JPH02118529A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH02118529A
JPH02118529A JP1207383A JP20738389A JPH02118529A JP H02118529 A JPH02118529 A JP H02118529A JP 1207383 A JP1207383 A JP 1207383A JP 20738389 A JP20738389 A JP 20738389A JP H02118529 A JPH02118529 A JP H02118529A
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JP
Japan
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card
data
communication
mode
camera
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Pending
Application number
JP1207383A
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English (en)
Inventor
Takehiro Kato
平野 雅康
Yoshihiko Azuma
博司 大塚
Masayasu Hirano
直浩 景山
Naohiro Kageyama
武宏 加藤
Toshihiko Ishimura
東 義彦
Kenji Tsuji
賢司 辻
Hiroshi Otsuka
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童呈上立且里立互 本発明はカメラに関するものであり、より特定的には電
子閃光の発光/非発光・制御に関する。
皿米皇狡歪 一aにカメラでは必要に応じて電子閃光のもとで撮影す
ることが行われる。その際、予め昇圧回路によって閃光
発光のためのパワー蓄積用のコンデンサを充電すること
を行う。一方においてカメラでは露出量を決めて撮影す
るが、その決めた露出量による写真がどの程度のものな
のか撮ってみないと分らない場合が多い。そこで、露出
量を一枚ごとに変えて同一の被写体について複数枚の写
真を撮ってみるというブラケット撮影が行われる。
また、露出量が一定のまま絞り値とシャッター速度の組
合せを変えることによって描写効果の異なる複数枚の写
真を同一の被写体について撮るオートシフト撮影が行わ
れる。
更に、予めスポット測光でハイライト部とシャドウ部を
測光すると共にその測光値をAEロックした後、フレー
ミングし直してレリーズするH/S撮影も行われる。
発明が解° しようとする課題 しかしながら、上記ブラケット撮影時に電子閃光装置が
発光すると、絞りとシャッター速度の組み合せを変える
ことによって定常光による露出を所定の露出量だけ変え
ようとするのが、電子閃光が光ることによってそのずら
し量が狂ってしまう。
また、オートシフト撮影時に電子閃光を使うと、短かい
閃光時間のためにそのシャッター速度の効果が失われる
と共に、シャッター速度が同調速度以下に制限されてし
まう。
更に、上記H/S撮影ではレリーズの前にスポット測光
で測光したいところを測光して、それを記憶しておく必
要がある。またレリーズ中の測光では画面がフレーミン
グし直されているためハイライト部とシャドウ部を測光
できない。従って、TTLダイレクト測光方式等のカメ
ラでH/S撮影モード時に敢えて閃光発光すると、露出
量は狙い通りのものとならなくなる。
一方、電子閃光装置自体についてみると、発光禁止する
場合に昇圧動作を行わせているのでは、消費電流が無駄
であり、逆に発光を行うモードの場合に発光が必要であ
ると判定したときから昇圧を開始するのでは時間がかか
りシャッターチャンスを逸する結果となる。
本発明は閃光発光の不必要なモードでは閃光発光の悪影
響が生じないようにしたカメラを提供することを目的と
する。
また、本発明は閃光発光の必要な撮影モードと不要な撮
影モードに対し昇圧回路の制御動作をそれぞれ適合させ
たカメラを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するため本発明では、ブラケット撮影
モードやオートシフト撮影モードの如くフィルムに対す
る露出条件を一枚ごとに切換えて所定枚数の撮影を行う
特定の撮影モードを有するカメラにおいて、前記特定の
襦影モード時に電子閃光装置の発光を禁止する手段を設
けた構成としている。
また、本発明では、予めスポット測光でハイライト部と
シャドウ部を測光すると共にその測光値をAEロックし
た後、フレーミングし直してレリーズするH/S撮影モ
ードを有するカメラにおいて、前記撮影モード時に電子
閃光装置の発光を禁止する手段を有する構成としている
また本発明のカメラは、測光値に基づいて決定された露
出プログラム線間を有する複数の撮影モードと、前記複
数の撮影モードの1つを選択するべくカメラ本体に設け
られた撮影モード選択手段と、前記カメラ本体に着脱自
在で且つ閃光発光のためのパワー蓄積用のコンデンサを
充電する昇圧回路を有する電子閃光装置と、選択された
撮影モードに基づいて前記昇圧回路の作動・不作動を制
御するべく前記電子閃光装置に設けられた制御手段と、
を有している。
L用 このような構成によると、ブラケット撮影モードやオー
トシフト撮影モードの如き特定の撮影モードでは電子閃
光の発光は強制的にOFFにされるので、露出のずらし
量が変ってしまったり、シャッター速度の効果が失われ
たりすることがない。
また、H/S撮影モードで電子閃光の発光はOFFとな
るので、測光方式がTTLダイレクト方式の場合であっ
ても所望のH/S撮影が阻害されない。
一方、電子閃光装置については、例えば上記ブラケット
撮影モードやオートシフト撮影モード又はH/ S撮影
モード等の如く閃光発光の不要な撮影モードでは昇圧回
路は不作動となり、一方間光発光が不必要な撮影モード
では昇圧回路が作動状態となる。
ス】1運 第1図は本実施例のカメラの回路ブロック図である。同
図において(μC)はカメラ全体の制御。
種々の演算を行うマイクロコンピュータ(以下「マイコ
ン」という)でE2FROMを有し内部で書込み及び読
出しが自由に行えるようになっている。(AFct)は
焦点検出を行う焦点検出回路であって、COD、  積
分制御回路、  A/D変換回路からなり、後述する3
つの測距エリアに対して被写体の情報を得ると共にこれ
をA/D変換して、マイコン(μC)へ出力する。
(LDI)は低輝度で且つ焦点検出不能のときに被写体
に向けて光を発光し焦点検出可能とする補助光発光素子
である。
(LM)は測光回路で、後述する4つのエリアに対して
測光を行い、その測光値をA/D変換してマイコン(μ
C)へ輝度情報として与える。(DISPC)はマイコ
ン(μC)から表示データ及び表示制御信号を入力して
カメラ本体上面の表示部(DISPI)及びファインダ
ー内の表示部(DISpI)に所定の表示を行わせる表
示制御回路である。
本実施例においてICカード(CD)には、カメラのモ
ードを使用する人に応じて変更選択できるカスタムカー
ド、撮影状況に応じてカメラの各種機能の制御(AEプ
ログラム、AEモード、AFモード等)が自動的に決定
される4枚のプログラムカード、特殊機能を付加する4
枚のファンクションカード。
撮影データをメモリーするメモリーカードの4種類10
枚のカードがある。これらのカードに関しては後で詳細
に説明する。(ST)は電子閃光装置、  (IF)は
カメラのマイコン(μC)と電子閃光装置(ST)との
間に設けられたインターフェース、  (STC)は不
図示の撮影レンズを通ってきた閃光発光時の被写体反射
光を受光し、適正露光量となったときに閃光発光を停止
させる調光回路である。(LE)はレンズに設けられた
レンズ回路で交換レンズ固有の情報をカメラのマイコン
(μC)に出力する。  (LECN)は焦点検出情報
にもとづいて撮影レンズを駆動するレンズ駆動制御回路
、 (ENC)はレンズを駆動するモーターの回転を検
出するコンバータで、所定の回転角ごとにマイコン(μ
C)へパルスを出力する。
マイコン(μC)はこのパルスをカウントし、現在の位
置の(1)位置からの繰り出し量を検出し、この繰り出
し量〔繰り出しパルス数(CT))から距離を検出する
−  (TVCT)はマイコン(μC)からの制御信号
に基づいてシャッターを制御するシャッター制御回路、
 (AVI:T)はマイコン(μC)からの制御信号に
基づいて絞りを制御する絞り制御回路、  (MD)は
マイコン(μC)からの制御信号に基づいてフィルムの
巻上げ2巻戻しの制御を行うモーター制御回路である。
(BZ)はシャッタースピードが手振れとなるスピード
になると警告を行うブザーである。(E)は電源となる
電池、  DC/DCはマイコンに供給する電圧(Va
n)を安定させるためのDC/DCコンバーター、(D
、)〜(D4)は、DC/DCコンバーターがOFFの
ときに電圧(Van)よりも低い電圧をマイコンに与え
、消費電力を少なくするためのダイオード群で、カメラ
のマイコン(μC)のハードはこの低い電圧で作動でき
るので、割り込みがかかるが、ICカード(CD)の方
のマイコン(μC2)この低い電圧では駆動できない。
(RR)(CR)は電池装着時にマイコン(μC)へリ
セットをかけるためのリセット用抵抗及びコンデンサー
である。(Try)は上述した回路の一部に電源を供給
する給電用トランジスターである。
次に、スイッチ類の説明を行うと、(SRE)は電池が
装着されたときにOFFとなる電池装着スイッチであっ
て、電池が装着され該スイッチ(SRE)がOFFにな
るとマイコン(μC)の端子(RE)に「L」レベルか
らrHJレベルに変化する信号が印加されマイコン(μ
C)は後述のリセットのルーチンを実行することになる
。(Sεh)は常開のブツシュ式の露出モード変更スイ
ッチで、このスイッチ(SEW)の操作と後述するアッ
プスイッチ(Sup)、ダウンスイッチ(Sdn)の操
作とによって露出モードが変更される。(SpuJは常
開のブツシュ式の機能変更スイッチで、このスイッチの
操作とアップスイッチ(Sup)、ダウンスイッチ(S
dn)の操作により機能変更(例えば速写・単写の切換
え)が行われる。(Se11)は、通常カードが装着さ
れているときには、カードによる機能の有効/無効を切
換える、あるいは、プログラムカード以外のカードでの
データの設定変更時に使用される常開のブツシュ式のカ
ードスイッチである(詳細は後述する)。(SCDS)
は、カードが装着されているときにデータの設定への移
行時に操作されるカードデータ設定スイッチである(S
l)は、測光及びAF動作等の撮影に必要な準備動作を
行う為のスイッチで、不図示のレリーズ釦の第1のスト
ロークでONとなる。上記スイッチ(Sεl’l)、 
(SpuN)、 (SCD)、 C3cns”)、 (
S+)のうちいずれか1つでも操作され、ONになると
後述の(INT+ )の割り込みを実行する。(Sn)
はカメラの動作を可能とする為のメインスイッチであり
、このスイッチのON、或いはOFFにより、後述の(
INT2)の割り込みを実行する。
(SMUP)はミラーアップが完了するとON L、シ
ャッター機構がチャージされ、ミラーダウンするとOF
Fとなるスイッチである。
(S2)は撮影動作を行うときに操作されるレリーズス
イッチで、レリーズ釦の第2のストローク(第1ストロ
ークより深い)の押下でONとなる。(Sun)はフィ
ルムの1コマの巻上でONとなる1コマスイツチである
。(SAEL)はAEロック(露出ロック)を行うため
のスイッチであって常開のブツシュスイッチで構成され
ている。(SaF7n)はAFと手動焦点調節の状態を
切換える焦点調節モード切換えの状態スイッチである。
(SSε)は変更すべきデータを選択するための常開の
変更データ選択スイッチである。(ssI:LF)は、
セルフ撮影を行うときにセルフモードを設定する常開の
ブツシュスイッチであり、このモードが設定され、レリ
ーズスイッチ(S2)がONされると、セルフ撮影を開
始する(S、、tU)は露出モードがMモード(マニュ
アルモード)のときに、このスイッチの操作とアップス
イッチ又はダウンスイッチとの操作とで絞り値を変更す
る絞り変更スイッチである。Mモードで上記スイッチ(
S、、)の操作がないときにはアップスイッチ又はダウ
ンスイッチの操作によりシャッター速度の変更となる。
(SFLM)はフィルムが装填されているか否かを検出
するもので、スプール室の近傍のフィルムレール面上に
配置され、フィルムが存在するときにはOFFとなるフ
ィルム検出スイッチである。(SRC)は裏蓋が閉めら
れたときにOWL、、開けられるとOFFとなる裏蓋閉
成検出スイッチで、このスイッチのONによりマイコン
(μC)は後述する割込みのルーチンを実行する。(S
R,)はフィルム巻戻しを開始させる為のスイッチであ
シバ操作されるとONL、後述の割込みのルーチンを実
行し、裏蓋が開けられるとOFFする。(SCR)はI
Cカード(CD)が装着されたときにOFFとなるIC
カード装着スイッチであり、OFFになったとき、IC
カード(CD)のマイコン(μC2)にリセットをかけ
る。
(x)は所謂X接点であり、シャッターの1−幕走行完
了でONシ、不図示のレリーズ部材のチャージと共にO
FFとなる。
(Sup)は変更すべきデータの切換え、或いは加算を
行う常開のアップスイッチであり、(Sdn)は同じく
減算を行う常開のダウンスイッチである。Mモードのと
きの絞り値の変更時には絞り変更スイッチ(Sou)の
ONと(Sup)、 (Sdn)の操作で夫々絞り値の
アップ、ダウン、絞り変更スイッチのOFFと(Sup
)、 (Sdn)の操作で夫々シャッター速度のアップ
、ダウンの機能を果たす。アップスイッチ(Sup)、
ダウンスイッチ(Sdn)が操作されたことは端子(I
P20)、(IP21)がそれぞれ「L」レベルになっ
たことで検出する。第1図において、上記各スイッチに
共通する線路(WI)は接地電位点(GND)に接続さ
れている。
第1表は上述した各スイッチと、それらの機能をまとめ
て示している。
次に、本実施例のカメラの動作を説明する前に、ここで
用いられる4種類のICカードについて説明する。
(I)カスタムカード: このICカードはカメラの有する機能(制御できる機能
)のうち、撮影者にとって必要なものを選択(不必要と
思われるものを削除)、或いは機能の択一的選択を行う
ことによって撮影者の意図、撮影技術に応じたカメラを
提供しようとするものである。また、これによって不必
要な機能を省くことができるので、モード変更時には簡
略化され操作性の良いカメラとなる。次に、このカード
に関する説明及びそれに対して行われる表示内容に関し
て説明する。
まず、このICカードの機能の選択としては、(i)露
出モードの選択、  (ii)機能の二者択一、 (i
ii)レンズ側スイッチの操作による関係等がある。
まず、上記(i)の露出モードの選択に関する露出モー
ドとしては、 (b−1”)プログラムモード  (Pモード)(b−
2)絞り優先モード   (Aモード)(b−3)マニ
ュアルモード  (Mモード)(b−4)シャッター優
先モード(Sモード)があシバ Pモードは基本として
必ず入れ、残り3つのモード(A、M、Sモード)の組
み合わせの選択を行えるようにしている。従って、組み
合わせとして、の8通りがあり、表示としては第2図(
a)の4つのモード表示(ただしPROGRAMはPで
表わす)のうち、モードの設定時には選択された組み合
わせの表示が例えば第2図(b)のように行われ、撮影
時には選択されている1つの露出モードの表示〔第2図
(C)(Aモード選択)〕が行われる。文字(或いは数
値)の周りの点々は点滅を示している。詳細は後述する
。全表示を第2図(a)に参考として示しておく。
次に、(ii)機能の2者択一としては、手振れブザー
の有/無があり、これの設定時、第2図(d)に示した
表示のうち、数値3が手振れブザーの有/無を示し、フ
ィルムカウンターの数値「1」がブザー有、 「2」が
ブザー無を示す。
(iii)のレンズ側スイッチの操作による関係として
は、レンズ側に設けられたスイッチ(後述)が操作され
たときに、どのようなAF(オートフォーカス)のモー
ドを選択するかということであり、そのモードとしては
、 ■まず、スイッチが操作されていないとき、(E−1)
多点/スポットによる全域でのワンショット(合焦後追
従判定) ■スイッチが操作されているとき (E−2)フォーカスロック (E−3)スポットAF (E−4)コンティニュアスAF があり、設定時に第2図(d)に示した表示のrCuS
t−3Jの数値「3」が「2」となり、点滅表示の「1
」が「1」〜「3」となるが、この点滅表示の「1」〜
「3」は夫々上記rE−2J〜「E−4」に対応してい
る(図は省略し、設定時に詳述する)。
選択番号と機能に関しては第2表に示す。
尚、上記(i)〜(m)において、モード設定時にカー
ドキーを1回ONすることにより(i)〜(III)の
モードが顆状選択され、アップスイッチ又はダウンスイ
ッチを押すことによりそのモードの中での機能(設定値
)が選択される。夫々、モード(i)〜(I[I)及び
機能は、循環的に設定可能となっている。
(II)プログラムカード; プログラムカードとしては、撮影場面を設定し、その場
面の状況或いは被写体に応じたAFモード(コンティニ
ュアス/ワンショット・測距エリア)AEのシャッター
速度・絞りの決定を行うことにより、場面に応じた撮影
を行うことを目的にして作られたものである(詳細は後
述する)。
(III)ファンクションカード; (3−1)H/Sカード((ハイライト/シャドウ)カ
ード) このカードは、白いものはより白く、黒いものはより黒
くして、カメラで得られた露出値を一定値オーバー(+
2゜0)(ハイライト)、アンダー(−2,0)(シャ
ドウ)にするものであり、このカードの挿入(HI3の
選択の一方)と、AEフロタスイッチの操作とによりそ
れが行われる。
(3−2)AEブラケットカード このカードは、カメラで得られた露出を、オーバー側、
アンダー側に夫々0.3.0.5.1段ずらして露出が
行えるようにしたものである(詳細は後述する)。
(3−3)オートシフトカード これは、露出値に対して、絞り値とシャッター速度との
組み合わせを変えることにより、撮影効果(深度或いは
速度)を変えようとするものである。
(3−4)デフオー力シングカード 露光中にフォーカシングレンズを駆動することにより、
ソフトフォーカス的な効果や、露光間ズーム的な効果を
出すものである。
(IV)データメモリーカード; これは撮影のデータをメモリーするものであレバ・フィ
ルムカウンター ・制御絞り値 ・制御シャッター速度 ・露出補正値 ・AEモード ・レンズ情報(焦点距離及び開放FNO)・フィルム感
度 のデータがメモリー可能であり、これらのデータがカメ
ラ本体上の液晶の表示を用いて見ることができる(詳細
は後述する)。
次に、カメラの動作を第3図以降に示すマイコン(μC
)のフローチャートに基づいて説明すると共に、必要に
応じて各部の詳細な説明を行う。
電池(E)が装着されると、電池装着スイッチ(SRE
)がOFFとなり、端子(RE)に「L」レベルからr
H,4レベルに変わる信号が入力しDC/DCコンバー
タをONにしくPWO= rl(J )、内蔵のグロッ
クが発振を開始し、端子(φ)を介してICカード(C
D)にもクロックがマイコン(μC)から送られる。尚
、割り込みのときは、DC/DCコンバータのON、及
びクロックの開始はハード回路で、自動的に行われる。
次に、マイコン(μC)は第3図に示す〔RESET)
のルーチンを実行する。
まず、マイコン(μC)はこのフローへの割込みを全て
禁止する(#100)と共にDC/DCコンバータ制御
の(PWO)以外の出力端子を全て「L」レベルにする
(#105)。また、RAM内のフラグ〔第8表(後述
)〕及びRAM(レジスタ)を全てリセットする(#1
10)。
これにより露出モードをPモード、スポット/多点AF
を多点AFモード、単写(S)/連写(C)を単写(S
)とし、露出補正を行わないモード、その他がセットさ
れる。
次にステップ(#115)で、E2PROMにメモリー
していたフィルム枚数(Ml)、フィルム感度(Sv)
を読み出して、所定のRAMに転送する。しかる後、メ
インスイッチ(混)がONの状態であるか否かを判定す
る(#120)、  該メインスイッチがOFFの状態
であれば、(IP6= ’HJ )、ステップ(#12
5)に進み、給電層トランジスタ(Tr+)を0FF(
PW= r L J )とし、カードとシリアルデータ
のデータ交信(VI)を行う。
二二で、シリアルのデータ交信について簡単に説明する
。シリアル交信の命令により、データ転送を行うべく相
手に転送開始の信号を送り(カードの場合C5cn””
 ’ HJ )、続いて転送用のシリアルグロック(S
Cに)がカメラから出力される。このクロックの立上が
りに同期して出力側(カメラ或いは相手)はデータを1
ビツト出力し、クロックの立下がりに同期して入力側(
相手或いはカメラ)はデータを1ビツト入力する。これ
を8回(8ビツト)行うことにより、1回のデータ転送
が終了し、これを必要なだけ行うことによシバ 必要な
データを得ることができる。レンズ(LE)とのデータ
交信1衷示制御回路(DISPC)とのデータ交信、電
子閃光装置(ST)とのデータ交信の場合も同様である
ここで上記ICカードとのデータ交信m)を、第5図(
f)に示し説明する。この交信では、まず端子(C8C
D)を「H」とし、交信を要求する(#270)。次に
データ交信(VI)であることを示すデータをセットし
、カメラを出力側にセットして交信(Vl)であること
を示すデータのデータ交信を行う(#272.〜#27
7)。これを終えると、次にカメラを入力側にセットし
て、ICカード側でデータがセットされるのを待つ(#
280. #282)。データ交信を行って(#285
)、データを入力した後、交信終了を示すべく端子(C
8CD)を「L」にする(#286)。このようにして
入力したデータからカメラのマイコン(μC)がスリー
プ(停止)しても良い状態か否かを判定するが、これは
カメラのマイコン(μC)からICカード(CD)に該
ICカードの動作に必要なりロック及び電圧(VoD)
を送っていることから、ICカードの動作途中にこれら
のクロック及び電圧が送られなくなる(カメラがスリー
プするとクロッグの停止及び電圧の低下が起るので)と
、ICカードのマイコン(μC2)が所定の信号処理(
E2FROMへの書き込み制御)か実行できなくなるの
でこれを未然に防止するためである。
第3図に戻シバ ステップ(#135)で上述した判定
、即ちカメラのマイコン(μC)がスリープしてもよい
か否かの判定を入力したデータによって行い、ここでス
リープしてもよい場合には、ステップ(#140)で全
割込みを許可してスリープする。このスリープによりク
ロックの停止及びDC/DCコンバータのOFFがハー
ド的に行われる。スリープ不可のときは、ステップ(#
145)で30m5ec待った後ステップ(#130)
へ戻り、間様な処理を繰り返す。
次に、メインスイッチ(So)のONあるいはOFFに
よる割込みCINT2)を説明する。
まず、該スイッチ(混)のONによる割込みが否かをス
テップ(#147)で判定し、ONによる割込みでない
場合(IPs= r HJ )は、 〔INT+)の割
込みを禁止しく#240)、表示データ(このとき全消
灯の表示)をセットしく#245)、ステップ(#25
0)で表示制御回路(DISPC)の表示用マイコンと
データ交信を行ってステップ(#125)に進み、上述
と同様の処理を行う。
データ交信により、表示用マイコンは全消灯のデータを
入力することにより、全てのデータを消灯する(第2図
(e)参照)。尚、表示用マイコンの制御については後
で述べる。
一方、ステップ(#147)でメインスイッチ(Sr1
)がONシているときは、ステップ(#150)で(I
NT、)の割込みを許可し、次のステップ(#155)
で表示データをセット(スタンバイ表示)して、表示用
マイコンとステップ(#160)でデータ交信を行う。
このデータ交信により表示用マイコンは第2図(f)に
示す表示を行う。この第2図(f)で、AEモードとし
てはPモードが選択され、露出補正なし、単写モード。
多点測距、カード機能ON、フィルム枚数5であること
が夫々示されている。
次に、カメラのマイコン(μC)は端子(工P5)カ「
L」レベルであるか(スイッチSEM、 5puN+ 
Sco、 5cO8,31のいずれか1つがON)否か
をステップ(#170)で判定し、 「L」レベルでな
ければステップ(#125)に進み、上述したスリープ
の制御を行う。 「L」レベルであれば、ステッ、プ(
#180)に進んで電源保持を5秒行う為のフラグ(O
PF)をセットし、後述するC8+ON)のサブルーチ
ンを実行する(#190)。次に、また端子(IPS)
が「L」レベルであるか否かを判定する(#20の。 
「L」レベルであればステップ(#203)でカード要
求信号(DSPREQ)をOにした後にステップ(#1
80)に進み、ステップ(#180)及び(#190)
を繰り返す。 「L」レベルでなければ(即ち上記5つ
のスイッチがいずれも操作されていなければ)、ステッ
プ(#205)に進み、電源保持用のフラグ(OFF)
がセットされているか否かを判定し、セットされていれ
ばステップ(#215)で電源保持用タイマーをリセッ
トスタートさせ、次のステップ(#220)でフラグ(
OFF)をリセットしてステップ(#235)に進む。
電源保持用のフラグ(OPF)がセットされていないと
きもステップ(#235)に進み、ICカード(CD)
からのS+ONループの繰り返し要求の信号があるか否
かを判定し、ある場合には、ステップ(#190)に戻
る。これはデータ設定中などの場合に、表示用マイコン
による表示がICカードからのデータに基づいて制御さ
れているとき、使用者もその表示を見たいにも拘わらず
、カメラ側の5秒の電源ホールドが切れると勝手にスタ
ンバイの表示に変わり、使用勝手の悪い表示になるのを
禁止するために行うものである。この繰り返し要求がな
い場合には、ステップ(#237)へ進んで上記タイマ
ーが5秒経過したか否かを判定する。
経過していればステップ(#150)へ進み、スタンバ
イ表示からスリーブ制御へ、一方、経過していなければ
ステップ(#190)の[:5ION)からのフローを
繰り返す。
カメラにICカード(CD)が装着されたときには、ス
テップ(#172)でカードによる表示要求の信号(D
SPREQ)をステップ(#172)でセットした後、
ステップ(#180)以降のフローへ進む。
次に測光、 AF、表示の制御を行う〔S、〕のルルー
ノを第6図に従って説明する。
まず、このフローに対する[INT+:]の割込みを禁
止する(#400)。これは、本制御の途中に第3図の
割込み(INT+ )が入ると、制御動作が先へ進まな
くなるからである。次に、(#405)でマイコン(μ
C)の端子(PW)を「H」レベルにし、インバータ(
IN+ )を介してPNP型トランジスタ(Tr+ )
のベースにローレベルを印加することにより該トランジ
スタ(Tr+)を01、測光回路(LM)、  A F
回路(AFCT)等に電源を供給する。次にレンズ回路
(LE)から交換レンズ固有の情報を入力する(#41
0)。これを第10図に示し、説明すると、まず端子(
C3LE)を「H」レベルとしく#600)、必要な回
数だけシリアル交信を行ってレンズから情報を入力する
(#605)。第4図(a)にレンズ内の回路を示し説
明すると、カメラから入力したクロックをデコーダー(
2)でカウントし、アドレス信号を作成する。このとき
、・所定のアドレスになったときには、ズームによって
変化するレンズデータとなるため、焦点距離を検出する
エンコーダ(3)により、焦点距離を検出しアドレス回
路(5)でアドレスを上記焦点距離によって変えて、所
定のデータをカメラ本体に出力するようにする。
スイッチ(SQ)はレンズ(10)上に設けられたレン
ズ側スイッチ(第4図(b)参照)であり、これによっ
ても、データを変えなればならないのでアドレスの変更
を行っている。このようにして設定されたアドレスをR
OM (6)に出力する。ROM (6)は指定された
アドレスに基づいてデータを出力する。この出力はパラ
レル・シリアル変換回路(7)でシリアル信号に変換さ
れてカメラ本体に与えられる。
次にレンズ情報について説明する。カメラ本体に送られ
てくるレンズ情報は第11表に示すようにレンズの装着
信号、レンズの開放絞り値(Avo)、レンズの最大絞
り値(Avmax)、ω〜近までの絞り出し量、焦点距
離情報、(レンズ駆動量/デフォーカス量)変換係数、
上記レンズ側スイッチ(So)のON、OFF、  レ
ンズの駆動を行って良いか否かを示すもの(LOK)な
どであり、表に示すボディ内アドレスのRAMに入力さ
れる。この信号(LOK)はAFができないような状態
になったときに、それに応じて「1」→「O」に変化す
るものである。カメラ本体は、この信号を入力してモー
タの停止を行う。
一方、レンズ(10)側では第9表に示すようなROM
及びアドレス構成となっている。(A)、 (B)は同
一のROMの中にSo量関係びLOK関係のみ異なる2
つの同様のデータをメモリーしている。従来からレンズ
情報は比較的少なく、1つのROM内に複数種類、同一
機能のレンズ情報が記憶でき、使用されるレンズに応じ
て、レンズ情報を切り換えることを行っている。この場
合、1つのレンズあたりの情報量は決っており、これに
応じて必要なROMを決めである。このようなときにス
イツチのON、OFFによることを示す新たなデータを
作る(増加させる)ことは、ROMに対してスイッチの
ON、 OFFに応じてアドレスを変えてデータ変更す
る場合に、更に2バイト(ON、 0FF)が必要とな
ることを意味する。ROMに余裕があれば、第10表に
示すようにO8H,O8sという2バイトを増加して、
レンズ側スイッチ(SQ)のOFF、 ONに応じてア
ドレスを変更しOL+、 08)1を選択するようにす
ればよい。しかし、このような余裕がないときには、第
9表に示すように、複数種類用に設けられたROM(本
実施例では(B)〕にスイッチのON、  OFFによ
る変更するデータ以外を同一のデータとし、スイッチの
OFF、 ONに応じて(A)又は(B)を選択するよ
うにすればできる。但し、この場合、このROMに対し
使用できるレンズの種類は少なくなる。第9表における
レンズにおいて、レンズ側スイッチ(SO)がOFFの
場合は06Hと07H,08Hのどちらが一方、逆にO
Nの場合は16Nと17H(bo=o、AFモータ停止
)が送られるようになる。尚、アドレス中(XXX)は
ズーム或いはフォーカシングレンズの繰出し量によって
変更するアドレスデータであることを示し、エンコーダ
(3)(4)から入力される。
上記レンズ内の信号(LOK)はレンズが焦点検出用で
ないことを示している。この信号を受は取ったカメラ本
体側ではAF動作(レンズ駆動)を禁止して、焦点検出
動作のみを行うようになっている。
これは例えばマクロ付ズームレンズでマクロモードにな
ったときにAF動作禁止としてアドレス07H(第10
表)、08H(第9表)、マクロモードでないときAF
動作許可としてアドレス09H(第10表)、07H(
第9表)のデータが送られる。
今、上記スイッチ(SQ)の機能を持ったレンズを、こ
のビットを読んでいない(新設データの為)旧カメラに
装着されたときにも、このレンズ側スイッチ(S9)の
機能を持たせようとするとき(但し、ICカードによる
機能の変化−m−フオーカスロック、コンティニュアス
、スポットAFの選択−m−のうち後者の2つはICカ
ードが旧カメラではないので、できず、フォーカスロッ
クのみ可能とする)、上記スイッチ(So)のONに応
じてLOK信号をAF禁止とすれば、旧カメラは恰もA
Fができないレンズであるとして、AF動作を禁止し、
焦点検出のみを行う。これを実行する為に、上記スイッ
チ(so)がONされたときには第9表ではB、第10
表では07h、08H,そしてスイッチ(SO)がOF
Fのときには第9表ではA、第10表では06Hと07
8. 09Hのいずれが一方とをそれぞれ変化させるよ
うにすればよい。
カメラ側の制御については、上記レンズのデータを読み
とったときにAF禁止するがどうかを判定し、AF禁止
の有無の制御を行えばよいだけなので図面を参照しての
説明は省略する。
以上に述べたレンズ情報の入力を終えると、端子(C8
LE)を「L」レベルとしリターンす6 (#610)
第6図に戻って、引き続きマイコン(μC)はステップ
(#413)でカードとデータ交信(I)を行う。この
データ交信(I)では、カメラのスイッチの状態。
AEモード、及び制御用のデータをカメラからICカー
ドに送る。
この内容をCA4−) CD表に示しておく(第1交信
の欄参照)。データ交信(I)を第5図(a)に示す。
交信の方法は、上述した第5図(f)のデータ交信(m
とほぼ同じで、異なるところはデータとして交信(I)
であることを示すデータをセットして出力することと、
その後のデータ交信(SIO)が3回であり、この交信
でもカメラ側が出力側であることである。尚、これらの
データの使用に関しては後述する。
次にマイコン(μC)は、電子閃光装置(ST)から電
子閃光装置の情報を入力する(#415)。その情報と
しては、発光量を示すガイドナンバー(GN)、スイッ
チ0N10FF、を示す2つの情報がある。ここで、本
実施例に用いられる電子閃光装置の説明を行う。
第8図(a)に電子閃光装置の回路ブロック図を示す、
  (DI)は、逆充電防止用コンデンサー、 (C+
 )は容量の大きいバックアップ用コンデンサー、(μ
C3)はシーケンス制御を行うマイコン、 (TM)は
カメラ本体からのシリアル交信の種類を示すパルスの幅
を検知して、マイコン(μC3)に交信の種類を示す信
号を出力する検知回路である。(D/D)は低電圧を高
電圧に変換する昇圧回路で、マイコン(μC3)からの
信号により昇圧の開始、停止を行う。(D2)は整流ダ
イオード、 (CM)は昇圧回路からのエネルギーを蓄
積するメインコンデンサー、 (LEC)は発光の制御
を行う発光制御回路、 (DISP)は表示回路で、第
8図(b)に示すように、電源がON(信号により昇圧
及びカメラとのデータ交信が行える状態)か否かを表示
するもので、ONのときはONという表示がなされ、O
FFのときは何も表示されない、  (Ilo CC’
)はカメラとの交信の入出力を切換える入出力切換回路
である。
(S、)は電源のON、 OFFの切換えを行う常開の
ブツシュスイッチで、電源がONのときはOFF、電源
がOFFのときはONに切換えられる。(MONT)は
発光量そのものをモニターする回路で、全発光の174
の発光量となるとrH」信号を出力する。(Lo)は発
光量を174と、全発光とに切換える常開のスイッチと
なっており、該スイッチのONのたびに174H全発光
と切換わる。
この電子閃光装置のシーケンス制御を行うマイコン(μ
C)のフローチャートを第8図(C)以降に示し説明す
る。
上記電源スィッチ(Sn)が操作されると、マイコン(
μC3)に「H」(端子は内部でプルアップされている
)からr L Jに変わる信号が入力し、マイコン(μ
C3)には割込みがかかり、マイコン(μC3)は第8
図(C)に示すフローチャートを実行する。このフロー
チャートにおいて、まず電源のON状態を示すフラグ(
ONF)がセットされているが否かを判定する(#ST
1の。セットされているとき(ONF’=1)、このフ
ラグをリセットして昇圧を停止すべく端子(OF2)を
「L」レベルとし、  ONの表示を消してスリープす
ル(#5T20〜#5T40)、  上記フラグ(ON
F)がセットされていないとき、電源のOFFからON
による操作としてフラグ(ONF)をセットし、端子(
OF2 )を「H」レベルとして昇圧を開始する(#5
T50. #5T60)。そしてONの表示を行う(#
5T70)。次にタイマーをリセットスタートしく#5
T80)、5分経過するのを待ち(#5T90)、5分
経過すると、(#5T20)に進み電源OFFと同じ制
御を行ってスリープする。
次に、電子閃光装置からカメラへのデータを送出する為
のデータ交信の要求がカメラからあったとき行われる割
込みの処理(INTO:lを第8図(d)に示し説明す
る。まず、カメラからパルス幅(T+)の「H」信号が
おくられでくると、検出回路(TM)はこの時間(T、
)を検出し、マイコン(μC3)の(INTO)ノ端子
へr L 」からr)(Jレベルへ変化する信号を出力
する。マイコン(μC3)は、この変化信号を入力して
、 (INTO)の割込みの処理を行う。
尚、端子(φ1)は、電池が装着されていると常に働い
ておシバ この端子(φI)を介してマイコン(μC3
)からタイマー検出回路(TM)にクロックが送られて
いる。
マイコン(μC3)は、まず端子(OP+ )をrH」
レベルにしてタイマーをリセットし、タイマーの出力を
全てr L Jレベルにし、且つタイマーへの信号が入
力してもこれに応じないようにする(#5T110)。
そして、電源ONを示すフラグ(ONF)がセットされ
ているか否かをステップ(#5T120)で判定し、セ
ットされているときデータ交信用のビット(STS+)
を「1」にセットしく#5T130)、昇圧を開始すべ
くステップ(#5T140)で端子(OF2)をr)(
Jレベルにしてステップ(#5T180)に進む。一方
セットされていないとき、上記ビット(STS+)をリ
セットしてステップ(#5T180)に進む(#5T1
5の。カメラからガイドナンバー制限解除の信号が入力
されていると、ステップ(#5T183)に進み、ガイ
ドナンバー制限の解除の制御を行う。前記信号が入力さ
れていないとき、ガイドナンバー制限スイッチ(LO)
がONされているか否かを判定し、ONされているとき
(IP=「L」)この制限を示すフラグ(LOLMTF
)がセットされているか否かを判定する(#5T181
. #5Ti82)。セットされているときこれをリセ
ットし、端子(OF2)を「L」レベルとしてモニター
回路(MONT)からの発光停止信号が、発光制御回路
に入力するのを禁止する(#5T183. #5T18
4)。
フラグ(LoLMTF)がセットされていないときはこ
れをセットし、端子(OF2)を「H」レベルとして発
光量制限を許可し、交信用のデータ(STS3)をセッ
トする(#5T186.〜#5T187)。スイッチ(
LO)がONされていないときはステップ(#5T19
0)に進む。
尚、このステップ(#5T190)へはステップ(#5
T184)及び(#5T187)からも来る。
ステップ(#5T190)では、電子閃光装置(ST)
が出力側として、入出力切換回路(IloCC)に対し
て出力を示すべく、端子(I/QC)を「H」レベルに
する。
上記ビット(STS+)の信号及び電子閃光装置(ST
)に応じたガイドナンバーを示す5ビツトの信号をセッ
トして(#5T200)、カメラ本体からのデータ交信
用クロック(SCK)が送られてくるのを待ち、該クロ
ック(SCK)が送られてくると、これに同期して端子
(Sout)、入出力切換え回路(IloCC)を通し
てデータを出力する交信の制御を行う(#5T210)
。これを終えると端子(op+)をr L Jレベルに
して(#5T220)、上記タイマーをリセットし、カ
メラからのパルス幅をいつでも検出できるようにしてい
る。
カメラからパルス幅(T2)の信号が入力されると、タ
イマー(TM)は(FC)端子を「H」レベルにする。
マイコン(μC3)はこれを端子(IP+ )に入力し
、ステップ(#5T230)から(#5T240)に進
む。
ステップ(llsT240)では、上述と同じように端
子(Oh )をr)(Jレベルにし、入出力の制御を示
す端子(I/QC)を「L」レベルにして(#5T25
0)、電子閃光装置が入力側であるべく制御する。そし
てカメラからの交信グロック(SCK)に同期して送ら
れてくるカメラのデータを入出力回路(IloCG)を
通して、端子(S + s )に入力し、これを所定の
レジスタ(RAM)に読み込む(#5T260. #5
T270)。そして、端子(Oh )をr L 」レベ
ルにして、カメラからのパルスを受は入れ可能にしてい
る(#5T280)。入力するデータとして発光の有/
無、電源の強制OFFの有/無、電源の強制のONの有
/無の信号発光制限解除の有/無の信号を入力する。
ステップ(#5T290)では、入力したデータに基づ
いて電源の強制ONか否かを判定する。強制ONでない
とき(#5T330)に進む。一方強制ONを示すとき
、電源ONを示すフラグ(ONF)をセットし、端子(
OF2)を「H」レベルとし昇圧を開始させ、ONの表
示を行わせてステップ(#5T330)に進む(#5T
300〜#5T320)。
ステップ(#5T330)では、電源の強制OFFか否
かをカメラからのデータに基づいて判定する。強制OF
Fのとき、マイコン(μC3)はONの表示を消し、電
源OFFを示すフラグ(ONF)をリセットして、端子
(OF2)を「L」レベルにして昇圧を停止させスリー
プする(#5T420〜1lsT440)。一方、強制
OFFでないとき、ステップ(#5T340)に進み、
タイマーをリセットスタートさせ、5分経過したか否か
を判定する(#5T350)。5分が経過すればステッ
プ(#5T420)に進み、強制OFFと同じ制御を行
う。5分が経過していないとき、露出制御に入ったか否
かを判定しく#5T360)、露出制御に入っていない
ときはステップ(#5T350)に戻り、ステップ(#
5T350)及び(#5T360)を繰り返す。この露
出制御に入ったことを示すカメラからの信号は、端子(
ST+)を通して入力されるパルス幅(T3)の信号で
ある。検出回路(TM)はこれを検出して、端子(EC
)を「H」レベルにする。この信号が入力されると、マ
イコン(μC3)はタイマーをリセットスタートさせ(
#5T370)、カメラから送られてきた発光の有/無
を示す信号に基づいて、発光を示すときは端子(OF2
)を「H」レベル(#5T400)、発光を示さないと
きは端子(OF2 )を「L」レベルにして、夫々ステ
ップ(#5T412)に進む。このステップ(#5T4
12)では、スイッチ(S2)のONからシャッターの
先幕の走行完了+α(電子閃光装置の発光時間)までの
時間(= 150m5ec)を待って端子(OP+)を
「L」にしく#5T415)、カメラからの割込み用の
パルスが入ってきても処理できるようにして第8図(C
)のスイッチ(#5T80)に進む。
第8図(a)の回路で、アンド回路(AND+ )は露
出制御動作中のみ動作するようになっており、調光完了
信号を受けつけるようにしている。アンド回路(AND
2)はカメラから送られてくる発光信号を許可するか否
かを決めるものである。カメラからの信号に基づきマイ
コン(μC3)は端子(OF2 )をrH」/「L」に
する。
次にインターフェース回路を第9図に示し説明する。
電子閃光装置(ST)へのデータ交信の種類(種類に応
じてパルス幅が変わる)を示す信号(C8ST)、交信
時のクロック(SCK)、及び調光完了を示す信号がオ
ア回路(OR2I)を通して電子閃光装置(ST)へ供
給される。シャッターの1幕が走行完了すると、X接点
(X)がONシ(これは巻上時のチャージ動作でOFF
にされる)、端子(XT)からハイレベル「H」の信号
が出力される。
(IloCG)は入出力切換回路で、カメラの端子 (
I/QC)からの信号に応じて電子閃光装置(ST)へ
のデータの交信の方向(入力或いは出力)を切換えるも
のである。
第11図(a)において、カメラのマイコン(μC)で
は電子閃光装置とデータ交信(カメラ側入力)を行うべ
く、端子(C8FL)に一定時間(tl)の幅のパルス
を出力し、I/QC端子を「L」レベルとし、入出力回
路を入力側として電子閃光装置がデータ設定するのを待
ち、シリアル交信によるデータ入力を1回行う($16
50〜# 655)。
第6図に戻り、AFのモードをステップ(#417)で
決定する。このAFのモード決定のサブルーチンを第7
図(a)に示す。まず、レンズ情報から、上述のレンズ
側スイッチ(So)がONされているか否かを判定する
(#4000)。このスイッチがONされている場合に
は、電源保持時間をリセット・スタートすべく(10秒
から開始)、ステップ(#4005)でフラグ(OFF
)をセットし、データ交信(■)(後述)により入力す
るカード機能の0N10FFの信号に基づいてカード機
能がONかOFFであるかを判定する(#4007)。
カード機能がOFFである場合、カメラ内部のE2FR
OMの情報に基づいて、以前に記憶されたAFのモード
でAFの制御を行う。
一方、カード機能がONである場合には、カスタムカー
ドか否かを判定し、カスタムカードでない場合、やはり
カメラ内部のE2FROMの情報に基づいてAFモード
の制御を行う。
カスタムカードである場合、データ交信(■)(後述)
でカードから入力したカード内に設定されているAF情
報に基づいてAF制御を行う。
尚、制御はカメラ内のE2 FROMでAFモードを決
める場合も、カスタムカード内のE2PROMでAFモ
ードを決める場合も使用するデータの違いだけで同一で
あるので、説明はカメラ内のに2FROMでAFモード
を決める場合だけについて行う。
マイコン(μC)は、カメラ内のE2FROMから情報
を読み出し、AFモードがフォーカスロックモードであ
るか否かをステップ(#4010)で判定する。ここで
、フォーカスロックモードである場合、スイッチ(So
)によるフォーカスロックのビット(Fb+4)をセッ
トし、補助光モードを示すビット(Fb+3)をリセッ
トし、更に追随モードの表示がついているときには、こ
れを消灯すべくフラグ(追随F)をリセットする(#4
020〜#403の。
これは、フォーカスロックモードでは、AF動作を禁止
することから、これ以後のAF動作を必要としないので
、これに要する補助光の発光を禁止し、消電を図るため
である。
追随表示もフォーカスロック以後は、レンズを駆動する
ことがなく追随動作ができず、無駄であるので、追随フ
ラグをリセットして消灯する。
次に、AFモードがスポットAFであるかを判定する(
#4035)。このステップ(#4035)へは、上記
ステップ(t14010)において、フォーカスロック
モードでないときにもくる。ここでスポットAFである
場合、スイッチ(So)がONされて、初めてこのフロ
ーを通つたことを示すフラグ(SQONF)がセットさ
れているか否かをステップ(#4036)で判定し、セ
ットされていない場合、ステップ($14037)へ進
んでスイッチ(SQ)がオンする前の多点/スポットの
モードを記憶すべく、ビット(Fb2)の内容をビット
(Fb+s)に移し、上記フラグ(SQONF)をリセ
ットしく#4038)、ステップ(#4040)でスポ
ットモードとしくFb2=1)、ステップ(#4045
)へ進む。またフラグ(SQONF)がセットされてい
る場合は、ステップ(#4037)等をスキップしてス
テップ(#4045)へ進む。ステップ(114045
)ではコンティニュアスAFであるか否か判定し、コン
ティニュアスAFである場合、これを示すビット(Fb
e・1)をセットしく#4050)、補助光を示すビッ
ト(Fb、3)をステップ(#4055)でリセットし
てリターンする。今、コンティニュアスAFに対する補
助光モードは、省電を考えて、禁止しているものとする
焦点調節が終わることのないコンティニュアスAFで、
焦点検出(積分)のたびに、補助光を発光させていては
、電源である電池の消耗が早く、撮影できるフィルム枚
数が少なくなってしまうからである。ステップ(#40
45)でコンティニュアスAFでない場合はすぐにリタ
ーンする。尚、スイッチ(So)がオンのときのフロー
において、ICカードではフォーカスロック、スポット
AF、  コンティニュアスAFのいずれか1つが設定
されているだけであるから、例えば、ステップ(#40
10)でフォーカスロックである場合には、ステップ(
#4035)及び(#4045)ではいずれもNOとな
る。
上記ステップ(#4000)でレンズ側のスイッチ(S
O)がOFFのときはステップ(#4060)に進む、
このステップ(#4060)では、フォーカスロック機
能を示すビット(Fb+n)をリセットする。
スイッチ(So)によりスポットAFが選択され、その
スイッチ(So)のOFF後すぐの制御であるか否かを
フラグ(SQONF)がセットされているか否かで判定
する(#4065)。セットされている場合、ビット(
bus)の内容をビット(b2)に移すことにより、ス
イッチ(So)によるスポットAFが選択する前の多点
/スポットが得られる(#4070)。そして、フラグ
(SQONF)をリセットしてステップ(#4087)
に進む。ステップ(114065)においてフラグ(S
QONF)がセットされていないとき、ICカード(接
写カード)による強制スポットAFか否かを判定し、強
制スポットAFである場合、スポットAFを示すべくビ
ット(Fb2)をセットしてステップ(#4087)に
進む。強制スポットAFでない場合、ステップ(#40
85)をスキップしてステップ(#4087)に進む。
次にステップ(#4087)において強制コンティニュ
アスAFであるか否かをカード(スポーツカード)から
入力した信号にもとづいて判定し、強制コンティニュア
スAFであるとき、これを示すビット(Fba)をセッ
トして補助光モードを禁止すべくビット(Fb+s)を
リセットしてリターンする(#4088、 #4089
)、  強制コンティニュアスでないとき、ワンショッ
トAFを示すべくビット(Fba)をリセット($14
090) してリターンする。
マイコン(μC)は、上記のAFモード決定を行った後
、ICカード(CD)の種類を判別するためにICカー
ド(CD)とカードデータ交信(II)を行う(#42
0)。
このカードデータ交信(n)について第5図(b)を参
照して説明する。
このデータ交信は、まずカメラからカードへデータ交信
(n)であることを示すデータを送り(シリアル交信1
回)(#320〜#327)、カメラが入力側になる(
#330)と共に待機(#332) L、シリアル交信
を10回行って10バイトのデータを得る(#335)
。このデータの内容を簡単に説明すると、最初の4バイ
トはカードに応じてカメラの個々の機能を制御する為の
データである(詳細は後述する)。
次の第5.第6バイトは欠きバイト、第7.第8バイト
はこれに続くデータ交信(■)(カメラ入力)時に、出
力する側のデータの個数と先頭アドレスを指定するもの
で、これを「直接指定アドレスタイプJと呼ぶ。次の第
9.第10バイトは、交信(■)、交信(TV)に出力
する側のデータのグループを指定することにより必要な
データを入力するもので、特に第9バイトは交信(■)
、第10バイトは交信(■)を示すもので、これを「グ
ループ指定タイプ」と呼ぶ。そしてこれらの2つの指定
方法を上記4バイトの中の3バイト目のビット(b6)
でカードによって切り換え、必要なものだけを送ってく
るデータ交信を行うことにより、効率良く時間の短縮を
図っている。そして第6図に戻り、交信(II)で入力
したAF禁止データがセットされているか否かを判定し
く#425)、セットされていない場合、あるいはセル
フ計時中でないとき(SLP=O)は、AF開始スイッ
チ(81)がONされているか否かを端子(IP6)の
レベルによって判定する(#427)。上記スイッチ(
S、)がONされている場合(IPs−’ L Jレベ
ル)、AFの制御を行い(#429)、スイッチ(S、
)のONを示すフラグ(S、0NF)をセットする(#
430)。
交信(II)でカードから入力したデータに基づいてA
F禁止データがセットされているとき、或いはセルフ計
時中であるとき、或いはスイッチ(Sl)が0FF(I
Ps= r HJ レベル)のときは、AFの動作を禁
止すべく、AP駆動用モータを停止する信号をレンズ制
御回路(LECN)に出力してレンズ駆動を停止しく#
431)、AFを行っていないことを示すフラグ(AF
NF)をセットしく#435)、  更にスイッチ(S
l)のONを示すフラグ(S+0NF)をリセットする
(#437)。このようにデータ設定モードが設定され
ているときには、カード例でAF制御を禁止してデータ
設定を優先させることにより、データ設定中に誤ってA
F開始スイッチ(S、)が押されてもAF動作が行われ
ないようにしている。尚、前記フラグ(AFNF)がセ
ットされているときは、像倍率データが使えないことを
示t 信号(AEFLAG(7) b+ )を「o」に
してカードに対しデータ交信(III)のときに出力す
る。
ここで、上述のAF制御について第12図(a)〜第1
2図(h)に示されるフロチャートを撮影画面中の焦点
検出範囲を示す第14図を参照して説明する。その際に
、測光範囲も説明する。
まず、第14図において、外側の長方形(12)は、撮
影画面を示す。その中の(LM+)〜(LMa)は測光
範囲を示し、(API )〜(AF3)は焦点検出範囲
を示す。
焦点検出範囲に関して述べると、カメラではスポット/
多点AFを切換可能となっており、スポットAFを選択
したときには、焦点検出範囲(AF2)の被写体情報に
基づいてAFが行われ、多点AFが選択されたときには
、上記3つの範囲(API)〜(AF3)の中から最も
カメラに近い被写体にピントが合うようにAFが行われ
る。以下、(API )を第1アイランド。
(AF2)を第2アイランド、(AF3)を第3アイラ
ンドと呼ぶことにする。
第12図(a)のフローチャートに示したAF制御の説
明を行うと、まず、AF開始スイッチ(S、)が初めて
押されたか否かを検出すべく、フラグ(S+0NF)を
判定し、セットされていないときには、初めて押された
として、合焦を示すフラグ(AFEF)、ローコンスキ
ャン禁止を示すフラグ(LSIHF)、ローコンスキャ
ンの最初を示すフラグ(LSFI)をそれぞれリセット
して(#702. #703. #704)、ステップ
(#705)へ進む。
尚、ローコンスキャン及びこれらのフラグに関しては後
述する。セットされているときは、ステップ(#702
)を通ることなしに直接ステップ(#705)〜(#7
04)に進む。そしてレンズからの入力信号に基づいて
レンズが装着されているか否かを判定する($1705
)。そして、ステップ(#705)でレンズが装着され
ていない場合には、AFを行っていないことを示すフラ
グ(AFNF)をセットしてリターンする(#800)
レンズが装着されている場合には、強制AFモード(操
作により手動焦点調節が選択されていても強制的にAF
モードとし、モーターによるレンズ駆動を可能にする)
がカードにより選択されているか否かを判定する( #
707)。強HAFモードであればステップ(#711
)に進む。一方強制AFモードでないときには、焦点調
節モードがAFモード/Mモー、ドであるかを端子(I
P+。)のレベルによって判定しく#710)、AFモ
ードであるときには、ステップ(#711)でフォーカ
スロックモードが選択されているかを、ビット(Fbl
、)によって判定する。Mモードのときには、ステップ
(#798)で補助光モードを禁止して(Fb+3=0
)、次のステップ(#799)でマニュアルフォーカス
のサブルーチン(MFOC:t]S)を実行した後、A
Fを行っていないことを示すフラグ(AFNF)をセッ
トしく#800)、合焦か否かを判定しく#780)、
合焦であればフラグ(AFEF)をセットしく#781
.)、合焦でなけ゛ればリセットして(#782)、リ
ターンする。
このマニュアルフォーカスのサブルーチンを第12図(
d)に示し説明すると、まず、マニュアルフォーカスを
示すフラグ(MFF)をセットし、積分を制御してデー
タダンプを実行する積分制御を行う。そしてマニュアル
フォーカスでは、AFエリアの3つのアイランドのうち
、第2アイランドを示すフラグ(AF2F)をセットし
、このアイランドのデイフォーカス量(DF2)を算出
し、これをデイフォーカス量として、リターンする(#
4100〜#4110)。
上述のステップ(#4101)における積分制御のサブ
ルーチンを第12図(b)に示し説明すると、まず、焦
点検出不能であるとき(LCONF=1)、或いは補助
光モードでないとき(Fb、3:0)には、補助光発光
を行わずステップ(#4163)へ進む(#4150.
 #4155)。焦点検出不能でないときで、且p補助
光モードであるときは、積分開始の前から発光し、一定
時間の発光を行うべく、端子(OLD)を一定時間r)
(Jレベルにして、ステップ(#4163)に進む($
74150〜#4160)。
ステップ(#4163)では、繰り出し量(繰り出しパ
ルス数)のカウント(CT)を読み込み、  (CTC
)にする。
次に積分を行い、積分終了後もう一度カウント(CT)
を読み込み、これを(CT2)とする(#4165. 
 #4167)。(CT+)と(CTa)の平均を求め
、(CTI2)としてデータの入力(ダンプ)を行って
リターンする。  (#4168、#4170)。
第12図(a)に戻ってステップ(11710)で手動
焦点調節でないとき、あるいはステップ(#707)で
強制AFモードであるとき、ステップ(#711)でフ
ォーカスロックモードが選択されているか否かを判定す
る。
ステップ(#710)及び(#711)の判定の結果、
AFモードで、スイッチ(So)によりフォーカスロッ
クが選択されていてる場合はステップ(#712)でレ
ンズの駆動を止め、合焦していたかを、フラグ(AFE
F)がセットされているかで判定しく#713)、  
セットされているときには、ステップ(#714)に進
み、Mフォーカスの制御を行ってステップ(#780)
へ進む。セットされていないときは、ステップ(#79
9)へ進む。
ここで、合焦を判定するのは、合焦後にフォーカスロッ
クされた場合には測光値を決めるときに合焦時の被写体
の距離データ(像倍率に用いる)を用いて測光値を決め
たいからである。
第12図(a)のステップ(#710)でAFと判定さ
れ、次のステップ($1711)でフォーカスロックが
なされていないとき(Fb+*二〇)、ステップ(#7
15)でAFを行っていないことを示すフラグ(AFN
F)をリセットすると共に、ステップ(#717)でマ
ニュアルフォーカスを示すフラグ(MFF)をリセット
する。マイコン(μC)は測距用のCODにおいて入射
光量に応じて発生する電荷の蓄積(積分)を制御し、そ
の積分終了後、積分値をデジタル変換して得られたデー
タを入力する(#720)。そして、ステップ(#73
0)でスポットAFか否かを検出(機能データのFba
で検出)し、スポットAF(Fb2=1)であれば、ス
テップ(#735)へ進んで第12図(d)に示すスポ
ットAFのサブルーチンを実行する。このサブルーチン
では第2アイランドに基づいて、AFが行われているこ
とを示すフラグ(AF2F)をセットし、入力したデー
タから第2アイランドのデイフォーカス量(DF2)を
算出し、これをレンズ駆動用デイフォーカス量とする(
#4102〜#411O)。
一方、第10図(a)のステップ(#730)で多点A
Fモードが選択されているときには、ステップ(#74
0)へ進んで第10図(C)に示す通常のAF制御のサ
ブルーチンを実行する。その際、第1.第2.第3アイ
ランドのデイフォーカス量(DF)を算出し、上記のう
ち、カメラに最も近い被写体に対するデイフォーカス量
を算出する(#4200〜#4215)。
このデイフォーカス量の決定のサブルーチンを第12図
(f)に示し説明すると、今デイフォーカス量としては
、前ビン(被写体がレンズのピント位置より遠い)の場
合には負、後ビン(被写体がレンズのピント位置よりカ
メラ側)の場合には正のデイフォーカス量を示し、その
絶対値がデイフォーカスの大きさを示すようになってお
り、カメラに最も近い被写体を検出するには3つのアイ
ランドのデイフォーカス量のうち、最大(正、負を含め
て)のデイフォーカス量を検出すれば良く、主被写体は
、その焦点検出エリアに存在すると考える。
第12図(f)では、マイコン(μC)はまず、アイラ
ンドを示すフラグ(AFIF−AP3F)をリセットし
、最大のデイフォーカスアイランドを検出し、検出した
アイランドデイフォーカス量をレンズ駆動用デイフォー
カス量として、そのアイランドに応じた上述のフラグ(
AFIF −AP3F)をセットしてリターンする(#
810〜#865)。
デイフォーカス量の算出を行った後、第12図(a)の
ステップ(#745)で焦点検出不能(データが信頼で
きない)であるかを調べ(例えば、コントラストが低い
か否かを判定し、低ければ、焦点検出不能とする)焦点
検出不能であれば、ステップ(#747)へ進んで補助
光モードであったか否かを判定し、補助光モードであっ
たときには、これ以上の焦点検出を行っても無駄である
ので、これを示すフラグ(LCONF)をセットしく#
752)、追随モード(後述)であることを示すフラグ
をリセットして(#755)、リターンする。ステップ
(#747)にて、補助光モードでないときは、ステッ
プ(#757)へ進んで輝度が低いか否かを検出し、輝
度が低くないときには、補助光発光しても無駄なので、
ローコンスキャンの制御を行う。ローコンスキャンとは
、焦点検出不能のとき、焦点検出可能な領域を捜すべく
レンズを駆動しながら焦点検出を行うことをいう。これ
を第12図(h)に示し説明すると、ますローコンスキ
ャンを行ったが焦点検出可能領域が得られなかったこと
を示すフラグ(LSIHF)がセットされているか否か
を判定する(#4400)。セットされているときはこ
れ以上ローコンスキャンを行なっても無駄なのでリター
ンする。セットされていないとき、カードからローコン
スキャン禁止を示す信号が入力されているか否かを判定
する(#4405)。入力されている場合やはりローコ
ンスキャンを行なわずリターンする。入力されていない
場合、このフローの実行したことを示すフラグ(LSF
I)がセットされているか否かを判定しく#4410)
、セットされていない場合、これをセットしく#441
5)、繰り出し方向を示すフラグ(FWF)をセットし
て(#4420)、レンズ駆動量nをレンズの最大繰り
出し量よりも多い正の値(K大)として(#4425)
、レンズの繰り出しの駆動を行わせる。
フラグ(LSFI)がセットされているとき、繰り出し
の最端、或いは繰り出し込みの最端にレンズがきたか否
かを判定しく#4430)、きてない場合リターンする
。きた場合レンズを停止しく#4430)、停止以前が
繰り出しであったか否かを判定する(#444の。この
最端の検知のために、不図示のハードタイマーが働いて
おり、このハードタイマーは、エンコーダーからのパル
スがくるたびにリセットスタートされる。このタイマー
が一定時間を計時したときレンズが駆動できない状態と
して繰り出し最端、或いは繰り込み最端を検出している
のである。そして繰り出しである場合(FWF=1)こ
れをリセットしく#4445)、今度は繰り込みの制御
を行なうべくレンズ駆動量を−(K大)として(114
450)、リターンする。
フラグがセットされていないとき、繰り出し、繰り込み
の両方を行ったとして、これ以上ローコンスキャンを行
っても無駄なので、これを示すべくフラグ(LSIHF
)をセットして(#4455)、リターンする。そして
(#752)へ進み、ステップ(#752)に進み、上
述と同じ処理を行う。
一方、第12図(a)のステップ(#757)において
輝度が低いときには、ステップ(#758)でカードか
らの補助光禁止モードか否かを判定し、禁止モードであ
るときはステップ(#752)へ進んで補助光発光によ
るAFを禁止し、禁止モードでないときはステップ(#
760)で補助光モード(Fb+3・1)として、ステ
ップ(#755)に進む。
次に、マイコン(μC)は焦点検出不能でないときは、
フラグ(LCONF)をリセットしく#762)、レン
ズ駆動用デイフォーカス量から合焦か否かをステップ(
#765)で判定し、合焦である場合、合焦状態を示す
フラグ(AFEF)をセットしく#767)、且つフラ
グ(AFEIF)をセットしてステップ(#755)へ
進む。
ステップ(#765)で合焦でないときは、ステップ(
#775)へ進んでレンズ駆動制御のサブルーチンを実
行した後、リターンする。このサブルーチンを第12図
(e)に示し説明すると、追随モードを示すフラグ(追
随F)がセットされているか否かを判定する(#424
8)。追随モードであればスイッチ(#4330)に進
む。フラグ(追随F)がセットされていないときワンシ
ョットAF(−旦合焦すると以後のレンズ駆動を停止す
るもので、このとき焦点検出も停止して良い)か、コン
ティニュアスAF(合焦後も被写体に追随し、求められ
たデイフォーカス量に応じてレンズ駆動を行うもの)か
をデータ(Fbs )によって判定する(#4250)
。ワンショットAFの場合(Fbs=O)合焦を示すフ
ラグ(AFEF)がセットされているか否かを(#42
55)で判定し、セットされていない場合、或いはコン
ティニュアスAFの場合(Fbs=1)にはステップ(
#4330)及び(#4335)を経てステップ(#4
340)に進み、レンズ駆動の制御を行う。ステップ(
#4330)では合焦を示すフラグ(AFEF)をリセ
ットし、ステップ(#4335)ではレンズ駆動量を決
定し、ステップ(#4340)でレンズを駆動させてリ
ターンする。尚、このステップ(#4340)でのレン
ズ駆動は、レンズ駆動回路(LECN)が上記駆動量(
N)に対応した値だけレンズを駆動することによりなさ
れる。
第12図(g)に上述のレンズ駆動量決定のサブルーチ
ンを示し説明すると、マイコン(μC)は追随モードを
示すフラグ(追随F)がセットされているか否かを判定
しく#4341)、セットされていないときにはステッ
プ(#4345)に進む。フラグ(追随F)がセットさ
れているときには今回得たデイフォーカス量(DF)を
(DPI)とする(#4342)。そして、ディフオー
カス量DF=DF+(DF−DF2)(DF2は前回の
デイフォーカス量、即ち前回と今回のデイフォーカス量
の差を今回に加えている)を求め、(DPI)を(DF
2)としてステップ(#4345)に進む。ステップ(
#4345)では、求めたデイフォーカス量にに値を掛
けてレンズ駆動量(N)を求める。そのときのレンズ繰
り出しパルス数を読み込んで(Cr2)とし、ΔCTs
  CT12でΔCTを積分中心からのレンズの移動量
として求め、上記NからΔCTを引いて演算終了時での
レンズ駆動量を求めてリターンする(#4346)〜(
# 4348)。
ステップ(#4255)において、合焦したことを示す
フラグ(AFEF)がセットされているとき、ステップ
(#4257)に進む。そして強制ワンショットAFか
否かを判定し、強制ワンショットAFのときはすぐにリ
ターンする。これにより強制ワンショットAFのときの
追随モードを禁止している。追随モードが禁止でない通
常のワンショットAFモードであるとき、合焦でない状
態から合焦したときを示すフラグ(AFEIF)がセッ
トされているかを判定する(#4260)。
セットされているときには、後述の追随判定(被写体が
移動しているかを判定する)の為の準備の処理を行う。
まずステップ(#4265)において、デイフォーカス
量をメモリするレジスタ(DF2)、 (DF3)をリ
セットし、同様のレジスタ(DPI)に、求めたデイフ
ォーカス量(DF)をメモリさせ(#4270)、変数
(N)をOにセットしく#4275)、上記(AFEI
F)をリセットして(#4280)、リターンする。ス
テップ(#4260)において、合焦後(AFEF=1
)、2回目以降の焦点検出を行うとき(AFEIF=O
)、ステップ($14285)に進み、デイフォーカス
量をメモリするレジスタに漸次デイフォーカス量をメモ
リして行き〔レジスタ(DF2)の内容をレジスタ(D
F3)に、レジスタ(DPI)の内容をレジスタ(DF
2)に、求めたデイフォーカス量(DF)をレジスタ(
DPI )にメモリする〕変数(N)に1を加え、この
(N)が2以上、即ち合焦後、3回焦点検出を行ったか
を判定し、2回以内のとき、レンズ駆動を行わずリター
ンする($14285〜#4305)。
ステップ(#4305)において、3回以上行っている
とき(N22)には、ステップ(#4310)に進み、
過去3回のデイフォーカス量の平均(レジスタにメモリ
されている内容の平均)でデイフォーカス量を求め、次
のステップ(#4315)でこの値が所定値に以上か否
かを判定する。これは、過去3回の焦点検出で、被写体
が所定の速度で(像面上で)動いているか否かを判定し
ていることになる。所定値未満のとき、被写体は移動し
ていないとして、追随フラグはリセットして(#432
0)、リターンする。
このフラグは、表示(インファインダー)の為に用いる
。一方、上記デイフォーカス量が所定値以上のときは、
被写体が動いているとき、追随モードとして、フラグ(
追随F)をセットしく#4325)、レンズの駆動量を
求め、レンズ駆動を行ってリターンする(#4330.
 #4340)。
ここで、焦点検出に関するファインダー内の表示に関し
て、第13図に示したファインダー内表示に基づいて説
明すると、(101)は合焦或いは焦点検出不能を示す
もので、表示用合焦フラグ(合焦F)に基づいてセット
されているときには、緑のLEDで点灯し、そうでない
ときは(合焦F・0)は消灯する。又、焦点検出不能の
とき(LCONF・1)には、赤色のLEDでこれを点
滅させ、そうでないとき(LCONF・0)には消灯と
する。(102)は、焦点検出領域を示し、内部の領域
(102)を表示しているときはスポットAFを示し、
外側の領域(102b)のみのときは、多点測距を示し
ている。(103)はコンティニュアス用モード、或い
は追随モードを示しているとき(追随F・1)表示され
、コンティニュアスAF及び追随モードでないとき消灯
となる。(104)のrAF/MJは、AFモードのと
き(AFNF=O)はAF表示、それ以外のとき(AF
NF=1)はM表示を行う。尚、AFスイッチ(S、)
がOFFのとき(81OFF=0)、ファインダー内表
示は消灯される。
再び、第6図に戻りマイコン(μC)は、各種キースイ
ッチが操作されることによる各種データの変更の制御を
行う(#440)。
これを第15図に示し説明すると、カードから入力した
データに基づき、表示制御モード(データ設定中)か否
かを交信(II)で入力したデータから判定しく#90
5)、カードからの表示制御モード(データ設定中)で
あるときには、リターンする。表示制御モ−ドでないと
き、セルフモードの時間計時中を示すセルフモードの時
間計時中を示すフラグ(SLP)がセットされているか
否かを判定する(#907)、  セットされていると
きリターンする。セットされていないとき、露出モード
変更スイッチ(SEW)がONされているか否か判定し
く#910)、ONされているときには、この変更のサ
ブルーチン(#915)に進みリターンする(詳細は後
述)、上記スイッチ(SEn)がONされていないとき
には、ステップ(#920)に進んで機能変更スイッチ
(SFu、l)がONされているか否か判定する。そし
てこのスイッチ(SFUN)がONされているときには
その変更のサブルーチン(#925)に進む。
ここで、上記2つのサブルーチンを第16図、第18r
Mに夫々示し説明すると、まず露出モード変更であるが
、アップスイッチ(Sup)が1回ONされるごとに順
次P→A→S→Mと進んで更にPへ戻る如く、サイクリ
ックに進み、ダウンスイッチ(Sdn)が1回ONされ
るごとに順次P4−A4−84−Mのように進み、Pの
次はMに進む如く上記アップ方向とは逆方向にサイクリ
ックに進むようになっているが、カメラ内のE2FRO
Mデータ或いはカスタムカード内のデータにより、IC
カード(CD)により設定されている露出モードに応じ
て変更され、選択されていないモードは飛び越される。
これを第16図を参照して説明すると、マイコン(μC
)はデータ交信(It)で入力したカード機能の0N1
0FF信号により、カードの機能がOKであるか否かを
判定する(#1000)。ONでない場合、カメラ内制
御に入る。  ONの場合はカスタムカードか否か判定
しく#1001)、カスタムカードでない場合、カメラ
から強制Pモードの信号が入力されているか否かステッ
プ(#1002)で判定し、強制PモードのであればP
モードとして(#1003)、リターンする。強制モー
ドでなければ、カメラ内のE2FROMにメモリーされ
た設定可能なAEモード内でAEモードを決定するカメ
ラ内制御に入る。一方、カスタムカードである場合、デ
ータ交信(N)で送られてくるデータ(EEC3TM=
0.1)に基づいて、カード内にメモリーされた設定可
能なAKモード内でAEモードを決定する。
P、  A、  S、  Mのモードの選択に関し選択
するデータの違い(カメラE2FROM、カードデータ
)のみで、その選択の制御は全く同じなので、説明はカ
メラ内のE2 FROMのデータを用いて行う制御のみ
にする。
マイコン(μC)はステップ(#1004)においてア
ップスイッチ(Sup)がONされているか否かを判定
し、ONされていない場合は、ステップ(#1055)
に進む。
ONされているときにはステップ(#1005)に進み
、RAMの機能データ(Fbn)の(Fbo) (Fb
+ )を調べ、制御露出モードとしてPモードが現在選
択されているかを判定し、選択されている場合はステッ
プ(#1010)に進んで、Aモードが選択可能にされ
ているかを内部の82 FROMのビットによって判定
し、選択されていれば露出モードをPからAに変更しく
#1015)、機能データ(Fbo、 Fb+ )を(
0,0)から(0,1)に変更しリターンする(#10
15)、  上記ステップ(#1010)において、A
モードが選択不能にされていると判定されたときには、
ステップ(#1025)へ進み、Sモードが選択されて
いるか判定し、ここでSモードが選択されていないとき
には、更にステップ(#1040)へ進んでMモードが
選択されているかと、順次選択可能にされているモード
を捜す。そして、選択可能にされているモードがあれば
それを設定するようになっている。そして、A、  S
、  Mモードが選択可能にされていないとき、即ちP
モードだけ選択可能にされているときは、Pモードとな
る(#1050)。
以下同様に、今制御露出モードとしてAモードが選択さ
れているとき(Fbo、 Fb+ = 0.1)には、
Sモードが選択可能にされているか判定し、選択可能に
されていないときにはMモードが選択可能にされている
かを判定し、選択可能にされているモードに露出モード
を変更しビット(Fbo) 、 (Fb+ )を変更し
、リターンする(#1020〜1030)。
今、制御露出モードとしてSモードが選択されていると
きには(Fbo、 Fb+ = 1.1)、Mモードが
選択されているかを判定し、選択されている場合はMモ
ードとし、選択されていない場合は、Pモードにしてリ
ターンする(#1035〜#1045)。制御露出モー
ドがSモードでないとき、即ちMモードであるときには
、次にはPモードになる。これは本実施例でPモードは
必ず選択されているためである。
ステップ(#1055)においてダウンスイッチ(Sd
n)がONされているときは露出モードの変更方向が異
なる以外は、上述したアップスイッチ(Sup)と同様
の制御を行っているので説明を省略する。
尚、画スイッチ(Sup) (Sdn)がいずれもOF
Fのときは何もせずリターンする。
次に第17図に示す機能変更スイッチ(SFUN)がO
Nされたときの制御を説明する。マイコン(μC)はデ
ータ変更すべきステップ(#1205)以降のフローを
実行する。マイコン(μC)は、変更すべき機能を示す
スイッチ(SSE)がONされているか否かを判定しく
#1205)、ONされている場合には変更すべき機能
をビット(Fbs+、Fb+。)から判定しく#122
5)、+/−→S/C→S/Aと進み、S/Aの次は+
/−へ戻るという如くサイクリックに進んでいき、ビッ
ト(Fbs 、 Fb+ o )のデータを変更する。
ステップ(#1205)において、スイッチ(SSE)
がONされていない場合は、ステップ(#1265)に
進む。ステップ(#1265)ではアップスイッチ(S
up)がONされているかを判定し、ONされている場
合には、今変更すべき機能が何であるかをデータ(Fb
s、Fblo)により判定しく#1280)、機能が+
/−モードであれば(#1285)で露出補正量(△E
v)に0.5を加え、その大きさを判定するサブルーチ
ン(#1287)に進む、このサブルーチンは第18図
に示されるが、補正量(△Ev)が正であれば+側補正
としてデータFb4.Fbs=0.1とし、−側補正で
あればデータFba、Fbs=1.0とし、さらに補正
が零であれば、補正なしとしてデータFb4. Fbs
=0. Oとして、リターンする(#1350〜#13
70)。
第17図に戻って、S/Cモードであれば、データ(F
bs )によって今のモードを単写(S)か連写である
かを判定し、今のモードと反対になるようにデータを変
更しく#1295)、リターンする。上記2つのモード
(+7−モード、 S/Cモード)のいずれでもないと
き、即ちS/Aモードのときは今のモードがスポットA
F(S)か多点AF(A)であるかをデータ(Fb2)
によって判定し、今のモードと反対になるようにデータ
(Fb2)を変更しく#1300)、リターンする。
ステップ(#1265)においてアップスイッチ(Su
p)がONされていないときステップ(#1305)に
進み、ダウンスイッチ(Sdn)がONされているかを
判定し、ONされていない場合はリターンする。ONさ
れている場合は、+/−モードであれば露出補正量(Δ
Ev)から0、5Evを引くこと以外は上述のアップス
イッチ(Sup)がONのときのフローと同様であるの
で、説明は省略する(#1310〜#1340)。
第12図に戻り、露出モード変更スイッチ(Sεi)。
機能変更スイッチ(Spus)が共にOFFである場合
はアップスイッチ(Sup)及びダウンスイッチ(Sd
n)による絞り値(Av)、シャッター速度(Tv)の
変更のサブルーチンを示すステップ(#927)に進む
このサブルーチンを第22図(a) (b)に示し、説
明すると、まずマイコン(μC)はアップスイッチ(S
up)がONされているか否かをステップ(#1800
)で判定し、ONされていない場合はステップ(#18
05)に進みダウンスイッチ(Sdn)がONされてい
るか否かを判定し、ONされていないとき、リターンす
る。アップスイッチ(Sup)がONされているとき、
ステップ(#1800)からステップ(#1810)に
進み、Mモードであるか否かを判定する。ここでMモー
ドであるとき(Fbo、 Fb+ = 1. O)、ス
テップ(11811)に進み絞り変更スイッチがONさ
れているか否かを判定し、ONされていれば後述するス
テップ(#1830)以降へ進み、ONされていなけれ
ば、シャッター速度を変更すべくステップ(11850
)に進む、まずシャッター速度変更の説明を行うと、ス
テップ(#1850)で0.5Evを加えてステップ(
#1855)に進む、ステップ(#1855)では、設
定されたシャッター速度が、最高速(Tvmax)を超
えているか否かを判定し、超えている場合のみ最高速に
制限しく#1860)リターンする。超えていない場合
は、ステップ(#1860)をスキップしてリターンす
る。
ステップ(#1810)でMモードでないときは、ステ
ップ(#1815)及び(#1820)で順次Pモード
であるかAモードであるか否かを判定する。Pモードで
あるとき(Fbo、+=O,O)Pシフトが禁止されて
いるか否かを判定しく#1817)、禁止されている場
合にはリターンする。禁止されていない場合はステップ
(#1830)へ進む。ステップ(#1830)では絞
り値(Av)に0゜5Evを加え、これが制御可能な最
大の絞り値(AvmaX)を超えているか否かを判定す
る(#1835)。超えている場合には、絞り値(Av
)として最大の絞り値(Avmax)を設定しく#18
40)、超えていない場合には何もせずステップ(#1
845)に進んでPモードであるか否かを判定し、Pモ
ードである場合には、第22図(b)のフローチャート
のステップ(#1879)に進む。
Pモードでないときはリターンする。 ステップ(#1
815)でPモードでないときには(Fbo、+≠0.
0)、Aモードであるか否かを判定しく#1820)、
Aモード(Fbo、 Fb+ = O,O)であればス
テップ(#1830)に進み、絞り値(Av)のアップ
制御を行い、どちらでもない、即ちSモードであるとき
(Fbo、 Fb+ = 1. l)はステップ(#1
823)に進みシャッター速度(Tv)のアップの制御
を行う。
ステップ(#1805)でダウンスイッチ(Sdn)が
ONされているときは、第22図(b)のステップ(#
1865)に進み、Mモードであるか否かを判定し、M
モードであるとき(Fbo、 Fb+ = 1. O)
、絞り変更スイッチ(Sau)がONされているかを判
定しく#1877)、ONされていれば、絞り変更とし
て、ステップ(#1885)へ、ONされていなければ
、シャッター速度変更としてステップ(#1905)に
進む。ステップ(#1905)では、設定シャッター速
度から0.5Evを減算し、これがカメラの最低シャッ
ター速度(Tvmin)より遅いか否かを判定しく#1
907)、遅い場合には、最低シャッター速度に制限し
く#1908)、そうでない場合は何もせずリターンす
る。ステップ(#1877)の判定で絞り変更モードで
あるとき(SouON)、ステップ(#1885)で絞
り値(Av)のダウンとして、0.5Ev減算し、次い
でステップ(#1890)でその値が開放絞り値(Av
o)より小さいか否かを判定し、小さい場合には絞り値
を開放絞り値(Avo)とする(#1895)。
前記ステップ(#1890)において、絞り値(Av)
が開放絞り値(Avo)より小さくないときは、ステッ
プ(#1895)をスキップしてステップ(#1900
)に入る。このステップ(#1900)の判定でPモー
ドであれば上述した第21図(a)の絞り値のアップの
制御フロー(#1850〜11860)に進み、Pモー
ドでないときはりターンする。
ステップ(#1865)において、Mモードでないとき
、ステップ(#1870)でPモードであるか否かを判
定する。ここでPモードであるとき(Fbo、 I”0
.の、Pシフトが禁止されているか否かを判定しく#1
872)、禁止されている場合にはリターンする。禁止
されていない場合にはステップ(#1885>へ進む。
ステップ(111870)においてPモードでないとき
(Fbo、 1≠0.0)、ステップ(#1875)へ
進んでAモードであるか判定し、Aモードであれば、ス
テップ(#1885)以降の絞り値ダウンの制御を行う
フローに進み、そうでないときはSモードであるとして
、ステップ(#1879)に進み、シャッター速度のダ
ウンの制御を行う。
第15図で、(Av)、 (Tv)の設定の制御を終え
ると、常開のセルフスイッチ(SSELF)がONされ
たか否かを判定する。OFFの時(IP+2=「H」)
はすぐにリターンする。
ONの時(IP+2” ’LJ )のセルフのサブルー
チンを第19図に示し説明すると、セルフ中を示すフラ
グ(SELFF)がセットされているときは、これをリ
セットしく#945)、セルフモードを抜け、セットさ
れていないときはセルフモードを実行すべくフラグ(S
ELF)をセットして(#950)夫々リターンする。
以上のようにして第15図に示すデータ設定の制御を終
えると、マイコン(μC)は第6図においてステップ(
#440)からステップ(#445)へ進んで測光デー
タを測光回路(LM)より入力し、露出に使用するスポ
ット測光値を作成する。ここで、第14図に示した測光
範囲及び第20図に示したマイコン(μC)の測光デー
タの入力及び作成のフローチャートを参照して測光値の
作成に関して説明する。
第20図において、まずマイコン(μC)は、AEクロ
ッグ示すフラグ(AELF)がセットされているか否か
をステップ(#1600)で判定し、該フラグ(AEL
F)がセットされているときは、測光値の更新を行わな
いのでリターンする。フラグ(AELF)がセットされ
ていないときには、端子(C3LM)をrH」レベルに
し、測光回路(IJ)に対して測光データ出力の命令を
行い、シリアル交信を行う(#1605. #1610
)。
この交信によって、第14図に示した4つの測光範囲の
輝度値(Bv1〜BV4 )を入力する。交信を終える
と端子(C3LM)を「L」レベルにする(#1615
)。続いて、ステップ(#1617)でBvcにBv2
の値を入れ、ステップ(#1618)でBLIAUEを
(#1622)へ進み、AFモードでないことを示すフ
ラグ(AFNF)がセットされているか否か判定し、更
にステップ(#1624)で焦点検出不可能を示すフラ
グ(LCONF)がセットされているか否かを判定し、
どちらか一方がセットされているときには、前記ステッ
プ(#1660)へ進んで、中央部の小さな測光範囲(
LM2)をスポット値(Bvsp)とする。フラグ(A
FNF)及び(LCONF)がセットされていないとき
には繰り出しパルスから距離を演算し、その演算した距
離情報と焦点距離情報に基づいて像倍率βをβ=焦点距
離/距離から算出する(#1625)と共に、次のステ
ップ(#1630)において、この像倍率βが所定値(
K)以上であるか否かを判定し、撮影画面に占める被写
体の大きさを決める。所定値以上であれば被写体は大き
いとしてステップ(#1640)で各測光範囲(LMI
)、 (LM2)、 (LM3)の輝度値(Bv+ )
、 (Bv2)、 (Bv3)の平均をスポット測光値
(Bvsp)とする。
前記像倍率βが所定値未満である場合、焦点検出に用い
た焦点検出範囲を含む測光範囲を主被写体の測光値(B
vsp)とする。本実施例では、それらの焦点検出範囲
を示すフラグのうちで、どのフラグ(AFIF −AF
3F)がセットされているかでその範囲を判別し、フラ
グ(AFIF)がセットされている場合には、測光範囲
(LMI)の輝度値(Bv、)、フラグ(AF2F)が
セットされている場合には測光範囲(LM2)の輝度値
(Bv2)、いずれのフラグもセットされていないとき
、即ち第3アイランド(AF3)のデイフォーカス量が
選択されているときは測光範囲(LM3)の輝度値(B
v3)を夫々スポット測光値(Bvsp)とする(#1
645〜111665)。
このようにしてスポット測光値を決めると、マイコン(
μC)は第6図においてステップ(#450)に進んで
AEロックに関する制御を行うが、これを第21図に示
したフローチャートを参照して説明すまず、ステップ(
111740)においてAEロックスイッチ(SIIE
L)がONされているが否かを判定し、ONされていな
いときはフラグ(AELF)をリセットする(#175
5)。ONされているときは、フラグ(AELF)をセ
ットしく#1745)、電源保持用のタイマー(T1)
をリセットスタートしく#1750)、スポット測光値
Bv2をスポット値(Bvsp)として(#1752)
リターンする。このようにAEロックスイッチ(SOε
L)がONされているときは電源を保持するようにして
いる。
第6図において、このAEロックの制御を終えるとマイ
コン(μC)はステップ(11455)において3度目
のカードとのデータ交信を行う。このデータ交信を第5
図(C)を参照して説明すると、マイコン(μC)は、
交信(III)が有/無かをカードから入力した信号に
基づき判定し、交信(III)が無のときリターンする
。カードが装着されていないときは無となる。交信(I
I[)が有ると、端子(C8CD)をr)(Jレベルに
しく#350)、データを設定して(#352)、IC
カード(CD)にデータを出力する(#355)。
次に、交信を1回行い(#357)、待機して(#36
0)データ出力のサブルーチン(#362)を実行し、
データ出力を終えた後、端子(C3CD)を「L」レベ
ルにして(#365)リターンする。
このデータ出力のサブルーチンを第5図(g)に示し説
明すると、まず交信(II)の時に交信したデータから
グループ指定かどうかを判定する(#362−1)。
グループ指定である場合(スポーツカード、スナップカ
ード等)、グループ指定G。、 Gl 、 G2. G
lのグループのデータをカードに出力する制御を行う。
まず、グループGoのアドレスを設定しく#362−2
)、シリアル交信を15回行う(#362−3)。
Go、Gl、G2.G3のデータはレンズ駆動及びAE
演算用のデータで、 FTvc・・・・・・制御シャッター速度G3   L
pmax・・・レンズ最大繰出し量そして次にグループ
G+のデータが必要か否かを交信(I[)で得たデータ
で判定する(#362−4)。必要でない場合リターン
する。必要である場合、  G+のデータのアドレスG
1を設定しく#362−5)、シリアル交信を3回行う
(#362−6)。次に、G2のデータが必要であるか
否かを判定し、必要である場合アドレスG2を設定し、
シリアル交信を2回行う。次に03のデータが必要であ
るか否かを判定し、必要である場合アドレスG3を設定
し、シリアル交信を1回行ってリターンする。グループ
指定でない場合、カードから入力した必要なデータのあ
るアドレスに基づいてアドレスを設定しく#362−7
)、カードから入力したシリアル交信の回数分だけシリ
アル交信を行う(#362−8)。尚、交信(III)
においてはアドレス指定タイプはない。
第6図で上述のカードデータ交信(I[I)を終えると
、マイコン(μC)はステップ(#460)に進み二二
で露出演算を行う。
この制御のフローを第23図〜第27図に示し説明する
と、第23図においてまずマイコン(μC)は電子閃光
装置への出力データである発光信号を19強制ON・0
2強制0FF=0.GN制御解除=Oに初期設定する(
#2000〜#2003)。次に、ステップ(#200
4)でレンズが装着されているかを入力したレンズデー
タから判定し、装着されていないときには、実絞り測光
と同様に測光範囲(LM4)の測光値(BVAM)(こ
れの代わりに全体を平均した測光値でもよい)にフィル
ム感度(Sv)及び露出補正値(△Ev)を加えて、シ
ャッター速度を算出しリターンする(#2005)。レ
ンズが装着されている場合は、カードから入力したデー
タにより強制Pモードか否かを判定しく#2006)、
強制Pモードの場合、露出演算を行わずリターンする。
強制モードでない場合は、各露出モードに応じた露出演
算を行う(#2010〜#2040)。
そこで、Pモードの露出演算を第24図(a)〜(C)
に示し説明すると、マイコン(μC)は、まず、第24
図(a)のステップ(#2100)において逆光状態の
判別を測光範囲(LM4)の測光値(BVII M )
とステップ(#445)で求めたスポット測光値(Bv
sp)との差が2Ev以上であるか否かで判定する(#
2100)。2Ev以上あれば、電子閃光装置が装着さ
れている(電子閃光装置のスイッチSMがON)か否か
をステップ(#2105)で判定し、装着されている場
合、制御の露出値(Ev)を測光範囲(LM4)の測光
値(Bvan)等からEV= BVIIM + Avo
+5v−1+△Evで求める(#2115)。ここで、
1を引くのは逆光らしく見せるために背景をlEvオー
バーにするためである。尚、主被写体は電子閃光装置か
らの閃光で適正露出にしようとしている。
そして絞り値(Av)、シャッター速度(Tv)を決め
るプログラムIのサブルーチン(112120)に進み
、更にステップ(#2170)で強制ONをセットして
リターンする。
前記プログラムエを第24図(b)に示し説明すると、
シャッター速度の制御値(Tvc)を同調のTv= 7
 (SS= 1/125)とし、絞り値(Av)を露出
値(Ev)から7(シャッター速度)を減算して求め、
この絞り値(Av)が7(F=11)より大きいか否か
を判定し、大きい場合、制御絞り値(Avc)を7に制
限してリターンする(#2215)。絞り値(Av)が
7以下である場合、演算絞り値(Av)が開放絞り値(
Avo)より小さいか否かを判定し、小さい場合、開放
絞り値(Avo)を制御絞り値(Avc)としく#22
25)、小さくない場合、演算値(Av)を制御絞り値
(Avc)とする(#2230)。そして電子閃光装置
のGN制限を解除すべく1にセットする(#2235)
と共に、発光信号をセットして(#2240)、リター
ンする。これは逆光の時など、絞りが繰り込まれ、GN
を制限すると主被写体がストロボ光では適正にならない
ことがあるためで、カメラまかせのPモードであれば、
撮影者の意図もあまりないことも考慮している。
第24図(a)に戻り、ステップ(#2105)におい
て、電子閃光装置(FL)が装着されていない場合、主
被写体を適正露出とするべく、制御露出値(Ev)を測
光範囲のスポット値(Bvsp)等からEv= Bvs
p+ Avo+Sv+△Evで求め(、# 2130)
、絞り値(Av)、シャッター速度(Tv)を求めるプ
ログラム■のサブルーチン(#2135)に進みステッ
プ(#2170)を経てリターンする。
第24図(C)にこのサブルーチンを示し説明すると、
まずステップ(#2250)で絞り値(、A v )を
Av= 5/8Ev −25/8から求め、この絞り値
(Av)がレンズの最大絞り値(Avmax)より大き
いか否かを判定しく#2255)、大きい場合には最大
絞り値(Avmax)を制御絞り値(Avc)として(
112260)、ステップ(#2280)に進む。ステ
ップ(#2255)において絞り値(Av)が最大絞り
値(Avmax)以下のとき、絞り値(Av)が開放絞
り値(Av。
)より小さいか否かを判定し、小さい場合には開放絞り
値(Avo)を制御絞り値(Avc)、小さくない場合
は演算絞り値(Av)を制御絞り値(Avc)としてス
テップ(#2280)に進む(#2265〜#2275
)。
ステップ(#2280)では、シャッター速度(Tv)
を露出値(gv)から制御絞り値(Avc)を減算して
求め、次のステップ(#2285)では、これが最高シ
ャッター速度(ll’vmax)より大きいか否かを判
定し、大きい場合には、制御シャッター速度(Tvc)
を(Tvmax)に制限しく#2290)、大きくない
場合には、ステップ(#2292)で最も低速のシャッ
ター速度(Tvmin)よりも遅いか否かを判定し、遅
い場合には(Tvmin)を制御シャッター速度としく
#2293)、遅くない場合、演算シャッター速度(T
v)を制御シャッター速度(Tvc)としく#2295
)、発光禁止すべく発光信号をリセット(=0)して(
#2298)、リターンする。
第24図(a)に戻り、ステップ(#2100)におい
て、BuAM  Bvspの差が2未満のとき、逆光状
態でないとしてステップ(#2145)に進み、測光範
囲(LMI)〜(LM4)の平均測光値(BVI+BV
2+BV3+BV4)/ 4がら露出値(Ev)を求め
、上述のプログラム■で絞り値(Av)及びシャッター
速度(Tv)を決め(#2150)、そのシャッター速
度(Tv)が手振れ警告の速度(Tv=6,1760)
未満であるか否かを判定する(#2155)。そして、
手振れ警告の速度未満のとき、電子閃光装置が装着され
ているか否かを判定しく42160)、装着されている
場合にはストロボ発光のプログラムエを実行して(#2
165)リターンする。
装着されていないとき(閃光装置の電源OFFを含む)
、ステップ(#2170)で強制ONをセットしてリタ
ーンする。手振れ警告未満であるときは何もせずにリタ
ーンする。
次に、Aモードのときの絞り値(Av)、シャッター速
度(Tv)の決定の為のフローチャートを第25図に示
し説明すると、まず電子閃光装置が装着されているか否
かを判定し、装着されていれば、制御シャッター速度(
Tvc)を7 (1/125)とし、設定絞り値(Av
)を制御絞り値(Avc)としてリターンする(#23
00、 #2305及び#2345)。装着されていな
い場合は、平均測光値から露出値(Ev)、を求め、こ
の露出値(Ev)から設定絞り値を減算したものをシャ
ッター速度(Tv)とする(#2315. #2320
)。そして、次のステップ(#2325)で、そのシャ
ッター速度(Tv)が制御可能な最高シャッター速度(
Tvmax)より大きいか否か判定し、大きい場合には
、ステップ(#2330)で最高シャッター速度(Tv
max)を制御シャッター速度(Tvc)としてステッ
プ(#2345)へ進む。大きくない場合には、制御可
能な最低速度(Tvmin)よりも低速であるか否かを
ステップ(#2331)で判定し、低速である場合、ス
テップ(#2333)で(Tvmin)を制御シャッタ
ー速度(Tvc)とし、(Tvmin)より低速でない
場合にはステップ(#2335)で演算値(Tv)を制
御シャッター速度(Tvc)として、それぞれステップ
(#2345)に進む。ステップ(#2345)では設
定絞り値(Av)が制御絞り値(Avc)となるように
する。
次に、Sモードのときの制御を第26図に示し説明する
と、まずステップ(#2400)において露出値(Ev
)を平均測光値等から求め、電子閃光装置が装着されて
いるか否かをステップ(#2405)で判定し、装着さ
れている場合、ステップ(#2415)でシャッター速
度(Tv)が7以下であるか否かを判定し、7以下であ
れば設定シャッター速度(Tv)を制御シャッター速度
(Tvc)としく#2420)、7を超える場合は同調
速度7を制御シャッター速度(Tvc)として、それぞ
れステップ(#2430)に進む。
ステップ(#2430)では、絞り値(Av)を求めた
露出値(Ev)から制御シャッター速度(Tvc)を減
算して求め、この絞り値(Av)が開放絞り値(Avo
)より小さいか否かを判定しく#2435)、小さい場
合には制御絞り値(Avc)を開放絞り値(Avo)と
して($12440)、リターンする。一方、絞り値(
Av)が開放絞り値(Avo)より小さくない場合には
、最大絞り値(Avmax)より大きいか否かを判定し
く#2445)、大きい場合には最大絞す値(Avma
x)を制御絞り値(Avc)としく#2450)、大き
くない場合は演算絞り値(へのを制御絞り値(Avc)
として(#2455)、リターンする。
ステップ(#2405)において、装着されていないと
きは、設定したシャッター速度(Tv)を制御シャッタ
ー速度(Tvc)としく#2460)、ステップ(#2
430)に進み、これ以降のフローを実行する。
次にMモードであるとき(第27図参照)はステップ(
#2515)で予め設定した絞り値(Av)を制御絞り
値(Avc)に、また、次のステップ(712520)
でシャッター速度(Tv)を制御シャッター速度(Tv
c)としてリターンする。
第6図に戻り、露出演算(#460)を終えると、カメ
ラのマイコン(μC)は、カードから交信(TV)まで
に要する時間の延長を要求する信号があるか否か判定し
く#461)、ある場合10m5ecだけ待ち(#46
3)、要求する信号がない場合は何もせず、それぞれI
Cカード(CD)との4回目のデータ交信を行う(11
465)。
デフオー力シングカードの場合に演算時間が長くなるた
めにこの要求信号を送っているのである。
第5図(d)にこの制御のフローチャートを示し説明す
ると、まず交信(IV)が必要であるか否かを交信(n
)で得た信号に基づいて判定し、必要でない場合リター
ンする。必要である場合、端子(C3CD)をr HJ
 レベルにして(11367)、ICカード(CD)と
シリアル交信を行い(#375)、ICカードへICカ
ードが出力側であることを知らせる。ここで、時間待ち
しく#377)、カメラを入力側としてシリアル交信を
行ってICカード(CD)からデータを入力しく#38
2)、このデータ交信を終えると端子(C3C助をr5
ルベルにしてリターンする。
前記ステップ(#382)におけるデータ入力のサブル
ーチンを第5 m (h)に示し説明すると、まずステ
ップ(#382−1)でグループ指定であるか否かを判
定し、グループ指定でない場合、交信(IV)でのデー
タ入力の為のレジスタのアドレスをカードから入力した
アドレスにしく#382−11)、シリアル交信をカー
ドから入力した回数だけ行って(#382−12)、リ
ターンする。
グループ指定である場合、それぞれの交信の番号(Go
、 G+ 、 G2)に応じて。カメラ内の入力用のレ
ジスタのアドレスを設定し、所定の回数のシリアル交信
を行う。そのデータの内容は、アドレス指定タイプでは (i)カスタムカードのときは該カードに関する通りで
ある。
(ii)ブラケットカード、H/Sカード△Av・・・
・・・絞りずらし量 ΔTv・・・・・・シャッター速度ずらし置数にグルー
プ指定のときの説明を行う。
Go・・・・・・設定中の表示データ・・・・・・9回
のシリアル交信G2・・・・・・ΔLp・・・レンス゛
駆動パルス・・・・・・1回のシリアル交信第6図に戻
り、カードとのデータ交信(TV)を終えると、マイコ
ン(μC)は電子閃光装置(ST)へデータを出力する
(#467)。これを第11図(b)に示し説明すると
、マイコン(μC)は、まずカードから入力したデータ
に基づいてカード機能がONか否かを判定しく#467
−1)、ONでない場合ステップ(#46710)に進
む。ONであるとき、カードから入力した電子閃光装置
の制御信号に基づいて強制ON、強制OFF、GN制限
解除9発光をそれぞれステップ(#467−2)(#4
67−4) (#467−6)(#467−8)で判定
し、制御信号が夫々強制ON、強制OFF、 GN制限
解除、非発光を示しているときは、それらをステップ(
#467−3)、 (#467−5)。
(#467−7)、 (#476−9)で設定し又、上
記4つが夫々示されていないときは、(#467−3′
)、 (#467−5’ )、 (#467−7’ )
(#467−9′)で夫々信号をリセットしステップ(
# 467−1.0 )へ進む。ステップ(#467−
10)では、端子(C3FL)を一定時間(T2)’H
Jレベルとし、電子閃光装置へ、カメラからのデータ出
力モードであることを示す。カメラは入出力切換回路(
IloCG)を出力但((rH」)とし、電子閃光装置
内での所定の処理を行うのを待って、シリアル交信を1
回行う(#467−11〜#467−13)。
第6図でこの電子閃光装置とのデータ交信を終えると、
マイコン(μC)はステップ(#470)のカード制御
のフローを実行する。このフローは入力したデータに基
づいて、ICカード(この場合、プログラムカード)に
よるカメラの制御を行うか否かの判定や、それを行う場
合のカメラの動作について示すものであるが、これを第
28図に示し説明すると、マイコン(μC)はまずIC
カードから入力したデータに基づいてカードによるカメ
ラの制御か否かをステップ(#2610)で判定し、カ
ードによるカメラの制御でない場合(CDFNF=O)
はリターンする。
ICカードによるカメラの制御であると判定した場合に
は、交信(IV)で入力したデータが、絞り(Av)シ
ャッター速度(Tv)であるか否かを判定し、(Av)
(Tのデータであるとき、制御絞り値(Avc)、制御
シャッター速度(Tvc)、フィルム感度(Sv)をそ
れぞれICカードから入力したデータにより決定する(
#2615〜#2630)。
上記データが(Av)、 (Tv)データでない場合、
(ΔAv)、(ΔTv)のデータであるか否かを判定す
る(#2635)。そして(ΔAv)、 (ΔTv)の
データでない場合はリターンする。(ΔAv)、 (Δ
Tv)データである場合、制御絞り値(Avc)に(Δ
AV)を加え、制御シャッタースピード(Tvc)に(
ΔTv)を加え、フィルム感度(Sv)に(△Sv)を
加えてリターンする(#2640〜#2650)。
第6図において以上のようなICカードによるカメラの
制御の判定及び制御のルーチン(#470)を終えると
、表示の制御(#471)に移る。
第5表に、マイコン(μC)から表示制御回路に送られ
るデータの内容を示しであるが、これを説明する。
シャッタースピード あるいはカード名のデータが1バイトを用いてメモリー
されている。
絞り値・・・・・・・・・・・・絞り値あるいは数値(
カード時の設定データ)データがメモリーされ、boは
そのデータの点滅。
AEモード・・・・・・・・・・・・bo,b+は現在
設定されているP、A,S,Mのモードのうちの1つが
、b4〜b8は丁Cカードによるモードの設定の8種類
のデータがそれぞれ入力されている。b2,b3はb4
〜beのデータの点滅、点灯,消灯の制御を行っている
フィルム枚数・・・・・・・・・・・・フィルムの枚数
或いは数値(カード時の設定データ)データがメモリー
され、boはこのデータの点灯,消灯の制御データであ
る。
ハ0トカン・へ°日表示・・・・・・バトカンの印とベ
ロの印の表示を行うデータであり、boは点灯,消灯を
示す制御データである。
カード表示・・・・・・・・・b+,b2(アドレスD
PaH)は、露出補正の+/−のそれぞれの表示の点灯
,消灯のデータ、bs,b6(アドレスDP6H)は、
単写/連写の選択及び表示の消灯の制御、bo,b+(
アドレスDP7H)はカードの表示の点滅・点灯・消灯
の制御データ、b.、bs(アドレスDP71.l)は
多点AF/スポットAFの切換え表示及び消灯の制御を
それぞれ示している。
データ変更表示・・・データ変更を示す場所のi及び点
灯・消灯の制御を示す。
制御データ・・・・・・・・・カメラのシーケンスを示
すデータで、 bo・・・全消灯(メインスイッチ OFF)b、・・
・スタンへ′イ(メインスイッチON、  81 0F
F)ba・・・カード表示 bs・・・イニシャルロード b4・・・S+ 0N bs・・・巻戻し中 LED  インファインダ゛−表示=・bo・・・合焦
表示の有/無 す、・・・焦点検出不能の有/無 ba・・・追随モードの有/無 bs・・・多点 AFの有/無 b4・・・AFノH をそれぞれ示している。
この表示の制御を行う表示用マイコンのフローチャート
を第29図(b)に示し説明する。表示制御回路(DI
SPC:)にカメラのマイコン(μC)の端子(C3D
ISP)からの「L」からrH,1に変わる信号が入力
すると、第29図(b)に示す割込みを実行し、カメラ
からの表示データ(第5表参照)を11バイト分シリア
ル交信を行って入力する(#D−5)。入力した制御デ
ータから全消灯モードであるか否かを判定しく#D−1
0)、全消灯モードである場合(DPIH,bo=1)
、何も表示しない全消灯とする(#D−15)。全消灯
モードでない場合(DPIH,bo;o)、スタンバイ
モー、ドであるか否かを判定しく#D−20)、スタン
バイモードであるとき(DPIH,b+ =1)、現在
設定されているAEモードの表示をDPtsのす、、 
b+に基づいて表示する(#D−25)、DPas、 
DP?)lの情報に基づいてカードの表示、DPIIH
のデータ変更表示のデータに基づいてカーソル(△)の
位置を表示し、それ以外は消灯する。その−例を第29
図(c)に示す、第29図(c)はPモード、カード機
能有、露出補正の位置に△印(カーソル)、露出補正様
能無、単写モード、多点AFの表示を表している。
前記ステップ(IID−20)でスタンバイモードでな
いとき、イニシャルロードであるか否かを判定する(#
D−45)。イニシャルロードであるとき(DPeH,
b3=1)、フィルム枚数の表示(DPSJ、バトカン
・ペロ表示のみを表示し、それ以外は消灯する(#D−
50〜#D−60)。第29図(d)は、フィルムが装
填され、イニシャルロードであることを示している。巻
戻し中(DPIH,bs・1)、第29図(d)の「−
」表示がそのときの巻戻し中のフィルム枚数を示す。
巻戻し中でないとき、カード表示かどうか判定する(I
ID−70)。カード表示のとき(DPIH,ba”l
)、DP8のデータをデコードしてカード名表示を行い
、DP2Hのデータに基づいて数値表示、 DPIHの
b2〜b6を用いてICカードにより選択されている(
選択中)の表示を行い、更にDP4Hのデータに基づい
て数値表示、そしてDPvHのbo、b+に基づいてカ
ードの表示の制御を行う(#D−75〜lID−95)
。このカードの表示に関しては後で詳述する。ステップ
(#D−70)の判定でカー・−ド表示モードでないと
き、ステップ(#D−105)に進んでスイッチ(Sl
)がONされているか否かを判定し、ONされていると
きはインファインダー情報に基づいてインファインダー
内表示を行い(#D−110)、ONされていないとき
はインファインダー内表示を行わず、それぞれステップ
(#D−115)に進む。
そしてその後、DPIHの情報に基づいてシャッター速
度(SS)表示、 DP2)1の情報に基づいて絞り値
、DP2Hのbo、b+に基づいてAEモードの表示、
 DPIHに基づいてフィルム枚数の表示、DhHに基
づいてパトカン表示、 DP8H17Hの情報に基づい
てカード関係の表示、DPIHの情報に基づいてデータ
変更(Δ)の表示DPe□のba、 bv、 DPIO
Hのboに基づいてAFのモード、セルフの表示をする
(#D−115〜#D−155)、その−例を次に、カ
メラ側の表示制御(表示データ作成)のフローチャート
を第29図(a)に示し説明すると、まずステップ(#
270Q)でカード表示制御であるか否かを、カードと
の交信(n)で得たデータに基づいて判定し、カード表
示制御である場合、カードからの入力した情報をそのま
ま出力するモードとし、シリアル交信を12回行う(1
12705〜2730)。一方、カード表示制御でない
とき、カメラで作成したデータ〔シャッター速度絞り値
、フィルム枚数等−−−第29図(e)参照〕を出力す
るモードとして(#2710)、シリアル交信を12回
行う(#2720)。次に、ステップ(#2735)で
ブザーの制御を行う権限がカード側にあるか否かをカー
ドから入力したデータに基づいて判定し、カード側に制
御権がある場合、カードからの手振れ警告信号があるか
否かを判定する(#2740)。手振れ警告である場合
、カスタムカードによるブザーの警告の有/無に拘わら
ず、ブザー警告を行い(#2745)、ステップ(#2
765)に進む。手振れ警告でない場合、ブザー警告を
行わずステップ(#2765)に進む。カードにブザー
制御権がない場合、カメラで決められたシャッター速度
が6未満であるか否かを判定しく112750)、未満
でない場合ステップ(#2765)に進む。6未満であ
る場合、カード機能がONされているかを交信(II)
で入力したデータに基づいて判定し、ONされていない
場合、カメラ内のE2PR叶のデータによりブザーの警
告の有無を判定しく#2754)、ある場合にブザー警
告を行い、無い場合にはブザー警告を行わず、ステップ
(#2765)に進む。
カード機能がONされている場合、カスタムカードであ
るか否かを判定(#2758)L、カスタムカードでな
い場合、カメラ制御の方に進み、上述した制御を行う。
カスタムカードである場合、カードから入力した交信(
rV)のデータに基づいてブザーが有るか否かを判定し
く#2760)、有る場合ブザー警告をしく#2756
)、ステップ($12765)に進み、ない場合はブザ
ー警告をせずにステップ(#2765)に進む。ステッ
プ($12765)では、カスタムカードからのE2 
PROHへの書き込み制御の信号があるか否かを判定し
、それがあるとき交信(IV)でのカスタムカードから
のデータを書き込み(#2770)、ステップ(#27
75)へ進む。書き込み制御の信号がないとき、ステッ
プ(#2770)をスキップしてステップ(#2775
)へ進む。
ステップ(#2775)はモード設定を行うサブルーチ
ンとなっている。
ここで、上記モード設定のサブルーチンを第29図(f
)に示し説明すると、ここでは、今現在カメラに設定さ
れているモードが新たに設定されたモードにあるか否か
を判定すると共に、ない場合には設定された別のモード
に移すようにしている。例えば、現在、露出のAモード
が選択されているが、ICカードにより露出モードの選
択からAモードが除かれてしまった場合、前のままのA
モード表示及び制御を行ってはおかしいので、これを防
止している。
さて、第29図(f)のフローにおいてマイコン(μC
)は、まず設定可能な露出モードが変更されたかをE2
FROMのデータとICカード(CD)から入力したデ
ータとを比較して判定しく#3203)、異なっていた
場合(即ち、変更があった場合)、露出モードを強制的
にPモードとすべく、データ(Fbo、 Fb+ )を
(0,0)にしく#3205)、リターンする。
第6図において上述した表示の制御(#471)を終え
ると、マイコン(μC)はステップ(#472)へ進ん
で、セルフの計時中か否かを判定し、計時中であるとき
(SLP・1)10秒が経過したか否かを判定する(#
474)。経過した場合には、露出制御を行うべくステ
ップ(#490)に進む。10秒が経過していないとき
は、ステップ(#180)に戻る。セルフ計時中でない
とき(SL、P=0)は、ステップ(#473)へ進ん
で、レリーズスイッチ(S2)がONされているか否か
を判定し、ONされていないとき(IP7=「H」)に
はステップ(#520)へ進んで全割込みを許可してリ
ターンする。
ONされているとき(IF7・「L」)には、交信(I
I)で得たレリーズ禁止のデータがセットされているか
否かを判定しく#475)、セットされているときには
ステップ(#520)に進む。一方セットされていない
ときには、セルフモードが選択されているか否かを判定
しく#476)、選択されていないとき(SELFF=
0)、ステップ(11481)に進む。
選択されているとき(SKLFF=1)、セルフ計時を
示すフラグ(SLP)をセットしく#477)、計時タ
イマー(電源保持とは別)をリセットスタートさせる(
#478)。そして電源保持を行うべく、フラグ(OF
F)をセットしく#479)、AEフロタフラグ(AE
LF)をセットして(#480)、測定値を固定しステ
ップ($1180)に進む。
第6図のステップ(#475)でセルフモードでないと
き(IPI2= ’HJ )に進むステップ(9481
)では、マニュアルフォーカスモード[:MFF= 1
 (フォーカスロック或いは焦点検出のみの手動焦点調
節)]であるか否かを判定し、マニュアルフォーカスモ
ードであれば、ステップ(#490.)に進む。マニュ
アルフォーカスモードでないときは、ステップ(848
5)へ進む。ステップ(#485)では合焦を示すフラ
グ(AFEF)がセットされているか否かを判定し、セ
ットされていなければステップ(#520)を通ってリ
タ−ンする。セットされているときは、上記AFモード
でないときと同様にステップ(#490)へ進んで全割
込みを禁止し、続いてステップ(11492)でカード
との交信(V)を行う。これを第5図(e)に示し説明
する。
まず、マイコン(μC)は交信(V)の有/無を判定し
、無い場合にはリターンし、有る場合には端子(C3C
D)をrH」レベルにして(#390)、交信(V)で
あることを示すデータをセットしく#391)、カメラ
側を出力として(#392)、シリアル交信を1回行う
(#393)。次にデータをセットし、カメラ側を出力
としてシリアル交換を1回行う。時間待ちしく#394
)、カメラ側を入力としく71385)、シリアル交換
を8回行って(#396)、端子(C3CD)を「L」
レベルにして(#397)、リターンする。このデータ
はメモリーカードのメモリー用のデータである。
ここでCA4−) CD表にデータ内容を示し説明する
と、(i)  フィルム枚数 (11)  開放FN。
(iii)  制御F値 (iv)  制御シャッタースピード (V)  露出補正値 (vi)  露出モード (vii)  露出モード (viii)フィルム感度 テアル。交信(V)を終えると、マイコン(μC)はス
テップ(#495)へ進んで露出制御を行い(後述する
)、シかる後ステップ(#500)でフィルムの1コマ
巻上を行い(これも後述する)、レリーズスイッチ(C
2)がONか否かをステップ(#505)で判定し、O
Nの場合(IP7= 「L J )、カードがらの強制
連写の信号が入力されているか否かを判定する。入力さ
れている場合にはステップ(11515)へ進み、入力
されていない場合は連写モードであるが否がをステップ
(#510)で判定し、連写モードであるとき(Fb3
= 1)、ステップ(#515)で全割込みを許可して
C8O〕のルーチンに進む。連写モードでないとき(F
b3=O)はステップ(#505)に戻り、レリーズス
イッチ(C2)がOFFされるのを待ち、OFFされる
とステップ(11520)で全割込み許可してリターン
する。
次に上記ステップ(#495)の露出制御のサブルーチ
ンを第30図(a)に示し説明する。まずステップ(#
2805)で端子(C8ST)を(tつ)間rH」レベ
ルとし、電子閃光装置(ST)に露出モードであること
を示す。
そして、フィルム感度(Sv)を調光回路(STC)に
アナログデータとしてD/A変換した後に出力する(#
281の。
次のステップ(#2815)では、制御絞り値(Avc
)に基づいて絞り制御を行い、ミラーアップの開始を行
う。次にレリーズ中にレンズ駆動を行う。これを第30
図(b)に示し説明すると、まず、カード機能がONか
否かを判定しく#2822−〇)、ONの場合ICカー
ドから入力したレリーズ中レンズ駆動を示すスナップ駆
動ビットの信号があるか否かをステップ(#2822−
1)で判定し、カード機能OFF或いはスナップ駆動を
示す信号がない場合、ステップ(#2822−4)へ進
んでミラーアップが完了するのを待ち、ミラーアップが
完了すると(IP20・’LJ)リターンする。上記信
号がある場合、カードから入力したレンズ駆動量(△I
′1)分だ()駆動して(#2822−3)、レンズを
停止しく#2822−4)、ミラーアップが完了するの
を待つ(#2822−5)。ミラーアップが完了する(
IP2o=「L」)とリターンする。
次に第30図(a)に戻り、シャッター速度の制御を行
い(#2825)、レリーズ中の〔レンズ駆動REL 
IIの制御〕を行って(#2830)リターンする。こ
れを第30図(C)に示し説明すると、まずカード機能
がONか否かを判定しく#2830−0)、OFFの場
合リターンする。
ONの場合、スナップ駆動ビットの信号があるか否かを
判定しく#2830−1)、ある場合上記と逆の分(−
Δn)だけ駆動して(#2830−2)、レンズを停止
しく#2822−4)、リターンする。上記ビットの信
号がないとき、デフォー力シングカードが挿入されてい
るか否かを判定する(#2830−5)、、デフオー力
シングカードでない場合リターンする。デフォー力シン
グカードである場合、駆動させたレンズの現在位置のカ
ウントパルス数(CNT)をCT’としく#2830−
6)、駆動させる前のレンズ位fit(CT“)との差
(Δn)を演算して(#2830−7)ステップ(#2
830−2)に進み、上述と同様の制御を行ってリター
ンする。
前記第30図(a)のステップ(#2825)における
Tv制御のルーチンを第30図(d、)に示し説明する
と、まずマイコン(μC)はTvを露出時間(T)に変
更しく#2835)、露出時間計測用のタイマーをリセ
ットスタートさせ(#2836)、1幕(不図示)の走
行を開始させる( # 2837)。そして、カード機
能がONか否かを判定しく#2838)、OFFの場合
、露出時間(T)の経過を待つフロー(#2846)に
移る。一方ONの場合はデフォーカシングカードか否か
を判定する(#2839)。デフオー力シングカードで
ある場合、レンズの現在位置のパルスカラントをCT’
としてメモリーL (#2840)、露出時間(T)が
T/4となるのを行う(#2841)。T/4となると
、カードから入力した(ΔLp)の情報から遠側か近側
かへ駆動方向を検出しく#2842)、それに応じて方
向をセットし、最高速でレンズを駆動する(#2845
)。このときも、レンズの繰り出し位置をモニターする
カウンターは動作している。そしてこのとき、或いはデ
フオー力シングカードでないとき露出時間(T)となる
のを行って(#2846)、Tとなれば2幕(不図示)
走行を開始させ(#2847)、走行完了するであろう
時間を待ち($12848)、レンズ駆動用のモーター
の停止を行って(#2849)、リターンする。
第31図(a)及び(b)には、第6図のステップ(#
500)に示したフィルムの1コマ巻上げの制御のフロ
ーチャートを示しである。これについて説明すると、第
3113!Ill (a)においてマイコン(μC)は
モーター巻上信号をモータ制御回路(MD)に出力し、
タイマー(T3)をリセットスタートさせる(#285
0. #2855)。
このタイマーはフィルムが最終コマまで巻き上げられ、
フィルムがつっばったことを検知する為のタイマーであ
る。マイコン(μC)はステップ(#2860)におい
て1コマ巻き上げられたことを示すスイッチ(Swo)
がONL、たか否かを判定し、0[していない場合、こ
の状態で2秒経過したかをステップ(#2865)で判
定し、2秒経過した場合には、モーターの停止の制御を
行い($12870)、フィルムがつっばったとして、
このフィルムつっばりの制御を行い(#2875)、次
に連続撮影であるブラケット或いはオート・シフトをキ
ャンセルする為のキャンセル信号を1としく#2876
)、データ交信Iを行って(#2877)リターンする
。前記つっばりのサブルーチンを第31図(b)に示し
説明すると、モーターを逆転する信号を出力する(#2
930)と共に、フィルム検出スイッチ(SFLM)が
OFFになっるのを待ち(#2935)、該スイッチが
OFFになればフィルムをパトローネ室に巻き込むべく
、モーター停止制御(#2955)を行った後、リタン
する。
第31図(a)に戻り、ステップ(#2860)におい
て、1コマ巻上完了スイッチ(SwoON)がONされ
ると、ステップ(#2880)でモーター停止の制御を
行った後、ステップ(#2890)でフィルム撮影済枚
数を示すカウンターのカウント数(N、)を1だけイン
クリメントして、ステップ(#2900)に進む。ステ
ップ(#2900)では、このフィルム枚数(N、)を
E2PROMに書き込む。
次に、裏蓋閉成検出スイッチ(SaC)、或いは巻戻し
スイッチ(SR,r)が操作されたとき、端子(INT
2)にパルス信号が入力し、マイコン(μC)は第32
図に示すCINT2〕の割込みを実行する。同図のフロ
ーにおいて、マイコン(μC)は、まずこのフローへの
割込みを焚止しく#3000)、しかる後ステ・ツブ(
#3005)で巻戻しスイッチ(SRW)がONされて
いるが否かを検出する。ONされている場合には、巻戻
し動作を行うべく第31図(b)に示した〔巻戻し〕の
ルーチンを実行して割込みを許可してリターンする(#
3010)。巻戻しスイッチ(SR−)がONされてい
ないときは、裏蓋閉成スイッチ(SRo)がONされた
と呟 更にブラケット機能或いはオートシフト機能復帰
としてキャンセル信号(データを交信Iで使用)を0に
して(#3012)ステップ(#3015)に進み、フ
ィルムが存在するか否かを判定する。フィルムがない場
合、従って、フィルム検出スイッチ(SFtn)がOF
Fの場合は、イニシャルロードを行わずにステップ(#
3100)に進む。これに対し、フィルムが存在する場
合(即チ、5pchカON)場@)ハ、端子(C3DX
)をrHJ L/ベベルし、フィルム感度読取り回路(
DX)とシリアル交信を行ってフィルム感度データ(S
v)及びフィルム撮影枚数値(N)を入力し、交信を終
えると端子(C3DX)をrL」レベルにする(#30
20〜#3030)、  そして、数(N、)を−2に
セットしく#3035)、続いて端子(C3DISP)
をr Hjレベルにし、表示制御回路とシリアル交信を
行い(#、3045)、イニシャルロードを示す信号(
DPIIHbs= 1 )及びフィルム枚数のデータを
出力し、これによシバ フィルム枚数(N、)を示すデ
ータ以外は表示しないようにする。シリアル交信を終え
ると端子(C8DISP)を「L」レベルとする(#3
050)。このフィルム枚数(N1)の数値に対し表示
は2つの7セグメントを用いて表示される。次にマイコ
ン(μC)はモーター巻上を示す信号を巻上げ制御回路
に出力しく#3055)、1コマ巻き上げられるのを待
ち(#3060)、1コマ巻上げスイッチ(LD)がO
Nすると、フィルム枚数(N1)に1を加えて、1にな
ったか否かを判定し、1になっていなければ、ステップ
(#3040)にもどる。1になっていれば、ステップ
(#3075)へ進んでモーターを停止し、ステップ(
#3095)に進む。そして、ステップ(#3095)
では、上記フィルム枚数(N1)とフィルム感度とをE
2FROMの所定のアドレスに書込み、書込み終了後、
全割込みを許可して(#3100)、リターンする。
ここで、本実施例において、フラグのセット、リセット
とビットの1.0とは同一であることを付言しておく。
以上において、本実施例のカメラ側のマイコン(μC)
の動作を中心に、各種フローチャートを説明したが、次
にこのカメラに装着されるICカード側の制御動作につ
いてもフローチャートを用いて説明する。尚、カードの
種類ごとに説明することにする。ICカード(CD)に
はE2 PROMを内蔵したマイコン(μC2)が組込
まれている。
まず、カスタムカードの動作から説明する。
(1)カスタムカード カスタムカードのマイコン(μCt)は、ICカードが
カメラに装着されると第33図のリセットのルーチンを
実行し、フラグ、レジスタ(RAM)を全てリセットし
、E”PROM内の情報をRAM (EECST門。、
1)に移してスリープする(C−5,C−10)。
次にカメラからカードの端子(C5CD)に「L」から
r)(Jに変わる信号が送られてくると、カードは第3
4図に示す割込みを実行する。ここでカードはカメラか
ら送られてくるクロックに同期して、交信の種類を示す
データを入力すべくシリアル交信を1回行う(C45)
この交信によるデータから、その種類を判定しくC−2
0)、交信(1)である場合、カードをデータ入力側と
しくC−25)、シリアル交信を行って(C−30)カ
メラからデータ (CA−CD参照)を受は取る。
このデータに基づいてデータ設定のサブルーチンを実行
しくC−35)スリープするつ ここで、上記サブルーチンの説明を行う前に、交信に応
じてカードからどのようなデータが出力されるかを、カ
スタムカード表を用いて説明する。
交信(It)では、 ・表示制御をカードが行うか  cs U −1−b4
・カード機能0N10FF      CS II −
1−bs・交信(V)無(・O)       CS 
II −2−bz・レリーズ禁止        C3
I[−2−bz・AF禁止          C3I
I −2−bt・E”P書き込ミC3II −3−bz
・Tv −Av表示データ(=0)   C5II −
3−b:+・交信(IV)を(・1)       C
S I[−3−b。
・交信(I[[)無(・O)       C5II 
−3−bs・交信タイプ         cs II
 −3−bb・測光ループ操り返し     CS n
 −3−b7・カスタムカード(=1)      c
s II −3−bsの信号以外は全て「0」とし、表
から※印はそのときに応じて「1」又は「0」をセット
し、「1」のときその制(IiON、  ro」のとき
OFFとする。
決まっているものについては”OJ、’IJを決めてお
く。交信(n)では、それ以外に交信(■)での直接ア
ドレスタイプの交信データ数(2回)、そのアドレス(
C3n−7,8)、グループ交信での交信(I)はない
ので C5II−9−(bl、bt)・0゜0、交信(
IV)は表示のみなので C5II −10−bl=1
゜それ以外は「O」とする。
尚、上記表において何も書いていないところは、どんな
データが入っていても良い。
交信(IV)では、機能変更できる機能のデータでRA
FI に入っている。
交信(V[、)では、スリーブの可/不可の信号が送ら
れる。
次に、データ設定のサブルーチンを第35図(a)に示
し説明すると、まずステップ(C−146)〜(C−1
49)で表示制御データを「0」、レリーズ禁止の禁止
(・O)、AF禁止の禁止(・0)、測光ループ繰り返
しの禁止(=0)に初期セットし、次いでステップ(C
−150)で交信(TI)でのE”FROMの書き込み
信号が1であるかを判定し、「1」の場合、前回に書き
込みデータを既にカメラに出力したとしてこれを「0」
にしくC−155) 、ステップ(C−160)に進む
「OJの場合は、何もせずにステップ(C−160)に
進む0次に交信(I)で得たDISRHQ (カード名
の表示の要求)の信号が「1」であるか否かをステップ
(C−160)で判定し、「1」である場合、表示制御
データを「1」にしてカード表示機能0N10FFを0
N(1)、 E”P書き込みをしない(0)、グループ
指定のデータを(0)にする(C−170〜C−195
)、続いてフラグ(SIF)がセットされているか否か
を判定しくC−200) 、セットされていない場合、
初めてこのフローを通るとして、8亥フラグ(SIF)
をセットする(C−205)と共に、タイマーをリセッ
トスタートさせて(C−210) 、ステップ(C−2
15)に進む、フラグ(SIF)がセットされていると
きには、直接ステップ(C−215)ヘジャンブする。
ステップ(C−215)では、上記タイマーが10秒経
過したか否かを判定する。10秒経過していない場合、
測光ループ繰り返し信号を「1」としくC−220) 
、カード表示名及びカード表示のみを行うデータをセッ
トして(C−222)リターンする。この表示を第37
図に示す。−方、10秒が経過した場合、フラグ(SI
F)をリセットすると共に、表示制御データを「0」と
しくC−226、C−227)リターンする。
上記ステップ(C−160)でDTSREQ=0のとき
は、ステップ(C−162)へ進んで、IPS=’LJ
  (即ち、スイッチSi+ + 5FIJN +  
SCD + 5cns + S+のいずれかがON)で
あるか否かを判定し、「I、」のときカード名表示を行
う制御を示す表示フラグ(表示F)をリセットしくC−
163)、「L」でないときは何もせずにそれぞれステ
ップ(C−165)に進む。このステップ(C−165
)でフラグ(SIF)をリセットシた後、第35図Φ)
のステップ(C−260)に進んで、交信(II)で得
たセルフの信号が「1」か否かを判定する。
ここで「1」のとき、カメラのスイッチの操作(カード
関係)による制御を禁止すべくリターンする。セルフの
信号が「1」でないとき、カード設定スイッチ(SCD
S )がONされているか否かを判定する(C−265
) 、 ONされているとき(信号=1)には、ここを
通ったことを示すフラグ(SCり3 IF)がセットさ
れているか否かをステップ(C−270)で判定し、セ
ットされていれば直接ステップ(C−276)へ進み、
セットされていないときには、これをセットして(C〜
275)からステップ(C−276)に進む。
このステップ(C−276)では、セット中か否か判定
し、セット中でなければステップ(C−405)へジャ
ンプして、設定モードに入った表示制御を行う。
セット中であれば(SETF・1)、セットを抜けるべ
く操作されたのであるから表示制御は行わずにリターン
する。
ステップ(C−265)でスイッチがOFFのときは、
ステップ(C−280)に進み、フラグ(Scns I
F)がセットされているか否かを判定し、セットされて
いないときステップ(C−310)へ進む。セットされ
ているときには、これをリセットしくC−285) 、
データ設定中を示すフラグ(SETF)がセットされて
いるか否かをステップ(C−290)で判定し、セット
されているときにはこれをリセットしくC−295) 
、E”PR叶書き込み信号(カメラ及びカード内のE”
FROMへの書き込み信号)を1にして(C−300)
 、直接アドレス指定=1としてステップ(C−310
)に進む、これにより設定中を抜け、カメラにカードか
らのデータをカメラ内のEzPRO)’Iに書き込ませ
る。設定中を示すフラグ(SETF)がセットされてい
ないときは、これをセットして(C−305)データ設
定モードに入り、ステップ(C−310)に進む。ステ
ップ(C−310)では、設定中であれば(SETF=
1)、カードスイッチ(SCO)がONされているか否
かを交信(n)のデータにより判定しくC−315) 
、ONされている場合(Sc。
=1)ここを通ったことを示すフラグ(ScnlF)が
セットされているか否かを判定しくC−320) 、セ
ットされている場合はステップ(C−345)に進む。
セットされていないときは、ステップ(C−325)で
これをセットしく5CDIF=1) 、次のステップ(
C−330)で変更モードを1→2→3→1−・と1つ
進め、ステップ(C−310)に進む。
ここで変更モード 1は−・AEモードの組み合わせ選択 2は・−・AFモードの選択 3は・・−手振れ警告ブザーの有/無 である。上記ステップ(C−315)で、カートスイン
チ(SCO)がONされていない場合(Scn=O) 
、ステ。
プ(C−335)でフラグ(SCDIF)がセットされ
ているか否かを判定し、セットされていない場合は何も
操作されていないとしてステップ(C−345)へ、セ
ントされているときはスイッチ(SCD)がONからO
FFになったとして、このフラグをステップ(C−34
0)でリセットしてからステップ(C−345)に進む
ステップ(C−345)では、アップスイッチ(S、p
)がONされているか否かを判定し、ONされていると
きは(Sup=1) 、モードが1かどうかを判定しく
C−350)、モードが1のとき1→2−7→8・・−
のように進み、8の次は1に戻って進む(C−355)
。ここでモード1のときの1はPASM 2はPSM 3はPAS 4はPAM 5はPA 6はPS 7はPM 8はP である。モードが2のときは、1→2→3と進み、3の
次は1に戻って進む(C−365)。
ここで  1はフォーカスロック 2はコンティニュアスAF 3はスポットAF である。モードが2でないとき、即ち3のときは1−−
2となる(C−370) 。
ここで  1・・・手振警告ブザー有 2−手振警告ブザー無 である。この各モード内での変更を終えるとステップ(
C−405)に進む。アップスイッチ(Su、)がOF
Fのとき、ダウンスイッチ(Sdl、)がONされてい
るか否かを判定しくC−375) 、 ONされていな
い場合ステップ(C−405)へ進む、、ONされてい
る場合・、上記スイッチ(S、、p)と変更の方向が逆
だけな(7・で説明を省略する。
(SuP)及び(Sd、、)の処理を終えると、ステッ
プ(C−405)以降に進み、表示制御−1,レリーズ
禁止・L AF禁止・1.グループ指定−〇、測光ルー
・−ブ繰り返し・1とし、データ設定中の表示のデーゾ
をセットしてリターンする。尚、この設定中の表示は後
述する。これによりカメラはカードによる表示制御1 
レリーズ禁止、 AP禁止、カメラの電源保持タイマー
に殉わらず表示を続行する機能を実行する。
上記ステップ(C−310)で、設定中でない(SET
F・0)と判断されると、第35図(C)のステップ(
C−430)に進み、カートスインチ(SCO)がON
されているか否かを判定し、カードスイッチ(SCO)
がOFFのときステップ(C−460)でこのフラグ(
SCIIF)をリセフトし、表示フラグ(表示F)がセ
ットされているか否かを判定しくC−462) 、セッ
トされていないときリターンする。セットされていると
きは、第35図(a)のステップ(C−170)に進み
、カード名の表示の制御を行う。上記ステップ(C−4
30)で、カードスイッチ(SCO)がONのときここ
を通ったことを示すフラグ(SCDF)がセットされて
いるか否かを判定しくC〜435) 、七ノドされてい
る場合スイッチが操作され続けているとしてステップ(
C,、,462) −進む。
フラグ(SCDF)がセットされていないとき、これを
セットL(C−440) 、次のステップ(C−445
)でカード機能が現在ONされているか否かを判定し、
ONされている場合にはOFF (交信■のデータ)と
しくC−450)、表示フラグ(表示F)をリセットし
て(C−451)リターンする。逆に、OFFの場合に
はステップ(C−455)でON (交信Hのデータ)
にすると共に、ステップ(C−456)で表示フラグ(
表示F)をセットしてステップ(C−170)に進み、
カード名の表示制御を行う。
第34図に戻り、ステップ(C−20)で交信(I)で
ないとき、ステップ(C−40)で交信(n)であるか
否かを判定し、交信(n)であるとき上記設定したデー
タをカメラに出力すべくカード側を出力側とし、シリア
ル交信を10回行ってスリーブする(C−45,C−5
0)。
交信(n)でないとき、ステップ(C−55)で交信(
IV)であるか否かを判定し、交信(IV)であるとき
、カードを出力側としくC−60)、グループ指定かど
うかをステップ(C−65)で判定し、グループ指定で
あるとき表示データを出力するものとしくC−70)、
アドレスをセットしてシリアル交信を9回行い(C−7
5)、ステップ(C−90)に進む。グループ指定でな
いとき (直接アドレス指定)は、機能変更データ(E
ECSTM)のアドレスを指定しくC−80)、シリア
ル交信を2回行って(C−85)、ステップ(C−90
)に進む。ステップ(C−90)ではE”PROII書
き込み信号がセットされているか否かを判定し、セット
されているときEECTS?lの2バイトのデータをE
”PROFIの所定のアドレスに書き込むべく、書き込
み制御信号を出力する(C−95)。E”Pl?OMへ
の書き込みはハード的に行われ、マイコン(μC)は制
御信号だけ送れば良い。そして書き込み終了信号(この
信号は書き込みが終了するとハード構成で自動的にセッ
トされる)をリセットしくC−100) スリーブする
。書き込み信号がないとき、すぐにスリーブする。ステ
ップ(C−55)で交信(IV)でないとき、交信(■
)であるとして、まず書き込みが終了しているかを上記
終了信号で判定し、終了しているときにはスリーブ可信
号をセットしくC−110) 、終了していないときに
はスリーブ不可信号をセットして(C−115) 、そ
れぞれステップ(C−120)に進み、データ出力側と
して(C−120) 、カメラからのクロックに応じて
シリアル交信を行って(C−125)スリーブする。
第34図に設定時の表示内容を示す。
通常の表示モード(^)のときに、カードセントキーを
押すと、(8)のようにカスタムカードを示t ’Cu
5t−I J全ての露出モードAMSP及びフィルム枚
数のところに「1」が表示され、更にカードマークの点
滅を行う。この状態でカード設定キーがOFFにされる
と、露出モー ドの絹み合わせ設定に入る。(C)〜(
J)に示すように、上記表示から露出モードは選択され
ているモードの点滅表示、フィルム枚数のところの数値
の点滅が行われ、アンプダウンキーのONにより、図に
示す方向に進み、露出モードの徂み合わせの変化及びフ
ィルム枚数の値の変化が変わる。
更にカードキーがONされると、(K)〜(?l)に示
されるようにスイッチ(S、)によるモードを示すべく
 ’Cu5t−2」になる。アンプダウンキ―のONに
よりフィルム枚数の数値が1−2−3−1の如く変化し
ていく。次にカードキーがONされると、(N)、 (
0)のようにrcust −3J及びアンプダウンキー
のONにより、フィルム枚数の数値が1−一2に変化す
る。次のカードキーONT:露出モード設定へ行く。こ
の状態でカードセントキーを押すと通常表示になる。
次に、データメモリカードの動作説明を行う。
(2)データメモリカード このカードはカメラに装着されると第38図のリセット
のルーチンを実行し、フラグ、レジスタ(RAM)を全
てリセットして(D−5)スリープする。
次にカメラからカードの端子(C5CD)に「L」から
rl(Jに変わる信号が送られてくると、カードは第3
9図に示す割込みを実行する。ここでカードはカメラか
ら送られてくるクロックに同期して、交信の種類を示す
データを入力すべくシリアル交信を1回行う(D−10
)。
この交信によるデータから、その種類を判定しくD−1
5)、交信(I)である場合、カードをデータ入力側と
し、シリアル交信を行ってカメラからデータ (CA←
→CD表参照)を受は取る(D−20,D−25)。
このデータに基づいてステップ(D−30)で表示制御
のサブルーチンを実行しスリープする。
ここで、上記サブルーチンの説明を行う前に、交信に応
じてカードからどのようなデータが出力されるかを、デ
ータメモリカード表を用いて説明する。
交信(■)では、 ・表示制御をカードが行うか  CS U 4−ha・
カード機能0N10FF      CS U −1−
bs・交信(V)有(・l)       C3II 
−2−bz・レリーズ禁止        CS II
 −2−bi・AF禁止          CS U
 −2−b。
”rv  ’ Av /表示データ(□0)  CS 
II −bs・交信(IV)          cs
 II −ba・交信(III)無(・O)     
  cs I[−b。
・グループ指定 ・交信タイプ(・O)        CS I[−b
a・測光ループ繰り返し     C5U −byの信
号以外は全てr□、とし、表から※印はそのときに応じ
て「1」又は「0」をセットし、「1」のときその制御
ON、rOJのときOFFとする。
決まっているものについてはrQ」、rl、を決めてお
く、交信(n)では、それ以外にグループ交信での交信
(I[[)はないので、CSn−9−(bt、bt)・
0,0.交信(IV)は表示のみなので、C3II −
10−bt・1.それ以外は「0」とする。
表において何も書いていないところは、どんなデータが
入っていても良い。
交信(VI)では、スリープの可/不可の信号が送られ
る。
交信(V)では、メモリ用のデータがカメラから送られ
てくる。
データ設定のサブルーチンを第40図に示し説明すると
、まずステップ(D−150)〜(D−155)で表示
制御データを「0」に、レリーズ禁止の禁止(・0)。
AP禁止の禁止(・0)に初期セットし、交信(I)で
得たDISREQ (カード名の表示の要求)の信号が
「′1」であるか否かをステップ(D−160)で判定
し、「1」である場合、表示制御データを「1」にして
カード表示にする(D−170)。次にステップ(D−
200)でフラグ(SIF)がセットされているか否か
を判定し、セットされていない場合、初めてこのフロー
を通るとして、このフラグをセットしくD−205)、
タイマーをステップ(D−210)でリセットスタート
させてステップ(D−215)に進む。フラグ(SIP
)がセットされているときにも、ステップ(D−215
)に進む。このステップ(D−215)では、上記タイ
マーが10秒経過したか否かを判定する。10秒経過し
ていない場合、測光ループ繰り返し信号を「1」にする
(D−220)と共に、カード表示名及びカード表示の
みを行うデータをセットして(D−222)リターンす
る。この表示を第41図(b)に示す。
一方、10秒が経過した場合、フラグ(SIF)をリセ
ット、表示制御データを「0」としリターンする。
ステップ(D−160)で旧5REQ=Oのときは、ス
テップ(D−162)へ進んで、IPS−’LJ  (
即ち、スイッチSEW + 5FLIN +  See
 l 5CDS + SlのいずれかがON)であるか
否かを判定し、「L」のときカード名表示を行う制御を
示す表示フラグ(表示F)をリセットしくD−163)
 、rLJでないときは何もせずにそれぞれステップ(
D−165)に進む。このステップ(D−165)でフ
ラグ(S I F)をリセットした後、第40図(b)
のステップ(D−260)に進んで、交信(■)で得た
セルフの信号が「1」か否かを判定する。ここで「1」
のとき、カメラのスイッチの操作(カード関係)による
制御を禁止すべくリターンする。セルフの信号が「1」
でないとき、カード設定スイッチ(Scos )がON
されているか否かを判定する(D−265) 、 ON
されているとき(信号、1)には、ここを通ったことを
示すフラグ(Scos IF)がセントされているか否
かをステップ(D−270)で判定し、セットされてい
れば直接ステップ(D−276)へ進み、セットされて
いないときにはこれをセットして(D−275)からス
テップ(D−276)に進む。
そしてこのステップ(D−276)で変更モードを1(
後述)とし、更にステップ(D−277)で枚数を1(
後述)に初期セットしてステップ(D−405)へ進み
、設定モードに入った表示制御を行う。
ステップ(D−265)でスイッチがOFFのときは、
ステップ(D−280)に進み、フラグ(SeI、s 
IF)がセットされているか否かを判定し、セットされ
ていないときはステップ(D−310)へ進む。セット
されているときには、これをリセットしくD−285)
 、データ設定中を示すフラグ(SHTF)がセットさ
れているか否かを判定しくD−290) 、セットされ
ているときにはこれをリセットしくD−295)ステッ
プ(D−310)に進む。
設定中を示すフラグ(SETF)がセットされていない
ときは、これをセットして(D−305)データ設定モ
ードに入り、ステップ(D−310)に進む。ステップ
(D−310)では、設定中であれば(SIETF=1
)、カードスイッチ(Sco)がONされているか否か
をステップ(D−315)で交信(II)のデータから
判定し、ONされている場合(Sco・1)ここを通っ
たことを示すフラグ(ScDIF)がセットされている
か否かを判定しくD−320) 、セットされている場
合はステップ(D−345)に進む。セットされていな
いときは、ステップ(D−325)でこれをセットしく
5calF=1) 、次のステップ(D−330)で変
更モードを1→2→3→1・・・と1つ進め、ステップ
(D−310)に進む。
ここで変更モード 1は−・−・シャッタースピード、絞り値、モード表示
、フィルム枚数、カードマーク点 滅の表示 2は・・−・フィルム感度、露出補正値、フィルム枚数
、カード点滅の表示 3は・−交換レンズの焦点距離、交換レンズの開放F8
゜、フィルム枚数、カードマークの点滅 を示している。
カードスイッチがONされていない場合(ScnJ)、
フラグ(ScoIF)がセットされているか否かを判定
しくD−335) 、セットされていない場合は、何も
操作されていないとして直接ステップ(D−345)へ
、セットされているときは、スイッチ(SCO)がON
からOFFになったとして、このフラグをステップ(D
−340)でリセットしてからステップ(1)−345
)に進む。ステップ(D−345)では、アップスイッ
チ(Sup)がONされているか否かを判定し、ONさ
れているときは(S、p=1) 、ステップ(D−35
5)でそのときのフィルム枚数を1→2→・−・35→
36→1−の如り1つインクリメントする。このように
フィルム枚数の変更を終えると、ステップ(D−405
)に進む。
ステップ(D−345)の判定でアップスイッチ(Sl
l、)がOFFのときは、ステップ(D−375)へ進
んで、ダウンスイッチ(Sdll)がONされているか
否かを判定する。ダウンスイッチ(Sd、l)がONさ
れている場合は、上述のアンプスイッチ(SuI、)が
ONされている場合と変更の方向が逆になるだけで、同
様であるので説明は省略する。
アンプスイッチ(Sup)及びダウンスイッチ(Sa、
、)の処理を終えると、ステップ(D−405)以降へ
進み、表示制御=1.レリーズ禁止・1. AF禁止・
1゜測光ループ操り返し・1とし、且つ表示のデータを
セットしてリターンする。このとき表示データは変更モ
ード1.2.3及びフィルム枚数に応じて設定される。
尚、表示については後述する。カメラはデータカードに
よる表示制御、レリーズ禁止。
AP禁止、カメラの電源保持タイマーに拘わらず表示を
続行する機能を実行する。
上記ステップ(D−310)で、設定中でない(SET
F=0)と判断されると、第40図(C)のステップ(
D−430)に進み、カードスイッチ(Sep)がON
されているか否かを判定し、カードスイッチ(Set+
)がOFFのときリターンする。
カードスイッチ(scn)がONのときは、表示フラグ
(表示F)をセットして(D−433) 、第40図の
ステップ(D−170)に進み、カード名の表示を行う
このデータメモリカードでは、カード機能の0N10F
Fは無視しくカードが装着されているときはデータをメ
モリする)、その代わりとしてカードスイッチ(So)
が操作されたときはカード名を表示するようにしている
第39図に戻り、交信(1)でないとき、交信(n)で
あるか否かを判定しくD−35)、交信(II)である
とき上記設定したデータをカメラに出力すべくカードを
出力側としくD−40)、シリアル交信を10回行って
(D−45)スリープする。
交信(If)でないとき、ステップ(D−50)へ進ん
で交信(IV)であるか否かを判定し、交信(IV)で
あるとき、カードを出力側としくD−85)、表示デー
タを出力するものとしくD−90)、アドレスをセット
してシリアル交信を9回行い(D−95)、スリーブす
る。
交信(TV)でないとき、交信(V)か否かを判定しく
D−55)、交信(V)であるときデータを入力側とし
くD−60)、シリアル交信を行って(D−65)、カ
メラからメモリー用データを入力する。そして入力した
フィルム枚1(N−1)x8バイト(SIOの入力バイ
ト)でメモリーするE”FROMの先頭アドレスを決め
、そのII!tPROMに入力したメモリーデータを書
き込むべく書込み制御信号を出力する(D−75)。E
”FROMへの書き込みはハード的に行われ、マイコン
(μC)は制御信号だけ送れば良い。そしてステップ(
D−80)で書き込み終了信号をリセットしくこの信号
は書き込みが終了するとハード構成で自動的にセットさ
れる)スリープする。交信(V)でないとき、交信(V
l)であるとして、まず書き込みが終了しているかを上
記終了信号で判定しくD−100)、終了しているとき
にはステップ(D−105)でスリーブ可信号をセット
し、終了していないときにはステップ(D−110)で
スリーブ不可信号をそれぞれセットしてステップ(D−
115)に進み 、データ出力側としてカメラからのク
ロックに応じてシリアル交信を行って(D−120)ス
リープする。
第41図(a)に設定時の表示内容を示す。
通常の表示モード(A)のときに、カードセットキーを
押すと、(B)のように1コマ目のシャッター速度、絞
り値、 AEモード、1コマ目を示すべくフィルム枚数
のところに「1」を表示すると共にカードマークの点滅
を行う。
(C) 、 (D)に示すように、アンプダウンキーの
ONにより、口に示す方向に進み、フィルム枚数の値が
アップ(36)、或いはダウンしく2)、その枚数での
シャッター速度、絞り値、 AEモードが順次表示され
ていく。
更にカードキーがONされると、(E) に示されるよ
うに400(フィルム感度)、+0.5(露出補正値)
が表示され、アップダウンキーの操作によりフィルム枚
数のときのフィルム感度及び露出補正値が表示される。
次にカードキーがONされると、(F)でフィルム枚数
に応じた焦点距離及び開放F値がLi2S(焦点距離)
、4(開放F値)のように表示され、更にアンプダウン
キーのONにより、フィルム枚数の値が変化し、その枚
数に応じた焦点距離、開放F値が表示される。
そして次のカードマーON操作で(B)に戻る。この状
態でカードセットキーを押すと通常表示になる。
次に、スポーツカードの動作説明を行う。
(3)スポーツカード スポーツカードはカメラに装着されると第42図のリセ
ットのルーチンを実行し、フラグ、レジスタ(RAM)
を全てリセットし、スリーブする(S−5)。
次にカメラからスポーツカードの端子(C3CD)に「
L」からr HJに変わる信号が送られてくると、スポ
ーツカードは第43回に示す割り込みを実行する。ここ
でスポーツカードはカメラから送られてくるクロックに
同期して、交信の種類を示すデータを入力すべくシリア
ル交信を1回行う(S−15)。
この交信によるデータから、その種類を判定しくS−2
0)、交信(1)である場合、カードをデータ入力側と
しくS−25)、シリアル交信を行って(S−30)カ
メラからデータ (GA−−CD表参照)を受は取る。
このデータに基づいてデータ設定のサブルーチンを実行
しくS−35)スリープする。
ここで、上記サブルーチンの説明を行う前に、交信に応
じてカードからどのようなデータが出力されるかを、ス
ポーツカード表を用いて説明する。
交信(n)では、 ・補助光禁止(・1) ・Fl−強制0FF(=1) ・GN制限解除(=1) ・表示制御をカードが行うか否か ・カード機能の0N10FF ・手ブレブザー有/無 ・Pシフト禁止(・1) ・強制Pモード(=1) ・第V交信無(・0) ・AFコンティニュアス(=1) ・強制A F (−1) ・Tv −Av/表示データ ・第■交信 有(・1) ・第■交信 有(−1) ・グループ指定(=0) ・測光ループ繰り返し 手ブレブザー制御(・1) の信号以外は全て「0」とし、 ときに応じて「1」又は「0」 C5II −1−b。
C5II −1−bz C5H−1−b3 C3II −1−b4 C3H−1−bs cs n −1−b。
CS II −2−b。
C3U −2−b+ C3II −2−bz C3H−2−bs CSH−3−b+ C5II −3−bz C3n −3−b。
C3IT −3−bs CS II −3−b6 C3U −3−bq C3n −4−bo 表から※印はその をセットし、「 1」のときその制御ON、rOJのときOFFとする。
決まっているものについてはrQ」、rl」を決めてお
く。交信(H)では、それ以外に交信(■)のグループ
lを指定ずべく C:S lt−9−bl=1.交信(
IV)は表示制御データの2つなので C5I[−10
b、、 b2・1,1.それ以外は「0」とする。
何も書いていないところは、どんなデータが入っていて
も良い。
交信(Vl)では、スリーブ可の信号が送られる。
これはE”FROMへの書き込み制御がないからである
データ設定のサブルーチンを第44図(a)に示し説明
すると、ステップ(S−150)で表示制御データを「
0」に初期セントし、次のステップ(S−160)で交
信(I)で得たDISREQ (カード名の表示の要求
)の信号が「1」であるか否かを判定し、「1」である
場合、表示制御データを「1」にしてカード表示機能Q
N10FFを0N(1)にする(S−170〜S−18
5)。次いで、ステップ(S−200)でフラグ(SI
F)がセットされているか否かを判定し、セットされて
いない場合、初めてこのフローを通るとし、で、このフ
ラグをセットして(S−205) 、タイマーをリセッ
トスタートさせて(S−210)ステップ(S−215
)に進む。フラグ(SIF)がセットされているときに
も、ステップ(S−215)に進む。ステンブ(S−2
15)では、上記タイマーが10秒経過したか否かを判
定する。10秒経過していない場合、測光ループ繰り返
し信号を「1」としくS−220) 、カード表示塩及
びカード表示のみを行うデータをセットして(S−22
2)リターンする。この表示を第47図に示す。
方、10秒が経過した場合、測光ループ繰り返し信号を
「0」としくS−225) 、フラグ(SIF)をリセ
ットしく5−226) 、表示制御データを「0」とし
テ(S227)リターンする。
ステップ(S−160)でDISREQ=Oのとき、r
p、= rLJ (SEW + 5FIIN +  S
en + 5cns + S+のいずれかがON)であ
るか否かを判定しくS−162)、「L」のときカード
名表示を行う制御を示す表示フラグ(表示F)をリセッ
トしくS−163) 、rT−」でないときは何もせず
にステップ(S−165)にそれぞれ進み、フラグ(S
IF)をリセットする。しかる後、第44図(b)のス
テップ(S−260)に進んで、交信(II)で得たセ
ルフの信号が「1」か否かを判定する。
ここで「1」のとき、カメラのスイッチの操作(カード
関係)による制御を禁止すべくリターンする。セルフの
信号が「1」でないとき、第44図(C)のステップ(
S−430)に進み、カードスイッチ(S6.)がON
されているか否かを判定し、カードスイッチ(ScI、
)がOFFのときこのフラグ(Scot)をリセットし
くS−460) 、続いて表示フラグ(表示F)がセッ
トされているか否かを判定しくS−465) 、セット
されていないときリターンする。セットされているとき
はステップ(S−170)に進み、カード名の表示の制
御を行う。ステップ(S−430)でカードスイッチ(
scn)がONのときここを通ったことを示すフラグ(
SCIIF)がセットされているか否かをステップ(S
−435)で判定し、セットされている場合スイッチが
操作され続けているとしてステップ(S−465)へ進
む、セットされていないとき、これをセットしくS−4
40) 、カード機能が現在ONされているか否かを次
のステップ(S−445)で判定し、ONされている場
合にはOFF (交信■のデータ)として(S−450
)リターンする。OFFの場合にはこれをON(交信■
のデータ)にしてステップ(S−170)に進み、カー
ド名の表示制御を行う。
第43図に戻り、交信(1)でないとき、交信(II)
であるか否かを判定しくS−40)、交信(U)である
とき上記設定したデータをカメラに出力すべくカードを
出力側とし、シリアル交信を10回行って(S−50)
スリープする。
交信(n)でないとき、交信(II[)であるか否かを
判定しくS−51)、交信(I[I)であれば、カード
側を入力として(S−52)、シリアル交信を15回行
って(S−53)カメラのデータを入力し、次のステッ
プ(S−54)でカメラを制御する為のデータを演算(
露出演算含む)し、スリープする。この演算については
後述する。交信(III)でないときは交信(■)であ
るか否かを判定しくS−55)、交信(IV)であると
きカードを出力側としく5−60)、表示制御かどうか
を判定しくS−65)、表示制御であるとき表示データ
を出力するものとしく5−To)、アドレスをセットし
てシリアル交信を9回行って(S−75)、スリープす
る。表示制御でないとき(Tv、 AVデータ)、Tv
、 Aνのデータのアドレスを指定し、シリアル交信を
4回行って(s−85)、スリープする。
交信(rV)でないとき、交信(Vr)であるとして、
まずカードを出力側として、カメラからのクロックに応
じてシリアル交信を行って(s−125)、スリープす
る。
次に第45図を参照して第43図のステップ(S−54
)のAH(露出)演算について説明する。
■手振れ警告のブザーを鳴らすためにシャッター速度の
基準値T□を計算する。
焦点距離の長いレンズはど速いシャッター速度でも手振
れを起こしやすいので、焦点距離が長くなるとT□を速
くする。
zFz=16X1og*f150+56(f:レンズの
焦点距離(胴)) Tvn=1.25X(zFz  56)/16+5.8
75例えばf =105 nun  TvM#7.2 
(SS #143)f =210 mm  TvM’;
8.5 (SS″i 353)■では■と同様に、T□
を求める。広角レンズでもTvが極端に遅くなった場合
は警告する為である。
zFz = 16 X Iogzf150 +56(r
:レンズの焦点距離([11111))T、+4−1.
125 X(Jz−56)/16+ 5.875例えば
 f=35mm  T□!=:5.3 (SSζ37)
 F=2.80レンズの焦点距離fが短くても極端なス
ローシャッターでは手振れ警告ブザーBzは鳴らす、逆
にfが長い場合はシャッター速度がある程度より早くな
るとブザーBzは鳴らさなくする為にIVイを制限する
OAE演算の線図の折れ曲がり点のシャッター速度を計
算する。
焦点距離fがf <50mmの時は手振れの可能性が少
ないので絞りを絞り気味のラインにする。
f≧50皿の時は被写体が近くて大きく写る場合は動く
被写体を想定して、シャッター速度を早くするラインに
する為に像倍率によってラインを変える。
そして、像倍率データが使えないとき(交信(II[)
時の入力データのAEFLAGのb+=o)、折れ曲が
り点のTvfを一様にrvr=toとする。使えるとき
(b+=−1)、 β>1150  Tvr=11 1/100≦β<1150  Tvr=10β<1/1
00  Tvf−9 とする。
スポットキーがONされているとき(AEL=1)は、
スポットの輝度(BVc)・・・BV、の輝度・・−か
ら露出値EVs 、又スポットキーがOFFされている
ときは(AEL=0)輝度(BVs) −・−生被写体
輝度一・−から露出値EVSをそれぞれ算出する。
そして絞り値の最大(八Vmax) +最小(AVmi
n orAVo)、シャッター速度の最大(TVmax
) +最小(TVII+in)から上記求めたEVsが
制御限界(AVn+ax + TVmaxを超えるor
 AVo + TVmin未満)であるとき、上記限界
値に設定し、手振れ判定に進む。
上記限界値のとき、AV=AVoとしたときのシャッタ
ー速度TV −EVs −AVo、 TVc = TV
、 AVc = AV。
とし、手振れ判定に進むが、プログラム線図の折れ曲が
り点(TV、 )以下であればこのTVが折れ曲がり点
(TVF )をこえるときには[F]レンズの焦点距離
によってAE演算の傾きを変える。
焦点距離が長い場合は手振れ防止の為にシャッター速度
を早(するラインにする。
焦点距離が短い場合は描写を考えて絞りを絞り気味のラ
インにする。
上述したプログラムラインを f= 38鵬 F =2.8 f=105胴 F=4.5 f=210薗 F=4 の3本のレンズについて書いたものを第46図に示す。
ここで、f=105工及びf=210順の各3本の線は
上から順にβ<1/100.1150<β≦1/100
、β≦1150である。
このようにして求めた絞り値AVがAVmaxをこえる
とき、AVc = AVn+axとしてシャッター速度
TVc= EVs −At/maxzとする。演算絞り
値AVが、AVmaxをこえないとき、TV = EV
s −AVで求められたTVがTVmaxをこえるか否
かを判定し、こえないときには、AVc = AV、 
TVc = TVとし、こえるときにはTVc = T
Vmaxとし、AVc = EVs −TVmaxから
制御絞り値AVcを求めなおす。
[F]手振れのとき、手振れ警告を行うべく、交信(I
I)の信号(S Il[−1−bt)を1にセット、手
振れてないとき、この信号(S U−IJt)を0にセ
ットする。
そして、交信(IV)の信号CTRLBのビット(b。
)を0として、閃光発光禁止を行う。
次に、オートデプスカード動作説明を行う。
オートデプスカードは、主被写体及び背景までピントを
合わすようにする為のカードで、被写界深度の前方に主
被写体を置き、できるだけ、背景までピントを合わすよ
うにしている。
(4)オートデプスカード オートデプスカードは、カメラに装着されると第48図
のリセットのルーチンを実行し、フラグ。
レジスタ(RAM)を全てリセットしく0−5) 、ス
リーブする。
次にカメラからオートデプスカードの端子(C3CD)
にrl、JからrH,に変わる信号が送られてくると、
オートデプスカードは第49図に示す割込みを実行する
。ここでオートデプスカードはカメラから送られてくる
クロックに同期して、交信の種類を示すデータを入力す
べくシリアル交信を1回行う(0−15)。 この交信
によるデータから、その種類を判定しく0−20)、交
信(1)である場合、カードをデータ入力側としく0−
25)、シリアル交信を行って(0−30)カメラから
データ (CA−CD表参照)を受は取る。このデータ
に基づいてデータ設定のサブルーチンを実行しく0−3
5)スリープする。
ここで、上記サブルーチンの説明を行う前に、交信に応
じてカードからどのようなデータが出力されるかを、オ
ートデプスカード表を用いて説明する。
交信(II)では、 ・FL強制ON           CS ll−1
−bl・GN制限解除(=1)       C3If
−1−b!・表示制御をカードが行うか否かcs ll
−1−b4・カード機能0N10FF       C
S ll−1−bs・スナップ駆動ビット     C
S It−Lb&・手振れブザー有/無     C5
ll−1−bff・Pシフト禁止(・1)      
 cs I[−2−be・強制Pモード(−1)   
     C3ll−2−bl・第V交信無(=0) 
       C3ll−2−bz・AFラワンョット
(−1)     cs n−2−b。
・強制AF(=1)         C3ll−3−
bl・Tv −Av/表示データ    C3n−3−
bi・交信(IV)有(=1)       C3lt
−3−b4・交信(III)有(・1)       
CS ll−3−bs・グループ指定(=O)    
    cs I[−3−ba・測光ループ操り返し 
    C3I[−3−bt・手振れブザー制御(・1
)     C3ll−4−b0尚、ここでいうAFラ
ワンョットとはカメラ側の合焦後の追随モードの禁止を
行うことであって、カメラ側では、この信号を入力して
追随モードの禁止を行っている(尚、カメラ側ではこれ
を強制ワンショットと呼んでいる)。
以上の信号以外は全て「0」とし、表から※印はそのと
きに応じてrlJ又は「0」をセントし、「1」のとき
その制御ON、rOJのときOFFとする。決まってい
るものについてはro」、rlJを決めておく。交信(
II)では、それ以外に交信(IV)のグループ交信で
の交信(III)のグループGo、G+を指定すべく 
、C3I[−9−(ba、b、)=1.1.交信(TV
)は表示制御データ及びレンズ駆動データの3つなので
 C3lI−10−bl、b□tls”l+1+L そ
れ以外は「0」とする。
何も書いていないところは、どんなデータが入っていて
も良い。
交信(Vl)では、スリーブの可の信号が送られる。
データ設定のサブルーチンを第50図(a)に示し説明
すると、まずステップ(0−150)で表示制御データ
を「0」に初期設定し、次のステップ(0−160)で
交信(I)で得たDISREQ (カード名の表示の要
求)の信号が「1」であるか否かを判定し、「1」であ
る場合、表示制御データを「1」にしてカード表示機能
0N10FFを0N(1)、にする(0−170.0−
175)。次いで、ステップ(0〜200)でフラグ(
SIF)がセットされているか否かを判定し、セットさ
れていない場合、初めてこのフローを通るとして。
このフラグ(STF)セットして(0−205) 、タ
イマーをリセットスタートさせて(0−210)ステッ
プ(O−215)に進む。フラグ(SIF)がセットさ
れているときにもステップ(0−215)に進む。ステ
ップ(0−215)では、上記タイマーが10秒経過し
たか否かを判定する。10秒経過していない場合、測光
ループ繰り返し信号をrljとカード表示名及びカード
表示のみを行うデータをセットして(0−222)  
リターンする。この表示を第52図に示す。一方、10
秒が経過した場合、測光ループ繰り返し信号を「0」と
し、フラグ(SIF)をリセットしく0−226)、表
示制御データを「0」として(o−227)、リターン
する。  ステップ(0−160)で旧5RE11=0
のとき、+p、、rl、J  (即ち、スイッチS!、
+ 5FIIN +  sc。
+ 5afls + s+のいずれかがON)であるか
否かを判定しく0−162)、「L」のときカード名表
示を行う制御を示す表示フラグ(表示F)をリセットし
く0463) 、rLJでないときは何もせずにステッ
プ(0−165)にそれぞれ進み、フラグ(SIF)を
リセットする。しかる後、第50図(b)のステップ(
0−260)に進んで、交信(n)で得たセルフの信号
が「l」か否かを判定する。
「1」のとき、カメラのスイッチの操作(カード関係)
による制御を禁止すべくリターンする。
セルフの信号が「1」でないとき、第50図(C)のス
テップ(0−430)に進み、カードスイッチ(S、)
がONされているか否かを判定し、カードスイッチ(S
。、)がOFFのとき、このフラグ(SCDF)をリセ
ットしく0−460) 、続いて表示フラグ(表示F)
がセントされているか否かを判定しく0−465) 、
セットされていないとき、リターンする。セットされて
いるときはステップ(0−170)に進み、カード名の
表示の制御を行う。
ステップ(0−430)でカードスイッチ(Sco)が
ONのとき、ここを通ったことを示すフラグ(SCII
F)がセットされているか否かをステップ(0−435
)で判定し、セントされている場合、スイッチが操作さ
れ続けているとしてステップ(0−465)へ進む。セ
ットされていないとき、これをリセットしく0−440
)、カード機能が現在ONされているか否かを次のステ
ップ(0−445)で判定し、ONされている場合には
、OFF (交信(II)のデータ)として(0−45
0)リターンする。OFFの場合には、これをON (
交信(n)のデータ)にして、ステップ(0−170)
に進み、カード名の表示制御を行う。
第49図に戻り、交信(I)でないとき、交信(It)
であるか否かを判定しく0−40)、交信(If)であ
るとき、上記設定したデータをカメラに出力すべくカー
ドを出力側とし、シリアル交信を10回行なって(0−
50)、スリープする。
交信(n)でないとき、交信(1)であるか否かを判定
しく0−51)、交信(III)であれば、カード側を
入力として(0−52)、シリアル交信を18回行って
(0−53)、カメラのデータを人力し、次のステップ
(0−54)でカメラを制御する為のデータを演算(露
出演算含む)し、スリープする。この演算については後
述する。
交信(1)でないときは、交信(IV)であるか否かを
判定しく0−55)、交信(TV)であるとき、カード
を出力側としく0−60)、表示制御かどうかを判定し
く0−65)、表示制御であるとき、表示データを出力
するものとしく0−70)、アドレスをセットして、シ
リアル交信を9回行って(0−75)、スリープする。
表示制御でないとき(T、、AVデータ)、TV、AV
のデータのアドレスを指定し、シリアル交信を5回行っ
て(0−85)、スリープする。交信(■)でないとき
は、交信(Vl)であるとしてまず、データカードを出
力側として、カメラからのクロックに応して、シリアル
交信を行って(0−125)、スリープする。
次に、第51図(a)〜)に、オートデプスカードのA
E(露出)演算を行うフローチャートを示し簡単に説明
する。
まず合焦であるか否かを交信(II)で入力したFLG
Oのビット(bo)が「1」か否かで判定する。合焦で
ない場合(b、=0)、深度用絞り(AVIIEP)を
最も深度の浅い開放F値(AV。)としてOに進む。
このカードは被写体位置と背景との両方にピントを合わ
すようにしている為、被写体位置、即ち合焦していない
と、この情報が得られないからである。この為に、深度
としては、最も浅い値を示す開放F値を考えて、この深
度の前方(カメラ側)に被写体を置くようにすれば、ど
のような絞り値をとっても、被写体には、ピントが合う
からである。合焦しているときは(bo=1)、ZKE
し・ α ・ 6 (α・δは深度に関する定数である) で演算する。このF値は、■位置からの現在の繰り出し
M (Lp)の半分の位置での■位置からの深度をカバ
ーする為の絞り値である。
これをアペックス値AVDEPにする(O)。
ステップのでは、今のレンズ位置から■位置までの深度
を満足する為の絞り値を計算する。
この値を基にしてレンズすらしの値を計算する。
t、pは無限遠がOで距離が近くなるにつれて値が大き
くなる。無限遠の時は被写界深度がかなりあるのでレン
ズをずらす必要はないのでF=0にする。被写体が近く
なるにつれて背景を写すにはレンズを大きく動かさなけ
ればならないのでF値は大きくなる。求めたAVIIE
Pが、レンズの開放絞り値(AVO)以下で最大絞り値
(Avllax)以上のとき、その限界値をAVO或い
はAvmaxにする。
ステップOでは、手振れ警告のブザーを鳴らすためにシ
ャッター速度の基準値(Tvf)を計算する。 焦点距
離の長いレンズはど手振れを起こしやすいので、(Tv
f)が早くなるようになっている(第53図参照)。
zFz=16X1ogzf150+56(f:レンズの
焦点距離(胴)) ある程度よりシャッター速度が早くなると(TVF〉8
)手振れブザーを鳴らさないようにする為にTVF・8
とする。
フラッシュスイッチがOIJしていないときには、スポ
ットキーがONされているとき(AEL・1)、スポッ
トの輝度(BVc ) (BVzの輝度)から露出値E
V3、又スポットキーがOFFされているときは(AE
L=(1)、輝度(BV、 ) −・−主被写体輝度・
・・から露出値御値Evsをそれぞれ算出する。
そして絞り値の最大(AV、□)、最小(AV、!−又
はAvo)、シャッター速度の最大(TV、□)、最小
(TV−z−)から、上記求めたEvsが制御限界(A
Vsllx + TVsaxを超える、又はAVo+T
Vs=n未満)であるとき、上記限界値に設定し、手振
れ判定に進む、上記限界範囲内のとき、AV=Avoと
したときのシャッター速度が手振れ(TVF )以下で
あれば、TV −Evs −Avo、 TVc =+ 
TV、 AVc = AVo とし、手振れ判定に進む
が、TVが手振れ(TVF )をこえるときには、 0では、Evs> Avoz +Tvtの時は手振れが
しないことを優先すると共に、被写体深度をかせぐ為に
絞りを絞るラインニする(+10)。 EDS≦AVD
EP+TVfであるとき、制御絞り値AVC4−AV、
制御シャンター速度TVC4−TVとする。 Evs 
> AV!IEP +Tvcになった時は、これ(AV
DEP)以上絞りを絞っても効果は同じなので、AV、
 TVを同じ割合で増やす線図にする(第54図参照)
求めたAVが最大絞り値(AVnax)をこえるときは
、制御AVcをAVmax+制in TVc = EV
s−八Vmaxとする。
演算AVが最大絞り値(AVmax)をこえないときは
これを制御AVcとし、演算TV = EVs −AV
テ求め、これがTVraaxをこえるか否かを判定し、
こえる場合、制御TVcをTVmaxとし、制411A
VcをAνc= EVs −TVmaxで求めなおす。
演算TVがTVmaxをこえないときは、演算TVを制
111TVcとする。
[F]のとき(即ち求めたシャッター速度TVcがTV
H未満のとき)、手振れ警告を行うべく、交信(■)の
信号(S U−1−by)を1にセット、手振れてない
とき、この信号(s If −1、b7)をOにセット
する。
そして、交信(IV)の信号CTRLBのビット(bo
)を0として、閃光発光禁止を行う。
フラッシュスイッチがONされているときには、そのと
きの絞り値(AVD)を AVD = IV + SV −DV もの で求める。
0−1−av、≧AVaz (開放F(iAVoz)以
上か否かを判定する。
0−2−・・背景との輝度差ΔBVをBVA (BVa
の輝度)−BVS (主被写体輝度)から求める。
0−3・−・前回の演算値(ΔBV)があるか否かを判
定する。
0−4−一・−無い場合に、そのΔB≧1/16 BV
’s + 0゜25であるか否かを判定する。これは主
被写体が明るくなるにつれて、その判定レベルを高くす
ることにより、主被写体への背景の回り込みの光を加味
している。
ΔBV≧1/16 BVs + 0.25 テあればフ
ラッシュ制御に進む。
0−5−・・前回の演算値(ΔBV)があるとき、前回
の演算結果により発光モード(フラッシュ制御)である
か否かを判定する。
0−6・−・・発光モードであるとき、ΔBV≧1/1
68Vsを判定する。0−4より、0.25EV分だけ
小さくすることにより、発光しやすくしている。ΔBV
≧1/16 BVsであればフラッシュ制御に進む。
0−7−・前回発光モードでないとき、ΔBV≧1/1
6BVs + 0.5を判定する。0−4より、0.2
5EV分だけ大きくすることにより、発光しに<(シて
いる。
0−8 ・AVD≦AVoz (AVDが開放F値以下
のと3         き)のとき 0−12 0−4 テΔBV < 1/16BVs +
 0.25 (7)トき0−6 テΔBV < 1/1
6BVsのとき0−7 テABV < 1/16BVs
 + 0.5のときにくる。
これ以下は、主被写体(EVs)が低輝度判定レベル(
TVF+AVOZ+ΔEV)未満であるかを判定し、未
満であるときフラッシュ制御を行っている。ΔEVは前
回の演算値がないときΔEV =〜0.25.前回の演
算値があるときで により、前回の発光の時は光やすくしている。前回の非
発光の時は光にくく、そして非発光の条件であれば、フ
ラッシュ非発光の制御を行うべくO13へ進む。
次にフラッシュ制御の説明を行う。
・スポットキーがONされているとき(AEL・1)、
前回スポットキーONの計算が行われたか否かを判定し
、前回スポットキーの計算が行われたときは、前回の制
御絞り値(AVc)を制御シャッター速度(TVc)を
使用して、フラッシュ調光計算に進む(F。
〜F3)。スポットキーONでない場合、或いは前回ス
ポットキーONの計算が行われていないとき、背景輝度
(BVA)から露出値(EVA)を算出する(F−4)
この露出値(EVA)が同調速度(TVX)と開放F値
(AVoz)+1.5の値以下かつ主被写体露出値(E
Vs)が同調速度と開放F値−1,0以下であるとき、
背景および主被写体の両方とも暗いとしている。そして
スポットキーがONされているか否かを判定し、ONさ
れていないとき制御絞り値(AVc)をAVDとし、フ
ラッシュ光で主被写体を適正露出制御とすると共に、少
しでも被写界深度をかせいでいる。そして制御シャッタ
ー速度(TVc)を同調同調速度として調光計算に進む
背景の露出値(EVA)がEVA > TVx + A
Voz + 1゜5或いは、主被写体露出値(EVS)
がEVS > TVX +AVoz−1或いはスポット
キーがONのとき、ΔBV(BVA−BVs)が2.5
以上か判定し、2.5以上のとき逆光状態として露出制
御値をEVA−1,5とし、背景をオーバーとして逆光
らしくみせ、主被写体をフラッシュ光で適正露出として
いる。2.5未満のとき逆光状態でないとして、背景を
1段アンダーとし、自然光と背景光とで背景及び主被写
体を適正露出にしようとしている。(F−9)開放F値
(AV。
2)のときのシャッター速度が、同調速度以上であるか
否かを判定し、同調速度以上のとき制御シャッター速度
(TVc)を同調速度(TVx)とし、絞り値<AV)
をEVc −AVxから求め、この絞り値(AV)がA
VD以上か否かを判定し、AVD以上のとき制御絞り値
(AVc)をAVDとし、これにより主被写体が露出ア
ンダーとなるのを防いでいる。
AV<AVDのとき、制御絞り値(AVc)をAVとす
る。
そしてそれぞれフラッシュ調光レベルを計算する。
F−12でTV<TVxのとき、制御絞り値(AVc)
を開放F値(AVoz)とし、TVが最小シャッター速
度(TVmin)以上か否かを判定し、以上のとき制御
シャッター速度(TVc)をTVとし、TVmin未溝
のとき制御シャッター速度(TVc)をTVminとし
てそれぞれフラッシュ調光レベル計算に進む。
この調光レベル計算を第51図(C)に示し説明すると
、露出値(EVc)を八Vc + TVcから求め、E
VcEVs (主被写体の露出値)〉0か否かを判定す
る。
EVc −EVs ≦0のとき、補正量をz =1.5
とし、発光量(調光量)をアンダーとして、主被写体が
オーバーとならないようにしm−7に進む。
EVc −11iVs > Oのとき、EVc −EV
s > 3であるか否かを判定し、EVc −EVs 
> 3のとき、補正量χ・0としてm−7に進む。EV
c −EVs≦3のとき、Z□ y2(EVs −EV
c + 3)としてm−7に進む。像倍率(β)が使え
るか否かを判定し、使えるときβ≧1/7   → T
TL = χ 1/7〉 β → TTL = χ+0.51/10>
 β上1/40  → TTL = χ+0.8751
/40> β → TTL−χ+1.25とし、画面に
占める被写体が小さくなると(βが小)被写体から返っ
てくる反射光量が少なくなり、調光完了信号がでるのが
遅(なって、発光量が多くなるので露出オーバーとなる
。これを補正すべく、βが小さくなるほど発光量を少な
(するようにしている。
βが使えないとき、1/10>β≧1/40の被写体が
多いとして、TTL・χ十0.875とする。そして制
御調光量(SVc)をフィルム感度SVにTTLを加え
る。
そして、調光レベル計算を終えた後、フラッシュ発光の
信号をセントし、手振れBzをOFFとする。
そして、制御絞り値(AVc) >AVDEPか否かを
判定し、AVc > AVDEPのとき、AVF (ピ
ントずらし量を求める為の絞り値)をAVDEPとする
。これによって背景(ωまで)及び主被写体までピント
があう。
AVc≦AVDEPのとき、AVF=AVcとし、主被
写体を深度の一番前方(カメラに近い方)とし、少しで
も背景を遠くまで深度内に入れている。そして合焦であ
るか否かを判定し、合焦でないとき、ピントずらし量(
ΔLP)・0とする。合焦であるときAVFをテーブル
でFに変換し、ピントずらし量(ΔLP)をΔLP =
 FXKEL xα×δで演算する。
これを第55図に図面の簡単な説明する。
第55図において、X印はレンズ位置(被写体位置)を
示している。AVDEPの深度に対し、AVcがAVD
EP以上のときの深度は、AVDEPの深度より狭く且
つ近くなる。このとき、レンズの駆動制御は主被写体が
深度の前方にくるようにする。尚、点線の部分はピント
が合わない(≠AVDEP)ことを示している。次に、
AVcがAVDEPを超える場合の深度は、全体が近く
なると共に範囲が広がる。このときは、AVDEPで決
まる位置にレンズ制御を行う。
この場合、ω位置までピントが合う。
次に、ブラケットカードの動作説明を行う。
ここで、ブラケットカードとは、露出を一定量オーハー
側、アンダー側に変化させて、撮影を行うために使用す
るカードである。
(5)ブラケットカード ブラケットカードは、カメラに装着されると第56図の
リセットのルーチンを実行し、フラグ、レジスタ(RA
M)を全てリセットしくB−5> 、E2PR叶内の情
報、枚数(N)とすらし量(ΔEv)とをRAhに移し
てスリープする(B−10)。
次にカメラからブラケットカードの端子(C3CD)に
「L」からrl(Jに変わる信号が送られてくると、ブ
ラケットカードは第57図に示す割込みを実行する。こ
こで、ブラケットカードは、カメラから送られてくるク
ロンクに同期して、交信の種類を示すデータを入力すべ
くシリアル交信を1回行う(B−15)。
この交信によるデータから、その種類を判定しくB−2
0)、交信(1)である場合、カードをデータ入力側と
しくB−25)、シリアル交信を行ってカメラからデー
タ(CA−CD表参照)を受は取る。このデータに基づ
いてデータ設定及び露出演算のサブルーチンを実行しく
B−35,B−37) 、次にレリーズスイッチ(S2
)がONされているか否かを判定しくB−38)、ON
されているときは奸を禁止(=1)として(B−39)
、スリープする。
ここで、上記サブルーチンの説明を行う前に、交信に応
じてカードからどのようなデータが出力されるかを、ブ
ラケットカード表を用いて説明する。
交信(II)では、 ・FL強制0FF(=1)        CS I[
−1−b2・表示制御をカードが行うか  CS U 
4−b4・カード機能0N10FF      C3U
 −1−bs・交信(V)無(・O)       C
3U −2−bz・レリーズ禁止        C5
U −2−b3・強制速写(=1)         
C5I[−2−b4・AF禁止          C
S n −2−by・ΔAv+ ΔTvデータ(=1)
   C5II −3−b。
’ Tv 、 Av /表示テ9 (=0)  C5I
I −3−bi・交信(IV)有(=1)      
 cs H−3−b4・交信(III)無(=0)  
     cs II −+3−bs・交信タイプ  
       C,S II −3−b6・測光ループ
繰り返し     CS II −3−b?の信号以外
は全て「0」とし、表から※印はそのときに応じて「1
」又は「0」をセットし、「1」のときその制御1ON
、  r□、のときOFFとする。
決まっているものについてはrQJ、rlJを決めてお
く。交信(II)では、それ以外に交信(■)での直接
アドレスタイプの交信データ数(2回)、そのアドレス
(C3n−7,8)、グループ交信での交信(III)
はないので CS II −9−(b+ 、bz)・0
゜0、交信(IV)は表示のみなので CS U −1
0−b+・1゜それ以外は「0」とする。
何も書いていないところは、どんなデータが入っていて
も良い。
交信(IV)では、△Av  ・ΔTvのデータであり
、これらはRAHに入っている。
交信(Vl)では、スリーブの可/不可の信号が送られ
る。
データ設定のサブルーチンを第58図(a)に示し説明
すると、ステップ(B−146〜B−149)で表示制
filデータを「0」、レリーズ禁止の禁止(・O)、
 AP禁止の禁止(・0)、測光ループ操り返しの禁止
の禁止(・0)に初期セントする。
次にステップ(B−150)でキャンセル信号が1かど
うか判定し、「1」の場合、レリーズ禁止としくB−1
52) 、’ I Jでない場合は、N、がN−1か否
かを判定しくB−151)、N−1の場合、設定枚数終
了としてレリーズ禁止(B−152)とし、そうでない
ときは何もせず、それぞれステップ(B460)に進む
ステップ(B−160)で交信(I)で得たDISRE
Q(カード名の表示の要求)の信号がr(」であるか否
かを判定し、「1」である場合、表示制御データを「1
」にしてカード表示機能0N10FFを0N(1)、グ
ループ指定のデータを(0)にする(B−170849
5)、次いでステップ(B−200)で、フラグ(SI
F)がセットされているか否かを判定し、セットされて
いない場合、初めてこのフローを通るとしてこのフラグ
(S I F)をセントして(B−205) 、タイマ
ーをリセットスタートさせて(B−21,0)ステップ
(B−215)に進む。フラグ(SIF)がセットされ
ているときにも、ステップCB−215)に進む。ステ
・2プ(B−21,5)では、上記タイマーが10秒経
過したか否かを判定する。10砂経過していない場合、
測光ループ繰り返し信号を「1」としくB−220) 
、カード表示芯及びカード表示のみを行うデータをセン
トして(B−222)  リターンする。この表示を第
59図に示す。一方、10秒が経過した場合、フラグ(
SIF)をリセット(B−226) 、表示制ffff
データをrQ」としくB−227)  リターンする。
ステップ(B−160)でDISREQ=0のときは、
IPS=「L」 (Sゎ+ SFい+  SCD + 
5CD3 + SlのいずれかがON)であるか否かを
判定しくB−162) 、rL」のときカード名表示を
行う制御を示す表示フラグ(表示F)をリセットしくB
−163) 、rL」でないときは何もせずにステップ
(B−165)にそれぞれ進みフラグ(SIF)をリセ
ットする。しかる後、第58図(b)のステップ(B−
260)に進んで、交信(■)で得たセルフの信号が「
1」か否かを判定する。
ここで「1」のとき、カメラのスイッチの操作(カード
関係)による制御を禁止すべくリターンする。セルフの
信号が「1」でないとき、カード設定スイ・7チ(Sc
os )がONされているが否かを判定する(D−26
5)。ONされているとき(信号81)には、ここを通
ったことを示すフラグ(Scns +F)がセットされ
ているか否かをステップ(B−270)で判定し、セン
トされていれば直接ステップ(B−276)へ進み、セ
ントされていないときにはこれをセットして(B−27
5)からステップ(B−276)に進む。このステップ
(B−276)ではセット中が否かを判定し、セット中
でなければステップ(D−405)に進んで、設定モー
ドに入った表示制御Jを行う。
セット中であれば(SETF・1)、セントを抜けるべ
く操作されたので表示制御は行なわずリターンする。
ステップ(D−265)でスイッチ(SCD! )がO
FFのときは、ステップ(B−280)に進み、フラグ
(SCDSIF)がセットされているが否かを判定し、
セントされていないときステップ(B−310)へ進む
。セットされているときには、これをリセットしくB−
285)、データ設定中を示すフラグ(SETF)がセ
ットされているか否かをステップ(B−290)で判定
し、セントされているときにはこれをリセットしくB−
295) 、E”FROM書き込み信号(カメラに送る
信号)を1にし、直接アドレス指定をセットして、ΔA
v。
ΔTvを出力するようにして(B−300) 、ステッ
プ(B−310)に進む。これにより設定中を抜け、デ
ータをICカード内のE”FROMに書き込ませる。設
定中を示すフラグ(SETF)がセットされていないと
きは、これをセットして(B−305)データ、設定モ
ードに入り、ステップ(B−310)に進む。ステップ
(B−310)では、設定中であれば(SETF・1)
、カードスイッチ(SCD)がONされているか否かを
交信(II)のデータにより判定しくD−315) 、
 ONされている場合(Sc。
81)ここを通ったことを示すフラグ(ScolF)が
セットされているか否かを判定しくB−320) 、セ
ットされている場合はステップ(B−345)に進む、
セットされていないときは、ステップ(B−325)で
これをセットしくSCI、■F=1)、次のステップ(
B−330)で変更モードを1−2と1つ進め、ステッ
プ(B−345)に進む。
ここで変更モード 1は・・−・ずらし量の設定 2は−・盪影枚数の設定 である。上記ステップ(B−315)で、カードスイッ
チ(Sco)がONされていない場合(Scn□O) 
、ステップ(B−335)でフラグ(SCDIF)がセ
ットされているか否かを判定し、セットされていない場
合は何も操作されていないとしてステップ(B−345
)へ、セットされているときはスイッチ(Sco)がO
NからOFFになったとして、このフラグをステップ(
B−340)でリセットしてからステップ(B−345
)に進む。
ステップ(B−345)では、アップスイッチ(Su、
、)がONされているか否かを判定し、ONされている
ときは(stto=1) 、モードが1かどうかを判定
しくB−350)、モードが1のとき1→2→3と進み
3の次は1に戻る如く、サイクリックに進む(B−35
5)。
ここでモード1のときの lは0.3Ev 2は0.5 EV 3は1.OEV の露出ずらし量である。
モードガスのときも、1→2→3と進み、3の次は1に
戻る如く、サイクリックに進む(B−365)。
のフィルム枚数である。
この各モード内での変更を終えるとステップ(B−40
5)に進む。アップスイッチ(S、、)がOFFのとき
、ダウンスイッチ(S4.l)がONされているか否か
を判定しくB−375) 、ONされていない場合、ス
テップ(B−405)へ進む。ONされている場合、上
記スイッチ(S、、p)と変更の方向が逆だけで同様で
あるので説明は省略する。
(So)及び(S4.)の処理を終えると、ステップ(
B−405)以降に進み、表示制御・1.レリーズ禁止
・1. AP禁止=1.グループ指定・0.測光ループ
繰り返し・1とし、データ設定中の表示のデータをセ・
ノドしてリターンする。尚、この設定中の表示は後述す
る。これによりカメラはカードによる表示制御レリーズ
禁止、 AF禁止、カメラの電源保持タイマーに拘わら
ず表示を続行する機能を実行する。
上記ステップ(B−310)で、設定中でない(SET
F・O)と判断されると、第58図(C)のステップ(
B−430)に進み、カードスイッチ(Set+)がO
Nされているか否かを判定し、カードスイッチ(Sco
)がOFFのとき、このフラグ(SC11F)をリセッ
トしくB−460) 、表示フラグ(表示F)がセット
されているか否かを判定しくB−462) 、セットさ
れていないときリターンする。表示フラグがセットされ
ているときは、ステップ(B−170)に進んでカード
名の表示制御を行う。カードスイッチ(Scn)がON
のとき、ここを通ったことを示すフラグ(SCDF)が
セットされているか否かを判定しくB−435) 、セ
ットされている場合、スイッチが操作され続けていると
してステップ(B−462)に進む。セットされていな
いとき、これをリセットしくB−440) 、カード機
能が現在ONされているか否かを判定しくB−445)
 、ONされている場合にはOFF (交信Hのデータ
)としくB−450) 、フラグ表示(表示F)をリセ
ットして(B−451)  リターンする。 OFFの
場合にはON (交信■のデータ)にして(B−455
) 、表示フラグをセットしてCB−456)、ステッ
プ(B−170)に進み、カード名の表示制御を行う。
第57図に戻り、交信(1)でないとき交信(■)であ
るか否かを判定しくB−40)、交信(II)であると
き上記設定したデータをカメラに出力すべくカードを出
力側としくB−45)、シリアル交信を10回行って(
B−50)スリープする。
交信(n)でないとき、交信(IV)であるか否かを判
定しくB−55)、交信(IV)であるとき、カードを
出力側としくB−60)、グループ指定かどうかをステ
ップ(B−65)で判定し、グループ指定であるとき表
示データを出力するものとしくB−70)、アドレスを
セットしてシリアル交信を9回行い(B−75)、ステ
ップ(B〜90)に進む、グループ指定でないとき(直
接アドレス指定)は、ΔTv、ΔAvの変更データのア
ドレスを指定しくB−80)、シリアル交信を2回行っ
て(B−85)、ステップ(B−90)に進む。ステッ
プ(B−90)ではE”FROM書き込み信号がセット
されているか否かを判定し、セットされているとき、モ
ード(1)の阻モード(II)の磁の1バイトのデータ
をE”FROMの所定のアドレスに書き込むべく、書き
込み制御信号を出力する(B−95)。E”PR(IM
への書き込みは、ハード的に行われ、マイコン(IC)
は制御信号だけ送れば良い。そして書き込み終了信号(
この信号は書き込みが終了するとハード構成で自動的に
セットされる)をリセットしくB−100)、スリープ
する。書き込み信号がないとき、すぐにスリープする。
ステップ(B−55)で交信(■)でないとき、交信(
Vl)であるとして、まず書き込みが終了しているかを
上記終了信号で判定し、終了しているときにはスリーブ
可信号をセットして(B−110) 、終了していない
ときにはスリーブ不可信号をセットして(B−115)
 、それぞれステップ(B−120)に進み、データ出
力側としてカメラからのクロックに応じてシリアル交信
を行グて(B−125)スリーブする。
上記フローにおける露出演算のサブルーチンについては
第60図にその詳細を示している。第60図において、
カード機能がOFFであれば何もせずにリターンするが
、カード機能がONであれば、ステップ(B−505)
〜(B−520)で、ずらし量のモードの判定及びずら
し量(ΔEν)のセットを行うと共にステップ(B−5
25)〜(B−540)で、撮影枚数のモードの判定及
び枚数のセットを行う。そして、これらの判定及びセッ
トが済んだ後に、ステップ(B−545) (B−55
5) (B−560)で初期設定を行い、その枚数の1
枚目は適正露出とする。そして、レリーズスイッチ(S
Z)がONされると枚数を示すカウンターN。
に1を加え、N、の判定を行い、この枚数に応じてステ
ップ(B−570)、 (B−575)、・・・、 (
B−595)の順序で露出量を変える。
しかる後、ステップ(B−600)へ進んで、露出モー
ドの判定を行い、Pモードでは絞りシャッター速度のそ
れぞれに2ΔEvを補正、A、Sモードでは演算値であ
るシャッター速度、絞り値を補正、Mモードでは絞り変
更スイッチがONのときには絞り値を、OFFのときに
はシャンター速度をそれぞれ変更させたいものとして、
ΔEv分だけ補正するごとく各モードに応じたΔTv及
び/若しくはΔAvを設定し、リターンする。
ブラケットカードの場合におけるデータ設定中の表示に
ついて、第61図に示す。
同図(a)が通常時の表示であり、この状態でカード設
定キーをONにすると、Cb)の如く表示が変わり、前
回に設定されている露出量(ΔEv)とフィルム枚数(
N)が表示され、このカード設定キーをOFFにすると
、(C)のように露出量を示す部分のみ点滅となる。こ
こで、アップキー(アンブスイ・ンチ)をONするごと
に(C)→(d)→(e)→(C)→・・・と変わり、
ダウンキー(ダウンスイッチ)ONするごとに(C)→
(e)→(d)→(C)→・・・と変わる。
例えば、(d)の状態でカードキーをONすると、フィ
ルム枚数が点滅となる(9)になり、この(g)の状態
からアップキーをONすると、ONごとに(6)→(5
)→(f)→(網→・・・となり、ダウンキーをONす
ると、ONするごとに(g)→げ)→(h)→(員→・
・・と変わる。
そして、例えば上記(f)の状態でカード設定キーをO
Nすると、(Dの如く通常時の表示になりスタンバイ状
態となる。
次に、クローズアンプ(接写)カードの動作説明を行う
ここで、クローズアンプカードは、接写の撮影のときに
用いるものである。
(6)クローズアップカード クローズアップカードは、カメラに装着されると第62
図のリセットのルーチンを実行し、フラグ。
レジスタ(RAM)を全てリセットしくE−5) 、ス
リーブする。
次にカメラからカードの端子(CSCD)に「L」から
「H」に変わる信号が送られてくると、カードは第63
図に示す割り込みを実行する。ここで、カードは、カメ
ラから送られてくるクロックに同期して、交信の種類を
示すデータを入力すべくシリアル交信を1回行う(E−
15)。
この交信によるデータから、その種類を判定しくE−2
0)、交信(1)である場合、カードをデータ入力側と
しくE−25)、シリアル交信を行って(E−30)カ
メラからデータ (CA−CD参照)を受は取る。
このデータに基づいてデータ設定のサブルーチンを実行
しくE−30)、スリーブする。
ここで、上記サブルーチンの説明を行う前に、交信に応
じてカードからどのようなデータが出力されるかを、ク
ローズアップカード表を用いて説明する。
交信(II)では、 ・FL強制0N(=1)        C5n−1〜
b。
・GN制限解除(・1)       C3II −1
−bz・表示制御をカードが行うか否かcs II −
1−ba・カード機能0N10FF      C3U
 −1−ba・手振れブザー有/無     CS I
I −1−bt・Pシフト禁止(=1)       
CS n ”2−be・強制Pモード(・1)    
   cs II −2−b。
・第■交信無(・O)        CS I[−2
−bz・レリーズ禁止(・1)       CS I
I −2−b3・AFラワンョット(=1)     
CS II −2−bb・TV 、 AV /表示デー
タ   CS I[−3−bs・第■交信有(=1) 
       cs U −3−b4・第■交信有(=
1)        C5II −3−bs・グループ
指定(=0)       C5n −3−bb・測光
ループ繰り返し     C3II −3−bt・手振
れブザー制御(=1)     C3ll−4−b+・
AFスポット(=1)       CS II −4
−b。
・ローコンスキャン禁止(・l)   CS n −4
−bs尚、上記において、AFラワンョットはカメラで
の合焦後のAFの追随モードの禁止を意味している。
また、上記においてAFスポットにするのは、接写の場
合、像倍率が大きいために、少しの被写体の動きによっ
てピントがずれ、多点測距を行うと、1つのエリアの測
距と比べ、この動いた部分のエリアの焦点検出の情報を
キャッチすることが多くなり、合焦しにくいときがある
ので、これを防ぐためである。また、ローコンスキャン
を禁止するのはマクロレンズでは被写体に対してピント
の合う範囲が狭く、すぐにローコンになるからである。
尚、上記の信号以外は全て「0」とし、表から※印はそ
のときに応じて「1」又は「0」をセントし、「1」の
ときその制御ON、rOJのときOFFとする。決まっ
ているものについては「0」「1」を決めておく。交信
(II)では、それ以外にグループ交信での交信(II
I)のグループ1を指定すべく、C3U−9−b、=1
.交信(IV)は表示及び制御データの2つなので C
3II −10−bl 、bZ・1.1.それ以外は「
0」とする。
尚、上記表において何も書いていないところは、どんな
データが入っていても良い。
交信(VI)では、スリーブの可の信号が送られる。こ
れはE2FROMへの書き込み制御■がないからである
次に、データ設定のサブルーチンを第64図(alに示
し説明すると、まず、ステップ(E−146)、(E−
147)で表示制御データを「0」、レリーズ禁止を「
0」に初期設定し、ステップ(E−160)に進む。
交信(1)で得たDISREQ (カード名の表示の要
求)の信号が「1」であるか否かをステップ(E−16
0)で判定し、「1」である場合、表示制御データを「
1」にしてカード表示機能0N10FFを0N(1)に
する(E−170,E−175) 、続いてフラグ(S
IF)がセットされているか否かを判定しくE−200
) 、セットされていない場合、初めてこのフローを通
るとしてこのフラグ(SIF)をセットして(E−20
5) 、タイマーをリセットスタートさせて(E−21
0)ステップ(E−215)に進む。フラグ(SIF)
がセットされているときにも、ステップ(E−215)
に進む、ステップ(E−215)では、上記タイマーが
10秒経過したか否かを判定する。10秒経過していな
い場合、測光ループ繰り返し信号をrlJとしくE−2
20) 、カード表示基及びカード表示のみを行うデー
タをセットして(E−222)  リターンする。この
表示を第65図に示す。一方、10秒が経過した場合に
は、測光ループ繰り返し信号を「0」としくE−225
) 、フラグ(SIF)をリセットしくE−226) 
、表示制御データを「0」として(E−227) 、リ
ターンする。
上記ステップ(E−160)でDISREQ=0のとき
はステップ(E−162)へ進んで、端子ips・「L
」 (即ち、スイッチS t、4+s FLIN I 
 S CD I S cos + St のいずれかが
ON)であるか否かを判定し、「L」のときカード名表
示を行う制御を示す表示フラグ(表示F)をリセットし
くE−163) 、’LJでないときは何もせずにそれ
ぞれステップ(E465)に進む。
このステンブ(E−165)でフラグ(SIF)をリセ
ットした後、第64図(b)のステップ(E−260)
に進んで、交信(II)で得たセルフの信号が「1」が
否かを判定する。
ここで「1」のとき、カメラのスイッチの操作(カード
関係)による制御を禁止すべくリターンする。セルフの
信号が「1」でないとき、第64図(C)のステップ(
E−430)に進み、カードスイッチ(SCD)がON
されているか否かを判定し、カードスイッチ(s CD
 )がOFFのとき、このフラグ(SCDF)をリセッ
トしくE−460) 、表示フラグ(表示F)がセット
されているか否かを判定しくE−465) 、セットさ
れていないとき、リターンする。セットされているとき
はステップ(E−170)に進み、カード名の表示の制
御を行う。ステップ(E−430)でカードスイッチ(
Sco)がONのとき、フラグ(SCDF)がセットさ
れているか否かをステップ(E−435)で判定し、セ
ットされている場合、スイッチ操作され続けているとし
てステップ(E−465)へ進む。セットされていない
とき、これをリセットしくE−440) 、カード機能
が現在ONされているか否かを次のステップ(E445
)で判定し、ONされている場合には、OFF (交信
(II)データ)として(E−450)  リターンす
る。
OFFの場合には、これをON (交信(II)のデー
タ)にして、ステップ(E−170)に進み、カード名
の表示制御を行う。
第63図に戻り、交信(1)でないとき交信(■)であ
るか否かを判定しくE−40)、交信(II)であると
き上記設定したデータをカメラに出力すべくカードを出
力側とし、シリアル交信を10回行って(E−50)ス
リーブする。
交信(n)でないとき、交信(III)であるが否かを
判定しくE−51)、交信(I[I)であれば、カード
側を入力して(E−52)、シリアル交信を15回おこ
なって(E−53)、カメラのデータを入力し、次のス
テップ(E−54)  カメラを制御する為のデータを
演算(露出演算含む)し、スリーブする。この演算につ
いては後述する。交信(I[[)でないときは交信(I
V)であるか否かを判定しくf!−55)、交信(IV
)であるとき、データを出力側としくE−60)、表示
制御かどうかを判定しくE−65)、表示制御であると
き表示データを出力するものとしくB−70)、アドレ
スをセットしてシリアル交信を9回行ってCB−15)
、スリープする0表示制御でないとき CTv 、Av
デデー)Tv 、Ayのデータのアドレスを指定し、シ
リアル交信を4回行ってスリープする。交信(IV)で
ないとき、交信(VI)であるとして、まずデータ出力
側としてカメラからのクロックに応じてシリアル交信を
行って(E−25)スリープする。
次に上記第63図のステップ(E−54)の演算のサブ
ルーチンを第66図(a) (b)に示し説明する。
まず、ステップ(E−500)で手振れ限界TV)Iを
焦点距離fから、 T□−1,25X1ogt f150 +5.875の
式で求め、このTVHの制限をステップ(H−505)
〜(E−520)で行う。
続いて、ステップ(E−525)〜(E−535)では
、できるだけAvβ+Av1を用いた自然光通形を行う
ためにフラジツユ発光を決めるシャック−速度を(TV
H)と(TVx) との小さい方を求める処理をする。
尚、ここでTIIX同調速度を表している。次に、ステ
ップ(E−544)〜(E−570)で制御シャッター
速度(Tvc)、制御絞り値(^9.)の制御限界を制
御限界露出値から定める。次のステップ(E−575)
では像倍率βが有効であるか否か判断し、有効でないと
きは、ステップ(E−670)以降のフローへ進み、有
効であるときはステップ(H−580)でβ≧1か否か
判定する。ここでβ≧1のときは、このクローズアップ
カードの特徴を活かせないのでカード機能をOFFとし
て(E−585) 、リターンする。  βく1のとき
は、ステップ(E−590)へ進んで、β<174か否
か判定する。ここで、β<174のときはステップ(E
−670)へ進み、β〉1/4のときは、ステップ(E
−595)でAvβを Avβ−7−1ogzl/β の式に従って算出する。この場合の様子を第67図に示
し、そのプログラム線図を第68図に示しである。
二基下、ステップ(E−600)以降のフローを実行す
る。
AVcをAνβとする。演算シャッター速度TVをEV
s−EVcから求め、このTVがTVn+axを超える
か否かを判定し、超える場合は制御シャッター速度(T
VC)をTVmax とし、制御絞り値(AVc)をE
Vs−TVmaXカラ求めなおし#660に進む。
TV≦TVmaxのとき、TV<TV、であるかを判定
し、TV≧TV、 テあるとき、TVcをTVとして1
660に進む。
TV<TV、 テあるとき、制御絞り値(AVc)をE
Vs−TV、で求め、AVc <AVmin テあるか
を判定する。 AVc <AVminであるとき、AV
c−AVmtnとし、TVcをEVs−AVcで求めな
おし、(1660)に進む、 AVc≧AVwinのと
き、TVcをTVrとして(1660)に進む、露出値
(EVs)がfVy +AVn+in以上か否かを判定
し、BV5 <TVF +AVn+inでかつフラッシ
ュONのときフラッシュ制御に進む。
H−725−・・背景の露出値EVA−BV、 +SV
 テ演算する。
E−730・・・背景をIEV77ダーにすべく、EV
c4V。
+1とする。これは背景光とストロボ光とで主被写体を
適正露出としようとする為である。
E−735−−シ+ 7タ一速度TV=EVc−AVc
 テ求め、5  このTVがTV)l  (TVF手振
れ限界速度とTVE−775x同調速度の遅い方)以上
かどうかを判定し、以上であればTVc−TVとしてそ
れが最長シャッター速度(TVmin)以上か否かを判
定し、TVmin未満であればTVc=Tνwinと限
界値に設定して!−780に進む。
TV<TVFであれば、TVc=TVxと同8周そちく
どとし、制御絞り値AVc=EVc−TVcで求め、こ
のAVcが最大絞り値(AVmax)を超えるか否かを
判定する。超えていれば^Vmaxに制限してE−78
0に進む。
H−780・−・・フラッシュ調光レベルを演算しく後
述)、フラッシュ発光信号をセットし、手振れブザー信
号をOFFとして■に進む。
β≧1/2    → TTL、χ 1/2≧β≧1/3→ TTL、χ+0.251/3≧
β≧1/4→ TTL、χ+0.51/4〉β    
→ TTL=χ+0.75とし、画面に占める被写体が
小さくなると(βが小)被写体から返ってくる反射光量
が少なくなり、調光完了信号ができるのが遅くなって、
発光量が多くなるので露出オーバーとなる。これを補正
すべくβが小さくなるほど発光量を少なくするようにし
ている。βが使えないとき、1/4〉βの被写体が多い
として、TTL・χ÷0.75とする。
そして制御調光!(SVc)をフィルム感度SVにTT
Lを加える。
この調光レベル計算を第66図(C)に示し説明すると
、露出値(f’Vc)をAVc+TVcから求め、EV
c−EVs(主被写体の露出値)>Qか否かを判定する
。EVc−EVs =0のとき、補正量をχ=1.5と
し、発光量(調光量)をアンダーとし、主被写体がオー
バーとならないようにし、E−840に進む。
EVc−[iVs >Oのとき、EVc−EVs >3
であるが否かを判定し、EVc−EVs >3のとき補
正量χ・0としてE−840に進む。EVc−EVs≦
3のとき、z=L/2(EVs−EVc+3)としてE
−840に進む。像倍率(β)が使えるか否かを判定し
、使えるとき(1$660)でEVs≧TVF +AV
min或いはフラッシュOFFのとき(装着されていな
いときも含む)手振れ判定を行う。手振れ判定はスポー
ツカードの場合に準じる。
l775では、合焦しなければレリーズできないように
している。即ち合焦でなければレリーズ禁止・1とし、
合焦であればレリーズ禁止−〇としてリターンする。
β情報が有効でないとき、あるいはβ<174のとき1
1670に進み、上記ステップ(E−670)ではAl
11の演算を行うが、その演算は の式に従って行う。ステップ(f!−680)〜(E−
695)では絞り値の限界補正を行い、求めた制御絞り
値(TVc)から制御シャッター速度を求めてl660
に進む。
次に、オートシフトカードの動作説明を行う。
オートシフトとは、露出量を一定として、AVTVの組
み合わせを変えるものである。
(7)オートシフトカード オートシフトカードは、カメラに装着されると第69図
のリセットのルーチンを実行し、フラグ。
レジスタ(RAM)を全てリセットし、E”PROM内
の情報モードの情報をRAMに移してスリープする(T
−5゜T−10)。
次にカメラからカードの端子(C3CD)に「L」から
rH」に変わる信号が送られてくると、カードは第70
図に示す割り込みを実行する。ここで、カードは、カメ
ラから送られてくるクロックに同期して、交信の種類を
示すデータを入力すべくシリアル交信を1回行う(T−
15)。
この交信によるデータから、その種類を判定しくT−2
0)、交信(1)である場合、カードをデータ入力側と
しくT−25)、シリアル交信を行って(T−30)カ
メラからデータ (CA−CD表参照)を受は取る。
このデータに基づいてデータ設定のサブルーチンを実行
し、次に、レリーズスイッチ(=2)がONされている
か否かを判定しくT−38)、ONされている場合、A
Pを禁止しくT−39)、スリープする。
上記サブルーチンの説明を行う前に、交信に応じてカー
ドからどのようなデータが出力されるかを、オートシフ
トカード表を用いて説明する。
交信(II)では、 ・FL強制OFF (・1) ・表示制御をカードが行うか ・カード機能0N10FF ・手振れブザー0N10FF ・Pシフト禁止(・1) ・強制Pモード(=1) ・第■交信無(・0) ・レリーズ禁止 ・強制連写(・1) ・AF禁止 ・TV、Av/表示データ ・第■交信有(・1) ・第■交信有(・1) CS U −IJt CS It −1−ba C5II −1−bs CS U 4−by CS I[−2−b。
C3II −2−b。
CS II −2−bz CS II −2−b。
C3n −2−b4 C3U −2−by CS If −3−bs C5II −3−b4 CS II −3−bs ・交信タイプ(=Q)  、       C3II 
−3−b。
・測光ループ繰り返し     C3n −3−t++
・手振れブザー制御(=1)     C3n −4−
beの信号以外は全て「0」とし、表から※印はそのと
きに応じて「1」又は「0」をセットし、「1」のとき
その制′411ON、  rQ、のときOFFとする。
決まっているものについては「0」、「1」を決めてお
く。交信(n)では、それ以外にグループ交信での交信
(I[[)はG1のみなので、C5II −9−(b+
、 bl b3)・1,0,0.交信(IV)は表示及
び制御′lIIデータの2つなので C3n−10−b
l、bz =1.1.それ以外は「0」とする。
尚、上記表において何も書いていないところは、どんな
データが入っていても良い。
交信(VI)では、スリーブの可/不可の信号が送られ
る。データ設定のサブルーチンを第71図(a)に示し
説明すると、まず、表示制御データを「0」、レリーズ
禁止の禁止(・0)、AP禁止の禁止(・0)をステッ
プ(T−146)〜(T−148)で行い、更にステッ
プ(T−149)で測光ループ繰り返しを「0」とする
次にキャンセル信号が「1」かどうかを判定しくT−1
50) 、  r I Jの場合、レリーズ禁止としく
T−152)、「1」でない場合はN、が「2」か否か
を判定しくT−151) 、r2」の場合、3枚撮り終
わったとして、レリーズ禁止しくr−152) 、そう
でない場合は、何もせずそれぞれ(T−160)に進む
。交信(I)で得たDISREQ (カード名の表示の
要求)の信号が「1」であるか否かをステップ(T−1
60)で判定し、「1」である場合、表示制御データを
「l」にしてカード表示機能0N10FFをON (1
)にする(T−170,7−175)。そしてフラグ(
SIF)がセットされているか否かを判定しくT−20
0> 、セットされていない場合、初めてこのフローを
通るとしてこのフラグ(SIF)をセットして(T−2
05) 、タイマーをリセットスタートさせて(T−2
10) 、ステップ(T−215)に進む。フラグ(S
IF)がセットされているときにも、ステップ(T−2
15)に進む、ステップ(T215)では、上記タイマ
ーが10秒経過したか否かを判定する。10秒経過して
いない場合、測光ループ繰り返し信号を「1」としくT
−220) 、カード表示塩及びカード表示のみを行う
データをセントして(T−222)  リターンする。
この表示を第72図に示す。一方、10秒が経過した場
合には、フラグ(SIF)をリセットする(T−226
) と共に、表示制御データをrQJとして(T−22
7) 、リターンする。
前記ステップ(T−160)でDISREQ=0のとき
、IP、=’LJ(SEMISFLINI  5CI)
+5C113+S+のいずれかがON)であるか否かを
判定しくT−162)、r[、Jのときカード名表示を
行う制御を示す表示フラグ(表示F)をリセットしくT
−163) 、II、」でないときは何もせずにそれぞ
れステップ(T−165)に進み、フラグ(SIF)を
リセットする。しかる後、第71図ら)のステップ(T
−260)に進んで、交信(■)で得たセルフの信号が
「1」か否かを判定する。
ここでrl」のとき、カメラのスイッチの操作(カード
関係)による制御を禁止すべくリターンする。セルフの
信号が「1」でないとき、カード設定スイッチ(Sco
s )がONされているか否かを判定する。ONされて
いるとき(信号−1)には、ここを通ったことを示すフ
ラグ(scos IF)がセットされているか否かをス
テップ(T−270)で判定し、セットされていれば直
接ステップ(T−270)へ進み、セットされていない
ときにはこれをセットしくT−275)、セットされて
いるときには何もせずにそれぞれステップ(T−276
)に進む。このステップ(T−276)では、セット中
か否かを判定し、セット中でなければステップ(T−4
05)に進んで設定モードに入った表示を行う。セット
中であれば(SETF=1)セットを抜けるべく、操作
されたので、表示制御を行わずにリターンする。ステッ
プ(T−265)でスイッチ(Scns )がOFF 
(0)のときにはステップ(T−280)に進み、フラ
グC3cDs IF)がセットされているか否かを判定
し、セットされていないときステップ(T−310)へ
進む、セットされているときには、これをリセットしく
T−285) 、データ設定中を示すフラグ(SETF
)がセットされているか否かをステップ(T−290)
で判定し、セットされているときには、これをリセット
しくT−295) 、E”FROM書き込み信号を1に
し、直接アドレス指定・1として(T−300)、ステ
ップ(T−310)に進む。これにより、設定中を抜け
る。設定中を示すフラグ(SETF)がセットされてい
ないときは、これをセットして(T−305) 、デー
タ設定モードに入りステップ(T−310)に進む。
ステップ(T−310)では、フラグ(SETF)が「
1」か否かを判定し、「1」のとき、ステップ(T−3
45)へ進む。ステップ(T−345)では、アンブス
イ・7チ(Sup)がONされているか否かを判定し、
ONされているときは(Sup−1) 、L→2→3と
進み3の次は1に戻る如くサイクリックに進む(T−3
55)。
ここで、1は 0.IEv 2は 2Eν 3は 3 Ev のずらし量である。
このモードでの変更を終えるとステップ(T−405)
に進む。アップスイッチ(Sup)がOFFのとき、ダ
ウンスイッチ(S、+、、)がONされているか否かを
判定しくT−375) 、ONされていない場合、ステ
ップ(T−405)へ進む。ONされている場合、上記
スイッチ(Sup)と変更の方向が逆だけで同様である
ので説明は省略する。
(Sur)及び(Sd、、)の処理を終えるとステップ
(TiO2)以降に進み、表示制御・1.レリーズ禁止
・1゜AP禁止・1.グループ指定(・0)3 測光ル
ープ繰り返し21とし、データ設定中の表示のデータを
セットして、リターンする。尚、この設定中の表示は後
述する。これにより、カメラは、カードによる表示制御
、レリーズ禁止、AP禁止、カメラの電源保持タイマー
に拘わらず、表示を続行する機能を実行する。
上記ステップ(T−310)で、設定中でない(SET
F=O)と判断されると、第71図(C)のステップ(
T−430)に進み、カードスイッチ(So)がONさ
れているか否かを判定し、カードスイッチ(SCD)が
OFFのとき、このフラグ(SCDF)をリセットしく
T−460) 、表示フラグ(表示F)がセラ!・され
ているか否かを判定しくT−465) 、セントされて
いないとき、リターンする。セットされているときはス
テップ(T−170)に進み、カード名の表示の制御を
行う。カードスイッチ(Sea)がONのとき、ここを
通ったことを示すフラグ(S、、F)がセントされてい
るか否かを判定し、セットされている場合、スイッチが
操作され続けているとしてステップ(T−462)に進
む。
セントされていないとき、これをセットしくT−440
)、カード機能が現在ONされているか否かを次のステ
ップ(T−445)で判定し、ONされている場合には
、OFF  (交信(n)のデータ)としくT−450
)、表示フラグ(表示F)をリセットして(T−451
)リターンする。OFFの場合には、これをON (交
信(II)のデータ)にして(T−455) 、表示フ
ラグ(表示F)をセットして(T−456) 、(T−
170)に進み、カード名の表示制御を行う。
第70図に戻り、交信(I)でないとき交信(■)であ
るか否かを判定しくT−40)、交信(II)であると
き上記設定したデータをカメラに出力すべくカードを出
力側としくT−45)、シリアル交信を10回行って(
T−5G)スリーブする。
交信(II)でないとき、交信(III)であるか否か
を判定しくT−55)、交信(I)であるとき、データ
を入力側としくT−52)、データ交信を15回おこな
って(T−53)、更にΔTV+ ΔAVの演算をステ
ップ(T−54)で行ってリターンする。この演算を第
73図(a) (b)に示す。
次に交信(III)でないとき、交信(IV)であるか
否かを判定しくT−55)、交信(TV)であるとき、
データを出力側としくT−60)、表示制御かどうかを
判定しくT−65)、表示制御であるとき表示データを
出力するものとしくT−70)、アドレスをセットして
シリアル交信を9回行って(T−75)、ステップ(T
−75)に進む。表示制御でないとき、制御データのア
ドレスを指定し、シリアル交信を4回行って(T−85
)、ステップ(T−90)に進む。ステップ(T−90
)では、E2FROM書き込み信号がセットされている
か否かを判定し、セットされているとき、モード(I)
のNo、の1バイトのデータをE”FROMの所定のア
ドレスに書き込むべく、書き込み制御信号を出力する(
T−95)、 E”FROMへの書き込みは、ハード的
に行われ、マイコン(μC)は制御信号だけ送れば良い
。そして、ステップ(T−100)で岱き込み終了信号
をリセツトしくこの信号は書き込みが終了すると、ハー
ド構成で自動的にセットされる)、スリープする。
書き込み信号がないときは、すぐにスリープする。
交信(IV)でないとき、交信(Vl)であるとして、
まず書き込みが終了しているかを上記終了信号で判定し
くT−105) 、終了しているときには、スリープ可
信号をセットして(T−110) 、終了していないと
きには、スリープ不可信号をそれぞれセットして(T−
115) 、ステップ(T−120)データ出力側とし
てカメラからのクロックに応じてシリアル交信を行って
(T−125)スリープする。
上記第70図のステップ(T−54)の演算制御につい
ては第73図(a) (b)に示しである。ここで、B
VAは背景輝度、BV、は主被写体輝度、BvAvえは
平均輝度を表している。カード機能がOFFのときはリ
ターンする。カード機能がONのときBVA−BVS≧
1であるか否かを判定し、BVA−BVS≧1のときB
VC=BDS。
BVA−BVS<1171ときBVC=BVA−VEと
する。これは主被写体を優先とし、全体も適正露出とな
るようにする為である。露出値をBVc+SVで求め、
この値が制御限界値を超えることを示す。ステップ(T
−525) 、(T−530)のYESのときはシフト
機能ができないので、カード機能OFFでリターンする
。ステップ(T−540)での制御露出値の算出は、で
きるだけ絞り値及びシャッター速度の両限界値にあたら
ないように考慮されている。
制御シャッター速度(TVc)を決定したAVc及びE
Vcからともめるそしてモードを判定して、■のときΔ
EV・1.■のときΔEV・2. II[のときΔEV
=3とする。ΔEV=3のあと、開放F値が4をこえる
か否かを判定し、こえる場合レンズの絞り段数が6段し
かないことが多いので、ΔEV=2として(T−590
)にすすむ。
(T−580)では、レリーズスイッチ(S、)がON
されているか否かを判定し、ONされていないときはN
1・0゜ΔAV=0.ΔTV・0として1枚目はプログ
ラム線図にのるようにしている。しかし、プログラムシ
フトは可能にしているので、アップダウンスイッチのO
Nニ応答して、AAV+、ΔTV+を0.5EVを加え
たり、減算したりして(T−660)に進む。
レリーズスイッチ(S2)がONのとき、N、に1を加
え、N、の判定を行って、1のときΔTV、ΔEV、Δ
AV、−ΔEV、l)ときΔTV=−ΔEV、 ΔAV
=−AAV、 3のときは七ッ卜せず(T−660)に
進む。(T−660)では、TV=TVc+ΔTV、+
ΔTV、 AV=AVc+ΔAV++AAVテTV、 
AVを求め、このTV、 AVが制御限界のTVmax
+ AVmin、 AVmax、 AVminのいずれ
かをこえたとき、制御限界値にTV、或いはAVをセッ
トし、他方にこえた分をフィードバックして制御絞り値
(AVc)、制御シャッター速度(TGc)をそれぞれ
算出する。そして手振れシャッター速度(TV、 )を
TVH=1.125X1og2f150+5.875 
(f:焦点距離)で求め、レリーズスイッチ(S2)が
ONされているときは、手振れブザーをOFFとしてリ
ターンする。
レリーズスイッチ(S2)がONされていないとき、T
Vから−ΔEVを減算しシフトされる。TV値が手振れ
シャッター速度((TV14)−2) EV以下である
が否かを判定し、以下であれば手振れブザーをOIJと
し、TV>TVエイ−であれば手振れブザーをOFFと
してそれぞれリターンする。
ここでTVH−1を手振れ限界としているのは2枚目以
降は手振れする確率が少ない−・・・・−・−リレーズ
釦の押し下げがない・−・−・ことに起因している。
又2枚目は何の心配もなくとりたいので、できるだけ手
振れブザーを鳴らすのを少なくしている。
第74図は上記Tv 、Avの決定の基本プログラム線
図を示している。
また、第75図はデータ設定中の表示について示してお
り、通常の撮影モード(a)の状態からカード設定キー
を操作すると、例えば(b)の如き設定モードとなる。
ここで、上段の1と下段のCARDが点滅する。上段の
1はずらし量であり、中段の3は撮影枚数を表している
。(b)の状態でアップダウンキーを環作すると、その
操作ごとに(b)→(C)→(d)→(ロ)・・・、又
は(b)→(d)→(C)→(b)・・・と変化する。
そして、いずれの場合であっても、カード設定キーを押
すと、元の通常撮影モード(a)に戻る。尚、第75図
で、通常撮影モード(a)は、ブロックのみ示し、具体
的な表示は図示省略している。
次に、H/Sカードの動作説明を行う。
H/Sカードとは、黒いものはより黒くする為に露出量
を一定量アンダー(ハイライト・H)とし、また、白い
ものはより白くする為に露出量を一定量オーバー(シャ
ドウ・S)にするものである。
(8)H/3カード H/ Sカードは、カメラに装着されると第76図のリ
セットのルーチンを実行し、フラグ、レジスタ(RAM
)を全てリセットしく1l−5) 、E”PROM内の
情報をRAMに移してスリーブする(I(40) (H
−sモード)。
次にカメラからカードの端子(C5CD)に「L」から
rHJに変わる信号が送られてくると、カードは第77
図に示す割り込みを実行する。ここで、H/Sカードは
、カメラから送られてくるクロンクに同期して、交信の
種類を示すデータを入力すべくシリアル交信を1回行う
(H−15)。
この交信によるデータから、その種類を判定しくH−2
0)、交信(1)である場合、カードをデータ入力端と
しくH−25)、シリアル交信を行って(H−30)カ
メラからデータ (CA−C0表参照)を受は取る。
このデータに基づいてデータ設定のサブルーチンを実行
しくII−35)、スリーブする。
ここで、上記サブルーチンの説明を行う前に、交信に応
じてカードからどのようなデータが出力されるかを、H
/Sカード表を用いて説明する。
交信(II)では、 ・FL強制OFF (・1)       C3U −
1−bz・表示制御をカードが行うか  cs II 
−1−ba・カード機能0N10FF       C
S II −1−bs・交信(V)無(・O)    
   CS II −2−b3・レリーズ禁止    
    CS II −2−b4・AF禁止     
     C3II −2−b7・TV、Av/表示デ
ータ   CSI[[−bp・交信(TV)有(・t)
       C5II[−b。
・交信(III)有(=1)       C3III
 −b。
・交信タイプ         C3I[I−ba・測
光ループ繰り返し     C3I[[−btの信号以
外は全て「0」とし、表から※印はそのときに応じてr
l、又は「O」をセットし、「1」のときその制御ON
、  rQ、のときOFFとする。
決まっているものについては’OJ、  「i」を決め
ておく。交信(II)では、それ以外に交信(■)での
直接アドレスタイプの交信データ数(2回)、そのアド
レス(C5II−7,8) 、グループ交信での交信(
III)は(G+)、(G3)であり、C5II −9
−(b+、 bz、 bz)=1,0,1.交信(IV
)は表示のみなので、C3ll−10−bl=1.それ
以外は「0」とする。
尚、上記表において何も書いていないところは、どんな
データが入っていても良い。
交信(IV)では、ΔAy、ΔTvのデータでRAHに
入っている。
交信(Vl)では、スリーブの可/不可の信号が送られ
る。次に、データ設定のサブルーチンを第35図(a)
に示し説明すると、まず、ステップ(H−146)〜(
H−149)で表示制御データを「0」、レリーズ禁止
の禁止(・0)、AF禁止の禁止(・0)、測光ループ
繰り返しの禁止(・0)に初期セントし、ステップ(H
−160)へ進む。
ステップ(H−160)では、交信(1)で得たDIS
REQ (カード名の表示の要求)の信号が「1」であ
るか否かを判定し、「1」である場合、表示制御データ
を「1」にしてカード表示機能0N10FFを0N(1
)、グループ指定のデータを(0)にする(It−17
0〜H−195)。続いてフラグ(SIF)がセットさ
れているか否かを判定しくH−200) 、セントされ
ていない場合、初めてこのフローを通るとしてこのフラ
グ(SIF)をセットする(H−205)  と共に、
タイマーをリセットスタートさせてステップ(H−21
0) 、ステップ(H−215)に進む。フラグ(SI
F)がセットされているときにも、ステップ()l−2
15)に進む。ステップ(H−215)では、上記タイ
マーが10秒経過したか否かを判定する。10秒経過し
ていない場合、測光ループ繰り返し信号を「1」としく
)I−220) 、カード表示名及びカード表示のみを
行うデータをセントして(H−222) リターンする
。この表示を第79図に示す。一方、10秒が経過した
場合には、フラグ(SIF)をリセット(II−226
)すると共に、表示制御データを「0」として(H−2
27) 、リターンする。
ステップ(H−160)でDISREQ=0のとき、I
PS= rLJ(SEMISFLINI  5C1l+
5CD3+SIのいずれかが0IJ)であるか否かを判
定しく1(−162)、「L」のときカード名表示を行
う制御を示す表示フラグ(表示F)をリセットしくH−
163) 、rLJでないときは何もせずにステップ(
H−165)にそれぞれ進み、フラグ(SIP)をリセ
ットする。しかる後、第78図(b)のステップ(H−
260)に進んで、交信(■)で得たセルフの信号が「
1」か否かを判定する。  ここで「1」のとき、カメ
ラのスイッチの操作(カード関係)による制御を禁止す
べくリターンする。セルフの信号が「1」でないとき、
カード設定スイッチ(S cDs )がONされている
か否かを判定する0l−265)。ONされているとき
(信号・1)には、ここを通ったことを示すフラグ(S
cosIF)がセットされているか否かを判定しくH−
270)、セットされていないときにはこれをセットし
くH−275) 、セントされているときには何もせず
にそれぞれステップ(H−276)に進み、セット中か
否かを判定し、セット中でなければステップ(H−40
5)に進み、設定モードに入った表示を行う。セット中
であれば(SETF=1)、セットを抜けるべく操作さ
れたので、表示制御を行わずにリターンする。スイッチ
C3cos )がOFF (0)のときにはステップ(
H2SO)に進み、フラグ(Scos IF)がセット
されているか否かを判定し、これがセットされていない
ときはステップ(H−310)へ進む。セットされてい
るときには、これをリセットしく)I−285) 、デ
ータ設定中を示すフラグ(SETF)がセットされてい
るか否かを判定しく)l−290) 、セットされてい
るときには、これをリセットしく)l−295) 、更
にE”FROM書き込み信号を1にし直接アドレス指定
(・1)にセットして(II−300) 、ステップ(
H−310)に進む、これにより、設定中を抜ける。設
定中を示すフラグ(SETF)がセットされていないと
きは、これをセットして(If−305) 、データ設
定モードに入りステップ(H−310)に進む。
ステップ(H−310)では、設定中であれば(SET
F=1)、ステップ(H−345)へ進み、ステップ(
L345)では、アップスイッチ(Sur)がONされ
ているか否かを判定しくH−345) 、ONされてい
るときは(Sup=1) 、I−2のように進む(H−
355)。ここで、1はハイライトモード2は、シャド
ウモードである。このモードの変更を柊えるとステップ
(H−405)に進む。アップスイッチ(SLIP)が
OFFのとき、ステップ(H−375)へ進んでダウン
スイッチ(Sa−)がONされているか否かを判定し、
ONされている場合、上記スイッチ(sup)  と変
更の方向が逆だけで同じである(I(−385)ので説
明は省略する。
前記(sup)及び(S、t、、)の処理を終えるとス
テ・ンプ(H−405)以降に進み、表示制御・1、レ
リーズ禁止・1、AP禁止・1、グループ指定・0、測
光ループ繰り返し・1とし、データ設定中の表示のデー
タをセットしてリターンする。この設定中の表示は後述
する。これにより、カメラは、カードによる表示制御、
レリーズ禁止、AF禁止、カメラの電源保持タイマーに
拘わらず、表示を続行する機能を実行する。
ステップ(H−310)で、設定中でない(SETF=
O)と判断されると、ステップ()I−430)に進み
、カードスイッチ(SeD)がONされているが否かを
判定し、カートスインチ(S、)がOFFのとき、この
フラグ(ScoF)をリセットしく1l−460) 、
続いて表示フラグ(表示F)がセットされているか否か
を判定しく+1462) 、セットされていないとき、
リターンする。
セットされているときはステップ(H−170)に進み
、カード名の表示の制御を行う。ステップ(H−430
)でカードスイッチ(S c o )がONのとき、こ
こを通ったことを示す。フラグ(ScDF)がセットさ
れているか否かをステップ(H−435)で判定し、セ
ットされている場合スイッチが操作され続けているとし
てステップ(H−462)に進む、セットされていない
とき、これをリセットしく)l−440) 、カード機
能が現在ONされているか否かを次のステップ(H−4
45)で判定し、ONされている場合には、OFF  
(交信(■)のデータ)としくH−450) 、表示フ
ラグ(表示F)をセットして(H−451)  リター
ンする。OFFの場合には、これをON(交信(II)
のデータ)にして(H−455) 、表示フラグ(表示
F)をセットして(H−456) 、ステップ()I−
170) ニ進み、カート名ノ表示制御を行う。
第77図に戻り、交信(1)でないとき交信(■)であ
るか否かを判定しくH−40)、交信(II)であると
き上記設定したデータをカメラに出力すべくカードを出
力側としく)I−45)、シリアル交信を10回行って
(H−50)スリープする。
交信(II)でないとき、交信(III)であるか否か
を判定しくH−51)、交信(III)であるとき、デ
ータを入力側としくH−52)、データ交信を17回行
い(H−53)、八Tv、ΔAvの演算を行って(II
−54)、スリープする。
次に交信(III)でないとき、交信()V)であるか
否かを判定しくH−55)、交信(IV)であるとき、
データを出力側としくH−60)、グループ指定かどう
かを判定しくH−65)、グループ指定であるとき表示
データを出力するものとしくH−70)、アドレスをセ
ットしてシリアル交信を9回行って(H−75)、ステ
ップ(H−90)に進む。グループ指定でないとき(直
接アドレス指定)ΔEv変更データのアドレスを指定し
、シリアル交信を2回行って、ステップ(H−90)に
進む。ステップ(H〜90)では、E”PROM書き込
み信号がセットされているか否かを判定しくH−90)
、セットされているとき、モード(1)のNαの1バイ
トのデータをE”PROFIの所定のアドレスに書き込
むべく、書き込み制御信号を出力する(H−95)。E
2FROMへの書き込みは、ハード的に行われ、マイコ
ンは制御信号だけ送れば良い。そして、書き込み終了信
号をリセットしくこの信号は書き込みが終了すると、ハ
ード構成で自動的にセットされる)(H−100) 、
スリープする。書き込み信号がないとき、すぐにスリー
プする。交信(TV)でないとき交信(Vl)であると
して、まず書き込みが終了しているかを上記終了信号で
判定しくH−105) 、終了しているときには、スリ
ープ可信号をセット、終了していないときには、スリー
プ不可信号をそれぞれセ・ントして、ステンブ()I−
120)に進み、データ出力側としてカメラからのクロ
ックに応じてシリアル交信を行って(H−125)スリ
ープする。
前記第77図のステップ(H−54)の演算制御につい
ては第80図(a) (b)に示している。ステップ(
H−500)でカード機能がONでないとき、或いはス
テップ(H2O2)でAEロックスイッチがOFFのと
き、補正量△Tv、△Av=0とする(H−515,H
−520) 、また、ステップ(H−510)でMモー
ドのときにもステップ(H−515) 、 (H−52
0)へ進む。これは、Mモードのときは、撮影者の設定
値(AV)、(TV)を優先と考えH/Sによる補正は
しないことによる。ステップ(H−525)でモード■
でないとき、即ちモード■(シャドウ)のときは第80
図0))のフローへ進む。
モードIであるときは、ステップ(H−530)以降の
ハイライトの制御に進む。
そしてPモードのときは、Tv 、AVの両方へ振り分
ける(H−535,H〜540)が、Aモードのときは
シャッター速度Tvを補正することとしくH−550,
H2SO) 、Sモードのときは絞り値Avを補正する
(H−565、1(−570)。
TVを制御シャッター速度(TVc)正補正量(ΔTV
)で求め、このTVがTVmayをこえるか否かを判定
する。こえる場合、こえた量ΔTV=TV−TVmax
でもとめ、補正i2Eνからこの分を引いてこれをΔA
Vとし、絞りの方にフィードバックし、絞り値AV=A
Vc+ΔAVで求める。これがAVmaxをこえるか否
かを判定し、こえる場合には、限界値から制御値(AV
C)までのそれぞれの値の差をΔAV、  ΔTVとし
、できるだけ補正を行うようにしている。
一方AV≦AVmaxであるときは、ΔrvはTVma
x−TVCで求める。
H=580でTV≦TVn+axであるとき、絞り値へ
Vを制御絞り値AVc十補正補正値Vを加えて求め、こ
れがAV≦AVmaxであれば、補正後の絞り値(AV
)とシャ。
ター速度はそれぞれ限界を超えないとしてリターンする
。AV>AVmax T:あるとき、その差ΔAV=A
VAVmaxで求め、補正量2−ΔAVでΔTVを求め
なおし、補正数のTV=TVc+ΔTVで求める。そし
てこのTV≦TVテあるとき、ΔAV=AVmax−A
VcとしてΔAVを求める。一方TV > TVmax
であるときH−605に進む。
次に、第80図(b)はシャドウの場合の制御を示して
いるが、補正が(−)側(アンダー側)になり、限界値
がA Vain或いはT Vvainとなるだけで考え
方は上述したハイライトの場合の制御と同じである。
第81図はデータ設定中の表示について示しており、通
常時の表示状態(a)においてカード設定キーをO)J
させたままにすると(ロ)の表示に変わり、次にカード
設定キーをOFFにすると(C)になる。(C)の状態
でカードキーをONすると、(d)になり、もう−度O
Nにすると(C)に戻る。即ち、カードキーをONする
ごとに(C)と(d)が交互に表示される。次に再びカ
ード設定キーをONすると、通常時の表示(a)に戻る
次に、ポートレートカードの動作説明を行う。
(9)ポートレートカード ポートレートカードは、カメラに装着されると第82図
のリセットのルーチンを実行し、フラグ。
レジスタ(RAM)を全てリセットしくP−5) 、ス
リープする。
次にカメラからカードの端子(C5CD)に「L」がら
rH,に変わる信号が送られてくると、カードは第83
図に示す割り込みを実行する。ここでカードはカメラか
ら送られてくるクロツクに同期して、交信の種類を示す
データを入力すべくシリアル交信を1回行う。
この交信によるデータから、その種類を判定しくP−2
0)、交信(1)である場合、カードをデータ入力側と
しくP−25)、シリアル交信を行ってCP−30)カ
メラからデータ (CA−CD表参照)を受は取る。
このデータに基づいてデータ設定のサブルーチンを実行
しくP−35)スリープする。
ここで、上記サブルーチンの説明を行う前に、交信に応
じてカードからどのようなデータが出力されるかを、 る。
交信(n)では、 ・補助光禁止(=1) ・PL強制ON(・1) ・ON制限解除(・1) ・表示制御をカードが行うか否か ・カード機能の0N10FF ・手振れブザー有/無 ・Pシフト禁止(・1) ・強制Pモード ・第V交信無(・0) ・APラワンョット(・1) ・強制A P (=1) ・TV、Av/表示データ ・第■交信 有(=1) ・第■交信 を(=1) ・グループ指定(・0) ・測光ループ繰り返し ・手振れブザー制御(=1) ポートレートカード表用いて説明す CS II −1−be CS n 4−bl C3II −1−bt CS U −1−b4 CS U −1−bs CS U −1−by CS I[−2−be CSI[−2−bl C3II −2−bz CS n −2−ba C3U−3−bl CS n −3−bs CS II −3−b4 C3U J−bs C3El −3−b& cs Tl −3−by C3II −4−be 尚、上記において、APラワンョットはカメラでの合焦
後のAFの追随モードの禁止を意味している。
上記の信号以外は全て「0」とし、表から※印はそのと
きに応じて「1」又はrQ、をセントし、「1」のとき
その制御ON、  rQ、のときOFFとする。決まっ
ているものについては「0」、rl。
を決めておく。交信(n)では、それ以外にグループ交
信での交信(I[[)のグループ1を指定すべく CS
 ll−9−bl・l、交信(TV)は表示及び制御デ
ータの2つなので CS II −10−bl 、bz
・1.1、それ以外はr□Jとする。
何も書いていないところは、どんなデータが入っていて
も良い。
交信(Vl)では、スリーブ可の信号が送られる。
これはR”FROMへの書き込み制御がないからである
データ設定のサブルーチンを第84図(a)に示し説明
すると、ステップ(P−150)で表示制御データをr
□、に初期セットし、ステップCP−160”)へ進む
このステップ(P−160)では、交信(T)で得たD
rSREQ (カード名の表示の要求)の信号が「1」
であるか否かを判定し、「1」である場合、表示制御デ
ータを「1」にしてカード表示機能0N10FFを0N
(1)にする(P470〜P−185)。フラグ(SI
F)がセットされているか否かを判定しくP−200)
 、セットされていない場合、初めてこのフローを通る
として、このフラグをセットして(P−205) 、タ
イマーをリセットスタートさせて(P−210) 、ス
テップ(P215)に進む。フラグ(SIF)がセット
されているときにも、ステップ(P−215)に進み、
ステップ(P−215)では、上記タイマーが10秒経
過したか否かを判定する。10秒経過していない場合、
測光ループ繰り返し信号を「1」にする(P−220)
 と共に、カード表示名及びカード表示のみを行うデー
タをセットして(P−222)  リターンする。この
表示を第85図に示す。一方、10秒が経過した場合、
測光ループ繰り返し信号を「0」とし、フラグ(SIF
)をリセットしくP−226) 、表示制御データを「
0」として(P−227) 、リターンする。
ステップ(P−160)でDISREQ・0のとき、r
ps= rt、J (St+< + 5FUN +  
SCD + 5cos + S+のいずれかがON)で
あるか否かを判定しくP−162) 、rLJのときカ
ード名表示を行う制御を示す表示フラグ(表示F)をリ
セットし、「L」でないときは何もせずにステップ(P
−165)にそれぞれ進み、フラグ(SIF)をリセッ
トする。しかる後、第84回し)のステップ(P−26
0)に進んで、交信(n)で得たセルフの信号が「1」
か否かを判定する。
「1」のとき、カメラのスイッチの操作(カード関係)
による制御を禁止すべくリターンする。
セルフの信号が「1」でないとき、第84図(C)のス
テップ(P−430)に進み、カードスイッチ(SCD
)がONされているか否かを判定し、カードスイッチ(
Sco)がOFFのときこのフラグ(SCDF)をリセ
ットしくP−460) 、続いて表示フラグ(表示F)
がセットされているか否かを判定しくP−465) 、
セットされていないときリターンする。セットされてい
るときはステップ(P−170)に進み、カード名の表
示の制御を行う。ステップ(P−430)でカードスイ
ッチ(SCD)がONのとき、ここを通ったことを示す
フラグ(ScDF)がセットされているか否かをステッ
プ(P−435)で判定し、セントされている場合、ス
イッチが操作され続けているとしてステップ(P−46
5)へ進む。セットされていないとき、これをリセット
しくP−440) 、カード機能が現在ONされている
か否かを次のステップ(P−445)で判定し、ONさ
れている場合にはOFF (交信■のデータ)として(
P−450)リターンする。OFFの場合には、これを
ON(交信Hのデータ)にしてステップ(P−170)
に進み、カード名の表示制御を行う。
第83図に戻り、交信(1)でないとき、交信(II)
であるか否かを判定しくP−40)、交信(II)であ
るとき、上記設定したデータをカメラに出力すべくカー
ドを出力側とし、シリアル交信を10回行って(P−5
0)スリープする。
交信(II)でないとき、交信(III)であるか否か
を判定しくP−51)、交信(I)であれば、カード側
を入力として(P−52)、シリアル交信を15回行っ
て(P−53)カメラのデータを入力し、次のステップ
(P−54)でカメラを制御する為のデータを演算(露
出演算含む)し、スリープする。この演算については後
述する。交信(II[)でないときは交信(■)である
か否かを判定しくP−55)、交信(IV)であるとき
、カードを出力側としくP−60)表示制御かどうかを
判定しくP−65)、表示制御′■であるとき表示デー
タを出力するものとしくP−70)、アドレスをセット
してシリアル交信を9回行って(P−75)、スリープ
する。表示制御でないとき(TVI AVデデー)、T
ν、 Avのデータのアドレスを指定し、シリアル交信
を4回行って(P−85)、スリープする。
交信(rV)でないとき、交信(VI)であるとして、
まずカードを出力側として、カメラからのクロックに応
じてシリアル交信を行って(P−125)スリープする
前記第83図のステップ(P−54)における演算制御
について第86図(a) (b)を参照して説明すると
まず、(A)では、手振れ警告のブザーを鳴らすために
シャッター速度の基準値TVMを計算する。
焦点距離の長いレンズはど速いシャッター速度でも手振
れを起こしやすいので、焦点距離が長くなるとT□を速
くする。
zFz=16X1ogz f 150  +56(f:
レンズの焦点距離(111) )(B)では(A)同様
に、TVHを求める。f<50mnの時は、手振れBz
を鳴らすレベルを変えてTVHを計算する。広角レンズ
でもTvが極端に遅くなった場合は警告する為である。
zFz=16XIogz f 150 +56(f:レ
ンズの焦点距離(mm)) (C)では、レンズの焦点距離fが短くても極端なスロ
ーシャッターでは手振れ警告ブザーBzは鳴らす、逆に
fが長い場合はシャッター速度がある程度より早くなる
と手振れ警告ブザーBzは鳴らさなくする為にTVHを
制限する。
(D)では、フラッシュ発光時の線図の折れ曲がり点の
TVfを求める。
T□≦Tvxの時、フラッシュ時のシャッター速度は手
振れしない最低速度T□にする。これにより自然光によ
る露出が行われ、背景を写りやすくする。
TvH> TvXO時、シャッター速度の同調最高速度
TVXにする。
(E)フラッシュのスイッチがOFFのときでは、像倍
率βより、βに応じた深度を考え、絞り値A。
βをβにより決定する。
β> 1/100のとき、βが信頼できる。
β> 1/100でないとき、AVβ=AVoz(開放
F値)とし、AVxをAVcとする。
であるとき、像倍率βから絞り値AVβを求める。
一方β≦1/100のとき、主被写体が小さく写り、背
景との区別がつきにくいので、像倍率に非依存の制御ラ
インにする。このとき[F]、AVoz  <3   
−+  AVx=33≦AVoz<3.5 −+  A
Vx=AVoz3.5<AVO2≦4  −+  AV
x=4AVoz  <4   →Aνx=AVozにし
、開放F値の小さなレンズは、やや絞り気味にして深度
を少し深くし、背景が少しぼける程度にする。
露出値(EVs)をBVs+SVから求め、制御限界値
とEVsを比較し、EVsが最大制御値(ADmax+
TVmax)をこえるとき最大制御値とし、最小制御値
(AVmin+TVmin)未満のとき最小制御値とす
る。(F″)O開放F値(AVoz)でのシャッター速
度(TV)を求め、これがTV、未満のとき、制御シャ
ッター速度(TVc) をTVとし、制御絞り値(AV
c)を八Vozとし、できるだけシャンク−速度を速く
して、手振れ判定に進む。演算TVがTV、以上である
とき、AV=EVs−TV、Iテ演算し、コノAVがA
V<AVxであるとき、制御絞り値(AVc)をAV、
制御シャッター速度(TVC)をTVイとし、制御■絞
り値をできるだけAVxに近づけている。
AV≧AVx T!あるとき、TVをEVs−AVx 
T:求め、TV< TVmaxであれば制御絞り値(A
Vc)をAVx、制御シャッター速度(TVc)をTV
とする。TV≦TVmaxであれば、制御シャッター速
度(TVc)をTVmaxとし、制御絞り値(AVc)
をEVs−TVmaxで求め直し、それぞれ手振れ判定
に進む。
手振れのとき (即ち、求めたシャッター速度TVCが
TV、未満のとき)手振れ警告を行うべく、交信(II
)の信号(S (1−1−bt)を1に七ノド、手振れ
てないとき、この信号(S n−1−bt)を0にセッ
トする。そして、交信(IV)の信号CTRLBのビッ
ト(b。)を0として、閃光発光禁止を行う。
次にフラッシュの制御の説明を行う。
スポットキーがONされているとき(AEL=1) 、
前回スポットキーONの計算が行われたか否かを判定し
、前回スポットキーの計算が行われたときは、前回の制
御絞り値(AVc)を制御シャッター速度(TVc)を
使用して、フラッシュ調光計算に進む(F。
〜F3)。スポットキーONでない場合、或いは前回ス
ポットキーONの計算が行われていないとき、背景輝度
(BVA)から露出値(EVA)を算出する(F−4)
この露出値(EVA)が同調速度(TVX)と開放F値
(AVoz)+1.5の値以下かつ主被写体露出値(E
Vs)が同調速度と開放F値−1,0以下であるとき、
背景および主被写体の両方とも暗いとしている。そして
スポットキーがONされているか否かを判定し、ONさ
れていないとき制御絞り値(AVc)をAVDとし、フ
ラッシュ光で主被写体を適正露出制御とすると共に、少
しでも被写界深度をかせいでいる。そして制御シャンク
−速度(TVc)を同調同言周速度として調光計算に進
む。
背景の露出値(EVA)がEVA > TVx + A
Voz或いは、主被写体露出値(EVS)がEVS >
 TVX + AVOZ2或いはスポットキーがONの
とき、△BV (BVA−BVs)が2.5以上か判定
し、2.5以上のとき逆光状態として露出制御値をEV
A−1とし、背景をオーバーとして逆光らしくみせ、主
被写体をフラッシュ光で適正露出としている。2.5未
満のとき逆光状態でないとして、背景を1段アンダーと
し、自然光と背景光とで背景及び主被写体を適正露出に
しようとしている。(F−9)開放F値(AVoz)の
ときのシャッター速度が、同調速度以上であるか否かを
判定し、同調速度以上のとき制御シャッター速度(TV
c)を同調速度(TVx) とし、絞り値(AV)をE
VcAVxから求め、この絞り値(AV)がAVD以上
か否かを判定し、AVD以上のとき制御絞り値(AVc
)をAVDとし、これにより主被写体が露出アンダーと
なるのを防いでいる。
AV<AVDノとき、制御絞り値(AVc) をAVと
する。
そしてそれぞれフラッシュ調光レベルを計算する。
F−12テTV<TVxのとき、制御絞り値(AVc)
を開放F値(AVoz)とし、TVが最小シャッター速
度(TVmin)以上か否かを判定し、以上のとき制御
シャッター速度(TVc)をTVとし、TVmin未滴
のとき制御シャッター速度(TVc)をTVmin と
してそれぞれフラッシュ調光レベル計算に進む。
調光計算はオートデプスカードの場合と同じである。
次に、デフォー力シング力−1−′の動作説明を行つ。
デフォー力シングカードとは、露光中に、フォーカシン
グレンズを駆動することにより、ソフトフォーカス的な
効果や、露光間ズーム的な効果を出すものである。
(10)デフォー力シングカード デフォー力ジングカードは、カメラに装着されると第9
0図のリセットのルーチンを実行し、フラグ、レジスタ
(RAM)を全てリセットしくF〜5)、スリーブする
次にカメラからカードの端子(C3CD)に「L」がら
「II」に変わる信号が送られてくると、カードは第9
1図に示す割り込みを実行する。カードは、カメラから
送られてくるクロックに同期して、交信の種類を示すデ
ータを入力すべくシリアル交信を1回行う(F−15)
この交信によるデータから、その種類を判定しくF−2
0)、交信<1)である場合、カードをデータ入力側と
しくF−25)、シリアル交信を行って(F−30)カ
メラからデータ (CA −CD表参照)を受は取る。
このデータに基づいてデータ設定のサブルーチンを実行
しくF−35)、スリーブする。
ここで、上記サブルーチンの説明を行う前に、交信に応
じてカードからどのようなデータが出力されるかを、デ
フォーカシングヵード表を用いて説明する。
交信(II)では、 −FL強制OFF          CS n −1
−bz・表示制御をカードが行うか否がcs■〜1−b
4− カーF機能(7)ONloFF      CS
 II −1−bs・手振レフf  !c=o:+  
    cs n −1−bt・Pシフト禁止(=1)
       as U −2−b。
・強制P −[: −1’ (=1)       C
S U −2−bl・第■交信無(J)       
 CS II −2−b3レリーズ禁止       
 CS n −2−ba・A F ワ7 シ* ッ) 
(=L)     C3lI−2−bbここでいうワン
ショットとは、カメラ側の合焦後の追随モードの禁止を
行うことでカメラ側では、この信号を入力して、追随モ
ードの禁止を行っている。
・強制AP(・1)         C3n −3−
bl・TV−AV/表示データ   CS II −3
−bs・第■交信有(=1)        cs I
I −3−b。
・第■交信有(・1)        C3II −3
−bs・グループ指定(−0)       CS n
 −3−b&・測光ループ操り返し     CS I
I −3−bt・手振れブザー制御(・1)     
CS II −4−b。
・デフォーカシング(・1)     CS U −4
−bx・lQmsec延長(−1)        c
s II −4−b4それぞれデフォーカシングカード
のときのみ、b、・1となる。
10m5ec延長は、このカードでの交信(III)後
の演算に要する時間が長くなる為にこの信号を送ってい
る。
上記の信号以外は全て「0」とし、表から※印はそのと
きに応じて「1」又は「0」をセットし、「1」のとき
その制mON、ro」のときOFFとする。決まってい
るものについてはro」、rl」を決めておく。交信(
n)では、それ以外に交信(IV)でのグループ交信で
の交信(II[)のグループG、、G、、G、を指定す
べくC5I[−9−be、 bl。
bz、bz・1,1,0,1.交信(IV)は表示制御
データ及びレンズ駆動データの3つなので cs ll
−10−bl、bz。
bt=i、t、t、それ以外は「0」とする。
尚、上記表において何も書いていないところは、どんな
データが入っていても良い。
交信(IV)では、スリーブ可の信号が送られる。
これはH”FROMへの書き込み制御がないからである
次に、データ設定のサブルーチンを第92図(a)に示
し説明すると、まず、ステップ(F−146)及び(F
−147)で表示制御データを「0」、レリーズ禁止の
禁止(=0)、に初期セットし、次のステップ(F−1
60)で交信(1)で得たDISREQ (カード名の
表示の要求)の信号が「1」であるか否かを判定し、「
l」である場合、表示制御データを「1」にしてカード
表示機能0N10FFを0N(1)にする(F−170
,F−175) 、続いてフラグ(S I F)がセッ
トされているか否かを判定しくF−200) 、セット
されていない場合、初めてこのフローを通るとしてこの
フラグ(SIP)をセットする(F−205)と共に、
タイマーをリセットスタートさせてステップ(F−21
0) 、ステップ(F−215)に進む。フラグ(SI
F)がセットされているときにも、ステップ(F−21
5)に進む、ステップ(F−215)では、上記タイマ
ーが10秒経過したか否かを判定する。10秒経過して
いない場合、測光ループ繰り返し信号をrlJとしくF
−220) 、カード表示名及びカード表示のみを行う
データをセットして(F−222)  リターンする。
この表示を第97図に示す。一方、10秒が経過した場
合、測光ループ繰り返し信号をOとしフラグ(SIF)
をリセットしくF−226) 、表示制御データを「0
」として(F−227)、リターンする。ステップ(F
−160)でDISREQ−〇のとき、IPs= ’L
J (S is 、S FLIN 、  S co 、
 S。9 + s、のいずれかがON)であるか否かを
判定しくP−162) 、rLJのときカード名表示を
行う制御を示す表示フラグ(表示F)をリセットしくF
−163)、rLJでないときは何もせずにそれぞれス
テップ(F−165)に進み、フラグ(SIF)をリセ
ットする。交信(II)で得たセルフの信号が「1」か
否かを判定する(F−165,F−260)。
「1」のとき、カメラのスイッチの操作(カード関係)
による制御を禁止すべくリターンする。
しかる後、第92[1(b)のステップ(F−260)
に進んでセルフの信号が「1」でないとき、第92図(
C)のステップ(F−430)に進み、カードスイッチ
(S、)がONされているか否かを判定し、カードスイ
ッチ(SeD)がOFFのときこのフラグ(SCJ)を
リセットしくF−460) 、続いて表示フラグ(表示
F)がセットされているか否かを判定しくF−462)
 、セットされていないとき、リターンする。セットさ
れていないときは、ステップ(F−170)に進み、カ
ード名の表示の制御を行う、ステップ(F−430)で
カードスイッチ(Sco)がONのとき、ここを通った
ことを示すフラグ(SCIIF)がセットされているか
否かをステップ(F−435)で判定し、セットされて
いる場合、スイッチが操作され続けているとしてステッ
プ(F−462)に進む。セットされていないとき、こ
れをリセットしくF−440) 、カード機能が現在O
Nされているか否かを次のステップ(F−445)で判
定し、ONされている場合には、OFF (交信(n)
のデータ)として(F−451) 、リターンする。O
FFの場合には、これをONF (交信(II)のデー
タ)にして(r’−455)、ステップ(F−170)
に進みカード名の表示制御を行う。
第91図にもどり、交信(1)でないとき、交信(n)
であるか否かを判定しくF−40)、交信(H)である
とき、上記設定したデータをカメラに出力すべくカード
側を出力側としくF−45)、シリアル交信を10回行
って(F−50)、スリープする。
交信(n)でないとき、交信(II)であるか否かを判
定しくP −51)、交信(II)であれば、カード側
を入力として(F−52)、シリアル交信を19回行っ
て(F−53)、カメラのデータを人力し、カメラを制
御する為のデータを演算(露出演算含む)L(F−54
)、スリープする。交信(III)でないとき、交信(
IV)であるか否かを判定しくF−55)、交信(IV
)であるとき、データを出力側としくF−60)、表示
制御かどうかを判定しくF−65)、表示制御であると
き、表示データを出力するものとしくF−70)、アド
レスをセットして、シリアル交信を9回行って(F−7
5)、スリープする。
表示制御でないとき(’rv  ’ Avデデー)、T
・Avのデータのアドレスを指定し、シリアル交信を5
回行って(F−85)、スリープする。
交信(IV)でないとき、交信(Vl)であるとして、
まずデータ出力側として(F−120) 、カメラから
のクロックに応じてシリアル交信を行って(F−125
)、スリープする。
次に、上記第91図のステップ(F−54)における演
算制御を第93図に従って説明する。
まず、5oft F1ag+ ZooIllFlagを
それぞれリセットし、ステップ■では、カメラから入力
したレンズの最大操り出し量の絶対値l Lpmax 
 Iから現在のω位置からのレンズの繰り出し量の絶対
値1ΔLplを引いて Lpe+in = l Lpr@ax  l −1ΔL
plを求める。
そして、Lpminを繰り出すのに要する時間に対応し
たシャッター速度(繰り出すのは、シャッター速度(露
出時間)の374だけであるので、これを考慮して決め
たシャッター速度)をモーター回転開始からの経過時間
とモーターの回転量(エンコーダからのパルス数)を示
した第95図より求める(尚、第95図は回転数をアド
レスとしてROMテーブル化されている)。そして求め
たものをT V。
■近とする。
■では、■と同様にして、現在のレンズ位置からωまで
の繰り込み量Δt、pから、(1)までの繰り込みに要
する時間を求め、TVLIM遠とする。
■では、Nege・・・ネガフィルムの場合、ラチイチ
ュードが広いので3Evオーバーま で許容するものと、これを示すKF を3とする。
Pos i・・・ポジフィルムの場合、ラチイチュード
が狭いのでOとする。
■及び、(39)〜(41)では、制御シャンク−速度
の最短時間をT v ”’ 3 (開放F値及び、上記
KFから求める)とし、Tv>3以上なら効果がないの
で(A)に進み、表示データをセットし、レリーズ禁止
をセラh  (・1)、カードマークの点滅のみの表示
データの作成及び表示制御・1としてリターンする。
■では、Tvの限界値を決定する。TVL I N近と
TVl、遠の内申さい方をTVとし、TV≧Oの以上の
ときTVoow)l=TV、未満のときにはTV=O(
SS=LS)とする。
■では、Ev≦TVDOW、+ A v o + K 
Fを判定し、YESの場合、レンズ駆動を行うと、レン
ズの端(先端、或いは後端)にあたり、接写効果が得ら
れないので、やはり(A)に進み、警告及びレリーズロ
ックの制御を行う。
■では、限界最高速度(Tv)=3とする。
■では、TV≧Tvno工であるかを判定し、Tv<T
voownのとき、Tvの変更限界ということで■に進
み(0は後述)、ソフト効果、或いはズーム効果がある
かの判定を行う。
■では、適正露出からのずれ量を示すに=Oに初期セッ
トする。
[相]では、上記Kが、ラチイチュードの限界であるか
否かを判定する。(ネガフィルムの場合KF・3゜ポジ
フィルムの場合KF・0の)限界をこえるとき、シャッ
ター速度(Tv)を0.5Evアンダーとし、■で得る
デフォーカス量を約1.5倍にし■に進む。
■では、ラチイチュードの範囲内であるとき、絞り値を
演算する。
■では、最大絞り値以下かどうかを判定し、絞り値を超
えるときは、@へ進む。0ではKに1を加えて[相]に
進む。これによって、ラチイチュードの範囲で絞り値を
開放側へ開いていき、最大絞り値以内にする。
■では、絞り値が最大絞り値以下であるとき(AV≦A
v+5sx)開放F値以上かどうかを判定し、開放F値
より小さいとき42に進み、Tvに0.5を引いて絞り
値を開放F値以上の絞り側に制御するように演算してい
る。
■では、シャッター速度から、そのときの374の時間
に動く、回転数(エンコーダからのパルス数)を第96
図に示す。シャッター速度時間に対する回転数(N)の
グラフ(但し、これはシャッター速度をアドレスとして
、ROMテーブル化されている)より求める。そして、
これにKBL値を掛けて(DF=N xKBL)、デフ
ォーカス叶を求める。
■では、上記絞り値をFNOに変化し、錯乱円δを叶/
FHOで求める。ここで、’rv、 Av (→FHQ
)に対するDF、  FNoの変化であるが、TVがI
EV変わると、モーターの動ける時間が2倍になる。
一方、AvがtEv変わると、FNOはf2倍変化する
■〜[相]では、ズーム的効果があるか否かを判定する
。■〜■までで得られたシャッター速度(TV)がズー
ム的効果を示すときに駆動されるω方向への繰り出しに
要する最長時間(Tvt+m遠)以上であるか否かを判
定し、T V L i m遠未満であるとき、効果が得
られないとして(21’)に進む。
■では、 (TV)がT V L i s遺尿上のとき
、ズーム効果があることを示すフラグ(Zoom FL
ag)が既にセントされているか否かを判定し、セット
されているときは、Tv 、Avが設定済みとして(2
1’)に進む。(18’)では、Zoom FLagが
セットされていないとき、ズーム的効果があるか否かを
判定する。ズーム効果は、デフオーカシングに伴う像倍
率の変化によって起こる。今、全体繰り出しレンズで像
高h’ (12mm)の点に着目すると、この点の像高
変化(Δ1.+)は (X” はレンズの繰り出し量) で表され、このとき、ΔL十δ/2≧2かつ△L/δ≧
3であれば、ズーム効果があるとしている。そしてフラ
グ(効果有F)を、上記演算の結果に応じてセット、リ
セットを行っている(第94図参照)。
■■[相]では、上記フラグ(効果有)に応じて、セッ
トされているとき、ズームフラグをセ・ノドし、Tv、
 AvをそれぞれTvz−+ Avzとして(21’)
に進む。
効果有のフラグがセットされていないときにも(21゛
)に進む。
(21′)〜@は、ソフト効果があるか否か・七判定し
ている。(21”)でTVがソフト効果を行うレンズ駆
動方向に動かすときの最長時間(TVLi@近)以上で
あるか否かを判定し、最長時間未満のとき、これ以上の
TVの変更は無理として(A)に進む。
@3334では、T V L i +1近以上のとき、
上記求めたδが3000μ以上か否かを判定し、以上で
ある場合(効果が大レベル)(C)へ進み、f/2FN
。の値が像高h(・6mm)以上であるか否かを判定し
、以上であれば、効果有りとして、レンズ駆動を近側方
向とすべくΔt、pに正の所定値を入れて、リターンす
る。h未満であれば42に進み、42、■からのフロー
を繰り返す。これによって、後述のOでのKに1を加え
た後、■で絞りが開放になっていくことによって、でき
るだけFIIOを小さくして、f/2Fsoを大きくし
ようとしている。
@では、3000μm〉δ>1500であるか否かを判
定する。
@で、δ< 1500であるとき、ソフト効果を示すフ
ラグ(Soft FLag)が既にセットされているか
否かを判定し、セットされているときOへ進む、、0@
[相]で、ソフトフラグ(Soft Flag)がセッ
トされていないとき、1500>δ≧800であるか否
かを判定し、上記以内(効果レベル小)であればフラグ
(Soft Flag)をセットし、T V S 、 
A v 3をTV、A9として0に進む。δ〈800μ
mのとき、すぐに0に進む。
■では、Kに1を加えて新たにKとし、[相]へ進む。
これによって、ラチイチュードの範囲内で、絞りを開放
側にしようとするもので、この結果、δ及びf/2FN
oの値が大きくなる。ネガフィルムの場合、この効果は
ない。
■では、3000μm〉621500μmであるとき 
(効果中レベル)、ソフト効果を示すフラグ(S−rt
 FLag)がセットされているか否かを判定し、セン
トされていないとき(C)へ進む。
[相]では、セットされているとき、Tv≧2以上かど
うかを判定し、2未満であるとき効果レベルの小さなと
きのTv 、Avを用いて(C)へ進む、これにより効
果が小さくとも有るときは、あまりシャッター速度が遅
くならないようにしている。2以上のときOへ進む。こ
れにより、効果レベルを大きくしようとしている。
Φでは、(B)のフローであるが、これ以上シャッター
速度を遅くすることができないとき、ここにきて、まず
ラフ1−フラグ(Soft FLag)がセットされて
いるか否かを判定し、セットされていないとき(D)へ
進む。
■では、セットされているとき、f/2FN。≧h(・
6mm)かどうかを判定し、f/2FHo<hのとき、
(D)へ進む。
32では、f/2FNo≧hのとき、Tv 、Avをソ
フト的効実用のT v 3 、 A y 3とし、33
で、レンズの駆動方向をセットしてリターンする。
35では、本実施例では、ソフト効果を優先している。
ソフト効果が得られないとき、ズーム的効果があるか否
かを判定する。効果がないとき(Z、。。
FLagリセット)、39へ進む(説明路)。
36及び37では効果があるとき(Zoom FLag
セット)、Tv 、Avをズーム用TV□、AV□とし
、レンズ駆動方向を遠側(Δt、pを負にする)として
、リターンする。
42では、TVを0.5 Evアンダーにして、新たな
Tvとする。これにより、レンズ駆動によるDFiの変
化を0.5倍多くしている。
カメラ内のRAMのマツプの一例を第7表に示す。この
ようなRAM (E” FROM含)マツプである場合
に、交信■でデータ(Go、 CI+ Gz)のグルー
プMP、、MP、、MP、。が必要であるとき、グルー
プ指定であれば、予め上記だMP、、MP、。
MP、。の先頭アドレスと個数を記憶しておき、信号に
応じて、これらを読み出せばよい。これらは現存するカ
ードシステムにおいては、決まったデータを読み出すだ
けなので、対応可能である。しかし、新たに他の機能を
もったカードが作られ、例えば、上記他のデータM P
 zとM P、が必要である場合、他のデータを読み出
すことができない。
これを可能にするためには直接データの先頭アドレスと
その個数を指定する必要がある(直接アドレス指定タイ
プ)。しかし、そのときは、飛び飛びのデータ(例えば
M P zのデータとM P 、のデータのみ)を指定
することができず、MP2〜MP、までの全てのデータ
が指定されることになり、データの転送に(メモリー及
び時間の)無駄が生じる。本実施例はこれらを使い分け
ることにより効率よくデータの転送を行っている。
尚、本実施例においても直接アドレス指定を行っている
のはグループ指定のカードとカメラとの関係ができた後
であり、新たにグループ指定を増やすことができなかっ
たからである。従って、カードとカメラが同時に設計進
行中であれば上記の直接アト1/スタイブの力・−ドも
グループ指定は可能となる。
第 表 第 表 第 表(続き) 第 表 機能データ(Fbn ) RAM 第4表 り°ルーフ0(第刀I) 第4表 (続き) 第 表 第7表 第 表 (続@) 第 表 (続き) 第 表 レンズ(If) 第 表 レンズ(I) 第 11表 カメラ内 レンズ情報 第12fi カスタムカード 第14表 スポーツカード 第13表 データメモリーカード 第15表 オートデプスカード 第 16表 ブラケットカード 第 18 表 オートンフトカード 舅 17表 クローズアップカード 第19表 H/Sカード 第20 表 トレードカード 第21表 デイ2を一力シングカード 上述の実施例において、特に本発明の要旨に関する部分
を重ねて説明すると、まずブラケットカード、オートシ
フトカード、H/Sカーにはいずれもカメラ本体に装着
された状態でカメラ本体とデータ交信(IT)でカード
側からカメラ本体側へ種々のデータを与えるが、その中
に第16表、第18表、第19表に示されているように
C3U−1−bz・1が含まれている。このデータは第
6表からも窺知できるようにフラッシュ強制OFFを表
わす信号である。
次に、カメラ本体では、このカードからのデータによっ
て強制OFFが第11図ら)のステップ(#467−4
)で判定され、ステップ(#467−5)でセットされ
、ステップ(#467−13)で出力され、電子閃光装
置(5丁)へ送られる。電子閃光装置(ST)の制御動
作は第8図(d)においてステップ(#5T330)か
ら(#5T420) (ItST430)を経て(II
ST440)で昇圧は停止されるので、発光することな
くスリープする。
前記カードに基づく撮影でなく閃光発光が必要な撮影の
場合は第8図(dlのステップ(#5T290)で強制
ONと判定され、ステップ(#5T310)で昇圧が開
始され昇圧後ステップ(#5T390)で発光指令があ
ると判定されると発光動作を行う。
発里■処果 以上の通り本発明によれば、ブラケット撮影モードやオ
ートシフト撮影モードの如き特定の撮影モードでは電子
閃光の発光は強制的にOFFされるので露出のずらし量
が変ってしまったり、シャッター速度の効果が失われた
りすることがなく、所望の撮影が達成できる。
また、H/S撮影モードで電子閃光の発光はOFFとな
るので、測光方式がTTLダイレクト方式の場合であっ
ても所望のH/S撮影ができる。
一方、電子閃光装置においては、例えばブラケット撮影
モードやオートシフト撮影モード、H/S撮影モードの
如く閃光発光の不要な撮影モードでは昇圧回路は不作動
になるので、無駄な消費電流を費やさなくて済み、逆に
閃光発光の必要な撮影モードでは昇圧回路が作動状態と
なって閃光発光に必要なパワーの昇圧を行うので発光ま
での時間が短かくなり、シャッターチャンスを逃す虞れ
がない。
【図面の簡単な説明】
図はいずれも本発明の実施例に関するものであって、第
1図はカメラ全体の回路ブロック図、第2図はその表示
部における表示形態を示す図、第3図はカメラのリセッ
トのルーチンを示すフローチャートである。第4図(a
)はレンズ回路の回路図であり、第4図(b)はレンズ
の側面図である。第5図はカメラとカード等の間のデー
タ交信についてのフローチャートである。第6図は測光
・AF・表示・露出制御等を行うルーチンを行うフロー
チャート、第7図はその中のAFモード決定及びフォー
カスロックのルーチンを示すフローチャートである。第
8図(a)は電子閃光装置の回路図であり、第8図■)
はその表示に関する説明図、第8図(C)及び第8図(
d)は電子閃光装置に関する割込みのルーチンを示すフ
ローチャート第9図は電子閃光装置のインターフェース
回路を示す図である。第10図はレンズデータ入力のフ
ローチャートである。 第11図(a)はフラッシュデータ入力のフローチャー
トであり、第11図い)はフラッシュデータ出力のフロ
ーチャートである。 第12図(a)はAFの7o−チャート、第12図(b
)。 第12図(C)、第12図(d)、第12図(e)、第
12図(f)、第12図(g)、第12図色)は、それ
に関するフローチャート。 第13図はそれに関するファインダー内の表示例を示す
図である。第14回は撮影画面内における測距範囲並び
に測光範囲を示す図である。 第15図はデータ設定のフローチャート、第16図は露
出モード変更のフローチャート、第17図は機能モード
選択のフローチャート第18回は露出補正のフローチャ
ート第19図はセルフのフローチャート、第20図は測
光データ作成のフローチャート、第21図はAEロック
のフローチャートである。 第22図(a)、第22図ら)は絞り及びシャッター速
度設定のフローチャートである。第23図は露出演算の
7o−−f−+−14’あり、第24図(a)、第24
図(b)、第24図(C)、第25図、第26図及び第
27図はその中の各モードのフローチャートである。第
28図はICカードによる制御のフローチャートである
。 第29図(a)は表示のルーチンを示すフローチャート
であり、第29図(t))はその割込みのルーチンを示
すフローチャート、第29図(C)、第29図(ロ)及
び第29図(e)は表示例を示す図、そして第29図(
f)はモード設定のルーチンを示すフローチャートであ
る。 第30図は露出制御のフローチャート、第30図(b)
及び第30図(C)はレンズ駆動のフローチャート、第
30図(d)はシャッター速度制御のフローチャートで
ある。第31図(a)及び第31図〜)はフィルムの1
コマ巻上げに関するフローチャート第32図は裏蓋閉成
に関する割込みのルーチンを示すフローチャートである
。 第33図、第34図、第35図はカスタムカードの動作
フローを示す図であり、第36図はそのモード設定を示
す図、そして第37図は表示例を示す図である。 第38図、第39図、第40図はデータメモリカードの
動作フローを示す図であり、第41図はその表示例を示
す図である。 第42図、第43図、第44図、第45図はスポーツカ
ードの動作フローを示す図であり、第46図はその露出
設定に関する図、そして第47図は表示例を示す図であ
る。 第48図、第49図、第50図、第51図はオートデプ
スカードの動作フローを示す図であり、第52図はその
表示例を示す図、第53図、第54図及び第55図はそ
の説明図である。 第56図、第57図、第58図はブラケットカードの動
作フローを示す図であり、第59図はその表示例を示す
図、第60図は同じく動作フローを示す図。 第61図は設定に伴う表示を示す図である。 第62図、第63図、第64図はクローズアップカード
の動作フローを示す図、第65図は表示例を示す図、第
66図は同じく動作フローを示す図、第67図及び第6
8図はその説明図である。 第69図、第70図、第71図はオートシフトカードの
動作フローを示す図、第72図はその表示例を示す図、
第73図は同じく動作フローを示す図、第74図及び7
5図はその説明図である。 第76図、第77図、第78図はH/Sカードの動作フ
ローを示す図、第79図はその表示例を示す図、第80
図は同じく動作フローを示す図、第81図は設定につい
ての説明図である。 第82図、第83図、第84図はポートレートカードの
動作フローを示す図、第85図はその表示例を示す図、
第86図は同じく動作フローを示す図、第87図、第8
8図及び第89図はその説明図である。 第90図、第91図、第92図、第93図、第94図は
デフォー力シングカードの動作フローを示す図、第95
図、第96図及び第97図はその説明図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルムに対する露出条件を一枚ごとに切換えて
    所定枚数の撮影を行う特定の撮影モードを有するカメラ
    において、前記特定の撮影モード時に電子閃光装置の発
    光を禁止する手段を設けたことを特徴とするカメラ。
  2. (2)前記特定の撮影モードはフィルムへの露出量を一
    枚ごとに切換えて撮影するブラケット撮影モードである
    ことを特徴とする第1請求項に記載のカメラ。
  3. (3)前記特定の撮影モードは所定の露出量のもとに絞
    り値とシャッター速度の組み合せを一枚ごとに変えて撮
    影するオートシフト撮影モードであることを特徴とする
    第1請求項に記載のカメラ。
  4. (4)予めスポット測光でハイライト部とシャドウ部を
    測光すると共にその測光値をAEロックした後、フレー
    ミングし直してレリーズするH/S撮影モードを有する
    カメラにおいて、前記撮影モード時に電子閃光装置の発
    光を禁止する手段を有することを特徴とするカメラ。
  5. (5)測光値に基づいて決定された露出プログラム線図
    を有する複数の撮影モードと、前記複数の撮影モードの
    1つを選択するべくカメラ本体に設けられた撮影モード
    選択手段と、前記カメラ本体に着脱自在で且つ閃光発光
    のためのパワー蓄積用のコンデンサを充電する昇圧回路
    を有する電子閃光装置と、選択された撮影モードに基づ
    いて前記昇圧回路の作動・不作動を制御するべく前記電
    子閃光装置に設けられた制御手段と、を有するカメラ。
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