JPH0211022Y2 - - Google Patents

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JPH0211022Y2
JPH0211022Y2 JP1985021500U JP2150085U JPH0211022Y2 JP H0211022 Y2 JPH0211022 Y2 JP H0211022Y2 JP 1985021500 U JP1985021500 U JP 1985021500U JP 2150085 U JP2150085 U JP 2150085U JP H0211022 Y2 JPH0211022 Y2 JP H0211022Y2
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JP
Japan
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washing machine
cavity
fluid
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wall plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、特に振動による騒音の発生を防止す
ることのできる洗濯機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、一般家庭用に使用されている洗濯機は、
パルセーターを回転する噴流型のものが多く使用
されており、且つ、脱水槽が付設されているもの
及び洗濯槽が一体的になつた一槽式のもの等が広
く使用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、前記せるような洗濯機に於いては、
パルセーターや遠心分離機の回転に伴う振動が騒
音となり、特に、集合住宅等に於いては好ましく
ない状態であつた。このためモーターや洗濯槽の
支持にゴムやスプリング等による緩衝材料を介し
て騒音の発生を防止する方法がとられているが、
いずれも完全な騒音防止効果が得られていないの
が現状である。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案は上記の如き従来技術の問題点を解消す
ることのできる洗濯機を提供することを目的とし
て創案されたものである。そのため本考案は、洗
濯機本体の外壁板と内壁板とによつて空洞部を形
成し、この空洞部に流動体注入孔を設け、該空洞
部に流動体を注入可能としたことを特徴とするも
のである。
〔作用〕
洗濯機本体を所定の場所に設置した後、流動体
注入孔より水その他の流動体を注入すると、モー
ターの回転に伴う振動は空洞部内の流動体に吸収
されるので、振動による騒音の発生が防止され
る。又、洗濯機本体に荷重が加わり、洗濯機本体
の設置を安定させることも可能である。さらに洗
濯機の設置時にのみ空洞部に流動体を注入し、出
荷段階等における移送時には空洞部を空とし、移
送重量を軽減できる。そして、空洞部は、洗濯機
本体の外壁と内壁板との間に形成されているの
で、洗濯機本体の外観・デザイン上の制約とはな
らず、かつ、外観・デザインを損うことはない。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づき本考案の構成
を説明する。図面に於いて、第1図は本考案洗濯
機の一部分を切除した斜視図であり、1は洗濯機
本体、4は外壁板、5は内壁板を示す。外壁板4
と内壁板5によつて洗濯機本体1の側面または底
面に空洞部6が形成されている。この空洞部6は
水等の流動体を貯えることのできる容器状になつ
ている。洗濯機本体の側面上方には流動体注入孔
2が設けてあり、側面下方には流動体排出孔3′
が設けられ、これにドレンコツク3が設けられて
いる。洗濯機本体を設置後、ドレンコツク3を閉
め、流動体注入孔2より水等の流動体を注入し、
該空洞部6に貯えることができる。洗濯機本体を
使用者の手元やその設置場所へ移送する際は、空
洞部6に流動体を注入せず、空の状態にしておく
ことにより、移送重量を軽減し、軽い状態での運
搬が行える。設置場所を変更するため洗濯機本体
1を運搬する際には、ドレンコツク6を開け、流
動体を排出することができる。なお空洞部6の形
状、大きさ、設ける個所は実験的に選択設定すれ
ば良い。例えば、第2図に示すように外壁板4の
複数個所を膨出させたり、第3図に示すように外
壁板4にX状に交叉する膨出部7として形成する
ことも考えられる。なお、注入する流動体は水に
限ることなく、比較的比重の大きい液体や砂でも
よい。また、上記実施例においては排出孔3′を
設けているが、これは必ずしも必要とするもので
はなく、注入孔2により排出を兼用させてもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したような構成であるので、
洗濯機本体の出荷段階等における移送時には軽い
状態で運搬することができ、また、設置時には空
洞部に流動体を注入することによつて使用時の振
動を吸収し、振動による騒音の発生を防止できる
効果がある。さらに、空洞部は、洗濯機本体の外
壁と内壁板とによつて形成されているので、洗濯
機本体の外観・デザイン上の制約とはならず、か
つ、外観・デザインを損うこともない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
本考案洗濯機の一部分を切除した斜視図、第2図
および第3図は他の実施例を示す要部斜視図であ
る。 1……洗濯機本体、2……流動体注入孔、3′
……排出孔、3……ドレンコツク、4……外壁
板、5……内壁板、6……空洞部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗濯機本体の外壁と内壁板とによつて空洞部を
    形成し、この空洞部に注入孔を設け、前記空洞部
    に流動体を注入可能としたことを特徴とする洗濯
    機。
JP1985021500U 1985-02-18 1985-02-18 Expired JPH0211022Y2 (ja)

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JPS61137396U JPS61137396U (ja) 1986-08-26
JPH0211022Y2 true JPH0211022Y2 (ja) 1990-03-19

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0747117Y2 (ja) * 1989-06-20 1995-11-01 日本建鉄株式会社 衣類乾燥機

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Publication number Publication date
JPS61137396U (ja) 1986-08-26

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