JPH0157609B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0157609B2
JPH0157609B2 JP4569386A JP4569386A JPH0157609B2 JP H0157609 B2 JPH0157609 B2 JP H0157609B2 JP 4569386 A JP4569386 A JP 4569386A JP 4569386 A JP4569386 A JP 4569386A JP H0157609 B2 JPH0157609 B2 JP H0157609B2
Authority
JP
Japan
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electromagnetic filter
liquid
iron
filter
coolant
Prior art date
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Expired
Application number
JP4569386A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62201617A (ja
Inventor
Noboru Yamada
Satoru Nagai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP4569386A priority Critical patent/JPS62201617A/ja
Publication of JPS62201617A publication Critical patent/JPS62201617A/ja
Publication of JPH0157609B2 publication Critical patent/JPH0157609B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C1/00Magnetic separation
    • B03C1/02Magnetic separation acting directly on the substance being separated
    • B03C1/025High gradient magnetic separators
    • B03C1/031Component parts; Auxiliary operations
    • B03C1/032Matrix cleaning systems

Landscapes

  • Lubricants (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はクーラント液の鉄除去方法に関するも
のであり、詳しくは油分の形外への持出量が極め
て少なくなるよう改良された該処理方法に関する
ものである。
[従来の技術] 冷間圧延等には多量のクーラント液が用いられ
るが、圧延等の装置作動の進行に伴つてクーラン
ト液中には鉄微粒子(以下鉄と略称する)が次第
に蓄積するようになる。この鉄の除去を行うには
電磁フイルタを用いると効果的であるが、鉄に随
伴して有用な油分まで系外に持ち出されてしま
う。なお、電磁フイルタの代りにペーパーフイル
タを用いる鉄除去方法もあるが、この場合も鉄と
一緒に有用な油分が多量に持ち出されてしまう。
このような鉄と共に系外へ持ち出された油分
は、その相当量を新油で補充している。
[発明が解決しようとする問題点] 以上のように、従来のクーラント液の鉄除去処
理方法では、鉄と共に多量の油分まで系外に持ち
出されるため、補充する新油の量が多く、コスト
高となつている。また、、クーラント液から除去
された鉄スラツジ中には多量の油分が含まれてい
るところから、後工程における排水処理の負担が
大きくなつている。また、廃棄物の量も多くな
り、処理コストが大きくなる、或いは、沈殿槽で
多量のスカムが発生する、等の問題もある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、クーラント液を電磁フイルタを用い
て鉄除去する方法において鉄を吸着した電磁フイ
ルタを次の〜の工程によつて再生するように
したものである。
まず電磁フイルタの消磁と被処理原液の通液
の停止とを行つた後、電磁フイルタ内に残留し
ている液に加熱空気を吹き込んでバブリング
し、次いで原液を電磁フイルタ内に導入して電
磁フイルタ内に残留していた液を押し出す1次
脱着工程。
押し出された1次脱着液を加熱した後、励磁
されている電磁フイルタに通液し、2次吸着処
理する工程。
電磁フイルタから液を抜き出した後、温水を
導入し、消磁した状態にて加熱空気を電磁フイ
ルタ内に吹き込んでバブリングし、その後温水
で押し出す2次脱着工程。
[作用] 本発明は、加熱空気でバブリングされた1次脱
着液を電磁フイルタ外に抜き出し、加熱した後、
高温で再吸着(2次吸着)させる。その後、温水
を導入して再度加熱空気でバブリングした後温水
にて2次脱着させるようにしたものである。かか
る方法によれば、高温での再吸着及び温水押し出
しを行うので、油対鉄の比率が小さくなり、系外
に持ち出される油脂分が極めて少なくなる。ま
た、2次脱着鉄スラツジは沈降性のよいものとな
り、既存の沈殿池で沈殿処理した場合のスカムが
極めて少なくなる。
[実施例] 以下図面を参照しながら本発明の実施例につい
て説明する。
第1図ないし第9図の各図は本発明の方法を説
明する系統図である。第1図において、1は冷間
圧延装置であり、クーラント液の液槽2から循環
ポンプ3によつてクーラント液4が循環供給され
ている。この循環ライン5の途中から、クーラン
ト液4の一部が循環処理ライン6で抜き出され、
その途中に設けられている電磁フイルタ7に導入
され、上向流に通液され、クーラント液4中に含
まれている鉄の吸着を行う。
クーラント液4を通液して電磁フイルタ7内の
マトリツクス(磁性ネツト或いは磁性粒子など)
に所定量以上の鉄が吸着した後、電磁フイルタ7
を再生処理する。
第2図は電磁フイルタ7の再生を行うために設
けられている電磁フイルタ7付近における装置構
成を示す系統図である。
図示の如く、電磁フイルタ7の液排出側の循環
ライン6には、液又は気体抜出用の2本の配管
8,9が接続され、それぞれ受槽10,11に流
体送り可能とされている。受槽10には廃油処理
設備への送出配管12が接続されている。また、
受槽11にはスチームヒータ13が設けられてい
る。
電磁フイルタ7の液導入側には、温水導入用の
配管14、加熱空気導入用の配管15、受槽11
から液を電磁フイルタ7へ導くための配管16が
接続されており、配管16の途中にはポンプ17
が設けられている。
なお、これら配管及び循環ライン6には、各分
岐箇所にバルブV1〜V7が設けられ、流体の流れ
方向を任意に制御可能としている。
また、本実施例では、温水及び加熱空気を発生
させるためのタンク18が設けられている。
タンク18は給水管19から給水が導入可能と
されており、内部の貯留水を加熱するためのスチ
ームヒータ20を備えている。
前記温水配管14は該タンク18の底部に接続
されており、配管21からタンク18内に送り込
まれる空気によつて、圧送される。また、タンク
18内には熱交換器22が設備されており、配管
23から該熱交換器22内に導入された空気が温
水によつて加熱され、配管15へ送出可能とされ
ている。
かかる装置構成のもとでの再生手順を第3〜9
図を参照して説明する。
まず、第3図に示すように、電磁フイルタ7へ
のクーラント原液の供給を停止し、次いで消磁し
た後、加熱空気供給管15から加熱空気を電磁フ
イルタ7内に吹き込み、電磁フイルタ7内に残留
していたクーラント液をバブリング処理する。
このバブリングにより、マトリツクス表面に付
着されていた鉄がマトリツクスから離脱し、電磁
フイルタ7内の液は1次脱着液Aとなる。なお空
気は配管9から電磁フイルタ7外に抜き出され
て、エアフイルタ(図示せず)等によつて処理さ
れる。
次に第4図に示すように、クーラント液の液槽
2からクーラント液4を電磁フイルタ7内に導入
し、電磁フイルタ7に残留していた液(1次脱着
液)Aを受槽11に押し出す。なおこの第4図の
工程においても電磁フイルタ7は消極されてい
る。受槽11に設けられたヒータ13により、押
し出された1次脱着液Aを80〜95℃好ましくは85
〜90℃に加熱する。
次いで、電磁フイルタ7を励磁し、第5図の如
く、受槽11中の加熱された1次脱着液Aをポン
プ12によつて電磁フイルタ7に導入する。この
第5図の処理は再吸着(2次吸着)処理であり、
受槽11中の1次脱着液Aは電磁フイルタ7内に
導入されると、それに含まれていた鉄が電磁フイ
ルタ7のマトリツクスに吸着される。鉄が除去さ
れた液はライン6から液槽2に戻される。
その後、第6図の如く、電磁フイルタ7内に配
管14から温水Bを導入し、電磁フイルタ7内に
残留していた液を押し出し液槽2に戻す。次い
で、電磁フイルタ7を消磁した後、第7図に示す
如く、加熱空気を配管15から電磁フイルタ7内
に吹き込み、バブリング処理する。これにより、
電磁フイルタ7内に吸着されていた鉄がマトリツ
クス表面から離脱し、2次脱着液Cとなる。
次いで、第8図に示す如く、配管14から温水
Bを電磁フイルタ7内に導入し、マトリツクスか
ら離脱した鉄を含む2次脱着液を押し出し、配管
8から受槽10に導入する。これにより電磁フイ
ルタ7内のマトリツクスは極めて清浄な状態に復
帰され、第9図の如くクーラント液の鉄除去処理
が再開される。
而して、受槽10に導入された2次脱着液は油
分含有量が極めて少ないものであり、電磁フイル
タ再生に伴う系外への油持出し量が極めて少ない
ものとなる。なお受槽10に導入された液は配管
12から廃油処理設備に送られる。
以下具体的な実施例について説明する。
SUS430の格子状のマトリツクスを内蔵する電
磁フイルタを用い、以下の条件にて油分24.8〜
81.8g/、鉄含有量3350〜4725ppmのクーラン
ト液の鉄除去処理及び電磁フイルタの再生を行つ
た。
なおクーラント液の鉄除去処理条件は次の通り
である。
クーラント液温度 65℃ 〃 LV 450〜900 電磁フイルタ磁束密度 2000ガウス その結果、437〜800Kg−Fe/m3−マトリツク
スの吸着ができた。
次に上記手順に従つて脱着を行つた。そのとき
の条件は次の通りである。
加熱空気温度 70℃ 〃 吹込速度(LV) 約200m/hr 〃 吹込時間 3〜5分 温水温度 65〜70℃ その結果、受槽10に排出された液中の油/鉄
は重量比で2.6〜3であり、従来(同比率が約4)
に比べ、系外への油持出量が相当に低いことが認
められた。
[発明の効果] 以上の通り、本発明によればクーラント液を電
磁フイルタを用いて鉄除去するに際し、系外に持
ち出される油量を極めて少なくすることができ、
新油補給量を減少させ、低コストの処理が可能と
なる。また、スラツジ中の油分も少ないから、排
水処理も容易となる。また、沈殿槽でのスカムが
減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図の各図は本発明の方法を説
明する系統図である。 1……圧延機、2……液槽、7……電磁フイル
タ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 クーラント液を電磁フイルタに通液して鉄除
    去する方法において、クーラント液の被処理原液
    を、励磁した電磁フイルタに通液して鉄を吸着さ
    せる1次吸着工程の後に、順次に行う次の〜
    の工程即ち、 前記電磁フイルタの消磁及び原液通液の停止
    を行つた後、該電磁フイルタ内に加熱空気を吹
    き込み、その後、原液で該電磁フイルタ内の原
    液を押し出す1次脱着工程、 押し出された1次脱着液を加熱した後、励磁
    した該電磁フイルタ内に通液し、鉄を吸着させ
    る2次吸着工程、 該電磁フイルタ内に温水を導入し、該電磁フ
    イルタを消磁した状態で加熱空気を吹き込み、
    その後、該電磁フイルタ内の液を温水で押し出
    す2次脱着工程、 によつて電磁フイルタの再生を行うことを特徴と
    するクーラント液の鉄除去方法。
JP4569386A 1986-03-03 1986-03-03 ク−ラント液の鉄除去処理方法 Granted JPS62201617A (ja)

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