JPH02121121A - 光記録再生装置 - Google Patents

光記録再生装置

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JPH02121121A
JPH02121121A JP27390888A JP27390888A JPH02121121A JP H02121121 A JPH02121121 A JP H02121121A JP 27390888 A JP27390888 A JP 27390888A JP 27390888 A JP27390888 A JP 27390888A JP H02121121 A JPH02121121 A JP H02121121A
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JP
Japan
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tilt
circuit
signal
pickup
head
Prior art date
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Application number
JP27390888A
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English (en)
Inventor
Masaharu Yanagidate
昌春 柳舘
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は光記録再生装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の光記録再生装置として、例えば特開昭63−11
7329号公報に開示されているように、記録媒体に情
報を記録または再生するための光ビームを照射する光ピ
ックアップをキャリッジ(可動台)に取り付け、このキ
ャリッジをリニアモータにより移動させるようにすると
共に、トラッキングエラー信号を光ピックアップのトラ
ッキングアクチュエータに、その低周波成分をリニアモ
ータにそれぞれ供給してトラッキング制御を行うように
したものがある。また、光記録再生装置に適用可能なヘ
ッドのシーク制御方式として、例えば特開昭63−15
7376号公報には、ヘッド移動後の位置決め時におけ
るモータ電流のオフセットを測定し、このオフセットを
補正値として制御ループに加えてヘッドのシークを行う
ようにしたものが開示されている。このシーク制御方式
によれば、シーク動作においてはオフセット値がモータ
に加えられるので、装置が傾いて設置されても、その傾
きの影響を受けることなくシークできるという利点があ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の特開昭63−117329号公報
に開示されている光記録再生装置に、上記の特開昭63
−157376号公報に開示されているシーク制御方式
を適用した場合において、装置が傾いて設置されると、
シーク動作においては上記のオフセット値を傾きに応じ
て調整できるので問題はないが、記録或いは再生時等の
シーク時以外のときはその傾きによって以下のような問
題が生じることになる。
すなわち、記録あるいは再生時においては、記録媒体の
トラックと光ピックアップの対物レンズの位置変位を表
すトラッキングエラー信号を光ピックアップのトラッキ
ングアクチュエータに供給すると共に、そのトラッキン
グエラー信号の低周波成分をリニアモータに供給してト
ラッキング制御をおこなっているため、装置が傾いて設
定されると、その傾きによって対物レンズがトラッキン
グアクチュエータによる駆動範囲の中心位置(原点)か
ら片側に変位してしまい、これがためトラッキングのマ
ージンが低下してトラッキング制御に重大な悪影響を及
ぼすことになる。
この発明はこのような問題点に着目してなされたもので
、装置が傾いて設定されても、トラッキング制御に悪影
響が及ばないよう適切に構成した光記録再生装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この発明では光記録媒体に記
録または再生用の光ビームを照射する光ピックアップを
、リニアモータを有する送り機構によって移動させるよ
うにした光記録再生装置において、前記送り機構の送り
方向の傾き量を検出して傾き補正信号を出力する傾き検
出手段を設け、この傾き補正信号を前記リニアモータの
駆動信号に常時重畳して該リニアモータの駆動を制御す
るよう構成する。
〔作 用〕
このように、光ピックアップの送り機構の送り方向にお
ける傾き補正信号を、光ピンクアップを移動させるリニ
アモータの駆動信号に常時重畳すれば、装置の傾きによ
って送り機構に作用する力は打ち消され、水平とみなさ
れる状態で光ピックアップの送り動作、具体的には光ピ
ックアップを光記録媒体の目標トラックまで移動させて
位置決めするシーク動作、および記録または再生時に光
ビームが所定のトラックに追従するように光ピックアッ
プの位置を微動させるトラック追従動作を行うことが可
能となる。したがって、光ピックアップの送り動作を常
に安定して精度よく行うことができることになる。また
、傾き検出手段は傾き量を検出してその補正信号を出力
するので、その傾き量(補正量)が許容範囲にあるか否
かを検出することもでき、これにより許容範囲を越えた
ときに異常信号を発生させて、動作の変更、停止を行っ
たり、異常の表示を行って傾きによる装置の誤動作を未
然に防止することも可能となる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の第1実施例を示すものである。この
実施例では、光記録媒体として光カード1を用いる。光
カード1はカード駆動部2によりトラック方向に移動さ
せるようにし、そのカード位置をカードリニアスケール
3で検出してカード駆動制御回路4に供給する。カード
駆動制御回路4にはシーケンス制御回路5から速度指令
信号6を与え、その出力を重畳回路7の一方の入力端お
よび傾き検出回路8に供給する。傾き検出回路8ではカ
ード駆動制御回路4からの出力に基づいて傾き補正信号
を得ると共に、傾き量が許容範囲を越えたときに異常信
号を発生させ、傾き補正信号を重畳回路7の他方の入力
端に、異常信号をシーケンス制御回路5にそれぞれ供給
するようにする。
重畳回路7の出力はパワーアンプ9を経てカード駆動部
2に駆動電流10として供給するようにする。
一方、光カード1に記録または再生用の光ビームを照射
する光ピックアップ11はリニアモータ12により光カ
ード1のトラックと直交する方向に移動させるようにし
、その移動位置をヘッドリニアスケール13で検出して
、そのスケール信号14を傾き検出回路15およびヘッ
ド駆動制御回路16にそれぞれ供給するようにする。傾
き検出回路15ではヘッドリニアスケール13からのス
ケール信号14に基づいて傾き補正信号17を得ると共
に、傾き量が許容範囲を越えたときに異常信号18を発
生させ、傾き補正信号17を重畳回路19の一方の入力
端に、異常信号18をシーケンス制御回路5にそれぞれ
供給するようにする。また、ヘッド駆動制御回路16に
はシーケンス制御回路5から現在位置および目標位置を
それぞれ表わす信号を供給し、その出力をスイッチ20
の一方の切換え接点20−1を介してゲイン切換え回路
21に供給するようにする。
更に、光ピックアップ11においては、光カード1から
の反射光を受光するディテクタ(図示せず)の出力をト
ラックサーボ回路22に供給し、ここで検出されたトラ
ックエラー信号23により光カード1に光ビームを照射
する対物レンズ(図示せず)をトラックと直交する方向
に微小偏位させるようにする。このトラックエラー信号
23は位相補償回路24およびスイッチ20の他方の切
換え接点20−2を経てゲイン切換え回路21に供給す
るようにする。
このゲイン切換え回路21の出力はヘッド駆動制御信号
25として重畳回路19の他方の入力端に供給し、この
重畳回路19の出力をパワーアンプ26を経てリニアモ
ータ12に供給するようにする。なお、スイッチ20に
おける接点の切換えおよびゲイン切換え回路21におけ
るゲインの切換えは、シーケンス制御回路5により同期
して制御するようにする。
以下、この実施例の動作を説明する。
先ず、光ピックアップ11、ヘッド駆動用のリニアモー
タ12、ヘッドリニアスケール13を有するヘッド部の
動作について説明する。
くシーク動作〉 シーク動作は光ピックアップ11をヘッドリニアケール
13の出力を基準として位置決めするもので、シーケン
ス制御回路5は現在位置と目的位置とをヘッド駆動制御
回路16に与えると共に、ゲイン切換え回路21のゲイ
ンをシーク時ゲインに設定し、かつ信号切替え用スイッ
チ20を接点20−1側に接続する。現在位置と目的位
置とが入力されたヘッド駆動回路16の出力は、スイッ
チ20およびゲイン切換え回路21を経て重畳回路19
に供給され、ここで傾き検出回路15からの傾き補正信
号17が重畳されてパワーアンプ26を経てリニアモー
タ12に加えられる。その結果、光ピックアップ11お
よびヘッドリニアスケール13が移動し、その移動量が
ヘッドリニアスケール13から出力されるスケール信号
14によりヘッド駆動制御回路16に供給される。
これにより、光ピックアップ11はヘッド駆動制御回路
16によりヘッドリニアスケールI3を基準として位置
決めされ。
〈リード・ライト動作〉 リード・ライト動作においては、光ピックアップ111
ま光ビームを光カード1上のトラックに追尾させるトラ
ックサーボ回路22がらのトラックエラー信号23によ
り位置決め制御される。先ず、リード・ライト動作の開
始時、シーケンス制御回路5はスイッチ20を接点20
−2側に接続すると共に、ゲイン切換え回路21のゲイ
ンをリード・ライト用ゲインに設定する。これにより、
トラックエラー信号23は位相補償回路24、スイッチ
20およびゲイン切換え回路21を経て重畳回路19に
供給され、ここで傾き検出回路15からの傾き補正信号
17が重畳されてパワーアンプ26を経てリニアモータ
12に供給され、光ビックアンプ11の位置が制御され
る。
〈傾き検出動作〉 傾き検出動作は、リニアモータ12の送り方向の傾きを
検出して補正信号17を得るもので、先ず光カード1を
装置に装着して静止させた状態で、光ピックアップ11
をシーク動作により光カード1上の適当な位置に位置決
めする。次に、光カード1上に光ピックアップ11から
光ビームを照射してトラックサーボ回路22によりトラ
ッキング動作を開始させる。
更に、第2図〜第4図を参照して傾き検出回路15の動
作を中心に説明する。
第2図は、リード・ライト動作および傾き検出動作時に
ゲイン切換え回路21から出力されるヘッド駆動制御電
圧25、光ピックアップ11内の対物レンズのずれ量お
よびヘッドリニアスケール13の移動量の関係を示した
ものである。第2図において、25i はリード・ライ
ト動作時の特性を、25iiはリードライト動作時より
もゲインが下げられた傾き検出動作時の特性をそれぞれ
示す。また、Viは傾き量に相当する電圧量を、Vii
 は傾き検出回路15から出力される傾き補正信号17
の電圧量をそれぞれ示す。
第3図は傾き検出回路15の一例の構成を示すブロック
図である。図中、31はヘッドリニアスケール13から
の2相のスケール信号14からヘッド部・分の移動量を
カウントするポジションカウンタ、32はポジションカ
ウンタ31の値が+1以上である時に一定周期でカウン
トアツプパルス33を出力し、−1以下である時にカウ
ントダウンパルス34を出力する比較およびパルス作成
回路、35はカウントアツプパルス33およびカウント
ダウンパルス34によりカウントを行なうアップ/ダウ
ンカウンタ、36はアップ/ダウンカウンタ35のカウ
ント値をアナログ信号に変換して傾き補正信号17とし
て出力するD/A変換器、37はアップ/ダウンカウン
タ35のカウント値が予め定めされた許容範囲をこえた
ときに傾き異常信号18を出力する異常値検出回路で、
ポジションカウンタ31およびアップ/ダウンカウンタ
35は傾き検出動作開始前にリセットされている。
第4図は第3図に示した傾き検出回路15における各部
の信号波形を示すものである。
傾き検出動作に切換えられた直後、シーケンス制御回路
5はゲイン切換え回路21を傾き検出時ゲインに設定し
、スイッチ20を接点20−2側を接続する。傾き検出
時ゲインは、傾きの影響を検出し易くするためにリード
・ライト動作時より低く設定する。ここで、装置が傾い
て設定されていると、ヘッド部の重畳により力が発生す
る。この力に対向して、ヘッド部を保持する力は、ヘッ
ドリニアスケール13上の位置ずれによるオフセット電
圧、若しくは対物レンズのずれによるトラックエラー信
号23のオフセット電圧に変換されて、ヘッド駆動用リ
ニアモータ12に加えられることになる。
この実施例では、傾き検出動作に切換えられた直後に発
生するヘッド部の移動を傾きの影響によるものとし、ヘ
ッド部を元の位置にもどすためにヘッド駆動用リニアモ
ータ12に重畳する信号を傾き補正信号17としている
。これは、この実施例においては、シーク動作時におけ
る位置決め制御ループのループゲインを傾き検出時の位
置決めループのループゲインに比べて高く設定できるた
め、傾きに対応するオフセット電圧を発生させるために
生ずるヘッドリニアスケール13上の位置ずれが傾き検
出時の位置ずれに比較して無視できるほど小さいためで
ある。
第2図において、傾き検出動作に切換えた直後、傾きが
あるとヘッド部はヘッドリニアスケール13上でl、こ
の例では+2移動するため、第3図のポジションカウン
タ31には2′がセットされる。
これにより、比較およびパルス作成回路32から第4図
に示すようにカウントアツプパルス33が出力され、ア
ップ/ダウンカウンタ35がカウントアツプするのに応
じてD/A変換器36の出力が増加する。
このD/A変換器36の出力は重畳回路19においてヘ
ッド駆動制御電圧25に重畳されるので、ヘッド部は徐
々にポジションカウンタ31が0”になる方向に移動す
る。ポジションカウンタ31が 0°′になると傾き検
出動作は終了し、その時点のアップダウンカウンタ35
の値が保持され、そのD/A変換器36の出力が傾き補
正信号17として次の傾き検出動作開始まで出力される
。また、傾き検出動作中のアップダウンカウンタ35の
値は異常値検出回路37にて監視され、その値が予め設
定された許容範囲を越えると傾き異常信号18が出力さ
れる。
次に、光カード1、カード駆動部2、カードリニアスケ
ール3を有するカード部の動作について説明する。
シーケンス制御回路5は、カード駆動側?211回路4
に速度指令信号6を与える。カード駆動制御回路4は、
与えられた速度指令信号6とカードリニアスケール3か
らの信号とに基づいて重畳回路7およびパワーアンプ9
を経てカード駆動部2に駆動電流10を供給し、これに
より光カード1を駆動制御する。
第5図はカード駆動部2によるカード送り方向(トラッ
ク方向)に傾きが無い場合と有る場合との速度指令信号
6に対する駆動電流10を比較して示すものである。傾
きが無い場合には、駆動電流10は往復運動の定速部分
での両方向の電圧の加算値1y+Lが零(または基準値
)となる。しかしながら、傾きが有ると両方向の電圧の
加算値IF′+Ill′は、傾きに応じてオフセット電
流10Fとなる。
傾き検出回路8は、カード駆動制御回路4での定速駆動
時の駆動電圧の差から、オフセット電流rOFに相当す
る傾き補正信号を作成し、これを重畳回路7に供給する
と共に、許容範囲を越える傾きを検出したときはシーケ
ンス制御回路5に異常信号を出力する。
この実施例においては、以上のようにして傾きの補正お
よび許容値以上の傾きの検出が行なわれる。
第6図はこの発明の第2実施例の要部を示すものである
。この実施例は、ヘッドリニアスケール信号を用いた位
置決め動作において、傾きの影響により位置決め制御信
号に生じるオフセットを検出し、このオフセットが無く
なるように補正信号をヘッド駆動用リニアモータに重畳
して、オフセットが無くなったときの補正信号を保持し
て傾きの影響を補正するもので、ヘッド駆動制御回路4
0およびヘッド部の傾き検出用の傾き検出回路41以外
は第1実施例と同じであるのでその説明を省略する。
ヘッド駆動制御回路40は、第7図に示すように、ヘッ
ドリニアスケール13からのスケール信号14の直線性
の良い部分を取り出して制御信号42を作成するように
する。また、傾き検出回路41は、第8図に示すように
、ヘッド駆動制御回路40からの制御信号42を入力し
、その制御信号に応じてアップパルス43またはダウン
パルス44を出力するアップ/ダウンパルス作成回路4
5と、このアップ/ダウンパルス作成回路45の出力を
計数するアップ/ダウンカウンタ46と、そのカウント
値をD/A変換して傾き補正信号17を出力するD/A
変換器47と、アップ/ダウンカウンタ46のカウント
値を監視し、これが予め定めた許容範囲を越えたときに
異常信号18を出力する異常値検出回路48とをもって
構成する。
以下、この実施例における傾き検出動作について説明す
る。
傾き検出動作開始後、先ず、スイッチ20を接点20−
1に接続し、ヘッドリニアスケール13からのスケール
信号14を用いてヘッド部を光カードl上の任意の位置
に位置決めする。同時に、傾き検出回路41のアップ/
ダウンカウンタ46をリセットする。
したがって、この時点では傾き補正信号17は零となる
:このとき、傾きが無ければ、光ピックアップ11はへ
ッドリニースケール13上で第7図のAの位置に位置決
めされる。これに対し、傾きが有ると、第7図において
Bの位置へ位置ずれし、この時のオフセットVにより傾
きに対向する力がリニアモータ12より発生する。この
制御信号42は傾き検出回路41のアップ/ダウンパル
ス作成回路45に供給され、これによりアップ/ダウン
パルス作成回路45は制御信号42の電圧に応じてアッ
プパルス43またはダウンパルス44をアップ/ダウン
カウンタ46に出力する。このアップ/ダウンカウンタ
46の出力は、D/A変換器47でアナログ信号に変換
されてリニアモータ12に加えられ、その結果ヘッドリ
ニアスケール位置が第7図のBからAの方向に移動して
オフセット■が減少する。
アップ/ダウンパルス作成回路45は、オフセット■が
一定レベル以下になった時点で動作を停止し、その時点
のアップ/ダウンカウンタ46の値が保持されてそのD
/A変換器47の出力が、傾き補正信号17として次の
傾き検出動作開始まで出力される。また、アップ/ダウ
ンカウンタ46の値が早め定めた許容範囲を超えたとき
は、異常値検出回路48からシーケンス制御回路5に異
常信号18が出力される。
第9図はこの発明の第3実施例の要部を示すものである
。この実施例は、トラックサーボ回路22からのトラッ
クエラー信号23に基づいてへ・ノド部における傾きを
検出するようにしたもので、その傾き検出回路50以外
は第1実施例と同じであるのでその説明を省略する。傾
き検出回路50は、第10図に示すように、トラックエ
ラー信号23を積分して傾き補正信号17を出力する積
分回路51と、トラックエラー信号23のレベルを検知
し、それが予め定めた一定レベル以下になったときに積
分回路51に停止信号を出力してその積分動作を停止さ
せる比較回路52と、積分出力が予め定めた許容範囲を
超えたときにシーケンス制御回路5に異常信号18を出
力する異常値検出回路53とをもって構成する。
以下、この実施例における傾き検出動作について説明す
る。
傾き検出直前においては、第1実施例と同様に光カード
1は装着後の静止状態にあり、光ピックアップ11は光
ビームを光カード1上に照射し、トラックサーボ回路2
2がトラッキング動作を行っている状態にある。また、
スイッチ20は接点20−2側に接続され、ヘッド部は
トラックエラー信号23により位置制御されていると共
に、傾き検出回路50の積分回路51はリセットされ、
その出力は零となっている。
傾き検出開始時、傾きがあるとトラックエラー信号23
は、第11図に示すように傾きの影響によりオフセット
v、を持つ。このとき、光ピックアップ11の対物レン
ズはβたけトラック方向にずれている。このトラックエ
ラー信号23は、積分回路51および比較回路52に加
えられ、積分回路51の出力はヘッド駆動用のりニアモ
ータ12への制御電圧に重畳され、レンズずれfilが
小さくなる方向に駆動する。その結果、トラックエラー
信号23のオフセット分V、が減少する。比較回路52
は、オフセット分V、が一定レベル以下になった時点で
、積分回路51に停止信号を出力して積分動作を停止さ
せる。この時点での積分回路51の出力が傾き補正信号
17として保持される。また、傾き検出動作中の積分出
力が予め定めた許容範囲を超えたときは、異常値検出回
路53からシーケンス制御回路5に異常信号18が出力
される。
なお、以上の実施例では光カードの記録再生装置につい
て説明したが、この発明は光ディスク、光磁気ディスク
等の他の光記録媒体を用いる場合にも有効に適用するこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明によればりニアモータを存
する光ピンクアップの送り機構の送り方向の傾きを検出
して傾き補正信号を得、この傾き補正信号をリニアモー
タの駆動信号に常時重畳して該リニアモータの駆動を制
御するようにしたので、装置が傾いて設定されても、そ
の傾きに影響されることなく、シーク動作は勿論のこと
、トランキング制御動作も常に安定して高精度で行うこ
とができる。また、傾き補正信号を得るにあたって、傾
きが許容範囲にあるか否かを検出することもできるので
、許容範囲を超えたときに異常信号を発生させて装置の
異常動作を防止することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの発明の第1実施例を説明するため
の図、 第6図〜第8図は同じく第2実施例を説明するための図
、 第9図〜第11図は同じく第3実施例を説明するための
図である。 ■・・・光カード     2・・・カード駆動部3・
・・カードリニアスケール 4・・・カード駆動制御回路 5・・・シーケンス制御回路 7・・・重畳回路     B・・・傾き検出回路9・
・・パワーアンプ   11・・・光ピックアップ12
・・・リニアモータ 13・・・ヘントリニアスケール 15・・・傾き検出回路 16・・・ヘッド駆動制御回路 19・・・重畳回路     20・・・スイッチ21
・・・ゲイン切換え回路 22・・・トラックサーボ回
路24・・・位相補償回路   26・・・パワーアン
プ31・・・ポジションカウンタ 32・・・比較およびパルス作成回路 35・・・アップ/ダウンカウンタ 36・・・D’/A変換器    37・・・異常値検
出回路40・・・ヘッド駆動制御回路 41・・・傾き検出回路 45・・・アップ/ダウンパルス作成回路46・・・ア
ップ/ダウンカウンタ 47・・・D/A変換器    48・・・異常値検出
回路50・・・傾き検出回路 51・・・積分回路 52・・・比較回路 53・・・異常値検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、光記録媒体に記録または再生用の光ビームを照射す
    る光ピックアップを、リニアモータを有する送り機構に
    よって移動させるようにした光記録再生装置において、
    前記送り機構の送り方向の傾き量を検出して傾き補正信
    号を出力する傾き検出手段を設け、この傾き補正信号を
    前記リニアモータの駆動信号に常時重畳して該リニアモ
    ータの駆動を制御するよう構成したことを特徴とする光
    記録再生装置。
JP27390888A 1988-10-29 1988-10-29 光記録再生装置 Pending JPH02121121A (ja)

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