JPH019446Y2 - - Google Patents

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JPH019446Y2
JPH019446Y2 JP16515084U JP16515084U JPH019446Y2 JP H019446 Y2 JPH019446 Y2 JP H019446Y2 JP 16515084 U JP16515084 U JP 16515084U JP 16515084 U JP16515084 U JP 16515084U JP H019446 Y2 JPH019446 Y2 JP H019446Y2
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JP
Japan
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halves
foam rubber
puff
latex foam
cosmetic puff
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JP16515084U
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は合成ゴム等の連続気孔を有する多孔質
弾性体よりなる化粧用パフに関する。
[従来の技術] 従来の化粧用パフは、第4図に示される様に単
一の加硫フオームラバー7を成形したもの、或い
は第5図に示される様に、パフの2つの半片8,
9を加硫フオームラバーで成形し、各別に成形さ
れた2つの半片8及び9を接着剤10を用いて接
合したものであつた。
しかしながら前者の場合には、パフ全体が化粧
料の浸透性に優れた均質の加硫フオームラバーで
構成されているため、異なる種類の化粧料を使用
するときには、その都度化粧料を洗浄等により完
全に除去して使用しなければ異種の化粧料がパフ
内で混ざり合うといつた弊害があつた。
また2つの半片8,9を接着剤10により接着
した後者のパフの場合、使用中に剥離を生じたり
パフ本体に本体とは異質の接着剤層からなる接着
境界層が介在しているため、使用に際し違和感を
生じたり通気性が悪い等の問題点があつた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、既存の化粧用パフの有する上述の問
題点を解決するためになされたものであつて、そ
の目的とするところは使用時にラテツクスフオー
ムラバー特有の柔軟性を備え、しかも弾力性に富
み使用感に優れると共に、加硫接合による薄い接
合境界層により化粧料の浸透が阻止される結果、
層ごとに異質の化粧料の使い分けが可能な化粧料
用パフを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上述の目的は、連続気孔を有するラテツクスフ
オームラバーよりなる2つの半片を層状に接合し
たところの2層構造パフにおいて、加硫接合によ
る薄い接合境界層を構成したことを特徴とする化
粧用パフにより達成される。
[実施例] 以上図面に基づいて本考案を具体的に説明す
る。
第1図及び第3図は本考案に係る化粧用パフの
実施態様の一例を示す側面図であり、第2図は第
1図に示す化粧用パフをX−Xで切断したときの
断面図である。
第1図において1及び2は上下に分割された2
つの半片であり、両者が接合して化粧用パフが形
成される。そして3は2つの半片が接合した際の
薄い接合境界層である。
本考案に係るパフを製造するに際しては、まず
ラテツクスフオームラバーよりなる2つの半片1
及び2を各別にフオーミング加工した直後に重ね
合わせ凝固させる。この際、重ね合わせ面近傍の
気孔が潰れ、無気孔の層が出来る。
その後加硫せしめる。加硫により2つの半片の
重ね合わせ部分には無気孔の薄い接合境界層3が
形成される。
半片1及び2は何れも連続気孔を有するラテツ
クスフオームラバーにより構成されているもので
あるから、一方の半片に塗着した化粧料は、その
半片の内部迄浸透するが2つの半片1,2を加硫
することにより形成された緻密な薄い接合境界層
3により他の半片への浸透が阻止される。
第3図は本考案の他の実施態様を示す側面図で
ある。同図において、傾斜状の載断面により分割
された2つの半片4及び5から構成されている。
パフの半片の形状についてはパフ面を左右に裁断
し分割した形状等種のものが考えられるが特に限
定されるものではない。何れにしても本考案にお
いて重要なことは、ラテツクスフオームラバーよ
りなる2つの半片4,5を重ね合せた後、加硫し
薄い接合境界層3を形成した点にある。
[考案の効果] 2つの半片を構成するラテツクスフオームラバ
ーを同じ材質、同じ気孔径としたときには、使用
時にラテツクス特有の柔軟性があり、弾力性に優
れていると共に特段の使用感が得られる。
そして、2つの半片を色分けして区別出来る様
にしておくと、半片ごとに違つた化粧料を塗着使
用するときに至便である。
また、2つの半片の材質を同じものとし、気孔
径が異なるもので構成したとき、或いは2つの半
片を異なつた材質と異なつた気孔径とを有するも
ので構成したときにはそれぞれの半片に適合した
化粧料を適用し得て、1つのパフで2つの化粧料
を塗着できる。
更にまた、2つの半片の材質を異なつたものと
し、気孔径が同じ構成のものとすることも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案に係る化粧用パフ
の第1の実施例を説明するもので、第1図は化粧
用パフの側面図、第2図は第1図のX−X矢視
図、第3図はこの考案の第2の実施例を示す側面
図である。第4図は従来の化粧用パフの側面図、
第5図は従来の他の態様の化粧用パフの側面図で
ある。 1,2……半片、3……接合境界層、4,5…
…半片、6……接合境界層、7……ラテツクスフ
オームラバー、8,9……半片、10……接着
剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 連続気孔を有するラテツクスフオームラバー
    よりなる2つの半片を層状に接合したところの
    2層構造パフにおいて、加硫接合による薄い接
    合境界層を構成したことを特徴とする化粧用パ
    フ。 2 2つの半片が同材質、同気孔径のラテツクス
    フオームラバーからなるものである実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の化粧用パフ。 3 2つの半片が同材質、異気孔径のラテツクス
    フオームラバーからなるものである実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の化粧用パフ。 4 2つの半片が異材質、異気孔径のラテツクス
    フオームラバーからなるものである実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の化粧用パフ。
JP16515084U 1984-10-30 1984-10-30 Expired JPH019446Y2 (ja)

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JP16515084U JPH019446Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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Publication Number Publication Date
JPS6182511U JPS6182511U (ja) 1986-05-31
JPH019446Y2 true JPH019446Y2 (ja) 1989-03-15

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ID=30723011

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