JPH02107454A - 圧電素子の運動変換装置 - Google Patents

圧電素子の運動変換装置

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JPH02107454A
JPH02107454A JP63261955A JP26195588A JPH02107454A JP H02107454 A JPH02107454 A JP H02107454A JP 63261955 A JP63261955 A JP 63261955A JP 26195588 A JP26195588 A JP 26195588A JP H02107454 A JPH02107454 A JP H02107454A
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JP
Japan
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piezoelectric element
base
piezoelectric
compensator
temperature compensating
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Pending
Application number
JP63261955A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuji Chikaoka
近岡 保二
Yasuo Imoto
井元 保雄
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、主として印字ヘッドに採用される圧電素子
の運動変換装置に関するものである。
(従来の技術) 圧電素子の運動変換装置としては、例えば、すCに同一
・出願人によって開発がなさ−れた特願昭62−277
169号、特願昭62−268496号等に開示された
ものがある。
また、このような圧電素子の運動変換機構は、第8図に
示すように、圧電素子1の伸縮に基づいて可動子5を変
位させ、フレーム2と可動子5との間に結合された一対
の板ばね6.7と傾動体8どを主体とする運動変換11
構を拡大動作させるようになっている。
また、フレーム2の基部3と圧wiS子1との間には圧
電索f−1の負の4度線膨脹率特性とは逆の正の瀉r!
1ts膨慝率特性を有する温度補償材12が介在されて
いる。
さらに、前記フレーム2の基部、圧電素子1、可動子5
及び温度補償材12の組付状態を維持したり、あるいは
圧電素子1の伸縮運動を可動子5に確実に伝達させるた
めに、前記基部3、可動子5、圧電素子1及び温度補償
材12の相互の接触面はそれぞれ接着剤等によって一体
状に接着されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、前記したように構成される運動変換装置にお
いて、フレーム2の基部3、圧電素子1、可動子5及び
温度補償材12の相互の接触面はエボ4シ樹脂系の接着
剤を用いて接着されるが、その接着力を高めるには限界
がある。このため、圧電素子1の伸縮運動による応力が
前記各接着部に集中して作用する。特に、前記フレーム
2の基部3、圧電素子1等の相互の接触面の加工精度の
バラツキ等によって圧電索11が若干傾いて組付けられ
た場合や、圧電素子1の伸縮運動時において可動子5が
完全には直線平行運動をすることが困難で、同圧電素子
1に傾きや横振れが生じたときには、前記各接着部に集
中して作用する応力によって接着部が剥離されることが
ある。このため、前記基13、圧′R索子1、可動子5
及び温度補償材12の初期の組付状態を長期閤にわたっ
て維持することが困難となり、耐久性に問題点があった
この発明の目的は、前記した問題点に鑑み、フレームの
基部、圧電素子、可動子及び温度補償材の各接着部に作
用する応力を軽減して耐久性の向上を図ることができる
圧電素子の運動変換装置を提供することである。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、この発明は、圧電素子の伸
縮方向一端を支持する基部を有するフレームと、前記圧
電素子の伸縮方向他端に配設された可動子と、前記フレ
ームと可動子との間に結合され、前記圧電素゛fの伸縮
運動を拡大する運動変換機構と、前記基部、可動子及び
圧電素子の相n間のうち、少なくとも1か所に介在され
た温度補償材と、を備えた圧電運動変換装置であって、
前記温度補償材の側面には凹部を形成し、その凹部によ
って剛性が弱められた部分を、前記圧電素子の傾ぎを吸
収するための変形部としている構成にしたものである。
(作 用) 前記したように構成される圧電JIIIfの運動変換装
置において、温度補償材の側面の四部によって剛性が弱
められた部分を変形部とし、圧電素子の傾きを前記変形
部の変形によって吸収することで、フレームの基部、圧
1を索子、可動子及び温度補償材の各接着部に作用する
応力が軽減される。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を第1図〜第5図に従って説
明する。
この実施例では印字ヘッドに採用したものを例示するも
のであって、第1図と第2図において、電圧の印加によ
って伸縮する圧電素子1は、積層状をなす圧電セラミッ
クより構成されている。
前記圧電素子1を支持するためのメインフレーム2は、
その圧電素子1の伸縮方向とほぼ平行して延在する縦長
四角形で所定板厚の金属板より構成されている。このメ
インフレーム2の一端部には圧電素子1の伸縮方向一端
(下端)を後述する温度補償材12を介して支持するた
めの基部3が横方向に突設されている。
前記圧電素子1の伸縮方向他端(上端)には前記メイン
フレーム2の立Eり部の上端部と対向した状態において
、可動子5が配設されている。前記可動子5とメインフ
レーム2との対向面には、一対の板ばね6,7がその一
端部においてろう何けによって固着されている。前記両
板ばね6.7は、所定の隙間を隔てて対向するとともに
、メインフレーム2及び可動子5の上端面より圧電索子
1の伸縮方向に所定長さだけ延出されている。そして、
両板ばね6.7の他端部(延出端部)には傾動体8が両
板ばね6,7と一体に結合された状態で形成されている
前記傾動体8には、アーム取付溝88が凹設されており
、このアーム取付溝8aには傾動アーム10がその基部
において挿入されかつろう付りによって固着されている
。前記傾動アーム10の先端部には切欠き状のワイヤ取
付?m10aが形成され、このワイヤ取付溝108には
、印字ワイ1711の基端部が挿入されかつろう付けに
よって固着されている。そして、前記両板ばね6,7、
傾動体8、傾動アーム10及び印字ワイヤ11によって
圧電素子1の伸縮運動を拡大する運動変換機格が構成さ
れている。
前記メインフレーム2の基部3にはサブフレーム4がそ
の一端部において一体に形成されている。
そして、ナブフレーム4は、圧電素子1の他側(メイン
フレーム2と反対側)に沿ってかつ前記可動子5に対向
する位置まで延出されている。
前記サブフレーム4の延出端部と可!!lI?5との間
には圧電素子1の伸縮に基づいて、その伸縮方向と平行
にす動子5を案内するための四節の平行リンク機構16
が配設されている。この平行リンク機構16は、第4図
に示すように、−枚の弾性変形可能な板ばね材をプレス
の打抜き加工並びに折曲げ加工することで形成された一
対のリンクプレート17と、これら両リンクプレート1
7を一体に結合している結合部26を主体として構成さ
れている。
一対のリンクプレート17は、[1子1の伸縮方向と平
行する縦リンク部18.19と、これら両級リンク部1
8.19の間に弾性変形可能なヒンジ部22.23.2
4.25をもって架設された横リンク部20.21とを
それぞれ備えて四節の平行リンクをなしている。そして
、両リンクプレート17の各一方の縦リンク部18は、
サブフレーム4の両側面にスポット溶接等によって固着
され、各他方の縦リンク部19は、可動f5の両側面に
それぞれスポット溶接等によって固着されている。さら
に、可動子5の両側面に固着された各組リンク部19の
先端に跨って結合部26が一体に形成され、この結合部
26は可動子5の上端面に所定隙間を隔てて配置される
また、この実施例において、前記各一方の縦リンク部1
8の上部には、連結プレート30がその一端部において
・体に形成されている。前記各連結プレート30は前記
メインフレーム2の側面まで延出されている。ざらに、
各連結プレート30の両端部はメインフレーム2とサブ
フレーム4との側面にそれぞれスポット溶接等によって
固着されている。これによってメインフレーム2に対し
サブフレーム4が平行に保たれるとともに、各フレーム
2.4の剛性が高められている。
前記サブフレーム4と可動子5との間に前記リンクプレ
ート17及び連結プレート30が組付けられた後、メイ
ンフレーム2の基部3と可動子5との間に、圧電索子1
及び温度補償材12が組付けられる。前記温度補償材1
2は、圧電素子1の負の温度線膨脹率特性とは逆の正の
温度線膨脹率特性を有する材料、例えば亜鉛材やアルミ
材によって構成されている。そして、周囲の温度変化に
よる圧電素子1の伸縮を、濃度補償@12の上下方向の
伸びによって修正し、圧電素子1の上面高さを常に一定
に保つようになっている。
前記基部3と可動I5との間に圧電素″F1及び温度補
償材12を組付けるときには、予め圧電素子1と温度補
償材12との相互の接触面が接着剤によって接着される
。さらに、フレーム2の基部3と温度補償材12との相
互の接触面や可動子5と圧電素子1との相互の接触面に
は接着剤が塗布される。そして、前記基部3と可動7−
5との間に圧電索子1及び温度補償材12が組付けられ
た状態にあっては、前記各部材の相互の接触面が接着さ
れる。
前記温度補償材12の両側面には、その高さ方向中央部
において、所面略円弧状の凹部13が形成され、その凹
部13によって剛性が弱められた部分を変形部14とし
ている。そして、圧電素子1の伸縮時において、同圧電
素子1の傾きを、前記変形部13の弾性変形によって吸
収することで、前記各接着部に作用する応力を軽減する
ようになっている。
また、この実施例では、前記基部3と可動子5との間に
、圧1索子1及び温度補償材12を組付けた後、第5図
に示すように、一対のがしめ治具31の各先端面に固着
された丸棒材よりなるがしめ棒32を均等の衝撃力にお
いて、前記温度補償材12の両側面に押圧することで、
その両側面に四部13が成形される。さらに、前記四部
13の成形に基づく温度補償材12の高さ方向の伸びに
よって、基部3、温度補償材12、圧電素子1及び可動
子5の各接着部が隙間なくかつ確実に接着されるととも
に、圧電索子1にはその圧縮方向に所定の荷重が負荷さ
れる。
上述したように構成されるこの実施例において、圧電素
子1の両電極間に電圧が印加されると、圧電素子1は、
その積層方向、すなわち、第2図において矢印X方向に
所定長さだけ伸びる。これに基づいてす動子5が平行リ
ンク機構16に案内されながら@記圧電素子1の伸縮方
向に変位される。
前記可動子5の変位力を受けて可eFb側の板ばね7が
、メインフレーム2側の板ばね6に沿って押トげられ、
両板ばね6,7が湾曲状に撓む、特に可動子5側の板ば
ね7がメインフレーム2側の板ばね6に向けて大きく撓
むことで、第2図において矢印P方向に回転モーメント
が生じ、傾動体8が傾動される。そして、傾動体8先端
の印字ワイヤ11が所定数の案内部@15に案内された
状態で、その先端が印字位置まで前進される。
圧電素子1に対する電圧の印加が断たれると、圧電系F
1は元の状態に短縮される。すると、可動F5、両板ば
ね6,7及び傾動体8が元の状態に復帰され、印字ワイ
ヤ11が後退復帰される。
前記圧電系?−1の伸縮時において、圧′4県子1が傾
いたりあるいは横振れすると、温度補償材12がその変
形部14において弾性変形し、これによって前記に電素
了1の傾きや横振れによる応力が吸収される。そして、
眞記圧“謝索f1の傾きや横撮れに伴って基部3、湿度
補償材12、圧電系P1及び可動°F5の各接着部に作
用する応力が前記変形部14において吸収される分だけ
軽減され、各接着部の剥離が防止される。
また、この実施例では基部3と可動子5との間に圧電素
子1及び温度補償材12を組付けた後、一対のかしめ治
具31によって温度補償材12の両側面をかしめて凹部
13を形成することで、館記基部3、可動子5、圧電素
子1及び温度補償作用12の相互の接触面を隙間なく接
着することができるとともに、圧電素子1に対し、その
圧縮方向に所定の荷重を付加することができる。この結
果、電圧の印加による圧電糸イ1の伸びに基づいて可動
子5を不足なくかつ確実に変位させることができる。し
かも温度補償材12に頓鉛、アルミニウム等の柔軟な材
料を用いることにより、前述のかしめ加工がし易く、か
つ圧14子の傾きや横撮れによる応力を吸収し易い。
なお、上記実施例においては、基5113と可動f5と
の間に圧電索子1及び温度補償@12を組付けた後、そ
の温度補償材12の両側面の高さ方向略中央部に断面円
弧状の四部13をかしめ治具31によるかしめ加工で成
形したが、これに限るものではない。例えば、温度補償
1J12の両側面に凹部13を形成したものを、基部3
と圧電索子1との間、又は圧電素子1と可動子5との間
に組付けてもよい。
さらに、第6図に示すように、温度補償材12の両側面
の高さ方向略全域にわたって断面円弧状の四部13を形
成してもよい。さらにまた第7図に示すように、温度補
償材12の両側面の高さ方向略全域にわたって所定の満
深さの凹部13を形成し、その凹部13の上下両側面を
なす部分をアール面13aに形成してもよい。このよう
に、凹部13全体を円弧状またはその上下内部をアール
面に形成することにより、温度補償材12自身に作用す
る応力の集中を避け、破壊を防止することができる。
(発明の効果) 以上述べたように、この発明によれば、温度補償材の側
面に形成される凹部によって剛性が弱められた部分を変
形部とし、圧電素子の傾きを前記変形部の変形によって
吸収することで、フレームの基部、圧電素子、可動子及
び瀉度補tR11の各接着部に作用する応力を軽減する
ことがCきる。この結果、前記各接着部の剥離を積極的
に防止し得、耐久性の向上を図ることができる。また、
温度補償材に凹部を形成しているので、温度補償作用と
前述の変形作用とを別々の材料で構成する場合に比して
、運動変換装置を小型にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】 図面の第1図〜第5図はこの発明の一実施例を示すもの
で、第1図は印字ヘッドに作用される圧電索子の運動変
換装置を示す斜視図、第2図は同じく側面図、第3図は
第2図の■−■線断面図、第4図は四節の平行リンク機
構を示す斜視図、第5図は温度補償材の両側面に凹部を
形成する状態を示す縦面図、第6図と第7図は温度補償
材の変更例をそれぞれ示す斜視図である。第8図は先行
技術のものを示す断面図である。 1・・・圧電素子 2・・・メインフレーム(フレーム) 3・・・基部 5・・・可  動  f 6.7・・・板 ば ね 8・・・傾 動 体 12・・・温良補償材 13・・・凹   部 14・・・変 形 部 出願人  プラザー工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 圧電素子の伸縮方向一端を支持する基部を有するフレー
    ムと、 前記圧電素子の伸縮方向他端に配設された可動子と、 前記フレームと可動子との間に結合され、前記圧電素子
    の伸縮運動を拡大する運動変換機構と、前記基部、可動
    子及び圧電素子の相互間のうち、少なくとも1か所に介
    在された温度補償材と、を備えた圧電運動変換装置であ
    つて、 前記温度補償材の側面には凹部を形成し、その凹部によ
    つて剛性が弱められた部分を、前記圧電素子の傾きを吸
    収するための変形部としていることを特徴とする圧電素
    子の運動変換装置。
JP63261955A 1988-10-18 1988-10-18 圧電素子の運動変換装置 Pending JPH02107454A (ja)

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