JPH0194810A - コーヒーメーカーにおける給湯用加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はコーヒーメーカーにおける給湯用加熱装置に係
り、加熱線条及び加熱された水の案内部を有する平板状
の加熱エレメントと、同平板状加熱エレメントの固定用
脚と、水の流量計とを具えている。

（従来の技術） 一般に加熱ブロック（Ｔｈｅｒａ＋ｏｂｌｏｃｋ）と呼
称されているこの種の加熱装置においては、水は平板状
加熱エレメントに螺旋状に形成された案内部に導かれ、
その際加熱された板体によって加熱される。

この場合、電気抵抗熱線は平板体を貫通し、互いに離隔
された通路内に導かれる。かくして全体として循環式瞬
間湯沸し器を構成している。（また貯槽内に挿入された
加熱棒によって水が直接加熱される加熱装置も知られて
いる。） 所要の水量を決定するため、通常、水は加熱エレメント
の前方、または後方において流量計に導かれ、同流量計
における測定値によって給水弁が操作される。

従来、所謂翼輪付き流量計（Ｆｌｉｇｅｌｒａｄ−Ｄｕ
ｒｃｂ４１ｕｓｓ＋ｍｅｓｓｅｒ）がコーヒー調整装置
のどこか適当な個所に配設されるのが普通である。

（発明が解決しようとする諜Ｂ） 上記従来の翼輪付き流量計には、蓋付きの適当なハウジ
ングと、給排水案内部とが必要となり、このため明らか
に製造用部品点数が徒らに多くなる。

従って本発明の解決しようとする課題は、一方では製作
費が節減され、他方では流量計が最小限の規模となるよ
うに、コーヒーメーカーの加熱装置を構成する点にある
。

（課題を解決するための手段） 本発明によれば、前記課題は既述の如き加熱装置におい
て、固定用脚に流量計のためのハウジングを一体化し、
前記脚と流量計のハウジングとを単一部品としたことに
よって解決される。

特に有利な本発明の一例においては、翼輪付き流量計が
設けられ、同流量計のハウジングは上方に延びる円筒体
に形成され、その一側面に同面と接線方向に延びる給水
部が設けられ、流量計翼幅取付のための上端開口部が組
立時において平板状の加熱エレメントで閉塞され、底部
には、測定された水を通過させるための排水部が設けら
れてい（作用） このような構成によれば必要部品点数が最小限となるの
で、極めて経済的である（実際には平板状加熱エレメン
トと固定用脚と測定翼とからだけでよい）。また流量計
のためのハウジングを別に設ける必要がなくなる。更に
前記構成によれば、流量計は、至近距離をもって配設さ
れた加熱エレメントとフィルター装置との間において、
最小限の大きさに構成される。

（実施例） 以下本発明を図示の実施例について説明する。

第１図は本発明によって構成されたコーヒーメーカー、
特に家庭用コーヒーメーカーにおける循環方式（Ｄｕｒ
ｃｈｌａｕｆｖｅｒｆａｈｒｅｎ）の給湯用加熱装置を
示す、コーヒーメーカーに組込まれる本装置は、それ自
体公知の平板状の加熱エレメント（１）より構成され、
その上面には水が通過する螺旋状に形成された凹条溝（
５）が設けられている。（これは図示せぬ蓋で閉塞され
る）一方、下面には加熱用線条（７）（電気抵抗加熱線
条）の案内部（６）が設けられている。前記加熱エレメ
ント（１）は固定用脚（２）上に据付けられるようにな
っている０両者は固定用脚（２）の突隆部（２′）に設
けたねじ部によって固定される。前記脚（２）はコーヒ
ーメーカーの架台にねじ止めされる。

前記脚（２）の中央には翼輪が装架された翼輪（９）付
き流量計のハウジング（８）が設けられ、この翼片（例
えば直径方向に相対する一双の翼片の端部）にはゾンデ
（Ｈａｌｌ−Ｓｏｎｄｅ）　（３）の作動用永久磁石片
（１４）が取付けられている。ハウジング（８）は足の
一部と一体に構成され、（例えば合成樹脂をインジェク
トして構成される）アーム（１０）を介して、前記足の
残部と結合されている。測定結果はゾンデ（３）を介し
て給湯操作のために設けられた適宜の操作装置に伝えら
れる。

円筒状のハウジング（８）は、測定用の翼輪（９）の取
付け、或いはまた交換のため、上面（４）が開口され、
同開口部は組立状態では、加熱エレメント（１）の下面
によって閉塞されている。

加熱された水はポンプによって、加熱エレメント（１）
の凹条溝（５）を通過し、その際、高温の前記加熱エレ
メント（１）によって加熱され、適当な給水部を介して
流量計内にこれと接線方向に供給され、同流量計より下
方に、好ましくは直接フィルター装置に導かれ、コーヒ
ーが供せられる。

第２図には流量計が一体的に設けられた固定用脚の構造
が示されている。湯はＡ方向から流量計内に接線状に導
かれ、Ｂ方向に流下して（加圧状態で）フィルターを流
過する。

固定用脚（２）は平板状に形成され、ねじ孔を有する突
隆部（２゛）を具えている。同突隆部は加熱エレメント
（１）を前記脚（２）に固定するとともに、開脚（２）
をコーヒーメーカーの架台に固定するものである。

流量計のハウジング（８）が固定用脚（２）の中央に設
けられ、同ハウジングはアーム（１０）を介して固定用
脚（２）の他部に結合されている。ハウジング（８）の
上部（８′）には測定用の翼片（９）が配置され、測定
されるべき水は、同翼片（９）にこれと接線状に配設さ
れた案内部（１１）を介して導入される０円筒状ハウジ
ング（８）の底部に設けられた排水部（１２）を経て、
水は最終的にフィルター装置（図示せず）を通過し、同
フィルター装置は、例えばバヨネット接合機構を介して
、下方に突設された支持部（１３）にその下部から着脱
自在に装架される。

図示の実施例によれば、加熱装置は加熱エレメント（１
）と固定用、ｌ１ｌ（２）とより構成され、同固定用脚
は流量計のハウジングを兼ねるとともに、フィルター固
定用の支持部（１３）を形成している。この他ハウジン
グに組込まれる測定用の翼片、加熱エレメント用の蓋、
加熱エレメントに水を供給する案内部が脚部に設けられ
るだけである。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明は平板状加熱エレメント、
その固定用脚及び同固定用脚と一体的に設けられたハウ
ジングをもつ流量計から成り、がっ、流量計は平板状加
熱エレメントと至近距離をもうて配設された固定用脚内
に最小限の大きさに構成することができる。

従って、本発明は、構成部品点数を節減することができ
、かつ各構成要素を最小限の組立工費で最小限の規模で
構成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は固定用脚と加熱エレメントとを一部欠截して示
した本発明の一実施例の斜視図である。 第２図は同実施例の固定用脚の平面図である。 第３図は第２図の１−１線に沿って截断した固定用脚の
縦断面図である。 （１）−・加熱エレメント、（２）・・−固定用脚、（
３）・・・ゾンデ、　　　　（５）・−凹条溝、（６）
−案内部、　　　　（７）−・−加熱用線条、（８）−
ハウジング、　　（８′）−・・ハウジングの上部、（
９）−・−翼輪、　　　　　　（１０）−アーム、（１
１）・−案内部、　　　（１２）・・・排水部。 代理人　弁理士　坂　間　　　暁 外３名

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）加熱用線条及び加熱された水の案内部を有する平
   板状加熱エレメント、同平板状加熱エレメント固定用脚
   、及び水の流量計を具えたコーヒーメーカーにおける給
   湯用加熱装置において、前記流量計のハウジングが前記
   固定用脚に一体的に設けられたことを特徴とするコーヒ
   ーメーカーにおける給湯用加熱装置。
2. （２）前記加熱エレメントの固定用脚を前記流量計のハ
   ウジングとが単一部品に形成された請求項１記載のコー
   ヒーメーカーにおける給湯用加熱装置。
3. （３）前記流量計のハウジングが、一側面に同面と接線
   状に交叉する水供給部が設けられた直立する円筒体に形
   成され、同円筒体上端の測定用翼片取付開口面は組立状
   態において前記平板状加熱エレメントで閉塞され、前記
   ハウジングの底面には測定を終えた水の排出路が設けら
   れてなる、翼輪付き流量計を具えた請求項１または２記
   載のコーヒーメーカーにおける給湯用加熱装置。
4. （４）前記排水路はコーヒーメーカーの組立時において
   、フィルター装置の直上に配設された請求項３記載のコ
   ーヒーメーカーにおける給湯用加熱装置。
5. （５）前記流量計はゾンデ（Ｈａｌｌ−Ｓｏｎｄｅ）と
   協動するように構成され、前記翼輪に配設された前記ゾ
   ンデ操作用の永久磁石が翼片に装架され、この際好まし
   くは前記永久磁石が少なくとも相対する一双の翼片の各
   端部に夫々装架され、同翼片と一体化された請求項１乃
   至４の何れかに記載のコーヒーメーカーにおける給湯用
   加熱装置。