JPH0194329A - 光増幅装置 - Google Patents

光増幅装置

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JPH0194329A
JPH0194329A JP25228887A JP25228887A JPH0194329A JP H0194329 A JPH0194329 A JP H0194329A JP 25228887 A JP25228887 A JP 25228887A JP 25228887 A JP25228887 A JP 25228887A JP H0194329 A JPH0194329 A JP H0194329A
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JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
optical
doped
optical signal
earth element
Prior art date
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Pending
Application number
JP25228887A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Yoshida
実 吉田
Tokuji Hayashi
林 徳治
Toshikazu Omae
俊和 御前
Hiroyuki Tanaka
田中 紘幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光を直接増幅する光増幅装置に関するもので
ある。
(従来技術及びその問題点) 従来、光信号を増幅するに際しては、第5図に示すよう
に、光ファイバ31により伝送される光信号をホトトラ
ンジスタ等の受光素子32で電気信号に変換し、この電
気信号を増幅器33により増幅し、これを発光ダイオー
ド等の発光素子34により光信号に変換し、これを光フ
ァイバ35により伝送するという構成であった。
しかしながら、このような従来の構成では、受光索子3
2や増幅器33や発光索子34を駆動するのに電源が必
要であり、電力供給のための電線敷設等にコストがかか
るという不都合があった。
また、光信号を電気信号に変換して再び光信号に変換す
るので、エネルギーのロスが大きく、シかもS/N比が
劣化するという不都合もあった。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本発明の光増幅装置は、光
信号を直接増幅する増幅素子として、希土類元素をドー
ピングした光ファイバを用いたものである。
(作用) 希土類元素をドーピングした光ファイバに、光信号と励
起用のレーザ光とを入射させると、希土類元素の誘導放
出により光信号が増幅される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図に基づいて説
明する。
第1図は本発明の一実施例における光増幅装置の構成図
で、1は入力光信号を伝送する光ファイバ、2は励起用
のレーザ光を伝送する光ファイバであって、これら光フ
ァイバ1.2の終端は入力光信号と励起用のレーザ光と
を混合するカップラー3の入力端に接続されており、光
ファイバ2の始端は図外のレーザ装置の出力端に接続さ
れている。前記カップラー3の出力端は光ファイバ4を
介して増幅素子としての光ファイバ5の始端に接続され
ており、光ファイバ5の終端には所定の波長の光のみを
通過させるフィルタ6の入力端が接続されている。フィ
ルタ6の出力端は光ファイバ7を介してノイズレベル分
を除去する過飽和吸収体8の入力端に接続されており、
過飽和吸収体8の出力端は出力光信号を伝送する光ファ
イバ9の始端に接続されている。前記光ファイバ1,2
゜4.5.7.9は適当な外装により保護されている。
前記光ファイバ5は、第2図のように、円形断面のコア
11と、このコア11の周囲を覆う環状断面のクラッド
12とから構成されており、コア11およびクラッド1
2は例えば屈折率の互いに異なる石英ガラス等からなる
。この光ファイバ5には、主にコア11の部分に、所定
の希土類元素としてNd(ネオジム)がドーピングされ
ていると共に、他の元素としてYb(イッテルビウム)
とAl(アルミニウム)とがドーピングされている。
次に作用を説明する。光ファイバ1により伝送される光
通信の常用帯域である1、3μm帯の入力光信号と、光
ファイバ2により伝送される所定の波長を有する励起用
のレーザ光とは、カップラー3により混合され、光ファ
イバ4を通って光ファイバ5に入射する。光ファイバ5
にはNdとYbとAlとがドーピングされているので、
誘導放出により入力光信号に応じた波形の光信号が増幅
されて出力される。ここで、Ndの誘導放出による光は
第3図に破線で示すように1.4μmにピークを有して
おり、その帯域は1.3μm近傍には及んでいない。し
かし、光ファイバ5にはNdの外にYbとAlとがドー
ピングされているので、誘導放出される光の強度が増し
、その帯域が第3図に実線で示すように広がり、1.3
μm帯の入力光信号も増幅される。光ファイバ5により
増幅された光信号はフィルタ6に入射し、不要な帯域の
光信号がカットされて、必要な帯域の光信号すなわち入
力光信号の波長である1、3μm帯の波長の光信号のみ
がフィルタ6を通過する。ここで、入力光信号は第4図
(a)のように基準レベルが零レベルの光信号であるが
、光ファイバ5で増幅された光信号には、誘導放出によ
る光の外に自然放出による光が混入しているので、フィ
ルタ6を通過した光信号は第4図(b)のように基準レ
ベルがノイズレベル分Inだけ上昇している。この光信
号は光ファイバ7を通って過飽和吸収体8に入射し、ノ
イズレベル分Inが除去されて、第4図(C)のように
入力光信号と同様に基準レベルが零レベルの光信号にな
って過飽和吸収体8から出射し、出力光信号として光フ
ァイバ9により伝送される。
このように、先ファイバ5により光信号を直接増幅する
ので、従来のように電源を必要とせず、したがって電力
供給用の設備が不要で設置コストを大幅に低減できる。
また光信号と電気信号との変換が不要であるので、エネ
ルギーロスを低減できると同時にS/N比の低下を低減
できる。また本実施例では、光ファイバ5にNdの外に
YbとAlとをドーピングしたので、Ndの誘導放出に
よる光の帯域から外れた1、3μm帯の光信号を増幅で
きる。また本実施例では、光ファイバ5にドーピングさ
れたNd、Yb、Alの自然放出によるノイズレベル分
Inを過飽和吸収体8により除去したので、S/N比が
向上し、例えばディジタル信号において「1」と「0」
との区別が困難になる等の不都合を確実に回避できる。
なお、本発明の発明者らがNdのみをドーピングした光
ファイバと、NdとYbとを共ドーピングした光ファイ
バと、NdとAlとを共ドーピングした光ファイバと、
NdとYbとAlとを共ドーピングした光ファイバとを
製作して実験を行なったところ、共ドーピングした光フ
ァイバの方がNdのみをドーピングした光ファイバより
も螢光強度が大きく、螢光効率が改善されていることが
確認された。これは、共ドーピングにより多くの吸収準
位ができ、その吸収準位から発光準位への遷移が行われ
ることにより、実質的な吸収バンドが広がる。二とによ
ると考えられる。なお、共ドーピングした光ファイバに
おける吸収帯は、その分光結果から確実に広がっている
ことが確認された。
また螢光効率の順位は、Ybを共ドーピングしたものが
最も小さく、Yb′とAlとを共ドーピングしたものが
最も大きく、Alを共ドーピングしたものがそれらの中
間であった。モしてYbとAlとを共ドーピングしたも
のは他のものよりも著しく螢光効率が高かった。
また、NdにYbとA1とを共ドーピングした光ファイ
バを製作し、0.83μmの波長の励起光と1.3μm
の波長の光信号とを重ねて入射させて重畳実験を行なっ
たところ、1.3μmの波長の光信号が明確に増幅され
ていることが確認された。
(別の実施例) 上記実施例においては、所定の希土類元素として光ファ
イバ5にNdをドーピングした例について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えば1.5
5μmの波長の光を放出するEr(エルビウム)等、所
望の波長帯域に応じた任意の希土類元素をドーピングす
ればよい。
また上記実施例においては、その他の元素としてYbと
Alとを光ファイバ5にドーピングしたが、これらはい
ずれか一方だけをドーピングしてもよい。またこれらの
元素はドーピングする希土類元素に応じて適宜選定すれ
ばよく、所定の希土類元素との組合わせにより所望の帯
域の光信号を増幅できる。さらには、増幅すべき光信号
の帯域が、所定の希土類元素が放出する光の波長の帯域
と一致している場合には、その他の元素はドーピングし
なくてよい。
また上記実施例においては、過飽和吸収体8を設けて自
然放出によるノイズレベル分Inを除去したが、出力光
信号にノイズレベル分Inが含まれていても差支えない
場合は必ずしも過飽和吸収体8を設ける必要はない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、光信号を直接増
幅する増幅素子として、希土類元素をドーピングした光
ファイバを用いたので、従来のように電源を必要とせず
、したがって電力供給用の設備が不要で設置コストを大
幅に低減できる。また光信号と電気信号との変換が不要
であるので、エネルギーロスを低減できると同時にS/
N比の低下を低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における光増幅装置の構成図
、第2図は光ファイバの断面図、第3図は共ドープによ
る螢光強度の変化の説明図、第4図は第1図における光
信号の各部信号波形図、第5図は従来の光増幅装置の構
成図である。 5・・・光ファイバ、8・・・過飽和吸収体特許出願人
 三菱電線工業株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光信号を直接増幅する増幅素子として、希土類元
    素をドーピングした光ファイバを用いたことを特徴とす
    る光増幅装置。
  2. (2)光ファイバは、所定の希土類元素と共に他の元素
    がドーピングされており、前記所定の希土類元素による
    発光の帯域幅を前記他の元素により広げて、前記所定の
    希土類元素による発光の帯域以外の帯域の光信号を増幅
    する構成とした特許請求の範囲第1項に記載の光増幅装
    置。
  3. (3)所定の希土類元素はNdであり、他の元素はYb
    とAlとのうちの少なくとも一方であって、Ndによる
    1.4μm帯の発光の帯域幅をYb、Alにより広げて
    1.3μm帯の光信号の増幅を行なう構成とした特許請
    求の範囲第2項に記載の光増幅装置。
  4. (4)光ファイバは、後段に過飽和吸収体が設置されて
    おり、光ファイバの出力から自然放出によるノイズレベ
    ル分を除去する構成とした特許請求の範囲第1項ないし
    第3項のいずれかに記載の光増幅装置。
JP25228887A 1987-10-06 1987-10-06 光増幅装置 Pending JPH0194329A (ja)

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