JPH02106267A - ホーニングヘッド - Google Patents

ホーニングヘッド

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JPH02106267A
JPH02106267A JP25987988A JP25987988A JPH02106267A JP H02106267 A JPH02106267 A JP H02106267A JP 25987988 A JP25987988 A JP 25987988A JP 25987988 A JP25987988 A JP 25987988A JP H02106267 A JPH02106267 A JP H02106267A
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head
coolant
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grindstone
grinding wheel
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治明 久保
Hirokazu Suruga
宏和 駿河
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、被加工物の孔内面を精密に研磨仕上げするホ
ーニング加工に用いられる工具であるホニングヘッドに
関する。
(従来の技術) 従来のホーニング加工は、−a的に、3個以上の細長い
形状の砥石をヘッド本体の放射状をなす保持具にそれぞ
れ取付けた所謂ホーン(hone)と称される工具をホ
ーニング盤の主軸に取付け、被加工物の孔内面に上記砥
石が面接触する状態で該工具に回転運動と軸方向往復運
動を与えることにより、上記孔内面を微小切削または研
磨仕上げしている。
しかして、このようなホーニング加工においては、研磨
による発熱を冷却すると共に研摩屑や砥石破砕屑を流去
して加工の円滑化を図るために、ノズル等を用いて適当
な冷却液(クーラント)を研磨部分に連続的に吹き付け
るのが普通である。
また、砥石を被加工物の孔の内面に押し付ける手段とし
て、通常ではテーパ部を有する押し棒を軸方向に移動さ
せ、各保持具を半径方向に押し出すことによって、全砥
石を一様に半径方向に張出させる構造が採用されている
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のホーニング加工では、冷却液の吹
き付けを前記ノズル等のホーニングヘット (ホーン)
とは別体の装置によって行うため、冷却液を研磨部分に
均等に効率よく供給することが困難であり、また加工部
分の装置構成が複雑になるという問題があった。一方、
ホーニングヘットにおいても、放射状に配置した各保持
具をそれぞれ砥石の装着可能なものとする必要があり、
このために砥石保持部の構造が複雑になって製作コスト
が高くつくと共に、砥石の取付は操作に多大の手間と時
間を要するという欠点があった。
従って、本発明は、上述した従来の課題を解決すべくな
されたもので、冷却液を研磨部分に効率よく均等に供給
できると共に砥石の取付けを容易に行え、かつ構造的に
も簡単なホーニングヘッドを提供することを目的として
いる。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明のホーニングヘッド
は、基端側に工作機域の回転主軸に対する連結部を有す
ると共に、先端側に櫛歯状に軸方向へ突出してかつ環形
配置した複数本の保持杆からなる砥石保持部を備えたヘ
ッド本体と、該砥石保持部の内側に配置する拡径可能な
環形部の外周に、隣接する上記保持杆の間より外方へ突
出する帯形凸部が放射状に突設された砥石と、該砥石の
環形部の内側に軸方向移動自在に装填された押圧軸体と
、上記砥石保持部の端面に固着されて砥石および押圧軸
体の抜出を阻止する端板と、該押圧軸体をヘッド基端側
方向へ弾圧するスプリングとを具6i! シ、上記押圧
軸体は基端側に受圧部を有すると共に砥石内側位置の外
周面に先端側ほど軸心に近づくテーパ部を有し、かつ該
受圧部より上記外周面に至る冷却液通路が形成され、上
記砥石は環形部の内周面に押圧軸体のテーパ部と常時密
接するテーパ部を有し、かつ押圧軸体の冷却液通路に連
通ずる内面側より外面側の保持杆との隙間に至る冷却液
導出路が形成され、ヘッド本体には外部より供給される
冷却液を押圧軸体の受圧部へ導入する冷却液導入路が形
成され、ホーニング時に冷却液が該冷却液導入路より冷
却液通路および冷却液導出路を通って研磨部へ放出され
ると同時に、該冷却液の供給圧力による押圧軸体のヘッ
ド先端側方向への移動に伴う上記テーパ面相互の摺接に
よって砥石が拡径するように構成されたものである。
また、本発明では、上記ホーニングヘッドにおいて、端
面より交互に切込む軸方向の複数の割り溝を有する一体
の筒体にて形成され、該割り溝の拡がりによって環形部
が拡径する砥石を用いる構成、軸方向に沿って分割され
、それぞれを環形に配置した複数の分割部材と、これら
の分割部材を環形に維持すると共に拡径可能に支持する
リングばね等の弾性リング部材とからなる砥石を用いる
構成、頭部を端板内面に当接するストッパーとするアジ
ャストスクリューが螺着され、該スクリューの螺入量調
整により軸方向移動が規制される押圧軸体を用いる構成
、端板中央部にその内外を連通ずる非円形孔を有するダ
イヤルとその回転度合を外部に表示する目盛とが形成さ
れ、かつアジャストスクリューの頭部に上記非円形孔と
同形で同軸線上に位置する螺入量調整孔が形成されてな
る構成、をそれぞれ好適B様としている。
(作 用) 本発明のホーニングヘッドはホーニング加工に際してヘ
ッド本体の連結部を工作機械の回転主軸に連結するが、
加工前には押圧軸体がスプリングの弾圧によってヘッド
基体側方向へ押し付けられており、砥石は所定の最小口
径状態にある。しかして、加工に当たって冷却液がヘッ
ド本体の冷却液導入路に圧送されると、押圧軸体は受圧
部で受ける冷却液の圧力によってスプリングの付勢に抗
して本体先端側方向へ移動し、これに伴うテーパ面相互
の摺接によって砥石が拡径し、保持杆の間より突出する
各帯形凸部の突出量が一様に増大すると共に、受圧部を
経た冷却液が押圧軸体の冷却液通路より砥石の冷却液導
出路を通って砥石の帯形凸部頂面たる研磨部に向かって
放出される。
(実施例) 以下、本発明を図示実施例に基づいて説明する。
第1図〜第5図において、lは支持ノ\ウジング2にヘ
アリング2b (第3図)を介して回転可能に支承され
たヘッド本体であり、工作機械3の主軸3aへの取付用
部材11aおよびマニピュレーター用把持部11bが一
端部に同心状に連設されて他端部に連結用孔11cを有
する基端側部材11と、一端側の細径部12aを上記連
結用孔11cに嵌挿して係止ピン13を介して基端側部
材11に対して相対回転不能かつ同心状に連結された先
端側部材12とより構成されている。しかして、先端側
部材I2は、他端側つまり非連結端側に、櫛歯状に軸方
向へ突出してかつ等間隔で環形に配置した多数本(図示
では8本)の保持杆14a(第4図)からなる砥石保持
部14を有すると共に、該保持部14の内側空間12b
(第3図)に連通する摺動用孔12cとこれに連通して
細径部12a端面に開口する小口径の冷却液導入孔12
dとが同軸線上に穿設されている。一方、支持ハウジン
グ2には位置決めピン2bがヘッド本体lと平行に取付
けられており、この位置決めピン2bの先端よりハウジ
ング2とヘッド本体lの基端側部材11との界面に形成
された環状流路21に至る流路22が設けてあり、更に
基端側部材11には環状流路21と中心孔lidとを結
ぶ半径方向の流路lieが形成され、中心孔11dは連
結用孔11cを介して先端側部材12の冷却液導入孔1
2dに連通している。
第6図、第7図をも参照して、4は鉄等からなる一体の
筒体をなす砥石であり、環形部4aの外周に軸方向に沿
う多数本(図示では8本)の帯形凸部4bが放射状に等
間隔で穿設されてなり、各帯形凸部4bの一端側が環形
部4aよりも軸方向外方へ突出する噛合用突起4cを形
成し、また各帯状凸部4bの頂面にはダイヤモンド粉等
の研磨粒子が電着等にて固着されて砥面4dを構成して
いる。環形部4aは、その内周が噛合用突起4c側の縁
部を除いて該突起4c側ほど小口径となるテーパ面40
となり、かつ両端より交互に軸方向に沿って切り込み形
成された割り溝41を隣接する帯形凸部4b、 4b間
の各谷間中央位置に1本ずつ有するコレット状をなし、
該割り溝41の拡がりによって拡径可能となされている
。なお図示しないが、前記砥石4は、必ずしもコレット
状環形体から形成する必要がなく、例えば軸方向に沿っ
て分υ1され、下面側がテーパ面に形成された角ビン状
の分割部材を、押圧軸体の外周面一定間隔に且つ軸方向
に向く嵌合溝に嵌合してこれら複数の分割部材を環形状
に維持し、リングばね等の弾性リング部材を分割部材の
各両端部に懸架し、この弾性リング部材に抗して環形秋
分I+1部材が拡径可能に、且つ弾性リング部材に付勢
されて原位置に復帰するような構成としてもよい。また
、隣接する生形凸部4b、 4b間の各谷間には、第4
図に示すように複数(図示では8個)の冷却液導出孔4
2が軸方向に沿って等間隔で穿設されている。しかして
、この砥石4は、ヘッド本体lの保持部14の内側に、
各細形突起4bが隣接する保持杆14a、14aの間に
噛合する形で嵌装されるが、この嵌装下で各細形突起4
bの両側面ならびに環形部4aの外面と保持杆14aと
の間に間隙t(第4図)が形成されるように寸法設定さ
れている。
第3図及び第5図に示す5は押圧軸体であって、ヘッド
本体1の摺動用孔I2cに嵌挿する摺動軸部5aと、保
持部14の内側空間12bに配置して外周が砥石4のテ
ーパ面40に対応する先細りテーパ面50をなす押圧部
5bとからなり、摺動軸部5a側の端面に受圧部51と
なる凹所が、押圧部5b側の端面にばね受は凹部52が
それぞれ形成されている。この押圧軸体5の内部には、
受圧部51の中心に開口した軸方向流路53aと、その
奥端部より半径方向に放射状に分岐した分岐流路53b
とが穿設され、更に押圧部5bの外周には各分岐流路5
3bに連通ずる軸方向の流路溝53cが形成され、かつ
軸方向流路53aの開口端部には環形の流路絞り部材5
4が螺着されている。しかして、各流路溝53cは砥石
4の冷却液導出孔42の各配列に一致するように設定さ
れている。
第3図及び第4図に示す6はアジャストスクリューであ
り、頭部中心位置に六角孔6aを有し、押圧軸体5のば
ね受は凹所52の底部中心に形成されたねし孔52aに
螺着されている。6bはこの螺着状態で不用意な回転を
阻止するためにスクリュー6に埋設された合成樹脂製回
り止め体(ブレーキ)である。
7は砥石4および押圧軸体5の抜は止めを行う歯車形の
端板(第2図)であり、外周の各凹部7aに砥石4の噛
合用突起4cを噛合させた状態で、外周の各凸部7bに
おいてヘッド大体1の各保持杆14aの・端面にボルト
71を介して固着されている。
8は端板7の中心位置に回転自在に嵌装された砥石拡径
星設定ダイヤルであって、目盛り板8oをなす鍔部を有
する外側筒材8a (第5図)と、この外側筒材8aに
圧入された内側筒材8bとがらなり、内側筒材8bの内
周にはアジャストスクリュー6の六角孔6aに対応する
六角孔8cを形成している。また内側筒材8bの鍔部と
端板7の内面との間には皿ばね81(第5図参照)が介
装されており、ダイヤル8が不用意に回転するのを防止
している。
9は押圧軸体5のばね受は凹部52と端板7との間にu
tMされたコイルスプリングであり、その弾発力によっ
て押圧部材5を常時ヘッド基端側方向へ押圧している。
上記構成のホーニングヘッドは、ホーニング加工に際し
て、ヘッド本体lのシャンク部11aを工作機tF&3
の回転主軸3aに連結すると共に把持部11bをマニピ
ュレーターに把持させ、かつ位置決めビン2bを一般の
給油式1具ホルダーと同様に工作機械の位置決め部3b
 (第3図)に嵌挿させる。この位置決め部3bには冷
却液供給口(図示省略)が設けられている。しかして、
加工前の冷却液供給停止下では、押圧軸体5はコイルス
プリング9によって押圧されてその基端側端部が摺動用
孔+2cの奥端面に当接する位置にあり、かつこの位置
においてテーパ面50が砥石4のテーパ面40と密接し
、砥石4は最小径状態にある。次に、ホーニングヘット
の位置を被加工物の孔に合わせ、上記供給口より冷却液
を加圧供給すると、この冷却液は、流路22→環状流路
21→流路11c→中心孔11d→冷却液導入孔12d
→受圧部51→軸方向流路53a−分岐流路53b→流
路溝53c→冷却液導出孔42の経路を順次繰て、ヘッ
ド本体lの保持杆14aの両側面と砥石4の生形突部4
bとの各間隙りより放出される(第4図参照)。なお図
示しないが間隙りより冷却液を放出するのにかえて砥石
4の細形突起4bまたは保持部14の保持杆14aに通
孔を貫設し、これを前記冷却液導出孔42に連通させて
該通孔より冷却液を砥面4d、即ち研磨部に向かって放
出するようにしてもよい。このとき、押圧軸体5は、受
圧部51と軸方向流路53aの入口絞り部分との径差に
基づく圧力によってコイルスプリング9の付勢に抗して
ヘッド先端側方向へ移動し、これに伴って砥石4の環形
部4aが第5図の実線で示す状態からテーパ面40と5
0との摺接によって押し拡げられて同図仮七線の如く拡
径し、帯状凸部4bの頂面4dの突出量が増大して被加
工物の孔内面に押し付けられる。従って、この押し付は
状態でヘッド本体lに回転運動および軸方向往復運動を
与えることにより、冷却液が研磨部分全体に均一に供給
される状態で所要のホーニング加工が行われる。加工終
了後、冷却液の供給を停止すれば、押圧軸体5がヘッド
基端側方向に戻り、砥石は加工前の状態へ縮径する。
ここで、実施例構成においては、帯状凸部4bの最大突
出間つまり砥石の拡径限度は、押圧軸体5のアジャスト
スクリュー6の頭部が端板7に接当する位置で設定され
る。従って該スクリュー6の螺入足調整、すなわち押圧
軸体5端面からの突出度合を調整することにより、上記
最大突出量を任意に設定できる。そして、この設定はダ
イヤル8の六角孔8Cより六角工具をスクリュー6の六
角孔6aに嵌挿して該スクリュー6を捻回することによ
って行われるが、この捻回によってダイヤル8もスクリ
ュー6と同期回転するため、この回転量つまりスクリュ
ー6の回転量を目盛り板80にて外部から読み取ること
ができる。従って、砥石4の拡径限度は端板7を取り外
すことなく容易かつ精密に調整できる。
また実施例構成では、砥石4が一体の筒体からなるため
、ヘッド本体lの保持部14に対する着脱は端板7を取
り外すだけで極めて簡単に行える。
なお、上記実施例では冷却液を支持ハウジング2の位置
決めピン2bを通して導入するサイドスル一方式を示し
たが、ヘッド本体lのシャンク部11aに軸心方向の導
入路を設けてセンタースル一方式によって冷却液を導入
するようにしてもよい。また砥石および押圧軸体の相互
に密接するテーパ部は、例示のように面全体に形成せず
に一部分のみとしてもよい。更にダイヤルの目盛は端板
側に表示して、ダイヤルに指針表示を設けるようにして
もよい。
(発明特有の効果) 本発明によれば、ホーニングヘッド自体が冷却液の供給
機能を有し、かつこの冷却液が砥石の環形部の外周に放
射状に形成されて頂面を砥面とする生形凸部と砥石保持
部の櫛歯状の保持杆との間隙より放出されるようになさ
れているため、ホーニング加工の研磨部分に均一に冷却
液を供給することができ、冷却効率が向上し、加工部分
の冷却作用のむらによる加工精度の低下や焼き付き等に
よる加工中断を回避できると共に必要以上の冷却液消費
も防止され、また加工位置近傍の装置構造のコンパクト
化、簡素化が可能となる。しかも、本発明のホーニング
ヘッドでは、砥石が砥石保持部の櫛歯状の保持杆と押圧
軸体との間に単に挟んだ状態で装着されることから、砥
石保持部の構造が極めて簡素となり、ヘッドの製作コス
トが非常に安く付くと共に砥石の取付操作が容易になる
という利点がある。
特に本発明によれば、被加工物の孔内面に対して砥石を
押し付けるための砥石拡径作動に冷却液の供給圧力を利
用しているため、該作動用としての油圧機構等を別に組
み込む必要がなく、ヘッドおよび工作機械側の構造がよ
り簡素となる上、加工に際して冷却液を供給するだけで
自動的に必要な拡径作動が生起するから、加工における
制御操作の繁雑化が回避される。
一方、本発明において、砥石として、端面より交互に切
り込む軸方向の複数の割り溝を有する一体の筒体からな
るものを使用すれば、へンド本体の砥石保持部に対する
着脱操作が端板を取り外して嵌挿・抜出するだけで極め
て簡単に行えるという利点がある。
他方、本発明において、砥石として、軸方向に沿って分
割された分割部材を、例えばこれに接する押圧軸体の嵌
合溝に遊嵌して環形状に維持するようにした筒体を用い
れば、分割部材頂部の高価な砥面の摩耗した部材のみ交
換すればよいから補修費が安くなる。
また、本発明において、押圧軸体として、頭部を端板内
面に当接するストッパーとするアジャスタスクリューが
螺着され、該スクリューの螺入量調整によって軸方向移
動が規制される構成を採用すれば、砥石の拡径限度を上
記螺入世調整によって容易かつ精密に任意設定できる。
さらにまた、上記アジャストスクリューを用いる構造に
おいて、端板中央部にその内外を連通ずる非円形孔を有
するダイヤルとその回転度合を表示する目盛とを設け、
かつ該スクリューの頭部に上記非円形孔と同形で同軸線
上に位置する螺入景調整孔を形成した構成を採用すれば
、端板を取り外すことなく外部から砥石の最大拡径量の
調整を容易かつ正確に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は
ホーニングヘッドの側面図、第2図は同上の先端部分の
正面図、第3図は第2図のIII−III線の矢視断面
図、第4図は第1図のIV−IV線の矢視断面図、第5
図は第2図のV−v線の矢視断面図、第6図は砥石の一
部切欠正面図、第7図は同上の半断面側面図である。 l・・・ヘッド本体、3・・・工作機械、3a・・・回
転主軸、4・・・砥石、4a・・・環形部、4b・・・
帯状凸部、5・・・押圧軸体、6・・・アジャストスク
リュー、6a・・・六角孔(螺入量調整孔)、7・・・
端板、8・・・ダイヤル、9・・・コイルスプリング(
スプリング)、lla・・・シャンク部(連結部) 、
lid・・・中心孔(冷却?a導入路)、11e・・・
流路(冷却液導入路)、12d・・・冷却液導入孔(冷
却液導入路)、14・・・砥石保持部、14a・・・保
持杆、21・・・環状流路(冷却液導入路)、22・・
・流路(冷却液導入路)、40・・・テーパ面(テーパ
部)、41・・・割り溝、42・・・冷却液導出孔(冷
却液導出路)、50・・・テーパ部(テーパ部)、51
・・・受圧部、53a・・・軸方向流路(冷却液通路)
、53b・・・分岐流路(冷却液通路)、53c・・・
流路溝(冷却液通路)、80・・・目盛板(目盛)。 第6図 第7図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、基端側に工作機械の回転主軸に対する連結部を
    有すると共に、先端側に櫛歯状に軸方向へ突出してかつ
    環形配置した複数本の保持杆からなる砥石保持部を備え
    たヘッド本体と、該砥石保持部の内側に配置する拡径可
    能な環形部の外周に、隣接する上記保持杆の間より外方
    へ突出する帯形凸部が放射状に突設された砥石と、該砥
    石の環形部の内側に軸方向移動自在に装填された押圧軸
    体と、上記砥石保持部の端面に固着されて砥石および押
    圧軸体の抜出を阻止する端板と、該押圧軸体をヘッド基
    端側方向へ弾圧するスプリングとを具備し、上記押圧軸
    体は基端側に受圧部を有すると共に砥石内側位置の外周
    面に先端側ほど軸心に近づくテーパ部を有し、かつ該受
    圧部より上記外周面に至る冷却液通路が形成され、上記
    砥石は環形部の内周面に押圧軸体のテーパ部と常時密接
    するテーパ部を有し、かつ押圧軸体の冷却液通路に連通
    する内面側より外面側の保持杆との隙間に至る冷却液導
    出路が形成され、ヘッド本体には外部より供給される冷
    却液を押圧軸体の受圧部へ導入する冷却液導入路が形成
    され、ホーニング時に冷却液が該冷却液導入路より冷却
    液通路および冷却液導出路を通って研磨部へ放出される
    と同時に、該冷却液の供給圧力による押圧軸体のヘッド
    先端側方向への移動に伴う上記テーパ面相互の摺接によ
    って砥石が拡径するように構成されてなるホーニングヘ
    ッド。
  2. (2)、砥石は、両端面より交互に切込む軸方向の複数
    の割り溝を有する一体の筒体にて形成され、該割り溝の
    拡がりによって環形部が拡径するものである請求項1記
    載のホーニングヘッド。
  3. (3)、砥石は、軸方向に沿って分割され、それぞれを
    環形に配置した複数の分割部材と、これらの分割部材を
    環形に維持すると共に拡径可能に支持するリングばね等
    の弾性リング部材とからなる請求項1記載のホーニング
    ヘッド。
  4. (4)、押圧軸体は、先端側に頭部を端板内面に当接す
    るストッパーとするアジャストスクリューが螺着され、
    該スクリューの螺入量調整により軸方向移動が規制され
    るものである請求項1、2または3記載のホーニングヘ
    ッド。
  5. (5)、端板中央部にその内外を連通する非円形孔を有
    するダイヤルとその回転度合を外部に表示する目盛とが
    形成され、かつアジャストスクリューの頭部に上記非円
    形孔と同形で同軸線上に位置する螺入量調整孔が形成さ
    れてなる請求項4記載のホーニングヘッド。
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