JPH0211313B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0211313B2
JPH0211313B2 JP56186855A JP18685581A JPH0211313B2 JP H0211313 B2 JPH0211313 B2 JP H0211313B2 JP 56186855 A JP56186855 A JP 56186855A JP 18685581 A JP18685581 A JP 18685581A JP H0211313 B2 JPH0211313 B2 JP H0211313B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultraviolet
rod
tube
steel pipe
lamp
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP56186855A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5889971A (ja
Inventor
Haruhiro Noguchi
Yoichi Enomoto
Toyofumi Fuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kokan Ltd filed Critical Nippon Kokan Ltd
Priority to JP18685581A priority Critical patent/JPS5889971A/ja
Publication of JPS5889971A publication Critical patent/JPS5889971A/ja
Publication of JPH0211313B2 publication Critical patent/JPH0211313B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、鋼管、枠鋼等の管棒状体外面に塗
布した紫外線硬化塗料を均一硬化させることがで
きる方法に関するものである。
紫外線硬化塗料は、鋼材表面の防錆効果が大き
いことから、近年、鋼板等の他に鋼管の外面にも
紫外線硬化塗料が塗布されるようになつてきた。
管棒状体外面に塗布された紫外線硬化塗料は、例
えば紫外線照射ランプからの紫外線を照射するこ
とによつて硬化させることができる。一方、管棒
状体外面に塗布した紫外線硬化塗料は、均一硬化
させることが望ましい。
しかしながら、従来、適切な紫外線照射が行な
える硬化方法(装置)が提案されておらず、その
ため、管棒状体外面に塗布した紫外線硬化塗料を
均一硬化させることは困難であつた。
そこでこの発明は、以上のような問題を解消す
べくなされたもので、 外面に紫外線硬化塗料を塗布した管棒状体を移
動させ、前記管棒状体の外側に配置した紫外線照
射ランプによつて、前記管棒状体の外面に塗布し
た紫外線硬化塗料表面に紫外線を照射し、かくし
て前記管棒状体の外面に塗布した紫外線硬化塗料
を硬化させる方法において、 前記紫外線照射ランプは、前記管棒状体の周回
りにそつて等間隔で配置され、隣接した前記紫外
線照射ランプ同志の各々の照射面を互いに重複さ
せて前記管棒状体の外面に塗布した紫外線硬化塗
料表面に均一照度分布光を照射することに特徴を
有する。
以下この発明を実施例により図面を参照しなが
ら説明する。
第1図はこの発明の方法を実施するための硬化
装置の一態様を示す概略縦断正面図、第2図は同
概略縦断側面図である。図において、1は図示し
ない適宜移動手段によつて矢印A方向に水平移動
する鋼管であり、鋼管1の外面には、図示しない
紫外線硬化塗料の塗布装置によつて紫外線硬化塗
料が塗布されている。2は中空円筒状の密閉構造
を持つ、水平に置かれたハウジングであり、ハウ
ジング2の軸方向の両端部中央には、鋼管1を通
過させるための開口2aが形成されている。鋼管
1は、一方の開口2a内からハウジング2内に至
り、ついで他方の開口2a内からハウジング2外
に出る。
ハウジング2内において、鋼管1の外側に位置
するように、紫外線を発生する、複数本(6本)
のランプ3が、鋼管1と軸方向を合致させ、且つ
その管周にそつて等間隔で水平に配置されてい
る。各ランプ3は、反射板4aを有する保持具4
に保持されており、保持具4は、図示しない支持
手段によつてハウジング2に支持されている。な
お、反射板4aは、ランプ3と同心上になるよう
に円弧状にわん曲形成されれている。隣接したラ
ンプ3同志は、鋼管1の外面に塗布した紫外線硬
化塗料表面において、各々のランプ3からの紫外
線の照射面が互いに重複して管全周にわたつて均
一照度分布が得られるように配置されている。即
ち、隣接したランプ3同志は、例えば鋼管1の管
中心角で45゜以下になるような間隔で配置されて
いる。45゜を越えると、ランプ3同志が離れすぎ
てしまい、鋼管1の外面に塗布した紫外線硬化塗
料表面において均一照射面が得られない。鋼管外
面に塗布した紫外線硬化塗料表面における、各ラ
ンプからの紫外線照射による照度分布の一例を第
3図に示す。図中、縦軸が照度、横軸が各ランプ
の位置(管中心角で示す)を示し、実線が各ラン
プ毎の照度分布、点線が管周方向にそつた総合的
な照度分布を示しており、管周方向にそつて均一
照度分布が得られていることが明らかである。な
お、鋼管1の外面と、ランプ3との間の距離は、
離れすぎると照射効率が悪くなるし、近づきすぎ
ると、両者が機械的接触のおそれがあり、且つ均
一照度分布を得ることが困難になる(例えば、こ
の距離は、40〜150mmが望ましい)。鋼管外面とラ
ンプとの間の距離の違いによる、鋼管外面上の照
度分布例を第4図イに示す。図中、縦軸が照度、
横軸が鋼管外面の管周方向位置を示し、Hは、第
4図ロに示すように、鋼管1の外面とランプ3と
の間の距離を示す。
第1図に示すように、ハウジング2の上端2箇
所には、ランプ3および保持具4を冷却するため
の冷却ガスの供給用ダクト5および排出用ダクト
6が、それぞれハウジング2内と連通するように
取付けられている。従つて、冷却ガスは供給用ダ
クト5からハウジング2内に入り、そして排出用
ダクト6からハウジング2外に至り、その結果、
ランプ3および保持具4は、冷却ガスによつて冷
却される。
以上のような構成によつて、鋼管1の外面に塗
布された紫外線硬化塗料は、鋼管1がハウジング
2内を通過する際に、ランプ3によつて均一に紫
外線が照射されて均一に硬化する。
ついで実施例について説明する。
外径298.4mmφのサイズの鋼管外面に、アクリ
ル系紫外線硬化塗料(粘度:50℃で100c.p)を、
10〜20μ厚になるように塗布し、ついでこの鋼管
を1m/secの速度で移動させてハウジング内を
通過させた。ハウジング内においては、有効長50
cm、80〜160W/cmの紫外線照射ランプを、16本
管周にそつて等間隔で(従つて管中心角は
22.5゜)、且つ鋼管表面との距離が100mmになるよ
うに配置してあつた。その結果、鋼管外面に塗布
した塗料表面において管周にそつてほぼ均一に、
300mW/cm2の照度が得られ、鋼管外面に塗布し
たアクリル系紫外線硬化塗料をタツク無し、鉛筆
硬度H以上に均一硬化させることができた。
以上説明したように、この発明においては、鋼
管外面に塗布した紫外線硬化塗料を均一硬化させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法を実施するための硬化
装置の一態様を示す概略縦断正面図、第2図は同
概略縦断側面図、第3図および第4図イは照度分
布の一例を示す図、第4図ロはランプおよび保持
具の断面を示す図である。 1……鋼管、2……ハウジング、2a……開
口、3……ランプ、4……保持具、4a……反射
板、5……供給用ダクト、6……排出用ダクト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外面に紫外線硬化塗料を塗布した管棒状体を
    移動させ、前記管棒状体の外側に配置した紫外線
    照射ランプによつて、前記管棒状体の外面に塗布
    した紫外線硬化塗料表面に紫外線を照射し、かく
    して前記管棒状体の外面に塗布した紫外線硬化塗
    料を硬化させる方法において、 前記紫外線照射ランプは、前記管棒状体の周回
    りにそつて等間隔で配置され、隣接した前記紫外
    線照射ランプ同志の各々の照射光を互いに重複さ
    せて前記管棒状体の外面に塗布した紫外線硬化塗
    料表面に均一照度分布光を照射することを特徴と
    する管棒状体外面に塗布した紫外線硬化塗料の硬
    化方法。
JP18685581A 1981-11-24 1981-11-24 管棒状体外面に塗布した紫外線硬化塗料の硬化方法 Granted JPS5889971A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18685581A JPS5889971A (ja) 1981-11-24 1981-11-24 管棒状体外面に塗布した紫外線硬化塗料の硬化方法

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JP18685581A JPS5889971A (ja) 1981-11-24 1981-11-24 管棒状体外面に塗布した紫外線硬化塗料の硬化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5889971A JPS5889971A (ja) 1983-05-28
JPH0211313B2 true JPH0211313B2 (ja) 1990-03-13

Family

ID=16195826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18685581A Granted JPS5889971A (ja) 1981-11-24 1981-11-24 管棒状体外面に塗布した紫外線硬化塗料の硬化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5889971A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4994757A (ja) * 1972-11-30 1974-09-09
JPS558229A (en) * 1978-06-29 1980-01-21 Sumitomo Electric Industries Method of connecting cv cable

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4994757A (ja) * 1972-11-30 1974-09-09
JPS558229A (en) * 1978-06-29 1980-01-21 Sumitomo Electric Industries Method of connecting cv cable

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5889971A (ja) 1983-05-28

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