JPH01502160A - ペースメーカーによる心臓刺激用埋め込み装置の改良 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ペースメーカーによる心臓刺激用埋め込み装置の改良本発明は、人工心臓刺激、 詳細には、もし必要であれば、ペースメーカーからの心臓刺激に代フて、患者の 体外の無線周波発信器から発信される刺激信号を受信するのに適した無線周波受 信器を具備した心臓刺激用埋め込み装置に関する。

通常では、これらの埋め込み装置においては、ペースメーカーを心臓に接続して いる電極は、単極であり、患者の組織と接触しているプレートをそのケーシング の外側に有する無線周波受信器が、電極の上に挿入されている。

ペースメーカーも、患者の組織と接触しているプレートを有しており、体内に埋 め込まれたペースメーカーからの心臓刺激の場合にも、その代替としての外部送 信器からの心臓刺激の場合にも、刺激信号の極性の一方（通常はマイナス）が電 極を通じて発信され、もう一方の極性（プラス）は、患者の組織を通じて、心臓 から接触プレートへは閑になっている。

この現在の装置の場合には、ペースメーカーの作動に関しても、埋め込み構造、 特に無線周波受信器構造に関しても、若干の欠点がある。

現在の心臓刺激用埋め込み装置の作動面での欠点は、患者の組織を通じて伝えら れる電流の密度が高いということであり、その結果として、患者のトランクスに 望ましくない筋肉収縮を引廿起こす可能性がある。

構造的な欠点は、無線周波受信器の接触プレートの寸法をある一定の限界以下に はすることができず、そのため、受信コイルの小型化に限界がある、ということ である。

従って、本発明の目的は、連続２極電極を使用し、現在使用中の無線周波受信器 には通常具備されている接触プレートがない無線周波受信器を、その電極上にク ランプ取り付けすることによって、問題のタイプの心臓刺激用埋め込み装置を改 良することにある。

この連続２極電極は、永久埋め込みされるペースメーカーを患者の心臓に接続す る。

それにもかかわらず、もし接触プレートなし受信器が２極電極によってまだ心臓 に接続されているのであれば、埋め込まれたペースメーカーが接触プレートを有 しており、単極電極によるペースメーカーと無線周波受信器の接続によって、そ のようなプレートが使用可能になる場合にも、本発明による電極は使用できるの である。

以下では、添付の概略図によって、本発明の詳細な説明を行なう。

第１図は、現在使用されているタイプの心臓刺激用埋め込み装置の概略を示した ものである。

第２図は、外部接触プレートがない無線周波受信器およびペースメーカーからな る本発明による埋め込み装置の概略を示したものである。

第３図は、本発明の第２実施例の概略を示したものであり、この場合には、接触 プレートがないのは無線周波受信器だけであり、ペースメーカーには接触プレー トが具備されており、したがフて、ペースメーカーと無線周波受信器の間の電極 は単極である。

公知のように、埋め込みペースメーカーの代替刺激用の受信装置を具備した心臓 刺激用埋め込み装置は、現在広く普及している。

これらの埋め込み装置の場合には、外部ペースメーカー、および受信器の同調も 行なわれている正確な無線周波数で刺激信号を送信することができる送信器を使 用することによって、埋め込みペースメーカーによる心臓刺激の代替心臓刺激を 行うことが可能である。

受信器は、ペースメーカーを心臓に接続し、患者の組織との電気接触用のプレー トを有する連続電極上にクランプ取り付けされている。

無線周波受信器がとらえる刺激信号は、電極を通じて心臓に送られ、この場合、 プラスの極性は、患者の組織を通じて、無線周波受信器接触プレートに対しては 閉の状態になっている。

通常、このタイプの埋め込み装置の場合には、ペースメーカーは、患者の組織と 接触しているプレートを有しており、通常作動期間中には、刺激信号のマイナス の極性は、ペースメーカーによフて、単極電極の単一導体を通じて、心臓に送信 され、一方、プラスの極性は、患者の組織を通じて、ペースメーカーの接触プレ ートに対して閉の状態になっている。

この作動モードが、代替刺激用の無線周波受信器を具備した伝統的な心臓刺激用 埋め込み装置を図示しているＭ１図に、概略の形で示しである。この場合、ペー スメーカー１が作り出す信号のマイナスの極性は、電極２を通じて、患者の心＠ ＣＣに送信され、一方、プラスの極性は、心臓から患者の組織を通じて接触プレ ート３に対して閉の状態になっている。第１図では、この通常作動の状態を点線 ＬＬによって示しである。

外部ペースメーカー（図示されていない）が発生させ、無線周波が受信器４に伝 える信号によって行われる代替心臓刺激の場合にも、とらえられた信号（マイナ ス極性）は、心臓ＣＣを受信器４に接続している単極電極２Ａを通じて、受信器 ４に伝えられ、一方、プラスの極性は、患者の組織を通じて、受信器４の外部接 触プレート５に対して閉の状態になっている。

第１図では、この状態を夷）ＩＮＮによって示しである。つまり、これらの埋め 込み装置においては、通常刺激モードにおいても、無線周波信号による外側から の代替刺激期間中も、患者の組織がアース帰線として利用される。すでに述べた ように、これが欠点であり、その理由は、高密度の電流が前記の組織を通過する 可能性があり、それによって、厄介で望ましくない筋肉の収縮が起こるかもしれ ないからである。

さらに、適当な寸法の接触プレートを使用する必要があるために、受信器の小型 化の障害となっているのである。

これらの欠点は、ペースメーカーと無線周波受信器の双方の外部接触プレートを 無くすという本発明の改良によって、完全に克服される。

この状態が第２図に示してあり、ここでは、ペースメーカー１０には、患者の組 織と接触している外部プレートは具備されておらず、ペースメーカー１０は、２ 極電Ｖｎ１２を通じて、心臓に接続されている。

無線周波受信器１４からも、患者の組織と接触している外部プレートは無くされ ており、代替刺激信号の２つの極性用のその２つの出力は、受信器１４がクラン プ取り付けされている２８ｉ電極の２木の導体に接続されている。

通常刺激の場合にも、代替刺激の場合にも、刺激信号の２つの極性は、それぞれ 別の導体を通じて、心臓ＣＣに伝えられ、これによって、患者の組織を通じて高 密度電流パルスを伝える必要がなくなる。

第３図は、本発明を修正したものを示しており、この場合、無線周波受信器は接 触プレートを有していないが、一方、ペースメーカーは依然として、患者の組縄 と接触しているプレートを具備している。

本発明のこの実施例では、ペースメーカー１１０は、市場で通常入手可能なタイ プのものであり、その外部プレート１１３は、患者の組織と接触している。

従フて、ペースメーカー１１０と無線周波受信器１１４との間の部分の電極１１ ２は単極で、無線周波受信器と心臓の間の部分の電極１１２Ａは２極である。

ペースメーカー１１００通常作動中には、刺激信号のマイナス極性は、２８１電 極１１２Ａの導体の一方を通じて、心臓ＣＣに伝えられ、これに対して、プラス の極性は、患者の組織を通じて、プレート１１３に対して閉の状態になる。

外部無線周波ペースメーカーによる代替刺激の場合には、′ｆＳ２図の実施例の 場合と何の変わるところもない、事実、この実施例においても無線周波受信器が とらえる刺激信号の極性は、電極の２極部分１１２Ａを通じて、患者の心臓に伝 えられることになる。

国際調査報告 ＩＴ　８７０００９６

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．患者の心臓に接続された電極を含み、外部ペースメーカーおよび無線周波受 信器による代替刺激用の無線周波受信器を具備したペースメーカーによる心臟刺 激用埋め込み装置において、無線周波受信器が前記の電極上にクランプ取り付け され、前記の無線周波交信器には外部プレートが無く、前記の電極が、少なくと も前記の無線受信器と患者の心臟の間の部分では２極である、という特徴を有す る。
2. ２．請求の範囲第１項に記載の心臓刺激用埋め込み装置において、前記のペース メーカーにも、患者の組織と接触している外部プレートが無く、前記の電極は全 長にわたって２極である。