JPH0153102B2 - - Google Patents
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- JPH0153102B2 JPH0153102B2 JP57189963A JP18996382A JPH0153102B2 JP H0153102 B2 JPH0153102 B2 JP H0153102B2 JP 57189963 A JP57189963 A JP 57189963A JP 18996382 A JP18996382 A JP 18996382A JP H0153102 B2 JPH0153102 B2 JP H0153102B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- pipette
- flange
- capillary tube
- pipette according
- Prior art date
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/02—Burettes; Pipettes
- B01L3/0275—Interchangeable or disposable dispensing tips
- B01L3/0279—Interchangeable or disposable dispensing tips co-operating with positive ejection means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/02—Burettes; Pipettes
- B01L3/021—Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids
- B01L3/0217—Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids of the plunger pump type
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Clinical Laboratory Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、小量の液体試料をサンプリングお
よび分配するためのピペツトの改良に関するもの
である。
よび分配するためのピペツトの改良に関するもの
である。
従来のピペツトは、例えばフランス特許第
2446672号に開示されているように、ピペツトの
本体にピストンを納めた毛細管を接続したもので
あるが、その構造の目的は、毛細管とピストンと
を同時に本体から離脱させ、放射性物質が混入し
た液体や汚染された液体を取扱うとき、安全に操
作できるようにしたものであるが、構造的には不
完全なものとなつている。
2446672号に開示されているように、ピペツトの
本体にピストンを納めた毛細管を接続したもので
あるが、その構造の目的は、毛細管とピストンと
を同時に本体から離脱させ、放射性物質が混入し
た液体や汚染された液体を取扱うとき、安全に操
作できるようにしたものであるが、構造的には不
完全なものとなつている。
このためフランス特許第2474340号に示されて
いるように、ピストンを保持装置により釈放自由
に保持する構造のものが提案されているが、ピペ
ツトの正確な計量はピストンの上端が常に一定の
レベルを保つことが必要となる。しかし、前記構
造であると、保持装置の把持端部にたい積物が付
着し、ピストンの位置が変わるおそれがあり、ま
た、ピストンの位置を調節するためには、操作者
の手でピストンを動かすため、ピストンや毛細管
の端部に手指がふれて、完全殺菌の試料を汚染す
るおそれがある。
いるように、ピストンを保持装置により釈放自由
に保持する構造のものが提案されているが、ピペ
ツトの正確な計量はピストンの上端が常に一定の
レベルを保つことが必要となる。しかし、前記構
造であると、保持装置の把持端部にたい積物が付
着し、ピストンの位置が変わるおそれがあり、ま
た、ピストンの位置を調節するためには、操作者
の手でピストンを動かすため、ピストンや毛細管
の端部に手指がふれて、完全殺菌の試料を汚染す
るおそれがある。
そこで、この発明は前記した事情に鑑み発明さ
れたもので、前記した特許請求の範囲に記載した
とおりの要旨に係るピペツトを提供することを目
的とするものである。
れたもので、前記した特許請求の範囲に記載した
とおりの要旨に係るピペツトを提供することを目
的とするものである。
つぎに、この発明を図示の実施例により詳細に
説明すると、この発明に係るピペツトは筒状の本
体10を備えている。この本体10は上部体と下
部体とに分割されていて、ねじなどにより連結さ
れるようになつている。そして、上部体(図示せ
ず)には一定の量の、液体試料をサンプリング
(採取)し、分配するための調節装置が組込まれ
るようになつており、下部体はピストン16を保
持する保持装置14を案内するようになつてい
る。前記した調節装置は、この発明の要旨と直接
関係がないので、その詳細な説明は省略するが、
その一例はフランス特許第2473124号に開示され
ている。
説明すると、この発明に係るピペツトは筒状の本
体10を備えている。この本体10は上部体と下
部体とに分割されていて、ねじなどにより連結さ
れるようになつている。そして、上部体(図示せ
ず)には一定の量の、液体試料をサンプリング
(採取)し、分配するための調節装置が組込まれ
るようになつており、下部体はピストン16を保
持する保持装置14を案内するようになつてい
る。前記した調節装置は、この発明の要旨と直接
関係がないので、その詳細な説明は省略するが、
その一例はフランス特許第2473124号に開示され
ている。
ピペツト10の下部体12の下端には、目盛付
の毛細管18が配置されており、毛細管18内に
はピストン16が移動自由に挿入されており、ピ
ストン16はピペツト10の上部体から突出する
調節ロツド22により移動が調節され、調節ロツ
ドはコイルスプリング20により付勢されてい
る。
の毛細管18が配置されており、毛細管18内に
はピストン16が移動自由に挿入されており、ピ
ストン16はピペツト10の上部体から突出する
調節ロツド22により移動が調節され、調節ロツ
ドはコイルスプリング20により付勢されてい
る。
下部体12と毛細管18とは結合部24により
結合されている。結合部24は試料により変質し
ない熱可塑性素材により成形されており、素材と
しては、ポリプロピレンその他の半硬質熱可塑性
素材が使用される。ピストン16には、毛細管1
8の内壁に密接するシール部が少なくとも一つ設
けられている。ピストン16は例えばステンレス
スチール製のワイヤからなるもので、シール部2
6はポリエチレンまたはポリテトラフルオロエチ
レンなどをピストン16に被着して形成される。
第1図に示すように、シール部26は棒状になつ
ているものと、シール部の胴部に鉢巻状部を設
け、毛細管内壁によりよく密接するようにしても
よい。
結合されている。結合部24は試料により変質し
ない熱可塑性素材により成形されており、素材と
しては、ポリプロピレンその他の半硬質熱可塑性
素材が使用される。ピストン16には、毛細管1
8の内壁に密接するシール部が少なくとも一つ設
けられている。ピストン16は例えばステンレス
スチール製のワイヤからなるもので、シール部2
6はポリエチレンまたはポリテトラフルオロエチ
レンなどをピストン16に被着して形成される。
第1図に示すように、シール部26は棒状になつ
ているものと、シール部の胴部に鉢巻状部を設
け、毛細管内壁によりよく密接するようにしても
よい。
ピストン16の上端には、保持装置14が設け
られている。保持装置14は弾性素材からなる把
持体28(フインガー)を備えており、把持体2
8はコイルスプリング20よりもばね力が強い第
2スプリング(図示せず)により付勢されてい
る。
られている。保持装置14は弾性素材からなる把
持体28(フインガー)を備えており、把持体2
8はコイルスプリング20よりもばね力が強い第
2スプリング(図示せず)により付勢されてい
る。
保持装置14は、この発明の要旨に関係しない
ものであるから、その詳細な説明は省略するが、
フランス特許第2474340号に開示してあるように、
コレツト(ブロツク体)からなるもので、その下
端に把持体28が設けてあり、上端はコレツト支
持体にら合している。コレツトは第2スプリング
に抗してスライドするもので、コレツト支持体3
0の空所にそつてストロークする。コレツト支持
体30もピペツト10の下部体12内にコイルス
プリング20に抗してスライドする。把持体28
は図示のように傘形に拡開しており、その周側面
はコレツト支持体の下端に開口した円錐形の口部
に対し第2スプリングの弾発力で密接するように
なつている。
ものであるから、その詳細な説明は省略するが、
フランス特許第2474340号に開示してあるように、
コレツト(ブロツク体)からなるもので、その下
端に把持体28が設けてあり、上端はコレツト支
持体にら合している。コレツトは第2スプリング
に抗してスライドするもので、コレツト支持体3
0の空所にそつてストロークする。コレツト支持
体30もピペツト10の下部体12内にコイルス
プリング20に抗してスライドする。把持体28
は図示のように傘形に拡開しており、その周側面
はコレツト支持体の下端に開口した円錐形の口部
に対し第2スプリングの弾発力で密接するように
なつている。
第1図に示すように、ピストン16を保持する
保持装置はコイルスプリング20により上方へ付
勢されている。そのため、コレツト支持体30の
肩部34にコイルスプリング20が弾接してい
る。また、コイルスプリング20の下端は下部体
12の下部位置に設けた肩部36に着座してい
る。コレツト支持体30は調節ねじ(図示せず)
によりストロークが規制されるように位置決めさ
れ、液体試料のサンプリングと分配する量が調節
されるようになつている。
保持装置はコイルスプリング20により上方へ付
勢されている。そのため、コレツト支持体30の
肩部34にコイルスプリング20が弾接してい
る。また、コイルスプリング20の下端は下部体
12の下部位置に設けた肩部36に着座してい
る。コレツト支持体30は調節ねじ(図示せず)
によりストロークが規制されるように位置決めさ
れ、液体試料のサンプリングと分配する量が調節
されるようになつている。
この発明は、前記したような調節を行うものに
限定されるものではなく、調節ねじの代りにスト
ロークの上限を定めるストツパをピペツト本体に
設ける構造のものにも実施できる。
限定されるものではなく、調節ねじの代りにスト
ロークの上限を定めるストツパをピペツト本体に
設ける構造のものにも実施できる。
試料の分配を行うための下方へのストローク
は、コレツト支持体30の下端の肩部38により
定まるもので、ピペツト10の下部体12の肩部
36に肩部38が当接する。これによつて保持装
置14のストロークの下限が定まる。そして下限
位置においては、コイルスプリング20は完全に
圧縮されている。
は、コレツト支持体30の下端の肩部38により
定まるもので、ピペツト10の下部体12の肩部
36に肩部38が当接する。これによつて保持装
置14のストロークの下限が定まる。そして下限
位置においては、コイルスプリング20は完全に
圧縮されている。
ピペツトの下部体12の最下端には、開口端4
0が設けてあり、毛細管18内のピストン16と
毛細管18の結合部24は離脱するようになつて
いる。
0が設けてあり、毛細管18内のピストン16と
毛細管18の結合部24は離脱するようになつて
いる。
ピストン16と毛細管18の結合部24とが同
時に離脱するためには、ピストン16は上端寄り
にフランジ42を備えており、このフランジは把
持体28に当接するようになつている。そして、
フランジ42は毛細管18の結合部24の肩部4
4に当接する。第2図に示すように、フランジ4
2の直径は把持体28の外法直径寸法と同じにな
つている。フランジ42はピストン16の軸に対
し直角に配置されたリング状の当接面を備えてお
り、これにより肩部44と密接するようになつて
いる。またフランジ42は下部体12の開口端と
もよく密接するような上面を備えている。そして
把持体28の端面もピストン16の上端が密接し
やすいようになつていて、フランジ42の上面は
なだらかな円すい形になつている。
時に離脱するためには、ピストン16は上端寄り
にフランジ42を備えており、このフランジは把
持体28に当接するようになつている。そして、
フランジ42は毛細管18の結合部24の肩部4
4に当接する。第2図に示すように、フランジ4
2の直径は把持体28の外法直径寸法と同じにな
つている。フランジ42はピストン16の軸に対
し直角に配置されたリング状の当接面を備えてお
り、これにより肩部44と密接するようになつて
いる。またフランジ42は下部体12の開口端と
もよく密接するような上面を備えている。そして
把持体28の端面もピストン16の上端が密接し
やすいようになつていて、フランジ42の上面は
なだらかな円すい形になつている。
ピストン16の上端には丸棒状のボス46が突
出しており、該ボスはフランジ下端側の円すい形
部50よりもテーパーがきつくなつている。ボス
46は把持体28により把持されやすくなつてい
て、その突出寸法は把持体28の中央に設けた中
央孔の深さよりを短くなつている。フランジ42
の下面は肩部44と密接するもので、フランジと
ボスとにより、ピストン16の上部のセンタリン
グが行える。そのため、フランジ42の下面に位
置する円すい形部50の直径は毛細管18の内径
より、わずか小さくなつている。前記したボスと
円すい形部を備えたフランジ42はプラスチツク
素材により一体成形される。
出しており、該ボスはフランジ下端側の円すい形
部50よりもテーパーがきつくなつている。ボス
46は把持体28により把持されやすくなつてい
て、その突出寸法は把持体28の中央に設けた中
央孔の深さよりを短くなつている。フランジ42
の下面は肩部44と密接するもので、フランジと
ボスとにより、ピストン16の上部のセンタリン
グが行える。そのため、フランジ42の下面に位
置する円すい形部50の直径は毛細管18の内径
より、わずか小さくなつている。前記したボスと
円すい形部を備えたフランジ42はプラスチツク
素材により一体成形される。
ピペツトを移しかえるには、ピペツトの下部体
に毛細管18を結合部24を介して結合すればよ
く、これには以下述べるように二通りの方法があ
る。
に毛細管18を結合部24を介して結合すればよ
く、これには以下述べるように二通りの方法があ
る。
その一つは、ピストン16と毛細管18の結合
部24を別々にし、調節ロツド22の上端にある
ボタンを押し下げて第1スプリングとしてのコイ
ルスプリング20と第2スプリングを押し下げ、
ピペツトの可動部分を下方へ動かし、把持体28
のフインガーを開かせる。そして、把持体28に
内にピストン16のフランジ42に突出したボス
46を挿入する。
部24を別々にし、調節ロツド22の上端にある
ボタンを押し下げて第1スプリングとしてのコイ
ルスプリング20と第2スプリングを押し下げ、
ピペツトの可動部分を下方へ動かし、把持体28
のフインガーを開かせる。そして、把持体28に
内にピストン16のフランジ42に突出したボス
46を挿入する。
前記した操作は垂直方向において行われるもの
であるから、ピストンの把持は確実に行われる。
ついけ、毛細管18の結合部24を結合するもの
であるが、この際には、ピストン16が正しく毛
細管18内に挿入されているかをチエツクする。
結合に当つては、結合部24の外面のリブをもつ
て押しこむ。また、結合部24の内面52はテー
パーがついているので、押しこみやすくなつてい
る。
であるから、ピストンの把持は確実に行われる。
ついけ、毛細管18の結合部24を結合するもの
であるが、この際には、ピストン16が正しく毛
細管18内に挿入されているかをチエツクする。
結合に当つては、結合部24の外面のリブをもつ
て押しこむ。また、結合部24の内面52はテー
パーがついているので、押しこみやすくなつてい
る。
ピストン16と毛細管18とが装着されると、
ピストンにより毛細管はその下端が閉止されるの
で、ピペツトのゼロ調節を行う必要がある。目盛
調節はきわめて簡単で、ピペツトの調節ロツドの
上端のボタンを押せばよい。調節ロツド22を押
し下げると、第2スプリングが圧縮され、第2図
示の状態となる。この状態においては、保持装置
14の把持体28は開きながら下降し、ピストン
16のフランジ42の上面を押し、さらに第2ス
プリングを圧縮し続けると、ピストンは下降し、
フランジ42の下面が結合部24の内壁の肩部4
4に当接する。この段階に達すると、操作者は抵
抗を感じ、調節ロツドの押し下げを止める。かく
してピストン16は毛細管18内に正しく納ま
り、ピペツトの目盛はきわめて正確に、かつ簡単
に調節される。
ピストンにより毛細管はその下端が閉止されるの
で、ピペツトのゼロ調節を行う必要がある。目盛
調節はきわめて簡単で、ピペツトの調節ロツドの
上端のボタンを押せばよい。調節ロツド22を押
し下げると、第2スプリングが圧縮され、第2図
示の状態となる。この状態においては、保持装置
14の把持体28は開きながら下降し、ピストン
16のフランジ42の上面を押し、さらに第2ス
プリングを圧縮し続けると、ピストンは下降し、
フランジ42の下面が結合部24の内壁の肩部4
4に当接する。この段階に達すると、操作者は抵
抗を感じ、調節ロツドの押し下げを止める。かく
してピストン16は毛細管18内に正しく納ま
り、ピペツトの目盛はきわめて正確に、かつ簡単
に調節される。
第2図示の状態においては、第2スプリングは
完全に圧縮されていない。第2図示の状態から、
第2スプリングをさらに押すと、これにより把持
体28は開き、ピストン16は遊嵌され、把持体
28は下降してフランジ42を押し、肩部44も
押されて毛細管の結合部24はピペツトの下部体
から離脱する。第2図に示すように、結合部24
は、その内壁に環状の少なくとも一対の突起と凹
部54を備え、また、ピペツト10の下部体も同
様の突起と凹部56を備え、これらの突起と凹部
は5〜10mm、好ましくは6〜8mmのピツチで設け
てあり、約2mmのストロークがあれば、結合部2
4は嵌合または離脱できるようになつている。
完全に圧縮されていない。第2図示の状態から、
第2スプリングをさらに押すと、これにより把持
体28は開き、ピストン16は遊嵌され、把持体
28は下降してフランジ42を押し、肩部44も
押されて毛細管の結合部24はピペツトの下部体
から離脱する。第2図に示すように、結合部24
は、その内壁に環状の少なくとも一対の突起と凹
部54を備え、また、ピペツト10の下部体も同
様の突起と凹部56を備え、これらの突起と凹部
は5〜10mm、好ましくは6〜8mmのピツチで設け
てあり、約2mmのストロークがあれば、結合部2
4は嵌合または離脱できるようになつている。
つぎに、他の方法ついて説明すると、第3図に
示すような状態に毛細管18とピストン16とを
組合わせておく。ピストン16はフランジ42の
下面により毛細管18内に支持され、ピストン1
6がすべり落ちたり、毛細管18から脱落しない
ようになつている。第3図から理解できるよう
に、フランジ42に設けてある円すい形部(コー
ン部)50により、把持体28の開口部48に挿
入されるボス46を正しく位置決めできる。この
ようなセンタリングは、ピペツトへ毛細管を結合
させるときに効果的である。結合の操作は、まず
調節ロツドを押し下げ、第1、第2スプリングを
圧縮し、把持体28を開き、ピストン16のボス
46が把持体内へ挿入される。この場合、目盛調
節はピストンがすでに毛細管18の所定の位置に
セツトされているため、不要であるが、前記した
操作により調節してもよい。
示すような状態に毛細管18とピストン16とを
組合わせておく。ピストン16はフランジ42の
下面により毛細管18内に支持され、ピストン1
6がすべり落ちたり、毛細管18から脱落しない
ようになつている。第3図から理解できるよう
に、フランジ42に設けてある円すい形部(コー
ン部)50により、把持体28の開口部48に挿
入されるボス46を正しく位置決めできる。この
ようなセンタリングは、ピペツトへ毛細管を結合
させるときに効果的である。結合の操作は、まず
調節ロツドを押し下げ、第1、第2スプリングを
圧縮し、把持体28を開き、ピストン16のボス
46が把持体内へ挿入される。この場合、目盛調
節はピストンがすでに毛細管18の所定の位置に
セツトされているため、不要であるが、前記した
操作により調節してもよい。
また保持装置の下側には空間が設けてあるので
把持体の開口部48が閉止されることはない。
把持体の開口部48が閉止されることはない。
前記した実施例は、この発明の一態様であり、
この発明は図示の実施例に限定されるものではな
い。
この発明は図示の実施例に限定されるものではな
い。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第
2図は第1図の要部拡大断面図、第3図は他の実
施例における要部拡大断面図である。 10……ピペツト本体、12……下部体、14
……保持装置、16……ピストン、18……毛細
管、20……コイルスプリング、22……調節ロ
ツド、24……結合部、28……把持体、30…
…コレツト支持体、42……フランジ、46……
ボス、50……円すい形部。
2図は第1図の要部拡大断面図、第3図は他の実
施例における要部拡大断面図である。 10……ピペツト本体、12……下部体、14
……保持装置、16……ピストン、18……毛細
管、20……コイルスプリング、22……調節ロ
ツド、24……結合部、28……把持体、30…
…コレツト支持体、42……フランジ、46……
ボス、50……円すい形部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少量の液体試料をサンプリングおよび分配す
るピペツトにおいて、ピペツトの本体に結合部を
介して着脱自由に結合される毛細管を備え、この
毛細管にはピストンが液密状に摺動自由に挿入さ
れ、このピストンは保持装置により把持されてい
ると共にフランジが前記ピストンに設けてあり、
該フランジの上面が保持装置の下端と当接し、下
面が前記毛細管の内壁に設けた肩部に当接する構
成からなるピペツト。 2 保持装置には複数本のフインガーからなる把
持体が設けてあり、この把持体はスプリングによ
り拡開されてピストンの上端を把持すると共に下
端はピペツトの本体下端から突出してピストンの
フランジに当接するようになつていて、拡開した
把持体の直径は前記フランジの外径に一致してい
る構成からなる特許請求の範囲第1項記載のピペ
ツト。 3 ピペツトはピストンの軸に対し直行する位置
に設けてある特許請求の範囲第1項または第2項
記載のピペツト。 4 フランジの上面は保持装置の下端面に合致す
る形状になつている特許請求の範囲第1〜3項の
何れか一つに記載のピペツト。 5 フランジの下面には円すい形部が設けてある
特許請求の範囲第4項記載のピペツト。 6 ピストンのフランジ上部には丸棒状のボスが
突出しており、このボスが保持装置の把持体によ
り把持される特許請求の範囲第1〜5項の何れか
一つに記載のピペツト。 7 ピストンのフランジの下面には、ピストンの
位置決めを行なうバランサーとして作用する円す
い形部が設けてある特許請求の範囲第1〜6項の
何れか一つに記載のピペツト。 8 ピストンのフランジに設けてある円すい形部
の外径は、毛細管の内径よりも小さくなつている
特許請求の範囲第7項記載のピペツト。 9 ボスと円すい形部を備えたフランジはプラス
チツク素材による一体成形物である特許請求の範
囲第1〜8項の何れか一つに記載のピペツト。 10 毛細管はピペツトの本体に対し着脱自由に
結合する結合部を備え、この毛細管にピストンが
納められている特許請求の範囲第1〜9項の何れ
か一つに記載のピペツト。
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