JPH0152083B2 - - Google Patents

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JPH0152083B2
JPH0152083B2 JP50230780A JP50230780A JPH0152083B2 JP H0152083 B2 JPH0152083 B2 JP H0152083B2 JP 50230780 A JP50230780 A JP 50230780A JP 50230780 A JP50230780 A JP 50230780A JP H0152083 B2 JPH0152083 B2 JP H0152083B2
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JP
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roll
rolling
billet
rolls
support
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JP50230780A
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JPS57501315A (ja
Inventor
Jurii Fuedorobichi Shebakin
Arekusandoru Bashirebichi Bushefu
Igoru Ioshifuobichi Dobukin
Nikorai Petorobichi Bichikofu
Refu Reonidobichi Teyumanofusukii
Fuikurato Seidariioguri Seidariefu
Kurizanofus
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GNI PI SPLAVOV TSVET METALL
Original Assignee
GNI PI SPLAVOV TSVET METALL
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Publication date
Application filed by GNI PI SPLAVOV TSVET METALL filed Critical GNI PI SPLAVOV TSVET METALL
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Publication of JPH0152083B2 publication Critical patent/JPH0152083B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/16Adjusting or positioning rolls
    • B21B31/20Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis
    • B21B31/22Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis mechanically, e.g. by thrust blocks, inserts for removal
    • B21B31/30Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis mechanically, e.g. by thrust blocks, inserts for removal by wedges or their equivalent
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B13/00Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
    • B21B13/18Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories for step-by-step or planetary rolling; pendulum mills

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Description

請求の範囲 1 連続的配置でのビレツト供給機構およびハウ
ジングを担持している固定板盤と、このハウジン
グの下流に配置されたコイル巻機とを含んでなる
周期圧延機であつて、前記ハウジングが少なくと
もひとつのフレームを収容しており、このフレー
ムがビレツトを圧延するワークロールと前記ハウ
ジングに装着された調節可能な支持体上をころが
る支持ロールとを担持しかつ駆動機構によつて駆
動される周期圧延機において、前記ワークロール
1が前記支持ロール25と直接接触しておりかつ
前記ビレツト3の出口の方へ所定距離δだけ変位
させられていることを特徴とする周期圧延機。
2 前記ワークロール1が、前記支持ロール25
に対してこれら両ロール(1および25)の直径合
計の半分の約0.1ないし0.5に等しい距離δだけ変
位していることを特徴とする請求の範囲第1項記
載の周期圧延機。
3 前記支持ロール25がラツクとピニオン歯車
(40および41)によつて前記調整可能な支持
体29に連結されていることを特徴とする請求の
範囲第1項又は第2項記載の周期圧延機。
4 前記支持ロール25が歯車列によつて前記ワ
ークロール1に連結されていることを特徴とする
請求の範囲第1項又は第2項記載の周期圧延機。
5 前記支持ロール25がラツクとピニオン歯車
(40,41および42)によつて前記調節可能
な支持体29に連結されていることを特徴とする
請求の範囲第4項記載の周期圧延機。
6 前記コイル巻機59が前記ハウジング7と前
記駆動機構8との間に配置されていることを特徴
とする請求の範囲第1項記載の周期圧延機。
発明の分野 本発明は冶金、より詳細に述べるならば、周期
圧延機(periodic rolling mill)に関するもので
ある。
本発明は合金鋼、チタン、青銅、鉛入黄銅など
のような硬い材料の冷間圧延板の製造用圧延機に
最も良く適用できる。
本発明は連続鋳造で作られた熱い又は冷たいビ
レツトの重減面にも適用できる。
先行技術 周期圧延機においては減面率は90ないし95パー
セントのように大きい。連続圧延機と違つてこの
ような周期圧延機の操業は周期的であり、圧延ロ
ールが減面プロセス中加工片と関連して動く。加
工片、すなわち、ビレツトは特別な機構によつて
圧延ロールへ供給される。
各周期プロセスの効率は各操業サイクルの効率
およびプロセス度合(intensity)によつて定ま
る。周期圧延の場合には、操業サイクル効率は各
サイクル中に加工されるシート(sheet)の長さ
である。プロセス度合は単位時間当りの操業サイ
クルの数である。
周期圧延機の生産性向上は上述した要素のそれ
ぞれによつて定まる。言い換えるならば、操業サ
イクル当りの減面量は単位時間当りのサイクル数
と同じほど実際に重要である。
冷間圧延シートを製造する最も良いやり方は、
厚さを減らしかつシート品質を改善するのを可能
にする小径ロールの使用であることがわかつてい
る。
しかしながら、小径ロールは圧延負荷を受ける
支持集成体の設計をより複雑にする。ワークロー
ルは3本又は6本のロールと接触していなければ
ならない。しばしば起こるロールの不整合
(misalignment)をなくすようにするには、圧延
機がより高い価格となる。
圧延負荷に耐える支持集成体の能力は不十分で
あるので、パス当りの減面量を圧延負荷を高める
ことで大きくすることはできない。
圧延力を減らすと、同時に、減面量を変形領
域、すなわち、ロールがビレツトと接触している
領域の延長によつて増すことができる。
しかしながら、ロールのストローク長さの増大
は動負荷の急激な増大を招き、このことは圧延プ
ロセスの強化を妨げる。
一方、動負荷の増大は、ワークロールの直径に
よつて主として決まる可動部品の重さの削減を必
要とする。
小径ロールがビレツトに関連して動くにつれ
て、ロールがビレツトを細長く引き伸ばす。ロー
ラの直径が小さいほど、ビレツトを引き伸ばす力
が大きい。このことは、圧延プロセスの開始およ
び終了にてビレツト(ストリツプ)を減面するこ
とができないと短所となり、したがつて金属の損
失を招く。周期圧延機を連続的配列でのビレツト
供給機構およびハウジングを担持している固定板
盤を含んでなる圧延機に設計する試みがある。ハ
ウジングの内部に駆動機構によつて駆動される可
動フレームが設置されている。該フレームは、ビ
レツトを圧延するワークロールおよびハウジング
に装着された調節可能な支持体の上をころがる支
持ロールを担持している(Metall,31Jahrang
Heft8,1977,pp.855−861参照)。
この圧延機においては、調節可能な支持体は、
圧延軸に平行な部分と、傾斜部分と、減面の行な
われないところの2つの部分とを有する板であ
る。該2つの部分はビレツトを減面領域へ送るこ
とが意図されている。
問題の圧延機は、圧延プロセスの開始がカツト
イン操作であること(これはロール間の隙間が特
定ストリツプ厚さに相当するまでロールを徐々に
近づけることを意味する)に不利益がある。圧延
プロセスのこの段階にてビレツトは供給機構内お
よび巻取り型コイル巻機であろうコイル巻機内の
両方にある。カツトイン操作の後に、ビレツトの
減面されていない先端部が切断され、このことが
金属損失を招く。この場合に圧延力は2つの介在
部品、すなわち、ワークロールと支持ロールを通
して不動ハウジングに伝達され、結果として、圧
延機はかなりの圧延力が発揮でき、しかも圧延機
の可動部品(ワークロールおよび支持ロールの担
持フレーム)の大きさは比較的小さい。
吟味中の圧延機におけるスタンドの設計で圧延
プロセスの相当な強化が可能となる。比較的厚い
ビレツトでは、連続的に供給されて多数の減面が
ワークロールの往復移動で行なわれる。しかしな
がら、6ないし30mm厚のビレツトの圧延では、ワ
ークロールによる減面がなされていないときにビ
レツトが送られる。これは、連続送りと比べる
と、重大な限定要因である。送り時間が0.02ない
し0.1秒であるので、供給機構が時間当りの操業
サイクル数を規定することになる。
ビレツトの連続供給を備え、ワークロールの直
径を最小にしかつ圧延機設計を簡単にする試み
が、英国特許第1103952号(C1.B3M 12B(B21B
13/18),1968年)に係る振子型圧延機となつて
いる。
この圧延機は、連続的配置でのビレツト供給機
構とハウジングとを担持している板盤を含んでな
る。このハウジングの内部にワークロールと支持
ロールとを担持しているフレームが配置されてい
る。
ハウジング内に固定された心棒について駆動機
構によつて揺動する振り子手段にフレームが装着
されている。圧延力が直径20ないし50mmのワーク
ロールから中間ロールを介して振り子手段の心棒
へ伝達される。その結果として、圧延力がフレー
ム全体によつて受取られ、このことによつてフレ
ームの大きさが増大させられる。40ないし60mmに
過ぎない長さの短かい変形領域と、強められた冷
間加工硬化による制限と、圧延プロセスの開始時
でのカツトイン操作から生じる金属損失とが、圧
延手順を相当複雑にしかつ圧延効率を低下させる
要素である。
英国特許第1212564号(C1.B3M 12B7(B21B
13/18)1968年)に係る振り子手段の偏心振動軸
を有する振子型圧延機は、その拡張された変形領
域によつて圧延プロセスを促進する。
振り子の揺動および振動軸の回転が、ロールが
出口の方へ動くときにのみビレツトの減面を可能
にする。この改善が圧延プロセスを促進しかつ変
形領域の10ないし15パーセント拡張の原因であ
る。
しかしながら、強く負荷を受ける大きいフレー
ムおよび強められた冷間加工硬化のような先の振
子型圧延機の他の不利益は解消されなかつた。
中間ロールおよび支持ロール上にあるワークロ
ールを収容しているフレームが、調節可能な支持
体上でころがる円筒表面ないし輪郭表面を備えて
いる圧延機において、変形領域が拡張されている
(米国特許第3625042号、C1.72−189,1969年参
照)。
この特許明細書が開示している実施態様のひと
つでは、フレームが平らな案内を備えており、こ
の案内と不動ハウジングとの間に中間ロールが置
かれている。
このことがビレツトの供給および圧延プロセス
開始時のカツトイン操作を促進し、また減面領域
を拡張するのを可能にする。しかしながら、フレ
ーム設計が最大圧延力のフレームへの作用をなく
せないので、このことによつてフレームの大きさ
が増大させられる。
発明の開示 本発明の目的は、フレーム部品の設計および支
持ロールとワークロールとの相互関連配置が可動
部品の大きさを最小にしかつ可動部品の強さを最
大にするであろう圧延機を提供することである。
本発明は、連続的配置でのビレツト供給機構と
ハウジングとを担持している固定板盤を含んでな
る周期圧延機を提供する。ハウジングは少なくと
もひとつのフレームを収容しており、このフレー
ムは駆動機構によつて駆動されかつビレツトを圧
延(減面)するワークロールとハウジングに装着
された調節可能な支持体上をころがる支持ロール
とを担持している。ハウジングの下流にコイル巻
機がある。圧延機は、本発明によると、ワークロ
ールが支持ロールと直接接触しておりかつ出口方
向に所定距離δだけ変位させられていることを特
徴としている。
上述の設計によつて圧延機は大きな圧延力を受
けることができかつ圧延力を静止支持体へ最短可
能ルートで伝達することができ、このことが減面
力を増しかつ圧延精度を改善する。加えて、提案
した設計が規定した減面条件を確実にするワーク
ロール経路を与える。ワークロールの変位がワー
クロールの曲げたわみを減らしそして小径のワー
クロールの使用を可能にする。
変位量である所定距離δが両ロール直径の合計
の1/2の約0.1ないし0.5であるべきことは望まし
い。
このことは十分に長い減面領域を与えかつ圧延
の精度を改善する。
支持ロールがラツクと歯車によつて調節可能な
支持体に連結されてもよい。
このことは圧延プロセスを安定させかつ支持ロ
ールの支持体上でのすべりをなくす。
支持ロールが歯車列によつてワークロールに連
結されてもよい。このことはワークロールへのト
レクの伝達および大きなニツプ角度でのワークロ
ールの回転を確実にする。
ある場合には、支持ロールがラツクと歯車によ
つて調節可能な支持体へも連結される。
ワークロール駆動の上述のやり方はお互いにか
つ重減面下のビレツト(シート)に対して接触し
ている部品の相互関連のすべりをなくし、そして
ビレツト後端部を圧延することを可能にする。
ある場合には、コイル巻機がハウジングと駆動
機構との間に置くべきことは好ましい。
このことは圧延機の長さを減らしかつビレツト
へのよりよい接近を与える。
【図面の簡単な説明】
本発明はその他の目的および利点が、添付図面
と関連した本発明の好ましい実施態様の以下の詳
細な記載の考慮から容易にわかるであろう。第1
図は2本の対称ロールによるビレツトの周期圧延
プロセスを説明する略図であり、第2図は1本の
ロールによつて行なわれる周期圧延プロセスを説
明する略図であり、第3図は本発明に係る周期圧
延機でのビレツト後端部の圧延を説明する略図で
あり、第4図は本発明に係る周期圧延機のワーク
ロールの速度線図であり、第5図は本発明に係る
周期圧延機の正面図であり、第6図は本発明に係
る周期圧延機の平面図であり、第7図は第5図の
線―についての断面図であり、第8図は本発
明に係る周期圧延機の三次元的メカニカル略図で
あり、第9図は本発明に係る周期圧延機での圧延
プロセスを説明する略図であり、第10図、第1
1図および第12図は本発明に係る圧延機のワー
クロールの異なる実施態様を説明する略図であ
り、第13図は本発明に係るワークロールと支持
ロールとの相互関連配置を示すフレームの側面図
であり、第14図は本発明に係る別の実施態様の
周期圧延機の正面図であり、第15図は第14図
の圧延機におけるワークロールを支持ロールとの
相互関連配置を説明する略図であり、第16図は
第14図の圧延機におけるフレームの略図であ
る。
好ましい実施態様の説明 第1図および第2図に圧延プロセスを示す。
ワークロール1がある経路2に沿つて駆動機構
によつて駆動され、この経路2にはロール1がビ
レツト3と接触する箇所“ab”が必ずある。通
常、2本のワークロール1がビレツト3を両側で
減面するのに使用されているが、第2図に示した
ように1本のワークロール1を使用することもで
きる。この場合には、ビレツト3は片側のみで減
面され、一方ビレツトの反対側は可動床又は輪郭
板4と接触し、これら床又は板4はローラー支持
体5の上で移動し、緩衝装置6によつて初期位置
へ戻される。ビレツト3は供給機構7によつて矢
印の方向で変形領域へ送られる。送りは連続的又
は段階的かのいずれかであり、かつロール1がビ
レツト3と接触しないときのみに可能であり、そ
のため次のサイクルの開始までにビレツト3が距
離“m”(第1図)だけ動かされる。
したがつて、各操業サイクル中に体積Q=m・
H・bが変形され、ここでbは板幅である。板厚
はhでありそして圧延された板の伸び長さはM=
m・H/hであり、ここでHはビレツトの厚さであ り、hは圧延されたシート(板)の厚さであり、
mは次の操業サイクルの開始までのビレツト送り
量である。
高品質のシートを製造するためには、ロール1
の経路2に圧延軸00と平行な箇所lがあることが
必要である。この箇所にてロール1は平行線にそ
つて動き、ビレツト3を減面することなくその表
面を滑らかにするだけである。
この箇所lは厚み調整箇所と呼ばれる。厚み調
整箇所の長さがMより数倍大きい、すなわち、l
>(2〜5)Mならば、シートの品質が改善され
ることは確かである。圧延プロセスはクラツクを
生じるかもしれない冷間加工硬化が伴う。減面を
行なう箇所Lの長さを短かくするほどクラツク発
生の危険が増す。
硬い合金の効果的な圧延のためには、条件L
(10〜100)Mを満足することが必要であり、ロー
ル1の経路2を減面が箇所Lの初めにて大きくそ
して終りにて小さくなるようにしなければならな
い。推論の結果は変形領域の長さ(L+l)の増
大を勧めており、この寸法は周期圧延プロセスに
全体として決定的な影響を与える。
周期圧延プロセスにおいては、ビレツト3が供
給機構内にありかつビレツトの先端部が自由であ
るときの減面(圧延)作業の開始が非常に重要で
ある。
もしワークロール1が逆もどしされて距離
“ab”を逆に進むならば、ビレツトが減面され、
そしてロール1はその初期位置にもどされ、その
減面はシステムの弾性特性、ビレツトの変位およ
び他の要素による影響を受ける。このときに、ビ
レツト3を圧縮しかつビレツトの長手方向の安定
性に悪影響を与える力が生じる。結果としてビレ
ツトに座屈が発生して圧延プロセスに悪影響を与
えることがある。
ロール1がそのもどる途中でビレツト3と接触
しないで弧“bca”(第1図)に沿つて動くなら
ば、圧延の開始が非常にスムースになる。この場
合に、圧延開始時、ビレツト3は圧縮されるだけ
で、ビレツトの位置は全く安定している。
ワークロール1はビレツト3に沿つて動いてビ
レツトを圧延すると同時に、ロール1はビレツト
3を前方へ動かそうとする。このときビレツト3
はロール1を水平面で曲げるようにロールに作用
する。
ビレツト3の後端部が供給機構から離れかつ次
の(後続)ビレツト(第3図)によつて前方へ押
されるときも非常に重要である。
ビレツト3の後端部の圧延はビレツト3をロー
ル1で前方へ引く場合を除いて可能である。この
後端部圧延は、ロール1を前方へ動くと同時に回
転状態にしかつロール1の中心での移動速度V2
およびロールの外周速度V1が相互に対応(第4
図)するのであるならば、行なわれる。
圧延が2本のワークロール1によつて行なわれ
るならば(第1図)、水平面でのロールの不整合
が生じるかもしれない。したがつて、ロールがそ
の作用ストロークの長さにわたつて平行であるこ
とは非常に重要である。
上述の考慮および水平面でのロール1の曲げた
わみが圧延シート(板)の幅に限界を設定する。
圧延プロセスが次のこと: ワークロールから静止ハウジングへの圧延力を
介在部品なしで伝達すること; 変形領域の長さが(10〜100)Mより小さくな
いこと; 厚み調整箇所の長さが(2〜5)Mより小さく
ないこと; ビレツトを一方向のみ、すなわち、供給方向に
圧延すること;および ビレツトの後端部を圧延すること; を提供するならば、周期圧延の問題は非常に簡単
にされる。
上述の条件は、駆動機構8およびビレツト供給
機構7を含んでなる本発明に係る周期圧延機によ
つて満たされる。なお、これら機構7および8は
共通固定板盤9の上に装着されている(第5図お
よび第14図)。
吟味中の好ましい実施態様において、駆動機構
8は、固定板盤9に取り付けられた台14、これ
に装着された2本のシヤフト12および13、こ
れらに装着された2組の歯車10および11を含
んでなるクランク機構である。シヤフト12およ
び13は軸受15および16内に取り付けられて
いる。
歯車10および11(第8図)は組でかみ合つ
ておりかつ駆動軸18の1組の歯車17ともかみ
合つており、駆動軸は連結装置19を介して主電
動機20によつて駆動される。
駆動機構8の機能を同様な目的に使用する偏心
機構、1組のクランク軸などのような従来の機構
によつて果たすことができる。
歯車10および11のそれぞれにフレーム21
および22(第7図および第8図)が関節的に接
合されている。各フレームは軸受24を有する架
台23であり、この軸受の中に支持ロール25が
取り付けられている。
フレーム21および22がそれぞれの架台23
は溝26およびパツド27を備えており、このパ
ツド内にワークロール1が取り付けられている。
ワークロール1は軸受28内で回転しかつ支持ロ
ール25と直接に接触している(第10図、第1
1図および第12図)。
ロール1がその母面に沿つて配置された一列の
複数ローラガイド上に置かれてもよい、この場合
にもロール1は支持ロール25の上に置かれてい
る(この態様は図示していない)。
ワークロール1が装着されている仕方にかかわ
らず、支持ロール25はパツド30内に固定した
調節可能支持体29上をころがり、この調節可能
支持体の位置がねじ機構31および32(第5図
および第7図)によつて制御される。吟味中の実
施態様においては、ねじ機構31および32のそ
れぞれはパツド30を鉛直方向に動かすくさび3
3又は34と相互作用する(第7図)。支持体2
9の位置を油圧機構、ねじなどの異なるタイプの
機構によつて制御することができる。
全ての場合に、システムが負荷のかかつていな
い圧延軸受を有すること(第8図および第9図)
に留意するならば、圧延力は板盤9に装着された
不動ハウジング35に伝達され、このことはシス
テムのすぐれた剛性の原因となりかつシステムを
大きな負荷に耐えられるようにする。各ワークロ
ール1の軸36は支持ロール25の軸に関連して
ビレツト3のある方向に動かされる。ロール25
がころがる支持体29の表面は平坦でありかつシ
ート出口のほうに傾斜している(第8図および第
9図)。支持体29の表面の傾斜は調整できる。
ワークロール1の軸と支持ロール25の軸との変
位量δはこれらロール1および25の直径の合計
の半分(1/2)の約0.1ないし0.5である。
ワークロール1の軸の上述の変位範囲δがサイ
クル当りの実際の減面(H−h)およびサイクル
当りの特定値Mを有する変形領域(L+l)(第
1図)の長さによつて定まる。
ロール1および25の軸の変位δがこれらロー
ル1および25の直径の合計の半分の0.1より小
さいならば、ワークロール1はビレツト3内へ押
し付けられるかもしれない。ロール1および25
の合計直径の半分より大きいδであると、ワーク
ロール1には過負荷がかかる。
フレーム21および22の設計と支持ロール2
5およびワークロール1の相互関連の配置とは、
ワークロール1が十分に長い厚さ調整箇所および
減面箇所を確実にしかつ最適条件に近い経路に沿
つて動きうるようなものである。
支持体29は汎用工作機械にて加工されうる平
坦表面を有している。この支持体29の幅は1.5
mから2.0m以上であつてもよい。
支持体29の幅が大きいほど、シート幅も大き
い。
フレーム21および22のそれぞれに関節接合
した引棒37および38に板の両側で均合ばね3
9が装着されており、これらばねが支持ロール2
5を調節可能な支持体29に押し付けており、し
たがつてワークロールの変位の特定量を与える
(第15図および第16図)。
ばね39の機能を空圧又は液圧機構などのよう
な他のタイプの均合機構によつて行なつてもよ
い。
歯車40が支持ロール25の両側又は片側に装
着されている。
本発明に係る圧延機の設計ではワークロール1
のために下記4種類の駆動装置を使用することが
できる。
(a) ラツク41と相互作用する歯車40がワーク
ロール1に装着された歯車42とかみ合つてい
る。この場合に、ロール1はロールの接触して
いるところで生じる摩擦力および歯車40およ
び42の円周力によつて駆動される(第10
図)。
(b) ロール25に装着された歯車40は支持体2
9に装着されたラツク41とかみ合つている。
ロール1は、支持ロール25とワークロール1
(第11図)とが接触しているところで生じる
摩擦力によつて駆動される。
(c) ロール1はロール1とロール25との接触摩
擦力および歯車40および42の円周力によつ
て駆動される(第12図)。
(d) ロール1は接触摩擦力のみで駆動され、この
場合にロール1および25には歯車は装着され
ていない(この態様例は図示せず)。
態様例“a”に係る駆動装置はあらゆる直径の
ワークロール1の回転をビレツト3に沿つたロー
ル1の移動と同時に(第4図の速度線図参照)保
証する。この種の駆動装置は比較的に複雑であり
かつコストがかかる。
態様例“b”および“c”に係る駆動装置はよ
り安価であるが、ワークロール1の直径を多少大
きくしなければならない。
態様例“d”に係る駆動装置は最も簡単でかつ
安価であるがさらに大きな直径のワークロール1
を必要とする。
フレーム21および22のそれぞれ支持体29
の側面を包む側部案内43および44を備えてお
り、これら案内がフレーム21および22の斜め
ないし横への変位を防止している(第7図および
第15図)。
本発明に係る圧延機において、側部案内43お
よび44は潤滑剤用みぞ46を有する小板45で
ある。側部案内43および44は、玉軸受などの
ような従来タイプのローラー接触(ころがり)軸
受でもよい。これら態様例は図示していない。
ビレツト供給機構7は、フレーム21および2
2の駆動機構8に運動学的に連結された板駆動装
置47によつて駆動される2本のロール46を含
んでなる(第5図および第6図)。
本発明に係る圧延機の設計では、コレツト、ね
じなどのようなビレツト3の段階的供給用のその
他の駆動装置を使用することができる。駆動装置
47は差動装置を有するもの又は過剰走行クラツ
チを有するものなどのような公知タイプのもので
もよい。
吟味している実施態様例においては、シート供
給機構47(第6図)は両方又は一方のロール4
6にスピンドル49を介して連結されたウオーム
歯車減速装置48である。
運動が過剰走行(自由ホイール)クラツチ50
からウオーム歯車減速装置48に伝達され、この
クラツチ50は減速装置53を介して駆動機構8
の軸(シヤフト)18に連結された偏心輪52に
付いたてこ式4リンクチエーン51によつて駆動
され、そのため偏心輪52の回転数が歯車10お
よび11の回転数と等しい。
ロール46のひとつ、例えば、上側のロールが
従来のねじ降下機構54によつて鉛垂直で動かさ
れ、このことによつてロール46がビレツト3を
動かすのに十分な力でもつてこのビレツトに押し
付けられる。
本発明に係る周期圧延機は個々のストリツプ
(スラブ)およびコイルストリツプを圧延するこ
とができる。
後者の場合に、圧延機は従来のコイル保持機5
5および駆動装置57付の歪取り機56を備えて
いる(第5図、第6図および第14図)。
仕上げられたシート58はコイル巻機59によ
つてコイルにされる。このコイル巻機の上流に板
をコイル巻機59へ向けるローラガイド60があ
る。
巻取り中は揺動レバー62に装着されたローラ
61によつてシートに張力が与えられており、こ
のレバーが空圧又は液圧シリンダ63と相互作用
している。
本発明に係る周期圧延機が次のように作動す
る。
主電動機20がシヤフト17および歯車10お
よび11並びにワークロール1と支持ロール25
とを担持している各フレーム21および22を駆
動する。
ワークロール1は、シート出口の方に傾斜した
調節可能な支持体29上をころがる支持ロール2
5に関連してビレツト3の出口方向に動かされ
る。支持ロール25の前進運動および揺動運動が
一緒に合わされるのでワークロール1の中心36
が閉経路2(第9図)に沿つて動く。
支持体29の傾斜角度αおよびワークロール1
の変位量δを変えることによつて、減面箇所Lお
よび厚さ調整箇所l(第1図)の長さにわたつて
圧延プロセスの必要条件を満足させる経路を得る
ことができる。支持体29は平坦でありかつかな
り広くてもよく(1.5m以上の幅)、これは汎用工
作機械にて容易に加工される。
ワークロール1が閉経路に沿つて動き、シート
出口の方へ動いているときのみにビレツト3を減
面する。ビレツト3を巻出し機55から供給機構
7のロール46(第5図)へ直接にかあるいは歪
取り装置を介してかの公知方式で送る。ロール1
がその初期位置へ戻されかつビレツト3と接触し
ない(第1図による経路の“bca”箇所)とき
に、ロール46がビレツト3を送る。ビレツト3
は距離“m”(第1図)動かされる。ロール1が
経路(第1図)の“ab”箇所に沿つて動いて、
金属の前もつて定めた体積: Q=m・b・Hを圧延する。
シート出口の方へ動くロール1でビレツト3が
伸張され(減面され)、その結果として、ビレツ
ト3の先端部が適切に圧延され、このことが金属
損失をなくしかつ先端部切断操作を省く。
厚さ“h”のストリツプ又はシートがロール1
を離れると、シートをコイル巻機59に向けるガ
イドローラ60に達する。プロセスのこの段階に
て、液圧シリンダ63によつて作用を受けるロー
ラ61によつてストリツプ又はシートにいくらか
の張力が与えられる。
ビレツト3の後端部がロール46から離れる
と、ローラ61がストリツプ(シート)から離さ
れ、そして第1(先行)ビレツト3(第3図)の
後端部と突合わせ(すなわち、端部対端部)の関
係にある第2(後続)ビレツトの先端部がロール
46へ送られてかみ込まれる。ワークロール1
(第4図)、支持ロール25および調節可能な支持
体29がそれらの接触域においてすべりのないよ
うな相互関係に配置されており、その結果とし
て、ワークロール1の周速度V1およびワークロ
ールがビレツト3上を移動する速度V2は互いに
厳格に対応している(第4図)。このようにして、
ビレツト3の後端部が圧延されているときには、
この後端部に変位は全くなく、あつても無視し得
る程度である。したがつて、座屈やビレツト長手
方向の好ましくない力を発生させることなく、ビ
レツト後端部が適切に圧延されるわけである。
上述の出来事がコイル又はビレツトの完全な圧
延サイクルを構成する。
圧延中は仕上げたストリツプ又はシートの厚さ
“h”が機構31および32(第5図および第1
4図)によつて上げ下げされる支持体29でもつ
て制御される。これら機構は支持体29を圧延方
向だけでなく圧延方向と直角な方向にも傾けるこ
とができ、このことがシートの水平面での曲がり
を防止する。フレーム21および22が動いてい
るとき、これらフレームはばね39によつて支持
体29に押し付けられており、そしてフレームの
側部案内43および44が支持体29の側面を包
んでおり、このことがワークロール1の相互に対
して水平面での不整合を防止する(第13図およ
び第16図)。
産業上の利用可能性 本発明に係る周期圧延機は、合金鋼、チタン、
青銅およびその他材料で1.5mないし2m幅を有
するシートを圧延することができる。周期圧延機
を10ないし40m/minの圧延速度にて10−20以下
の引き出しでの厚さ10ないし45mmの鋳造ビレツト
の減面に使用することができる。
熱い又は冷たいビレツトのシートへの圧延にそ
して丸型ないし角型ビレツトの減面および平らに
伸ばすことにも周期圧延機を使用することができ
る。連続鋳造圧延の製造ラインの一部にも使え
る。
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