JPH02101040A - 金属石けんの可溶化組成物 - Google Patents

金属石けんの可溶化組成物

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JPH02101040A
JPH02101040A JP25163088A JP25163088A JPH02101040A JP H02101040 A JPH02101040 A JP H02101040A JP 25163088 A JP25163088 A JP 25163088A JP 25163088 A JP25163088 A JP 25163088A JP H02101040 A JPH02101040 A JP H02101040A
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JP
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metal
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solubilized
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JP25163088A
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Kazunori Shioiri
一令 塩入
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KIYOUEISHIYA YUSHI KAGAKU KOGYO KK
Kyoeisha Chemical Co Ltd
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KIYOUEISHIYA YUSHI KAGAKU KOGYO KK
Kyoeisha Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は金属石けんの可溶化組成物に関する。
[従来の技術] 従来より金属石けんは種々の分野で使用されている。例
えば塗料工業では顔料の沈澱防止剤、粘度調整剤、チク
ソトリビー付与剤、顔料の吸油性低下剤として使用され
ている。又潤滑剤工業ではグリース増稠剤、極圧潤滑剤
、スラッジ形成防止剤、ガム生成防止剤として使用され
ている。更に塩化ビニル樹脂の成形加工時の熱及び紫外
線に対する安定剤として使用されている。又近年はウレ
タン樹脂の成形加工時における離型剤としても使用され
ている。
前述した何れの分野における用途においても金属石けん
は粉状のまま使用媒体中に分散させて用いるか、膨潤さ
せて使用している。これらの用途において金属石けんの
機能を充分に発揮させるためには対象媒体中に金属石け
んを単分子状態で存在させるのが好ましいことは明らか
である。
このため金属石けんを可溶化するための種々の提案がな
されて来た。例えば特開昭58−15593号には金属
石けんにエポキシ化された植物油例えばエポキシ化大豆
油を加えることが提案されており、特開昭63−727
57号には金属石けんとN、N、N’−1−リス(2−
ヒドロキシプロピル)エチレンジアミンを加えることが
提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこれらの方法もしくはこれによって得られ
る金属石けん含有組成物は、使用する金属石けんの種類
によって効果が異なったり、或は全く効果がないことが
あることが判った。
例えば加温時には透明液状であるが常温に於て、又は常
温で貯蔵したとき金属石けんの結晶が析出し、不透明で
高粘度粘稠状になったり、はなはだしい場合には常温で
不透明な固体になることすらある。
従って本発明の目的は常温でも金属石けんを高濃度で可
溶化し、流動性ある透明な液状の金属石けんの可溶化組
成物を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は分子中に第3級アミノ基及びリン酸基を含有す
る化合物を50〜95重量部、金属石けんを50〜5重
量部混合してなる金属石けんの可溶化組成物にある。
本発明組成物で使用しつる金属石けんは従来より各分野
で使用されている公知のものであり、特に限定されるも
のではないが、例えばカプロン酸、カプリル酸、カプリ
ン酸、ラウリル酸、ミリスチン酸、バルミチン酸、ステ
アリン酸、オレイン酸、ワシルイン酸、ヒドロキシステ
アリン酸、酪酸の如き脂肪族カルボン酸、更にはナフテ
ン酸、安息香酸、アビエチン酸、シクロヘキサンカルボ
ン酸の如き環式カルボン酸の、バリウム、カルシウム、
カドミウム、コバルト、鉄、マグネシウム、鉛、亜鉛、
リチウム、アルミニウム等の塩を挙げることができる。
本発明によれば上述した各種金属石けんに対し、分子中
に第3級アミノ基及びリン酸基を含有する化合物(以後
これを化溶化剤と称することもある)を加える。
上述した化溶化剤を作るに当って使用しつる第3級アミ
ン基を含有する化合物としては下記化合物を例示できる
(A)モノアルカノール第3級アミン化合物=(1)N
、N−ジメチルエタノールアミン、及びNN−ジメチル
エタノールアミンのエチレンオキサイド、プロピレンオ
キサイド又はブチレンオキサイド(1〜5モル)付加物
(2)N、N−ジエチルエタノールアミン、及びN、N
−ジエチルエタノールアミンのエチレンオキサイド、プ
ロピレンオキサイド又はブチレンオキサイド(1〜5モ
ル)付加物。
(3)N、N−ジブチルエタノールアミン、及びNN−
ジブチルエタノールアミンのエチレンオキサイド、プロ
ピレンオキサイド又はブチレンオキサイド(1〜5モル
)付加物。
(B)ジアルカノール第3級アミン化合物(1)ジェタ
ノールアミンのプロピレンオキサイド又はブチレンオキ
サイドによる3級化物、或いは更にそれらの付加した誘
電体。
(2)ジブロバノールアミンのプロピレンオキサイド又
はブチレンオキサイドによる3級化物、或いは更にそれ
らの付加した誘電体。
(3)N−メチルジェタノールアミンのプロピレンオキ
サイド又はブチレンオキサイドによる付加物〔上記(1
)、(2)、(3)のアルキレンオキサイド付加モル数
は2〜10モルである〕。
(C)アルキルアミン又はジアルキルアミンのエチレン
オキサイド、プロピレンオキサイド及びブチレンオキサ
イドを付加した第3級アミン〔これらのアルキレンオキ
サイド付加モル数は2〜15モルであり、アルキル基は
C8〜C18のアルキル基が好ましい〕 (D)ポリアミン系第3級アミン ジメチルアミノエチルアミン、エチルアミノエチルアミ
ン。ジエチルアミノエチルアミン、1゜2−ジアミノプ
ロパン、1.3−ジアミノプロパン、メチルアミノプロ
ピルアミン、ジメチルアミノプロピルアミン、又はジブ
チルアミノプロビルアミンの活性水素にエチレンオキサ
イド、プロピレンオキサイド又はブチレンオキサイドを
付加することにより第3級アミノ化合物にしたもの〔ア
ルキレンオキサイド付加モル数は2〜15モルである〕
エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレ
ンテトラミン、又はテトラエチレンペンタミンの活性水
素をエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、又は
ブチレンオキサイドを付加することにより第3級アミン
化合物としたもの〔アルキレンオキサイド付加モル数は
1〜15モルである]。
本発明によれば前記(A)〜(D)に例示した第3級ア
ミノ基含有化合物中に含有されるヒドロキシル基をリン
酸化する。分子中にヒドロキシル基を1個含有する化合
物の場合はこれを必ずリン酸化する。また1分子中に2
個以上ヒドロキシル基を含有する化合物については少な
くとも1個は、好ましくは2個以上リン酸化するとよい
。しかしながら存在するヒドロキシル基の全てをリン酸
化することは好ましくはあるが、必須の要件ではない。
上記ヒドロキシル基をリン酸化するに当っては、次の如
〈実施すればよい。
使用しつるリン酸化剤としては五酸化リン、ポリリン酸
、ビロリン酸、オキシ塩化リン、三塩化リンを有効に使
用できるが、特に工業的には五酸化リンを用いると反応
が容易であるので好ましい。
前記第3級アミノ基含有化合物中の水酸基と上記リン酸
化剤とのモル比は2.0〜3゜5対1とするとよく、反
応は60〜80℃で3〜4時間反応させた復水を加えて
残存P−0−P結合を分解して酸性リン酸エステルを得
ることができる。
上述した如くヒドロキシル基をリン酸化したとき、残存
することのあるリン酸の活性水素はアルカリ金属、アル
カリ土類金属又は有機アミンで中和するとよい。しかし
遊離酸の形であってもよい。
上記中和に使用しつるアルカリ金属又はアルカリ土類金
属化合物としてはそれらの水酸化物、炭酸塩がある。又
有機アミンとしては、モノ又はジェタノールアミン、モ
ノ又はジブロバノールアミン、エチレンジアミン、ジエ
チレントリアミン、トリエチレンテロラミン、テトラエ
チルペンタミン、更にはこれらのアルキレンオキサイド
付加物トリエタノールアミン。トリプロパツールアミン
を使用できる。
本発明による組成物においては、使用した金属石けん5
0〜5重量部に対し、前述した化溶化剤を50〜95重
量部、好まし金属石けん50〜30重量部に対して可溶
化剤を50〜70重量部添加して加熱攪拌することによ
って金属石けんは溶解し、常温で透明な状態の液状組成
物を得ることができる。
〔作用] 本発明によれば、金属石けんに対し、本発明による第3
級アミノ基及びリン酸基を含有する化合物、即ち可溶化
剤は、金属石けんをキレート化し、融点を著しく低下さ
せ、金属石けんを透明で安定に保持する作用を有する。
[実施例] 以下に参照例及び実施例を挙げて本発明を説明する。
尚参照例は原料アミンのアルキレンオキサイドの付加反
応及びリン酸化の例を示す。
参考例 1 オートクレーブにN、N−ジメチルエタノールアミン8
9g (1モル)、触媒として水酸化ナトリウム0.2
gを加えて、窒素ガスで置換後内容物を150℃に加熱
し、プロピレノキサイド58g(1モル)を5気圧以下
の圧力で150 N180℃の温度を保ちつつ徐々に加
えた。添加物終了後15ON180℃の温度で30分間
保持して。その後室温まで冷却し、反応系内を再び窒素
ガスで置換し、内容物を取り出した。生成物の全アミン
価は380であった。
次に四ツロフラスコに上記生成物140g(0,95モ
ル)を仕込み、塩化カルシウム管を取り付け、乾燥窒素
気流中で良く攪拌しつつ五酸化リン(P2ss) 43
 g (0,3モル)を60℃の温度で30分間で添加
した。その後60〜70℃で4時間攪拌した。次いで水
6gを加えて加水分解した。
生成物としてN、N−ジメチルエタノールアミン1モル
のプロピレンオキサイド1モル付加物の1モルリン酸エ
ステルが得られた。
参考例 2 参考例1においてN、N−ジメチルエタノールアミンの
代りにラウリルアミン185g(1モル)、プロピレン
オキサイドの替りにエチレンオキサイド88g (2モ
ル)を用い、無触媒で、参考例1と同様にしてエチレン
オキサイド付加反応を行った。
続いて上記生成物270g、五酸化リン85g(0,6
モル)を用いて参考例1と同様にしてリン酸化した。
参考例 3 参考例1において、N、N−ジメチルエタノールアミン
の代りにジエチレントリアミン103g(1モル)を用
い、無触媒でプロピレンオキサイド290g (5モル
)を参考例1と同様にして付加させ、更に触媒としての
水酸化ナトリウム0.2gを加えた後見にプロピレンオ
キサンド290g(5モル)を加えて付加反応を行った
上記生成物200g(0,3モル)及び五酸化リン61
 g (0,43モル)を用いて参考例1と同様にして
リン酸を行った。
参考例 4 参考例1において、N、N−ジメチルエタノールアミン
の代りにエチレンジアミン60g (1モル)を用い、
エチレンオキサイド176g(4モル)を無触媒で参考
例1と同様に付加反応を行った。
続いて上記生成物200g(0,85モル)及び五酸化
リン136 g (0,96モル)を用いて参考例1と
同様にしてリン酸化反応を行い、続いてトリエタノール
アミン60g(0,4モル)を加えてリン酸基を部分中
をした。
参考例 5 参考例1においてN、N−ジメチルエタノールアミンの
代りにN、N−ジブチルアミノプロビルアミン102g
(1モル)、プロピレンオキサイドの代りにブチレンオ
キサイド144g(2モル)を用い、無触媒で、反応温
度220〜230℃にして参考例1と同様にして付加反
応を行った。
続いて上記生成物200 g (0,81モル)及び五
酸化リン86g(0,61モル)を用いて参考例1と同
様にしてリン酸化反応を行い、続いてトリイソプロパツ
ールアミン100 g (0,52モル)を加えてリン
酸基を部分中和をした。
[実施例] 1−a)参考例1で作った可溶化剤(N、N−ジメチル
エタノールアミンのプロピレンオキサイド1モル付加物
の燐酸エステル)60gをビーカーに取り、熱板式マグ
ネテックスターラーを使用して120℃迄加温、攪拌し
た。120〜140℃の温度を保持しながらSZ−20
00(堺化学製湿式複分解法による、ステアリン酸、亜
鉛、融点123℃、金属含有率10.5%)を少しずつ
溶解を確認しながら加えていく、5Z−2000の添加
総量は40gであった。添加後その温度で15分間攪拌
後室温迄徐冷しながら攪拌を継続して透明溶液を得た。
その後この溶液についての効果判定を行った結果を表1
に示す。
1−b)参考例1で作った可溶化剤60gをビーカーに
取り、前記1−a)と同様にしてSA−1500(堺化
学製ステアリン酸アルミニウム、融点140℃、金属含
有率4.0%)40gを溶解させた。この溶液について
の効果判定を行った結果表1に示す。
1−c)参考例1で作った可溶化剤70gをビーカーに
取り170℃迄加温、攪拌した。170〜190℃の温
度を保持しながら5C−100(堺化学製ステアリン酸
カルシウム、融点155℃、金属含有率6.8%)30
gを溶解させた。この効果判定を行った結果を表1に示
す。
実施例 2 2−a)参考例2で作った可溶化剤(N、N−ジヒドロ
キシエチルラウリルアミンの燐酸エステル)を60gビ
ーカーにとりSZ−20004Ogを(1−a)と同様
の操作により可溶化させた。その後この溶液についての
効果判定を行った結果を表1に示す。
2−b)参考例2で作った可溶化剤60gをビーカーに
取り、SA−150040gを(1−a)と同様の操作
により可溶化させた。この溶液についての効果判定を行
った結果を表1に示す。
2−C)参考例2で作った可溶化剤70gをビーカーに
取り、SC−10030gを(1−c)と同様の操作に
より可溶化させた。この溶液についての効果判定を行っ
た結果を表1に示す。
実施例 3 3−a)参考例3で作った可溶化剤(ジエチレン−トリ
ーアミンの5モルプロポキシ付加物の燐酸エステル)を
60gビーカーにとり、SZ−200040gを(1−
a)と同様の操作により可溶化させた。その後この溶液
の効果判定を行った結果を表1に示す。
3−b)参考例3で作った可溶化剤60gをビーカーに
取り、SA −150040gを(1−a)と同様の操
作により可溶化させた。この溶液についての効果判定を
行った結果を表1に示す。
3−C)参考例3で作った可溶化剤70gをビーカーに
取り、SC−10030gを(1−c)と同様の操作に
より可溶化させた。この溶液についての効果判定を行っ
た結果を表1に示す。
実施例 4 4−a)参考例4で作った可溶化剤(エチレン−ジアミ
ン4モルエチレンオキサイド付加物の燐酸エステル−ト
リエタノールアミン中和物)を60gビーカーに取り、
SZ−200040gを(1−a)と同様の操作により
可溶化させた。その後この溶液についての効果判定を行
った結果を表1に示す。
4−b)参考例4で作った可溶化剤60gをビーカーに
取り、SA −150040gを(1−a)と同様の操
作により可溶化させた。その後この溶液についての効果
判定を行った結果を表1に示す。
4−c)参考例4で作った可溶化剤70gをビーカーに
取り、SC−10030gを(1−c)と同様の操作に
より可溶化させた。この溶液についての効果判定を行っ
た結果を表1に示す。
実施例 5 5−a)参考例5で作った可溶化剤(N、N−ジブチル
−アミノプロビルアミン2モルエチレンオキサイド付加
物の燐酸エステルトリイソプロパノールアミン中和物)
を60gビーカーに取り、SZ−200040gを(1
−a)と同様の操作により可溶化させた。その後この溶
液についての効果判定を行った結果を表1に示す。
5−b)参考例5で作った可溶化剤60gをビーカーに
取り、SA−150040gを(1−a)と同様の操作
により可溶化させた。その後この溶液についての効果判
定を行った結果を表1に示す。
5−c)参考例5で作った可溶化剤70gをビーカーに
取り、SC−10030gを(1−c)と同様の操作に
より可溶化させた。この溶液についての効果判定を行っ
た結果を表1に示す。
比較例 1 比1−a)エポキシ化大豆油はアデカ・アーガス化学(
株)製アデカ・サイザー0−130P(分子量的100
0.オキシラン酸素6.9%)を使用した。これの60
gをビーカーに取り、120℃迄加温、実施例1と同様
の操作によりSZ −200040gを可溶化させた。
その後この溶液の効果判定を行った結果を表1に示す。
比1−b)上記エポキシ化大豆油60gをビーカーに取
り(比1−a)と同様の操作により5A−150040
gを可溶死後溶液についての効果判定を行った。その結
果を表1に示す。
比1−c)上記エポキシ化大豆油70gをビーカーにに
取り170℃迄加温攪拌した。170〜190℃の温度
を保持しながらSC−10030gを可溶化させた。そ
の後この溶液についての効果判定を行った結果を表1に
示す。
比較例 2 比2−a)N、N、N’ 、N’−テトラ(2−ヒドロ
キシプロピル)エチレンジアミンは三洋化成(株)製ニ
ューボールNP−300を使用した。これの60gをビ
ーカーに取り、SZ−200040gを(比1−a)と
同様の操作により可溶化させた。その後この溶液の効果
判定を行った結果を表1に示す。
比2−b)N、N、N’ 、N’−テトラ(2−ヒドロ
キシプロピル)エチレンジアミンを60gを用い(比1
−a)と同様の操作により5A−150040gを可溶
死後溶液についての効果判定を行った。その結果を表1
に示す。
比2−b)N、N、N’ 、N’−テトラ(2−ヒドロ
キシプロピル)エチレンジアミン70gを170℃迄加
温攪拌しながらSC−10030gを可溶化し、その後
この溶液の効果判定を行った結果を表1に示す。
比較例 3 比3−a)エチレン−ジアミンの8モルプロポキシ付加
物を使用した(合成法はエチレン−ジアミン60g (
1モル)を、オートゲレープに仕込み窒素ガス置換後、
無触媒で120〜130℃においてエチレンオキサイド
176gを付加、その後苛性ソーダ0.3gを加え、1
60〜180℃でエチレンオキサイド176gを付加し
た)。
上記付加物60gを用い(比1−a)と同一の操作によ
りSZ−200040gを可溶化した。この溶液につい
ての効果判定を行った。結果を表1に示す。
比3−b)エチレン−ジアミンの8モルプロポキシ付加
物60gを使用(比1−b)と同様の操作により5A−
150040gを可溶化させた。この溶液についての効
果判定を行った。結果を表1に示す。
比3−c)エチレン−ジアミンの8モルプロポキシ付加
物70gを使用(比1−c)と同様の操作によりSC−
10030gを可溶化した。その後この溶液についての
効果判定を行った結果を表1に示す。
料Iノ1夫± 25℃判定;金属石けんを可溶化後自然数冷により25
℃迄降下、肉眼で状態を 判定した。
10℃判定:25℃迄自然数冷後、10℃の恒温槽で2
4時間放置後、肉眼で判 定した。
25℃×60日判定; 25℃迄自然放冷後、25℃の恒 温槽で60日間放置後、肉眼で判 定した。
[発明の効果] 比較例に選出した代表的な金属石けん可溶化剤は金属石
けんの種類によって効果の変動が激しい。特にステアリ
ン酸カルシウムに対しては全く効果がなく、ステアリン
酸アルミニウムに対しても殆ど効果がなかった。ステア
リン酸亜鉛に対して、比較例1.2は有効であるが、経
日変化による劣化があり、白濁後、沈殿物がたまった。
これに対し本発明に基づく可溶化剤はステアリン酸亜鉛
に対して完璧な効果を有し、25℃×60日放置によっ
ても変化はなかった。
ステアリン酸アルミニウムに対しても、殆どのものが有
効であった。
ステアリン酸カルシウムは最も可溶化が困難な金属石け
んであり、可溶化剤の効果が出にくいが、本発明の実施
例2.3のものは経口によっても十分満足出来る効果が
得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分子中に第3級アミノ基及びリン酸基を含有する化
    合物を50〜95重量部、金属石けんを50〜5重量部
    混合してなる金属石けんの可溶化組成物。 2、分子中の第3級アミノ基が、リン酸化されたアルカ
    ノール基又は末端ヒドロキシポリオキシアルキレン基を
    1個以上結合している第3級アミノ基である請求項1記
    載の金属石けんの可溶化組成物。 3、リン酸基が遊離酸であるか又はアルカリ金属、アル
    カリ土類金属もしくは有機アミンで中和されている請求
    項1又は2記載の金属石けんの可溶化組成物。
JP25163088A 1988-10-05 1988-10-05 金属石けんの可溶化組成物 Pending JPH02101040A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106187789A (zh) * 2016-06-29 2016-12-07 北京化艺科贸有限公司 烷基胺醚衍生表面活性剂及其制备方法

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CN106187789A (zh) * 2016-06-29 2016-12-07 北京化艺科贸有限公司 烷基胺醚衍生表面活性剂及其制备方法

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