JPH01502652A

JPH01502652A - 工作機械の作動スピンドルのための軸受配置

Info

Publication number: JPH01502652A
Application number: JP63505862A
Authority: JP
Inventors: クーン　ジークフリート; ベルンハルトフィリップ; シュルテン　ヘルマン
Original assignee: ベーリンガー　ベルクツォイクマシーネン　ゲー・エム・ベー・ハー
Priority date: 1987-07-08
Filing date: 1988-07-08
Publication date: 1989-09-14
Also published as: EP0298509B1; US4924524A; DE3722572C2; WO1989000090A1; DE3865254D1; EP0298509A1; DE3722572A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称工作機械の作動スピンドルのための軸受配置本発明は、特許請求項１の大概念による軸受配置に関する。。

たとえば旋盤の作動スピンドルの先端部を丸円筒ころによるころがり軸受で、又は円錐ころによるころがり軸受、すべり軸受、静圧軸受、動圧軸受で支承することは周知のことである。普通のアンギコラ玉軸受の場合、製造者によっているいろなプレストレスのものが納入される。通常はプレストレスの小さい軸受を使用する。円錐形の穿孔のある二列円筒ころ軸受の場合、使用にあたって必要となるプレストレスに関して最適の状況を得ることを目的として、円筒ころの各列に異なったプレストレスを与えるように、主軸にピッチをポジティブで円錐形部を形成する方法はすでに周知のことである。しかしこの場合、相応に軸受用の穿孔を形成することが必要である。

特定のプレストレス状況を得ようとする根拠は、スピンドルのジブが、つまり特定の軸受に作用しスピンドルのたわみの基準となっているレバーアームができるタケ短く、できるだけ限定されているべきであるといった事実による。

タンデム式０形配置のアンギュラ玉軸受から成る、作動スピンドルの通常の軸受構造の場合、外側軸受が最大のプレストレスとそれによって最大の剛度とを持つように保証できないため、ジブが厳密に限定されないことがよくある。剛度の算定では３乗ともなるジブは、個々の軸受のプレストレスが充分に限定されていないと中間軸受まで至りうるが、これは軸受構造全体の性能と精密度に不利な影響を及ぼす。このような欠点は、加工処理すべき工作物が付加的な固定具なしでただチャックに支持されている場合に特に発生する。

ジブをできるだけ短くするために、スピンドル・フランジに固定したチャックの底部をこのスピンドル・フランジと一体化して有効ジブを短くすることは、すでに知られた方法である（ドイツ特許公報第３２．３３，９１４号）。しかし、このような従来の方法では軸受配置の状況は改善できない。

本発明の課題は、有効ジブができるだけ短く、その長さができるだけ限定されていて、荷重時にもほぼ一定であるように、冒頭で述べた種類の軸受配置を形成することにある。

前述の課題は、本発明では請求項１に示した特徴によって達せられる。本発明の好適な形態については、従属項に示しである。

外側軸受の部分の作動スピンドルの直径が大きくなっていることによって、外側軸受はその他の軸受よりも大きいプレストレスを持つ。このことによって、スピンドルの剛度の決定に大いに関与しているジブが外側軸受のほぼ中心までしか至らないようになる。相応の寸法法めにより、ジブの最適な長さが通常の荷重時にも一定であり、作・動条件を厳密に限定することが可能となる。

冒頭で述べた種類の軸受配置の場合、プレストレス状況を補整することが必要となるため、外側軸受と内側軸受とにほぼ等しいプレストレスを加えるようにし、中間軸受はプレストレスがない状態とする。このことは、中間軸受と内側軸受との間にセパレータを入れ込むことによって実現されるが、セパレータは、外側リングと、この外側リングと中心を同じくし外側リングより幅の狭い内側リングとから構成されている。このようなセパレ、−タを使用すると、取り付けられていない状態の時に中間軸受が持つ小さなプレストレスが補整できる。

本発明について、第１図および第２図を用いながら以下で具体的に説明する。

本発明による軸受配置は、両方とも同じ角度で傾斜した作用線を持つ外側軸受（１１）および中間軸受（１２）と、反対に傾斜した作用線を持つ内側軸受（１３）とによるタンデム式０形配置のアンギュラ玉軸受から成る構造となっている。

軸受（１１）、（１２）、（１３）は、旋盤の機械ケース（１７）の穿孔内に配置されており、作動スピンドル（１６）の上に位置している。

第２図が示すように、スピンドル（１６）には外側軸受（１１）の部分に段差（２１）があり、中間軸受（１２）および内側軸受（１３）の部分よりも直径が大きくなっている。外側軸受（１１）は、直径が大きいことから、その他の軸受よりも大きいプレストレスが加えられており、その結果、第１図で（ａ）で示したジブは厳密に限定された長さを持ち、外側軸受のほぼ中心までしか至らないが、外側軸受（１１）のプレストレスが充分な大きさでない場合、つまり、たとえはゝ中間軸受（１２）のプレストレスの方が大きい場合にはジブ（ａ）が中間軸受（１２）まで至りうる。

スピンドル（１６）の、直径が他よりも大きくなっている部分は、外側軸受（１１）の部分を越えてさらに延びている。外側軸受（１１）を外れたところにはラビリンスバッキング（１９）がある。また、外側に向かう軸受配置は、機械ケース（１７）にボルトで固定したカバーリング（２０）によって保護されている。

スピンドル（１６）の、直径が他よりも大きくなっている部分は、明確化するために太線で示しである。

プレストレスの補整された軸受配置を実現するために、中間軸受（１２）と内側軸受（１３）との間にセパレータを入れ込んであるが、このセパレータは、外側リング（１４）と、この外側リングと中心を同シ＜シ外側リングより幅の狭い内側リング（１５）とから構成されている。前述の形状のセパレータによって、外側軸受（１１）と内側軸受（１３）にはほぼ等しいプレストレスが加えられ、中間軸受（１２）はプレストレスがない状態にある。軸受配置は、軸方向において、通常の二段式締まりはめによってプレストレスが加えられる。

国際調査報告 −１，−〜−−−ｍＰＣＴ／ＥＰ　８８１００６１３国際調査報告 εＰ　８８００６１３Ｓ＾　２３１２１

Claims

【特許請求の範囲】（１）内側、中間、外側の玉軸受によるタンデム式Ｏ形配置のアンギュラ玉軸受から構成されている、たとえば旋盤のような工作機械の作動スピンドルのための軸受配置であって、外側軸受（１１）の部分のスピンドル（１６）の直径がその他の軸受（１２，１３）の部分よりも大きくなっていることを特徴とする軸受配置。（２）スピンドル（１６）には中間軸受（１２）と外側軸受（１１）との間の移行部に段差（２１）があることを特徴とする請求項１記載の軸受配置。（３）スピンドル（１６）の、直径が他よりも大きくなっている部分が、外側軸受（１１）の部分を越えてさらに延びていることを特徴とする請求項１又は２記載の軸受配置。（４）内側軸受（１３）と中間軸受（１２）の間のセパレータが、外側リング（１４）と、この外側リングと中心を同じくし外側リングより幅の狭い内側リング（１５）とから構成されていることを特徴とする請求項１，２又は３記載の軸受配置。