JPH0154937B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0154937B2
JPH0154937B2 JP56104054A JP10405481A JPH0154937B2 JP H0154937 B2 JPH0154937 B2 JP H0154937B2 JP 56104054 A JP56104054 A JP 56104054A JP 10405481 A JP10405481 A JP 10405481A JP H0154937 B2 JPH0154937 B2 JP H0154937B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
monitored
boundary value
power
stop
Prior art date
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Expired
Application number
JP56104054A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS586041A (ja
Inventor
Tetsushi Miki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP56104054A priority Critical patent/JPS586041A/ja
Publication of JPS586041A publication Critical patent/JPS586041A/ja
Publication of JPH0154937B2 publication Critical patent/JPH0154937B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発電プラント監視装置に関する。
従来この種の装置として第1図に示すものがあ
つた。図において1は監視対象発電プラント、2
は監視対象発電プラント1に与えられた入力IN
を受けて、この入力INに対して望ましい出力
(すなわち制御目標)を出力するように作られて
いる照合モデル出力発生装置、3は監視対象発電
プラント1と照合モデル出力発生回路2の出力と
の差出力eを比較器4で得てプラントを停止すべ
きかどうかを判定して監視対象発電プラント1に
対して停止信号STを送出するプラント判定装置
をそれぞれ示す。
第1図の構成において監視対象発電プラント1
の出力と照合モデル出力発生装置2の出力との差
出力eは、監視対象発電プラント1の異常の程度
を表わす指標として使うことができ、この差出力
eの値が前もつて定められた固定の境界値を越え
たときは、これをプラント停止判定装置3が判定
して対象発電プラント1を緊急停止させる。
第1図の従来のプラント監視装置はプラント停
止判定境界値を前もつて定めておきしかもその値
を負荷量の大小とは無関係に固定していたため、
電力系統の需給バランスがくずれていてプラント
1を停止したならば負荷しや断もしくは系統崩壊
の可能性がある場合にも、強引にプラントを停止
させざるを得ない欠点があつた。
このような従来のものの欠点を除去するため
に、第2図に示す如く電力系統の現時点での全負
荷量と発電可能量との差を算定し、この量が小さ
い程停止判定境界値を大きくするようにすること
により、強引にプラントを停止させることにより
生ずる負荷しや断や全系崩壊を防止するプラント
監視装置が考えられている。
この場合のプラント停止判定装置3は監視対象
発電プラント1及び照合モデル出力発生装置2の
差出力eと停止判定境界値とを比較してプラント
を停止すべきかどうかを判定することは第1図の
場合と同様であるが、この場合は特に停止判定境
界値をプラント停止判定境界値算定装置5から受
けるようになされている。このプラント停止判定
境界値算定装置5は、監視発電プラント1が接続
されている電力系統6から系統情報伝送装置7を
介して得られる情報に基づいて現在の全負荷量と
発電可能量との差を算定し、その値からプラント
停止判定境界値yを算定する。
次に動作について説明する。監視対象発電プラ
ント1と照合モデル出力発生装置2の差出力eは
監視対象発電プラント1の異常程度を表わす指標
として使うことができ、この値はプラント停止判
定装置3に送られる。一方監視対象発電プラント
1が接続されている電力系統6における現在の各
負荷量と発電可能量とが系統情報伝送装置7を介
してプラント停止判定境界値算定装置5に与えら
れる。ここでプラント停止境界値算定装置5は全
負荷量と発電可能量の差xを算定するとともに、
その値に基づいて例えば第3図に示すような関数
式y=f(x)を使つてプラント停止判定境界値
yを求めプラント停止判定装置3に送る。
ここで関数式y=f(x)としては現在の全負
荷量及び発電可能量の差xが小さい程停止判定境
界値yの値が大きくなるような関係のものを選定
すると共に、監視対象発電プラント1を停止しな
かつたことによる損失と、停止した場合に負荷し
や断や系統崩壊を引き起すことにより発生する損
失とを総合的に考慮して定める。
プラント停止判定装置3は監視対象発電プラン
ト1及び照合モデル出力発生装置2の差出力eと
プラント停止判定境界値yとを比較し、差出力e
が境界値yを越えれば停止信号STを監視対象発
電プラント1に送出することによりこのプラント
1を停止させる。
しかし第2図のプラント監視装置は電力系統の
現時点での全負荷量と発電可能量との差のみによ
つて負荷しや断量や系統崩壊の可能性を推定して
いるが、単に全負荷量と発電可能量の差だけでは
現実に起る負荷しや断量や系統崩壊の可能性を精
度良く推定できず、そのため適切なプラント停止
判定境界値を算定できず、従つて監視装置として
は未だ不十分である。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、
電力系統の現在の情報を使つて一定周期ごとに系
統シミユレータによつて監視対象発電プラントを
緊急停止した後、系統がどうなるかをシミユレー
シヨンしその結果によつてより精度の高いプラン
ト停止判定値を算定することができるようにした
プラント監視装置を提供しようとするものであ
る。
以下第2図との対応部分に同一符号を附して示
す第4図について本発明の一例を詳述するに、こ
の場合プラント停止判定境界値算定装置5は、第
2図の場合のように系統情報伝送装置7から送ら
れて来る電力系統情報DJを直接受けずに一旦こ
の情報DJを系統シミユレータ11に与えそのシ
ミユレート演算の結果得られる負荷しや断量uを
入力として受ける。
ここで系統シミユレータ11は、シミユレーシ
ヨン実行制御装置12によつて一定周期ごとにト
リガされ、系統情報伝送装置7から送られて来る
電力系統情報DJに基づいて今監視対象発電プラ
ント1を緊急停止させた場合のその後の系統状態
をシミユレートして負荷しや断量信号を算定送出
する。
この系統シミユレータ11において発生された
負荷しや断量信号uを受けたプラント停止判定境
界値算定装置5は、第5図に示す如くプラント停
止判定境界値z=g(u)を使つて算定してプラ
ント停止判定装置3に送る。
なお関数式z=g(u)としては負荷しや断量
uが小さい程停止判定境界値zの値が大きくなる
ような関係のものを選定すると共に、監視対象発
電プラント1を停止しなかつたことによる損失
と、停止したことにより負荷しや断や系統崩壊を
引き起すことによる損失とを総合的に考慮して定
める。
次に動作について説明する。先ず第2図の場合
と同様に監視対象発電プラント1と照合モデル出
力発生装置2との差出力eは監視対象発電プラン
ト1の異常の程度を表わす指標として使うことが
でき、この値はプラント停止判定装置3に送られ
る。一方、監視対象発電プラント1が接続されて
いる電力系統6における現在の各負荷量や発電量
等の系統情報が系統情報伝送装置7を介して系統
シミユレータ11に与えられる。ここで系統シミ
ユレータ11はシミユレーシヨン実行制御装置1
2から一定周期ごとに起動信号が送られてくるた
びに、監視対象発電プラント1が緊急停止した後
の系統状態のシミユレーシヨンを実行して負荷し
や断量uを算定し、停止判定境界値算定装置5に
送る。
停止判定境界値算定装置5はこの負荷しや断量
uに基づいて関数z=g(u)(第5図)を使つて
プラント停止判定境界値zを求め、プラント停止
判定装置3に送る。プラント停止判定装置3では
監視対象発電プラント1及び照合モデル出力発生
装置2の差出力eとプラント停止判定境界値zを
比較し、差出力eが境界値zを越えていれば停止
信号STを監視対象発電プラント1に送出するこ
とによりプラント1を停止させる。
なお上述の実施例においては、電力系統6に発
電プラント1が接続されている場合を示したが、
系統状態によつてプラント停止判定境界値を適応
的に変えることによつて負荷しや断や系統崩壊の
可能性を小さくすることができる種々のプラント
システムに本発明を適用し得る。
また上述の実施例においては監視対象発電プラ
ント1及び照合モデル出力発生装置2の差出力e
によつて異常を判定した場合を示したが、判定方
法としてはその外監視対象発電プラント1の出力
の雑音を解析することによつて異常判定をする等
の種々の異常判定法を用い得る。
以上のように本発明によれば、現在の電力系統
情報を使つて系統シミユレーシヨンを実行し、監
視対象発電プラントを緊急停止した場合の負荷し
や断量を算定し、それに基づいてプラント停止判
定境界値を求めているのでより適切なプラント停
止判定を行い得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプラント監視装置を示すブロツ
ク図、第2図はその欠点を改良すべく考え得るプ
ラント監視装置を示すブロツク図、第3図はその
プラント停止判定境界値算定装置4の演算関数を
示す曲線図、第4図は本発明によるプラント監視
装置の一例を示すブロツク図、第5図はその系統
シミユレータ7の演算関数を示す曲線図である。 1:監視対象発電プラント、2:照合モデル出
力発生装置、3:プラント停止判定装置、5:プ
ラント停止判定境界値算定装置、6:電力系統、
7:系統情報伝送装置、11:系統シミユレー
タ、12:シミユレーシヨン実行制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 監視対象発電プラントの出力と、照合モデル
    出力発生装置の出力との差出力に基づいて当該差
    出力と停止判定境界値とを比較し、上記差出力が
    上記停止判定境界値を越えたときプラント停止判
    定装置が上記監視対象発電プラントに対して停止
    信号を与えるようにしてなる発電プラント監視装
    置において、監視対象発電プラントが接続されて
    いる電力系統から現在の系統情報を伝送装置を介
    して受けてシミユレーシヨン実行制御装置から一
    定周期ごとに起動信号が送られてくるたびに上記
    監視対象発電プラントが緊急停止した後の系統状
    態のシミユレーシヨンを実行して負荷しや断量を
    算定する系統シミユレータと、上記負荷しや断量
    を使つてプラント停止判定境界値を算定するプラ
    ント停止判定境界値算定装置とを具え、上記プラ
    ント停止判定境界値と監視対象発電プラント及び
    上記照合モデル出力発生装置の差出力とを比較し
    て当該差出力が上記境界値を越えていれば停止信
    号を上記監視対象発電プラントに送出することに
    より当該監視対象発電プラントを停止させること
    を特徴とする発電プラント監視装置。
JP56104054A 1981-07-01 1981-07-01 発電プラント監視装置 Granted JPS586041A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56104054A JPS586041A (ja) 1981-07-01 1981-07-01 発電プラント監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56104054A JPS586041A (ja) 1981-07-01 1981-07-01 発電プラント監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS586041A JPS586041A (ja) 1983-01-13
JPH0154937B2 true JPH0154937B2 (ja) 1989-11-21

Family

ID=14370481

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JP56104054A Granted JPS586041A (ja) 1981-07-01 1981-07-01 発電プラント監視装置

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JPS586041A (ja) 1983-01-13

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