JPH0157563B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0157563B2 JPH0157563B2 JP59136733A JP13673384A JPH0157563B2 JP H0157563 B2 JPH0157563 B2 JP H0157563B2 JP 59136733 A JP59136733 A JP 59136733A JP 13673384 A JP13673384 A JP 13673384A JP H0157563 B2 JPH0157563 B2 JP H0157563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heel
- exterior
- core
- exterior plate
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 17
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 12
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 12
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 9
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000010985 leather Substances 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 5
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 claims description 5
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 claims description 5
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 5
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 4
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 4
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 3
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 2
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 2
- 150000004945 aromatic hydrocarbons Chemical class 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は、紳士靴や婦人靴等の靴底のヒールベ
ースの製造方法に関するものである。
ースの製造方法に関するものである。
[発明の技術的背景とその問題点]
従来、靴底のヒールベースの製造方法として
は、特開昭50−71439号に開示されているように、
平面U字形状の数本の皮革積層ベルトと木製のヒ
ール接着面とを所定形状且つ所定高さに積層した
ヒール外装体を成形し、そして、このヒール外装
体内の空間部にペースト状のプラスチツク材、ゴ
ム物質、発泡性プラスチツク材、発泡性ゴム物質
等を注入し、注入後硬化若しくは加流を行ないヒ
ール芯等を成形していた。しかしながら、ヒール
外装体とヒール芯等から成形されていたため、ヒ
ール芯の下面がかたく、履き心地が悪いばかりで
なく、足が疲れ易い欠点があり、しかも、ヒール
外装体の内部をプラスチツク材やゴム製等のヒー
ル芯のみであるため、ヒール外装体が内部のヒー
ル芯に密着せず、ヒールベースの全体形状を均一
に成形することができなかつた。更に、ヒール外
装体とヒール芯との相互間の接着が弱く、特にヒ
ール外装体が剥離する虞があつた。
は、特開昭50−71439号に開示されているように、
平面U字形状の数本の皮革積層ベルトと木製のヒ
ール接着面とを所定形状且つ所定高さに積層した
ヒール外装体を成形し、そして、このヒール外装
体内の空間部にペースト状のプラスチツク材、ゴ
ム物質、発泡性プラスチツク材、発泡性ゴム物質
等を注入し、注入後硬化若しくは加流を行ないヒ
ール芯等を成形していた。しかしながら、ヒール
外装体とヒール芯等から成形されていたため、ヒ
ール芯の下面がかたく、履き心地が悪いばかりで
なく、足が疲れ易い欠点があり、しかも、ヒール
外装体の内部をプラスチツク材やゴム製等のヒー
ル芯のみであるため、ヒール外装体が内部のヒー
ル芯に密着せず、ヒールベースの全体形状を均一
に成形することができなかつた。更に、ヒール外
装体とヒール芯との相互間の接着が弱く、特にヒ
ール外装体が剥離する虞があつた。
[発明の目的]
そこで、本発明は、前述のような問題点を解消
すべく創出されたもので、従来のヒールベースに
比較して重量を軽く且つヒール芯の下面にクツシ
ヨン性を持たせて、履き心地が良好で且つ足が疲
れにくく、しかもヒールベースの全体形状を均一
に成形できるようにし、更にヒール外装板、ヒー
ル芯、クツシヨン材の相互の接着が著しく堅固
で、特にヒール外装板等の剥離を防止できるよう
な靴底のヒールベースの製造方法を提供するもの
である。
すべく創出されたもので、従来のヒールベースに
比較して重量を軽く且つヒール芯の下面にクツシ
ヨン性を持たせて、履き心地が良好で且つ足が疲
れにくく、しかもヒールベースの全体形状を均一
に成形できるようにし、更にヒール外装板、ヒー
ル芯、クツシヨン材の相互の接着が著しく堅固
で、特にヒール外装板等の剥離を防止できるよう
な靴底のヒールベースの製造方法を提供するもの
である。
[発明の概要]
本発明の要旨とするところは、平面U字形状の
数本の外装片と平面直線状の数本の外装片とを所
定形状且つ所定高さに積層した革製のヒール外装
板を成形し、このヒール外装板の各外装片で包囲
された中心部に木又は硬質合成樹脂製のヒール芯
をインサートし、前記ヒール外装板の内周面とヒ
ール芯の外周面及び下面とに、適宜高温の範囲内
にて最大接着力を発揮する接着剤を塗布して充分
滲透させてから1時間程度乾燥させた後、ヒール
外装板とヒール芯との相互間及びヒール芯の下面
に、適宜温度のペースト状の軟質合成樹脂、ゴ
ム、発泡樹脂等の原材料を射出してクツシヨン材
を一体成形することに存するものである。
数本の外装片と平面直線状の数本の外装片とを所
定形状且つ所定高さに積層した革製のヒール外装
板を成形し、このヒール外装板の各外装片で包囲
された中心部に木又は硬質合成樹脂製のヒール芯
をインサートし、前記ヒール外装板の内周面とヒ
ール芯の外周面及び下面とに、適宜高温の範囲内
にて最大接着力を発揮する接着剤を塗布して充分
滲透させてから1時間程度乾燥させた後、ヒール
外装板とヒール芯との相互間及びヒール芯の下面
に、適宜温度のペースト状の軟質合成樹脂、ゴ
ム、発泡樹脂等の原材料を射出してクツシヨン材
を一体成形することに存するものである。
[発明の実施例]
以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
第1図及び第2図に示すように、先ず、平面U
字形状の数本の外装片2と平面直線状の数本の外
装片3とを、所定形状且つ所定高さになるように
接着剤を介して積層した革製のヒール外装板1を
成形する。次に、このヒール外装板1の各外装片
2,3で包囲された中心部に木又は硬質合成樹脂
製のヒール芯4をインサートとする。そして、前
記ヒール外装板1の内周面とヒール芯4の外周面
及び下面とに、略160℃〜200℃(一部合成樹脂に
はこの温度を逸脱するものもある)の適宜高温の
範囲内にて最大接着力を発揮する溶剤型接着剤
[主成分:特殊合成樹脂、主溶剤:芳香族炭化水
素、粘度:約8000cp(20℃)、不揮発分:約40%]
を塗布して充分滲透させてから1時間程度乾燥さ
せた後、ヒール外装板1とヒール芯4との相互間
及びヒール芯4の下面に、適宜温度のペースト状
の軟質合成樹脂、ゴム、発泡樹脂等の原材料を射
出してクツシヨン材5を一体成形するものであ
る。
字形状の数本の外装片2と平面直線状の数本の外
装片3とを、所定形状且つ所定高さになるように
接着剤を介して積層した革製のヒール外装板1を
成形する。次に、このヒール外装板1の各外装片
2,3で包囲された中心部に木又は硬質合成樹脂
製のヒール芯4をインサートとする。そして、前
記ヒール外装板1の内周面とヒール芯4の外周面
及び下面とに、略160℃〜200℃(一部合成樹脂に
はこの温度を逸脱するものもある)の適宜高温の
範囲内にて最大接着力を発揮する溶剤型接着剤
[主成分:特殊合成樹脂、主溶剤:芳香族炭化水
素、粘度:約8000cp(20℃)、不揮発分:約40%]
を塗布して充分滲透させてから1時間程度乾燥さ
せた後、ヒール外装板1とヒール芯4との相互間
及びヒール芯4の下面に、適宜温度のペースト状
の軟質合成樹脂、ゴム、発泡樹脂等の原材料を射
出してクツシヨン材5を一体成形するものであ
る。
使用時においては、第3図に示すように靴Aの
本底Bの接地面後部に本発明のヒールベースの上
面を接着剤にて貼着し、次に本発明のヒールベー
スの下面に化粧用のトツプリフトCを接着剤にて
貼着するようにする。
本底Bの接地面後部に本発明のヒールベースの上
面を接着剤にて貼着し、次に本発明のヒールベー
スの下面に化粧用のトツプリフトCを接着剤にて
貼着するようにする。
[発明の効果]
本発明は、前述のように革製のヒール外装板1
と木又は硬質合成樹脂製のヒール芯4と軟質合成
樹脂、ゴム、発泡樹脂製のクツシヨン材5とを一
体成形したことにより、従来のヒールベースに比
較して重量が軽いばかりでなく、ヒール芯4の下
面にクツシヨン材5を設けたことにより、ヒール
芯4の下面にクツシヨン性を持たせることができ
るため、履き心地が良好であるばかりでなく、足
が疲れにくい効果を有する。
と木又は硬質合成樹脂製のヒール芯4と軟質合成
樹脂、ゴム、発泡樹脂製のクツシヨン材5とを一
体成形したことにより、従来のヒールベースに比
較して重量が軽いばかりでなく、ヒール芯4の下
面にクツシヨン材5を設けたことにより、ヒール
芯4の下面にクツシヨン性を持たせることができ
るため、履き心地が良好であるばかりでなく、足
が疲れにくい効果を有する。
しかも、ヒール外装板1の内部を木又は硬質合
成樹脂製のヒール芯4と軟質合成樹脂、ゴム、発
泡樹脂製のクツシヨン材5とにしたことにより、
ヒール外装板1が内部のクツシヨン材5に完全に
密着するため、ヒールベースの全体形状を均一に
成形できる利点がある。
成樹脂製のヒール芯4と軟質合成樹脂、ゴム、発
泡樹脂製のクツシヨン材5とにしたことにより、
ヒール外装板1が内部のクツシヨン材5に完全に
密着するため、ヒールベースの全体形状を均一に
成形できる利点がある。
また、クツシヨン材5は、原材料を射出する前
に、ヒール外装板1の内周面と、ヒール芯4の外
周面及び下面とに、適宜高温の範囲内にて最大接
着力を発揮する接着剤を塗布して充分滲透させて
から1時間程度乾燥させることによつて、ヒール
外装板1、ヒール芯4、クツシヨン材5の相互の
接着が著しく堅固になり、特にヒール外装板1等
の剥離を防止することができる。
に、ヒール外装板1の内周面と、ヒール芯4の外
周面及び下面とに、適宜高温の範囲内にて最大接
着力を発揮する接着剤を塗布して充分滲透させて
から1時間程度乾燥させることによつて、ヒール
外装板1、ヒール芯4、クツシヨン材5の相互の
接着が著しく堅固になり、特にヒール外装板1等
の剥離を防止することができる。
更に、ヒール芯4及びクツシヨン材5の外側に
革製のヒール外装板1を積層したことによつて、
外観上は恰も本物の革でヒールベースの全体が成
形されているかのように見えるため、外観上の体
裁は従来のヒールベースと同様に良好である。
革製のヒール外装板1を積層したことによつて、
外観上は恰も本物の革でヒールベースの全体が成
形されているかのように見えるため、外観上の体
裁は従来のヒールベースと同様に良好である。
以上説明したように、本発明によれば、従来の
ヒールベースに比較して重量が軽く且つヒール芯
の下面にクツシヨン性があつて、履き心地が良好
で且つ足が疲れにくく、しかもヒールベースの全
体形状を均一に成形でき、更にヒール外装板、ヒ
ール芯、クツシヨン材の相互の接着が著しく堅固
になり、特にヒール外装板等の剥離を防止できる
等の諸効果が得られる。
ヒールベースに比較して重量が軽く且つヒール芯
の下面にクツシヨン性があつて、履き心地が良好
で且つ足が疲れにくく、しかもヒールベースの全
体形状を均一に成形でき、更にヒール外装板、ヒ
ール芯、クツシヨン材の相互の接着が著しく堅固
になり、特にヒール外装板等の剥離を防止できる
等の諸効果が得られる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は斜視図、第2図は断面図、第3図は使用状態を
示す断面図である。 1……ヒール外装板、2……外装片、3……外
装片、4……ヒール芯、5……クツシヨン材、A
……靴、B……本底、C……トツプリフト。
は斜視図、第2図は断面図、第3図は使用状態を
示す断面図である。 1……ヒール外装板、2……外装片、3……外
装片、4……ヒール芯、5……クツシヨン材、A
……靴、B……本底、C……トツプリフト。
Claims (1)
- 1 平面U字形状の数本の外装片と平面直線状の
数本の外装片とを所定形状且つ所定高さに積層し
た革製のヒール外装板を成形し、このヒール外装
板の各外装片で包囲された中心部に木又は硬質合
成樹脂製のヒール芯をインサートし、前記ヒール
外装板の内周面とヒール芯の外周面及び下面と
に、適宜高温の範囲内にて最大接着力を発揮する
接着剤を塗布して充分滲透させてから1時間程度
乾燥させた後、ヒール外装板とヒール芯との相互
間及びヒール芯の下面に、適宜温度のペースト状
の軟質合成樹脂、ゴム、発泡樹脂等の原材料を射
出してクツシヨン材を一体成形することを特徴と
する靴底のヒールベースの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13673384A JPS6116703A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 靴底のヒ−ルベ−スの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13673384A JPS6116703A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 靴底のヒ−ルベ−スの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6116703A JPS6116703A (ja) | 1986-01-24 |
JPH0157563B2 true JPH0157563B2 (ja) | 1989-12-06 |
Family
ID=15182232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13673384A Granted JPS6116703A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 靴底のヒ−ルベ−スの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6116703A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0450805Y2 (ja) * | 1988-04-12 | 1992-12-01 | ||
JPH02134006U (ja) * | 1989-04-17 | 1990-11-07 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5071439A (ja) * | 1973-10-25 | 1975-06-13 |
-
1984
- 1984-07-02 JP JP13673384A patent/JPS6116703A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5071439A (ja) * | 1973-10-25 | 1975-06-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6116703A (ja) | 1986-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4694589A (en) | Elastomeric shoe innersole | |
US6944975B2 (en) | Shoe having a fabric outsole and manufacturing process thereof | |
US4627178A (en) | Molded shoe innersole | |
US4581187A (en) | Method of manufacturing a molded composite elastomeric foam sheet innersole | |
US4910886A (en) | Shock-absorbing innersole | |
US4674204A (en) | Shock absorbing innersole and method for preparing same | |
CA1107497A (en) | Insoles for skate boots | |
JP2007275275A (ja) | 靴及び靴の製造方法。 | |
US2918735A (en) | Rubber sole attaching means for shoes having a flexible attaching flange | |
US5416989A (en) | Shoe with a shank having a cushion therein | |
JPH0157563B2 (ja) | ||
KR101909221B1 (ko) | 신발용 안창 제조방법 | |
TWI696547B (zh) | 複合鞋底製程及其成品 | |
US2317475A (en) | Shoe bottom unit and method of making the same | |
US20020178612A1 (en) | Shoe | |
JPH1042907A (ja) | 靴用中敷き | |
JPH0810006A (ja) | 靴の中敷及びその製造方法 | |
FR2174434A5 (en) | Shoes with moulded soles - anchored by direct moulding to uppers held against a former | |
JPH0529601Y2 (ja) | ||
JPS6131101A (ja) | ミツドソ−ル | |
CN112205712B (zh) | 复合鞋底制程及其成品 | |
US2983643A (en) | Rubber lamina, with surface adapted to be adhered to another surface by adhesive | |
US8845939B1 (en) | Foam product with an insert and its method of manufacture | |
JPS59139202A (ja) | 三層の異質の素材からなる靴底及びその製法 | |
JP3069973U (ja) | 靴の本底 |