JPH01503695A - インク流体ジェットの経路を調整する装置 - Google Patents

インク流体ジェットの経路を調整する装置

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JPH01503695A JP63505859A JP50585988A JPH01503695A JP H01503695 A JPH01503695 A JP H01503695A JP 63505859 A JP63505859 A JP 63505859A JP 50585988 A JP50585988 A JP 50585988A JP H01503695 A JPH01503695 A JP H01503695A
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 インクジェット装置におけるジェットの方向を調整するための電子的方法と装置 この発明はインクジェットプリンティング及びプロッティングのための方法及び 装置に関するものであるが、さらに詳しくは、この発明はインクジェット記録方 法及び装置であって、 一連の微小な小滴に分解する少なくとも1つのインクジェットが形成され。
記録モードにおいて、個々の小滴が記録通路に沿って移動して記録体またはター ゲット表面上の所定の位置に達するようにするか、あるいは、上記表面上に記録 を形成することを禁止されるかを決めるために小滴が選択的に荷電され、 各荷電小滴がその電荷に応じた量だけ電界によって偏向され。
記録形成小滴と記録体表面との間に横方向の相対運動が与えられる。
ように構成されたインクジェット記録方法及び装置に関するものである。
電気的に制御されて連続的に形成されるインクジェットは文字数字や図をカラー でプリントするために、多くの産業技術分野で用いられている。そのような応用 のいくつかのものにおいては、複数のジェットが同時に用いられる。コンピュー タにより準備すなわち処理されたカラー像をプリントアウトするための出力装置 として用いられるインクジェットプロッタは上記のような応用の典型的な例であ る。典型的なインクジェットカラープロッタは、キャリッジ上に設けられ、それ ぞれマゼンタ、黄及びシアンの各色をもち、ドラム上に配置された記録紙のよう なインク受容表面に向けられる3本のインクジェットを連続的に形成する3本の ノズルを含み、ジェットか記録紙上の3つの別々で適切に限定された位置に入射 するようにされている。ドラムか高速で回転し、キャリッジがステッピングモー タと親ねしによってドラムの軸に沿ってゆっくりと移動させられると、記録紙表 面上の各点がジェットの各々によって一度アドレスされる0例えば、プロット動 作に同期して読出される磁気テープなどの信号源から引出された電気信号を用い てジェットをオンオフ制御することにより、コンピュータによって準備されテー プに記録されている像をカラーでプロットすることができる。ジェット制御の好 ましい技術の一例が、参考として引用する米国特許第4,520,195号に記 載されている。
上述した形式のプロッタにおいては、マゼンタ、黄及びシアンの3色に像が分解 されたものが互いの上にプリントされて、豊かな色の像が表現される0通常は、 もう−木、黒インクの第4のジェットが色の濃度と解像度とを改善するために用 いられる。最高画質を得るためには、当然のことながら、最終的な像を形成する 3または4色の分解カラー像(color 5eparations)がうまく 重なるようにすることが重要である。
像をコンピュータで処理する場合、各分解カラー像の各ピクセル(画素)の各濃 度は通常デジタル数の形で計算される。ついで、これらの数はプロッタの電気制 御回路によって適当な電気制御信号に変換される。ついで、これらの制御信号は 、それぞれのジェットが問題のピクセル位置をアドレスする。即ち、ビクセル位 置に向けられる丁度その時のジェットを制御するために用いられる。液状インク の混合を防止するためにシェツトは記録紙と接触せず、ある適切に規定された距 離だけ離れているのて、個々の分解カラー像を記録するためにインクシェツトを 制御する制御信号間に適当な遅延を与えねばならない。
シェツトの方向か慎重に制御されていなければ、ジェットはコンピュータによっ て供給されるピクセル情報を同じビクセル位置にプリントしない。その結果1分 解カラー像の整合か不正確になって、それに対応して画質が低下してしまう。
現在入手可能なインクジェットプロッタでは、インクジェットの整合はキャリッ ジに取付けられたノズルの方向を相互に調整することによって得られる。ノズル の方向、従って、シェツトの方向はいろいろな原因により相前後するプロット動 作問で僅かに変動することかあるのて、その調整を極めてしばしば行う必要があ る。これは時間を要し、熟練していない者には不可能である。ノズル調整の問題 は、プロット速度を上げるために3〜4本以上のジェットを用いるプロッタ、例 えば、高速プリンタとして用いる目的で、従来の印刷機の代りに用いるためのイ ンクジェット印刷機あるいはプロッタで特に顕著になる。このような高速プロッ タは100〜5000のジェットを有し、従って、そのような場合には、このよ うな多数のノズルの各々を手動て調整することはもはや不可能であることは明ら かである。従って、電気信号のみによってジェットを調整することができ、しか も、その調整を適当な回路によって自動的に行うことかてきるような方法と装置 を提供することか望まれている。
複数(2以上)のインクシェツト、例えば、共同で1つのカラー像を構成する3 〜4の分解カラー像を記録するインクジェットの完全な整合を確実にするために は、ジェットの各々(但し、基準として働く1本のジェットを除く場合かある) を2方向に、さらに詳しくドラムプロッタの場合についていえば、プロッタのド ラム軸に沿う方向とドラム軸に直角、即ち、ドラムの円周に沿う方向に調整てき るようにする必要がある。以下、これら2つの方向をそれぞれ、X方向及びY方 向と称する。これらの方向は、記録面、例えば、記録紙についても同様に定義さ れる。これらの座標軸と適切に選んだ原点とにより、像のピクセルの位置をその X及びY座標によって規定することがてきる。
米国特許第3,596,275号及び同第3,926,421号には、連続的に 放射されるジェットが分離して出来る小滴が、ジェットか放出されるノズルまで 延びる導管中のインク液と制御電極との間に適切な電圧を加えることによって、 電気的にチャージできることか開示されている。この荷電に直流電圧を用いる場 合は、全ての小滴が均等に荷電される。小滴の質量が、米国特許第3.596, 275号に示されているような超音波トランスデユーサを用いてシェツトを機械 的に刺激することにより、一定に保たれていれば、これらの同じ質量の均等に荷 電された小滴は。
その間をこれらの小滴が記録媒体に向けて進行する一対の偏向電極間の空間に形 成された偏向電界によって等量偏向される。
上記米国特許第3,915,421号に記載されているインクジェットレコーダ ては、荷電されていない小滴は、「プリント」または「オン」動作モードにおい て、記録面に進むことかてき、一方、充分に荷電された小滴は偏向電界によって 偏向されて排出溝に入れられ、吸引排出される。(別のプリンタでは、荷電小滴 はプリントし、非荷電小滴は途中て阻止される。) この発明の目的は、インクジェット装置におけるインクジェットまたは各インク ジェットの方向を電気的な手段によって調整して、各ジェットの記録形成インク 小滴が記録表面上の所望位置に到達(ランディング)するようにすることである 、第1の態様では、この発明はインクジェット記録法に関し、この方法において は、一連の微小小滴に分離する少なくとも1つのインクジェットが生成され。
これらの小滴が選択的に荷電されて、記録モードにおいて、個々の小滴か記録経 路に沿って進行して記録面上の所定位置に到達するか、あるいは上記記録面上に 記録を形成することを阻止されるかが決定され。
各荷電された小滴がその小滴の電荷に応じた量たけ偏向電界によって偏向され、 記録を形成する小滴の経路と記録面との間に相対的な横方向の運動が与えられる 。
この発明の一実施例によれば、この方法はさらに次の段階を含んている。
上記の所定位置とジェットの記録形成小滴の実際の入射位置との間のいずれ検出 する段階、及び少なくとも記録モード中に、各小滴に対して調整可能なバイアス 電荷を与える段階であって、このバイアス電荷はこの小滴上のバイアス電荷に対 する上記偏向電界の作用による小滴、の偏向が上記ずれを小さくするように選択 されているバイアス電荷を与える段階。
この発明の別の態様によれば、少なくとも1つの電気的に制御可能な連続したイ ンクジェットを用いるインクジェットプリンティング装置におけるジェットの方 向を調整するために用いられる装置は、 (a)小滴形成点において一連の小滴に分離する液体ジェットを生成するノズル 手段と。
(b)電気制御信号によってジェットの小滴を荷電する制御電極手段と、 (C)ジェットの方向とほぼ直角な偏向電界を発生する(d)小滴の電荷に基い て小滴を選択し、その特定の小滴が記録受容面上の所定位置まで進んで入射する かあるいは、途中で阻止されて上記記録面に進むことを防止されるかを決定する 手段と、 を有し、特徴として、 (e)ジェットの液体と制御電極手段との間に、上記選択を行う制御信号電圧よ りも相当低く、偏向電界と平行な平面内におけるジェットの方向の調整を可能に する可調整直流バイアス電圧を供給する手段を含んている。
複数のビクセル領域の各々に、異なる色のインクの複数の制御された量を供給し て、複数の分解カラー像を記録するために、制御された量の数に対応する複数の 異なる色のインクジェットを用いるインクジェット法及び装aに好ましいものに おいては、バイアスはインクジェットが上記ピクセル位置で要求される正確さて 整合するように選択される。
この発明のこの外の目的、特徴及び利点は図面を参照した推奨実施例についての 以下の記述を読めば、出業者には明らかとなろう。
第1図は、それぞれのシェツトに関連する電極系と制御回路構成とを改変するこ とによりこの発明を実施するこ・とかてきる公知の3インクジエツトドラムプロ ツタの部分斜視部分概略図である。
第2図は、この発明によるインクジェット位置制御のg様を説明するための1つ の電極系を簡略化して示した図である。
第3図は、3インクジエツトドラムプロツタと付属の調整回路の主要部の概略図 である。
第4図は、この発明の一態様に従うインクジェットプロッタと関連する調整手段 の一部の簡略図である。
第5図は、3インクジエツトプロツタについての第4図と同様の図である。
第6図は、この発明の別の態様に従う、ドラムの円周方向にインクジェットを自 動調整するために用いるインクジェットプロッタの部分と回路の概略図である。
従来の3インクジエツトドラムプロツタの、この発明の理解に必要な部分と回路 のみを示す第1図を参照する。このプロッタは、それぞれ、部分的にのみ示され ている導管4a、4b、4cによって加圧インク源(図示せず)に接続された3 本のノズル2a、2b、2cを有し、上記加圧インク源はノズルに対し、それぞ れマゼンタ色、黄色及びシアン色のインクを供給する。
ノズル28〜2cは、ノズルから放出されるインクシェツトが可回転的に支持さ れたドラム14に設けられた紙のような記録材12に向けられるようにキャリッ ジ10上に取付けられている。トラム14はそのシャフトかモータ16とシャフ ト符号化器18とに結合されている。キャリッジはレール20上に取付けられて おり、ステッピングモータ24によって駆動される案内ねじ22によりドラム1 4の軸方向に動くことができる。導管4a、 4cの各々は制御ユニット28に 結合された電極26(第2図)を備えている。像信号は、例えば、コンピュータ 30によって生成され、制御ユニット28に像信号または濃度信号を送るテープ ユニット32のテープ上に記憶される。動作中、ドラム14はモータ16によっ て高速で回転させられ、キャリッジlOはステッピングモータ24と案内ねじ2 2によってドラム軸に沿ってゆっくりと移動し、各検素子(ピクセル)が、ある 間隔をおいた所定の位置で紙12上に衝突するジェットの各々によって、一度ア ドレスされる。テープユニット32中のテープから同時に読出される情報の制御 の下で制御ユニット28により供給される電気信号によってジェットをオン・オ フ制御することにより、コンピュータによって準備または処理されたカラー像が 紙12上に記録される。
3つの分解カラー像の満足できる整合を得るために、ジェットのランディング点 の位置をX方向とY方向の両方向て慎重に制御しなければならないことを前に述 べた。X及びY方向の整合を得るためには種々の方法が用いられるが、最初に、 X方向の所要の整合を得る原理を述べる。
所定のジェットのX方向、即ち、ドラムの軸方向の電気的調整を行うために、前 述した米国特許第3.596.275号及び同第3,916,421号に連続ジ ェット制御について記載されているのと同じ一般形式の偏向電極システムが用い られる。しかし、偏向電極の実効的な平面は、第2図に示したように、ドラム軸 と直角となるように配置を変えである。電極システムは一対の互いに間隔を置い て配置された平板状偏向電極34a 、 34bを含み、この平板電極間をノズ ル2から高速で放出されたインクジェット6が記録媒体に向って進行する。偏向 電極(34a 、 34b )はそれぞれ正及び負の高電圧@13saと3Sb に結合されている。ノズル2の出口と一対の偏向電極34a 、 34bとの間 で、環状の制御電極が、ジェット6を包囲している。
樋状部材38のようなシェツト阻止手段か、シェツトの経路を樋状部材38に偏 向してジェットがプリントしないようにすることか出来る位tて、ドラム表面の 近くに配置されている。電極34aと34bの上述した配置は、これらの電極間 に生成された直流偏向電界がドラム軸、即ち、X方向と平行となるようにする効 果を持つ。
インクジェット6が一連の微小小滴に分離し、これらの小滴は、導管4の中のイ ンクと小滴形成点を囲む制御電極36との間に適当な電圧を印加することにより 、電気的に荷電(帯電)させることができることはこの技術分野て知られている 。インク電極26と制御電極36間に直流バイアスをかけると、各小滴は同じ電 荷を受ける。さらに、小滴質量が、前述の米国特許第3,596,275号に記 載されているように、超音波トランスデユーサ40によってシェツトの機械的震 動によって均一に保持されている場合は、均一に荷電された小滴は制御電極36 から記録媒体12へ進行する途中で偏向電極34aと34bの間の電界を通過す る時、X方向に同量たけ偏向される。従って、この直流バイアスを変化させるこ とにより、記録面上のインクジェットの衝突点をX方向に調整することができる 。
前述した米国特許第3,916,421号に記載のインクジェットレコーダでは 、非荷電小滴、より正確には、あるカットオフr:!4値以下の電荷を有する小 滴は、プリントモートあるいはオンモート時、偏向電界によって樋状部材中へ偏 向されることなく、記録媒体に向けて進むことがてきる。また、オフ動作モート においては、荷電小滴は偏向電界によって偏向されて樋状部材38に入り、吸引 排出される。第2図のプロッタは木質的に同し態様て印刷を行う。制御ユニット 28からの0′Tri、圧とてカットオフ電圧V、どの間て変化するパルス状制 御信号か、遅延回路42と増幅器44を通して制御ユニット36に電圧を加える ことにより、小滴の一部に電荷を与える。与えられた電圧に応じて小滴が受ける 電荷に応じ、小滴は記録媒体I2か樋状部材のいずれかに進む。この発明によれ ば、プリント動作モート中、小滴を樋状部材中へ偏向することなく、ジェットの 衝突点をX方向に電気的に調整するために、予め定められたバイアスが制御電極 36に加えられる。このバイアスはインク電極26とアース間に配置された可変 直流バイアス源46によって導入される。いずれの場合にも・、この直流バイア スはカットオフ電圧よりも木質的に小さく、シかも、小滴が記録媒体に進む途中 て一緒になってしまうことを阻止するために従来用いられている小さなバイアス 電圧と対照的に、前述したように調整可能、あるいは、選択可能である。前述し たいくつかの米国特許明細書に記載されているようなインクジェットプロッタに おいて通常具られる通常状態では、この直流バイアスの典型的な電圧範囲は一3 0V〜+30Vである。
シェツト6のランディング点のY方向の調整はドラム14か記録動作中に一定速 度て回転することを利用して行われる。第2図に示すシステムでは、ある1つの 与えられたピクセル位置X、Yに供給されるインクの量は、制御ユニット28か ら供給され、シャフト符号化器から引出された信号によって同期化された制御信 号によって決まる。この信号を遅延回路12によって遅延させることにより、制 御信号の発生に対するシャフト符号化器信号の生成の時間、従って、インクが記 録媒体に供給されるY方向の位置か変位する。ドラムの表面が一定速度Vで回転 しているのて、ピクセルの位置はY方向に量Vt(但し。
tは遅延回路42によって導入される遅延)だけ変位する。従って、遅延ユニッ ト42によって与えられる遅延時間を制御することにより、ピクセルの位置をY 方向に調整することができる。遅延ユニット42によって導入される遅延時間は 公知の方法て電気的に制御できるのて、記録ピクセルのY位置は広い範囲内て電 気的に調整できピクセルの位置は適切な電気信号によってX方向とY方向の両方 向に互いに独立して調整できるのて、適当な制御回路によって調整を自動的に行 うことができる。しかし、このことは、各シェツトの実際のランティング位置を そのX及びY方向について知ることがてきるということ、及び、自動制御を可能 とするエラー信号か得られる。この発明のこの態様は第5図及び第6図を参照し て後で説明する。
次に、この発明の推奨実施例による3ジエツトドラムプロツタの一部を概略斜視 図として、また、関連する回路をブロック図として示す第3図を参照する。当業 者には明らかなように、同じ原理か4本以上シェツトを用いるインクジェット装 置あるいは、複数のインクシェツトノズルを支持し横方向に動くl乃至それ以上 の記録ヘットを含む記録面が実質的に平坦な平面プロッタにも実施てきる。明確 化のために、第3図には、プロッタのこの発明の理解に重要な部分のみが示され ている。従って。
第1図に示されているキャリッジ10.案内ねじ22.モータ16と24は第3 図では省略されている。
第3図の装置は、導管4a、4b、4cのそれぞれの端部に接続され、異なる色 の3木のインクジェット6a、6b、6cを生成して3つの分解カラー像を整合 させる3木のノズル2a、 2b、 2cを含んている。
各ジェット28〜2cは一連の小滴に分離し、これらの小滴は、各遅延ユニット 42a 、 42b 、 43と、増幅器44a、44b 、 44cとを通し て制御ユニット28から各制御電極に加えられる個々の制御信号によつて電荷が 与えられる。
X方向に働く偏向電界か、第3図に示されるように配置され、第2図に関して説 明した一対の電極34a 、 34bと同じ目的を持つ偏向電極34a 、 3 4b 、 34c 、 34dによつて各ビーム毎に生成される。偏向電極34 aと34cは正の高電圧源に結合されており、電極34bと34dは負の高電圧 源に結合されている。これらの電圧源は第3図には示されていないが、第2図に 示した電圧源35aと35bのそれぞれに対応する。
偏向電極34a〜34dの面はドラム軸に対して実質的に直角なので、各隣接電 極対間に生成される偏向電界の方向は実質的にX方向と平行である。
第2図を参照して説明したプロッタの場合と同様、各ジェットのオン/オフ変調 は適当な制御信号をそれぞれの制御電極36a〜36cに加えることによって制 御される0図示の例においては、制御電圧はプリント動作モートではOであり、 オフ動作モードでは約+80〜+200vである。各ジェットに対して樋状部材 等の阻止袋M(第3図には示されていない)が設けられている。この装置は、オ フ電圧のある範囲内で各ジェットの阻止が出来るに充分な大きさてなければなら ない。
あるいは、X調整用の直流バイアスを制御電極36a〜36cに加え、オン/オ フ信号をそれぞれのインク電極26a 、 26b 、 26cに供給するよう にしてもよい、さらに別の方法は、各直流電源46a〜46cを制御信号源と制 御信号を印加する電極25a〜26cまたは36a〜36cとの間に直列に°接 続する方法である。さらに別の方法では、適当な直流成分を含む出力信号を供給 するようにされた適当にバイアスされた増幅器44a 、 44b及び44cと して用いることである。
第3図のプロッタの3本のジェット6a、 6b、6Cの各々は、例えばバイア ス源46a 、 46b 、 46cによって供給される直流バイアスを変える ことによってX方向に個々に調整することができる。以上述べた原理は、任意の 数の液体ジェットについても採用てきる。
次に、インクジェットのランディング点を円周方向、即ち、Y方向に調整するプ ロセスの説明のために、再び第2図を参照する。
回転する記録体12上に歪みのない像の記録を得るためには、制御ユニット28 による制御信号の発生をドラムの回転に同期させる必要がある。これは、通常、 ドラム軸に接続されており、ドラムの周面上にプリントされるべきピクセルの各 々に対して1個のクロックパルスを発生するシャフト符号化器18によって行わ れる。ピクセルのY方向の位置は回転しているトラム7の角位置に対するこれら のクロックパルスのタイミングに左右されることは明らかである。従って、この タイミングを可変遅延ユニット42によって変えることにより、ピクセルの位置 。
従って、像全体の位置をトラム14上の記録媒体12に対して円周方向、即ち、 Y方向に変位させることができる。
遅延ユニット42は、第2図には示されていない電圧制御発振器によって連続的 にクロックされるシフトレジスタの形をとることかてきる。その場合には、制御 ユニット28からの制御信号は、電圧制御発振器vCoに供給される電気信号に よって可変のある時間たけ遅延ユニット42によって遅延が与えられる。このよ うに、遅延、従って、記録媒体lz上に記録される像の位置は、完全に電気的な 手段によって変移させることかてきる。
当業者には明らかであるか、ピクセルのY位置を調整するための遅延は種々のや り方で与えることかてきる。
例えば、可制御遅延回路をシャフト符号化器I8から制御ユニット28への信号 通路中に挿入することがてきる。また、好ましくは、像の開始を示すシャフト符 号化器18によって1回転につき1個生成される信号パルスを、簡単なデジタル 遅延回路(その1つを第2図に42′で示す)によって3つの色の各々について 2時間的に変位させてもよい、これにより、各円周方向走査線についての色儂度 情報を収容するランダムアクセスメモリRAMからの、3つの分解カラー像の各 々に対する濃度情報の読出しプロセスの開始を変えることかできる。当業者には 、他の遅延の方法も考えられるであろう。
上述したY調整法は、互いに重畳関係に第3図の3本のジェット68〜6Cによ ってプリントされる3つの分解カラー像の整合の調節を行うために、3本のジエ ・ントの各々に対して個々別々に実施することができることは明らかである。こ れは、制御電極36a 、 36b 、 36cに接続する信号線中に直列に挿 入した別々の電気的に制御可使な遅延回路42a 、42b 、 42cによっ て行われる。また、第2図を参照して前に説明した代替案も第3図の3ジエツト プロツタの場合に使用できる。
上述した2つの方法によれば、記録媒体上の各シェツトの衝突点を電気信号のみ によって、X及びYの両方向に調整することが可能になる。これらの調整は互し 1に独立して行うことかできる。従って、適当な自動制御回路によってジェット の自動調整を行うことかできる。
プリントされるピクセルの位置の自動調整を行うためには、各ジェットの記録媒 体上への実際の入射点の所望の入射点からのずれをX及びYの両方向につし)て 測定する必要がる。この目的のための好ましい方法を次に説明する。説明する方 法は任意の数のジェットにも応用てきるか、説明を簡単にするために、以下では 1本のシエ・ントについてのみ説明する。
r IBM J、 Res、 and Dev、J第21巻第53頁(1977 年)に、カーマイケル(Car+*1chael)氏が荷電されたジェットの小 滴を電気的手段によって検出する方法を述べてしする。また、ジェットそのもの 、従って、その方向を1通常は発光ダイオードを含んでいる光学装置によってモ ニタできることも知られている。しかし、これら2つの方法は非常に小径のジェ ットについて実施することは困難である。この困難をさけるために、第1の方法 か提案される。この方法においては、ジェットによって記録媒体上に形成された トレースか回転ドラムに近接して設けられた電気−光学手段によって検出される 。ジェットは。
調整プロセス中、記録媒体上に、例えば格子のような所定のバタンをプリントす るように適当な制御信号によって制御される。ついで、このバタンは、回転ドラ ムに近接配鐙された光電手段によって検出され、その位置か検出されて、それに 対応する位置信号が生成される。光電手段からのこの位置信号を基準信号と比較 してエラー信号か生成され、このエラー信号か第2図及び第3図に示されている 調整回路46への入力信号として用いられる。
このようにして、ジェットの方向がエラー信号か最小となるまで調節される。こ の方法によって得られる調整は続く実際のプロッティング動作中、維持される。
x及びYの両方向の調整のためのエラー信号を発生するためのこの光学的方法は 小さなジェットに対しても満足てきる方法である0次に、ジェットの自動調整の ための別の、より簡単で、従って、好ましい方法を説明する。ここでも、説明を 簡単にするために、この方法の原理を1本のジェットについてのみ述べるが、こ の方法は複数のジェットにも容易に適用てきる。
第4図は流体ジェットのX方向の自動調整のための装置の好ましい実施例を示す 、この装置においては、ノズルを備えた第1図のキャリッジ17(第4図には示 されていない)が、プロッティング動作の開始前に、ドラム14の端面より外側 の明確に規定された位置へ動かされる。
このジェットがドラム表面に当らない位置において、キャリウジは静止状態に保 持される。増幅器を介して制御電極36に加えられる制御信号は0であり、従っ て、ジェット6の小滴は荷電されない。
今、鋸歯状波発生回路50によって生成された低い周波数の鋸歯状電圧がノズル 2に通じるインク導管4中の電極26に加えられると、小滴はランプ電圧、即ち 鋸歯状電圧のその時の振幅に応じて荷電される。従って、偏向電極34a 、: 14bを通過する時、小滴はその電荷に応じて偏向される。この電荷は鋸歯状に 変化するのて、シェツトの方向も同様な形てゆっくりと変化する。上述した鋸歯 状信号の代りに、別の任意の周期的に変化する信号を用いることかできる。この ような信号のピーク・ピーク振幅の適切な値は約40〜100 Vである。鋸歯 状信号振幅の平均値は調整可能な直流電源52によって調整される。
細い導電性のワイヤ形状のターゲット54が、トラム14の端より外で、ジェッ ト6の経路中のドラム14に対して明確に規定された軸方向位置に、ドラム表面 の直径とほぼ平行に延びるように固定されている。このワイヤにシェツト6が当 ると、ターゲット54の後方に近接して配置された収集電極56に向かうスプレ ーが形成される。電圧源58によって生成された、例えば、 +000〜zoo ovの電圧をワイヤターゲット54と収集電極56との間に印加することにより 、スプレーの小滴はワイヤターゲット54に当ってこれを離れる時に強く荷電さ れ、従って、収集電極56に引付けられる。その結果、ワイヤターゲット54と 電極56との間に、例えば約lルAの電流が流れ、この電流は例えば、電流検出 抵抗60に結合された増幅器62によって検出てきる。従って、抵抗60の両端 間に電圧が生成された場合には、ジェットかワイヤターゲットに当ったことにな る。
この効果を用いてジェットの方向を自動的に調整して、第4図に示すようにジェ ットがワイヤに当るようにすることができる。鋸歯状波発生器50が自走してい る限り、シェツトの方向は前後に掃引する。各掃引期間中、シェツトはワイヤタ ーゲット54に2回当り、その度に、抵抗60の両端間に電圧パルスか発生する 。この電圧パルスは、増幅器62で増幅され、シュミットトリガ回路64で波形 整形された後、鋸歯状波発生器50の停止入力に加えられる。この信号か発生器 50によって検出されると、直ちに1発生器50は鋸歯状波信号の発生を中断し 、電極26に供給される出力電圧を一定に維持する。別の形では。
抵抗60の両端間に電圧パルスが現われた時間における鋸歯状波電圧のその時の 値かサンプル−ホールト回路によって検出される。このようにして、ジェットの 方向は固定されて、正確にワイヤターゲット54に指向される。この調整の後、 像のプロッティングが開始され鋸歯状波発生器またはサンプル−ホールド回路の 出力電圧は少なくとも1回のプロッティング動作中、一定に保たれる。
第4図において、ワイヤターゲット54はドラムに対して固定されて配置されて いる。このターゲットはキャリッジ上に配置することもできる。さらに、ターゲ ットはワイヤ形状である必要はなく1種々の異なる形をとることができる。従っ て、−例として、キャリッジ上に設けられ、シェツトのオフ位置において偏向さ れた小滴を阻止するために用いられる樋状部材の末端をターゲットとして働かせ ることもできる1通常は、樋状部材は偏向電極34aまたは34bの一方に電気 的に接続されているかまたは機械的に取付けられており、その電極は高電圧、例 えば2000Vに保たれているのて、別に設けた電圧源58を省略することかで き、また、その場合は、収集電極56は抵抗60を通してアースに接続される。
この場合ても、調整はキャリッジか記録面より外側の端部位置にあり、実際のプ ロッティング動作か始まる前に行われなければならない、当然のことながら、記 録動作中、シェツトを樋状部材から除くために、バイアスに小さな一定のオフセ ット電圧を含めるようにしなければならない、鋸歯状波電圧は、ジェットか樋状 部材の上端の真上を通過するように、いくらかの遅延をもって停止させる必要が ある。
例えば、第5図に示すように、プロッタに3木のジェットが用いられている場合 は、上述の方法は3本のジェット相互間の整合をX方向に自動調整するために用 いることかできる。これは、3つのワイヤターゲット54a〜54cをトラム1 4に沿いかつトラム14の表面の一端よりいくらか外側において、互いに対して 正確に規定された位置に配置して行われる。各ワイヤターゲ・ント54a〜54 cの後には、それぞれ収集電極56a〜56bか配置されている。これらの電極 は電圧発生器58によって約1000〜200゜■の電圧に維持されている。収 集電極を1つだけ使用することもできる。第4図に示すように、ワイヤターゲッ ト548〜54cは電流検出抵抗60aへ60c及び増幅器62a〜62c I Z接続される。増幅器の出力は、3つの鋸歯状波発生器50a〜50cのそれぞ れの停止入力に接続されたシュミットトリガ54a〜64cに供給される。
動作において、プロット動作の開始の前に、第5図には示されていないキャリッ ジ17(第1図)が、鋸歯状波発生器50a〜SOcが自走している間にシェツ ト61a〜61cかワイヤターゲット54a〜54cに当ることかできるような 位置に移動させられる。これにより、ジェット61a〜61cはX方向に鋸歯状 に掃引する。これらのジェットの1つ、例えばジェット6aがそのワイヤターゲ ット54aに当るやいなや、抵抗60aの両端間に信号が発生する。増幅器62 a及びシュミットトリガ[i4aを通過した後、この信号は鋸歯状波発生器50 aを停止させる。従って、電極26aには鋸歯状波発生器SOaから一定の直流 電圧が供給される。この電圧は、シュミットトリガ64aからの停止信号の到着 時における鋸歯状波信号電圧に等しい、この後、ジェット6aの方向はジェット が継続してワイヤターゲット54aに当るように一定に維持される。以上は他の 2つのジェット6bと6cについても言えるのて、短い時間の後に、3木のジェ ット63−6cの全てがそれぞれのワイヤターゲット54a〜54cに当るにれ らのワイヤターゲット間の間隔が慎重に調節されており、所望のジェット間隔に 等しいならば、ジェットは互いにX方向に整合することになる。この後(但し、 以下に述べるY方向のジェットの調整を除く)、プロッティング動作を開始する ことかできる。必要とあれば、このシェツト整合の調整は、各プロッティング動 作か終るごとに、キャリッジをワイヤターゲット54a〜54cの前の:A整位 置に動かして行うことかてきる。
X方向の調整といくらか類似の手段によって行われるY方向のジェット整合自動 調整を説明するために第6図を参照する。説明の明確化のために、この方法を第 6図の単一ジェットについて記載するが、複数のシェツトに対して同しように良 好に用いることかてきることは明らかである。
上述したように、Y方向のジェットの整合は第2図の遅延回路42の遅延時間の 調整によって行うことかできる。この調整を自動的に行うために第6I21に示 した装置を用いることができる。ドラム面の一端から平行に延びる複数のワイヤ で作られたワイヤ酸のかご66かアース電位にあるドラム14に取付けられてい る。装若か適切に機能・するためには、これらのワイヤ間の間隔が高精度て一定 になるように、ドラムの円周に等間隔で設けられることが重要である。このワイ ヤのかご66の後には収集電極68か設けられており、その電位は高電圧源70 によって、例えば1000〜2000Vに維持される。ジェット6がワイヤに当 ると、電圧検出抵抗72を通して電流が生じ、それによって信号電圧か発生する 。前述の場合と同様、この信号電圧は増幅器74て増幅され、シュミットトリガ 回路76でパルス整形された後、出力か遅延回路80の遅延時間を制御する鋸歯 状波発生器78の停止入力に供給される。
ジェットの入射点のY方向の調整のために、ノズル2を備えたキャリッジ(第6 図には示されていない)がワイヤかご66の前に動かされ、それによって、シェ ツトがかご66を通して収集電極68に向けて指向される。ドラムかプロッティ ング動作中に必要な速度て回転すると、シャフト符号化器18からの信号が信号 源84へ供給されるパルスの数かワイヤかご66の水平のワイヤの数と等しくな るように、除算回路82中で一定数て除算される。信号源84ては、ジェットに 対するオン/オフ制御信号が生成され、この信号は、パルスが除算回路82かう 受取られる短い時間を除くほとんどの時間、ジェットを樋状部材(第6図には示 されていない)の中へ偏向するものである。
信号源84からのこの出力信号は遅延回路80て遅延か与えられ、制御増幅器4 4を通フた後、制御電極36に加えられる。このようにして、はとんどの時間、 ジェットはオフモードをとり、収集電極68には達しない、しかし、ドラムの1 回転中、ワイヤかご66の水平ワイヤと同し数の制御電極36に加えられる短い パルスにより、ジェットはオンモードに切換えられ、その度に、いくつかの小滴 からなる小滴列が収集電極68に向かう。
ジェットの小滴は、オンモードでは事実上、荷電されていないのて、これらの一 連の小滴は収集電極68に達しても、抵抗72には電流か生じない。従って、通 常は、この抵抗72には電圧信号は生成されない。しかし、一連の小滴がワイヤ かご66のワイヤに当ると、電極68によって収集される荷電小滴のスプレーか 抵抗22の両端間に電圧パルスを発生させる。これが起きる時間は、制御81電 極36に加えられる制御信号とワイヤかご66のワイヤの位置との間の位相によ って決まる。
調整の開始時、鋸歯状波発生器は、シャフト符号化器18によって生成されるパ ルスの周波数よりもかなり低い周波数て自走する。鋸歯状波発生器78の出力は 遅延回路80の遅延時間を制御するので、信号源84からの制御信号により作ら れる一連の小滴かワイヤかご66を横切る位置は発生器78の出力電圧と共に変 化する。一連の小滴がワイヤかと66のワイヤ相互間を通過する限りは、鋸歯状 波発生器は遅延回路80による信号遅延を変化させ続ける。
しかし、この信号遅延が、一連の小滴かワイヤかご66のワイヤに当る値に達し た時は、直ちに抵抗72の両端間にパルスが生成され、このパルスは鋸歯状波発 生器を停止させる。これによって、信号遅延時間か一定に保たれ。
一連の小滴は常にワイヤかご66の等間隔に配置されたワイヤに当るようになる 。これによって、ジェットのドラム上への入射点はシャフト符号化器18により 作られたパルスに対しY方向に調整される。この後、プロッティング動作を進行 させることができる。
明らかなことであるが、信号源84をトリガする信号は種々の方法により1例え ば、ワイヤかご66のワイヤを検出する光電装置によって取出すことかできる。
また、この方法は第1図に示すようなキャリッジ10上に設けられた複数のジェ ットに適用して、これらのシェドのトラム14上における相互の入射点の整合を 確実にすることか可能である。
最後に、手動または自動調整用の同じ方法か、上述のドラム形状以外の形状の記 録受容面に対する複数のジェットの整合を確実に行うために用いることか可能な ことは当業者には明らかである。この典型的な例はゆっくりと前進する連続した シートて、この上に、このシートの運動方向に直角な方向にシートを横切るキャ リッジに取付けた複数のジェットによりプリントか施される。その場合、偏向電 極34aと34bとの間の偏向電界の方向はインクジェットノズルを支持するキ ャリッジと記録受容面との間の相対運動の方向にほぼ直角てなければならない、 このことは、他の形状の記録受容面の場合でも、ジェットと記録受容面との間の 相対運動の形式が別の形式の場合てあっても同様である。
FIG、2 FIG、3 FIG、4 FIG、 5 FIG、 6 国際調査報告 国際調査報告

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一連の微小小滴に分離する少なくとも1つのインクジェットを作り、 記録モードにおいて、個々の小滴が記録経路に沿って進みインク受容表面上の予 め定められた位置に衝突するか、あるいは、上記表面に記録を形成することを阻 止されるかを決めるために、小滴を選択的に荷電し、各荷電小滴をその小滴の電 荷に応じた量だけ偏向電界によって偏向し、 記録形成小滴の経過と記録表面との間に相対的な横方向運動を生じさせる、 改良されたインクジェット記録法において、上記予め定められた位置とジェット の実際の衝突位置との間のずれを測定する段階、及び、 少なくとも記録モード中に、各小滴に対して、可調整バイアス電荷を与える段階 であって、このバイアス電荷が、その小滴によって担持されている上記バイアス 電荷に対する上記偏向電界の作用による小滴の偏向が上記ずれを小さくするよう に選ばれている段階、との組合せからなる改良。
  2. 2.上記ずれが上記ジェットと調整の方向に直角に延びる検出素子との間に相対 運動を与えることにより検出される請求の範囲1に記載の方法。
  3. 3.複数のインクジェットの方向が同数の互いに独立して調整可能なバイアス電 圧によって互いに独立して調整される請求の範囲1に記載の方法。
  4. 4.上記選択的荷電を制御する制御信号が上記相対運動を示す信号に対して調整 可能な時間だけ遅延を与えられる請求の範囲1に記載の方法。
  5. 5.制御信号が制御信号源から小滴の荷電を制御する制御電極へ送られる間に遅 延される請求の範囲4に記載の方法。
  6. 6.信号源からのデジタルデータ信号の読出しが小滴の荷電を制御する制御信号 パルスへ変換される前に遅延される請求の範囲4に記載の方法。
  7. 7.バイアス電荷が、X方向におけるジェットの方向を検出するセンサから取出 されたエラー信号に応答する直流バイアス電圧によって生成される請求の範囲1 に記載の方法。
  8. 8.Y方向におけるジェットの方向を検出するセンサから取出されたエラー信号 によって遅延が調整される請求の範囲4に記載の方法。
  9. 9.センサが記録表面上にジェットによって描かれたトレースの位置を測定する 光電検出器である請求の範囲7に記載の方法。
  10. 10.ジェットの方向が、ジェットの経路中でターゲットの後方に配置されてい る電極に対し高電圧源によってバイアスされている上記ターゲットにジェットが 当る時に生成される電流によって検出される請求の範囲7に記載の方法。
  11. 11.a)小滴形成点で一連の小滴に分離し、インクジェット経路に沿って伝播 する流体のジェット(6)を生成するノズル手段(2)と、 b)電気制御信号に応答してジェットの小滴を荷電する制御電極手段(36)と 、 c)ジェットの方向に実質的に垂直な偏向電界を発生する手段(34a、34c )と、 d)小滴の電荷に基いて小滴を選択して、ある特定の小滴が記録受容表面上の予 め定められた位置まで進みそれに衝突するか、あるいは、途中で阻止されて上記 表面まで進むことを阻止されるかを決める手段(38)と、特徴として、 e)偏向電界に平行な面内におけるジェットの方向を調整するために、上記選択 を行う制御信号電圧より相当低い可調整直流バイアス電圧をジェット流体と制御 電極手段(36)との間に加える手段(46)、とを含む、少なくとも1つの電 気的に制御可能な連続したインクジェットを用いるインクジェットプリンティン グ装置におけるインクの方向を調整するための装置。
  12. 12.制御電極に加えられる制御電圧と上記相対運動に応答する信号との間に調 整可能な遅延を導入する手段を有することを特徴とする請求の範囲11に記載の 装置。
  13. 13.制御信号路に直列に結合された可調整遅延ユニット(42)を有すること を特徴とする請求の範囲12に記載の装置。
  14. 14.信号源からのデジタルデータ信号を制御信号に変換する前に上記データ信 号の読出しデータを遅延させる手段を有することを特徴とする請求の範囲12に 記載の装置。
  15. 15.2つの互いに交差する方向(X、Y)の予め定められたものにおけるジェ ットの位置を検出するセンサ(54、56;66、58)からエラー信号を取出 す手段を有することを特徴とする請求の範囲11に記載の装置。
  16. 16.上記センサが記録表面上にジェットによって描かれるトレースの位置を検 出する光電検出器である請求の範囲15に記載の装置。
  17. 17.上記センサが、インクジェットの経路の可変偏向を行うためにジェットの 小滴に可変バイアス電荷を与える手段(50)と、所定の偏向時に上記小滴が当 るように配置されたターゲット手段と、上記インクジェットの伝播の方向で上記 ターゲット手段の後方に配置された電極手段(56)と、それぞれ上記ターゲッ トと電極手段とに結合された端子を有し、上記ターゲットに上記インクジェット が当る時上記ターゲットと電極手段との間に電流を生じさせる高電圧源(58) と、上記電流を検出する手段(60)とを含むものである請求の範囲15に記載 の装置。
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