JPH0191198U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の実施例の全体構成を示す断面
図、第２図はその要部を詳細に示す拡大断面図、
第３図は本考案の他の実施例の全体構成を示す断
面図、第４図は従来の地下式低温貯槽の一例の全
体構成を示す断面図、第５図はその要部を詳細に
示す斜視図である。 １…鉄筋コンクリート躯体、２…メンブレン、
３…屋根、３′…外槽屋根、４…吊デツキ、５，
６，７…断熱材、９…波返し、９′…内槽屋根、
１０…シール板、１１，１１′…仕切用リング材
、１３…パーライト（断熱材）、１４…断熱材。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 液化天然ガス等の低温液を貯蔵する地下式
   貯槽の屋根部構造において、 屋根部構造は実質的に内外屋根の２重構造とし
   て構成され、両屋根は下部が同心円筒状をなし、
   鉄筋コンクリート躯体の上端部に夫々の下端部が
   固着され、 内屋根と外屋根との間の空間のコンクリート躯
   体に接する下部には気体を充満した空間を設け、 内屋根と外屋根との間の空間の残余の部分には
   全面に断熱材が設けられ、 内屋根の下部の内面には上記の気体を充満した
   空間の範囲及びその上方のある範囲に亘つて断熱
   材が設けられていることを特徴とする地下式低温
   貯槽の屋根部構造。 (2) 上記１重構造の外屋根と、内屋根は上記屋
   根より吊下げられ地震時のスロツシングの影響を
   受けない高さに設けられた吊デツキと、吊デツキ
   外周部とコンクリート躯体上端面との間に概ね屋
   根に平行に設けられた殻構造の波返しとにより構
   成されている部分２重殻構造を特徴とする実用新
   案登録請求の範囲第１項に記載の屋根部構造。 (3) 上記の２重構造の屋根は２重殻地下式貯槽
   の内槽屋根と外槽屋根とであることを特徴とする
   実用新案登録請求の範囲第１項に記載の屋根部構
   造。 (4) 上記の内屋根と外屋根の間の空間下部に充
   満される気体が貯蔵液の気化ガスであることを特
   徴とする実用新案登録請求の範囲第２項に記載の
   屋根部構造。 (5) 上記の内屋根と外屋根の間の空間下部に充
   満される気体が窒素ガスであることを特徴とする
   実用新案登録請求の範囲第３項に記載の屋根部構
   造。