に示す。同時適用と比較して連続
的添加によって、増大されたグリコサミノグリカンの析
出が得られ、これは表面上における追加のグリコサミノ
グリカンの存在を示すN/N ”比の増加によって示さ
れる。
表面析出の種りの深さの測定が角度分解電子力光学(a
ngular resorved electron 
5pectroscopy:分析を使用して表VIBに
示される。結果を表VIBうこ示す。
表VIB ;乏二り会?fンリ6: ■ 17−1    6.2     6.4     7
.217−2    3.2     3.3    
 3.4=試料表面と、光電子分析器アクセプタンス・
オプチックスとの間の所定角度(θ)に対して与えられ
た表面中の計算(理論)深さ人(オングストローム単位
)表VrBの結果は、同時に施した試料によって与えら
れる同時析出比と比較して、表示されたN/N・比の増
加によって立証されるように、カチオン重合体を、次い
でグリコサミノグリカンを施こした試料に対して、表面
上における増大されたグリコサミノグリカンの析出を示
す。
実施例7 放−担一ユ この実施例においては、種々のカチオン重合体とグリコ
サミノグリカンとの組み合わせによる融和性を、相対割
合を変化させ、かつ付加的表面活性剤または他の成分を
添加し、または添加しないで、別設記載しない限り、前
述の一般的手順を採用して分析した。それらの結果を表
VIA及び表VIBに示す。
表■A 実施例7:欲担i二貫足 8−C 1ト10 9−C 19〜3 0.007 0.018 0.051 0.070 0.109 0.201 0.232 0.482 Q、731 1.004 0.137 0.015 0.041 0.1.18 0.191 0.416 0.700 1.113 1.1.98 0.018(11) 0.057(10) 0.157(9) 0.224(9) 0.619(9) 0.959(9) 1.061(9) 0.989(9) 0.011(9) 0.035(9) 0.066(9) 0.108(9) 0.474(9) 0.632(9) 0.729(9) 0.719(9) 表 ■A (続き) 実施例7;M座亘工眞ヱ 1−L 22〜0 22.1 0.021 Q、091 0.023” 0.000婁 0.011 0.705 1.673 2.152 2.260 2.379 2.455 0.003 0.096 0.283 0.563 0.713 0.991 0.017 0.038 0.055 0.076 0.006(1) 0.705(1) 1.670(1) 2.156(1) 2.265(1) 2.376(1) 2.446(1) 0.005(1) 0.070(1) 0.255(1) 0.549(1) 0.552(1) 0.177(1)1 0.010(1)b 0.020(1) 0.039(1) 0.054(1) 0.074(1) 表 ■A (続き) 実施例7:致担1度1足 23−=1 3−C 23〜8 4−C 24〜4 4−C 0,084 0,1,03 0,111 0,005 0,015 0,026 0,035 0,049 0,066 0,010 0,458 0,852 1,137 1,347 1,469 1,495 Q、QO2 0,053 0,113 0,163 0,098(1) 0.124(1) 0.146(1) 0.002(1) 0.005(1) 0.012(1) 0.019(1) 0.029(1) 0.046(1) 0.057(1) 0.012(1) 0.480(1) 0.856(i) 1.142(1) 1.345(1) 1.468(1) 1.503(1) 0、QO3(1) 0.032(1) 0.09H1) 0.148(1) 表 ■A (続き) 実施例7:鳳皿−匹血ヱ 25−C’ 0.213 0.239 0.255 0.01? 0、179 0.445 0.772 Q、946 1.146 0.001 0.018 0.042 0.100 0.149 0.21? 0.926 0.921 0.792 0.067 0.214 0.304 0.200(1) 0.219(1) 0.233(1) 0.010(3) 0.199(3) 0.466(3) 0.748(3) 0.936(3) 1.046(3) 0.000(3) 0.015(3) 0.041(3) 0.086(3) 0.096(3) 0.108(3) 0.861(1) 0.8001) 0.674(1) 0.098(1) 0.006(1)” 0.015(1)” 表 ■A (続き) 実施例7:履胆丘五Aヱ 0.352 0.376 0.173 0.271 0.803 0.225 0.040 0.043 0.169 0.400 1.016 1.062 1.102 0.075 0.298 0.358 0.499 0.527 0.218 0.300 1.045 0.011(1)” 0.007(1)” 0.242(1) 0.362(1) 0.747(1) 0.157(1) 0.029(1) 0.033(1) 0.118(1) 0.442(1) 0.891(1) 0.905<1) 0.866(1) 0.073(1) 0.020(1)” 0.000(1)” −0,003(1)” 0.012(1)” 0.251(1) 0.395(1) 0.9401) 表 ■A (続き) 実施例7:敵徂ユ夏差足 109      36−3    0.217   
 0.165(1)110      34−5   
 0.043    0.037(1)1.11   
   36−4    0.045    0.026
(1)112      36−5    0.217
    0.130(1)113     36−6 
   0.485    0.620(1)114  
    19−10   0.937    0.85
4(1)115     37−1    0.958
    0.843(1)116      37−2
    0.593    0.486(1)117 
     37−3    0.028    0.0
30(1)118      20−5    0.2
35    0.030(1)”+19     37
−4    0.257    0.008(1)”1
20      37−5    0.282    
0.020(1)”121      37−6   
 0.229    0.016(1)龜122   
  34−1.    0.231    0.289
(1)123      38−1    0.420
    0.523(1)124     38−2 
   0.606    0.462(1)125  
   38−3    0.025    0.024
(1)126     34−5    0.050 
   0.048(1)127     38−4  
  0.059    0.035(1)128   
  38−5    0.171    0.135(
1)129     38−6    0.321  
  0.375(1)a:可視コアセルベート(coa
cervate)b:可視沈殿 表■B 1悶ζ力1巨士ンリ7:^(匙iD↑ツニ≦不≧ηにシ
タ)1蔀七視覚外観顧牲蹴 26    乳白光    優秀 27    乳白光    優 秀 28    乳白光    優秀 29  沈澱   可 30  沈澱   可 31  沈澱   可 32  沈澱  可 39−1   コアセルベート 39−2   コアセルベート 39−3   コアセルベート 39−4   コアセルベート 39−5  透明 39−6  透明 融和性 優秀 優秀 優秀 なし なし なし なし 良 良 良 良 優秀 優秀 表VIAと表VIBとのおける結果は、種々のカチオン
重合体とグリコサミノグリカンとの組み合わせが、−船
釣に、カチオン重合体対グリコサミノグリカンの相対重
量比に応じて、融和性の組成物を提供することを示すも
のである。融和性の程度は、提供したカチオン重合体と
グリコサミノグリカンとのタイプ及び量に応じるのみな
らず、表面活性剤及び他の任意成分の存在及び量に応す
る。
特に望ましい融和性(相溶性)の組み合わせは、カチオ
ニックボリマー■、■、■及び■をグリコサミノグリカ
ン■と組み合わせて、並びにこのような組み合わせを防
腐剤Iと組み合わせて使用することによってもたらされ
る。
実施例8 レオロジー鳥史1リー この実施例においては、種々のカチオン重合体とグリコ
サミノグリカンとの組み合わせについて、側段記載しな
い限り、前述の手順を使用して、剪断粘度及び弾性のモ
ジュラス測定した。それらの結果を表■に示す。試験番
号8〜11において、実測した粘度及び弾性の値を、個
々の溶液において測定したカチオン重合体とグリコサミ
ノグリカンの同−濃度及び型(タイプ)の相応する値の
合計値である計算値と比較した。したがって、試験番号
8は、試験番号3及び7と比較する。また試験番号9は
試験番号l及び4に比較する。試験番号lOは試験番号
1及び5と比較する。試験番号11は試験番号2及び6
と比較する。高められたレオロジーの程度は、計算値に
優る、カチオン重合体とグリコサミノグリカンとの組み
合わせの測定値の割合によって提供される。
表■における結果は、カチオン重合体とグリコサミノグ
リカンとの組み合わせにより、カチオン重合体とグリコ
サミノグリカンとの個別の粘度値又は弾性の値の合計に
よって予定される値に優る粘度及び弾性の双方において
実質的な増大を一般的にもたらす。この相乗的増大は広
範な種類のカチオン重合体とグリコサミノグリカンとの
組み合わせに対し、及びその相対重量比の範囲に亘って
、並びに選択された表面活性剤及び他の任意成分との組
み合わせに対してもたらされる。一つの具体化において
は、剪断粘度増大における最大増加は、カチオン重合体
対グリコサミノグリカンが約25:工ないし約35:1
の範囲に亘って提供される。他の具体化においては、弾
性における最大の増加は、カチオン重合体対グリコサミ
ノグリカンが約25=1よりも少い相対重量比において
もたらされる。
実施例9 支一定−比 この実施例においては、種々のカチオン重合体とグリコ
サミノグリカンとの組み合わせの貯蔵安定性と凍結融解
安定性とを、別設記載しない限り、前記の一般的手順を
使用して評価した。
それらの 結果を表■に示す。
実施仔1 パスカル中0.19 実験  吸光度   おける剪断粘度 1豆   変化%   または変化% 40−3  −5K       −14,8χ40−
3   +41χ      −35,2χ19−5 
  +36m       −60240−3変化なし
     −4,7χ40−4   変化なし    
 +7.9χ40−5   変化なし    −20z
40−3   +32%       −33χ40−
3   +352      −51240−3   
+31!       −10!40−3   +95
χ      −30χ40−3  沈澱 40−3   +53χ      −25X前:  
          72.4後:         
   97.3変化χ:           +34
2処理前及び処理後に取った測定値基準の凝固表■ 19:叉定性二皿足 S−’ニパスカル中5.0IIzに おける弾性モジュラス または変化% +6.5χ −25,9χ 11χ +9.7χ ÷18.9% 16.6χ 貯蔵条件 時間 温度 −C追−(℃) 8 20−25’ 50a 284ψ 284・ 284・ 284拳 43 20−25″ 43  5(1’ 120 20−25” 120  50’ 1354・ 52.8 60.8 +15χ (凍結)−融解分析 表IXの結果は、カチオン重合体(カチオン性ポリマー
)とグリコサミノグリカンとの組み合わせが、特に防腐
剤の存在において、貯蔵温度及び期間に応じて、安定な
、しかも融和性の組成物を保つことを表わしている。界
面活性剤又は他の任意成分の存在及び看もまた安定性の
程度に影響を及ぼすことがある。
特許出願人 ユニオン、カーバイド、 コーポレーション 特許出願人 ハイオマトリソクス、 インコーポレイテッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(1)グリコサミノグリカン;及び (2)セルロースエーテル、ガラクトマンナン、エチレ
    ン性不飽和化合物の単独重合体及び共重合体ならびにポ
    リ(N−アシルアルキレンイミン)の水溶性カチオン誘
    導体より成る群から選択されるカチオン重合体、 を包含して成り、カチオン重合体の存在に起因してグリ
    コサミノグリカンの性質を改質する組合せ。 2、グリコサミノグリカンがヒアルロナン、ヒラン又は
    その他のヒアルロナン誘導体である請求項1記載の組合
    せ。 3、グリコサミノグリカンがヒアルロナン、ヒランもし
    くはその他のヒアルロナン誘導体の酸又は塩、ヒアルロ
    ナンとたんぱく質との混合物、天然産物質からのヒアル
    ロナンの製造によって誘導される天然産物質、又はこの
    ような物質の混合物である請求項2記載の組合せ。 4、グリコサミノグリカンがヒアルロナン、ヒラン又は
    その他のヒアルロナン誘導体のアルカリ金属塩又はアル
    カリ土類金属塩である請求項3記載の組合せ。 5、カチオン重合体が全体構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中: R_c_e_l_iはアンヒドログルコースくり返し単
    位の残基であり; zは50ないし約20,000であり;そして各R_1
    、R_2及びR_3は個々に置換構造式:▲数式、化学
    式、表等があります▼ (式中: Aはアニオンであり; aは1ないし約3の整数であり; mは0ないし約6の整数であり; nは0よりも大きいか、又は0に等しい整数であって、 ただしアンヒドログルコースくり返し単位1モル当りの
    第四級窒素原子の平均モル数によって定義されるカチオ
    ン置換水準CSが0よりも大であることを条件とし; pは0ないし約6の整数であり; qは0又は1であり; 各R_5及びR_7は個々にエチレン、プロピレン又は
    ヒドロキシプロピレンであり; R_6は炭素原子2〜約6個を有する2価又は3価の、
    環式、枝分れ鎖又は直鎖の、飽和又は不飽和の炭化水素
    であって、ただし窒素原子と任意の酸素原子との間に少
    くとも2個の炭素原子が存在することを条件とし; R_8は水素、ヒドロキシル、R_h、アルキル、カル
    ボキシル、又はアルカリ金属、又はアミンカルボキシレ
    ート、又はその他の末端基であって、ただしqが0であ
    る場合にはR_8は水素又はアルキルであることを条件
    とし; 各R_9、R_1_0、及びR_1_1は個々にR_h
    、アルキル、アリール、アラルキル、アルカリール、シ
    クロアルキル、アルコキシアリール又はアルコキシアル
    キルであり、アルコキシアリール基中又はアルコキシア
    ルキル基中の酸素原子を窒素原子から分離する少なくと
    も2個の炭素原子を有し、又はR_6と共に複素環を形
    成し; R_hは少くとも8個の炭素原子を有するアルキル基を
    含んでいる疎水基であり; vはAの原子価に等しく; yは0又は1であって、ただしyが0の時はp及びqは
    0であり、R_8は水素又はその他の末端基であること
    を条件とする)により表わされる〕により表わされるセ
    ルロースエーテルである請求項1記載の組合せ。 6、セルロースエーテルがポリコータニウム−4、ポリ
    コータニウム−10、又はポリコータニウム−24を包
    含する疎水基を有する上記のようなセルロースエーテル
    である請求項5記載の組合せ。 7、グリコサミノグリカンがヒアルロナン、ヒラン又は
    その他のヒアルロナン誘導体である請求項6記載の組合
    せ。 8、グリコサミノグリカンがケラチン物質に対して直接
    性である請求項1記載の実質的組合せ。 9、グリコサミノグリカンの直接性の程度を増大させる
    、カチオン重合体対グリコサミノグリカンの相対重量比
    を有する請求項8記載の組合せ。 10、カチオン重合体対グリコサミノグリカンの相対重
    量比が、皮膚に対して増大されたグリコサミノグリカン
    の直接性を提供するものであり、約5:1よりも大きい
    請求項9記載の組合せ。 11、カチオン重合体対グリコサミノグリカンの相対重
    量比が、毛髪に対して増大されたグリコサミノグリカン
    の直接性を提供するものであり、約5:1ないし約25
    :1である請求項9記載の組合せ。 12、実質的に沈澱を含有しない水溶液を提供する請求
    項1記載の融和性な組合せ。 13、4℃において4ヶ月にわたり沈澱を実質的に含有
    しないか、又は粘度の有意の減少のない水溶液を提供す
    る請求項1記載の安定な組合せ。 14、カチオン重合体の存在により改質されたグリコサ
    ミノグリカンの粘度、弾性又はその他の流動学的性質を
    有する、流動学的に改質された請求項1記載の組合せ。 15、グリコサミノグリカンが高められた感触性を与え
    る請求項14記載の組合せ。 16、カチオン重合体対グリコサミノグリカンの相対重
    量比が、約0.01:1ないし約200:1である請求
    項1記載の組合せ。 17、カチオン重合体対グリコサミノグリカンの相対重
    量比が約10:1ないし約50:1である請求項16記
    載の組合せ。 18、適当なヘアケア成分又はスキンケア成分を含有す
    る1種又はそれ以上の別個の処方物中における請求項1
    記載のグリコサミノグリカンとカチオン重合体との組合
    せを包含して成るヘアケアもしくはスキンケア組成物又
    は組成物の組合せ。 19、適当な医学的成分を含有する1種又はそれ以上の
    別個の処方物中における請求項1記載のグリコサミノグ
    リカンとカチオン重合体との組合せを包含して成る医学
    的組成物又は組成物の組合せ。 20、ヒアルロナン又はそれらの誘導体と全体構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中: R_c_e_l_iはアンヒドログルコースくり返し単
    位の残基であり; zは50ないし約20,000であり;そして各R_1
    、R_2及びR_3は個々に置換構造式:▲数式、化学
    式、表等があります▼ (式中: Aはアニオンであり; aは1ないし約3の整数であり; mは0ないし約6の整数であり; nは0よりも大きいか、又は0に等しい整数であって、
    ただしアンヒドログルコースくり返し単位1モル当りの
    第四級窒素原子の平均モル数によって定義されるカチオ
    ン置換水準CSが0よりも大きいことを条件とし; pは0ないし約6の整数であり; qは0又は1であり; 各R_5及びR_7は個々にエチレン、プロピレン又は
    ヒドロキシプロピレンであり; R_6は2ないし約6個の炭素原子を有する2価又は3
    価の環式、枝分れ鎖又は直鎖の、飽和又は不飽和の炭化
    水素であって、ただし窒素原子と任意の酸素原子との間
    に少くとも2個の炭素原子が存在することを条件とし; R_8は水素、ヒドロキシル、R_h、カルボキシル又
    はアルカリ金属又はアミンカルボキシレート又はその他
    の末端基であって、ただしqが0の場合はR_8は水素
    又はその他の末端基であることを条件とし; 各R_9、R_1_0及びR_1_1は個々にR_h、
    アルキル、アリール、アラルキル、アルカリール、シク
    ロアルキル、アルコキシアリール又はアルコキシアルキ
    ルであり、アルコキシアリール基中又はアルコキシアル
    キル基中における酸素原子を窒素原子から分離する少く
    とも2個の炭素原子を有し、又はR_6と共に複素環式
    環を形成し; R_hは少くとも8個の炭素原子を有するアルキル基を
    含有する疎水基であり; vはAの原子価に等しく; yは0又は1であり、ただしyが0の場合はp及びqは
    0であり、しかもR_8は水素又はその他の末端基であ
    ることを条件とし; ただし (1)アンヒドログルコースくり返し単位1モル当りの
    前記疎水基の平均モル数によって定義される疎水基の置
    換の程度HSが0よりも大きいこと;又は (2)R_9、R_1_0又はR_1_1の任意の1個
    がR_6と共に複素環式環を形成し、しかもアンヒドロ
    グルコースくり返し単位1個当りのnの平均値が0より
    も大きいこと、 を条件とする)、 によって表わされる〕 によって表わされる水溶性の第四級窒素含有セルロース
    エーテルとを包含して成る組合せ。 21、ケラチン基質に対して、グリコサミノグリカンと
    カチオン重合体との組合せの効果的処理量を施すことを
    包含して成るケラチン物質の処理方法。 22、グリコサミノグリカンとカチオン重合体とを同時
    に施す請求項21記載の方法。 23、グリコサミノグリカンとカチオン重合体とを連続
    的に施す請求項21記載の方法。 24、カチオン重合体をグリコサミノグリカンの前に施
    す請求項23記載の方法。 25、グリコサミノグリカンがヒアルロナン、ヒラン又
    はその他のヒアルロナン誘導体である請求項21記載の
    方法。 26、グリコサミノグリカンがヒアルロナン、ヒランも
    しくはその他のヒアルロナン誘導体の酸又は塩、ヒアル
    ロナンとたんぱく質及び天然産物質からヒアルロナンの
    製造によって誘導される天然産の物質との混合物、又は
    そのような物質の混合物である請求項25記載の方法。 27、グリコサミノグリカンがヒアルロナン、ヒラン又
    はその他のヒアルロナン誘導体のアルカリ金属塩又はア
    ルカリ土類金属塩である請求項26記載の方法。 28、カチオン重合体が水溶性の、窒素、リン又は硫黄
    を含有する:ポリサッカリド;縮合重合体;ポリアルキ
    レンイミン;又はエチレン性不飽和化合物の単独重合体
    もしくは共重合体である請求項20記載の方法。 29、カチオン重合体が全体構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中: Qは▲数式、化学式、表等があります▼(式中R_4は
    ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼と水素との混合物である)であり; R_s_a_c_c_hはポリサッカリドくり返し単位
    の残基であり; zは50ないし約20,000であり;そして各R_1
    、R_2及びR_3は個々に置換構造式:▲数式、化学
    式、表等があります▼ (式中: Aはアニオンであり; aは1ないし約3の整数であり; mは0ないし約6の整数であり; nは0よりも大きいか、又は0に等しい整数であって、
    ただしポリサッカリドくり返し単位1モル当りの第四級
    窒素原子の平均モル数によって定義されるカチオン置換
    水準CSが0よりも大きいことを条件とし; pは0ないし約6の整数であり; qは0又は1であり; 各R_5及びR_7は個々にエチレン、プロピレン又は
    ヒドロキシプロピレンであり; R_6は2ないし約6個の炭素原子を有する2価又は3
    価の、環式、枝分れ鎖又は直鎖の飽和又は不飽和の炭化
    水素であって、たゞし窒素原子と任意の酸素原子との間
    に少なくとも2個の炭素原子が存在することを条件とし
    ; R_8は水素、ヒドロキシル、アルキル、カルボキシル
    又はアルカリ金属又はアミンカルボキシレート、又はそ
    の他の末端基であって、ただしqが0の場合はR_8は
    水素又はアルキルであることを条件とし; 各R_9、R_1_0及びR_1_1は個々にアルキル
    、アリール、アラルキル、アルカリール、シクロアルキ
    ル、アルコキシアリール又はアルコキシアルキルであり
    、アルコキシアリール基中又はアルコキシアルキル基中
    の酸素原子を窒素原子から分離する少くとも2個の炭素
    原子を有し、又はR_6と共に複素環式環を形成し、 R_hは少くとも8個の炭素原子を有するアルキル基を
    含有する疎水基であり; りはAの原子価に等しく; yは0又は1であって、ただしyが0である場合はp及
    びqが0であり、しかもR_8が水素又はその他の末端
    基であることを条件とする)により表わされる〕 により表わされるポリサッカリドである請求項28記載
    の方法。 30、ポリサッカリドがポリコータニウム−4、ポリコ
    ータニウム−10、又はポリコータニウム−24を包含
    する疎水基を含む上記のようなポリサッカリドである請
    求項29記載の方法。 31、グリコサミノグリカンがヒアルロナン、ヒラン又
    はその他のヒアルロナン誘導体である請求項30記載の
    方法。 32、グリコサミノグリカンと有効量のカチオン重合体
    との組合せを包含して成るグリコサミノグリカンの性質
    の改質方法。 33、ケラチン物質に対するグリコサミノグリカンの直
    接性を増加させることを包含して成る請求項32記載の
    方法。 34、グリコサミノグリカンによって付与される感触特
    性を高めることを包含して成る請求項33記載の方法。
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JP2003055163A (ja) * 2001-08-08 2003-02-26 Kao Corp 毛髪化粧料

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