JPH02109792A - 液化ガス運搬船 - Google Patents
液化ガス運搬船Info
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- JPH02109792A JPH02109792A JP26273388A JP26273388A JPH02109792A JP H02109792 A JPH02109792 A JP H02109792A JP 26273388 A JP26273388 A JP 26273388A JP 26273388 A JP26273388 A JP 26273388A JP H02109792 A JPH02109792 A JP H02109792A
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Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は液化ガス運搬船に関するもので、特に、荷液タ
ンクから発生するボイル・オフ・ガスを電力に変換して
その電力を利用できるようにした液化ガス運搬船に関す
るものである。
ンクから発生するボイル・オフ・ガスを電力に変換して
その電力を利用できるようにした液化ガス運搬船に関す
るものである。
[従来の技術]
液化ガス運搬船には、現在、冷凍式液化ガス運搬船、加
圧式液化ガス運搬船、半冷凍半加圧式液化ガス運搬船の
種類がある。
圧式液化ガス運搬船、半冷凍半加圧式液化ガス運搬船の
種類がある。
冷凍式液化ガス運搬船は、ガスを沸騰点以下に冷却して
液化させ、液化ガスを船内の荷液タンクに貯蔵して運搬
するものである。
液化させ、液化ガスを船内の荷液タンクに貯蔵して運搬
するものである。
加圧式液化ガス運搬船は、ガスを沸騰圧以上に加圧して
液化させ、液化ガスを船内の荷液タンクに貯蔵して運搬
するものでおる。
液化させ、液化ガスを船内の荷液タンクに貯蔵して運搬
するものでおる。
又、半冷凍半加圧式液化ガス運搬船は、上記冷凍式と加
圧式の組み合わせによってガスを液化させ、液化ガスを
船内の荷液タンクに貯蔵して運搬するものである。
圧式の組み合わせによってガスを液化させ、液化ガスを
船内の荷液タンクに貯蔵して運搬するものである。
上記3種類のうち、冷凍式の液化ガス運搬船の場合を例
にとって示すと、第7図に一例の概略を示す如く、船内
に複数の荷液タンク1を設置すると共に、機関室2には
、主機関3を設置して、推進軸4を介しプロペラ5を回
転させるようにすると共に、発電機6と該発電機6の駆
動用原動機7、給配電装置8等を設置し、発電機6から
給配電装置8を介して破線で示す如く居住区9ならびに
補機又は雑用機械37へ供給するようにし、又、荷液タ
ンク1の頂部にボイル・オフ・ガス管10を接続し、外
部からタンク1内への熱浸入あるいはタンク1内の圧力
の変化によりタンク1内の荷液が蒸発してボイル・オフ
・ガスになったときに、このボイル・オフ中ガスを取り
出せるようにしである。11は煙突、12は舵である。
にとって示すと、第7図に一例の概略を示す如く、船内
に複数の荷液タンク1を設置すると共に、機関室2には
、主機関3を設置して、推進軸4を介しプロペラ5を回
転させるようにすると共に、発電機6と該発電機6の駆
動用原動機7、給配電装置8等を設置し、発電機6から
給配電装置8を介して破線で示す如く居住区9ならびに
補機又は雑用機械37へ供給するようにし、又、荷液タ
ンク1の頂部にボイル・オフ・ガス管10を接続し、外
部からタンク1内への熱浸入あるいはタンク1内の圧力
の変化によりタンク1内の荷液が蒸発してボイル・オフ
・ガスになったときに、このボイル・オフ中ガスを取り
出せるようにしである。11は煙突、12は舵である。
しかし、上記タンク1内荷液が蒸発して生ずるボイル・
オフ・ガスの母は、荷液全量の比率で1日当り0.1〜
0.5%であり、これをそのまま大気中に放散してしま
うと荷液の損量となることから、現在、たとえば、LP
G船、LPG/NH3船、エチレン船等においては、そ
の船内に、図示してないが、再液化装置(冷凍機、圧縮
機、あるいは両者を組み合わせたもの)を設置し、ボイ
ル・オフ・ガスを再液化してタンク1に戻すようにした
り、あるいは、沸騰点が低く船内での再液化が困難な場
合(LNG船等の場合)には、ボイル・オフ・ガスを主
機関3に導いて混焼に利用するようにしである。
オフ・ガスの母は、荷液全量の比率で1日当り0.1〜
0.5%であり、これをそのまま大気中に放散してしま
うと荷液の損量となることから、現在、たとえば、LP
G船、LPG/NH3船、エチレン船等においては、そ
の船内に、図示してないが、再液化装置(冷凍機、圧縮
機、あるいは両者を組み合わせたもの)を設置し、ボイ
ル・オフ・ガスを再液化してタンク1に戻すようにした
り、あるいは、沸騰点が低く船内での再液化が困難な場
合(LNG船等の場合)には、ボイル・オフ・ガスを主
機関3に導いて混焼に利用するようにしである。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、上記した船内に再液化装置を設置して、該再
液化装置によってボイル・オフ・ガスを再液化し荷液タ
ンクに戻す場合には、再液化装置及び荷液戻し管装置が
複雑であると共に、システムが複雑なため制御機構が厄
介であり、又、再液化に際して船内電力が必要でおり、
且つ船内電力であるため給電効率はさほど良くない、等
の問題がある。
液化装置によってボイル・オフ・ガスを再液化し荷液タ
ンクに戻す場合には、再液化装置及び荷液戻し管装置が
複雑であると共に、システムが複雑なため制御機構が厄
介であり、又、再液化に際して船内電力が必要でおり、
且つ船内電力であるため給電効率はさほど良くない、等
の問題がある。
又、ボイル・オフ・ガスを再液化できない場合に主機関
へ導いてC重油と混焼させるようにするもので・は、主
機関としてタービン主機とディーゼル主機の2種類があ
るが、タービン主機の場合はボイラにてC重油との混焼
を行わせるので、エネルギー変換効率が極めて悪い。一
方、ディーゼル主機の場合は、C重油との混焼方式に技
術的課題と研究要素が多いため現在では実績がない。
へ導いてC重油と混焼させるようにするもので・は、主
機関としてタービン主機とディーゼル主機の2種類があ
るが、タービン主機の場合はボイラにてC重油との混焼
を行わせるので、エネルギー変換効率が極めて悪い。一
方、ディーゼル主機の場合は、C重油との混焼方式に技
術的課題と研究要素が多いため現在では実績がない。
又、上記両方式ともにガスを機関室内に導入するもので
あるため、厳重な危険防止策を講じることが必要である
。
あるため、厳重な危険防止策を講じることが必要である
。
そこで、本発明は、ボイル・オフ・ガスを再液化させた
り、主機関で混焼させたりすることなく、これを電力に
変換して、その電力を液化ガス運搬船の推進用、船内用
として利用できるようにしようとするものである。
り、主機関で混焼させたりすることなく、これを電力に
変換して、その電力を液化ガス運搬船の推進用、船内用
として利用できるようにしようとするものである。
[課題を解決するための手段]
本発明は、上記目的を達成するために、複数の荷液タン
クを塔載して該荷液タンクに液化ガスを貯蔵して運搬す
るようにしである液化ガス運搬船において、荷液タンク
から発生するボイル・オフ・ガスを導入して燃料電池の
アノードに燃料ガスとして供給させるようにすると共に
燃料電池のカンードに酸化ガスとして空気を供給させる
ことにより反応させて発電を行わせるようにした燃料電
池利用の発電装置を設置し、且つ該発電装置にボイル・
オフ・ガス管を接続すると共に、該発電装置を機関室内
の給配電装置に接続し、ボイル−オフ・ガスを電力に変
換し、電力として利用できるようにする。
クを塔載して該荷液タンクに液化ガスを貯蔵して運搬す
るようにしである液化ガス運搬船において、荷液タンク
から発生するボイル・オフ・ガスを導入して燃料電池の
アノードに燃料ガスとして供給させるようにすると共に
燃料電池のカンードに酸化ガスとして空気を供給させる
ことにより反応させて発電を行わせるようにした燃料電
池利用の発電装置を設置し、且つ該発電装置にボイル・
オフ・ガス管を接続すると共に、該発電装置を機関室内
の給配電装置に接続し、ボイル−オフ・ガスを電力に変
換し、電力として利用できるようにする。
[作 用]
荷液タンクから発生したボイル・オフ・ガスを燃料ガス
に改質して燃料電池のアノードに供給させることにより
燃料電池のアノードとカンードとの間で発電が行われる
ので、発電装置で得られた電力を給配電装置に供給して
おけば、その電力の全部又は一部をその船の推進動力に
利用したり、船内電力として利用することができる。
に改質して燃料電池のアノードに供給させることにより
燃料電池のアノードとカンードとの間で発電が行われる
ので、発電装置で得られた電力を給配電装置に供給して
おけば、その電力の全部又は一部をその船の推進動力に
利用したり、船内電力として利用することができる。
[実 施 例]
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例として、jqられた電力を船
の推進動力と船内電力としてすべて利用するようにした
場合を示す。すなわち、第7図に示す従来の液化ガス運
搬船と同様に、複数個の荷液タンク1を搭載し且つ各荷
液タンク1から発生するボイル・オフ・ガスを取り出す
ボイル・オフ・ガス管10を各荷液タンク1の頂部に接
続しである液化ガス運搬船において、燃料電池利用の発
電装置13を設置し、該発電装置13で得られた電力を
給配電装置8から受けてプロペラ5を回転させるように
する推進用電動機14を、従来の主機関3に代えて機関
室2内に設置し、上記発電装置13とボイル・オフ・ガ
ス管10とを接続し、且つ発電装置13と給配電装置8
とを接続する。
の推進動力と船内電力としてすべて利用するようにした
場合を示す。すなわち、第7図に示す従来の液化ガス運
搬船と同様に、複数個の荷液タンク1を搭載し且つ各荷
液タンク1から発生するボイル・オフ・ガスを取り出す
ボイル・オフ・ガス管10を各荷液タンク1の頂部に接
続しである液化ガス運搬船において、燃料電池利用の発
電装置13を設置し、該発電装置13で得られた電力を
給配電装置8から受けてプロペラ5を回転させるように
する推進用電動機14を、従来の主機関3に代えて機関
室2内に設置し、上記発電装置13とボイル・オフ・ガ
ス管10とを接続し、且つ発電装置13と給配電装置8
とを接続する。
上記燃料電池利用の発電装置13としては、たとえば、
第2図に示す如きシステムのものを用いる。すなわち、
第2図に示す発電システム例において、タイル16をカ
ソード17とアノード18で挟み、カソード17側に酸
化ガスを供給すると共にアノード18側に燃料ガスを供
給することによりカソード17とアノード18との間で
発電が行われるようにしである燃料電池15を構成し、
該燃料電池15のアノード18に供給するためのガスを
ライン19により改質器20に導入し、ここで改質して
アノード18にライン21により供給するようにし、上
記改質器20の入口側のライン19の途中には脱硫器2
2、ガス予熱器23.24を配置し、アノード18から
排出されたガスは、上記ガス予熱器24.23の順に通
過する間に上記改質器20へ導かれるガスと熱交換した
後、改質器20の燃焼室に導入されるようにし、又、燃
料電池15のカソード17に供給する酸化ガスとして空
気へを圧縮機25で圧縮した後、空気予熱器26、ター
ビン27、空気予熱器28を経てライン29によりカソ
ード17に供給すると共に、一部を分岐ライン30によ
り改質器20の燃焼室内に供給するようにし、上記カソ
ード17から排出されたガスは、分岐されて一方は空気
予熱器26を通って排出され、他方は空気予熱器28、
過熱器31を通して排出されるようにしてあり、水H2
0は蒸発器32で蒸気になり過熱器31で過熱されて前
記ライン19に供給し、該ライン19のガスとともに改
質器20に入るようにし、改質器20の燃焼室出口から
排出された炭酸ガスを含むガスは、ライン29を流れる
ガスとともにカソード17に供給されるようにしてあり
、カソード17とアノード18に異なるガスが供給され
ることにより該カソード17とアノード18との間で発
生する電位差により発電が行われ、電力を燃料電池15
より取り出すようにしである。
第2図に示す如きシステムのものを用いる。すなわち、
第2図に示す発電システム例において、タイル16をカ
ソード17とアノード18で挟み、カソード17側に酸
化ガスを供給すると共にアノード18側に燃料ガスを供
給することによりカソード17とアノード18との間で
発電が行われるようにしである燃料電池15を構成し、
該燃料電池15のアノード18に供給するためのガスを
ライン19により改質器20に導入し、ここで改質して
アノード18にライン21により供給するようにし、上
記改質器20の入口側のライン19の途中には脱硫器2
2、ガス予熱器23.24を配置し、アノード18から
排出されたガスは、上記ガス予熱器24.23の順に通
過する間に上記改質器20へ導かれるガスと熱交換した
後、改質器20の燃焼室に導入されるようにし、又、燃
料電池15のカソード17に供給する酸化ガスとして空
気へを圧縮機25で圧縮した後、空気予熱器26、ター
ビン27、空気予熱器28を経てライン29によりカソ
ード17に供給すると共に、一部を分岐ライン30によ
り改質器20の燃焼室内に供給するようにし、上記カソ
ード17から排出されたガスは、分岐されて一方は空気
予熱器26を通って排出され、他方は空気予熱器28、
過熱器31を通して排出されるようにしてあり、水H2
0は蒸発器32で蒸気になり過熱器31で過熱されて前
記ライン19に供給し、該ライン19のガスとともに改
質器20に入るようにし、改質器20の燃焼室出口から
排出された炭酸ガスを含むガスは、ライン29を流れる
ガスとともにカソード17に供給されるようにしてあり
、カソード17とアノード18に異なるガスが供給され
ることにより該カソード17とアノード18との間で発
生する電位差により発電が行われ、電力を燃料電池15
より取り出すようにしである。
33は圧縮機である。
荷液タンク1から発生したボイル・オフ・ガスは、各荷
液タンク1の頂部よりボイル・オフ・ガス管10に入っ
て燃料電池利用の発電装置13のライン19に導かれ、
圧縮機33で圧縮されて改質器20へ供給されることに
なる。改質器20に供給されたボイル・オフ・ガスは、
ここでアノード18に供給される燃料ガスに改質され、
燃料ガスがアノード18に供給され、又、カソードに酸
化ガスが供給されて燃料電池15が運転されると、発電
が行われ、発電装@13から電力として取り出されて、
機関室2内の給配電装置8に給電される。
液タンク1の頂部よりボイル・オフ・ガス管10に入っ
て燃料電池利用の発電装置13のライン19に導かれ、
圧縮機33で圧縮されて改質器20へ供給されることに
なる。改質器20に供給されたボイル・オフ・ガスは、
ここでアノード18に供給される燃料ガスに改質され、
燃料ガスがアノード18に供給され、又、カソードに酸
化ガスが供給されて燃料電池15が運転されると、発電
が行われ、発電装@13から電力として取り出されて、
機関室2内の給配電装置8に給電される。
本実施例では、給配電装置8に給電されると、その電力
を推進用電動@14と居住区9に供給して、電力の全部
を推進動力及び船内電力として利用させるようにする。
を推進用電動@14と居住区9に供給して、電力の全部
を推進動力及び船内電力として利用させるようにする。
これにより従来必要とされていた主機3、発電機6とそ
の発電機駆動用原動機7 (第7図参照)を省略できて
、機関室2内をすっきりさせることができ且つコンパク
トにすることができ、更に、主機3を省略できることか
ら煙突11も不要にできる。
の発電機駆動用原動機7 (第7図参照)を省略できて
、機関室2内をすっきりさせることができ且つコンパク
トにすることができ、更に、主機3を省略できることか
ら煙突11も不要にできる。
次に、第3図は本発明の第2の実施例を示すもので、第
7図に示す従来方式における主機3に代えて推進用電動
機14を設置し、燃料電池利用の発電装置13からの電
力を給配電装置8を介して推進用電動機14に供給する
ようにして、電力の全部を推進動力に利用するようにし
たものである。
7図に示す従来方式における主機3に代えて推進用電動
機14を設置し、燃料電池利用の発電装置13からの電
力を給配電装置8を介して推進用電動機14に供給する
ようにして、電力の全部を推進動力に利用するようにし
たものである。
この第2・の実施例では、船内電力は従来と同様により
発電機6からの電力によりまかなうが、推進動力は、ボ
イル・オフ・ガスを電力に変換してその電力の全部を利
用するので、第7図に示す従来方式における主機3を不
要にできて機関室2をコンパクトにすることができると
共に、主機3の排ガスのための煙突11も不要にできる
。
発電機6からの電力によりまかなうが、推進動力は、ボ
イル・オフ・ガスを電力に変換してその電力の全部を利
用するので、第7図に示す従来方式における主機3を不
要にできて機関室2をコンパクトにすることができると
共に、主機3の排ガスのための煙突11も不要にできる
。
第4図は本発明の第3の実施例を示すもので、第7図に
示す従来方式において、燃料電池利用の発電装置13と
、推進軸4を駆動するための軸駆動用電動機34を設置
し、推進軸4に取り付けたギヤ35に、軸駆動用電動g
1434の出力軸に設けたギヤ36を噛合させ、発電装
置13でボイル・オフ・ガスが電力に変換されると、そ
の電力の一部を軸駆動用電動機34に供給して推進動力
の一部に利用するようにしたものである。
示す従来方式において、燃料電池利用の発電装置13と
、推進軸4を駆動するための軸駆動用電動機34を設置
し、推進軸4に取り付けたギヤ35に、軸駆動用電動g
1434の出力軸に設けたギヤ36を噛合させ、発電装
置13でボイル・オフ・ガスが電力に変換されると、そ
の電力の一部を軸駆動用電動機34に供給して推進動力
の一部に利用するようにしたものである。
この第3の実施例によれば、軸駆動用電動機34により
推進軸4に回転動力を伝えることができるので、第7図
に示す従来方式における主機3を小馬力のものにするこ
とができて、機関室2をそれだけ小さくすることができ
る。
推進軸4に回転動力を伝えることができるので、第7図
に示す従来方式における主機3を小馬力のものにするこ
とができて、機関室2をそれだけ小さくすることができ
る。
第5図は本発明の第4の実施例を示すもので、第7図に
示す従来方式において、補機又は雑用機械37を適宜設
置し、燃料電池利用の発電装置13でボイル・オフ・ガ
スを電力に変換して、その電力の全部を上記補機又は雑
用機械37のほか船内照明、航海用機器等に供する船内
電力として利用するようにしたものである。
示す従来方式において、補機又は雑用機械37を適宜設
置し、燃料電池利用の発電装置13でボイル・オフ・ガ
スを電力に変換して、その電力の全部を上記補機又は雑
用機械37のほか船内照明、航海用機器等に供する船内
電力として利用するようにしたものである。
この第4の実施例によれば、従来方式における発電機6
とその駆動用原動機7を不要にすることができる。
とその駆動用原動機7を不要にすることができる。
更に、第6図は本発明の第5の実施例を示すもので、第
7図に示す従来方式において、燃料電池利用の発電装置
13を設置して、ボイル・オフ・ガスを該発電装置13
で電力に変換し、その電力の一部を船内電力として利用
するようにしたものである。
7図に示す従来方式において、燃料電池利用の発電装置
13を設置して、ボイル・オフ・ガスを該発電装置13
で電力に変換し、その電力の一部を船内電力として利用
するようにしたものである。
この第5の実施例によれば、従来の発電機6を小音量の
ものにすることができる。
ものにすることができる。
次に、本発明の液化ガス運搬船として、125、000
m3型冷凍式LNG船を例にとり、上記した各実施例の
適用状況について示すと、次のとおりである。
m3型冷凍式LNG船を例にとり、上記した各実施例の
適用状況について示すと、次のとおりである。
上記125,000m3型冷凍式LNG船について試算
すると、 LNG荷液タンク全容ti: 125,000m3荷
液全重量(比重=約0.425として) :53,0O
Otボイル・オフ率 二0.1%/1日 ボイル・オフ量 :53t/1日 ボイル・オフ・ガス 発熱量(15°C) : 13,250Kcal/Kg
(高位)燃料電池出力 :約18,0OOKW (約2
4,500PS)(但し、燃料電池用補機駆動 動力弁を差引いた正味の発 電比力を示す) 最大出力18,000囮(24,500PS )とした
ときの125,000m3型 冷凍式LNG船の満載航海速カニ約17.5ノットであ
る。
すると、 LNG荷液タンク全容ti: 125,000m3荷
液全重量(比重=約0.425として) :53,0O
Otボイル・オフ率 二0.1%/1日 ボイル・オフ量 :53t/1日 ボイル・オフ・ガス 発熱量(15°C) : 13,250Kcal/Kg
(高位)燃料電池出力 :約18,0OOKW (約2
4,500PS)(但し、燃料電池用補機駆動 動力弁を差引いた正味の発 電比力を示す) 最大出力18,000囮(24,500PS )とした
ときの125,000m3型 冷凍式LNG船の満載航海速カニ約17.5ノットであ
る。
したがって、満載航海速力が17.5ノツトの場合は、
第3図に示した第2の実施例の如きボイル・オフ・ガス
からの変換電力をすべて推進動力として利用する例を適
用することが可能である。
第3図に示した第2の実施例の如きボイル・オフ・ガス
からの変換電力をすべて推進動力として利用する例を適
用することが可能である。
又、@載航海速力が17.5ノツトも要らない場合は、
船主要求速力次第では第1図に示した第1の実施例の如
き電力の全部を推進動力と船内電力に利用する例の適用
が可能である。
船主要求速力次第では第1図に示した第1の実施例の如
き電力の全部を推進動力と船内電力に利用する例の適用
が可能である。
上記満載航海速力が17.5ノツトを超える場合は、第
4図に示す第3の実施例の適用が可能である。
4図に示す第3の実施例の適用が可能である。
又、LNG船が小型となり、1日当りのボイル・オフ量
が少量となった場合には、第5図に示した第4の実施例
、あるいは第6図に示した第5の実施例の適用が可能で
ある。
が少量となった場合には、第5図に示した第4の実施例
、あるいは第6図に示した第5の実施例の適用が可能で
ある。
なお、上述した各実施例における燃料電池利用の発電装
置13としては、第2図に示す構成以外のシステムのも
のとしてもよく、又、各実施例における荷液タンク1は
冷凍式液化ガス運搬船の一例をとって角形タンク4個を
例示したが、球形タンク、あるいは加圧式及び半冷凍半
和圧式となった場合の高圧シリンダ形タンクについても
同様に適用できること、更に、燃料電池で発電された電
源は通常直流でおるが、必要に応じて直流−交流変換の
インバータを設ける等により交流電源とし1qること、
等は勿論である。
置13としては、第2図に示す構成以外のシステムのも
のとしてもよく、又、各実施例における荷液タンク1は
冷凍式液化ガス運搬船の一例をとって角形タンク4個を
例示したが、球形タンク、あるいは加圧式及び半冷凍半
和圧式となった場合の高圧シリンダ形タンクについても
同様に適用できること、更に、燃料電池で発電された電
源は通常直流でおるが、必要に応じて直流−交流変換の
インバータを設ける等により交流電源とし1qること、
等は勿論である。
[発明の効果]
以上述べた如く、本発明の液化ガス運搬船によれば、荷
液タンクから発生するボイル・オフ・ガスを燃料電池利
用の発電装置で電力に変換し、この変換された電力を、
推進動力の全部あるいは一部に利用するか、あるいは船
内用電力の全部あるいは一部に利用するようにしである
ので、推進動力として利用する場合は従来船の主機を省
略もしくは小馬力のものにでき、又、船内用電力として
利用する場合は従来船の発電機を省略もしくは小音量の
ものにすることができる、等の優れた効果を奏し得る。
液タンクから発生するボイル・オフ・ガスを燃料電池利
用の発電装置で電力に変換し、この変換された電力を、
推進動力の全部あるいは一部に利用するか、あるいは船
内用電力の全部あるいは一部に利用するようにしである
ので、推進動力として利用する場合は従来船の主機を省
略もしくは小馬力のものにでき、又、船内用電力として
利用する場合は従来船の発電機を省略もしくは小音量の
ものにすることができる、等の優れた効果を奏し得る。
第1図は本発明の第1の実施例を示すもので、荷液タン
クや機関室内の機器の設置例を示す概略側面図、第2図
は燃料電池利用の発電装置の一例を示す系統図、第3図
は本発明の第2の実施例を示す概略側面図、第4図は本
発明の第3の実施例を示す概略側面図、第5図は本発明
の第4の実施例を示す概略側面図、第6図は本発明の第
5の実施例を示す概略側面図、第7図は従来の液化ガス
運搬船の一例を示す概略側面図である。 1・・・荷液タンク、2・・・機関室、8・・・給配電
装置、10・・・ボイル・オフ・ガス管、13・・・燃
料電池利用の発電装置、14・・・推進用電動機、15
・・・燃料電池、17・・・カソード、18・・・アノ
ード、20・・・改質器、34・・・軸駆動用電動機。
クや機関室内の機器の設置例を示す概略側面図、第2図
は燃料電池利用の発電装置の一例を示す系統図、第3図
は本発明の第2の実施例を示す概略側面図、第4図は本
発明の第3の実施例を示す概略側面図、第5図は本発明
の第4の実施例を示す概略側面図、第6図は本発明の第
5の実施例を示す概略側面図、第7図は従来の液化ガス
運搬船の一例を示す概略側面図である。 1・・・荷液タンク、2・・・機関室、8・・・給配電
装置、10・・・ボイル・オフ・ガス管、13・・・燃
料電池利用の発電装置、14・・・推進用電動機、15
・・・燃料電池、17・・・カソード、18・・・アノ
ード、20・・・改質器、34・・・軸駆動用電動機。
Claims (1)
- (1)複数の荷液タンクを搭載して該荷液タンクに液化
ガスを貯蔵して運搬する液化ガス運搬船において、上記
荷液タンクから発生するボイル・オフ・ガスを外部に取
り出すボイル・オフ・ガス管と、燃料電池のアノード側
に燃料ガスを供給すると共にカソード側に酸化ガスを供
給することにより発電を行わせるようにした燃料電池利
用の発電装置とを接続して備え、且つ上記発電装置を機
関室の給配電装置に接続してなり、上記ボイル・オフ・
ガスを発電装置で電力に変換して利用するようにしたこ
とを特徴とする液化ガス運搬船。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26273388A JPH02109792A (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | 液化ガス運搬船 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26273388A JPH02109792A (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | 液化ガス運搬船 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02109792A true JPH02109792A (ja) | 1990-04-23 |
Family
ID=17379830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26273388A Pending JPH02109792A (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | 液化ガス運搬船 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02109792A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5508317A (en) * | 1993-08-06 | 1996-04-16 | Ciba-Geigy Corporation | Photocrosslinked polymers |
US6407145B1 (en) | 1994-08-04 | 2002-06-18 | Novartis Ag | Photocrosslinkable materials and applications |
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KR20240021251A (ko) | 2021-06-17 | 2024-02-16 | 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 | 화물 운반선 |
-
1988
- 1988-10-20 JP JP26273388A patent/JPH02109792A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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