JPH02103826A

JPH02103826A - ２重スイッチノブ構造

Info

Publication number: JPH02103826A
Application number: JP25800088A
Authority: JP
Inventors: Kunihiro Nagasaka; 國裕長坂
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1988-10-13
Filing date: 1988-10-13
Publication date: 1990-04-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、互いに組み付けられた２つの操作ノブを有
する２重スイッチノブ構造に関するものであ（従来の技
術）この種の２重スイッチノブ構造としては、例えＬｌ’第
７図、第８図に示した様なものが考えられてしＸる（実
開昭６１−１４４５４３号公報参照）。

この第７図、第８図に示したプレート１に番よ第１のノ
ブ挿通孔２が設けられていて、このノブ挿通孔２には第
１操作ノブ３が挿通されている。また、第１操作ノブ３
の中央には第２のノブ挿通孔４が形成され、このノブ挿
通孔４には第２挽作ノブ５が挿通されてしする。

そして、第１操作ノブ３を図示しなし１スプリングのバ
ネ力に抗して押圧操作すると、第１スイ・ソチ６が第１
操作ノブ３により押圧されてＯＮする。一方、第２操作
ノブ５を図示しないスプリングの６ネカ（こ抗して押圧
操作すると、第２スイ・ソチ７が第２Ｉｌ！作ノブ５に
より押圧操作されてＯＮする。

（発明が解決しようとする課題）ところで、上述した第１．第２操作ノブ３，５をよ外側
と内側に２重に隣接して配置されている。この奔吉果、
第１スイッチ６をＯＮさせる目的で第１操作ノブ３を押
圧操作すると、この際に第２操作ノブ５も誤って同時に
押圧操作されて、第２スイッチ７がＯＮさせられる虞も
ある。この場合には、必要のない機器を作動させること
になるので、好ましいものではない。

そこで、この発明は、第１スイッチをＯＮさせる目的で
第１操作ノブを押圧操作する際に、第２操作ノブ部が誤
って同時に押圧操作されても、第２Ｊｊ！作ノブのスイ
ッチ係合部が第２スイッチの被操作部から外れるように
して、第２スイッチがＯＮさせられることのない２重ス
イッチノブ構造を提供することを目的とするものである
。

（課題を解決するための手段）この目的のもとに、この発明は、押圧操作により第１ス
イッチを操作する第１操作ノブと、該第１操作ノブを貫
通し且つ押圧操作により第２スイッチを操作する第２操
作ノブとを有する２重スイッチノブ構造において、前記
第１操作ノブは縁部の押圧操作により傾動可能に設けら
れ、前記第２操作ノブは前記第１操作ノブの傾動時に該
第１操作ノブと一体に傾動可能に設けられていると共に
、前記第２操作ノブのスイッチ係合部は前記第１操作ノ
ブによる第２操作ノブの傾動時に前記第２スイッチの被
操作部から側方に外れるように配置されている２重スイ
ッチノブ構造としたことを特徴とするものである。

（作　用）この様な構成によれば、第１操作ノブの縁部を押圧操作
して傾動させることにより、この操作ノブで第１スイッ
チを操作すると、第２操作ノブも第１操作ノブと一体に
傾動して第２操作ノブのスイッチ係合部が第２スイッチ
の被操作部から側方に外れる。

これにより、第１操作ノブの押圧操作時に第２操作ノブ
を誤って操作しても、第２スイッチは第２操作ノブによ
り操作されることはなくなる。

（実施例）以下、この発明を第１図〜第６図に基づいて説明する。

第４図は、この発明に係る２重スイッチノブ構造を適用
したドアミラー操作装置（ドアミラースイッチ）とドア
ミラーとの関係を示す斜視図である。

この第４図に於て、８は自動車の右側のドア、９はドア
８に取り付けられた電動調整式のドアミラーである。こ
のドアミラー９は、ハウジング９ａと、このハウジング
９ａに装着されたミラー本体１０を有する。

このミラー本体１０は、図示しないモータ等のミラ駆動
装置により第６図のＸ軸又はＹ軸の回りに回動調整可能
（上下・左右に回動調整可能）に設けられている。しか
も、このミラー本体１０には除霜や曇り除去等に用いる
ヒータ線（図示せず）が装着されている。

また、第４図、第５図に於て、１１はドア８のドアトリ
ム、１２はドアトリム１１に設けられたアームレストで
ある。このアームレスト１２の前端部」二には第５図に
示した如くイッチ取付は用の凹部１３が設けられ、この
四部１３の上部開口端はエスカッション１４で閉成され
ている。　　このエスカッション１４には第１図に示し
たように第１のノブ挿通孔１５が形成され、四部１３内
には第６図及び第１図に示したような２重スイッチ構造
のドアミラー操作装置１６が装着されている。

ドアミラー操作装置１６は、ミラー回動操作用スイッチ
部すなわちミラー駆動装置操作用スイッチ部と、曇除去
用スイッチ部すなわちヒータ線通電用スイッチ部から２
重スイッチ構造に構成されている。

このミラー駆動装置操作用スイッチ部は、第６図に示し
たように４つの第１スイッチ１８と、この各第１スイッ
チ１８のアクチュエータ１８ａを押圧操作して第１スイ
ッチ１８をＯＮさせる方形状の第１操作ノブ１９を有す
る。この４つの第１スイッチ１８は、第６図に示した如
く第１操作ノブ１９の４つの側壁１９ａに対応して配置
されていると共に、第１図に示した如く凹部１３の底部
」二に装着されいる。しかも、４つの側壁１９ａは各第
１スイッチ１Ｂのアクチュエータ１８ａの上端部に第１
図の如く当接させられている。また、第１操作ノブ１９
は、ノブ挿通孔１５に挿通されていると共に、図示しな
いスプリングのバネ力により」一方にバネ付勢されて、
一部がエスカッション１４から上方に突出するようにな
っている。尚、第１操作ノブ１９には、この第１操作ノ
ブ１９がエスカッション１４から上方に抜は出るのを防
止する構造が設けられている。しかも、この第１操作ノ
ブ１９は、これの−縁部を押圧操作すると、第２図に示
した如く傾動させられて、４つのスイッチ１８の内の一
つのアクチュエタ１８ａを抑圧操作してこの一つのスイ
ッチ１８をＯＮさせるようになっている。この第１操作
ノブ１９の中央には四部１９ｂが形成され、この四部１
９ｂの中央には第２のノブ挿通孔２０が形成されている
。

ヒータ線通電用スイッチ部は、上述の４つのスイッチ１
８の中央に位置させて四部１３の底部」二に装着した第
２スイッチ２１と、この第２スイッチ２１のアクチュエ
ータ２１ａ（被操作部）を押圧操作する第２操作ノブ２
２を有する。この第２操作ノブ２２は、第１操作ノブ１
９のノブ挿通孔２０に挿通されていると共に、図示しな
いスプリングのバネ力で」１方にバネ付勢されて、一部
が第１操作ノブ１９の上面から突出している。尚、図で
は説明の便宜」二、第２操作ノブ２２とノブ挿通孔２０
との間に比較的大きな間隙を図示したが実際にはこのよ
うな間隙はほとんど無くする。

これにより、第２操作ノブ２２は、ノブ挿通孔２０に摺
動自在に保持されて、第１操作ノブ１９の傾動時に第１
操作ノブ１９と一体に傾動可能に設けられている。

尚、図示は省略したが第２操作ノブ２２には、第１操作
ノブ１９から上方に抜は出るのを阻止する構造が設けら
れている。

この第２操作ノブ２２の下端部には小径の押圧軸部２２
ａがスイッチ係合部２２ａとして設けられている。

そして、この押圧軸部２２ａは、通常、第１図に示した
如く第２スイッチ２１のアクチュエータ２１ａの上端か
ら若干離反させられている。これにより、第２操作ノブ
２２の押圧軸部２２ａは第１操作ノブ１９による第２操
作ノブ２２の傾動時に第２スイッチ２１のアクチュエー
タ２１ａから側方に外れるように配置されている次に、
このような構成の２重スイッチノブ構造の作用を説明す
る。

この様な構成によれば、第１操作ノブ１９の一縁部を押
圧操作して第２図に示した如く傾動させることにより、
この第１操作ノブ１９の側壁１９ａで４つの第１スイッ
チ１８の内の一つのアクチュエータ１８ａを押圧操作さ
せると、４つの第１スイッチ１８の内の一つがＯＮさせ
られる。このような操作により第６図中の４つの第１ス
イッチ１８の内の左又は右の第１スイッチ１８をそれぞ
れＯＮさせると、図示しないモータによりミラー本体１
０がＹ軸を中心に左右に回動させられる。一方、第６図
中の４つの第１スイッチ１Ｂの内の上又は下の第１スイ
ッチ１８をそれぞれＯＮさせると、図示しないモータに
よりミラー本体１０がＸ軸を中心に回動させられて、ミ
ラー本体１０が上向き又は下向きに回動させられる。

この際、第２操作ノブ２２も第１操作ノブ１９と一体に
傾動してスイッチ係合部としての押圧軸部２２ａが第２
スイッチ２１のアクチュエータ２１ａ（被操作部）から
側方に外れる。これにより、第１操作ノブ１９の押圧操
作時に第２操作ノブ２２を誤って操作しても、第２スイ
ッチ２１は第２操作ノブ２２により操作されることはな
くなる。

また、ミラー本体１０の表面に水蒸気がイ」着して曇っ
たり、或はミラー本体１０の表面に１１着した水滴が凍
ることにより表面が曇ったりした場合には、第１図の状
態から第２操作ノブ２２のみを抑圧操作する。これによ
り、第２スイッチ２１は、アクチュエータ２１ａが第２
操作ノブ２２の押圧軸部２２ａにより押圧されて、第２
スイッチ２１がＯＮさせられ、ミラー本体１０の図示し
ないヒータ線に通電させる。この通電によりミラー本体
１０がヒータ線により加熱されて、ミラー本体１０の表
面に付着した水蒸気等が蒸発させられて、ミラー本体１
０の曇り等が除去される。

尚、以上説明した実施例では、この榮０４１１に係る２
重スイッチノブ構造をドアミラースイッチに適用した例
を示したが、この＃川は必ずしも此に限定されるもので
はない。また、ドアミラースイッチは、　ドアのアーム
レスト以外にセンターコンソールやその他の場所に設け
ることもできる。

（発明の効果）この発明は、以」二説明したように、押圧操作により第
１スイッチを操作する第１操作ノブと、該第１操作ノブ
を貫通し且つ押圧操作により第２スイッチを操作する第
２操作ノブとを有する２重スイッチノブ構造において、
前記第１繰作ノブは縁部の押圧１〇− 操作により傾動可能に設けられ、前記第２操作ノブは前
記第１操作ノブの傾動時に該第１櫟作ノブと一体に傾動
可能に設けられていると共に、前記第２操作ノブのスイ
ッチ係合部は前記第１操作ノブによる第２操作ノブの傾
動時に前記第２スイッチの被操作部から側方に外れるよ
うに配置されている構成としたので、第１スイッチをＯ
Ｎさせる目的で第１操作ノブ３を押圧操作する際に、第
２操作ノブ部が誤って同時に押圧操作されても、第２ス
イッチがＯＮさせられるのを確実に防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第６図はこの発明の一実施例を示したもので、
第１図はこの発明に係る２重スイッチノブ構造の概略説
明断面図、第２図は第１図の作動説明図、第３図は第５
図の一部を別な角度からみた部分拡大斜視図、第４図は
第１図に示した２重スイッチノブ構造を自動車ドアのア
ームレストに装着した例を示す斜視図、第５図は第４図
の部分拡大斜視図、第６図は第４図のドアミラーと第１
図の２重スイッチノブ構造との関係を示す説明図である
。第７図は、従来の２重スイッチノブ構造の斜視図、第８
図は第７図の縦断面図である。１４・・・エスカッション１５・・・ノブ挿通孔１８・・・第１スイッチ１９・・・第１操作ノブ２０・・・ノブ挿通孔２１・・・第２スイッチ２１ａ・・・アクチュエータ（被操作部）２２・・・第
２操作ノブ２２ａ・・・押圧軸部（スイッチ係合部）第　１　＝１４・・・エスカッション１５・・−ノブ挿通孔１日・・・第１スイッチ１９・・・第１操作ノブ２０・・・ノブ挿通孔２１・・・第２スイッチ２ｉａ・・・７クチユエータ（被操作部）２２・・・第
２操作ノブ２２ａ・−・押圧Ｎｉ蔀（スイッチ係合部）第副第３０第４０第　５９第　６図９ａ第７− １３つ第巨

Claims

【特許請求の範囲】

（１）押圧操作により第１スイッチを操作する第１操作
ノブと、該第１操作ノブを貫通し且つ押圧操作により第
２スイッチを操作する第２操作ノブとを有する２重スイ
ッチノブ構造において、前記第１操作ノブは縁部の押圧操作により傾動可能に設
けられ、前記第２操作ノブは前記第１操作ノブの傾動時
に該第１操作ノブと一体に傾動可能に設けられていると
共に、前記第２操作ノブのスイッチ係合部は前記第１操
作ノブによる第２操作ノブの傾動時に前記第２スイッチ
の被操作部から側方に外れるように配置されていること
を特徴とする２重スイッチノブ構造。