JPH02110213A - 触媒燃焼型加熱器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は熱源を無炎燃焼方式とし、上部の加熱パン中の
被加熱対象物を加熱調理したり保温することのできる触
媒燃焼型加熱器に関するものである。

〈従来の技術〉 被加熱対象物を加熱調理したり保温する器具は、従来よ
り１種々のものが使用されている０例えば屋内で使用さ
れるものには、ガス使用のガスコンロ、電気使用の１−
一スター、保温プレートなどである。屋外で使用される
ものとしては、ガス使用の携帯用コンロ、燃料油や固形
燃料を燃焼さ仕る方式のコンロなどが挙げられる。更に
古くから実施されているものとしては、例えば炭火によ
る焼香用具などもみられる。

〈発明が解決しようとするａ題〉 電気使用器具は使い勝手が良いし燃焼煙を伴わない長所
があるが、Ｅｔ大の定点は電源が存在しなし所では使用
できない点にある。

燃料油や固形燃料を燃焼させる方式のコンロ等の定点は
、燃焼に伴って煙や臭いが発生して不快感を与えたり、
火傷や火災等の危険性を有している点にある。

次に、従来のガス使用携帯用コンロは燃焼炎による加熱
方法が主に用いられ、火傷や火災等の危険性を常に有し
ていた。一部に触媒燃焼方式の採用が試みられてはいる
が、未だ１本発明が目的としているような、加熱パン上
で被加熱対象物を加熱調理したり、保温、香気の加熱揮
散をさせることのできる優れたｙ２置がみられない。

更に、木炭使用の例えば香気の加熱揮散を目的とした焼
香具の例では、長時間の燃焼が望めなかったり、しばし
ば立ち消えしたり、更には火傷や火災等の危険性を有し
ていた。

＜ａｇを解決するための手段〉 （こで、本発明名は屋内、屋外を間オ〕ずあらゆる所で
使用でき、長時間の使用に耐え、しかも無炎加熱が可能
な加熱型を種々検討した結果、ここに−ド記構造の触媒
燃焼型加熱器を完成したのである。

その構造は、下方から順に、ガスボンベ（１）、レギュ
レータ（２）、ノズル（３）等からなる燃料ガス供給装
置（４）と、竪型燃焼触媒筒（５）、及び、加熱パン（
６）をケーシング（７）内に配設したことを特徴とする
ものである。

ここにいう竪型燃焼触媒筒（５）は、　白金、ロジュウ
１１、バラジュウム、鉄、ニッケル、クロム等。

あるいはそれらの酸化物、またはこれらの２１ａ以上の
混合物等の中から適宜選択して使用される。

なかでも、寿命の長い白金触媒をロックウール、シリカ
、アルミナ繊維、ガラス繊維等無機ｍ維へ担持させたも
のが好ましい、この触媒は円筒状に形成され、縦にして
用いられる。

く作用〉 このような構造の触媒燃焼型加熱器は、加熱パン（６）
中へ被加熱対象物を入れ、竪型燃焼触媒筒（５）へ下方
の燃料ガス供給装置（４）から燃料ガスを供給すると、
空気と混合された後下方から上方ｌ＼燃料ガスが上昇し
ながら、それが触媒酸化作用によって無炎燃焼し、発生
する熱が加熱パン（６）を加熱して内部の被加熱対象物
に熱を与える。このことによって、無炎の状態で長時間
に五って安定に被加熱対象物を加熱調理したり、保温、
香気の加熱揮散等をさせることができる。

〈実施例〉 以下図面によって本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の触媒燃焼型加熱器の断面図であり、第
２図は一部破断画面図である。第３図は燃料ガス供給装
置の一部破断正面図である。第４図は竪型燃焼ＰＡ媒筒
の正面斜視図である。第５図はスイッチングカムの正面
斜視図である。

本実施例の触媒燃焼型加熱器は焼呑装はとして用いるの
に適したｔ１η造としている。後に示すように加熱パン
（６）付近の構造を使用目的に合うよう変えることによ
っ−Ｃ１それぞれ他の専用の加熱器として使用できる。

装置ゲージング（７）は従来の焼香具にみられるように
上部が底部に比べて広く形成されており、それに１方か
ら順に、燃料ガス供給装置（４）、竪型燃焼触媒筒（５
）及び、加熱パン（６）を設けている。

燃料ガス供給装置（４）は第３図にみられるようにガス
ボンベ（１）、　　レギュレータ（２）　、　ノズル（
３）等からなる。ガスボンベ（１）中にはプロパン、ブ
タン等の液化石油ガス、天然ガス、都市ガス等を使用す
ることができる。ガスボンベ（１）は市販品の使用も可
能であるが、本実施例では、第３図のように、ボンベの
一方にあるガス排出孔を閉Ｍ’＝ｉＴ能な弁体（８）を
ダイヤフラム（９）へ取付け、このダイヤフラノ、（９
）の反対側からバネ（１０）を介して弁棒（１１）が抑
圧してガス出目（１２）へどガスの排出を０工能とする
構造としている。ガス出口（１２）は本加熱器底部中央
付近へ設けた混合管（２１）へパイプ（２４）によって
連結されている。混合管（２１）には空気取入口（２２
）が設けられており、シ’ｌｔ度に燃料ガス中へ空気が
混合される。

前記弁棒（１１）は、ケーシング（７）外から操作でさ
る外部スイッチ（１３）へ取付られだ第１，５図にみら
れるガス調節カム（１４）へ当接している。そこで、外
部スイッチ（１３）の操作でガス流出の０Ｎ−ＯＦＦ及
び流出量の調節ができる。　ガス調節力Ａ（１４＞はこ
れと同軸に圧電力！％（１５）も設けられている。

この圧電カム（１５）には圧電装置（１７）の操作杆が
接触する。そこで、外部スイッチ（１３）の操作で着火
も可能である。その結果、ガス燃焼にＪ：り発生した炎
が酸化触媒を加熱して触媒燃焼を開始させる。酸化触媒
が充分に加熱された状態になると、炎が消される。その
後は触媒へ空気と混合された燃料ガスが接触して酸化に
よる無炎燃焼が継続される。　酸化触媒は本発明では第
４図にみられるような竪型燃焼触媒筒（５）となってい
る、　この竪型燃焼触媒筒（５）は、白金触媒を筒状の
メツシュ状ガラス繊維担体へ担持させており、上下を保
持リング（１８）（１Ｂ）によって固定し、第１図にみ
られるように、下方は中央にガス通過孔（１９）を有し
、深皿形状に形成された支持プレート（２０）で支持し
、竪型燃焼触媒筒（５）の上方には加熱パン（６）が装
着されている。竪型燃焼触媒筒（５）の周囲には放熱筒
（２：＋）も設けている９ 竪型燃焼触媒筒（５）の上部へ取付けられた加熱パン（
６）は皿状に形成されており、その底部が加熱され、焼
香の機能を果すことができる。

＾１ｆ記実施例は本発明の触媒燃焼型別Ｓ器を焼香用に
適した態様としたものであるが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、用途に応じた、平皿、深皿等の加熱
パン（６）を備えることによって。

例えば、調理用としてパン焼器、酒やミルクの保皿器な
ど、それぞれの専用加熱器とすることができる。

〈発明の効果〉 本発明の触媒燃焼型加熱器は以上のような構造であるか
ら、屋内外を問わず、また、電源の有無にもかかわりな
く使用できる。無炎かつ無煙の燃焼方式であるから、危
険性も無く、嫌な臭いや煤の発生もないため、快適な使
用が可能である。そして、長時間に亘って安定に被加熱
対象物を加熱して、調理、保温、呑気の加熱揮散等を可
能とするものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の触媒燃焼型加熱器の断面図であり、第
２図は一部破断側面図である。第３図は燃料ガス供給装
置の一部破断正面図である。第４図は竪型燃焼触媒筒の
正面斜視図である。第５図はスイッチング力ｌ＼の正面
斜視図である。 （１）ガスボンベ　　　　（２）レギュレータ（３）ノ
ズル　　　　　　（４）燃料ガス供給装置（５）竪型燃
焼触媒筒　　（６）加熱パン（７）ケーシング　　　　
（１３）外部スイッチ（１４）ガス７Ａ節カ１１ （１７）圧電装置 （１５）圧電力１１ （２１）混合管 以上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　下方から順に、 １）ガスボンベ（１）、レギュレータ（２）、ノズル（
   ３）等からなる燃料ガス供給装置（４）２）竪型燃焼触
   媒筒（５） ３）加熱パン（６） をケーシング（７）内に配設したことを特徴とする触媒
   燃焼型加熱器。