JPH02101308A - 温風機 - Google Patents
温風機Info
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- JPH02101308A JPH02101308A JP25444588A JP25444588A JPH02101308A JP H02101308 A JPH02101308 A JP H02101308A JP 25444588 A JP25444588 A JP 25444588A JP 25444588 A JP25444588 A JP 25444588A JP H02101308 A JPH02101308 A JP H02101308A
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Links
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Landscapes
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
- Air Supply (AREA)
- Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、室内およびビニルハウス内等の暖房に使用さ
れる温風機の改良に関するものである。
れる温風機の改良に関するものである。
(従来の技術)
従来、果樹や農作物をハウス栽培するビニルハウス内の
暖房手段として、液体燃料を用いて暖房する温風機が使
用されている。
暖房手段として、液体燃料を用いて暖房する温風機が使
用されている。
従来の温風機1よ、液体燃料を噴射ノズルから噴射させ
て点火装置により点火し、その自火により燃焼した火炎
もしくは燃焼ガスと、未燃焼燃料とを送風機により多数
の整5i管を備えたボイラー状の釜に供給し、その釜内
でL2未燃焼燃料を気化させ、未燃焼ガスと上記燃焼ガ
スとの混合ガスを釜の先端側f’s +う噴射させ、そ
の後、再点火装置により再点火()て燃焼させ、その燃
焼部の熱気を4−記送風機によりハウス内に放出するよ
うに構成されている。
て点火装置により点火し、その自火により燃焼した火炎
もしくは燃焼ガスと、未燃焼燃料とを送風機により多数
の整5i管を備えたボイラー状の釜に供給し、その釜内
でL2未燃焼燃料を気化させ、未燃焼ガスと上記燃焼ガ
スとの混合ガスを釜の先端側f’s +う噴射させ、そ
の後、再点火装置により再点火()て燃焼させ、その燃
焼部の熱気を4−記送風機によりハウス内に放出するよ
うに構成されている。
上記従来の温風機では、ボイラー状の釜を用いるために
機械全体が大型になり、設備費が非常に高くつく。しか
も、未燃焼燃料の気化効率ならびに燃焼効率が悪く、燃
料噴射ノズルから噴射された大粒の未燃焼燃料粒子が十
分に気化されず、そのまま各整流管を通過する場合があ
り、釜の先端側で再燃焼のためにこの燃料粒子に点火し
ても不完全燃焼となり、煙やCOおよびNOX等の右毒
成分が発生し、この有毒成分がハウス内に漏洩してハウ
ス内の作物の育成に支障をきたし、ざらに、作業員がハ
ウス内に長時間入っていると上記の有毒成分により中毒
を起す危険性がある。
機械全体が大型になり、設備費が非常に高くつく。しか
も、未燃焼燃料の気化効率ならびに燃焼効率が悪く、燃
料噴射ノズルから噴射された大粒の未燃焼燃料粒子が十
分に気化されず、そのまま各整流管を通過する場合があ
り、釜の先端側で再燃焼のためにこの燃料粒子に点火し
ても不完全燃焼となり、煙やCOおよびNOX等の右毒
成分が発生し、この有毒成分がハウス内に漏洩してハウ
ス内の作物の育成に支障をきたし、ざらに、作業員がハ
ウス内に長時間入っていると上記の有毒成分により中毒
を起す危険性がある。
なお、燃焼効率をEげるためおよび有毒成分をハウス外
に放出するために、上記の釜に煙突が設けられているが
、このように煙突を設けると、熱が煙突を通してハウス
外に逃げてしまい、暖房効率が低ドし、ハウス内全体を
所定の温度まで均一にII!房するまでに長時間を要す
ることになる。
に放出するために、上記の釜に煙突が設けられているが
、このように煙突を設けると、熱が煙突を通してハウス
外に逃げてしまい、暖房効率が低ドし、ハウス内全体を
所定の温度まで均一にII!房するまでに長時間を要す
ることになる。
本発明は、このような開題を解消するためになされたb
のであり、簡単な構造で、液体燃料の燃焼効率を高め、
燃料を完全燃焼させることができ、煙やCOおよびNO
xの発生も防止でき、安全性が高く、また、温風を室内
の隅々まで効率よく放出でき、室内を所定の温度まで短
時間で暖房でき、設備費ならびに燃料費を大幅に節約し
て=!ストダウンを図ることができる温風機を提供する
ことを目的としている。
のであり、簡単な構造で、液体燃料の燃焼効率を高め、
燃料を完全燃焼させることができ、煙やCOおよびNO
xの発生も防止でき、安全性が高く、また、温風を室内
の隅々まで効率よく放出でき、室内を所定の温度まで短
時間で暖房でき、設備費ならびに燃料費を大幅に節約し
て=!ストダウンを図ることができる温風機を提供する
ことを目的としている。
上記目的達成のために本発明は、次のように構成してい
る。
る。
(1)本体ケーシング内に一次燃焼装置を配置してこの
燃焼装置外周に二次空気流路を形成し、二次空気流路に
空気を供給する送風機を設け、一次燃焼装置の先端に設
けられた燃焼ガス吹出口の前方部に、上記二次空気流路
に連通して先窄まりに絞られた二次燃焼室を形成し、二
次燃焼室の先端開口部に温風吹出管を接続して温風機を
構成する。
燃焼装置外周に二次空気流路を形成し、二次空気流路に
空気を供給する送風機を設け、一次燃焼装置の先端に設
けられた燃焼ガス吹出口の前方部に、上記二次空気流路
に連通して先窄まりに絞られた二次燃焼室を形成し、二
次燃焼室の先端開口部に温風吹出管を接続して温風機を
構成する。
(2)本体ケーシング内に中筒を配置して本体ケーシン
グ内面と中筒外周との間に断熱空気流路を形成し、中筒
内に一次燃焼装置を配置してこの燃焼装置外周と中筒内
面との間に二次空気流路を形成し、上記各空気流路に空
気を供給する送風機を設け、中筒内で一次燃焼装置の先
端に設置プられた燃焼ガス吹出口の前方部に、二次空気
流路に連通して先窄まりに絞られた二次燃焼室を形成し
、二次燃焼室の先端開口部に温風吹出管を接続し、温風
吹出管の外周に補助送風管を配置し、両吹出管の間に断
熱空気流路に連通ずる空気流路を形成して温風機を構成
する。
グ内面と中筒外周との間に断熱空気流路を形成し、中筒
内に一次燃焼装置を配置してこの燃焼装置外周と中筒内
面との間に二次空気流路を形成し、上記各空気流路に空
気を供給する送風機を設け、中筒内で一次燃焼装置の先
端に設置プられた燃焼ガス吹出口の前方部に、二次空気
流路に連通して先窄まりに絞られた二次燃焼室を形成し
、二次燃焼室の先端開口部に温風吹出管を接続し、温風
吹出管の外周に補助送風管を配置し、両吹出管の間に断
熱空気流路に連通ずる空気流路を形成して温風機を構成
する。
(3)上記(2)の温風機において、補助送風管の先端
に可撓性の延長ダクトを接続する。
に可撓性の延長ダクトを接続する。
(4)上記(1)乃至(3)の温風機において、一次燃
焼装置を本体ケーシング内のF部に配置してその先端の
燃焼ガス吹出口を手向きに間口させ、温風吹出管を本体
ケーシングの下部に配置してその先端温風吹出口を本体
ケーシングの側壁下部の外側方に開口させる。
焼装置を本体ケーシング内のF部に配置してその先端の
燃焼ガス吹出口を手向きに間口させ、温風吹出管を本体
ケーシングの下部に配置してその先端温風吹出口を本体
ケーシングの側壁下部の外側方に開口させる。
(5)上記(1)乃至(4)の温風機において、一次燃
焼室の先端に筒体を介して燃焼ガス吹出口を設け、この
燃焼ガス吹出口の先端部外周に、二次空気流路から燃焼
ガス吹出口側への空気の流入を抑制する環状の空気流抑
制部材を連設している。
焼室の先端に筒体を介して燃焼ガス吹出口を設け、この
燃焼ガス吹出口の先端部外周に、二次空気流路から燃焼
ガス吹出口側への空気の流入を抑制する環状の空気流抑
制部材を連設している。
(6)二次燃焼室の先端に形成された温風吹出口に複数
のmfA吹出管を分岐させて配管する。
のmfA吹出管を分岐させて配管する。
(作 用)
上記の構成により、燃料が一次燃焼装置により−・次燃
焼して燃焼ガスとなり、次いで二次燃焼室で二次空気を
取入れて二次燃焼し、この二次燃焼により完全燃焼し、
煙やCOおよびNOx等の有毒成分の発生が防止され、
また、完全燃焼した高4空気が二次空気用の送風機から
の空気を介して温風吹出口から勢いよく吹出され、効率
のよい暖房が行われる。
焼して燃焼ガスとなり、次いで二次燃焼室で二次空気を
取入れて二次燃焼し、この二次燃焼により完全燃焼し、
煙やCOおよびNOx等の有毒成分の発生が防止され、
また、完全燃焼した高4空気が二次空気用の送風機から
の空気を介して温風吹出口から勢いよく吹出され、効率
のよい暖房が行われる。
また、上記二次燃焼時に、中筒のまわりに形成された断
熱空気流路により二次燃焼室内の熱が本体ケーシングの
外部に放熱することが防止され、補助送風管の先端に可
撓性延長ダクトを接続することにより温風の吹出し範囲
が拡大され、さらに、−火燃焼装置の温風吹出口から下
向きに燃焼ガスを吹出し、本体ケーシングの下部から外
側方に温風を吹出すことにより室内が下部から暖房され
、−火燃焼装置の燃焼ガス吹出口に環状の空気流抑制部
材を連設しておくことにより二次空気が一次燃焼装置内
に逆流することが確実に防IFされ、・一次燃焼後の燃
焼ガスが効率よく二次燃焼つまり完全燃焼され、二次燃
焼室の先端開口部に複数本の温風吹出管を分岐配管する
ことにより温風が複数方向が吹出される。そして、燃焼
効率ならびに暖房効率がざらに畠められ、密封された広
い室内であっても安全に、かつ、効率よく暖房される。
熱空気流路により二次燃焼室内の熱が本体ケーシングの
外部に放熱することが防止され、補助送風管の先端に可
撓性延長ダクトを接続することにより温風の吹出し範囲
が拡大され、さらに、−火燃焼装置の温風吹出口から下
向きに燃焼ガスを吹出し、本体ケーシングの下部から外
側方に温風を吹出すことにより室内が下部から暖房され
、−火燃焼装置の燃焼ガス吹出口に環状の空気流抑制部
材を連設しておくことにより二次空気が一次燃焼装置内
に逆流することが確実に防IFされ、・一次燃焼後の燃
焼ガスが効率よく二次燃焼つまり完全燃焼され、二次燃
焼室の先端開口部に複数本の温風吹出管を分岐配管する
ことにより温風が複数方向が吹出される。そして、燃焼
効率ならびに暖房効率がざらに畠められ、密封された広
い室内であっても安全に、かつ、効率よく暖房される。
第1図において、1は温風機の本体ケーシング、2は中
筒、3は一次燃焼装置を示す。本体ケーシング1は上端
が開口した箱状に形成され、その下部の左右両側壁に一
対の開口部12が設けられている。底部には必要に応じ
て複数個の移動用車輪が設けられる。中n2は上部21
が円筒状で、下部22が)窄まりのほぼ内錐状に絞られ
、この中筒2が複数個の間隔保持具(図示省略)を介し
て本体ケーシング1内に配置され、本体ケーシング1の
内面と中筒1の外周との間に断熱空気流路11が形成さ
れている。
筒、3は一次燃焼装置を示す。本体ケーシング1は上端
が開口した箱状に形成され、その下部の左右両側壁に一
対の開口部12が設けられている。底部には必要に応じ
て複数個の移動用車輪が設けられる。中n2は上部21
が円筒状で、下部22が)窄まりのほぼ内錐状に絞られ
、この中筒2が複数個の間隔保持具(図示省略)を介し
て本体ケーシング1内に配置され、本体ケーシング1の
内面と中筒1の外周との間に断熱空気流路11が形成さ
れている。
中筒2内の上部中心には一次燃焼装置3がその先端の燃
焼ガス吹出口31を下向きにした状態で複数個の間隔保
持具(図示省略)を介して配置され、この一次燃焼装@
3の外周と中筒2の内向との間に二次空気流路23が形
成され、燃焼ガス吹出口31の下部で中筒2のF部内錐
状部22の内部に二次燃焼室24が形成されている。
焼ガス吹出口31を下向きにした状態で複数個の間隔保
持具(図示省略)を介して配置され、この一次燃焼装@
3の外周と中筒2の内向との間に二次空気流路23が形
成され、燃焼ガス吹出口31の下部で中筒2のF部内錐
状部22の内部に二次燃焼室24が形成されている。
二次燃焼室24の上端開口部25は角筒状に形成され、
これにそのほぼ1/2断面の角筒状に形成された一対の
温風吹出管26が左右に分岐するように接続され、各温
風吹出管26の先端が上記本体ケーシング1の開口部1
2から外方に突出するように配管され、その先端に温風
吹出口27が形成されている。上記各開口部12の外側
にはそれぞれ温風吹出管26を包囲する配置で補助送風
管13が配管され、温風吹出管26の外周と補助送風管
13の内面との間に上記断熱空気流路11に連通ずる環
状の補助送風路14が形成され、その先端に補助送風口
15が形成されている。なお、各温風吹出管26の先端
は各補助送風管13の先端よりも内方に位置している。
これにそのほぼ1/2断面の角筒状に形成された一対の
温風吹出管26が左右に分岐するように接続され、各温
風吹出管26の先端が上記本体ケーシング1の開口部1
2から外方に突出するように配管され、その先端に温風
吹出口27が形成されている。上記各開口部12の外側
にはそれぞれ温風吹出管26を包囲する配置で補助送風
管13が配管され、温風吹出管26の外周と補助送風管
13の内面との間に上記断熱空気流路11に連通ずる環
状の補助送風路14が形成され、その先端に補助送風口
15が形成されている。なお、各温風吹出管26の先端
は各補助送風管13の先端よりも内方に位置している。
本体ケーシング1の上端開口部にはガードフレーム51
および複数個の取付は部材52を介して二次空気送風用
の第2送風機5が取付けられ、この送風機5により二次
空気流路23および断熱用空気流路11にそれぞれ空気
を送込むようにしている。
および複数個の取付は部材52を介して二次空気送風用
の第2送風機5が取付けられ、この送風機5により二次
空気流路23および断熱用空気流路11にそれぞれ空気
を送込むようにしている。
一次燃焼装置3には通常、液体燃料噴霧式バーナーが用
いられる。この−火燃焼装置3は上下IJ向に長い筒状
に形成されたバーナー本体31内に、吸水性を有しかつ
耐火断熱性を有する筒状の多孔質体32を収納するとと
もに、その内部に気化室33および一次燃焼装置4を形
成し、これに液体燃料噴霧ノズル42および点火プラグ
43@を何段して構成されている。
いられる。この−火燃焼装置3は上下IJ向に長い筒状
に形成されたバーナー本体31内に、吸水性を有しかつ
耐火断熱性を有する筒状の多孔質体32を収納するとと
もに、その内部に気化室33および一次燃焼装置4を形
成し、これに液体燃料噴霧ノズル42および点火プラグ
43@を何段して構成されている。
上記多孔質体32は通常、耐火断熱れんが等に使用され
いる多孔質セラミックスを素材とし、それを円筒状に成
形し、その成形品をト記バーナー本体31内に収納する
ことにより内部に軸方向に長い一次燃焼134を形成し
、また、この多孔質体32の上部にバーナー本体31の
外部から一次燃焼室34に構過する半径方向の孔を設け
て気化室33を形成する。このように多孔質セラミック
スの成形品により多孔質体32を構成することにより耐
火断熱性に富みかつ吸水性に富むものが得られる。
いる多孔質セラミックスを素材とし、それを円筒状に成
形し、その成形品をト記バーナー本体31内に収納する
ことにより内部に軸方向に長い一次燃焼134を形成し
、また、この多孔質体32の上部にバーナー本体31の
外部から一次燃焼室34に構過する半径方向の孔を設け
て気化室33を形成する。このように多孔質セラミック
スの成形品により多孔質体32を構成することにより耐
火断熱性に富みかつ吸水性に富むものが得られる。
上記多孔質体32の上端すなわち一次燃焼室33の上端
はこれと同一素材からなる多孔質体321と上1311
とにより閉鎖され、下端開口部に筒体35を連設して燃
焼ガス吹出口36が設けられ、この吹出口36の外周に
7ランジ状の空気流抑制部材37が連設されている。空
気流抑制部材37は不法がりのラッパ状に形成してもよ
く、省略してもよい。
はこれと同一素材からなる多孔質体321と上1311
とにより閉鎖され、下端開口部に筒体35を連設して燃
焼ガス吹出口36が設けられ、この吹出口36の外周に
7ランジ状の空気流抑制部材37が連設されている。空
気流抑制部材37は不法がりのラッパ状に形成してもよ
く、省略してもよい。
上記気化室33の外側開口部には一次空気供給用の送風
管41の先端が接続され、この送風管41の後端が上記
中筒2および本体ケーシング1を貫通して外部に配管さ
れるとともに、その後端に一次空気送141源としての
第1送風1114が接続されている。第1送風管41の
先端付近の内部にはいわゆるフレームホルダー(図示省
略)を介してF記気化室33の内周壁および一次燃焼室
33の内周壁に向けて液体燃料を噴霧する液体燃料噴霧
ノズル42と、点火プラグ43とが配置されて゛いる。
管41の先端が接続され、この送風管41の後端が上記
中筒2および本体ケーシング1を貫通して外部に配管さ
れるとともに、その後端に一次空気送141源としての
第1送風1114が接続されている。第1送風管41の
先端付近の内部にはいわゆるフレームホルダー(図示省
略)を介してF記気化室33の内周壁および一次燃焼室
33の内周壁に向けて液体燃料を噴霧する液体燃料噴霧
ノズル42と、点火プラグ43とが配置されて゛いる。
上記のように構成した温)虱機は、たとえば第2図に示
すようにビニルハウス6内の中央部に配置し、第1送J
fi I!14の空気吸込み口に吸気管44を接続し、
その供給管44の先端吸気口をビニルハウス6の外部に
開口させる。また、各補助送風管13の先端にそれぞれ
間隔保持具71により適当な隙間72を明けてビニルダ
クト等のnT 1i性延長ダクト7の基端部を接続する
。なお、各ダクト7の先端開口部はその中間および基端
部よりも僅かに小径になるように絞られている。また、
各ダクト7の中閤部にはこのダクト7よりも小径の複数
本の枝ダクト73が分岐接続され、各校ダクト73の先
端開口部もその中間および基端部よりもさらに小径にな
るように絞られている。
すようにビニルハウス6内の中央部に配置し、第1送J
fi I!14の空気吸込み口に吸気管44を接続し、
その供給管44の先端吸気口をビニルハウス6の外部に
開口させる。また、各補助送風管13の先端にそれぞれ
間隔保持具71により適当な隙間72を明けてビニルダ
クト等のnT 1i性延長ダクト7の基端部を接続する
。なお、各ダクト7の先端開口部はその中間および基端
部よりも僅かに小径になるように絞られている。また、
各ダクト7の中閤部にはこのダクト7よりも小径の複数
本の枝ダクト73が分岐接続され、各校ダクト73の先
端開口部もその中間および基端部よりもさらに小径にな
るように絞られている。
ここで、第2送風機5を駆動すると、この送風I!15
からの送風の大部分が中筒2の上端開口部から二次空気
流路23を経て二次燃焼室24に送込まれ、左右のm風
吹出管26に分岐された後、各延長ダクト7内に送風さ
れる。また、上記送風の一部は断熱空気流路11に送込
まれ、左右の補助送風管13に分岐された後、上記各延
長ダクト7内に送風される。このとき各ダクト7および
これより分岐した各校ダクト73の先端がそれぞれ小径
に絞られているので、上配送凰によって、萎んでいた各
ダクト7および各枝ダクト73がそれぞれ筒状に脹まさ
れながら、それらの先端からビニルハウス6内に上記空
気が吹出される。
からの送風の大部分が中筒2の上端開口部から二次空気
流路23を経て二次燃焼室24に送込まれ、左右のm風
吹出管26に分岐された後、各延長ダクト7内に送風さ
れる。また、上記送風の一部は断熱空気流路11に送込
まれ、左右の補助送風管13に分岐された後、上記各延
長ダクト7内に送風される。このとき各ダクト7および
これより分岐した各校ダクト73の先端がそれぞれ小径
に絞られているので、上配送凰によって、萎んでいた各
ダクト7および各枝ダクト73がそれぞれ筒状に脹まさ
れながら、それらの先端からビニルハウス6内に上記空
気が吹出される。
一方、第1送風機4を駆動し、ビニルハウス6の室外か
ら一次空気を取入れ、その一次空気を第1送肩機4から
送風管41を経て気化室33に供給しながら、図外の燃
料タンク内の液体燃料を燃料ポンプ等を介して液体燃料
噴霧ノズル42から気化室33に噴霧させ、その噴霧燃
料に点火プラグ33により点火する。なお、通常の運転
開始時には第1.第2の送風!114.5を駆動し、あ
る程度の時間が経過復に上記燃料の噴霧および点火が行
われる。
ら一次空気を取入れ、その一次空気を第1送肩機4から
送風管41を経て気化室33に供給しながら、図外の燃
料タンク内の液体燃料を燃料ポンプ等を介して液体燃料
噴霧ノズル42から気化室33に噴霧させ、その噴霧燃
料に点火プラグ33により点火する。なお、通常の運転
開始時には第1.第2の送風!114.5を駆動し、あ
る程度の時間が経過復に上記燃料の噴霧および点火が行
われる。
上記液体燃料はノズル先端からある角度(たとえば60
0)をもって噴霧され、その一部が点火ブシグ43によ
り点火され、第1送風機4から供給される一次空気を取
入れて気化室33内および−・火爆焼室34内で一次燃
焼し、その残りの未燃焼の噴7J燃料はト記気化室33
のまわりおよび一次燃焼室34のまわりの多孔質体内壁
面から多孔質体32内に含浸される。
0)をもって噴霧され、その一部が点火ブシグ43によ
り点火され、第1送風機4から供給される一次空気を取
入れて気化室33内および−・火爆焼室34内で一次燃
焼し、その残りの未燃焼の噴7J燃料はト記気化室33
のまわりおよび一次燃焼室34のまわりの多孔質体内壁
面から多孔質体32内に含浸される。
そして、上記−火爆焼により発生した火炎および燃焼ガ
スは、第1送1*la4から供給される一次空気によっ
て破線矢印に示すように・−火爆焼室34の下方に導か
れ、燃焼ガス吹出口36から二次燃焼室24に吹出され
る。この間にまわりの多孔質体32が加熱され、この加
熱によって上記多孔質体32に含浸されていた未燃焼の
噴霧燃料が、多孔質体32内で順次気化され、その気化
ガスがこれに後続する含浸燃料および気化ガスに押され
て順次−火爆焼室24側に導かれる。このとき−火爆焼
室24内が先に一次燃焼されている一次燃焼ガスの通過
により負圧となっているので、上記気化ガスが一次燃焼
室24内に順次放出され、その後、−火爆焼室24内で
上記一次燃焼ガスにより着火されて一次燃焼され、燃焼
ガス吹出口36から吹出される。
スは、第1送1*la4から供給される一次空気によっ
て破線矢印に示すように・−火爆焼室34の下方に導か
れ、燃焼ガス吹出口36から二次燃焼室24に吹出され
る。この間にまわりの多孔質体32が加熱され、この加
熱によって上記多孔質体32に含浸されていた未燃焼の
噴霧燃料が、多孔質体32内で順次気化され、その気化
ガスがこれに後続する含浸燃料および気化ガスに押され
て順次−火爆焼室24側に導かれる。このとき−火爆焼
室24内が先に一次燃焼されている一次燃焼ガスの通過
により負圧となっているので、上記気化ガスが一次燃焼
室24内に順次放出され、その後、−火爆焼室24内で
上記一次燃焼ガスにより着火されて一次燃焼され、燃焼
ガス吹出口36から吹出される。
こうしてノズル42から噴霧された液体燃料が一次燃焼
して高温ガス(一次燃焼ガス)となり、coやNOx等
の有毒成分が非常に少ない状態で上記吹出口36から二
次燃焼室24内に吹出される。
して高温ガス(一次燃焼ガス)となり、coやNOx等
の有毒成分が非常に少ない状態で上記吹出口36から二
次燃焼室24内に吹出される。
次いで、二次燃焼室24内において、上記燃焼ガス吹出
口36から吹出された一次燃焼ガスがF2第2送風ta
bにより送込まれた二次空気によって二次燃焼すなわち
完全燃焼し、さらに高温のガスとなり、この高温ガスが
上記第2送ff1機5から送込まれる風(二次空気)に
乗り、その二次空気に熱交換されて高温の温風となる。
口36から吹出された一次燃焼ガスがF2第2送風ta
bにより送込まれた二次空気によって二次燃焼すなわち
完全燃焼し、さらに高温のガスとなり、この高温ガスが
上記第2送ff1機5から送込まれる風(二次空気)に
乗り、その二次空気に熱交換されて高温の温風となる。
そして、この温風が各温風吹出管26に分配され、各温
風吹出口27から上記各ダクト7内に送出され、ざらに
、各ダクト7から各枝ダクト73に分配され、これらの
ダクト7および73の先端からビニルハウス6内に送出
され、ハウス6内がIII房される。
風吹出口27から上記各ダクト7内に送出され、ざらに
、各ダクト7から各枝ダクト73に分配され、これらの
ダクト7および73の先端からビニルハウス6内に送出
され、ハウス6内がIII房される。
この暖房運転時において、第1送1!41機4により室
外から新鮮な一次空気を取入れて一次燃焼装置3に供給
することにより、ノズル42から噴霧された液体燃料は
一次燃焼装置3内で効率よく一次燃焼され、瞬時に高温
ガスとなり、その後、ざらさに二次燃焼室24内で二次
空気を取入れて二次燃焼することになる。しかも、この
二次燃焼時には第2送風機5により室内の暖まった空気
を二次空気として取入れることにより、熱効率が向上さ
れ、これにより二次燃焼室24内での燃焼効率が高めら
れて完全燃焼し、COやNOx等の有毒成分が消失され
、匂いも無くなる。したがって、煙突を設ける必要はな
く、温風機全体を小形化でき、コストダウンが可能とな
る。
外から新鮮な一次空気を取入れて一次燃焼装置3に供給
することにより、ノズル42から噴霧された液体燃料は
一次燃焼装置3内で効率よく一次燃焼され、瞬時に高温
ガスとなり、その後、ざらさに二次燃焼室24内で二次
空気を取入れて二次燃焼することになる。しかも、この
二次燃焼時には第2送風機5により室内の暖まった空気
を二次空気として取入れることにより、熱効率が向上さ
れ、これにより二次燃焼室24内での燃焼効率が高めら
れて完全燃焼し、COやNOx等の有毒成分が消失され
、匂いも無くなる。したがって、煙突を設ける必要はな
く、温風機全体を小形化でき、コストダウンが可能とな
る。
なお、二次燃焼室24のまわりの断熱空間(空気流路)
11は省略してもよいが、回倒のように二次燃焼室24
のまわりに断熱空間(空気流路)11を形成しておくこ
とにより、二次燃焼室24内の熱が直接本体ケーシング
1の外部に放熱されることも防止され、二次燃焼全24
内での燃焼効率が大幅に向上される。
11は省略してもよいが、回倒のように二次燃焼室24
のまわりに断熱空間(空気流路)11を形成しておくこ
とにより、二次燃焼室24内の熱が直接本体ケーシング
1の外部に放熱されることも防止され、二次燃焼全24
内での燃焼効率が大幅に向上される。
また、第1図に示すように燃焼ガス吹出口36のまわり
に空気流抑制部材37を設けておくことにより、第2送
lN115から送風された二次空気が一旦この部$13
7に当り、部材37の外周から上記吹出口36のF方に
回り込むようにして二次燃焼室24内に送込まれる。こ
のとき部材37の下部が負圧になっているので、二次空
気が燃焼ガスの先端側に導かれて接触し、二次燃焼する
。これによって二次空気が燃焼ガス吹出口36から一次
燃焼室34内に逆流することが確実に防止され、上記の
二次燃焼が確実に行われ、燃焼効率がさらに高められる
。
に空気流抑制部材37を設けておくことにより、第2送
lN115から送風された二次空気が一旦この部$13
7に当り、部材37の外周から上記吹出口36のF方に
回り込むようにして二次燃焼室24内に送込まれる。こ
のとき部材37の下部が負圧になっているので、二次空
気が燃焼ガスの先端側に導かれて接触し、二次燃焼する
。これによって二次空気が燃焼ガス吹出口36から一次
燃焼室34内に逆流することが確実に防止され、上記の
二次燃焼が確実に行われ、燃焼効率がさらに高められる
。
さらに、二次燃焼室24内で完全燃焼した高温ガスを高
温の温風として各温風吹出管26に送出する際、第2送
風機5の送風力を利用しており、しかも、二次燃焼室2
4の下部を)窄まりに絞っであるので、送14機5から
の送風が失速することはなり、十−記のように高温の温
風状態で所定の風量および風圧をもって各温風吹田管2
6の先端から勢いよく送出される。このときの風量およ
び風圧は各送風機4.5の吉凶および回転数等によって
決まるものであり、かつ、温風機の大きさ、暖房容積笠
に応じて任意に設定および調整できる。
温の温風として各温風吹出管26に送出する際、第2送
風機5の送風力を利用しており、しかも、二次燃焼室2
4の下部を)窄まりに絞っであるので、送14機5から
の送風が失速することはなり、十−記のように高温の温
風状態で所定の風量および風圧をもって各温風吹田管2
6の先端から勢いよく送出される。このときの風量およ
び風圧は各送風機4.5の吉凶および回転数等によって
決まるものであり、かつ、温風機の大きさ、暖房容積笠
に応じて任意に設定および調整できる。
次に、上記高温の温風は各温風吹出管26の先端の温風
吹出口27から各延長ダクト7の中心に吹出されるよう
になっており、しかも、各延長ダクト7の基端部が各温
風吹田管26の外側に設置プだ補助送風管13の先端に
接続され、かつ、上記断熱空気流路11に流入された補
助空気が、各4風吹出管26のまわりに形成された流路
14を経て上記N Jiのまわりに吹出されるようにな
っているので、延長ダクト7が1記温風によって焼は付
くおそれはない。そして、上記?X温の温風が上記補助
空気を伴って各ダクト7および各校ダクト73に分配さ
れ、これらのダクト7および73の先端からビニルハウ
ス6内の数箇所に送出されることにより、ハウス6内が
隅々まで効率よく暖房される。
吹出口27から各延長ダクト7の中心に吹出されるよう
になっており、しかも、各延長ダクト7の基端部が各温
風吹田管26の外側に設置プだ補助送風管13の先端に
接続され、かつ、上記断熱空気流路11に流入された補
助空気が、各4風吹出管26のまわりに形成された流路
14を経て上記N Jiのまわりに吹出されるようにな
っているので、延長ダクト7が1記温風によって焼は付
くおそれはない。そして、上記?X温の温風が上記補助
空気を伴って各ダクト7および各校ダクト73に分配さ
れ、これらのダクト7および73の先端からビニルハウ
ス6内の数箇所に送出されることにより、ハウス6内が
隅々まで効率よく暖房される。
また、各延長ダクト7の取付部に隙間72を設けておけ
ば、ダクト7.73の折れ曲がりや閉鎖等のトラブルが
発生して温風の吹出し抵抗が大きくなった場合、この隙
間から温風が逃げることになり、温風が一次燃焼装置3
側に逆流することが確実に防止され、安全性がさらに高
められる。なお、上記隙間72を設ける代りに安全弁を
設けてもよい。
ば、ダクト7.73の折れ曲がりや閉鎖等のトラブルが
発生して温風の吹出し抵抗が大きくなった場合、この隙
間から温風が逃げることになり、温風が一次燃焼装置3
側に逆流することが確実に防止され、安全性がさらに高
められる。なお、上記隙間72を設ける代りに安全弁を
設けてもよい。
ところで、本発明は上記実施例に限らず、次のように構
成してもよい。
成してもよい。
上記実施例では、−火爆焼装置3の多孔質体32を円筒
状の成形品により構成しているが、その成形品を軸方向
もしくは径方向に複数個に分割成形したものを組合わせ
て円筒状に形成してもよい。
状の成形品により構成しているが、その成形品を軸方向
もしくは径方向に複数個に分割成形したものを組合わせ
て円筒状に形成してもよい。
第5図、第6図は一次燃焼装置3の別の実施例を示すも
のであり、この実施例では多孔質体32および321に
多数の軸方向の孔322および径方向の孔323を互い
に連通させた状態で、かつ、気化室33および一次燃焼
室34に連通させて設けている。この場合、多孔質体3
2を軸方向あるいは径方向に複数に分割して成形するこ
とにより、上記多孔322.323の加工が容易となる
。また、必要に応じて周方向の孔もしくは溝を設ける。
のであり、この実施例では多孔質体32および321に
多数の軸方向の孔322および径方向の孔323を互い
に連通させた状態で、かつ、気化室33および一次燃焼
室34に連通させて設けている。この場合、多孔質体3
2を軸方向あるいは径方向に複数に分割して成形するこ
とにより、上記多孔322.323の加工が容易となる
。また、必要に応じて周方向の孔もしくは溝を設ける。
図中、38は耐火断熱材を示し、たとえば断熱ウール等
が用いられる。
が用いられる。
この−火爆焼装置を用いると、第1送@Ia4から送風
管41を経て気化室33に供給れさた一次空気が、気化
室33から一次燃焼室34に導かれるとともに、その一
部が多孔322,323を経て一次燃焼室34に導かれ
る。この状態でノズル42から燃料を噴霧し点火プラグ
43により点火すれば、前述した作用によりその噴霧燃
料の一部が気化v33J5よび一次燃焼室34内で一次
燃焼する一方、多孔質体32に含浸された燃料が、多孔
質体32の加熱に伴って気化するとともに、その気化ガ
スが上記多孔322.323を経て一次燃焼室34に導
かれ、これらの孔を通過する際に各孔内で一次空気に接
触して直ちに一次燃焼し、その燃焼ガスが一次燃焼室3
4に導かれる。
管41を経て気化室33に供給れさた一次空気が、気化
室33から一次燃焼室34に導かれるとともに、その一
部が多孔322,323を経て一次燃焼室34に導かれ
る。この状態でノズル42から燃料を噴霧し点火プラグ
43により点火すれば、前述した作用によりその噴霧燃
料の一部が気化v33J5よび一次燃焼室34内で一次
燃焼する一方、多孔質体32に含浸された燃料が、多孔
質体32の加熱に伴って気化するとともに、その気化ガ
スが上記多孔322.323を経て一次燃焼室34に導
かれ、これらの孔を通過する際に各孔内で一次空気に接
触して直ちに一次燃焼し、その燃焼ガスが一次燃焼室3
4に導かれる。
これにより多孔質体32内部における含浸燃料の気化効
率ならびに燃焼効率が高められ、上記燃料が完全燃焼に
近い状態で一次燃焼され、瞬時にガス化される。このた
め燃焼ガス吹出口36からは火炎は非常に小さく、はぼ
零となり、高温ガスのみが噴射される。これに伴って、
その後の二次燃焼室24内での二次燃焼も効率よく行わ
れ、上記有毒成分の発生ならびに匂いの発生を実質的に
零にでき、安全性をざらに向上できることになる。
率ならびに燃焼効率が高められ、上記燃料が完全燃焼に
近い状態で一次燃焼され、瞬時にガス化される。このた
め燃焼ガス吹出口36からは火炎は非常に小さく、はぼ
零となり、高温ガスのみが噴射される。これに伴って、
その後の二次燃焼室24内での二次燃焼も効率よく行わ
れ、上記有毒成分の発生ならびに匂いの発生を実質的に
零にでき、安全性をざらに向上できることになる。
なお、上記多孔質体32および321は必ずしも成形品
とする必要はなく、耐火断熱素材によりほぼ球状(完全
な球状である必要はない)に成形した多数の多孔質粒体
を保持筒状に配置して上記と同様の気化室33および一
次燃焼室34を形成してもよい。この場合、各多孔質粒
体同志を8着材等により結合し、あるいはその内部に筒
体を配置して気化室および一次燃焼室を形成する。この
ように多数の多孔質粒体を集めて上記多孔質体32およ
び321と同様の多孔質体を形成すれば、各粒体聞の隙
間が、F配孔322,323と同様の機能を発揮し、燃
焼効率が高められる。
とする必要はなく、耐火断熱素材によりほぼ球状(完全
な球状である必要はない)に成形した多数の多孔質粒体
を保持筒状に配置して上記と同様の気化室33および一
次燃焼室34を形成してもよい。この場合、各多孔質粒
体同志を8着材等により結合し、あるいはその内部に筒
体を配置して気化室および一次燃焼室を形成する。この
ように多数の多孔質粒体を集めて上記多孔質体32およ
び321と同様の多孔質体を形成すれば、各粒体聞の隙
間が、F配孔322,323と同様の機能を発揮し、燃
焼効率が高められる。
図面では濡凰機を、−火爆焼ガスおよび温風を下向きに
吹出す竪置形に形成しているが、上向きに吹出すように
してもよく、水平方向に吹出す横置形としてもよい。
吹出す竪置形に形成しているが、上向きに吹出すように
してもよく、水平方向に吹出す横置形としてもよい。
また、上記実施例では温風吹出管26を二股に分岐配管
しているが、温風を三方以上に吹出すようにしてもよく
、一方向にだけ吹出すようにしてもよい。
しているが、温風を三方以上に吹出すようにしてもよく
、一方向にだけ吹出すようにしてもよい。
以上のように本発明によれば、次のような効果がある。
(1)燃料を一次燃焼装置により一次燃焼した後、二次
燃焼室で二次燃焼させ、段階的に燃焼させるようにして
いるので、燃焼効率を高めて完全燃焼させることができ
、煙やCOおよびNOx等の右毒成分の発生を防止でき
、安全性を向上できる。
燃焼室で二次燃焼させ、段階的に燃焼させるようにして
いるので、燃焼効率を高めて完全燃焼させることができ
、煙やCOおよびNOx等の右毒成分の発生を防止でき
、安全性を向上できる。
また、完全燃焼した^温空気を二次空気用の送風機から
の空気を利用してIJfi吹出口から勢いよく吹出すこ
とができ、暖房効率を高めることができる。しかも、従
来のようなボイラー状の釜や煙突を設ける必要がなく、
m態様全体を小形化でき、コストダウンを図ることがで
きる。
の空気を利用してIJfi吹出口から勢いよく吹出すこ
とができ、暖房効率を高めることができる。しかも、従
来のようなボイラー状の釜や煙突を設ける必要がなく、
m態様全体を小形化でき、コストダウンを図ることがで
きる。
(2)請求項2のように二次燃焼室のまわりに断熱空気
流路を設けることにより、二次燃焼時に、二次燃焼室内
の熱が本体ケーシングの外部に放熱することを防止でき
、燃焼効率をさらに高めることができる。
流路を設けることにより、二次燃焼時に、二次燃焼室内
の熱が本体ケーシングの外部に放熱することを防止でき
、燃焼効率をさらに高めることができる。
(3)請求項3のように補助送風管の先端に可撓性延長
ダクトを接続することにより温風の吹出し範囲を拡大で
き、広い室内であっても短時間で効率よく暖房できる。
ダクトを接続することにより温風の吹出し範囲を拡大で
き、広い室内であっても短時間で効率よく暖房できる。
(4)請求項4のように一次燃焼装置の温風吹出口から
下向きに燃焼ガスを吹出し、本体ケーシングの下部から
外側方に温風を吹出すことにより室内を下部から暖房で
き、暖房効率を高めることができる。
下向きに燃焼ガスを吹出し、本体ケーシングの下部から
外側方に温風を吹出すことにより室内を下部から暖房で
き、暖房効率を高めることができる。
(5)請求項5のように一次燃焼装置の燃焼ガス吹出口
に環状の空気流抑制部材を連設しておくことにより二次
空気が一次燃焼装置内に逆流することを確実に防止でき
、−火爆焼侵の燃焼ガスをさらに効率よく二次燃焼つま
り完全燃焼させることができる。
に環状の空気流抑制部材を連設しておくことにより二次
空気が一次燃焼装置内に逆流することを確実に防止でき
、−火爆焼侵の燃焼ガスをさらに効率よく二次燃焼つま
り完全燃焼させることができる。
(6)請求項6のように二次燃焼室の先端開口部に複数
本の温風吹出管を分岐配管して、温風を複数方向に吹出
すことにより、温風の循環効率ならびに室内の暖房効率
をざらに高めることができる。
本の温風吹出管を分岐配管して、温風を複数方向に吹出
すことにより、温風の循環効率ならびに室内の暖房効率
をざらに高めることができる。
第1図は本発明の実施例を示す断面図、第2図はその側
面図、第3図は使用状態を尽す概略平面図、第4図は一
次燃焼装置の別の実施例を示す断面図、第5図は第4図
のV〜V線断面図である。 1・・・温風機の本体ケーシング、2・・・中筒、3・
・・−・火燃焼装置、4・・・第1送風機、5・・・第
2送風機、6・・・ビニルハウス、7・・・延長ダクト
、11・・・二次空気流路、13・・・補助送風管、1
4・・・補助送風路、23・・・二次空気流路、24・
・・二次燃焼室、26・・・温風吹出管、31・・・−
火燃焼装置のバーナー本体、32・・・多孔質体、33
・・・気化室、34・・・−火爆焼室、35・・・筒体
、36・・・燃焼ガス吹出口、42・・・液体燃料噴霧
ノズル、43・・・点火プラグ。 第 2 図 特許出願人 上#IS咋男代 理 人
弁理士 小谷悦司同 弁理士
長1)1 同 弁理士 伊藤孝人 第 図 第 図 3ンl
面図、第3図は使用状態を尽す概略平面図、第4図は一
次燃焼装置の別の実施例を示す断面図、第5図は第4図
のV〜V線断面図である。 1・・・温風機の本体ケーシング、2・・・中筒、3・
・・−・火燃焼装置、4・・・第1送風機、5・・・第
2送風機、6・・・ビニルハウス、7・・・延長ダクト
、11・・・二次空気流路、13・・・補助送風管、1
4・・・補助送風路、23・・・二次空気流路、24・
・・二次燃焼室、26・・・温風吹出管、31・・・−
火燃焼装置のバーナー本体、32・・・多孔質体、33
・・・気化室、34・・・−火爆焼室、35・・・筒体
、36・・・燃焼ガス吹出口、42・・・液体燃料噴霧
ノズル、43・・・点火プラグ。 第 2 図 特許出願人 上#IS咋男代 理 人
弁理士 小谷悦司同 弁理士
長1)1 同 弁理士 伊藤孝人 第 図 第 図 3ンl
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、本体ケーシング内に一次燃焼装置を配置してこの燃
焼装置外周に二次空気流路を形成し、二次空気流路に空
気を供給する送風機を設け、一次燃焼装置の先端に設け
られた燃焼ガス吹出口の前方部に、上記二次空気流路に
連通して先窄まりに絞られた二次燃焼室を形成し、二次
燃焼室の先端開口部に温風吹出管を接続してなることを
特徴とする温風機。 2、本体ケーシング内に中筒を配置して本体ケーシング
内面と中筒外周との間に断熱空気流路を形成し、中筒内
に一次燃焼装置を配置してこの燃焼装置外周と中筒内面
との間に二次空気流路を形成し、上記各空気流路に空気
を供給する送風機を設け、上記中筒内で一次燃焼装置の
先端に設けられた燃焼ガス吹出口の前方部に、二次空気
流路に連通して先窄まりに絞られた二次燃焼室を形成し
、二次燃焼室の先端開口部に温風吹出管を接続し、温風
吹出管の外周に補助送風管を配置して両管の間に断熱空
気流路に連通する送風路を形成していることを特徴とす
る温風機。 3、補助送風管の先端に可撓性の延長ダクトを接続して
いることを特徴とする請求項2記載の温風機。 4、一次燃焼装置を本体ケーシング内の上部に配置して
その先端の燃焼ガス吹出口を下向きに開口させ、温風吹
出管を本体ケーシングの下部に配置してその先端温風吹
出口を本体ケーシングの側壁下部の外側方に開口させて
いることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の
温風機。 5、一次燃焼室の先端に筒体を介して燃焼ガス吹出口を
設け、この燃焼ガス吹出口の先端部外周に、二次空気流
路から燃焼ガス吹出口側への空気の流入を抑制する環状
の空気流抑制部材を連設したことを特徴とする請求項1
乃至4のいずれかに記載の温風機。 6、二次燃焼室の先端に形成された温風吹出口に複数の
温風吹出管を分岐させて配管していることを特徴とする
請求項1乃至5のいずれかに記載の温風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25444588A JPH02101308A (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 温風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25444588A JPH02101308A (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 温風機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02101308A true JPH02101308A (ja) | 1990-04-13 |
Family
ID=17265105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25444588A Pending JPH02101308A (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 温風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02101308A (ja) |
-
1988
- 1988-10-07 JP JP25444588A patent/JPH02101308A/ja active Pending
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