JPH0210332Y2 - - Google Patents
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- JPH0210332Y2 JPH0210332Y2 JP1983088884U JP8888483U JPH0210332Y2 JP H0210332 Y2 JPH0210332 Y2 JP H0210332Y2 JP 1983088884 U JP1983088884 U JP 1983088884U JP 8888483 U JP8888483 U JP 8888483U JP H0210332 Y2 JPH0210332 Y2 JP H0210332Y2
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0693—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core having a strand configuration
-
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- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2001—Wires or filaments
- D07B2201/201—Wires or filaments characterised by a coating
- D07B2201/2011—Wires or filaments characterised by a coating comprising metals
-
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-
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- D07B2501/00—Application field
- D07B2501/20—Application field related to ropes or cables
- D07B2501/2084—Mechanical controls, e.g. door lashes
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案はコントロールケーブル用ロープに関す。
従来コントロールケーブル用ロープとしては実
公昭54−25500号公報に開示されている如く、亜
鉛層を設けた鋼線を伸線した複数本のワイヤ単体
を撚り合せ、撚り合せ後、その外側に錫層を設け
たもの、又は実開昭57−111898号公報に開示され
ている如く、亜鉛層を設けた鋼線を伸線した複数
本のワイヤ単体を撚り合せ、撚り合せ後、その外
側に電気メツキ法によりハンダ層を設けたもの等
があるが、何れも鋼線に亜鉛メツキをして伸線し
たもの複数本を撚り合せ、撚り合せ後その外周面
に錫メツキ或は錫合金メツキをしたものであるか
ら該錫或は錫合金のメツキ層にはピンホールが生
じ折角錫或は錫合金層を設けたに拘らずピンホー
ルの関係で発錆し易い欠点がある。又撚り工程
後、その外周面に錫或は錫合金をメツキをするも
のである故、ロープの中心側には錫或は錫合金の
層ができ難く、亜鉛層一層となり耐蝕性が乏しい
等の欠点がある。又最外層は錫或は錫合金のメツ
キ層その儘で凹凸があり、しかも光沢に乏しいの
で充分な滑性を期待できない等の欠点がある。
公昭54−25500号公報に開示されている如く、亜
鉛層を設けた鋼線を伸線した複数本のワイヤ単体
を撚り合せ、撚り合せ後、その外側に錫層を設け
たもの、又は実開昭57−111898号公報に開示され
ている如く、亜鉛層を設けた鋼線を伸線した複数
本のワイヤ単体を撚り合せ、撚り合せ後、その外
側に電気メツキ法によりハンダ層を設けたもの等
があるが、何れも鋼線に亜鉛メツキをして伸線し
たもの複数本を撚り合せ、撚り合せ後その外周面
に錫メツキ或は錫合金メツキをしたものであるか
ら該錫或は錫合金のメツキ層にはピンホールが生
じ折角錫或は錫合金層を設けたに拘らずピンホー
ルの関係で発錆し易い欠点がある。又撚り工程
後、その外周面に錫或は錫合金をメツキをするも
のである故、ロープの中心側には錫或は錫合金の
層ができ難く、亜鉛層一層となり耐蝕性が乏しい
等の欠点がある。又最外層は錫或は錫合金のメツ
キ層その儘で凹凸があり、しかも光沢に乏しいの
で充分な滑性を期待できない等の欠点がある。
これ等の欠点を解消するために考案したのが本
案で、従つて本案の目的はピンホールがなく耐蝕
性で、しかも滑性に富んだコントロールケーブル
用ロープを提供することであり、この目的を達成
するために本案はニツケル層又はニツケル合金層
その上に亜鉛層又は亜鉛合金層、更にその上に錫
層又は錫合金層を設けた鋼線を伸線したワイヤ単
体の複数本を撚り合せた点を要旨とするものであ
る。
案で、従つて本案の目的はピンホールがなく耐蝕
性で、しかも滑性に富んだコントロールケーブル
用ロープを提供することであり、この目的を達成
するために本案はニツケル層又はニツケル合金層
その上に亜鉛層又は亜鉛合金層、更にその上に錫
層又は錫合金層を設けた鋼線を伸線したワイヤ単
体の複数本を撚り合せた点を要旨とするものであ
る。
次に本案ロープの一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
１は鋼線で、該鋼線１の全外周面にはメツキ手
段でニツケル層又はニツケル合金層２を設けるの
であり、このニツケル層又はニツケル合金層２の
全外周面には同じくメツキ手段で亜鉛層又は亜鉛
合金層３を設けるのである。しかして、ニツケル
合金としては例えばニツケル＋クロム、ニツケル
＋コバルト等の合金を使用することが、又亜鉛合
金としては亜鉛＋錫、亜鉛＋鉄、亜鉛＋鉛等の合
金を使用することが好ましいのである。
段でニツケル層又はニツケル合金層２を設けるの
であり、このニツケル層又はニツケル合金層２の
全外周面には同じくメツキ手段で亜鉛層又は亜鉛
合金層３を設けるのである。しかして、ニツケル
合金としては例えばニツケル＋クロム、ニツケル
＋コバルト等の合金を使用することが、又亜鉛合
金としては亜鉛＋錫、亜鉛＋鉄、亜鉛＋鉛等の合
金を使用することが好ましいのである。
又４は亜鉛層又は亜鉛合金層３の上にメツキ手
段で形成した錫層又は錫合金層であり錫合金とし
ては錫＋亜鉛、錫＋コバルトの如き合金を使用す
ることが好ましいのである。
段で形成した錫層又は錫合金層であり錫合金とし
ては錫＋亜鉛、錫＋コバルトの如き合金を使用す
ることが好ましいのである。
しかして、メツキ手段でニツケル層又はニツケ
ル合金層２を、又その上に亜鉛層又は亜鉛合金層
３を、又更にその上に錫層又は錫合金層４を設け
たので、前記各層２，３，４層にはそれぞれピン
ホールが生ずるのであるが前記２層に生じたピン
ホールは前記３層により、前記３層に生じたピン
ホールは前記４層により閉鎖され、又後記する伸
線によつても閉鎖されるのであり、４層である錫
層又は錫合金層に生じたピンホールは後記する鋼
線１の伸線処理により潰れるので耐蝕性が顕著に
向上するのである。
ル合金層２を、又その上に亜鉛層又は亜鉛合金層
３を、又更にその上に錫層又は錫合金層４を設け
たので、前記各層２，３，４層にはそれぞれピン
ホールが生ずるのであるが前記２層に生じたピン
ホールは前記３層により、前記３層に生じたピン
ホールは前記４層により閉鎖され、又後記する伸
線によつても閉鎖されるのであり、４層である錫
層又は錫合金層に生じたピンホールは後記する鋼
線１の伸線処理により潰れるので耐蝕性が顕著に
向上するのである。
しかして前記の如く前記各層２，３，４を設け
た鋼線１を伸線するのであり、この伸線にともな
い錫層又は錫合金層４が伸延するので表面が平滑
で光沢があり滑性に富むのであり、前記の如く構
成したのがワイヤ単体Ａで、このワイヤ単体Ａを
複数本、撚り合せて本案のロープを構成するので
ある。
た鋼線１を伸線するのであり、この伸線にともな
い錫層又は錫合金層４が伸延するので表面が平滑
で光沢があり滑性に富むのであり、前記の如く構
成したのがワイヤ単体Ａで、このワイヤ単体Ａを
複数本、撚り合せて本案のロープを構成するので
ある。
本案ロープは前記の如く鋼線１を三層のメツキ
層で被覆したので耐蝕性が顕著であり、又亜鉛メ
ツキをした鋼線を伸線した後で、更に錫メツキ或
は錫合金メツキを施す従来品であると二回に亘り
メツキ手段が必要であるが本案ロープに於ては前
記メツキ手段を電気メツキ手段とする時はニツケ
ル槽又はニツケル合金槽と亜鉛槽又は亜鉛合金槽
及び錫槽又は錫合金槽を近設することによりニツ
ケル層又はニツケル合金層上に、亜鉛層又は亜鉛
合金層を、又亜鉛層或は亜鉛合金層上に錫層又は
錫合金層を連続してメツキできるので加工工程を
簡素化できるのである。しかして前記の如くして
構成した本案ロープは防錆力が向上して同一膜厚
をした従来の亜鉛メツキをしたロープに比較して
５〜８倍の防錆力を有するのである。
層で被覆したので耐蝕性が顕著であり、又亜鉛メ
ツキをした鋼線を伸線した後で、更に錫メツキ或
は錫合金メツキを施す従来品であると二回に亘り
メツキ手段が必要であるが本案ロープに於ては前
記メツキ手段を電気メツキ手段とする時はニツケ
ル槽又はニツケル合金槽と亜鉛槽又は亜鉛合金槽
及び錫槽又は錫合金槽を近設することによりニツ
ケル層又はニツケル合金層上に、亜鉛層又は亜鉛
合金層を、又亜鉛層或は亜鉛合金層上に錫層又は
錫合金層を連続してメツキできるので加工工程を
簡素化できるのである。しかして前記の如くして
構成した本案ロープは防錆力が向上して同一膜厚
をした従来の亜鉛メツキをしたロープに比較して
５〜８倍の防錆力を有するのである。
又前記の如く亜鉛メツキ鋼線より成るロープの
上に更に錫メツキをしたものに比較して約２倍の
防錆力を有するのである。
上に更に錫メツキをしたものに比較して約２倍の
防錆力を有するのである。
又表面が平滑な錫層又は錫合金層である故滑性
に富みロープの操作効率が向上するのである。
に富みロープの操作効率が向上するのである。
尚前記においては錫層或は錫合金層４を形成し
た後で、伸線したものについて説明したが、亜鉛
層又は亜鉛合金層３を形成した後、伸線し伸線
後、錫層又は錫合金層４を形成してもよいのであ
る。
た後で、伸線したものについて説明したが、亜鉛
層又は亜鉛合金層３を形成した後、伸線し伸線
後、錫層又は錫合金層４を形成してもよいのであ
る。
以上の説明により明白な如く本案品は前記の如
く構成したので耐蝕性が顕著に向上した、しかも
滑性に富む製品を提供できるという顕著な効果を
奏するのである。
く構成したので耐蝕性が顕著に向上した、しかも
滑性に富む製品を提供できるという顕著な効果を
奏するのである。
図面は本案コントロールケーブル用ロープの一
実施例の断面図である。 １…鋼線、２…ニツケル層又はニツケル合金
層、３…亜鉛層又は亜鉛合金層、４…錫層又は錫
合金層、Ａ…ワイヤ単体。
実施例の断面図である。 １…鋼線、２…ニツケル層又はニツケル合金
層、３…亜鉛層又は亜鉛合金層、４…錫層又は錫
合金層、Ａ…ワイヤ単体。
Claims (1)
- ニツケル層又はニツケル合金層、その上に亜鉛
層又は亜鉛合金層、更にその上に錫層又は錫合金
層を設けた鋼線を伸線したワイヤ単体の複数本を
撚り合せたことを特徴とするコントロールケーブ
ル用ロープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983088884U JPS59194623U (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | コントロ−ルケ−ブル用ロ−プ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983088884U JPS59194623U (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | コントロ−ルケ−ブル用ロ−プ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59194623U JPS59194623U (ja) | 1984-12-24 |
| JPH0210332Y2 true JPH0210332Y2 (ja) | 1990-03-14 |
Family
ID=30218782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983088884U Granted JPS59194623U (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | コントロ−ルケ−ブル用ロ−プ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59194623U (ja) |
-
1983
- 1983-06-09 JP JP1983088884U patent/JPS59194623U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59194623U (ja) | 1984-12-24 |
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