JPH02107274A - ダブルバルーンカテーテル - Google Patents

ダブルバルーンカテーテル

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JPH02107274A
JPH02107274A JP63260231A JP26023188A JPH02107274A JP H02107274 A JPH02107274 A JP H02107274A JP 63260231 A JP63260231 A JP 63260231A JP 26023188 A JP26023188 A JP 26023188A JP H02107274 A JPH02107274 A JP H02107274A
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JP
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balloon
shaft
bladder
catheter
wall
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JP63260231A
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JPH0422108B2 (ja
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Masao Yoshino
吉野 正夫
Isao Sawatani
沢谷 功
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SAWATANI RUBBER KOGYO KK
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SAWATANI RUBBER KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は尿道に通して尿を排出するバルーンカテーテル
に間するものである。
(従来の技術) 従来のバルーンカテーテルは、第9図、第10図に示す
如く、先端が閉塞した中空の可撓性シャフト(1)の先
端部側に、シャフト周面を一周して抜止め用バルーン〈
3)を形成し、該バルーンよりも先端側のシャフト周面
にはシャフト(1)内の導尿腔(2)を貫通して開口孔
(21)を開設している。
シャフト(1)の先端側を尿道(9)に通して膀胱(8
)内に侵入させ、シャフト(1)の肉厚に形成したバル
ーン腔(31)からバルーン(3)に生F!!食塩水を
注入して膨らませる。
シャフト(1)に引張り力が作用したとき、バルーン(
3)が膀胱(8)の入口(81)に引っ掛かってシャフ
ト(1)の抜止めの役割をなす。
カテーテルが尿道(9)及び膀胱(8)内に留置され、
尿がシャフト(1)内の導尿腔(2)を通って外部に排
出される。
(解決すべき課題) バルーン(3)の前方に突出するシャフト(1)の先端
部分は、尿道く9)への挿入を容易にするために、先細
に且つ少し硬目に形成されている。
又、膀胱(8)に尿が充満していないとき、膀胱はカテ
ーテルの外形に沿う様に変形する。
従ってカテーテルの使用時、該カテーテルの先端が膀胱
の粘膜と接触して膀胱壁(81)を損傷させ、炎症を惹
起する問題がある。
そこで、従来第4図、第5図、第6図に示す如く、抜止
め用バルーン(3)をじょうご状に膨らむ様に工夫して
、バルーン(3)をシャフト(1)の先端よりも前方に
突出させ、シャフト(1)の先端と膀胱壁(81)との
接触を防止するもの、或は第7図の如く、シャフト(1
)の周面開口孔(21)の近傍の対称位置に2つのバル
ーン(3)(30)を設けて、前記同様バルーン(3)
(30)をシャフト(1)の先端よりも前方に突出させ
るバルーンカテーテルが提案されている(特表昭57−
501055号公報)。
第4図の場合、バルーン〈3)の肉厚を、基端外側部分
(3a)を厚く、他の部分を薄くしてじょうご状に膨ら
む様にしているが、この様なバルーンの製造は困難であ
る。
又、カテーテルを外側に引っ張る力が作用すると、膨張
しているバルーン(3)は膀胱(8)の入口〈82)の
縁に押されてバルーン(3)が縮径変形し、バルーン(
3)の内壁〈3b)がシャフト(1)の開口を塞ぎ、排
尿を妨げる。
更に、バルーン(3)の先端環状部(36)が膀胱壁(
81)に密接した場合、該じょうご状バルーン(3)の
内側の尿だけが排出されて、バルーン(3)の外側の尿
の排出が出来なくなることが実験によって判った。
第5図及び第6図は、第4図の変形であって、第5図は
、バルーン(3)の基端側に補強用の短いチューブ(3
8)を被せることによって、バルーン(3)をじょうご
状に膨らませようとするもの、第6図はバルーン(3)
の基端に補強用のリブ(39)を形成してバルーン(3
)をじょうご状に膨らませようとするものであり、何れ
の場合も製造が困難であり、前記と同じ問題がある。
第7図のバルーンカテーテルは、シャフト〈1〉上に2
つのバルーン(3)(30)形成することが困難である
即ち、第9図、第10図の様にシャフト(1)を一周し
てバルーン(3)を形成するのであれば、バルーン(3
)を膨らませるための流体供給用のバルーン腔(31)
を予めシャフト(1)の周面に開口させ、該閉口部(3
2)を塞ぐ様にバルーンとなるゴム質の薄肉筒体(34
)をシャフト(1)に緊密に嵌める。
次に薄肉筒体(34)の端部とシャフト(1)との間に
ラテックス液を塗布し、薄肉筒体の端部とシャフト(1
)との間を気密に塞いで簡単にバルーン(3)を形成で
きる。
ところが、第7図の場合、各バルーン(3)(30)は
シャフト(1)を一周していないため、バルーン(3)
 (30)の形成方法及びバルーン(3)(30)とバ
ルーン腔(31)の連通方法等、解決すべき問題が多く
、実施には至っていない。
(本発明の目的) 本発明は、抜止め用のバルーン(3)と、膀胱壁損傷防
止用のバルーン(4)との目的の異なる2つのバルーン
(3)(4)を夫々シャフト(1)を1周して形成し、
使用時に膀胱壁(81)を傷つけず、又、量産が可能な
バルーンカテーテルを提供することを目的とする。
(課題を解決する手段) 上記目的を達するために本発明のバルーンカテーテルは
、シャフト抜止め用バルーン(3)の他に、シャフト先
端に、シャフト(1〉を一周して膀胱壁傷付き防止用バ
ルーン(4)を形成し、シャフト(1)の内部には、各
バルーン(3)(4)に連通してバルーン<3)(4)
を膨らませる流体供給用のバルーン腔(31”)(41
)が軸方向に設けられている。
(作用及び効果) 抜止め用バルーン(3)を膨らませることによって従前
と同様にして、該カテーテルが膀胱(8)の入口(82
)に引っ掛かってカテーテルの抜止めが画られる。
シャフトく1)の最先端の膀胱壁傷付き防止用バルーン
<4)を膨らませると、シャフト(1)の先端は該バル
ーン(4)によって隠れる。これによって使用時に、バ
ルーン(4)よりも硬いシャフト(1)の先端が膀胱壁
(81)に当たることはなく、膀胱壁<81)を傷つけ
ることはない。
膀胱壁傷付き防止バルーン(4〉を膨らませる前の状態
では、該バルーン部分も他の部分もシャフト〈1)の太
さは殆ど変わらず、尿道(9)へのシャフト挿入に同等
支障はない。
又、2つのバルーン(3)(4)は何れも、シャフト(
1)を一周しており、従って、夫々バルーン腔(31)
(41〉の開口部(32)(42>に被さる様にゴム質
の薄肉筒体(33) (43)を嵌め、該筒体の端部と
シャフト(1)との間にラテックス液を塗布して凝固さ
せることにより、筒体の開口縁とシャフト(1)との間
を密閉して、簡単にバルーン(3)(4)を形成できる
(実施例) 以下、図面に基づき、本発明を具体的に説明する。
尚、実施例は本発明を説明するためのものであって、特
許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮す
るものではない。
第1図は、バルーン(3)(4)を膨らませた使用状態
のバルーンカテーテルの正面図、第2図はバルーン(3
)(4)を膨らませる前のバルーンカテーテルの先端側
の断面図である。
カテーテルの可撓性中空シャフト(1)は先端が閉塞し
、内部は導尿腔(2)となっており、該導尿腔はシャフ
ト(1)の基端に開口している。
シャフト(1)の先端側周面には、直径線上の対向位置
に導尿腔(2)に貫通する開口孔(21)が開設されて
いる。
上記開口孔(21)よりもシャフト(1)の基端側に該
開口孔(21)に接近して抜止め用バルーン(3)が形
成され、シャフトク1)の先端にシャフト(1)を1周
して膀胱壁傷付き防止用バルーン(4)が形成されてい
る。
シャフト(1)の肉厚には、バルーン(4)を膨らませ
る生理食塩水等の流体を供給する2本のバルーン腔(3
1H41)が軸方向に形成され、両バルーン腔(31)
(41)の基端はシャフト(1)から分岐した分岐パイ
プ(11012)に繋がっている。
一方のバルーンfl(31)は前記開口孔(21)の少
し手前まで延びてシャフト(1)の周面に開口している
他方のバルーン腔(41)はシャフト(1)の先端近傍
まで延びてシャフト(1)の周面に開口している。
上記バルーン腔(31)(41)の2つの開口部(32
)(42)を塞ぐ様に、2つのゴム質の薄肉筒体(34
)(44)を半径方向に伸ばしながらシャフト(1)に
緊密に嵌める。
先端側の薄肉筒体(44)は一端が閉塞したキャラ1状
に形成され、他方の薄肉0体(34〉は両端が開口して
いる。
前記開口孔(21)を開設する前に、4内筒体(34)
(44)を装着したシャフト(1)をラテックス液に浸
けるやこれによって薄肉筒体(34)(44)を含むシ
ャフト(1)上に該樹脂液の薄層(35)(45)が被
覆され、筒体(34)(44)の端部とシャフト(1)
との間が気密に塞がれバルーン(3)(4)が形成され
る。
その後、2つのバルーン(3)(4)の間に導尿腔(2
)に通じる開口孔〈21)をポンス等で撃ち抜き形成す
る。
然して、バルーン(3)(4)を膨らませる前に、尿道
(9)にシャフト〈1)を挿入する。
バルーン<3)(4)が膨らんでいない状態では、バル
ーン部分も他の部分もカテーテルの太さに殆ど変わりは
なく、尿道(9)への挿入に支障はない。
シャフト(1)先端側が膀胱(8)に達すると、バルー
ン腔(31)(41)からバルーン(3H4)に生理食
塩水を注入してバルーン(3) (4)を膨らませる。
抜止め用バルーン(3)が、膀胱(8〉の入口(82)
に引っ掛かってシャフトの抜止を防止する。
シャフト(1)の最先端の膀胱壁傷付き防止用バルーン
(4)が膨らむと、シャフト(1)の先端は該バルーン
(4)によって隠れる。このため、使用時に、該バルー
ン(4〉が膀胱壁(81)に当たっても、バルーン(4
)よりも硬いシャフト(1)の先端が膀胱壁(81)に
当たることはなく、膀胱壁(81)を傷つけることはな
い。
本発明の各部楕成は上記実施例に限らず、特許請求の範
囲に記載の技術的範囲で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はバルーンを膨らませた使用状態の本発明のダブ
ルバルーンカテーテルの正面図、第2図はバルーンを膨
らませる前のバルーンカテーテルの先端側断面図、第3
図は第2図■−■線に沿う断面図、第4図は従来のじょ
うご状バルーンカテーテルの断面図、第5図、第6図は
第4図の変形の実施例の正面図、第701は2つのバル
ーンを具えた従来例のカテーテルの正面図、第8図は第
7図の左側面図、第9図は従来例のバルーンカテーテル
の正面図、第10図は第9図のカテーテルのバルーンを
膨らませる前の断面図である。 (1)・・・シャフト   (2)・・・導尿腔(3)
(4)・・・バルーン 築6図 第9図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. [1]先端が閉塞した中空のシャフトの先端側の周面に
    シャフト抜止め用バルーン(3)を形成し、該バルーン
    よりもシャフトの先端側周面に、シャフト内の導尿腔(
    2)に貫通する開口孔(21)を有すバルーンカテーテ
    ルに於て、シャフト(1)の最先端にシャフト(1)を
    一周して膀胱壁傷付き防止用バルーン(4)を形成し、
    シャフト(1)の内部には各バルーン(3)(4)に連
    通してバルーンに流体を供給するバルーン腔(31)(
    41)が軸方向に設けられているダブルバルーンカテー
    テル。
JP63260231A 1988-10-14 1988-10-14 ダブルバルーンカテーテル Granted JPH02107274A (ja)

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JP63260231A JPH02107274A (ja) 1988-10-14 1988-10-14 ダブルバルーンカテーテル

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JPH0422108B2 JPH0422108B2 (ja) 1992-04-15

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0796038A (ja) * 1994-05-02 1995-04-11 Olympus Optical Co Ltd バルーンカテーテル
JP2007244919A (ja) * 2001-01-23 2007-09-27 Abbeymoor Medical Inc 尿道内で用いる装置及びその方法
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