JPH02119096A - 照明コントロール装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワンチップ形マイクロコンピュータを内蔵し
た照明器具の照明コントロール装置に関する。

〔従来の技術〕

近年、一般家庭のテレビやオーディオ機器、冷暖房機器
などの電気製品の多くは内蔵したワンチップ形マイクロ
コンピュータで多機能化が図られている。また、マイク
ロコンピュータを内蔵した複数の電気製品と外部のホー
ムコンピュータ（パーソナルコンピュータ）を接続して
、電気製品をホームコンビｊ、−夕で集中的に管理し、
制御するホームオートメーションシステムが一般家庭で
普及しつつある。

以上のことから、天井や壁に取付けられる照明器具も、
様々な点灯状態が様々な制御方式で制御できる多機能化
が要求され、この要求に応じて赤外線リモートコントロ
ーラでリモートコントロールされる照明器具や、電源ス
ィッチを兼ねる壁スィッチのオン、オフ制御でプルスイ
ッチの引紐操作と同様に点灯状態が所定の順序で切換え
られる照明器具などが実用化されている。前者赤外線リ
モートコントローラで点灯制御される照明器具は、赤外
線リモートコントローラからの赤外線信号のデジタル変
換された信号を専用のＩＣで読み取って点灯制御信号を
出力する。また、壁スィッチでプルスイッチと同様に点
灯制御される照明器具は、壁スィッチをオン、オフする
時間間隔を専用のＩＣとカウンタで読み取り、壁スィッ
チがオフされてからオンされるまでの時間が所定の短時
間内であれば点灯状態を切換えるシーケンス制御信号と
してＩＣで処理するようにしたものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

様々な点灯状態をプルスイッチ以外に赤外線リモー　ト
コントローラや壁スィッチなどで切換え操作できるよう
にした多機能の照明器具は点灯制御が直接、間接に、或
いは遠近様々なところからできるようになって便利であ
るが、多機能化する程に、１つの機能を実行するＩＣ等
の使ったハードウェアの数が多くなり、点灯装置が複雑
、高価になる不具合がある。そこで、照明器具において
、１つのワンチップ形マイクロコンピュータのソフトウ
ェアを工夫することで、多機能化を図ることが試みられ
ているが、この場合、マイクロコンピュータの電源電圧
の変動や停電に伴う誤動作防止策が難して、信頼性に問
題があった。

本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、マイク
ロコンピュータで安定した点灯動作を行う多機能の照明
コントロール装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するため、外部機器からの入力
信号を読み取り、その入力信号に応じて点灯状態を切換
え制御するマイクロコンピュータを内蔵した照明器具の
電源入力部は、手動式の外部スイッチのオン操作で印加
される商用交流電圧を降圧し整流した直流電圧を、外部
スイッチをオフ操作してから一定時間保持してマイクロ
コンピュータに駆動電圧として入力する電圧保持回路と
、外部スイッチのオフ時から電圧保持回路の電圧保持時
間より短い所定の信号受付時間内に外部スイッチがオン
したときの直流電圧信号をマイクロコンピュータで照明
器具の点灯状態を切換える制御信号として処理させ、か
つ、外部スイッチが前記信号受付時間を経過してもオン
されないとマイクロコンピュータに動作停止の停電判断
をさせる停電検出回路を有するものである。

また、マイクロコンピュータに外部機器の赤外線リモー
トコントローラからのリモートコントロール信号、及び
ホームオートメーションシステムにおけるホームコンピ
ュータからの制御信号を読み取って照明器具の点灯状態
を切換え制御する機能を持たせることが、実用的な多機
能化を実現する上で好ましい。

〔作用〕

外部スイッチをオフしてから電圧保持回路の電圧保持時
間より短い所定の信号受付時間内に、外部スイッチをオ
ンすると、この外部スイッチオン時の直流を源入力が照
明器具の点灯状態を切換えるシーケンス制御信号として
マイクロコンピュータに読み取られ、従って、外部スイ
ッチを短時間でオン、オフすることで外部スイッチがプ
ルスイッチと同様の使い方ができる。

また、マイクロコンピュータで停電検出回路からの入力
が信号受付時間を経過しても無い場合に電源オフの停電
と判断させて、ソフトウェア的に動作停止をさせること
により、マイクロコンピュータの誤動作が防止される。

〔実施例〕 実施例について、図面を参照して説明する。

第２図は蛍光ランプ２灯用照明器具（１）の点灯状態を
、照明器具（１）に搭載されたプルスイッチ（２）の引
紐操作と、外部スイッチの例えば壁スィッチ（３）の電
源オン、オフ操作、さらには外部機器である赤外線リモ
ートコントローラ（以下リモコンと称す）（４）のボタ
ン操作による赤外線信号と、ホームオートメーションシ
ステムのホームコンピュータ（５）からの制御信号のい
ずれでも行えるようにした多機能の照明コントロール装
置を示す。照明器具（１）はプルスイッチ（２）と壁ス
ィッチ（３）からの入力信号と共に、外部機器のリモコ
ン（４）及びホームコンピュータ（５）からの制御信号
を読み取って点灯状態を切換制御する不図示のワンチン
ブ形マイクロコンピュータ（以下マイコンと称す）（６
）を内蔵し、このマイコン（６）の機能を第１図の具体
的点灯回路のブロック図を参照し乍ら説明する。

第１図において、（７）は商用交流を源、（８）は商用
交流電源（７）の交流電圧を降圧する電源トランス、（
９）は降圧された交流を全波整流する全波整流器、（１
０）は全波整流された直流が逆流防止ダイオードＤ１を
介して印加されると、これをマイコン（６）が作動する
定電圧に安定化する直流安定化ｉｔ電源路である、以上
の一般的電源入力回路に、本発明は壁スィッチ（３）の
短時間内でのオン、オフ操作でプルスイッチ（２）の引
紐操作と同じ点灯制御を安定して行わしめるための手段
として、次の電圧保持回路（１１）と停電検出回路（１
２）を組み込む。

具体的に説明すると、直流安定化電源回路（１０）の直
流型＃電圧ｖ１は、第３図の波形図に示すように、マイ
コン（６）を安定に動作ささせるためにマイコン（６）
の標準動作電圧■より少し太き目に設定され、この直流
ｉｉｔ源電圧電圧は逆流防止ダイオードＤ２と電圧保持
回路（１１）を介してマイコン（６）の電源入力端子に
加えられる。電圧保持回路（１］）は外部スイッチの壁
スィッチ（３）のオフ時から一定時間Ｔ１、例えば５秒
間だけマイコン（６）を動作可能な状態に維持するコン
デンサ回路で、壁スィッチ（３）のオフ前後の直流ｔＢ
ｔ圧■１とマイコン（６）の電源入力電圧■２の関係を
第３図に示す。電圧保持回路（１１）の入力側の逆流防
止ダイオードＤ２はマイコン（６）の動作の安定性を良
くする。

停電検出回路（１２）は全波整流器（９）で全波整流さ
れた直流を平滑してマイコン（６）の入力端子に、制御
信号として入力するもので、この制御信号を■３とする
と、制御信号■３は第３図に示すように壁スィッチ（３
）のオフ時から立下る。マイコン（６）は制御信号■３
が立下ってから、電圧保持回路（］１）の電圧保持時間
Ｔ、（５秒）より短い所定の信号受付時間Ｔ２例えば３
秒内に壁スィッチ（３）がオンされて制御信号■、が入
力されると、この制御信号Ｖ、を後述の点灯制御信号と
して処理し、信号受付時間Ｔ２内に制御信号■、が入力
されない場合は、停電と判断して動作停止状態にするソ
フトウェア機能を保有する。

また、マイコン（６）のリセット端子には通常のリセッ
ト回路（１３）が接続される。リセット回路（１３）は
マイコン（６）の電源入力電圧■２が最低保障電圧Ｖｏ
以下になる直前にマイコン（１３）にリセット信号■４
を出力して初期状態に戻す。従って、マイコン（６）は
停電検出回路（１２）によるソフトウェア的なリセット
と、リセット回路（１３）のハードウェア的なリセット
の時間差のある２重の動作停止手段でもって、誤動作が
確実に防止される。

尚、第１１図における（１４）は赤外線リモコン（４）
からの赤外線信号を受光して電気信号に変換する受信器
、（１５）〜（１７）はマイコン（６）の３つの出力端
子に接続されたフォトダイオードカブラを具えた第１〜
第３のスイッチ回路で、第１、第２のスイッチ回路（１
５）　　（１６）をオンさせると蛍光ランプ点灯回路（
１８）　　（１９）を介して２本の蛍光ランプ（２０）
　　（２１）が点灯し、第３のスイッチ回路（１７）を
オンさせると保安球（２２）が点灯する。２本の蛍光ラ
ンプ（２０）　　（２１）と保安球（２２）の点灯制御
はマイコン（６）によって次のように行われる。

まず、プルスイッチ（２）の場合、これの引紐（２゛）
を】回引く毎に蛍光ランプ２灯点灯、蛍光ランプ１灯点
灯、保安球点灯、全灯消灯の順でシーケンスｉｔｉｌＪ
ｍされる。また、リモコン（４）の場合、例えばリモコ
ン（４）がダイレクト制御用の蛍光ランプ２灯点灯ボタ
ン、蛍光ランプ１灯点灯ボタン、保安球点灯ボタン、全
灯消灯ボタンを有するものであると、」二連４つのボタ
ンを選択的に押すことで蛍光ランプ２灯点灯、１灯点灯
、保安球点灯、消灯がダイレクト制御される。また、ホ
ームコンピュータ（５）を利用することで、例えば屋外
から蛍光ランプ点灯、或いは消灯のダイレクト制御が行
える。

さらに、壁スィッチ（３）のオン、オフのタイミングで
次のようにシーケンス制御ができる。壁スィッチ（３）
がオンされ、マイコン（６）が初期状態で蛍光ランプ２
灯点灯状態にあるとき、壁スィッチ（３）をオフし、こ
のオフ時間が停電検出回路（１２）の信号受付時間Ｔ２
より長くなると、マイコン（６）は停電と判断して全灯
消灯状態にして、リセット回路（１３）でリセッ）・さ
れる、一方、壁スィッチ（３）がオフしてから信号受付
時間Ｔ２の３秒以内に再びオンすると、第３図の鎖線波
形に示すように、マ・イコン（６）に信号受付時間Ｔ２
内に入力された制御信号Ｖｌ、がマイコン（６）で読み
取られて、マイコン（６）は蛍光ランプ１灯点灯のシー
ケンス制御信号を出力する。さらに壁スィッチ（３）を
オフしてから信号受付時間Ｔ２内で再びオンすると、マ
イコン（６）は保安球点灯のシーケンス制御信号を出力
する。つまり、壁スィッチ（３）を３秒以内の短時間で
オン、オフを繰り返すと、プルスイッチ（２）と同様に
蛍光ランプ２灯点灯、１灯点灯、保安球点灯、消灯の順
でシーケンス制御する。

〔発明の効果〕

本発明のように、外部スイッチのオフ時点から一定時間
だけマイコンの電源電圧を電圧保持回路で保持して、そ
の間にマイコン入力される低減検出回路からの外部スイ
ッチのオン、オフに基づ（信号を照明器具の点灯状態を
シーケンス制御する信号か、マイコンを停止させる停電
信号かをマイコンで判断させて、照明器具の点灯状態を
切換えることにより、マイコンは常に安定した動作状態
で誤動作無く動作し、信軌性の良い多機能な照明コント
ロール装置が提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す照明コントロール装置の
回路ブロック図、第２図は第１図の照明コントロール装
置を具えた照明装置の概略を示す正面図、第３図は第１
図の各点における電圧波形図である。 （１）　−照明器具、 （３）−・外部スイッチ（壁スィッチ）、特 代 −リモートコントローラ、 ・−ホームコンピュータ、 −・−マイクロコンビプ、−タ、 −・−電圧保持回路、 ・−停電検出回路。 作出願人 理 人 日本電気ホーム エレクトロニクス株式会社 関西日本電気株式会社 江　　　原　　　　省　　　　吾

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）外部機器からの入力信号を読み取り、その入力信
   号に応じて点灯状態を切換え制御するマイクロコンピュ
   ータを内蔵した照明器具の電源入力部は、手動式の外部
   スイッチのオン操作で印加される商用交流電圧を降圧し
   整流した直流電圧を、外部スイッチをオフ操作してから
   一定時間保持してマイクロコンピュータに駆動電圧とし
   て入力する電圧保持回路と、外部スイッチのオフ時から
   電圧保持回路の電圧保持時間より短い所定の信号受付時
   間内に外部スイッチがオンしたときの直流電圧信号をマ
   イクロコンピュータで照明器具の点灯状態を切換える制
   御信号として処理させ、かつ、外部スイッチが前記信号
   受付時間を経過してもオンされないとマイクロコンピュ
   ータに動作停止の停電判断をさせる停電検出回路を有す
   ることを特徴とする照明コントロール装置。
2. （２）マイクロコンピュータは、外部機器の赤外線リモ
   ートコントローラからのリモートコントロール信号、及
   びホームオートメーションシステムにおけるホームコン
   ピュータからの制御信号を読み取って照明器具の点灯状
   態を切換え制御する機能を有することを特徴とする請求
   項１記載の照明コントロール装置。