JPH02108455A

JPH02108455A - 金属製容器におけるスライデイングシヤツターのための閉鎖プレート

Info

Publication number: JPH02108455A
Application number: JP1228468A
Authority: JP
Inventors: Herbert Schaefer; ヘルベルト・シエーフアー; Rudolf Strohmayer; ルードルフ・シユトローマイヤー
Original assignee: Didier Werke AG
Current assignee: Didier Werke AG
Priority date: 1988-09-15
Filing date: 1989-09-05
Publication date: 1990-04-20
Also published as: FR2636260A1; BR8904546A; GB2222795B; IT8921332A0; FR2636260B1; ZA897067B; GB8920726D0; US4951853A; GB2222795A; DE3831386C1; IT1231006B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は金属製容器におけるスライディングシャッター
のための閉鎖プレートであって、薄板ジャケット底部か
ら突出した、少なくとも一つの高耐火性の貫流スリーブ
を有する高耐火性の滑動面プレートが、薄板ジャケット
内で断熱層上に配置されている形式のものに関する。

〔従来の技術〕

例えばＤＥ−Ａｓ第２４０９６９９号明細書より公知の
上記形式の閉鎖プレート、いわゆる二材料から成るプレ
ートでは、耐用寿命のできるだけ長い範囲内で通常次の
ような目的が追求される。即ち、比較的わずかな、高級
で高価な耐火性の摩耗材料だけで滑動面を形成しようと
することである。従って通常は、特にオキサイドセラミ
ックス製の高級な滑動面プレートが使用される。この滑
動面プレートは粗悪な耐火性材料、例えば耐火コンクリ
ートから成る母体によって支持されている。この場合母
体は、その密度が小さいために滑動面プレートに対して
断熱されている。しかし、従来のように種々異なる耐火
性材料を使用すると、特に製造において欠点が生じる。

特に滑動面プレートを耐火コン母クリートへ直接固定すると、國体を成す耐火コンクリー
トにおいて応力の発生を回避するための乾燥プロセスが
生じるが、この乾燥プロセスは不都合なものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の課題は、薄板によって一覆われた、二材料から
成る閉鎖プレートにおいて、容易に断熱作用を行う材料
を容易な技術手段によって使用可能にすると同時に、上
記閉鎖プレートの製造及び作用を改善することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記課題は、本発明によればはじめに述べた形式の閉鎖
プレートにおいて、支持及び／又は保持部材によって薄
板ジャケット内に固定された滑動面プレートに、鉱物繊
維材料及び／又は顆粒状材料から成る断熱材が対置され
ていることによって解決されている。

〔作用及び効果〕

上記のように簡単な構成の閉鎖プレートでは、薄板ジャ
ケットが滑動面プレートのための支持作用を有しており
、繊維状及び／又は顆粒状充填物が上記プレートのため
の断熱作用を有している。滑動面プレートは有利には周
方向側部で、薄板ジャケットの周囲縁部によって固定保
持されている。さらに、支持部材及び／又は保持部材が
容易に薄板ジャケットに設けられており、特に断熱作用
を行う、フレキシブルもしくはルーズな充填材料が簡単
に取扱われるので、製造技術的に大きな利点が得られる
。即ち、断熱作用が得られると共に、通常の運転確実性
と耐用寿命とを維持しながら、滑動面プレート用の高級
な材料の必要性が最小限に抑えられる。さらに、閉鎖プ
レートは自体応力をかけられておらず、その結果応力に
より生じるひび割れが、初めから発生しないようになっ
ている。

薄板ジャケットに対して垂直に配置された支持ウェブが
、有利には支持部材としてそれぞれ役立っている。支持
ウェブは自体弾性的に形成されており、かつ薄板ジャケ
ットの周囲薄板の間に締めつけられている。この場合、
それぞれの支持ウェブは支持グリッドに組合わされても
よい。同様に支持作用は、薄板ジャケットに固定された
ウェブ舌片によって行われてもよい。

ウェブのすべての構成は、わずかな費用で実施され得る
。

有利には支持及び／又は保持部材が、閉鎖プレートの組
込まれるべきスライディングシャッターのそれぞれの効
率に適当に適合することによって、所期の必要性に適合
した安定性を有するプレートが製作される。例えば比較
的容易で有利な構成が、請求項６もしくは９に記載され
ている。それに対して安定した構成が、請求項７及び８
に記載されている。

上述したすべての構成において、薄板ジャケットの内側
が、断熱作用を有する薄肉なマット材料もしくはフィル
ム材料によって付加的に覆われており、その結果付加的
な断熱作用が得られることは、多くの場合有利である。

〔実施例〕

次に図示の実施例につき本発明を説明する。

第１図では、スライディングプレートが符号１で示され
ており、詳しくは図示されていない線状のスライディン
グシャッターの流出スリーブが、符号２で部分的に示さ
れている。スライディングプレート１は、底部薄板３及
び周囲薄板４から成る薄板ジャケット５を有している。

薄板ジャケット５は耐熱性のマツトロによって覆われて
おり、薄板ジャケット５内では、支持ウェブ７が底部薄
板３上に垂直に設置されている。オキサイドセラミック
スから製造された滑動面プレート８が支持ウェブ７上に
支持されており、かつ滑動面９及び開口１０を有してい
る。

さらに、同様にオキサイドセラミックスから成る貫流ス
リーブ１１が開口１０内でモルタル塗りされ、その後滑
動面９と同一面を成すように後研削される。貫流スリー
ブ１１は底部薄板３を貫通してそれに係合しており、か
つ突出した端部によって流出スリーブ２のための接続基
盤１２を形成している。支持ウェブ７の間には、顆粒状
又は繊維状の耐火性材料、例えば鉱物繊維１３が充填さ
れている。

特に第１図及び第２図かられかるように、支持ウェブ７
は自己応力を生せしめる形状を有しており、かつ薄板ジ
ャケット５の内面が耐熱性のマツトロにより予め被覆さ
れた後に、薄板ジャケット５内へはめ込まれる。支持ウ
ェブ７間の室へ鉱物繊維１３が充填された後で、滑動面
プレート８及び貫流スリーブ１１から予め形成された構
成ユニットが、滑動面プレート８の滑動面９が周囲薄板
４の縁部１４上に位置するように薄板ジャケット５内へ
はめ込まれる。その結果、滑動面プレート８は周囲薄板
４によって固定的に取囲まれる。

場合によってはマツトロにより覆われて、支持ウェブ７
を備えた薄板ジャケット５と、鉱物繊維１３とから成る
本体によって、貫流スリーブ１１と共にはめ込まれた滑
動面プレート８に対する優れた断熱作用が運転中に行わ
れる。その結果、上記滑動面プレート８と貫流スリーブ
１１とは所期の耐用寿命を得ようとする場合でも、比較
的薄肉に、かつ摩耗に対する予備部材をほとんど備える
ことなく形成され得る。

第３図によれば、角形の支持ウェブ７の代わりに波形の
支持ウェブ１５が、同様に自己応力によって薄板ジャケ
ット５内へはめ込まれている。第４図によれば、縦方向
及び横方向ウェブから予め形成された支持グリッド１６
が、薄板ジャケット５内へはめ込まれている。自己応力
を有さない、簡単な縦方向及び／又は横方向ウェブは例
えば点溶接によって結合され、薄板ジャケット５内へは
め込まれる。

第５図によれば支持ウェブ７の代わりに、薄板ジャケッ
ト５の周囲薄板４において縁部１４に対して平行に延び
る凸部１７によって滑動面プレート８が支持されており
、同時に鉱物繊維１３が薄板ジャケット５の自由な内室
に完全に充填されている。第５図による構成は簡単なも
のであり、この構成において凸部１７は点状又は筋状に
形成されていてもよい。

これに対して第６図による安定した構成では、薄板ジャ
ケット５内に二重底部１８が配置されており、二重底部
１８は、貫流スリーブ１１から間隔を置いてこれを取囲
む環状舌片２０と、横方向舌片２１と、場合によっては
縦方向舌片２２とによって支持されている。二重底部１
８の下方には断熱ウールから成る鉱物繊維１３が充填さ
れており、二重底部１８の上方では、周囲に緊張リング
２３を備えた滑動面プレート８がモルタル層２４内へ埋
込まれている。モルタル層２４は環状舌片２０の内側で
、フランジ状の滑動面端部まで貫流スリーブ１１ｆ：取
囲んでおり、かつ周方向側部で薄板ジャケット５の縁部
１４まで達している。

第７図による実施例も簡単な構成である。このような構
成では、はめ込まれた貫流スリーブ１１を有する滑動面
プレート８と、下側で周方向リング２５によって固定さ
れた鉱物繊維プレート２６とから１つの構成ユニット８
，１１２５．２６が形成されている。この構成ユニット
はモルタル層２７によって薄板ジャケット５内に固着さ
れている。

基本的には線状のスライディングプレート１についての
本発明は、線状のスライディングシャッターの定置の底
部プレートに適用されるが、同様に回転式スライディン
グシャッタープレート及び捲回式スライディングシャッ
タープレートにも適用される。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による閉鎖プレートの複数の実施例を示す
もので、第１図は第１実施例の線状のスライディングプレートの
縦方向断面図、第２図は第１図によるスライディングプ
レートの平面図、第６図及び第４図は第２及び第６実施
例のスライディングプレートの平面図、第５図、第６図
及び第７図は第４、第５及び第６実施例のスライディン
グプレートの縦方向断面図である。１・・・スライディングプレート、２・・・流出スリー
ブ、３・・・底部薄板、４・・・周囲薄板、５・・・薄
板ジャケット、６・・・マット、７・・・支持ウェブ、
８・・・滑動面プレート、９・・・滑動面、１０・・・
開口、１１・・・貫流スリーブ、１２・・・接続基盤、
１３・・・鉱物繊維、１４・・・縁部、１５・・・支持
ウェブ、１６・・・支持グリッド、１７・・・凸部、１
８・・・二重底部、２０・・・環状舌片、２１・・・横
方向舌片、２２・・・縦方向舌片、２３・・・緊張リン
グ、２４・・・モルタル層、２５・・・周方向リング、
２６・・・鉱物繊維プレート、２７・・・モルタル層 −；

Claims

【特許請求の範囲】１、金属製容器におけるスライディングシャッターのた
めの閉鎖プレートであつて、薄板ジャケット底部から突
出した、少なくとも一つの高耐火性の貫流スリーブを有
する高耐火性の滑動面プレートが、薄板ジャケット内で
断熱層上に配置されている形式のものにおいて、支持及
び／又は保持部材（７；１５；１６；１７；１８；２４
；２７）によつて薄板ジャケット（５）内に固定された
滑動面プレート（８）に、鉱物繊維材料及び／又は顆粒
状材料から成る断熱材（１３）が対置されていることを
特徴とする、金属製容器におけるスライディングシャッ
ターのための閉鎖プレート。２、貫流スリーブ（１１）と一体的な滑動面プレート（
８）が薄板ジャケット底部（３）に対する間隔を置いて
、薄板ジャケット（５）内に配置された支持部材（７；
１５；１６；１７）上に間接又は直接的に載置されてお
り、断熱材（１３）が、上記間隔の成す室内に少なくと
も部分的に充填されていることを特徴とする請求項１記
載の閉鎖プレート。３、薄板ジャケット底部（３）に対して垂直に設置され
かつ滑動面プレート（８）を直接支持する支持ウェブが
、支持部材（７；１５；１６）として役立つことを特徴
とする請求項２記載の閉鎖プレート。４、自体弾性的に形成された支持ウェブ（７；１５）が
、薄板ジャケット（５）の周囲薄板（４）の間に締めつ
けられていることを特徴とする請求項３記載の閉鎖プレ
ート。５、支持ウェブが、予め形成されたグリッド（１６）か
ら成ることを特徴とする請求項３又は４記載の閉鎖プレ
ート。６、薄板ジャケット（５）の周囲薄板（４）において内
側へ向かつて突出した支持凸部が、支持部材（１７）と
して役立つことを特徴とする請求項１記載の閉鎖プレー
ト。７、断熱材（１３）の充填された二重底部が、滑動面プ
レート（８）のための支持部材（１８）として役立つこ
とを特徴とする請求項１記載の閉鎖プレート。８、滑動面プレート（８）が、モルタル層（２４）を介
して薄板ジャケット（５）の二重底部（１８）上に支承されていることを特徴とする請求項７
記載の閉鎖プレート。９、滑動面プレート（８）がその下側に、周方向リング
（２５）により保持された断熱プレート（２６）を有し
ており、かつ薄板ジャケット（５）の内面を被覆するモ
ルタル層（２７）内に埋込まれていることを特徴とする
請求項１記載の閉鎖プレート。１０、薄板ジャケット（５）の内面が、断熱作用を行う
薄肉のマット材料又はフィルム材料（６）によつて付加的に覆われていることを特徴とする
請求項１から９までのいずれか１項記載の閉鎖プレート
。