JPH0199578A - ノズル装置及び消火ツール - Google Patents

ノズル装置及び消火ツール

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JPH0199578A
JPH0199578A JP24772887A JP24772887A JPH0199578A JP H0199578 A JPH0199578 A JP H0199578A JP 24772887 A JP24772887 A JP 24772887A JP 24772887 A JP24772887 A JP 24772887A JP H0199578 A JPH0199578 A JP H0199578A
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fire extinguishing
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W Ivy Eugene
ユージン ダブリュ.アイビー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は流体排出ノズルに関し、具体的には、大量のフ
ォグ(fog)又はミスト(mist)を発生させる回
転可能なスリーブを備えた流体排出ノズルに関する。
(発明の背景) スプレー排出ノズルは例えば、消火活動や、給温を含む
多くの用途を有している。火災において、水は熱だけで
なくたくさんの有毒ガスを吸収し、煙を取り除く作用を
し、これらの作用は微細なスプレーになったとき最も優
れた効果を示すことは良く知られている。スプレー発生
ノズルは、従来の流体放出ノズルよりも大量の水を分散
させて放出させるもので、水は、拡散された固体の流れ
が収束したパターンで排出される。スプレー発生ノズル
は、建物内部の火災の消火活動に特に有用であり、消防
士の廻りに水スプレーのシールドを形成することにより
、消火活動を行なう人間を保護するのにしばしば用いら
れている。
スプレー発生ノズルは当該分野で知られている。
このノズルの代表的なものとして、ハウジングと、例え
ばノズルのように水源からの水を導くための通路と、水
を粒子状にして微細なストリームに分散させるための装
置とから構成されたものがあげちれる。ノズルの放出端
には複数の開口を設けて、放出スプレーをノズルから外
方向に直接分散させている。水を粒子状にする装置とし
て一最に用いられているものにインターナルインペラー
(internal  i+npeller)がある。
これは、ハウジング内部の傾斜したインペラー表面を斜
めに横切る水の流れに応答してインペラーが回転するも
のである。
従来のスプレー発生ノズルは、放出スプレーへの充分な
供給を行なうために、高圧の水源を用いなければならな
いという1つの限界がある。放出ノズルの出口は、拡散
させてスプレーさせるために供給ホースよりも実質的に
小さくしているため、ノズルのハウジング内では背圧が
発生し、このため放出する流れ速度には限界がある。水
を粒状にするためにインターナルインペラーを用いると
、更に機械的なベアリングなどが必要となり、これはコ
ストを高くし、ノズルの構造を複雑にすることになる。
消火活動に於てしばしば出くわすもうひとつの問題とし
て、建物内の火災発生場所への進入口を速やかに且つ効
率良く作らねばならないことがある9例えば、もし火災
が家の屋根裏で発生したとき、通常は、とび口(fir
e  axe)を用いて屋根の中に穴をあけ、水ホース
を挿入し、消防士が進入する前に内部をスプレーされる
。屋根の中に内部に通じる開口を設ける作業は、時間が
かかつて厄介であり、又その作業中にも火事はどんどん
大きくなっていく。
(発明の要約) 上記に鑑み、本発明の第一の目的は、改良されたミスト
又はフォグ発生ノズルを提供することにある。
本発明のもうひとつの目的は、改良された消火用ツール
を提供することにある。
本発明の更に目的とするところは、比較的大量の水を放
出し、従来のノズルよりもより広い範囲にわたって水を
分散させて放出させることのできるフォグ発生ノズルを
提供することにある。
本発明の更に又目的とするところは、ノズル内での背圧
を小さくしたフォグ発生ノズルを提供することにある。
本発明の更に又目的とするところは、消火用ツールを速
やかに且つ効率よく火災の発生している建物内部の中に
挿入させることのできる穴あけ部材を備えたフォグ発生
消火ツールを提供することにある。
本発明の更に又目的とするところは、従来のスプレーノ
ズルよりも構造が単純で機械部品が少ないフォグ発生ノ
ズルを明らかにすることにある。
これら及びその他の目的は本発明に基づいて達成される
。本発明は、かなり大量のフォグ又はミストを排出でき
る流体排出装置を提供するものである。排出装置は、一
端が閉じて他端が開口した円筒形のベアリング部材と、
該ベアリング部材を流体源に接続するための手段と、ベ
アリング部材と同心に且つ該ベアリング部材の少なくと
も一部を囲んで設けられ、ベアリング部材と協同作用し
て両者の間に環状のチャンバーを形成するための円筒形
スリーブ部材とを含んでいる。ベアリング部材は開口端
部と閉端部との間が流体通路となり、複数の長孔を開設
し流体を該通路の中に入れて長孔から外に流出させるよ
うにしている。スリーブ部材は環状チャンバーとスリー
ブ部材の外部との間を連通ずる複数のオリフィスを有し
ている。オリフィスはスリーブ部材の半径部を横切るよ
うに延びて流体がオリフィスを通って外方向に流出する
ときスリーブ部材に回転運動を与えるようにしており、
これによって流体は粒状にされ、細かく分けられてフォ
グ又はミストとして排出される。
環状チャンバーに圧力が加えられると、チャンバー内の
流体はスリーブ部材がベアリング部材に対して回転する
とき、スリーブ部材を支持するベアリングとして作用す
る。
一つの実施例では、長孔はベアリング部材の中央部に開
設され、長孔は該ベアリング部材の閉端部近傍の第一の
拡大部と支持部材の開口端部近傍の第二の拡大部との間
に設けられる。第一及び第二の拡大部は両方とも、中央
部よりも実質的に大きな直径としている。第一及び第二
の拡大部はスリーブ部材の夫々の端部と接触させること
によりスリーブ部材の軸方向の動きに制限を加え、ベア
リング部材と軸心をそろえ、ベアリング部材の中央部を
囲むようにベアリング部材を保持する。
本発明のもうひとつの特徴は、流体排出装置を消火用ツ
ールの中に組み込んだ点にある。ツールは、一端が開口
した筒状の軸部材と、流体が流体排出装置に送られるよ
うに前記軸部材を流体源に接続するための手段と、火災
時に流体排出装置を屋根その他建物の支持構造物を貫通
させて建物の中に挿入できるようにベアリング部材の閉
端部に接続した穴あけツールとを備えている。
望ましい実施例では、円筒形の頭部を斜めに切り取って
楕円形の表面を備えた形に形成している。
穴あけ部材の斜面と非切取り部とが交わる部分はかなり
鋭いエツジ部を形成して、穴あけ部材を屋根又はその他
支持構造から挿入できるようにしている。穴あけ部材は
ステンレス鋼の材料から機械加工するのが望ましい。ツ
ールを流体源に接続するための手段はコネクターのフィ
ッティングであり、該フィッティングは軸部材に一体に
形成され、軸部が、軸部材の長軸を横切るように延びて
いる。
流体排出装置の軸部材及びコネクターフィッティングも
又、ステンレス鋼材料から作るのが望ましい。
スリーブ部材の回転によって遠心力が生じ、該遠心力に
よって流体は粒状にされ、粒状の流体は略スパイラル状
に排出される。高圧供給手段からの高圧状態が維持され
る範囲が拡大され、従って背圧が実質的に小さくなるか
ら、供給される流速に近い大きな供給率が達成される。
流体排出装置を内蔵した消火用ツールの前端部に穴あけ
部材を設けることにより、使用者は消火を行なうために
屋根又はその他支持構造の中に速やかにツールを進入さ
せ、消火活動を行なう人間が入る前にそのスペースを冷
却させるのである。
本発明のその他目的及び利点については、添付の図面に
基づく詳細な説明及び特許請求の範囲の記載から明らか
になるであろう。
く望ましい実施例の説明) 以下の説明において、同じ要素については明細書及び図
面を通じて同じ符号を付している。図面は必ずしも縮尺
通りではなく、本発明の特徴をより明瞭に示すために比
率を幾分誇張して示している場合もある。
第1図及び第2図において、本発明のフォグ発生ノズル
(10)は、連結部材(12)に螺合されており、該連
結部材は水パイプ又はホースのような流体コンジット(
14)に螺合されている。水コンジット(14)は、ノ
ズル(10)を加圧するために供給本管(図示せず)に
接続できるようにしている。
第2図、第5図及び第6図に示すように、ノズル(10
)は円筒形のベアリング部材(16)を含んでおり、該
部材は流体通路(18)が軸線(20)に沿って、ネジ
付ベース部材(22)から、閏じたトップ部材(24)
まで延びている。ベアリング部材(16)の側壁部(2
6)は直径が狭められており、軸方向に延びる複数の分
配用開口は、所定角度ずつ間隔をあけた位置に細長い孔
(28)の形にして設けられる。長孔(28)の排出面
積をトータルしたものが、供給コンジット(14)の断
面積を越えるようにしており、これによって背圧が実質
的に生ずることなく、加圧された水(30)を通路(1
8)の中に入れることができる。ベース部(22)は(
32)の位置でネジ部が形成され、連結部材(12)の
雌端部の対応するねじ部(34)と螺合するときの雄部
材として作用し、ベアリング部材(16)を流体コンジ
ット(14)に接続される。
これについては第2図に最もよく示している。連結部材
(12)の雄端部(36)は、(38)の位置で流体コ
ンジット(14)の対応する雌端部に螺合している。
これについても第2図に示している。ネジ付きベース部
材(22)は水が流通できるように開口しており円筒形
の肩部(22^)が張り出しており、該肩部はネジ付ベ
ース部を直径が狭められた側壁部につないでいる。同じ
ようにして、閉じたトップ部材(24)に円筒形の肩部
(24^)が設けられ、直径が狭められた側壁部にトッ
プ部材をつないでいる。
第2図、第3図及び第4図を9照すると、ロータスリー
ブ(40)はベアリング部材(16)と協同してノズル
(10)を構成している。ロータスリーブ(40)は中
空の円筒形部材であって、複数のオリフィス(42)を
設けている。オリフィスはロータスリーブ(40)の夫
々が平行な円周線に沿って設け、等しい間隔をあけて設
けるのが望ましい。オリフィス(42)はロータスリー
ブ(40)の対応する半径線Rに関して、角度φ傾いて
延びており、水はオリフィス(42)から排出されると
きスリーブ(40)に回転力を与えることができる。角
度φの値は、オリフィスの軸線Aと主半径線Rとの間で
測定したときの角度が30”にするのが望ましく、オリ
フィス(42)と半径RとはKの間隔だけオフセットし
ている(R=1インチに対してに=1/4インチ)。
ロータスリーブ(40)はベアリング部材(16)と同
心に配置され、ベアリング部材(16)に対して回転可
能である。第2図に最もよく示しているようにロータス
リーブ(40)はその全体で中央部(26)及び長孔(
28)を取り囲んでおり、ベース部材(22)とトップ
部材(24)の一部を覆っている。ロータスリーブ(4
0)は径フランジ部(40^)(40B)を含み、該フ
ランジ部によって、スリーブ(40)はベアリング部材
(16)とほぼ中心を同じくして維持される。フランジ
(40^)(40B)は半径方向及び軸方向の端部にわ
ずかの量の遊びができるような寸法に形成される。
環状チャンバー(44)はベアリング部材(16)とロ
ータスリーブ(40)との間に形成される。水(30)
が加圧されて通路(18)の中に流入すると、環状チャ
ンバー(44)は水によって加圧されて、ロータスリー
ブ(40)が回転中に乗る水クツションとなる。水が通
路(18)の中に流れ込むと、長孔(28)から環状チ
ャンバー(44)の中に流入し、オリフィス(42)か
ら外方に出ていく。この時、ロータスリーブ(40)は
ベアリング部材(16)のまわりで回転することができ
る。
水(30)がオリフィス(42)から排出されると反力
が発生し、該反力はスリーブ(40)のカーブ面(46
)の接線方向の成分と該表面に直交する成分を有してい
る。接線方向の成分は、ジェットエンジンのタービンが
エンジンノズルを通る燃焼ガスの流れによって発生する
反力によって回転するのと殆んど同じようにして、スリ
ーブ(40)に回転運動を与える。ロータスリーブ(4
0)の回転によって遠心力が生じ、この遠心力によって
水粒子は微細なミスト又はフォグに分散される。水の粒
子はほぼスパイラル状に外に向かって進んでいく。従っ
て、水粒子は充分遠くまで運ばれるから、ノズル(10
)を用いて効果的に消火を行なうことができる。ノズル
ク10)は従来のノズルよりも大量の水を排出し〈従来
のノズルの場合毎分65ガロンであるに対し毎分100
ガロン)、より広い範囲にわたってフォグ又はミストを
分散させることができる。このように、毎分当たりの供
給量を増やすことができるのは、円筒ベアリングと回転
スリーブの作用によって背圧が著しく小さくなるためで
あり、更に従来の機械的なローラ支持構造における摩擦
負荷が無くなることによるためである。
本発明のもうひとつの特徴として、消火ツール(50)
を第7図及び第8図に示している。ツール(50)は軸
(52)を備え、筒軸は一端部を密封するインパクトキ
ャップ(54)と、消火ホース(58)などと連結する
ため筒軸〈52)から外向きに突設したフィッティング
(56)を備えている。軸(52)の反対側端部にはノ
ズル(10)と穴あけ部材(60)が設けられる。
穴あけ部材は前端部をかなり鋭いエツジ(64)とする
ため斜面(62)を形成し、屋根又は壁などの建物構造
*’\の貫通を容易にしている。インパクトキャップ(
54)は大ハンマーからの力を伝達して、れんが壁又は
その他同じような建物構造物の中に穴あけ部材(60)
を押し進めていく。
筒軸(52)の前端部は雌ねじ(66)が設けられ、ベ
アリング部材(16)の対応するねじ(32)と螺きし
てノズル(10)を軸(52)に連結する。
穴あけ部材(60)はベアリング部材(16)の前端部
に一体に形成できることはもちろんである。或は又、ベ
アリング部材(16)はトップ部(24)の上又はその
近傍に雄ねじを形成し、穴あけ部材(60)の対応する
雌ねじと螺合させてもよい。再実施例とも、ノズル(1
0)は穴あけ部材(60)のすぐ後方で筒軸(52)に
直接接触して設けられる。このように構成したことによ
り、ノズル(10)は、穴あけ部材(60)を屋根又は
その他建物支持構造を貫通させたときに生ずる衝撃から
保護され、容易に引き込めることもできる。
第7図、第8図及び第10図を参照すると、エキスパン
ションリング(67)が穴あけ部材(60)の外表面に
、エキスパンションリング(69)が筒軸り52)の外
表面に形成されている。エキスパンションリング(67
) (69)は溶接ビードを環状に形成したものであり
、ロータスリーブ(40)のすぐ前方及び後方に設けら
れる。エキスパンションリング(67)は穴あけ部材(
60)を最初に貫通させる間、建物支持構造の開口を拡
大させるから、ロータスリーブ(40)が建物構造物と
接触して傷が付くことは最小限に押さえられる。エキス
パンションリング(69)はツール(50〉が建物構造
から引き出されるとき同じ目的を果たす・。このように
構成したことにより、ロータスリーブ(40)は衝撃力
によって曲げられたり、バランスが崩れたりすることか
ら保護される。
第9図を参照すると、消火ツール(50)を用いて建物
の屋根裏スペース(70)に発生した火災(68)の消
火に用いる場合を示している。ツール(50)は、屋根
裏スペース(70)を取り囲む屋根構造物、例えば屋根
(74)に対して下向きに突き刺し、屋根裏スペース(
70)の中に速やかに挿入することができる。
従って、エツジ(64)は屋根(74)を貫通して屋根
裏スペースの中に進入し、ノズル(10)によって霧(
16)状の水滴を大量に放出することができる。これに
ついては前述したとおりである。
放出された水滴は個々の微粒子となっているため、屋根
裏スペース内の熱によって約80%の水滴が直ちに蒸気
となる。従って、放出された水滴(76)の温度が引火
点まで上昇し、水滴が蒸気層に移るときの気fヒ潜熱に
よって、火からの熱は除去される。例えば、1立方フイ
ートの水によって約1700立方フイートの蒸気が作ら
れる。得られた蒸気は屋根裏スペース内でブランケット
を形成し、利用しうる酸素量を少なくし、いわゆる「チ
ョークオフ」効果によって消火することができる。
更に又、霜と蒸気は到達することができなかった屋根裏
部及びスペースの中にも広がっていく。たとえ、火災を
完全に消火することができない場きても、そのスペース
は充分温度が降下しているから、消火に当たる人間はそ
のスペースの中に侵入し、更にホースや消火設備を用い
て消火することができる。
消火設備を使用する通常の技術者であれば、本発明の消
火ツール(50)を用いることにより、火災発生場所を
取り囲む屋根又は壁に速やかに且つ効率よく進入させる
ことができ、火災に接近するため屋根又は壁に大きな穴
をたたいて空けるという従来の手順を省略できることは
理解されるであろう。火災場所を包囲する屋根又は壁の
中に穴をたたき割るという従来の手順は、消火ツールの
進入を遅らせ、その間に火が激しく押し寄せてコントロ
ール不可能になるばかりでなく、炎、煙及び熱い燃焼ガ
スが開口から急速に出てくるため、消火活動にあたる人
間を危険に陥れることにもなる。
屋根(74)のような構造物の表面を貫通させるのに穴
あけ部材(60)を用いると、比較的小さいがツール(
50)を進入させるのに充分な大きさのきれいな開口を
形成することができるから、煙、炎及び熱い燃焼ガスが
開口から出てくるのを殆んど防ぐことができる。
当該分野の専門家であれば、本発明のフォグ発生ノズル
はポータプル型の消火装置に追加して多くの用途を持っ
ていることは理解されるであろう。
例えば、ノズル(10)は剛性のある水管又は可撓性の
水ホースに連結して湿度コントロールが必要とされるグ
リーンハウスその他の囲い内の中央部に設けることもで
きる。ノズル(10)は必要に応じて周期的に加圧させ
ることにより、フォグまたはミストを大量に放出し、囲
い内に広く拡散させ所望の湿度レベルを維持させること
もできる。更に又、ノズル(10)の装置を、自動消火
システムの一部として建物構造物の中に取り付けること
もできる。
本発明の様々な実施例を詳細にわたって説明した。前述
の望ましい実施例に関する変更及び修正は本発明の性質
、精神及び範囲から逸脱することなく為すことができる
本発明は特許請求の範囲に規定された事項を除き、前記
実施例に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフォグ発生ノズルの正面図、第2図は
第1図の■−■線に沿うノズルの断面図、第3図は第1
図に示すフォグ発生ノズルのロータスリーブ要素の斜面
図、第4図は第1図の■−IV線に沿うロータスリーブ
要素の断面図、第5図は第1図に示すフォグ発生ノズル
のベアリング部材要素の斜面図、第6図は第5図のVl
−VI線に沿うベアリング部材要素の断面図、第7図は
本発明に基づき作られ、穴あけ部材及びフォグ発生ノズ
ルを備えた消火ツールを一部破断して示す側面図、第8
図は第7図に示す消火ツールから取り除いた穴あけ部材
要素及びベアリング部材要素の斜面図、第9図は本発明
の消火ツールを建物の屋根の中を貫通させ、ノズルから
フォグ又はミスト状の水を屋根裏スペースの中に放出す
る状態を示す図、及び第10図は本発明の消火ツールの
側面図である。 (10)・・・フォグ発生ノズル (12)・・・連結
部材(14)・・・流体コンジット (16)・・・ベ
アリング部材(18)・・・流体通路  (22)・・
・ベース部材(24〉・・・トップ部材  (26)・
・・側壁部(28)・・・長 孔  (42)・・・オ
リフィス(44)・・・環状チャンバー (50)・・
・消火ツール(52)・・・筒 軸   (54)・・
・インパクトキャップ(56)・・・フィッティング 
(60)・・・穴あけ部材(67) (69)・・・エ
キスパンションリング出願人 ニージン ダブリュ、ア
イビー一一ズー 手続補正命令劃 昭和62年12月28日

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベアリング部材とスリーブ部材とを備えたノズル
    装置であつて、ベアリング部材は一端が閉じて他端が開
    口した筒状の側壁部を有し、該筒状の側壁部は流体の通
    路を形成し、該通路に入ってくる流体を開口端部を経て
    側壁部から外方に分配して流出させるための開口を形成
    しており、スリーブ部材はベアリング部材の上で回転さ
    せるために取り付けられ、ベアリング部材と協同して両
    者の間に環状のチャンバーを形成し、スリーブ部材は複
    数の放出オリフィスを設け、該オリフィスはスリーブ部
    材を貫通して形成され環状チャンバーと連通しているこ
    とを特徴としているノズル装置。
  2. (2)環状チャンバーは流体で満たされ、流体がオリフ
    ィスを通って排出されるとき、スリーブ部材がベアリン
    グ部材に関して回転し、そのとき環状チャンバー内の流
    体がスリーブ部材を支持するための流体ベアリングとな
    る特許請求の範囲第1項に記載のノズル装置。
  3. (3)開口は筒状の側壁部の中央部に形成され、ベアリ
    ング部材は閉端部近傍に第一の肩部、開口端部の近傍に
    第二の肩部を有し、第一の肩部及び第二の肩部は各々が
    筒状の側壁の中央部の直径よりも実質的に大きい直径と
    し、中央部は第一の肩部と第二の肩部との間に設けられ
    ている特許請求の範囲第1項に記載のノズル装置。
  4. (4)第一の肩部と第二の肩部はスリーブ部材の軸方向
    移動に伴う軸方向の位置ずれを制限し、これによつてス
    リーブ部材はベアリング部材の中央側壁の分配部分とほ
    ぼ軸心を同じに維持することができる特許請求の範囲第
    3項に記載のノズル装置。
  5. (5)分配用の開口は支持部材の側壁部に形成された複
    数個の長孔であり、該長孔は軸方向に長く伸び所定角度
    の間隔をあけて形成されている特許請求の範囲第1項に
    記載のノズル装置。
  6. (6)オリフィスはスリーブ部材周囲の所定位置に設け
    られ、各オリフィスは、オリフィス軸からスリーブ部材
    の半径線に対して測定したときの角度が鋭角となるよう
    にスリーブ部材を貫通している特許請求の範囲第1項に
    記載のノズル装置。
  7. (7)流体通路を取り囲む側壁、側壁の中に形成した排
    出ポート、及び加圧された水を進入させるために側壁に
    形成した入口ポートを備えた筒軸と、軸部材の排出ポー
    トに連結された水排出ノズル装置と、ノズル装置と共に
    接続され建物構造物の中を貫通し同時にノズル装置を建
    物の内部スペースの中に挿入させるための穴あけ手段を
    備えていることを特徴とする消火ツール。
  8. (8)ノズル装置は一端が閉じ他端が開口した略円筒形
    のベアリング部材を備え、該ベアリング部材は開口端部
    と閉端部との間に流体通路を有し、通路に入ってくる流
    体が開口端部を経て外に出ていかせるための複数の長孔
    を形成しており、ノズル装置はベアリング部材と軸部材
    を接続することによつて軸部材とつながっており、流体
    通路は軸部材の流路と連通しており、ほぼ円筒形のスリ
    ーブ部材はベアリング部材と軸心を同じくして該ベアリ
    ング部材の少なくとも一部を取り囲むように設けられて
    おり、ベアリング部材と協同して両者間に環状のチャン
    バーを形成し、スリーブ部材は環状チャンバーとスリー
    ブ部材の外部との間に複数のオリフィスを有し、該オリ
    フィスはスリーブ部材の半径を横切って延びており、流
    体がオリフィスを通ってチャンバーから外へ流出すると
    きスリーブ部材に回転運動を与えるようにしている特許
    請求の範囲第7項に記載の消火ツール。
  9. (9)環状チャンバーは流体で満たされ、流体がオリフ
    ィスから排出されるとき、チャンバー内の流体は、スリ
    ーブ部材がベアリング部材に対して回転するときスリー
    ブ部材を支持するための水ベアリングとなる特許請求の
    範囲第8項に記載の消火ツール。
  10. (10)ベアリング部材の長孔は水通路と環状チャンバ
    ーとを連通する細長い孔であり、長孔はベアリング部材
    の中央の側壁部に形成され、ベアリング部材は閉端部近
    傍に第一の肩部、開端部の近傍に第二の肩部を備え、第
    一及び第二の肩部は側壁中央部の直径よりも実質的に大
    きくしており、中央の側壁部は第一の肩部と第二の肩部
    との間に設けられている特許請求の範囲第8項に記載の
    消火ツール。
  11. (11)第一及び第二の肩部は、スリーブ部材が軸方向
    に移動したとき、それぞれの端部と接触してスリーブ部
    材の軸方向の移動を制限し、スリーブ部材がベアリング
    部材と軸心をほぼ同じに維持しながらベアリング部材の
    中央部の一部を覆っている特許請求の範囲第10項に記
    載の消火ツール。
  12. (12)筒軸は略円筒形であり、ノズル装置は略円筒形
    であり、ノズル装置の外表面は筒軸の外表面と略同一平
    面上にある特許請求の範囲第7項に記載の消火ツール。
  13. (13)穴あけ手段は円筒形の頭部を切り取り楕円形の
    斜面を有する穴あけ部材を備え、斜面とエッジを形成す
    る非切取り部とを交差させることによって、穴あけ部材
    の屋根又はその他建物構造物の中への挿入を容易にして
    いる特許請求の範囲第7項に記載の消火ツール。
  14. (14)穴あけ部材はベアリング部材の閉端部の近傍に
    てベアリング部材に一体に形成されている特許請求の範
    囲第13項に記載の消火ツール。
  15. (15)軸部材の側壁に一体に形成され通路と連通する
    入口コネクターフィッティングを含んでおり、コネクタ
    ーフィッティングは長軸が軸部材の長軸を横切って延び
    ている特許請求の範囲第7項に記載の消火ツール。
  16. (16)軸部材は排出ポートとは反対側に閉端部を備え
    、コネクターフィッティングは閉端部近傍の軸部材の上
    に一体に形成されている特許請求の範囲第15項に記載
    の消火ツール。
  17. (17)軸部材に取り付けられ大ハンマーなどからの衝
    撃力を伝達するためのインパクトキャップを備えている
    特許請求の範囲第7項に記載の消火ツール。
  18. (18)ツールを建物構造物などの開口に強制的に進入
    させたり或は取り出したりするとき、前記開口を大きく
    するためのエキスパンション手段が軸部材に形成されて
    いる特許請求の範囲第7項に記載の消火ツール。
  19. (19)エキスパンション手段は水排出ノズル装置の前
    方位置にて穴あけ手段の上に形成された第一環状リング
    と、水排出ノズル装置の後方位置にて筒軸の上に形成さ
    れた第二環状リングとから構成される特許請求の範囲第
    18項に記載の消火ツール。
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