JPH01502003A - 男性の性的不能治療装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 男性の性的不能治療装置 技術分野 この発明は、−ａ的には、医療に関し、より特定すると男性の性的不能を治療す るための装置に関する。

従来技術 陰茎を勃起し易する条件を醸成することにより男性の性的不能を治療する広範に 知られた装置として、支持リングに関節結合され、端部に軟弱な弓状部材を具備 した保持棒より成るものがある。

公知の男性の性的不能治療装置（ソ連国出！　１７８．０４４号）では、相互に 近接し、共通の弾性鞘で被覆した二つの棒を具備している。この棒の端部は弓状 部材が設けられ、この弓状部材は陰茎の冠状溝部に追従する形態を持ち、その端 部は亀頭を包囲しており、かつ調節可能な部分の脇に回動されたときに恥骨に当 接する支持リングを形成する部分を具備している。

この公知の装置の欠点は、性交の最中に陰茎の本来の勃起程度に応じて亀頭部の 圧迫程度の調節をすることや、装置を個別に微妙に装着することが不可能である ということである。

この装置の欠点は別の男性機能治療装置（ソ連国出願５８９、９７８号）により 成る程度は解消することができる。即ち、この装置は、その軸線の回りを回動す るように移動可能に相互連結された複数のロフトを有し、各ロフトは、亀頭部の リテーナを構成する弓状部材の一端に連結され、更に、制御リテーナと、陰茎基 部のリテーナとを具備し、陰茎基部のリテーナの弓状部材の自由端は弾性部材に よって相互に連結され、この弾性部材はアイレフトを有し、このアイレフトは、 陰茎基部のリテーナの弓状部材の一つの自由端の成る位置に固定されるフックと 協動するようになっている。

この公知の装置は勃起程度に応じてリテーナラグにより亀頭の圧迫程度を変える ことができ、その結果完全に勃起した場合に陰茎の亀頭の過圧迫による苦痛感を 防止することができ、補助装置や器具の使用していることを感じさせない効果を 発揮することができる。

ところが、公知の装置は亀頭部の固定の信頬性を最大限に発揮させることはでき ない。というのは、前部リテーナの嵌合部はその断面が丸く、陰茎に対する接触 面積は最小であり、弾性鞘により、亀頭部が閉鎖リテーナから抜は易くなる。男 性の性的不能を治療するための公知装置の他の欠点は装置を個々に最大限正確に 装着することが困難であることである。

即ち、締め紐は、長さが小さいときに、余分な部分を切除することによってのみ 調節することができ、誤使用のときに本来の締め紐の長さに回復することはでき なかった。

勃起していない陰茎に装置を初期的に装着したままでは、性行為の途中で陰茎の 勃起が起こった場合に不充分である。

公知装置では、弾性部材の長さを減少させることにより調整が行われる。これは 、正確な装着を失敗することがあるし、性交中に不快感を起こさせる原因となり 、これは結局は治療の効率を悪くすることになる。これに加えて、亀頭リテーナ の断面を丸くすることにより、陰茎の冠状溝部の領域における陰茎組織に加わる 圧力に起因して、陰茎の勃起の際に患者に同様に不快感を与える。更に、円形断 面にすることにより、れは治療効率を極端に悪化させ、患者をしてその治療方法 に不信感を植え付ける結果になる。

更に、アイレットが弾性部材の端部に固定され、非弾性材料にて作られているこ とから、性行為の双方のパートナ−にとっても余計な不快感を与えることになる 。

発明の開示 この発明の主たる目的は、陰茎基部リテーナの張力の度合いの可逆的な調整が可 能であり、陰茎冠状溝の領域で陰茎組織に加わる圧迫を減少することができ、更 に勃起していない陰茎への固定を確実性を向上することができる男性の性的不能 治療装置を提供することにある。

この目的を達成する、この発明の弾性の性的不能治療装置は、その軸線の回りを 回動可能に相互に連結された平行なロフトを具備し、各ロフトは、亀頭部のリテ ーナを形成する弓状部材の一端に連結され、更に制御リテーナ及び陰茎基部リテ ーナを具備し、陰茎基部リテーナの弓状部材は弾性部材によって相互に連結され 、該弾性部材は、陰茎基部リテーナの弓状部材の一方の自由端に固定されるフッ クと協働するものモある男性の性的不能治療装置において、弾性部材はその張力 度合いを可逆的に自動調節する機構を具備しており、アイレフトは弾性部材と同 一の材料にて形成され、亀頭リテーナの弓状部材は湾曲板として形成されること を特徴とするものである。

この装置の構成は、陰茎基部リテーナの弾性部材の張力度合いを正確に調整でき ること、陰茎冠状溝の表面組織への圧力が減少されること、亀頭の固定の信頬性 が高められることに起因して、より治療の効率を高めるものである。

好ましくは、可逆調節機構は、弾性部材上に設けられる回転楕円体肉厚部として 作られ、該肉厚部は、陰茎基部リテーナの他の弓状部の自由端に位置するロック と協働し、該ロックは凹所を介して相互に連結される二つの孔として形成され、 該孔の一方の直径は回転楕円体肉厚部の直径より大きく、孔の他方の直径は回転 楕円体肉厚部の直径より小さい。

可逆調節機構の実施例は、その簡単な構成にも係わらず弾性部材の張力の度合い を十分正確かつ迅速に調節することができる。

図面の要約 この発明の本質及び他の利点は、この発明に従った男子の性的不能治療装置を示 す、添付図面を参照にした以下に記載によって明らかとなろう。

発明実施の最適態様 男性の性的不能治療装置は金属ワイヤにて作られた２本の平行な棒１を有し、こ れらの棒１は、その軸線の回りを回転可能に、スリーブ２内に配置される。棒１ の一端部は弓状部材３の端部に連結される。この弓状部材は、陰茎の冠状溝部の 形状に適合する湾曲を持った板として作られる。二つの弓状部材が組み合わせら れることにより陰茎亀頭の保持部４が構成される。棒１はその中間部で弓状部材 ５に連結される。

この弓状部材５はループを形成するように湾曲され、このループの円弧の半分の 部分は陰茎の外周を包囲する制御保持部６を形成する。棒１の反対側端部は、夫 々、弓状部材７．８の端部に連結される。この弓状部７．８は、ゴムにて形成さ れる弾性部材９と一緒になって陰茎基部の保持部１０を構成する。弓状部材７の 自由端部はフック１１を有し、このフック１１は、弾性部材９の一端に設けられ るアイレット１２と協動するためのものである。アイレフト部材１２は弾性部材 に固着され、かつホルダ１３を有する０回転槽円体状の肉厚部１４が弾性部材９ の他端に設けられ、弓状部材８の自由端に位置されるロック部材１５と協動する 。ロック部材１５は、凹部１８を介して相互に連通される二つの孔１６　、１７ によって構成される。孔１６の直径は弾性部材９の回転楕円体肉厚部１４の直径 よりも大きく、一方孔１７の直径は回転楕円体肉厚部１４の直径よりも小さい。

金属で作られた部材１，２゜３．４，５．７及び８の表面は弾性鞘により被覆さ れである。

この発明の装置の作用は以下の通りである。

この装置は勃起していない陰茎に装着されるものである。

リテーナ４は陰茎の冠状溝部を包囲し、制御リテーナ６は陰茎の中間部を包囲し 、一方陰茎基部リテーナｌＯは、その弓状部材７．８及び弾性部材９によって、 恥骨における陰嚢背後の陰茎基部を包囲する。同時に弾性部材のアイレフトエ２ はホルダ１３によって弓状部材７のフック１１に嵌合され、弾性部材９の張力の 具合はフック１５に係合される回転楕円体肉厚部１４を適当に選定することによ り調節することができる。回転楕円体肉厚部１４はロック１５中のある位置に次 のようにして固定される。即ち、弾性部材９の一端が予め選択された回転楕円体 肉厚部の箇所で大きい側の孔１６に挿入され、凹部１８を介して小さい側の孔１ ７に動かされ、回転楕円体肉厚部は成る位置に保持される。弾性部材９の張力を 決定するその長さの選定が不適当であると、弾性部材９は反対の順序で抜き出さ れてしまうが、その後に、他の回転楕円体肉厚部１４を選定し、固定することム こより弾性部材９は短縮又は延長することができる。

かくして、陰茎は患者をして性交可能な位置を取ることができ、かつパートナ− 双方に違和窓を与えることがない。

性交中に本当に勃起が起こると陰茎は直径方向に拡大され、リテーナ６の弓状部 に、矢印ａ−ａの方向に圧力を付与し、ロフド１がその軸線の回りで回動するこ とにより、亀頭リテーナ４の弓状部３は矢印ａａの方向に開放され、これにより 陰茎は、その長さも直径も、本来の勃起状態の大きさに、支障なく膨張され、し かも女性のパートナ−に不快感を与えることがない。性交中の陰茎勃起状態が、 陰茎に装着される陰茎基部リテーナ１０が幾分緊張されることに起因して、悪く なったとき、弾性部材９は亀頭リテーナ４、制御リテーナ６及び陰茎基部リテー ナ１０をしてその本来の位置に同期的に復帰させ、陰茎をその勃起位置に保持し 、性行為の継続が可能となる。この発明の装置のかかる機能は、早漏の場合に性 交のｍ続を可能とする。

陰茎にこの装置を装着しても、陰茎はその亀頭を受け取る器官の接触的な性的刺 激を十分に受けることができる。

この発明の装置は、リテーナ６を設置することによる、陰茎の海綿体部の膨張度 合いを監視する帰還原理で作動しており、性行為中の本来の勃起の際における陰 茎に長さに及び太さの双方に膨張させるために好適な条件が自動的に得られ、し かも男性のパートナ−にとっても女性のパートナ−にとっても不快感を持つこと がない。これは、性交補助装置を不用とする効果を発揮する。この発明の装置は 、性行為中にその効力が弱まった場合又は早漏の場合に陰茎をその位置に保持し 、かつ患者が完全にその機能を喪失した場合にも性交を可能とする。患者に正し く装着されていれば、常に、事実上の和合窓を得ることができる。

産業上の利用分野 この発明は、精神的な原因または生理的な原因による男性の性的不能の治療に利 用することができる。

匡際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．その軸線の回りを回動可能に相互に連結された平行なロッド（１）を具備し 、各ロッドは、亀頭部のリテーナを形成する弓状部材（３，５，７，８）の一端 に連結され、更に制御リテーナ（６）及び陰茎基部リテーナ（１０）を具備し、 陰茎基部リテーナの弓状部材（７，８）は弾性部材（９）によつて相互に連結さ れ、該弾性部材は、陰茎基部リテーナ（１０）の弓状部材（７，８）の一方（７ ）の自由端に固定されるフックと協働するものである男性の性的不能治療装置に おいて、弾性部材（９）はその張力度合いを可逆的に自動調節する機構を具備し ており、アイレット（１２）は弾性部材（９）と同一の材料にて形成され、亀頭 リテーナ（４）の弓状部材（３）は湾曲板として形成されることを特徴とする男 性の性的不能治療装置。 ２．請求項１に記載の装置において、可逆調節機構は、弾性部材（９）上に設け られる回転楕円体肉厚部（１４）として作られ、該肉厚部は、陰茎基部リテーナ （１０）の他の弓状部（８）の自由端に位置するロック（１５）と協働し、該ロ ック（１５）は凹所（１８）を介して相互に連結される二つの孔（１６１７）と して形成され、該孔（１６，１７）の一方（１６）の直径は回転楕円体肉厚部（ １４）の直径より大きく、孔（１６，１７）の他方（１７）の直径は回転楕円体 肉厚部（１４）の直径より小さい装置。