JPH0153924B2 - - Google Patents

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JPH0153924B2
JPH0153924B2 JP27948288A JP27948288A JPH0153924B2 JP H0153924 B2 JPH0153924 B2 JP H0153924B2 JP 27948288 A JP27948288 A JP 27948288A JP 27948288 A JP27948288 A JP 27948288A JP H0153924 B2 JPH0153924 B2 JP H0153924B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveguide
metal plate
power
space
waveguide space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP27948288A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01157101A (ja
Inventor
Yoshiharu Ito
Kunitaka Arimura
Naohisa Goto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arimura Giken KK
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Arimura Giken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Nippon Hoso Kyokai NHK, Arimura Giken KK filed Critical Nippon Hoso Kyokai NHK
Priority to JP27948288A priority Critical patent/JPH01157101A/ja
Publication of JPH01157101A publication Critical patent/JPH01157101A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、放送用アンテナ等に用いて好適のラ
ジアル導波線路に関する。
〔従来の技術〕
従来のラジアル導波線路としては、第3図に示
すような同軸型のものaや、第4図に示すような
導波管型のものbが各種提案されている。
なお、第3,4図中の符号fは金属板から成る
スロツトd付きのラジアル導波線路上側部、gは
金属板から成るラジアル導波線路下側部、h1は
同軸線路中心導体、h2は同軸線路外部導体、i
は導波管、jは導体整合板、kは開口をそれぞれ
示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述のような従来のラジアル導
波線路では、いずれの場合も、次のような問題点
がある。
(1) 導波空間c内へ給電された電力が、第5図に
実線(スロツトdを有する場合で段階的に特性
が変化するのはスロツトdからの放射による。)
や第5図に点線(スロツトdを有しない場合)
で示すように、給電部から終端へ至るまでの間
に大幅に減衰されてしまうため、放射電力が不
均一となり、アンテナ利得が大幅に低下する。
(2) 終端抵抗体(この抵抗体は分布定数型となつ
ている)eが導波空間cの周縁部に沿い配設さ
れているので、全体として長い終端低抗体eを
使用しなければならず、コスト高を招くほか、
導波空間cの大きさが変化すると使用する終端
抵抗体eの大きさも変わるため、各種サイズの
終端抵抗体eを必要とする。
本発明は、上述の諸問題を解決しようとする
もので、給電電力が導波空間の中央部へ向けて
集中しうるようにし、かつ同導波空間における
伝送電力を調整して電力放射用開口を通じての
放射電力を所望の分布にし、アンテナ利得およ
び指向特性を高めるようにした、ラジアル導波
線路を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明のラジアル
導波線路は、相互に離隔して対向するように配設
され一方に電力放射用開口を形成された一対の金
属板と、これらの金属板周縁部を連結する金属製
周壁とをそなえ、これらの金属板と周壁とでその
内部に導波空間が形成されて、上記周壁からその
内部の上記導波空間における中央部へ向けて給電
電力を集中せしめるべく、上記導波空間内へ電力
を供給する給電手段が設けられ、上記給電手段
が、上記導波空間内への給電部と、上記導波空間
内において上記周壁との間に給電電力迂回用〓間
を残して設けられた上記金属板とほぼ平行な中間
金属板とをそなえて構成され、上記中間金属板
に、同中間金属板で仕切られる2つの導波空間部
を連通する連通孔が形成されたことを特徴として
いる。
〔作 用〕
上述の本発明のラジアル導波線路では、給電部
から導波空間内へ導入された給電電力が、中間金
属板の周縁と上記導波空間の金属製周壁との間の
〓間を通過するようにして迂回しながら、上記導
波空間の中央部へ集中するようになる。
そして、上記給電電の一部は、上記中間金属板
の周縁へ到達する前に、同中間金属板に形成され
た連通孔を通じ漏洩して、上記の迂回を行なつた
給電電力と合成され上記中央部へ向かうようにな
る。
このようにして上記中央部へ向かう給電電力
は、金属板に形成された電力放射用開口を通じ
て、順次放射される。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の一実施例としての同
軸型ラジアル導波線路について説明すると、第1
図はその中央縦断斜視図、第2図はその部分中央
縦断面図である。
第1,2図に示すごとく、相互に離隔して対向
するように一対の平板状の金属円板1,2が配設
されており、一方の金属板1には、電力放射用開
口としての複数のスロツト(又はスリツト)1a
が同心円上あるいは螺施上等に形成されている。
また、他方の金属板2の中央部には、給電部と
しての同軸線路3と接続される開口2aが形成さ
れている。
そして、これらの金属板1,2の周縁部を連結
する金属製周壁4が設けられており、これらの金
属円板1,2および金属製周壁4で、その内部に
導波空間Sが形成される。
ところで、この導波空間S内において、金属円
板1,2と平行な中間金属板が、周壁4との間に
給電電力迂回用〓間Dを残して設けられており、
これによりこの中間金属板5によつて導波空間S
が2つの導波空間部S1,S2に分割される。
そして、この中間金属板5には、2つの導波空
間S1,S2を連通する連通孔5aとしてのスリ
ツトまたは格子が形成されている。
なお、この中間金属板5の取付は、例えば周壁
4に絶縁材を介して行なわれたり、途中で絶縁ポ
スト等を介して行なわれたりし、更にその取付場
所は適宜の数箇所が選ばれる。
また、金属板2の開口2aには、同軸線路3が
接続されているが、この接続の詳細は次のとおり
である。すなわち開口2aには、同軸線路3の外
部導体3aが接続されるとともに、同軸線路3の
中心導体3bが中間金属板五の下面付きの導体整
合板6に接続されている。
これにより、下部導波空間部S1へ給電された
電力は、矢印Pfで示すように、この下部導波空
間部S1を通り、周壁4と中間金属板5との〓間
Dを迂回して、上部導波空間部S2へ至り、その
中央部へ向けて伝播してゆくのである。このよう
に、同軸線路3や、給電電力迂回用〓間Dを周壁
4との間に形成する中間金属板5で、周壁4から
その内部の導波空間Sにおける中央部へ向けて給
電電力を集中させうる給電手段が構成される。
また、中間金属板5には、多数の連通孔5aと
してのスリツトまたは格子が形成されているの
で、給電電力の一部は上部導波空間部S2へ漏洩
する。
なお、連通孔5aは、同連通孔5aを通過した
電力が上部導波空間部S2の中央部へ向かうよう
に、〓間Dを迂回して中央部へ向かう電力と所要
の位相で合成されるような配置で形成されてい
る。これにより、上部導波空間部S2の電力密度
を制御したり、位相や偏波を変化させたりするこ
とができる。
そして、給電電力が上部導波空間部S2を通過
するときに、金属板1に形成されたスロツト1a
を通じて電力が放射される。
上述のラジアル導波線路によれば、放射電力が
一様分布やドルフーチエビシエフ分布、テーラー
分布、二頂分布などの所望の分布に設定されるた
め、アンテナ利得を大幅に向上させて指向特性を
調整できるのである。
なお、上部導波空間部S2の中央部には、終端
抵抗体7が配設されており、この終端抵抗体7に
よつて中央部終端部へ至つた残部給電電力が消費
される。このように終端抵抗体7が上部導波空間
部S2の中央部に配設されているので、周長の短
い抵抗体を使用することができ、コストの低下を
はかれるほか、金属板1,2の大きさを変える必
要がなく、これによりラジアル導波線路サイズの
違いによる終端抵抗体の汎用性を向上させること
ができる。
終端での給電電力が非常に小さい場合は、終端
抵抗体7を実用上省略することもできる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明のラジアル導波線路
によれば、次のような効果ないし利点が得られ
る。
(1) 中間金属板に連通孔が形成されることによ
り、放射電力を所望の分布にすることができ、
これによりアンテナ利得を向上させることが可
能となつて、その結果高能率のアンテナの製作
が可能となり、衛星放送用アンテナなどへの適
用も容易となる。
(2) 終端抵抗体を導波空間の中央部に配設するこ
とができるので、小型で安価な終端抵抗体を使
用することができ、またラジアル導波線路の径
に関係なく、同じ大きさの終端抵抗体を使用で
きるようになつて、終端抵抗体の汎用化を実現
できる。
(3) 本ラジアル導波線路は主要部を平板状に形成
できるため、雪等に強く、無人の衛星放送受信
アンテナ等への適用も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本発明の一実施例としての同軸型
ラジアル導波線路を示すもので、第1図はその中
央縦断斜視図、第2図はその部分中央縦断面図で
あり、第3〜5図は従来のラジアル導波線路を示
すもので、第3図は同軸型ラジアル導波線路を示
す中央縦断斜視図、第4図は導波管型ラジアル導
波線路を示す中央縦断斜視図、第5図は電力密度
特性を示すグラフである。 1……金属円板、1a……スロツト(電力放射
用開口)、2……金属円板、2a……開口、3…
…同軸線路、3a……外部導体、3b……中心導
体、4……周壁、5……中間金属板、5a……連
通孔、6……導体整合板、7……終端抵抗体、S
……導波空間、S1,S2……導波空間部、D…
…〓間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 相互に離隔して対向するように配設され一方
    に電力放射用開口を形成された一対の金属板と、
    これらの金属板周縁部を連結する金属製周壁とを
    そなえ、これらの金属板と周壁とでその内部に導
    波空間が形成されて、上記周壁からその内部の上
    記導波空間における中央部へ向けて給電電力を集
    中せしめるべく、上記導波空間内へ電力を供給す
    る給電手段が設けられ、上記給電手段が、上記導
    波空間内への給電部と、上記導波空間内において
    上記周壁との間に給電電力迂回用〓間を残して設
    けられた上記金属板とほぼ平行な中間金属板とを
    そなえて構成され、上記中間金属板に、同中間金
    属板で仕切られる2つの導波空間部を連通する連
    通孔が形成されたことを特徴とする、ラジアル導
    波線路。
JP27948288A 1988-11-07 1988-11-07 ラジアル導波線路 Granted JPH01157101A (ja)

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JP27948288A JPH01157101A (ja) 1988-11-07 1988-11-07 ラジアル導波線路

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JPH01157101A JPH01157101A (ja) 1989-06-20
JPH0153924B2 true JPH0153924B2 (ja) 1989-11-16

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