JPH0174963U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図
はタンデム型負圧ブースタの倍力休止状態での縦
断側面図、第２図及び第３図は第１図の―線
及び―線断面図、第４図は同負圧ブースタが
作動を終えて休止状態に戻る直前の状態を示す部
分縦断側面図である。 Ｂ……負圧ブースタ、１……ブースタシエル、
１ａ，１ｂ……シエル半体、１ｃ……隔壁板、２
……前部シエル室、２ａ……前部負圧室、２ｂ…
…前部作動室、３……後部シエル室、３ａ……後
部負圧室、３ｂ……後部作動室、４……前部ブー
スタピストン、５……前部ダイヤフラム、６……
後部ブースタピストン、７……後部ダイヤフラム
、９……シール部材、９ａ……リツプ、１０……
ピストンボス、２３……戻しばね、２６ａ，４７
……ストツパ手段、３２……制御弁、３３……大
気導入口、３５……入力杆、５３……出力杆。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ブースタシエルに、その内部を前部シエル室と
   後部シエル室とに仕切る隔壁板を固設し、前部シ
   エル室を前側の前部負圧室と後側の前部作動室と
   に区画する前部ブースタピストンと、後部シエル
   室を前側の後部負圧室と後側の後部作動室とに区
   画する後部ブースタピストンとを、前記隔壁板に
   摺動自在に支承されて出力杆に連なるピストンボ
   スを介して連結し、このピストンボスの後端に連
   設されてブースタシエルの後壁に摺動自在に支承
   される弁筒内に、前後動可能の入力杆と、この入
   力杆の前後動に応じて両作動室を大気と両負圧室
   とに連通切換えする制御弁とを配設したタンデム
   型負圧ブースタにおいて、前部作動室へ突出して
   ピストンボスの外周面に密接し得るリツプを有す
   るシール部材を前記隔壁板に装着する一方、ブー
   スタシエルと入力杆との間に入力杆の後退限を規
   制するストツパ手段を設け、その入力杆の後退限
   では、両作動室に両負圧室より若干高い気圧を導
   入した状態で制御弁を、両作動室を両負圧室及び
   大気のいずれとも連通させない切換え中立状態に
   保持して、前部作動室及び後部負圧室間の気圧差
   により前記シール部材のリツプに収縮力を与える
   ようにしたことを特徴とする、タンデム型負圧ブ
   ースタ。