JPH021099Y2 - - Google Patents

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JPH021099Y2
JPH021099Y2 JP12325885U JP12325885U JPH021099Y2 JP H021099 Y2 JPH021099 Y2 JP H021099Y2 JP 12325885 U JP12325885 U JP 12325885U JP 12325885 U JP12325885 U JP 12325885U JP H021099 Y2 JPH021099 Y2 JP H021099Y2
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JP
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tip
wall
thin
circumferential wall
cylinder
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JP12325885U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、冷たい飲料を容れた時にコツプの周
囲に生じる結露が手に付着したり、又、熱い飲料
を容れた時に手に熱が伝わるのを防止し、コツプ
を持ち易くするコツプホルダーに関するものであ
る。
〈従来の技術〉 従来のコツプホルダーとしては、テーパ状のコ
ツプを単に載せるようにしたものや、コツプに凹
凸を設け、ホルダーの弾性を利用して挟持させる
ようにしたものがある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、単にコツプを載せるだけのものでは、
ホルダーからコツプが外れ易く、コツプが不意に
傾いたり、或は落下したりする危険性があり、
又、コツプに凹凸を設けるにはコツプ自体を加工
する手間を要し、コツプの寸法のばらつきが大き
い場合には、ホルダーへのコツプの嵌合が難し
く、完全に挟持できなかつたり、無理に押し込も
うとするとコツプが割れる危険性があつた。
本考案は、上記の点に鑑みなされたものであ
り、コツプの寸法のばらつきに影響されることな
く確実にしかも安全にコツプを保持することがで
きるようにしたコツプホルダーを提供することを
目的とする。
〈問題点を解決する為の手段〉 本考案のコツプホルダーは、内筒と外筒とから
成り、内筒の下側略半分の外周壁を切削して肉薄
部とし、該肉薄部の外周壁に抜け止め用突条を形
成するとともに、下端の一部を切欠して端部肉厚
の弾性片を形成し、外筒の上側略半分の内周壁を
楕円状に切削して肉薄部とし、該肉薄部の内周壁
に抜け止め用溝を形成して、内筒と外筒の両肉薄
部を嵌合し、抜け止め用突条と溝とを係合させて
なる。
〈作用〉 内筒内にコツプを挿入し、外筒又は内筒を回転
させると、内筒の弾性片が外筒の楕円状肉薄部の
短径側へ移動するに従い内側へ押されてコツプを
押圧する。
〈実施例〉 以下、図示する実施例により、本考案を詳細に
説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図であ
り、1は内筒、2は外筒、3はコツプである。
内筒1は、第2図a,bに示すように、下側略
半分が外周壁を切削した肉薄部1aとなつてお
り、該肉薄部1aの外周壁に抜け止め用の突条1
c,1cが2ケ所に形成されているとともに、下
端の一部を切欠して開放端部がやや肉厚となり、
可撓性を有する弾性片1b,1bが2ケ所に形成
された筒体である。
外筒2は、第3図a,bに示すように、上側略
半分が内周壁を楕円状に切削した肉薄部2aとな
つており、該肉薄部2aの内周壁に抜け止め用の
前記突条1c,1cと係合する溝2b,2bが形
成された筒体である。
そして、上記内筒1と外筒2とを、第4図aに
示すように、両肉薄部1a,2aが重なり合い、
突条1b,1bが溝2b,2bに係合するよう
に、組み立て、内部にコツプ3を挿入する。次
に、外筒2又は内筒1を回転させることにより、
内筒1の下端部に形成された弾性片1bが外筒2
の楕円状肉薄部2aの内壁面に沿つて短径側へ移
動するに従い、内側へ押され、第4図bに示すよ
うに、コツプ3を押圧して、完全に固締する。
ここで、内筒1に形成した突条1c,1cを溝
とし、外筒2の溝2b,2bを突条として、両者
が係合するようにしても良い。
従つて、例えば、第5図に示すように、コツプ
3の寸法のばらつきにより、コツプホルダーの内
筒1の内径の寸法よりコツプ3の外径がより小さ
い場合でも、内筒1の弾性片1bが外筒2の楕円
状肉薄部2aの内壁面に押されて、内側へ撓み、
コツプ3をしつかりと挟持し、固定する。
尚、本考案のコツプホルダーには、第6図に示
すような有底筒体から成る金属カバー4を、第4
図a,b及び第5図に示すように、外筒2の外面
を覆うように被せても良く、このことにより、装
飾効果が高まるとともに、外筒2の補強ともな
る。
〈考案の効果〉 以上のように、本考案のコツプホルダーは、内
筒と外筒とを抜け止め状に係合し、内筒の下端に
形成した弾性片が外筒の楕円状に形成した肉薄部
内壁に沿つて移動し、該楕円状内壁によつて内側
へ押されて撓むことによりコツプを挟持、固定す
るようにしたので、コツプの寸法に多少のばらつ
きがあつても、コツプを確実に固定でき、コツプ
の脱落を防止できるとともに、コツプを加工する
必要もなく、又、構造も簡単である為、容易且つ
安価に製造することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第
2図a,bは、同上、内筒を示し、第2図aは、
斜視図、第2図bは底面図、第3図a,bは、同
上、外筒を示し、第3図aは、斜視図、第3図b
は、平面図、第4図a,bは、同上、嵌合状態を
示し、第4図aは、外筒長径側における縦断面
図、第4図bは、外筒短径側における縦断面図、
第5図は、他のコツプを挿入した場合の嵌合状態
を示す縦断面図、第6図は、金属カバーの一例を
示す斜視図である。 1……内筒、1b……弾性片、1c……突条、
2……外筒、2b……溝、1a,2a……肉薄
部、3……コツプ、4……金属カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下方の外周壁を切削して肉薄部とし、該肉薄部
    の外周壁に抜け止め用の突条を形成するととも
    に、下端の一部を切欠して端部肉厚の弾性片を形
    成した内筒と、上方の内周壁を楕円状に切削して
    下方の周壁に対し肉薄部とし、該肉薄部の内周壁
    に抜け止め用の溝を形成した外筒とから成り、前
    記内筒と外筒の両肉薄部を嵌合し、抜け止め用の
    突条と溝とを係合させ、内筒又は外筒を回転させ
    ることにより内筒の弾性片が外筒の楕円状肉薄部
    内周壁に沿つて移動し、内側へ押されて撓むこと
    により該弾性片でコツプを挟持、固定するように
    したことを特徴とするコツプホルダー。
JP12325885U 1985-08-09 1985-08-09 Expired JPH021099Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12325885U JPH021099Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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JP12325885U JPH021099Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6231477U JPS6231477U (ja) 1987-02-25
JPH021099Y2 true JPH021099Y2 (ja) 1990-01-11

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ID=31014197

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JP12325885U Expired JPH021099Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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JPS6231477U (ja) 1987-02-25

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