JPH02103200A - 弁体及びそれを用いた調色装置 - Google Patents

弁体及びそれを用いた調色装置

Info

Publication number
JPH02103200A
JPH02103200A JP25773088A JP25773088A JPH02103200A JP H02103200 A JPH02103200 A JP H02103200A JP 25773088 A JP25773088 A JP 25773088A JP 25773088 A JP25773088 A JP 25773088A JP H02103200 A JPH02103200 A JP H02103200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
paint
valve body
coating agent
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25773088A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Hojo
北條 正行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP25773088A priority Critical patent/JPH02103200A/ja
Publication of JPH02103200A publication Critical patent/JPH02103200A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nozzles (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、定められた量の塗剤を正確に送出でき、かつ
塗剤の固着による目詰まりを防ぎうる弁体及びその弁体
を用いた調色装置に関する。
(従来の技術) 家屋の壁面、家具等を塗装する塗剤として、シンナーを
用いるいわゆる有4m塗剤に加えて、近年、水により希
釈できかつ乾燥、硬化することにより反水溶性の塗膜を
形成する水性塗剤が不燃性無害性及び異臭が少ないこと
等の観点から多用されている。
他方、このような塗剤は、色の異なる複数種類の原塗剤
を混和することによって、多様な中間色を得ることがで
きる。
このような中間色を得るには、原塗剤を正確に配合する
必要がある。特に格調の高い中間色を得るためには、数
種類、時としては10114以上の原塗剤を混合せねば
ならず、又その混和する塗剤の中には、少量、時には数
節を添加するという場合も起こりつる。
このような調色において、原塗剤を取出すには、従来、
原塗荊を貯える塗剤タンクの取出し口の上流側にコック
を附はコックの開閉により必要量の塗剤を取出していた
【発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記のコックを用いた場合、コックを閉じた後
にあっても、そのコックの下流側に残留する塗剤が滴下
、流出し、配合量の精度を低下させる。前記問題点に対
してコックを取出し口に近づけて配設することも考えら
れるが、従来の回転式或いはネジ式のものでは、取出し
口そのものを弁体として、形成し得ないため、閉弁した
後の塗剤の滴下は防ぎえない、従って定められた色に調
色するのは困[Iであり、又その色の再現性が乏しいと
いう間瑚がある。
他方、塗剤として前記水性塗剤を用いた場合には、閉弁
した後、コックの下流側に残留する塗剤は乾燥、硬化し
、その硬化によりコックの開閉機能を不能にならしめる
。従って、塗剤を用いた場合には、その取出し口に設け
るコックを塘えず取換えねばならず、保守費用が嵩みか
つ作業能率が低下するという問題もある。
本考案は、弾性体からなる筒状基体の一端部を偏平化し
た弁部を有し、例えば前記調色装置として好適に使用し
うる弁体およびその弁体を用いたm色装置の提供を目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため本願の第1発明にあっては、弾
性体からなりかつ孔を有する筒状基体の一端部分を、一
端に向かって厚さを減じかつ前記一端で偏平化するテー
パ状に形成することにより、該一端で向き合う対向縁が
互いに弾性的に接して前記孔を閉じる弁部を、前記一端
に形成している。
又第2発明の弁体を用いた調色装置にあっては、異なる
塗剤を収容できかつ塗剤の所定量を吐出しうる複数の塗
剤収容容器の吐出口に、弾性体からなりかつ孔を有する
筒状基体の一端部分を、一端に向かって厚さを減じかつ
前記一端で偏平化するテーパ状に形成することにより、
該一端で向き合う対向縁が互いに弾性的に接して前記孔
を閉じる弁部を、前記一端に形成してなる弁体を取付け
ている。
、〔作用〕 第1発明の弁体にあっては、筒状基体の一端で向き合う
対向縁が互いに弾性的に接して筒状基体の孔を閉じる弁
部を形成しているため、常時にあっては、弁部は、気密
を保持して閉止するとともに、筒状基体の内部に流入す
る塗剤を強制圧縮などによって加圧することによりその
圧力により弁部は前記弾性力に抗して開き、弁部から塗
剤を吐出させることができる。塗剤の加圧を停止するこ
とにより、弁部はその弾性により閉じる。
又、弁体は、前記の如く筒状基体の孔を偏平化すること
により、向き合う対向縁が互いに弾性的に接して孔を閉
じているため、加圧を停止することによって瞬時に閉弁
することができ、従って水性塗剤であっても弁部近傍の
塗剤の空気との接触を防止でき、弁部の目詰まりを防止
し耐久性を高めうる。又コック等機械的に開閉する弁の
ような閉弁したのちの塗剤の滴下がなく、規定量の塗剤
を正確に吐出させることができる。
さらに前記構成を具えることにより、弁部を小型化、さ
らには微小化することが容易であるため、少量、微量の
塗剤を抽出する際にも好適に利用することができる。
さらに又、弁部は筒状基体の一端を偏平化することによ
り形成できるため、生産が容器であり、経済的な弁体を
提供することができる。
第2発明の調色装置は複数の塗剤収容容器の吐出口に前
記構成の弁体を取付けたものであるため、各塗剤収容容
器から異なる種類の塗剤を夫々正確にを出すことができ
、さらにmlの抽出も容易であるため、精度のよい調色
塗料を製造することができ、又調色の再現性が確実かつ
容易になしうる。
〔実施例〕
以下第1発明である弁体の一実施例を図面に基づき説明
する。
第1〜3V!Jにおいて本発明の弁体1は、孔3を有す
る直管状の筒状基体2をその一端部分5を一端部に向か
って厚さを減じかつ一04Aで偏平化するテーパ状に形
成される。
筒状基体2は、本実施例ではナイロン、塩化ビニール等
の弾性を有する合成樹脂材製の真直な管材を、前記筒状
基体4の略2ヶ分の長さに切断し直筒状の管体を形成す
るとともに、該管体の中央部を加熱しかつ両側から7字
状に押潰すことにより、該管体の中央部に偏平部を形成
する。
しかる後、偏平となった中央部を切断することによって
2個の筒状基体4.4を得ることができる。
前記一端部分5の偏平化により、一端Aにおける孔2は
、その向き合う対向縁6.6が弾性的に接し、該対向縁
6.6により弁部7が形成される。
なお筒状基体2は、合成樹脂にかえてバネ滴等弾性を有
する薄肉鋼管を用いて形成することができ、又第4図に
示すごとく一端Aにおいて弾性的に接する対向縁6.6
を中高の円弧快とし曲線状の弁部7を形成してもよい。
さらに第5図においては、弁体1は、その一端5を一端
部Aに向かって小径となるコーン状の筒状基体4を用い
ており、従って一端部5は、偏平化した場合であうでも
、端部Aは対向116の方向に膨出することはなく形成
することが出来る。
第6図は、筒状基体4の偏平化する前記一端部5のみ弾
性材を用いて形成するとともに、剛体からなる取付部1
2と一体化した他の実施例を示す。
このように本発明の弁体1は、種々なa様のものに変形
することができる。
次に第2発明である調色装置の一実施例を図面に基づき
説明する。
第7〜11図において調色装置2は、複数個の塗剤収容
容器9・−の吐出口10・・・、前記第1発明の弁体1
−・・・を取付けている。
本実施例では、調色装置1!2は、第7〜9図に示すご
とく横長矩形の基台21の前部に、塗剤調色容器Bを載
置できかっ該塗剤調色容器Bを横方向に移動させうるロ
ーラコンベヤからなる搬送具22が設けられる。前記基
台21の後部には、該基台21から垂直に突出するピン
23に枢支され、水平方向に回転自在な矩形板状の回転
板24が取付けられる。
又回転板24は、その長手方向の側縁24Aを搬送具2
2と平行する位置で係止でき、従って回転板24を18
0度回転させることにより、前後が反対の向きに係止さ
せることができる。
前記回転板24の上面に塗剤収容容器9が取付けられる
塗剤収容容器9は第10図に示すごとく塗剤タンク26
と該塗剤タンク26の塗剤を取出す取出し部27を介し
て接続する計量部29と、先端の吐出口10に弁体lを
設けた吐出部30とを具える。
前記計量部29は、取出し部27に設ける流路31によ
って塗剤夕/り26及び吐出口lOに導通するとともに
、流路31に介在する三方弁からなる切換弁32の4作
により計量部29の内部を塗剤タンク26と吐出口10
とに選択的に導通させることができる。
塗剤タンク26は、密閉され内部に原塗剤が装填される
タンク本体34の内部に、本実施例では手動操作により
操作する撹拌具35を設ける。
取出し部27は、前記タンク本体34の底面に取付く本
体部27A内部に、前記切換弁32を内装すゐとともに
、該切換弁32は塗剤タンク26に通じる第1の流路3
1Aと、前記計量部29が嵌入する座くり孔36で開口
する第2の流路31Bと、吐出口10に通じる第3の流
路31Gとを接続する。前記第1、第2、第3の流路3
1A、31B、31Cが取出し部27の前記流路31を
形成している。
計量部29は、直立する筒状をなしかつ下端部が前記取
出し部27の座ぐり孔36に螺結される真直な外筒41
の内部に、該外筒41の内周面を上下に摺動しうる第1
のピストン42を下端に具える筒状の内筒43を、前記
外筒41との間に間隙gを有して配設する。
又内筒43内部には、上端が前記内筒43よりも上方に
突出するロッド45の下端に該内筒43の内周面を上下
に摺動しうる第2のピストン46を固定する。このよう
に計量部は29に内、外2重のシリンダが形成される。
前記外筒41の上端には前記内筒43が挿通ずる孔を有
するキャップ体49が冠着され、該キャップ体49の上
面は外筒41の軸心に対して略直角に仕上げられる。
又内筒43の上端には、第1のピストン42の押下げに
より下面が前記キャップ体49の上面と当接しうる第1
の蓋体50が固定される。さらにロッド45の上端部に
前記第1の蓋体50の中心に設ける内孔51を気密に挿
通ずるとともにその突出部に前記第1の蓋体50と略等
しい外径を有する第2の蓋体52を設ける。
従って第1の蓋体50を引き上げることにより、第1の
ピストン42は上昇し、外筒l内に最大7オンス(20
7,2cc)の塗剤を貯留することができる。なお第1
のピストン42の上昇に際しては、第2のピストン46
は内筒43とともに゛移動する。
又第2の蓋体52を引き上げることにより、第2のピス
トン46は内筒43内を上昇し、その上昇により内筒4
3内に最大1オンス(29,6cc)の塗剤を貯えるこ
とができる。
外筒41の前記間隙gには、キャンプ体49によってそ
れぞれガイドされる第1の調整棒54と第2の調整棒5
5とが配設される。第1の調整棒54は、第1のピスト
ン42のストロークと略等しい長さを有し、かつその周
回には、キャップ体49に配されかつ内方に向かって水
平に出没する第1のノブ56の先端が嵌入しうる第1の
位置決め孔57を、上下多段にかつ等間隔を隔てて設け
る。又第1の調整棒54の上端には、該調整棒54の最
下降時において、第1の蓋体50の上面50Aと当接し
うる下面59Aを有する第1の把持片59を固定する。
本実施例では、第1の位置決め孔57のピンチは、8分
の1オンス単位とし、又第1の調整棒54の周面に目盛
り60が刻設される。
第2の調整捧55は、第2のピストン46のストローク
と略等しい長さを有し、FrEJlの蓋体50から出没
する第2のノブ61と係合する第2の位置決め孔62を
、上下多段に設ける。第2の位置決め孔62のピンチは
1/64オンス単位とし、第1の調整棒54と同様な目
盛り60を周面に刻設する。又第2の調整棒55の上端
部が第2の蓋体52に設ける透孔を挿通するとともに、
上端には第2の把持片63が固定される。該第2の把持
片63の下面63Aは、第2の調整棒55の最下降時に
おいて第2の蓋体52の上面52Aと当接する。
吐出部30はL字状に折曲る管体であり、内孔66の一
端は、取出し部27の前記第3の流路3ICに接続する
一方、その他端は下向きに開口し、その開口部が吐出口
10を形成するとともに、該吐出口lOに本願の第1発
明である弁体1を装着する。弁体1はその取付部12を
前記内孔66に挿入しかつキャンプ67を用いて緩み止
めが施される。
このように構成された塗剤収容容器9は、前記回転板2
4上に前の側縁24Aに沿ってかつ吐出口10を側縁2
4Aから前方にはみ出させて並置される。又回転板24
の後の側縁24に沿い、複数個の塗剤収容容器9−・が
吐出口10を側縁24Bから後方にはみ出して取付けら
れる。
従って、前に位置する塗剤収容容器9は、搬送具22に
よって運ばれる塗剤調色容器Bの上方にその吐出口10
を位置させることができる。又回転板を180度回転す
ることによって、後の側縁24Bに沿う塗剤収容容器9
・−・は、前方に位置変更し、その吐出口lOを塗剤調
色容器Bの上方に位置させることができる。
なお回転板24には、塗剤の収容容量の異なる複数数種
の塗剤収容容器を適宜の順序で配列することができる。
然して、搬送具22上に塗剤調色容器Bを載置するとと
もに、該塗剤調色容器Bを定められた塗剤が塗剤タンク
に装填された塗剤収容容器9の位置まで搬送具22によ
って移動させる。
塗剤タンク26の内部を、切換弁32の掻作により計量
部29に導通させる。取出し量が多量の場合には、第1
の調整捧54を引き上げ目盛り60により塗剤の取出し
量を看視しつつ第1のノブ56を第1の位置決め孔57
に挿入し、該調整棒54を係止する。
然る後、第1の蓋体50を引上げ第1のピストン42を
上昇させることにより、外筒41内に塗剤が流入する。
第1の蓋体50の上面50Aが第1の把持片59の下面
59Aに当接することによって、第1のピストン42の
上昇が停止し、外筒内には所定量の塗剤が貯留される。
次に切換弁32の操作により計量部29を吐出部30に
導通させるとともに、第1の蓋体50の押下げにより第
1のピストン42を下降し、外筒41内の塗剤を吐出部
30に向かって送り出す。
前記吐出部30に充填された塗剤は、第1のピストン4
2の押圧により圧力が高まるとともに、その圧力により
第1図に示す弁体1に詮ける弁部7を開き、弁部7から
塗剤を吐出する。
第1のピストン42が最下端に達することによって、吐
出部30内の塗剤の圧力が低下し、その圧力低下によっ
て弁部7は、弾性力により自動的にかつ瞬時に閉止する
従って塗剤は定められた容量分を正確に吐出することが
出来、しかも弁部7より上流側に介在する塗剤は弁体7
の閉塞により空気と略完全に遮断されるため、塗剤が水
性塗剤であっても硬化することなく、又弁部7の目詰ま
りを防止し弁体の耐久性を高めうる。
なお計量部30において、少量の塗剤を計量しかつ吐出
する際には、第2の調整棒55により計量するとともに
、前記第1のピストン42と同様な動作を第2のピスト
ン46において動作させることにより実施でき、さらに
第1のピストン42と、第2のピストン46とに前記動
作を同時に行わせた場合には、多量の塗剤を精度よく吐
出量を規制したうえ、吐出させることも可能となる。
さらに塗剤調色容器Bを搬送具22を移動又は回転板2
4の回転により、他の塗剤収容容器9の位置に移動させ
、前記手順により塗剤調色容器に塗剤を注入する。
このような動作を順次繰り返すことにより、正確な容量
比によって調合された調色塗料を作ることができる。
又木実雄側では、第7.8図に示す如く基台21にt送
具22の下流側にイ装置してシンナータンク16が設け
られる。
シンナータンク16は、第11図に示す如くその取出し
管71に介在する三方弁を介して接続するとともにシン
ナータンク16よりも低所に配される計を具73が付設
される。
計量具73は、容器74に細孔75Aを有する管体75
を挿入しており、細孔75Aを通じて容器74内外の通
気をする。又管体75は、容器側の開口部74Aの高さ
位置を上下方向に調整可能としている。
従って、前記開口部74Aの高さを容器74の目盛り7
6と同高さに位置させるとともに、三方弁72を切り換
え、容器74をシンナータンク16に導通することによ
り、シンナーは容器74に流入する。容器74のシンナ
ーが前記管体75の開口部74Aと同じ高さに達するこ
とにより開口部74Aはシンナーによって外気との導通
が遮断され、容器74への送給が停止される。従って容
器74には所定量のシンナーが貯留される。又三方弁7
2の切換えにより容器74を取出しロア7に導通し、所
定量のシンナーを塗剤調色容器Bに注入することができ
る。
このようなシンナータンク16を設けることにより、複
数塗剤の調合の他、シンナーの配合も可能となる。
なお第1の発明の弁体1は、第12図に示すごとく、水
性塗剤とその噴射用の液化ガスとを装填しかつ吐出用の
開閉弁82を具えるスプレー具83において、その吐出
口10に本発明の弁体1を取付けた使用例を示す。
弁体lは開閉弁82の開放により液化ガスの気化時の圧
力により弁部7を開放でき、又開閉弁82の閉止により
、瞬時弁部7を閉止する。従って開閉弁82を閉止した
後に開閉弁82と弁部7との間に残留する水性塗剤は、
外気と遮断されるため、硬化することがないことによっ
て開閉弁82の動作不良を防止でき、又閉弁後の塗剤の
滴下がないため、周辺が汚損されるのを防ぐことができ
るなど使い勝手と耐久性を大巾に向上しろる。
さらに弁体は、孔3に流入した流体に圧力を加えること
により開弁するものであるため、第13図に示すごとく
図面の左側から右側に向かって流れる流体流路91に、
その流路の下漬側に弁部7を位置させることにより、弁
体lは逆止弁として機能させることができる。
このように本発明の弁体は塗剤以外の一般流体の流路に
も利用することが可能である。
〔発明の効果〕
軟土のごとく第1発明の弁体は、孔に介在する流体の圧
力により開閉するものであるから、規定量の流体を精度
よく吐出でき、又減圧により瞬時に閉止しうるため、流
体が水性塗剤であっても目詰まりがなく耐久性を高めう
る。又閉弁したのちに吐出口からの滴下がないため、規
定量分だけ正確に吐出させることができ、塗剤の配合に
は好適に深川しうる。
さらに構造が極めて簡易かつ製作が容易であり小型化、
さらには微小化がなしうるため、少量、微量の流体抽出
にも利用することができる。
又第2発明の調色装置は、複数の塗剤収容容器に前記構
成の弁体を吐出口に取付けたものであるため、精度のよ
い塗剤の調合ができ、かつ調色の再現も容易になしうる
。又閉弁後の塗剤の滴下がないため、配合精度をさらに
高めることができ、又塗剤の落下による装置の汚損も防
止しうる等、多くの効果を奏しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の弁体の一実施例を示す斜視図、第2図
はそのx−xvA断面図、第3図はそのY−Y線断面図
、第4図は弁体の他の例を示す断面図、第5図は弁体の
他の例を示す斜視図、第6図は弁体の他の例を示す断面
図、第7図は調色装置の一実施例を示す正面図、第8図
はその平面図、第9図はその右側面図、第10図は塗剤
収容容器を示す断面図、第11図はシンナータンクを示
す断面図、第12図、13図は弁体の他の使用例を示す
断面図である。 3・−・・孔、 4−・・筒状基体、 5−・・一端部
分、6 ・対向縁、 7−・弁部、 9 ・塗剤収容容
器、10−−・吐出口、    A・−・一端。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 弾性体からなりかつ孔を有する筒状基体の一端部分
    を、一端に向かって厚さを減じかつ前記一端で偏平化す
    るテーパ状に形成することにより、該一端で向き合う対
    向縁が互いに弾性的に接して前記孔を閉じる弁部を、前
    記一端に形成してなる弁体。 2 異なる塗剤を収容できかつ塗剤の所定量を吐出しう
    る複数の塗剤収容容器の吐出口に、弾性体からなりかつ
    孔を有する筒状基体の一端部分を、一端に向かって厚さ
    を減じかつ前記一端で偏平化するテーパ状に形成するこ
    とにより、該一端で向き合う対向縁が互いに弾性的に接
    して前記孔を閉じる弁部を、前記一端に形成してなる弁
    体を取付けてなる調色装置。
JP25773088A 1988-10-13 1988-10-13 弁体及びそれを用いた調色装置 Pending JPH02103200A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25773088A JPH02103200A (ja) 1988-10-13 1988-10-13 弁体及びそれを用いた調色装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25773088A JPH02103200A (ja) 1988-10-13 1988-10-13 弁体及びそれを用いた調色装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02103200A true JPH02103200A (ja) 1990-04-16

Family

ID=17310298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25773088A Pending JPH02103200A (ja) 1988-10-13 1988-10-13 弁体及びそれを用いた調色装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02103200A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0490864A (ja) * 1990-08-07 1992-03-24 Fuji Ratetsukusu Kk 噴霧ノズル
JP2008012531A (ja) * 2006-06-21 2008-01-24 Lvmh Recherche 流体ディスペンサノズルおよび該ノズルを含んだ流体ディスペンサ装置
WO2016033117A1 (en) * 2014-08-25 2016-03-03 Techtronic Industries Co. Ltd. Spray nozzle

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0490864A (ja) * 1990-08-07 1992-03-24 Fuji Ratetsukusu Kk 噴霧ノズル
JP2008012531A (ja) * 2006-06-21 2008-01-24 Lvmh Recherche 流体ディスペンサノズルおよび該ノズルを含んだ流体ディスペンサ装置
WO2016033117A1 (en) * 2014-08-25 2016-03-03 Techtronic Industries Co. Ltd. Spray nozzle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4562965A (en) Compressed fluid spraying pistol
EP0718042B1 (en) Two component external mix spray gun
US3303970A (en) Device for simultaneously dispensing from plural sources
CA2764531C (en) Paint spray gun
US4832232A (en) Spray gun vent
US5618001A (en) Spray gun for aggregates
US3363968A (en) Aerosol dispenser
US20030019954A1 (en) Color changing sprayer container
US4778083A (en) Mixing and dispensing apparatus
DK146293B (da) Sproejteapparat
US4966308A (en) Double piston colorant dispenser
US2050522A (en) Spray apparatus
JPH02103200A (ja) 弁体及びそれを用いた調色装置
US2754152A (en) Sprayers
US20010023900A1 (en) Apparatus for metering, mixing, and spraying component liquids
JP3371031B2 (ja) スプレーガンおよび塗装装置
US3830410A (en) Liquid dispenser of the metering type
JPH1094741A (ja) 混色スプレーガン及び混色塗装方法
US5725662A (en) Processing section in gel coat processing unit for seeds
US5632412A (en) Valve assembly and method for dispensing gelatinous materials
GB765368A (en) Improvements in or relating to spray guns for spraying paint or the like medium by means of compressed air
US1765398A (en) Sprayer
US3840184A (en) Spray gun
KR102512509B1 (ko) 체적 계량형 정량 도포 자동밸브
JPS6028530Y2 (ja) 二液散布器