JPH02108467A - パイプの抵抗突合せ溶接装置 - Google Patents

パイプの抵抗突合せ溶接装置

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JPH02108467A
JPH02108467A JP25959988A JP25959988A JPH02108467A JP H02108467 A JPH02108467 A JP H02108467A JP 25959988 A JP25959988 A JP 25959988A JP 25959988 A JP25959988 A JP 25959988A JP H02108467 A JPH02108467 A JP H02108467A
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セルゲイ イバノビチ クチュク−ヤツェンコ
Alekseev Sakharnov Vasily
バシリ アレクセエビチ サハルノフ
Kirillov Kharchenko Aleksandr
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Ravmilev Unikovski Mikhail
ミハイル ラフミレビチ ウニコブスキ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パイプ、特に小中径パイプ(550mmまで
)の抵抗突合せ溶接装置に関し、更に詳しくは、溶接さ
れるパイプの外側から装着できるパイプの抵抗突合せ溶
接装置に関する。本発明は、石油およびガスの製造およ
び配送分野で石油およびガスの基幹パイプラインの建設
に適用できる。
〔従来の技術〕
抵抗突合せ溶接による溶接部の品質は、溶接中のパイプ
の締付けの信頼性とパイプ相互の芯合せの精度に大きく
依存している。公知のパイプの抵抗突合せ溶接装置(S
u・A 、 251719) は、溶接中のパイプを締
付けかつ芯合せするための装置を含み、この締付け・芯
合せ装置は溶接装置の各半ハウジング内に設けられ、パ
イプ接合部の両側で、溶接中のパイプ上に取り付けられ
、フラッシュ・アップセット駆動装置に作動可能に接続
されている。
各締付け装置は締付けグイもしくはシューを含み、これ
らの締付けシューは、パイプの円周の周りに等間隔に2
つの半リング状に配置され、2つの半リングが2方向か
らパイプを包容して油圧シリンダの作力の下に円形径路
で反対に移動する。
こらの半リングはピボット支持されたロッドを介して油
圧シリンダのハウジングに作動可能に接続されている。
半リングとシューとの作動可能な接続は、半リングに圧
入されかつ各シューの傾斜した背面に押し付けられたカ
ムローラーを介して行われている。
2つの半リングが、作動中の油圧シリンダの中心位置の
精度を保証する同期装置によって維持された同期状態で
反対に円状に移動すると、シューの傾斜面に係合してい
るカムローラーはシューを駆動的に均一に中心に向かっ
て移動させてパイプを締付けかつ芯合せする。
この公知装置の欠点は、カムローラーがシューの傾斜面
に係合するときおよび半リングが各半ハウジング内で移
動するときの摩擦によって大きなエネルギー損失が生ず
ることである。
摩擦によるこのエネルギー損失を相殺するためには、油
圧シリンダによって十分大きな締付け作力が得られなけ
ればならないため油圧シリンダの寸法が大きくなること
が避けられず、その結果、装置全体の寸法が大きくなる
その上、この公知装置では、締付け作力を供給する油圧
シリンダがその作力適用領域からかなり遠くに配置され
ているので、付加的な保持機構および大きなロッキング
装置を伴うため締付け装置が複雑である。
もう一つの公知のパイプの抵抗突合せ溶接装置(Su 
、 A 、 351423) におイテハ、溶接中ノハ
イフの締付けおよび芯合せを締付け装置の別々の2つの
機構によって行う。すなわち、溶接中のパイプの内側お
よび外側にそれぞれ芯合せ機構および締付け機構が装着
される。
この芯合せ機構は、パイプ内に挿入可能でかつ半径方向
変位駆動装置に作動可能に接続された中心キャリアバー
に取り付けられた芯合せシューと、てこおよびホルダー
を介して軸方向変位駆動装置に接続された芯合せローラ
ーとを含む。
パイプの外側に装着する締付け装置は、それぞれのピス
トンロッドが溶接装置の各半ハウジングに固定された、
放射状に配置された油圧シリンダのハウジングの端面に
設けられた締付けグイもしくはシューを含む。この締付
けシューは各パイプの外側面に締付け作力を負荷する。
内側の芯合せ機構および外側の締付け機構それぞれの油
圧シリンダには共通の制御装置がある。
この公知装置は、前記の公知装置にくらべて摩擦による
エネルギー損失が低減されており、油圧シリンダを小さ
くすることができる。締付け機構と芯合せ機構を別々に
したので、これらの機能を担う構造がより簡単になった
ため、油圧シリンダの寸法が小さいことと相俟って、溶
接装置全体の寸法を小さくすることができる。この溶接
装置は、比較的径の大きい薄肉パイプについては、締付
けの信頼性が高くパイプ相互の芯合せの精度も十分であ
るが、小・中径パイプ(550mmまで)については、
締付け装置の挿入可能部をパイプ内にはめ込めないため
不適当である。
更に、溶接装置全体としての重量が比較的大きいので、
パイプ布設装置その他溶接装置を作動位置にセットする
ための取扱い装置の荷重負担能力が大きくなければなら
ない。
その上、締付け装置が挿入可能(内側)部と外側部を有
するこの溶接装置は、パイプ接合部へのセットに手間と
時間が掛かるため、パイプラインの建設効率が低下する
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、油圧シリンダの制御装置の制御バルブの各部
材の配置の最適化とこれらの部材間を新たに結合するこ
とによって、全体の寸法および重量を低減すると共に補
助的作業時間を短縮した、パイプの抵抗突合せ溶接装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、本発明によれば、 溶接されるパイプにパイプ接合部の両側で外側から取り
付け可能な半ハウジング、 溶接用変圧器、 上記半ハウジングに作動可能に接続されたフラッシュお
よびアップセット駆動装置、 それぞれのピストンロッドが各半ハウジングに強固に接
続され、かつ上記パイプの各々の外側表面に締付け作力
を負荷できるシューを具備した、放射状に配置された複
数の油圧シリンダ、および上記油圧シリンダの制御装置
、 を含んで成る、パイプの抵抗突合せ溶接装置において、 上記油圧シリンダの上記制御装置が、 各油圧シリンダのピストンロッドを構成部材として伴う
追随スプールバルブを有する制御バルブ装置、および 上記追随スプールバルブを駆動する共通の駆動装置 を含むことを特徴とする、パイプの抵抗突合せ溶接装置
によって達成される。
各締付け装置の追随スプールバルブの共通の駆動装置を
設けたので、それぞれの半ハウジングについて油圧シリ
ンダと締付けシューの動きを同期させることができるの
で、これらのシューを、溶接されるパイプを締付けるた
めだけに用いるのではなく、作動可能に相互に接続され
た半ハウジング内でパイプ相互を芯合せするためにも用
いることができる。その結果、溶接されるパイプを内側
から芯合せする必要がなくなるので、従来のようなタイ
プの芯合せ機構が不要になるため、溶接装置全体の重量
が軽量化できると共に溶接装置を作業位置にセットする
ための所要時間も短縮できる。
更に、本発明の装置は、前記のような挿入式芯合せ機構
をパイプ内に入れることができない小・中径パイプに適
用できる抵抗突合せ溶接装置である。
溶接装置全体の小型化による軽量化は、制御装置に油圧
シリンダのピストンロッドが構成部材として伴うことに
よって更に向上する。
溶接装置を全体として小型化するために、追随スプール
バルブが、ユニバーサルジヨイントシャフトを含む機械
的結合装置を介して、相互にかつ共通の駆動装置に接続
されることが好ましい。
この作動可能な接続を他の手段、たとえば各スプールバ
ルブに接続されたピニオンと共同作動する中心ギヤを用
いて行ったとすると、溶接装置は機械的な構造が複雑に
なり大型化かつ重量化する。
各制御バルブ装置の追随スプールバルブが、各油圧シリ
ンダのピストンロッド内で軸方向に変位できるバルブ部
材と、各油圧シリンダのピストンロッドに関して軸方向
に、かつ、親ネジの端面に弾力的に押し付けられたバル
ブ部材と同軸に、変位可能に取り付けられた親ネジを有
する親ネジ・ナット対 とを含み、上記親ネジ・ナット対のナツトが上記油圧シ
リンダのハウジングに強固に接続されていることが望ま
しい。
制御バルブ装置を上記以外の構造とすること、たとえば
ラック・ピニオン機構とすることも可能であるが、必要
なことは、機構の部材の1つくたとえばピニオン)が油
圧シリンダのハウジングに接続され、他方の部材(たと
えばラック)が油圧シリンダのピストンロッドに接続さ
れていることである。
以下に、添付図面を参照し、実施例によって、本発明を
更に詳しく説明する。
〔実施例〕
添付図面に示した、本発明のパイプの抵抗突合せ溶接装
置は、溶接される一対のパイプ3および4に、バイブ接
合部(ジヨイント)5の両側に、外側から取り付けるの
に適合した2つの半ハウジング1および2 (第1図)
を含む。元々、半ハウジング1および2は線C−C(第
2図および第3図)に沿って着脱可能であり、それぞれ
反対側からパイプ3および4 (第1図)にかぶさる部
材6および7を含んでおり、部材6および7は共通のピ
ボット8 (第2図および第3図)に関して相互に向か
ってピボット回転できるように取り付けられている。ロ
ック9 (第2図)は半ハウジング1および2 (第1
図)の各々の2つの部材6および7を一緒に閉じた位置
で固定する。
半ハウジングlおよび2は開くための機構10(第2図
)をそれぞれ具備し、この機構10は、ピボット支持さ
れたロッド13を介して各半ハウジングの部材6および
7 (第2図)と作動可能に結合されたホルダー12内
に設けられた油圧シリンダ11を含む。油圧シリンダ1
1のピストンロッド14(第3図)はピボット8に強固
に固定されている。
半ハウジング2 (第1図)は、その上に設けられた溶
接用変圧機15と、ピストンロッド17が半ハウジング
2に強固に固定された2つの油圧シリンダ16を含むフ
ラッシュ・アップセット駆動装置とを有する。油圧シリ
ンダ16はクロスピース18(第1図〜第3図)を通っ
て保持された状態で伸びている。クロスピース18に取
り付けられたバー19は半ハウジング1に強固に固定さ
れていると共に半ハウジング2の開孔(図示せず)を通
って伸びている。
半ハウジング1および2は、油圧シリンダ20(第2図
および第3図)を含むそれぞれの締付け装置を具備する
。この油圧シリンダ20の幾何学的な軸は、半ハウジン
グ1および2 (第1図)が閉じた状態にあるときは、
締付けられたパイプ3および4の軸に関して放射状に伸
びており、これらのパイプ3および4に関して等角度の
間隔で配置されていることが望ましい。
各油圧シリンダ20のロッド21 (第4図)は、半ハ
ウジング1または2(第1図)に強固に固定されており
、各油圧シリンダ20の着脱可能なハウジング22(第
4図)の突き出したピストンロッド21とは反対側の端
部にはシュー23が取り付けられている。シー−23は
、パイプ3または4 (第1図)に係合してこれらを締
付けかつそれぞれの溶接用変圧器15からの溶接電流を
パイプ3または4に供給する。シュー23は屈曲自在な
電源ケーブル(図示せず)を介して変圧器15に接続さ
れている。
本発明によれば、油圧シリンダ200制御系は追随スプ
ールバルブ24(第4図)を有する制御バルブ装置を含
み、各追随スプールバルブ24は、軸方向に往復運動す
るようにバルブハウジング26内に取り付けられたスプ
ールバルブ部材25を含む。バルブハウジング26は、
ピストン27および親ネジ29を有する親ネジ・ナット
対28と一体に作られた各油圧シリンダ20のピストン
ロッド21の中に圧入されている。
バルブハウジング26には、内部にバルブ部材25を取
り付けるために、大きい直径の周縁孔31および32を
有する円筒状めくら孔30が内部に作られている。ピス
トンロッド21には、外部に突き出た圧力伝達コネクタ
33とドレンコネクタ34が設けられている。圧力伝達
コネクタ33は、ピストンロッド21およびバルブハウ
ジング26に作られた圧力径路35を介して孔30と連
絡しており、径路35の流出口36は2つの周縁孔31
および320間にある孔30に連絡している。
ドレンコネクタ34はドレン径路37を介して孔30に
連絡し、孔30からドレン径路37への流入口38およ
び39は、圧力径路35の流出口36に対して各周縁孔
31および320反対側に設けられている。更に、周縁
孔31の領域の孔30を油圧シリンダ20のピストン上
方空間りに連絡させる径路40と、周縁孔32の領域の
孔30を油圧シリンダ20のピストン下方空間Eに連絡
させる径路41とが、ピストンロッド21およびバルブ
ハウジング26の壁を通って作られている。ピストンロ
ッド21およびバルブハウジング26の壁を通って作ら
れた径路35,37,40、および41は、上記列挙し
たその他の追随バルブ24の部材と共同して、各油圧シ
リンダ20の制御バルブ装置を形成している。
スプールバルブ部材25は、円筒状で直径の大きいショ
ルダ部42.43,44、および45と、一番はずれに
あるショルダ部45よりも前方でピストン上方空間りに
面した細い要部46とを有する。
中間にある2つのショルダ部43および44は、それぞ
れ周縁孔31および32に比べて幅が等しいかまたはわ
ずかに大きく、周縁孔31と32の間隔に等しい間隔で
配置されている。
2つの締付け装置の全ての油圧シリンダ20の各圧力伝
達コネクタ33はポンプ(図示せず)に接続されており
、それぞれのドレンコネクタ34はドレンタンク(図示
せず)に接続されている。
各締付け装置の各油圧シリンダ20の追随バルブ24は
、ウオームギヤ減速装置48を有し各半ハウジング1ま
たは2(第2図)上に設けられた共通の駆動装置に駆動
可能に接続されている。
各締付け装置の全ての追随バルブ24の各親ネジ29は
、各かさ歯車装置49 (第4図)とユニバーサルジヨ
イントシャフト50および51 (第2図および第3図
)とを介して、相互におよび共通の駆動装置に接続され
ている。シャフト50および51はユニバーサルジヨイ
ント52(第41ffl)を介して各かさ歯車装置49
0入カシヤフトに接続されている。ユニバーサルジヨイ
ントシャフトの1つ50(第2図および第3図)はウオ
ームギヤ減速装置のウオームホイールに取り付けられて
その出力シャフトとして作用し、一方、各半ハウジング
1または2の開放部分にあるユニバーサルジヨイントシ
ャフト51は、カップリング53(公知のどのようなり
イックリリースカップリングでもよい)によって接続可
能な2つの部分に分割されている。各親ネジ・ナット対
28(第4図)の親ネジ29は各かさ歯車装置49の出
力シャフトのスプライン付孔の中で軸方向に往復運動す
るように取り付けられており、この往復運動は、要部4
6で支持されかつバルブハウジング26のめくら孔30
の底に押し当てられた圧縮スプリング54によって親ネ
ジ29の端面に押し付けられたバルブ部材25と同軸上
の運動である。
親ネジ・ナット対28のナツト55は、ストラップ56
およびネジ付ピン58によって油圧シリンダ20のハウ
ジング22に固定されており、各かさ歯車装置49のハ
ウジングはストラップ59およびネジ付ピン60を介し
てナツト61で各半ハウジング1または2に固定されて
いる。
〔作 動〕
本発明の、パイプの抵抗突合せ溶接装置の作動を以下に
説明する。
本発明の装置は、開いた状態(第3図)で、パイプ布設
装置(図示せず)から懸架され、建設中のパイプライン
の最先端のこれから溶接するパイプ(3または4)の端
部に、半ハウジング2がこのパイプ(たとえばパイプ3
)から突き出した状態にして配置される。次1こ、これ
から溶接するもう一方のパイプ(たとえばパイプ4)を
前者のパイプ(パイプ3)に突き合わせてセットすると
、後者のパイプ(パイプ4)の端部が半ハウジング2内
に入った状態になる。
半ハウジング1の油圧シリンダ11のピストン下方領域
に、圧力下にある作用流体を供給することによって、油
圧シリンダ11をホルダ12と共にピボット8(第3図
)の方向に駆動させ、これによりロッド13を押して半
ハウジング1の部材6および7を傾動させて部材6およ
び7をパイプ3にかぶせて閉じる。半ハウジング1 (
第2図)の閉じた状態はロック9で維持され、その際分
離式ユニバーサルジヨイントシャフト51の2つの部分
がカップリング53で結合されることによって、追随ス
プール)り゛ルブ24を相互に結合しかつ共通の駆動装
置に結合する運動連鎖が閉じる。
次に、加圧された作用流体を、締付け装置の各油圧シリ
ンダ20の圧力伝達コネクタ33(第4図)および圧力
径路35を経由して、バルブハウジングの孔30内にバ
ルブ部材25のショルダ部43および44によって区切
られたリング状空間下に供給する。この段階では、バル
ブ部材25は中立位置にあり、周縁孔31および32は
これらと幅が同一もしくはやや広いショルダ部43およ
び44によってそれぞれ閉じられている。電動モーター
47 (第2図)を起動させることによって、ウオーム
ギヤ減速機48(第2図)を介して親ネジ・ナット対2
8の親ネジ29(第4図)、ユニバーサルジヨイントシ
ャフト50および51および各油圧シリンダ20のかさ
歯車装置49 (第4図)を回転させる。各親ネジ29
は、ハウジング22に固定されたナツト55の中でこの
ように回転させられながら、各かさ歯車装置49の出力
シャフトのスプライ孔の中を締付け装置の中心から周縁
に向かって軸方向に移動する。バルブ部材25は、圧縮
スプリング24によって親ネジ29の端面に押し付けら
れて親ネジ29の移動に追随し、孔30の内壁に係合す
るショルダ部42および45によってバルブハウジング
の孔30内を案内されて、第5図に詳しく示した位置に
向かって移動する。この位置では、バルブハウジング2
6の孔30の周縁孔31および32の縁部と各ショルダ
部43および44の隣接する縁部との間に開口スリット
が現れる。その結果、作用流体はスプールバルブ部材2
5のリング状空間下から周縁孔31の中に供給され、そ
こから径路40を経由して油圧シリンダ20のピストン
上方空間りに流入する。同時に、シリンダ20のピスト
ン下方空間Eを充填した作用流体は、径路41およびシ
ョルダ44と周縁孔32の間のスリットを経由してスプ
ールバルブ部材25のショルダ44および45の間のリ
ング状空間Gの中に流入した後、流入口39を経由して
ドレン径路37に入り、更にドレン伝達コネクター34
からドレンタンク(図示せず)に流れる。ピストン上方
空間D(第4図)内にある作用流体の圧力は、油圧シリ
ンダ20のハウジング22を、シ:L−23と共に、半
ハウジング1に固定されたピストンロッド21に対して
、これから締付けられるパイプ3に向かって移動させる
。ストラップ56が゛ナツト55と共に、油圧シリンダ
20のハウジング22と共に移動しながら、親ネジ29
を軸方向に押す。親ネジ29は、モーター47の作用下
で回転を継続しながら、ナツト55の変位とは逆方向に
、ナツト55から抜ける向きに移動する。バルブ部材2
5が親ネジ29の端面に押し付けられて追随スプールバ
ルブとして作用しながら、第5図の位置を維持しくまた
はこの位置かられずかに軸方向に振れ)だ状態で、作用
流体がまだ供給されているピストン上方空間り内の圧力
が全てのシー−23を所要締付け作力でパイプ3を押圧
するための所定値に達する。
その結果、締付け装置の制御系内の圧力作動式電気リレ
ー(図示せず)が応答して、モーター47(第2図)の
給電回路を切る信号を送ると、親ネジ29 (第4図)
の回転が停止する。
パイプ3は、このように油圧シリンダ20の作用によっ
て締付けられながら、追随スプールバルブ24が共通の
駆動装置によって同期駆動されるので、半ハウジング1
に対して自動的に芯合せされる。
もう一方のパイプ4は半ハウジング2に設けられた締付
け装置によって上記パイプ3の締付けと同様に締付けら
れる。半ハウジング1および2がバー19によって相互
に結合されているので、溶接されるパイプ4は、半ハウ
ジング1に固定されたパイプ3と芯合せされる。
2つのパイプ3および4は、このように締付けかつ芯合
せされた後に、半ハウジング1および2(第1図)がフ
ラッシュ・アップセット駆動装置のパワーシリンダ16
によって相互に押し付けられて、公知の方法でパイプ3
と4は抵抗突合せ溶接される。
溶接完了後の締付け装置の解放および半ハウジング1お
よび2の開放は、各締付け装置の電動モーター47 (
第2図)を逆向きに回転させ、第6図に示したようにス
プールバルブ部材25を逆方向に変位させて、前記と逆
の手順で行われる。半ハウジング1および2(第1図)
を開いたら、パイプの抵抗突合せ溶接装置を次の溶接箇
所まで移動させ、前述の締付け、芯合せ、および溶接を
繰返す。
本発明の、パイプの抵抗突合せ溶接装置は、比較的軽量
であり、広い範囲のパイプ直径(550mmまでを含む
)の溶接に適しており、溶接されるパイプを高い信頼性
で締付けかつ正確に芯合せできるので、高品質の溶接部
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の、パイプの抵抗突合せ溶接装置の一
実施例を示す側面図、 第2図は、第1図の線■−■に沿う断面図、第3図は、
第2図の位置で半ハウジングが開いた状態を示す断面図
、 第4図は、追随スプールバルブが中立位置にある状態を
示す、第2図の線IV−I”/に沿う拡大断面図、 第5図は、スプールバルブが中立位置から変位した状態
を示す、第4図の領域Bのさらに拡大した断面図、およ
び 第6図は、追随スプールバルブが中立位置から第5図と
は逆の向きに変位した状態を示す第5図に対応する拡大
断面図である。 1・2・・・半ハウジング、3.4・・・パイプ、5・
・・パイプ接合部(ジヨイント)、6・7・・・半ハウ
ジングの部材、 8・・・ピボット、     9・・・ロック、10・
・・半ハウジングを開く機構、 11・・・油圧シリンダ、  12・・・ホルダ、14
・・・ピストンロッド、 13・・・ピボットロッド、15・・・溶接用変圧器、
16・・・油圧シリンダ、  17・・・ピストンロッ
ド、18・・Jクロスピース、  19・・・バー、2
0・・・油圧シリンダ、  21・・・ピストンロッド
、22・・・油圧シリンダのハウジング、23・・・シ
ュー、 24・・・追随スプールバルブ、 25・・・バルブ部材、 26・・・追随バルブハウジング、 27・・・ピストン、 28・・・親ネジ・ナット対、 29・・・親ネジ、     30・・・めくら孔、3
1.32・・・周縁孔、 33・・・圧力伝達コネクタ、 34・・・ドレンコネクタ、35・・・圧力径路、36
・・・径路の流出口、 37・・・ドレン径路、38.
39・・・ドレン径路の流入口、40・41・・・径路
、 42、43.44.45・・・スプールバルブ部材のシ
ョルダ部、 46・・・足部、      47・・・電動モータ、
48−・・ウオームギヤ減速機、 49・・・かさ歯車装置、 50.51・・・ユニバーサルジヨイントシャフト、5
2・・・ユニバーサルジヨイント、 53・・・クイックリリースカップリング、54・・・
スプリング、   55・・・ナツト、56・・・スト
ラップ、   57・・・ネジ付ピン、58・・・ナツ
ト、     59・・・ストラップ、60・・・ネジ
付ピン、   61・・・ナツト。 FEZ t仏′4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶接されるパイプ(3および4)にパイプ接合部(
    5)の両側で外側から取り付け可能な半ハウジング(1
    および2)、 溶接用変圧器、 上記半ハウジング(1および2)に作動可能に接続され
    たフラッシュおよびアップセット駆動装置、 それぞれのピストンロッド(21)が各半ハウジング(
    1および2)に強固に接続され、かつ上記パイプの各々
    (3または4)の外側表面に締付け作力を負荷できるシ
    ュー(23)を具備した、放射状に配置された複数の油
    圧シリンダ(20)、および 上記油圧シリンダ(20)の制御装置、 を含んで成る、パイプの抵抗突合せ溶接装置において、 上記油圧シリンダ(20)の上記制御装置が、各油圧シ
    リンダ(20)のピストンロッド(21)を構成部材と
    して伴う追随スプールバルブ(24)を有する制御バル
    ブ装置、および 上記追随スプールバルブ(24)を駆動する共通の駆動
    装置 を含むことを特徴とする、パイプの抵抗突合せ溶接装置
    。 2、前記追随スプールバルブ(24)が、ユニバーサル
    ジョイントシャフト(50および51)を含む機械的結
    合装置を介して、相互にかつ前記共通の駆動装置に接続
    されていることを特徴とする請求項1記載の溶接装置。 3、各前記制御バルブ装置の前記追随スプールバルブ(
    24)が、各前記油圧シリンダ(20)のピストンロッ
    ド(21)内で軸方向に変位できるバルブ部材(25)
    と、各油圧シリンダ(20)のピストンロッド(20)
    に関して軸方向に、かつ、親ネジの端面に弾力的に押し
    付けられたバルブ部材(25)と同軸に、変位可能に取
    り付けられた親ネジ(29)を有する親ネジ・ナット対
    (28) とを含み、上記親ネジ・ナット対(28)のナット(5
    5)が上記油圧シリンダ(20)のハウジング(22)
    に強固に接続されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載の溶接装置。
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