JPH02109300A - パルスパワー線形加速器 - Google Patents

パルスパワー線形加速器

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JPH02109300A
JPH02109300A JP1239797A JP23979789A JPH02109300A JP H02109300 A JPH02109300 A JP H02109300A JP 1239797 A JP1239797 A JP 1239797A JP 23979789 A JP23979789 A JP 23979789A JP H02109300 A JPH02109300 A JP H02109300A
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、一般に線形加速器(ライナック)に関し、
より詳細には、RF電力によるよりもむしろエネルギー
のパルスにより電力を供給される線形加速器に関する。
(従来の技術と発明が解決しようとする課題)粒子加速
器の分野では、反復して環状軌道内を動く粒子にエネル
ギーを与えるときに伴う便利性のために、環状装置が広
く利用される。しかし、比較的高いエネルギーレベルた
とえば100Ge■では、ノンクロトロン放射損失のた
めに、電子加速用の環状装置の使用は近ごろでは避けら
れている。従って、線形加速器(ライナック)を利用す
あり、tはパルスの立上り時間である。)この依存性に
より、円板の中心で電場の著しい利得を得るために、供
給されたパルスは、速い(g/cより速い)立上り時間
を持たねばならない。このことは、速い立上り時間、高
いピーク電力および円形のスイッチング形状の要求と結
びついた高価なスイッチングシステムを必要とする。後
に説明されるように、本発明の教えに従って構成した線
形加速器は、電場の急勾配をa効に達成するために人力
パワーパルスに著しく速い立上り時間を必要としない。
また、粒子加速により消費されないエネルギーの回収は
、入カバワースイツチングと干渉せずに達成できる。さ
らに、同じ加速勾配を達成するために、ライリス型の放
射状ライン装置は、多くの場合、本発明の線形加速器が
必要とするよりも高い単位長さ当たりのエネルギーを必
要とする。
本発明の第1の目的は、改良されたパルスパワー線形加
速器を提供することである。
本発明の第2の目的は、パワースイッチングが単純化さ
れた種類の線形加速器を提供することでる可能性は、従
来より以上に研究されている。
スイヅヂバワーライナックすなわちパルスパワーライナ
ックは公知であるが、大抵は、従来の粒子加速器は、R
F’スイッチングパヮー圧縮方式を使用していた。スイ
ッチパワ−ライナック構造は、5AS−ECFA−IN
PN研究会のプロシーディング(フラスカティ(F r
ascati)、1984年9J])の166i74ペ
ージにW、ライリス(Willis)により開示されて
いる。ライリスの装置は、−組の平行な円板からなり、
各円板は1つの穴を備え、電子ビームは、この円板の円
周において適当な位相で一様に供給される電磁波により
この穴を通って加速される。この電磁波は、円板の中心
にある穴の方へ動(とき、空間的に圧縮される。
ライリス型構造では、エネルギーを与えた電場の波面は
、円板の円周の周囲で一様でなければならない。さもな
いと、横方向の電場が、加速される粒子により作用する
ことになる。さらに、円板の中心で得られる電場は、比
g/lcに比例する。(ここにgは2枚の円板の間の距
離であり、Cは光速である。
本発明の第3の目的は、−列に配置されている異なった
加速ギャップに共通のスイッチング装置から進むエネル
ギーの走行時間の変化の統合的調整を達成するために伝
送線が備えられている種類の線形加速器を提供すること
である。
本発明の第4の目的は、高い電場勾配を達成する種類の
線形加速器を提供することである。
本発明の第5の目的は、供給エネルギーパルスに対して
利用されるスイッチング手段に対する加熱と損害の一方
または双方を生じないエネルギー回収手段を備えた種類
の線形加速器を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る線形加速器は、粒子加速領域を通る線形径
路に沿って進む荷電粒子を射出するための第1手段と、
この粒子加速領域で一列に配置される第1の複数の加速
ギャップを区画する第2手段であって、上記の加速ギャ
ップの各々は、」1記の径路に直交して配置される一対
の間隔をあけた電極により区画され、この電極の各々は
−F記の線形径路が通る開口を備えている第2手段と、
加速器を付勢するためにエネルギーパルスを発生ずるた
島の第3手段と、上記のエネルギーパルスが加えられる
電ツノ供給領域を備え、この電力供給領域で加えられた
エネルギーパルスを伝送線手段に沿って上記の加速ギャ
ップまで伝えるために上記の電極を電力供給領域に結合
する伝送線手段とからなり、 上記の伝送線手段は、上記の電力供給領域で平行に結合
される複数のライン部分を備え、このライン部分の各々
は、−J−記の間隔をあけた電極の6対に結合され、荷
電粒子が上記の加速ギャップを通るときに各加速ギャッ
プで、一個のエネルギーパルスから得られる電場により
発生される加速力をうけるように、上記の複数のライン
部分は、上記の加速ギャップの各々で」−記のエネルギ
ーパルスの到達を所定の順序で遅延するように構成され
、上記のライン部分の各々が、その間に空間を隔てた細
長い板状の第1と第2の伝導体からなることを特徴とす
る。
(作用) 本発明に係る線形加速器では、複数の加速ギャップが一
列に配置され、複数の伝送線の各々は、つの加速ギャッ
プに給電する。複数の伝送線の方に同時に伝わるエネル
ギーの単一のパルスを放出しまたはスイッチすることに
より、これらの加速ギャップに順次電圧が与えられる。
これらの伝送線の特性は、加速される一団の粒子が加速
ギャップを通るときにパルスパワーが各加速ギャップで
存在するように統合的に調整されることである。
この統合的調整は、各伝送線がパワーパルスの各部分に
対し異なった遅延を生じさせることにより達成される。
この種の調整を達成するために、伝送線は長さにおいて
順次増加される。すなわち、粒子の一団が通過する最初
の加速ギャップには最も短い伝送線で給電され、次の加
速ギャップはより長い伝送線で給電され、第3の加速ギ
ャップは、さらに長い伝送線で給電される。以下、同様
である。これにより、加速する電場が、粒子の一団の+
1 運動と同期されるようにする。
本発明による平行板型伝送線構造では、一つの細長い三
層薄板(絶縁層または真空により隔てられた外側の2つ
の電気伝導層を備える)がその中心領域で樅に細長く切
り開かれて、複数の縦に延びたリボンを形成し、リボン
の中心部は、薄板の端部か配置される面に対して直角に
なるようにねじられる。加速用通路は、ねじられた部分
で一列に並ぶ開l]を通−)でいて、この開口領域では
絶縁材料が除去される。伝送線の自由端での切り開かれ
ていない端部は、電力供給領域として指定され、そこに
、貯蔵されたエネルギーを伝送線に送るたy)のスイッ
チが配置される。この目的に適したスイッチ装置は、ブ
ルームライン状のパルス形成ネットワーク設備である。
実際に、伝送線は、電力供給領域で平行に結合され、加
速ギャップはひと続きに配置される。
パルス電力の放電と、個々の加速ギャップを区画する電
極へのパルス電力の放出と印加との間の希望の統合的調
整を得るための走行(transtt)時間の制御は、
これらの伝送線(板)の長さを変えることにより、およ
び/または、その長さ方向の絶縁材料の誘電特性を変え
ることにより達成される。
伝送線のテーパー化と成彩とは、より小さい体積中に電
気パルスのエネルギーを集中し、これにより、電場の値
を増加する。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して本発明の詳細な説明ケる。
第1図に図式的に示された線形加速器(ライナツク)1
0は、電力供給領域I2から粒子加速領域I4へ延びる
4本の同軸の伝送線区間11、−、−111−2.1.
1−3.11−4を備える。後で示される理由より、同
軸の伝送線区間11−、−1.II2.11−3,1 
+4は、異なった長さである。
電力供給領域12で、この同軸区間の円筒状の外側伝導
体I6は、相互にノヤンバー線17により結合され、こ
の同軸区間の中心の伝導体は、相互にバス19により短
絡される。
加速領域14では、複数のそれぞれ積み重ねて並べられ
た電極対(21−122−1)、(212,212)な
どが存在する。粒子発生器23は、線形径路24に沿っ
た矢印Cで示した方向に進む粒子を発生するが、この線
形径路Cは、これらの積層された電極(21,、、,1
,22i)等円の開口の列を通っている。
線形加速器IOは、エネルギー源(E、S、)99から
得られるパルスにより動力を供給される。エネルギー源
99の出力は、貯蔵・動力圧縮装置(S。l)、)98
の入力26に加えられて装置98を充電4゛る。パルス
形成ケーブル100の入力は装置98の出力に結合され
る。通常は開いているスイッチ29がバス19とパルス
形成ケーブル+00のエネルギー出力端子31との間に
介在される。スイッチ29が閉じているときは、貯蔵・
動力圧縮装置98に貯蔵されたエネルギーがパルス形成
ケーブル100を通って急速に放電されてエネルギーパ
ルスを供給する。このエネルギーパルスは、バスJ9に
加えられ、それにより、全同軸区間11−、、.1.l
 I−2,11−3,Ii4の中心伝導体18に本質的
に同時に現れる。このエネルギーパルスは、同軸区間1
1−1に沿って伝わり、電極対211.22−1に現れ
、そこで個々の外側伝導体16と中心伝導体18がそれ
ぞれ電極21−1,221に直接に結合される。こうし
て、ポテンンヤル勾配が、電極21−1 、22−、−
1の間に形成される加速ギャップ321内に存在する。
加速ギャップ32−1に存在する電場は、粒子発生器2
3からの粒子にエネルギーを与え、その粒子は加速ギャ
ップ32−1を通って動く。同様に、他の同軸区間! 
!−2,11−3,11−4の各々の伝導体16.18
は、対(21−2,222)等のそれぞれの電極に結合
される。
バス19に加えられるエネルギーパルスは、加速ギャッ
プ32−Iに現れた後に、第2の電極21−2.22−
2の対の間の加速ギャップ322に現れる。なぜなら、
より長い走行時間が、より短い同軸区間+ 1.−1を
通るときに比へ、より長い同軸区間11−2を通るため
に必要になるからである。この時間差は、粒子発生器2
3からの粒子が加速ギャップ32−1に達したときに高
電圧勾配がその加速ギャップにあり、次に、この加速さ
れた粒子が加速ギャップ32−2に達したときに高電圧
勾配がその加速ギャップにあるようなものである。同じ
理由で、バス19に加えられるエネルギーパルスは、加
速ギャップ32−1と32−2を通って加速された粒子
が個々の加速ギャップ32−3と32−4を進むときに
、これらの粒子かさらに加速されるような時に、電極2
+−2゜22−3の間の加速ギヤツブ32−3と電極2
I4.22−4の間の加速ギャップ32−4に現れる。
当業各に明らかなように、第1図に示される開放終端接
続(Lerminat 1on)構成は、各加速ギヤツ
ブ32−、1 、32−2等に現れる電圧が、同軸入力
バス19に加えられる電圧の2倍であることを意味4゛
る。
本発明により、第2図に示す平行板型の伝送線35は、
電力供給領域36から粒子加速領域37へと、後者から
終端接続領域(terminating  regio
n)38へのエネルギーの伝播のために使用される。よ
り詳しく説明すると、第2図の線形加速器30は、間隔
をあけた平行板41.42を備え、平行板の縦の中央領
域は縦に切り開かれ細いストリップ即ちリボン41−]
、・・・、42−5を形成する。このリボン41−1等
は、板41.42の曲げられていない端座が配置されて
いる面に対し直角をなす面に配置されるように曲げられ
る。各リボン41−1.・・、42−5の中心には開1
]43が設けられ、一般に線形の粒子通路24がこの開
[J43を通っている。線形加速器30ヘパワーを供給
するための手段は、電荷蓄積板44と通常は開いている
スイッチ45とにより図式的に示される。
電荷蓄積板44は、電力供給領域36に伝送線板41.
42の間に配置される。図では、スイッチ45は板42
,4.4の[■で後者の板の一端に結合されるように示
されているが、これは図示の容易さのためである。実際
の実施例では、パワーパルスが伝送線板41.42の全
幅I7にわたー)て同時にかつ一様に加えられることを
確実にするために、スイッチ45の要素は電荷蓄積板4
4の全長にわたって存在する。
開口43と破線[3−B’の間の線形加速器30の部分
では、リボン41−1.・、 42、、−5を形成する
ために板41.42内に切られたスリットが、板41.
42の終縁部416,42−6に関して平行でない破線
+3−11’で始まる。このことは、電力供給領域36
に供給されるパワーパルスがリボン415,415に達
するのに要する時間がリボン411.42−川に達する
のに要する時間よりも長いこ七を意味する。このため、
加速エネルギーは、加速径路24のリボン41−542
−5の間の部分に達する前にリボン41−1゜42−1
の間の部分に達して、エネルギー勾配が第2図に関して
−J二方向に加速径路24を進むように効果的に与えら
れることになる。
開口43の周りのリボン41、−1 、・・、42−5
の中央部分は、第1図の実施例における電極211、・
・・、22−4と同等である。線形加速器30の加速径
路24の左の部分を人力部分といい、線形加速器30の
残りの部分(径路24と終端接続領域38の間)を終端
接続部分という。後者は、伝送線板41.42の構成に
間引る限り前音の鏡像である。粒子加速の後に残ったエ
ネルギーは、終端接続領域38で伝送線41.42の端
46に達した後に回収できまたは少なくとら線形加速器
30から除かれる。これにより、パワーを供給4゛るた
めに使用されるスイッチ45は、過熱に、);り損なわ
れない。
第3図かられかるように、誘電材料48は、加速径路2
4が通る開口43を備えたりポン411 ・・・42−
5の中央部分を除いて、板41.42の間の空間を満た
ず。エネルギーパルスの走行時間は、絶縁体の材料48
の誘電定数により調整される。板41,42の間の空間
のテーパー化は、供給領域36での間隔g、が加速領域
37での間隔g、より大きいとき、加速領域37での電
場を調整する。電場をさらに増加するために、各リボン
41−1  ・・・、42−5は、パルス供給端での幅
WIが加速領域37での幅W、より大きい。らしリポン
が、第5図に示すように加速領域37のすぐ後で終わる
ならば、電圧パルスは2倍になり、電場勾配の利得は数
学的に として表わされる。ここに、Gは供給領域36に加えら
れた電場の値と加速領域43に現れる電場の値との比で
あり、ε は比誘電率であり、g+、 L。
W、、W、はそれぞれ最初のギャップ、最後のギャップ
、最初の幅、最後の幅である。
第2図と第3図に示された構造においてリボン4 II
、・・、42−5の各々の中心は、リボンの端よりもず
っと狭いため、隣接する加速ギャップの間の空間49は
、電子ビームを安定化するために平均電場および/また
は磁気的フォーカス要素(磁気四重極子、穴型極子など
)を増加するために、追加の加速ギャップ(第4図参照
)を収容できるほど大きい。加速ギャップの第4図の型
の配置は、加速領域37で進行パルスから生じる磁場効
果を打ち消すのに有用であり、そのような磁場は、径路
24で加速ビームの運動方向に平行である電場に直交し
て作用するインパルスになる。この磁場を0に平均化す
るために、第2図の構造と同様な3つの構造が組み合わ
されて、第2図に示される各空間49は、2つの追加の
加速ギャップにより占められ、各加速ギャップの開口は
、加速径路24が線形に保たれるように第2図の開口4
3のように一列に並べられる。ここで、隣接する構造は
相互に60°の角度をなす。
なお、第7図は、第4図に示した実施例と同様な実施例
のCAD/CAMにより作成された斜視図を示す。
第5図に示す実施例においては、第3図の加速領域37
の右にある終端接続領域は除かれる。粒子加速のために
使用されないエネルギーは、もとの電力供給領域36に
反射される。第5図の実施例においては、間隔をあけた
板伝導体41a、42aは誘電材料48aにより分離さ
れ、右側のリボン状部分は加速領域37で終端となる。
第5図では6個のスポークが一列に並んだ開口43を通
る粒子加速径路から放射状に広がるが、第6図は、3個
の第5図に示した伝送線粒子加速装置50からなるスポ
ーク状配列を図式的に示す。
第8図は、第1図から第7図に示すような型の線形加速
器にパワーを供給する丸めの、普通の高電圧での比較的
大電流の信頼できる超高速スイッチングのために用いら
れるレーザートリガースイッチ60を示す。より詳細に
は、第8図のガス電子なだれスイッチ60は、成形水晶
要素61を含むブルームライン型パルス形成ネットワー
クである。
この水晶要素61は、紫外光に対し透明であり、たとえ
ば300気圧に加圧された気体62で充填されたキャビ
ティ63を備える。キャビティ63は、キャビティ63
内に配置される成形縁部44aを存する蓄積電極44の
幅の長さを有する。伝送線板42の成形縁部42aは、
キャビティ63内1こ配置されるが、伝送線板41はキ
う・ビティ63内にまで達せず、伝送線板41の縁部4
1aは、水晶要素61のスロット61a内に配置される
水晶要素60の一部は、蓄積電極44と伝送線板41.
42の間に、そして直接に蓄積電極44の領域での伝送
線板41.42の間に挿入される。
気体42の初期イオン化は、キャビティ63内に入りア
ノード44のアノード電極44aの比較的近くに集中す
るレーザー光から生じる。こりごとは、電子にアノード
電極4.4aに向かってなだれを生じさせる。イオン化
領域は、電子なだれにより生じた電子が周りの気体62
をイオン化するため、および電子が電場の影譬の下で動
くため、初めの分布から拡がる。電子なだれの変位電流
は、伝送線板すなわち電極41./12の間にパルスを
誘起する。
図には、排気領域が示されていないか、当業音にとって
明らかなように、加速径路24ft、真空が存在する領
域を通っていて、スイッチ60もまた真空内にある。
本発明は、複数の好ましい実施例に関連して説明された
が、他の変形も当業音にとって明らかである。従って、
本発明は、本明細書内の特定の開示により制限されず、
特許請求の範囲によってのみ制限される。
(発明の効果) 本発明によるパルスパワー線形加速器では、極端に早い
立−1こり時間を必要とせずに、高いエネルギー勾配を
達成できる。また、粒子加速に用いられなかったエネル
ギーは、入カバヮースイソヂングと1−渉せずに回収で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明により建設された線形加速器(第2図
〜第3図)・のための作用の原理の説明を簡単化するた
めに用いられる図式的な図である。 第2図は、平行板伝送線が利用されている本発明により
建設された線形加速器の部分的に図式的な斜視図である
。 第3図は、要素の間の対照を増加」ることにより明らか
な図示をするたぬに影を付加している、第2図と同様な
斜視図である。 第4図は、複数の第2図の構成が結合されている本発明
の実施例の図示的な図である。 第5図は、第2図に示した実施例に基づいた、本発明の
第2の実施例の斜視図である。 第6図は、第5図の実施例の変形例を図式的に示す図で
ある。 第7図は、第4図の実施例と同様な実施例のCAD/C
AMで作成した斜視図である。 第8図は、本発明により建設された線形加速器へのパル
スパワーの供給のために有用な高速スイッチング装置の
図式的な図である。 11・・伝送線、 21.22・電極、23・・粒子発
生器、  24・・・線形径路、32・・・加速ギャッ
プ、36・・・電力(j(給領域、37・・・加速領域
、  3日・・終端接続領域、41.42・・・伝送線
のライン部分、43・・・開口、    48・・誘電
材料。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粒子加速領域を通る線形径路に沿って進む荷電粒
    子を射出するための第1手段と、 この粒子加速領域で一列に配置される第1の複数の加速
    ギャップを区画する第2手段であって、上記の加速ギャ
    ップの各々は、上記の径路に直交して配置される一対の
    間隔をあけた電極により区画され、この電極の各々は上
    記の線形径路が通る開口を備えている第2手段と、 加速器を付勢するためにエネルギーパルスを発生する第
    3手段と、 上記のエネルギーパルスが加えられる電力供給領域を備
    え、この電力供給領域で加えられたエネルギーパルスを
    伝送線手段に沿って上記の加速ギャップまで伝えるため
    に上記の電極を電力供給領域に結合する伝送線手段とか
    らなり、 上記の伝送線手段は、上記の電力供給領域で平行に結合
    される複数のライン部分を備え、このライン部分の各々
    は、上記の間隔をあけた電極の各対に結合され、 荷電粒子が上記の加速ギャップを通るときに各加速ギャ
    ップで、一個のエネルギーパルスから得られる電場によ
    り発生される加速力をうけるように、上記の複数のライ
    ン部分は、上記の加速ギャップの各々で上記のエネルギ
    ーパルスの到達を所定の順序で遅延するように構成され
    、 上記のライン部分の各々が、その間に空間を隔てた細長
    い板状の第1と第2の伝導体からなることを特徴とする
    線形加速器。
  2. (2)請求項1に記載された線形加速器において、 上記の第1と第2の伝導体の間の空間を誘電媒体が占め
    る線形加速器。
  3. (3)請求項2に記載された線形加速器において、 上記の誘電媒体が固体である線形加速器。
  4. (4)請求項1に記載された線形加速器において、 上記の第3手段が電子なだれ型スイッチ装置を備える線
    形加速器。
  5. (5)請求項3に記載された線形加速器において、 電力供給領域で、第1の伝導体は一般に第1の共通面内
    にあり、第2の伝導体は一般に第2の共通面内にある線
    形加速器。
  6. (6)請求項5に記載された線形加速器において、 上記の粒子加速領域での伝導体部分が、一般に上記の電
    力供給領域で共通面に直交する面内にあるように、上記
    の第1と第2の伝導体が、電力供給領域と粒子加速領域
    の間の位置でねじまげられる線形加速器。
  7. (7)請求項3に記載された線形加速器において、 粒子加速領域で、上記の全ライン部分の上記の伝導体が
    一般に相互に平行であり、一つの積み重ねをなして配置
    される線形加速器。
  8. (8)請求項7に記載された線形加速器において、 伝導体の各々が、粒子加速領域でよりも電力供給領域で
    より広くなるように、伝導体の端から端までしだいに細
    くなる線形加速器。
  9. (9)請求項7に記載された線形加速器において、 誘電媒体が粒子加速領域でよりも電力供給領域でより厚
    くなるように、誘電媒体の厚さが端から端までしだいに
    小さくなる線形加速器。
  10. (10)請求項7に記載された線形加速器において、 誘電媒体は、上記の伝送線手段の長さに沿って変化する
    誘電定数を有する線形加速器。
  11. (11)請求項1に記載された線形加速器において、 上記のライン部分が、電力供給領域から離れた端で開回
    路になる線形加速器。
  12. (12)請求項1に記載された線形加速器において、 上記のライン部分の各々が、上記の粒子加速領域から上
    記の終端接続領域へ達する終端接続部分を含み、この終
    端接続領域が、電力供給領域と粒子加速領域の間にある
    上記のライン部分の入力部分に関して一般に対称的であ
    る線形加速器。
  13. (13)請求項7に記載された線形加速器において、 上記のライン部分の各々が、上記の粒子加速領域から終
    端接続領域へ達する終端接続部分を含み、この終端接続
    部分が、電力供給領域と粒子加速領域の間にある上記の
    ライン部分の入力部分に関して一般に対称的である線形
    加速器。
  14. (14)請求項1に記載された線形加速器において、 第2の複数の加速ギャップと第3の複数の加速ギャップ
    も備え、この第2と第3の複数の加速ギャップは、それ
    ぞれ上記の粒子加速領域に一列に配置され、上記の線形
    径路に直交して配置される一対の間隔をあけた電極から
    なり、この線形径路が通る開口手段を備え、 上記の第1の複数の加速ギャップに隣接する複数の加速
    ギャップはその間に大きな空間を有し、これら空間の各
    々には、第2と第3の複数の加速ギャップの各々からの
    一つの加速ギャップが配置されていて、第2の複数の加
    速ギャップの中の各加速ギャップが第1の複数の加速ギ
    ャップの中の一つの加速ギャップと第3の複数の加速ギ
    ャップの中の一つの加速ギャップの間に配置されている
    線形加速器。
  15. (15)請求項14に記載された線形加速器において、 第2の複数のライン部分からなる第2の伝送線手段も有
    し、各電極対の一つが第2の複数の加速ギャップを区画
    し、第1の複数の加速ギャップに加えられるパルスと統
    合して所定の順序でエネルギーパルスを第2の複数のラ
    イン部分に伝え、第3の複数のライン部分からなる第3
    の伝送線手段も有し、各電極対の一つが第3の複数の加
    速ギャップを区画し、第1と第2の複数の加速ギャップ
    に加えられるエネルギーパルスと統合して所定の順序で
    エネルギーパルスを第3の複数のライン部分に伝える線
    形加速器。
  16. (16)請求項15に記載された線形加速器において、 ライン部分が、ハブのように粒子加速領域から放射状に
    のびる線形加速器。
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