JPH0211138Y2 - - Google Patents

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JPH0211138Y2
JPH0211138Y2 JP6388686U JP6388686U JPH0211138Y2 JP H0211138 Y2 JPH0211138 Y2 JP H0211138Y2 JP 6388686 U JP6388686 U JP 6388686U JP 6388686 U JP6388686 U JP 6388686U JP H0211138 Y2 JPH0211138 Y2 JP H0211138Y2
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JP
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feed roller
hopper
crusher
cylinder
tree
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JP6388686U
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JPS62175905U (ja
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  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 この考案は樹木粉砕機において、粉砕物を粉砕
機に送り込むための送りローラに、その上に乗り
送られる粉砕物の上から適度の押圧力を加えて送
り作用を確実にさせると共に粉砕機が粉砕した紛
塵がホツパに逆流しないようにするための機構の
改良に関するものである。
「産業上の利用分野及び従来の技術」 剪定した果樹、樹木の幹、枝葉あるいは風倒木
の樹幹、枝葉等は焼却するのが望ましいところで
はあるけれども、焼却による発煙が近隣の迷惑に
なるところから、これらの樹幹、枝葉を粉砕し肥
料にする方法が採られるようになつた。その粉砕
に当たつては粉砕する樹木をホツパへ投入しそれ
を低速度で粉砕機へ送り込むための送りローラ
と、送られた樹木を微細に粉砕するために多数の
ハンマナイフを取付けた回転体を高速度回転させ
て粉砕する機構のものが多く用いられてきたとこ
ろである。実公昭53−52159、実開昭56−83005、
実公昭57−18097、同59−5528参照。
「考案が解決しようとする問題点」 ところがこれらのものは粉砕機が粉砕し発生す
る紛塵がホツパへ逆流するのを防止する手段が採
られていないから、送りローラの押圧力調整機構
部分に紛塵が堆積しその機能を損なう欠点があつ
た。
「問題点を解決するための手段」 この考案はこのような従来の粉砕機の欠点を改
善するために、ホツパの底に半円筒を形成し、該
半円筒内に送りローラを取付けると共に該ローラ
の上方にはホツパの天板に上端を軸止した押圧プ
レートをその板面が常時送りローラ上を押圧する
ように付勢させて設けたことを特徴とするもの
で、かくして押圧プレートはホツパに投入される
樹木の大きさに応じてその付勢力に抗し昇降する
から送りローラに適度の圧力が加わり、粉砕機へ
の樹木(粉砕物)の送り込みが確実に行えるよう
になつたのみならず、押圧プレートはホツパの底
を送りローラと共にふさぐように作用しているか
ら紛塵のホツパへの逆流を防止し、機械各部の機
能に障害を生じない勝れた樹木粉砕機とすること
ができたのである。
「実施例」 添付図面において樹木粉砕機は前後の車輪A,
Bで走行できるように支持された機枠1の後部上
方に斜設したホツパ2と該ホツパ2の底の半円筒
にふくらんだ受筒20内に取付けた送りローラ3
と、前記受筒20に連設し機枠1のほぼ中央に取
付けた円筒21内に回転粉砕機4を取付けてでき
ている。
これらの送りローラ3、回転粉砕機4及び車輪
Aに回転を与えるための原動機は、機枠1上方に
取付けた内燃機又は電動機Cによるもので、その
伝動機構の詳細な構成は省略してあるが、回転粉
砕機4の回転は高速度に、送りローラ3の回転は
低速度に、そして車輪Aの回転はさらに低速度と
なして機械1が自走できるようになつている。
回転粉砕機4はその主軸40の両側に取付けた
支持板41によつて多数のハンマナイフ42を支
持し、該ナイフ42先端を円筒21の内面に沿つ
て矢印方向に回転させてホツパ2に投入された樹
木を粉砕するもので、円筒21の機枠1前面側に
は粉砕した木屑を放出する排出口が備えられ該排
出口には網目状スクリーン22を張り、排出口か
ら手やその他の異物が差し込めないようにしてあ
る。
前記回転粉砕機4に、ホツパ2に投入された樹
木を低速度で順次送り出すための送りローラ3
は、その回転軸30に数枚の羽根板31を突設
し、該羽根板31がホツパ2の底から突出してい
て投入された樹木を引つかけ回転粉砕機4へ送り
出すもので、その引つかかりを良好にするために
ホツパ天板23に上端を軸止50した押圧プレー
ト5を設け該プレート5の板面を送りローラ3の
上方に臨ませ、該押圧プレート5にはホツパ天板
23との間に弾撥ばね51を介在させて押圧プレ
ート5に送りローラ3への押圧力を常時作用させ
てある。しかしその押圧力を直接送りローラ3に
作用させたのでは該ローラ3にむだな押圧力が常
時作用することになるからホツパ側壁にストツパ
52を設けて押圧プレート5の押圧力が送りロー
ラ3に直接作用しないようにしてある。
なお押圧プレート5の巾は送りローラ3の巾と
ほぼ同じ程度に形成してある。
「考案の作用効果」 以上のようにこの考案の粉砕物(樹木)送り装
置は送りローラ3に乗る粉砕物をばね圧51が作
用する押圧プレート5で押しつけるようにしたか
らその送り作用は確実になつたのみならず、押圧
プレート5はホツパ2の底をふさいでいるから回
転粉砕機4が発生する紛塵のホツパ2への逆流を
防止し、機械各部への木屑の堆積が少なくなつた
からそれらの機能は損なわれず、衛生上でも勝れ
た樹木粉砕機とすることができたのである。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの考案樹木粉砕機の粉砕物送り装
置の概要構成を示す一部破断した斜視図である。 1は機枠、2はホツパ、20は半円筒、21は
円筒、22は排出口の網目スクリーン、23はホ
ツパ天板、3は送りローラ、31は羽根板、4は
回転粉砕機、42はハンマナイフ、5は押圧プレ
ート、50は軸止、51は弾撥ばね、52はスト
ツパ、A,Bは車輪、Cは原動機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉砕物投入用ホツパと、該ホツパ底に備えた低
    速度回転の粉砕物送りローラと、該送りローラが
    送り込む粉砕物を高速回転しながら粉砕するハン
    マナイフの多数を支持した粉砕機と、これらの送
    りローラ、粉砕機を前記ホツパにつながる半円
    筒、円筒で囲繞し、前記粉砕機の円筒には粉砕し
    た物を放出する排出口を備えた樹木粉砕機におい
    て、前記送りローラを前記ホツパの底に形成した
    半円筒内に設け、該送りローラの上方には前記ホ
    ツパの天板にその上端を軸止した押圧プレートを
    その板面が常時送りローラ上を押圧するように付
    勢させて設けた粉砕物送り装置。
JP6388686U 1986-04-26 1986-04-26 Expired JPH0211138Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6388686U JPH0211138Y2 (ja) 1986-04-26 1986-04-26

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JP6388686U JPH0211138Y2 (ja) 1986-04-26 1986-04-26

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Publication Number Publication Date
JPS62175905U JPS62175905U (ja) 1987-11-09
JPH0211138Y2 true JPH0211138Y2 (ja) 1990-03-20

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ID=30899532

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JPS62175905U (ja) 1987-11-09

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