JPH02104651A

JPH02104651A - 連続溶融めっき装置でのガスワイピング方法

Info

Publication number: JPH02104651A
Application number: JP25807888A
Authority: JP
Inventors: Toichiro Kishi; 岸　透一郎; Kazuyuki Yoshino; 芳野　収志; Yoshitomo Konda; 根田　好倫
Original assignee: Nisshin Steel Co Ltd
Current assignee: Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Priority date: 1988-10-13
Filing date: 1988-10-13
Publication date: 1990-04-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、めっき付着量の制御をガスクイピング法で行
う連続溶融めっき装置において、ワイピングブスの供給
を前処理帯に設置されている無酸化炉（直火炉）より生
じる廃ガスを利用しで行う方法に関する。

（従来技術）鋼板への亜鉛やアルミニウムなどの溶融めっきは、大部
分が前処理帯が無酸化炉方式の連続溶融めっき装置によ
りなされ、めっき付着量の制御もガスクイピング法によ
り行なわれている。

この装置で使用するワイピングガスは、装置外に設けた
ガス発生炉で気体や液体燃料を燃焼させて、その燃焼ガ
スを使用していた。しかし、この方法は、燃料費が高く
なるので、例えば、特開昭５６−１５０１７５号のよう
に無酸化炉より多量に発生する廃ガスを利用する方法が
提案されている。

この方法は、無酸化炉廃ガス中に有毒な一酸化炭素が含
まれているので、これを除去してワイピングブスに使用
する方法で、−酸化炭素の除去は、水性ガス反応により
行なっている。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、水性ガス反応は、吸熱反応で熱源を必要
とし、また、触媒も必要とするため、−酸化炭素除去費
が高く、管理が繁雑であるという欠点があった。

本発明は、このような欠点を除去したガスワイビング法
を提供するものである。

（問題点を解決するための手段）本発明は、無酸化炉層ガスを燃焼させて、その燃焼ガス
により鋼帯に付着した溶Ｉｆ！Ａ金属をガスワイピング
するよう１こした。

すなわち、本発明は、連続溶融めっき装置の前処理帯に
設置されている無酸化炉の廃ガスを燃焼室に導いて、空
気を加えながら燃焼させ、しかる後に燃焼ガスを冷却、
加圧してガスワイピングノズルより溶融金属の付着した
鋼帯に噴射させること１こよりガスワイピングするよう
（こした。

（作用）無酸化炉の廃ガスＭ成は、大体、ＣＯ２：９〜】０％、
Ｎ２ニア　２〜７４％、１１□０：１４〜１５％、ＣＯ
：２〜４％、＋１２：１〜３％、０□：０％になってい
るので、空気を加えて燃焼させると、Ｃ０１Ｈ２が燃焼
して、ＣＯ，、ｌＩ２０になり、無害になる。この燃焼
により生じた燃焼ガスは、高温であるが、ガスワイピン
グノズルより噴射させる前に冷却するので、溶融金属の
粘性を下げたり、ワイピング後めっき金属を酸化させた
りすることがない。

（実施例）第１図は、本発明によるガスワイピング法の７０−チャ
ートを示すもので、１が無酸化炉、２がその後方に連続
配置された還元炉、３がこれらの炉中を移動する調帯で
、鋼帯３は、図で左から右の方向に移動してゆく。

無酸化炉１で発生した廃ガスは、上部に設けられた排気
口４より燃焼室５に導き、そこで燃焼させる。この燃焼
には、空気を加えるのであるが、その空気は、ブロアー
６で供給したものをレキュペレータ−７で暖め、燃焼室
５に設けた空気吹込みノズル８から加える。

燃焼に際しては、燃焼ガス中の酸素濃度が高くなると、
ワイピングの際溶融金属を酸化するので、これを避ける
ため、酸素濃度を制御する。この制御は、レキュペレー
タ−７と空気吹込みノズル８とを接続する空気供給管９
に流量計１０、流量調節計１１、遮断弁１２を設け、そ
れらを演算ユニット１３に接続し、また、燃焼室５の出
口には、ＣＯ濃度測定器１４．０□濃度測定器１５を配
置しで、演算ユニット１３に接続し、酸素濃度が演算ユ
ニット１３の設定以上になったとき、空気量を減少させ
るようにして行う。燃焼ガス中の酸素濃度は、７％以下
、好ましくは４％以下にする。

燃焼室５よりの燃焼ガスは、レキュペレータ−７に導い
て、燃焼室５への供給空気を暖めるのに用い、その後、
廃熱ボイラー１６、ガスクーラー１７で冷却する。この
冷却によりドレンが生じるので、それをドレンセパレー
ター１８で除去する。

ドレン除去後は、外圧機１９で昇圧してガスワイビング
／ズル２０に送って噴射させ、めっき浴２１より上昇す
る鋼帯３に付着した溶融金属をワイピングする。

（発明の効果）以上のように、本発明は、無酸化炉で発生する廃ガスを
ガスワイピングに使用するのであるが、廃ガス巾の一酸
化炭素をｍ焼により除去するのであるから、除去管は安
く、管理も容易である。

【図面の簡単な説明】

ＰＡ１図は、本発明のガスヮイビング法の７０−チャー
トである。１・・・無酸化炉、２・・・還元炉、３・・・鋼帯、４
・・・排気口、５・・・燃焼室、６・・・ブロアー、７
・・・レキュペレータ−１８・・・空気吹込みノズル、
９・・・空気供給管、１０・・・流量計、１１・・・流
量１１１１ｆｆｔｉ計、１２１．・遮断弁、１３・・・
演算ユニット、１４・・・ＣＯ濃度測定器、１５・・・
０２濃度測定器、１６・・・廃熱ボイラー、１７・・・
ガスクーラー、１８・・・ドレンセパレーター、１９・
・・昇圧機、２０・・・ガスヮイピングノズル、２１・
・・めっ！浴、

Claims

【特許請求の範囲】

（１）連続溶融めっき装置の前処理帯に設置されている
無酸化炉の廃ガスを燃焼室に導いて、空気を加えながら
燃焼させ、しかる後に燃焼ガスを冷却、加圧してガスワ
イピングノズルより溶融金属の付着した鋼帯に噴射させ
ることを特徴とする連続溶融めっき装置でのガスワイピ
ング方法。
（２）燃焼ガス中の酸素濃度が７％以下になるように燃
焼させることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
の連続溶融めっき装置でのガスワイピング方法。