JPH01501717A - 軽量発泡ミネラルウールパネルの製造法 - Google Patents

軽量発泡ミネラルウールパネルの製造法

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JPH01501717A JP63501224A JP50122488A JPH01501717A JP H01501717 A JPH01501717 A JP H01501717A JP 63501224 A JP63501224 A JP 63501224A JP 50122488 A JP50122488 A JP 50122488A JP H01501717 A JPH01501717 A JP H01501717A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 軽量発泡ミネラルウールパネルの製造法技術分野 本発明はミネラルウール繊維製品の製造法、特に立方フィート当たり約5〜12 ポンド程度の軽量なミネラルウール繊維で作られ、吸音天井タイル、断熱パネル 、吸音パネル、ビーム音等の防音・耐熱製品として使用される建造物等の構造材 用の強固なパネルの製造法に関する。
背景技術 これまでミネラルウール及び軽量凝結体からなる希釈水性分散液の水フェルトを 用いる構成は周知である。この方法によれば、ミネラルウール、軽量凝結体、結 合剤及び他の補助剤からなる約3重量%の分散組成液が分光たり約lO〜50フ ィートの線速度で、オリーバ(Oliver)あるいはフォードリニア(Fou rdrinier)マット成形機に使用されるような小さい孔を有した移動支承 スクリーン上に流され、脱水される。この分散液はまず重力を利用し、次いで減 圧吸収装置により脱水され、これにより得られた湿潤マットは熱対流炉内で約3 〜12時間乾燥され、これによって作成されたマットは切断され、必要に応じ塗 料等で表面処理が施されて、吸音天井製品等の軽量な構造材用のパネルが作成さ れる。しかしながら、この方法では立方フィート当たり約12ポンド以下の低密 度の製品を得ることは出来ない。
一方ミネラルウールで安定したフオーム材を作ることも知られている。例えば米 国特許第4.447.560号には、合成ゴムラッテクス固形体を含む第1の繊 維スラリを作成し、低密度の絶縁シートを作成する方法が提案され゛ている。第 2のスラリは洗浄剤で作られ、この第1及び第2のスラリは15%固形分の程度 となるよう混合され、撹拌されて安定したフオーム材が作られ更に炉で乾燥され る。しかしながら、この方法では製品の作成に極めて多(の時間がかかり、15 %固形分から安定したフオーム材を乾燥するために多大のエネルギが必要となり 、経済上の見地から好ましくない。
また米国特許第3.228.825号には、繊細化されたガラス繊維で作られる 軽量フオーム材を用いて立方フィート当たり約1〜3ポンドの密度を有する極め て軽量な製品を製造する方法が提案されている。当該米国特許においては、微細 な泡が作られ、軽量凝結体と繊細化されたガラス繊維とを均等に混合して泡を含 んだ混合物を得るために、高純度に精製されたセルロース系フイブリドの“結合 繊維1接着剤が必要となる。
且つこれにより得られた製品は可撓性に富み過ぎ、構造材用パネルとしての使用 が不可能である。一般に構造材用パネルにはパネルがその縁部のみで支承された ときも自重で視認可能な程度の垂れ下がり、弯曲あるいは破損が生じないことが められるから、この米国特許による製造法は工業化出来ず実用性がないものと考 えられる。
且つまた主成分として新規なセルロース系繊維とフイブリドからなるベーパニブ が発砲体から作成されることも知られている。しかしながら、セルロース系繊維 を製造する際、微細な気泡を取り込むべく繊維及びフイブリドは極めて小さな断 片に粉砕され表面が微細に毛羽立つ問題がある。
更に米国特許第4.062.721号には界面活性発泡剤をミネラル繊維組成体 に加え混合する方法が開示されている。この場合、この混合液がマット形成ワイ ヤ上においてシートとして拡布され、当初に重力により脱水される間に、混合液 のシート内に最小量の気泡が存在するよう、この混合作業は混合組成液の流動ヘ ッドボックス後の工程で遂行される。この後、このシートは長時間、周知の方法 で熱対流により乾燥される。
この米国特許には、混合タンク内で発泡剤をスラリに加え混合すると、脱水時間 が極めて長くなり、満足できる生産速度を維持することが困難となり望ましくな いとされている。
しかして本発明の1目的及び利点は湿潤体から極めて大量の水分を乾燥除去する 必要がなく、小さな孔を有する移動支承ワイヤ上にミネラル繊維製で構造材用の 低密度パネルを与える構成を提供することにある。
他の目的はこのパネルを迅速に脱水・乾燥する方法を提供することにある。
本発明の1目的及び利点は、密度範囲が立方フィート当たり約5〜12ボンド及 び破壊係数が少なくとも約30 psi (ポンド/平方インチ)の、極めて密 度が低く堅牢な構造材用パネルを提供することにある。
本発明の別の目的及び利点は、厚い湿潤発泡マットでも迅速且つ容易に数分で脱 水され乾燥される軽量ミネラルパネルを製造する方法を提供することにある。
以下の説明から明らかなように本発明の更に他の目的及び利点等は、大量の通し 空気による乾燥と弱水性起泡体に関する流動学に基づいた構成をとることにある 。本発明によれば、基本的には、迅速に除去可能で、弱弾性で粘性があり且つ高 度に安定した、直径約l/64インチの均質気泡が混合タンクとマット形成ワイ ヤとの間に約15〜45容量%だけ発生される。
この気泡は大きさが極めて小さく均一であり、応力を受けたときも安定した硬質 球の如く作用する。この弾性を有し密に充填された安定した気泡味は、変形応力 に対応する抵抗性が大きく、小さな応力を受けたとき気泡の流体フィルムの除去 に対する抵抗性が高い即ち粘性が高く気泡の流体フィルムが除去されにくい。本 発明によれば、アチオンアミンを主成分とする界面活性剤により一時的に気泡が 発生され、この気泡がマット形成ワイヤベルト部の流し部と最初に接触する際静 止状態の下で迅速に脱水され流体内の固形分が集中せしめられて気泡のフィルム 壁が形成される。この後、当該気泡は第1の高減圧を受けると迅速に脱水され、 停留することなく湿潤硬化基板に凝集され、更に固形分が適所に維持されて、極 めて空隙が多く、大量の過熱空気を通気させて迅速に乾燥可能な通気性の高い固 形分構造体が破壊されることなしに減圧脱水される。
本発明においては、迅速に脱水される極めて空隙の多い気泡が少な(とも1枚の 通気性織メツシユ又は不織メツシュ、又はスクリムの上に形成される。凝集は湿 潤マット内に約30〜45容量%の弱弾性で壊れ易い気泡が存在するときに生じ 、気泡の壁を形成する液体と固形分との間のインターフェース部はその稠度が固 形公約1〜20%となる。気泡は実質的に静止状態下では固形分が約lO〜30 %になるまで脱水される。この場合、好ましい結合剤成分により繊維及び凝集体 の表面が被覆されて、絡み合った繊維と凝集体との接触点での粘性が極めて大き くなり、気泡が破壊される際繊維と軽量凝集体及びスクリムカバーシートとが多 くの気孔を含むよう絡み合った多孔構造体が得られると考えられる。例えば水銀 柱で約5〜14インチに相当する高減圧のような力を短時間加えると、気泡の壁 が破壊され、更に湿潤マットから脱水されるに応じ、多(の気孔を含むよう繊維 、凝集体及びスクリムが絡み合ったそれらの接触点において高粘性で粘着性のあ る結合剤が被覆される。これにより、パネルが更に構造的に一体強化されパネル が通し空気により迅速に乾燥され得ることになる。
図面の簡単な説明 第1図は本発明による発泡ミネラルボード製造法の簡略説明図、第2図は同装置 の一部を切開いて示す平面図、第3図は図装置の一部を切開いて示す側面図であ る。
発明を実施するための最良の形態 本出願人はここに吸音天井ボード等の構造材用ボード製品のような、密度が低く 且つ強度の高い繊維成形製品を製造する方法を見い出した。本発明の製造法によ れば、希釈水性スラリを微細な気泡となるよう発砲させ、この気泡に脱水を施し 静止状態の下で熟成し、次に第1の減圧を加えて破壊し、迅速且つ経済的に脱水 し、過熱空気を通過させて減圧乾燥することにより、気孔の多い構造体が得られ る。
本発明の製造法により作成される製品は繊維製品である。
この繊維には有機物・無機物、天然物・合成物を問わず使用出来、またこれらを 適宜に組み合わせて用いても良い。本発明に有効に使用可能な代表的な繊維とし ては、ポリエステル、ポリアミド及びポリオレフィン等の有機繊維、及びミネラ ルウール、ガラスウール、カオリン等のミネラル繊維、及びその他周知の繊維が 挙げられる。本発明に好ましい繊維としては、特にインフレートミネラルウール からなるミネラル繊維が挙げられる。ボード組成物の全固形体の含有量は乾量% で、約20〜65%、好ましくは約30〜40%にされる。
他の重要な固形成分は、例えば剥脱ひる石、発泡〕4−ライト等の、一般に立方 フィート当たり約2〜6ポンド(pcf)の密度を有する火山石からの剥脱また は発泡ミネラルの軽量無機凝結体である。軽量凝結体の粒子サイズは一般に約1 2〜100メツシユである。好ましい軽量凝結体は最大約100メツシユ(15 0マイクロメータ)の粒径を有する発泡パーライトであり、約73%の発泡パー ライト粒子が425メツシユ(32マイクロメータ)にされる。軽量凝結体は固 形分が約20〜70乾量%好ましくは約30〜40乾量%含ませ得る。
他の重要な固形成分は結合剤であり、結合剤として周知のものを使用可能である が、有機樹脂ラテックスを用いることが好ましい。好ましい樹脂ラテックスとし ては、ポリビニル・アセテート、ビニル・アセテート/アクリル・コポリマ及び スチレン−ブタジェンが挙げられる。更に各種のホモポリマ、コポリマ及びそれ らの混合物も使用可能である。一般に、結合剤は乾燥ボード組成物の約5〜30 乾量%をなす。組成物の最初の配合で添加される結合剤の約1/4〜1/2のみ がスクリーン上の湿潤マット内に保持される。残りの結合剤は脱水と共にスクリ ーンを通して放出される。これにより形成ワイヤ上の組成物にはワイヤを通し放 出可能に約5〜50重量%のラテックス固形分が含まれる。ポリビニル・アセテ ート・ラテックスを用いることが特に好ましく、これを使用するときは、例えば ポリビニル・アルコールからなる約1〜10重量%の少量のエマルジョンを懸濁 補助剤として添加することによって、樹脂の結合強度を高めることが出来る。
更に他の重要な成分はカチオン界面発泡補助剤であり、水中の上述の成分と混合 されたとき迅速に脱水可能な微細な気泡が発生される。この界面活性剤は少なく とも1個の長鎖(8〜22炭素原子)の脂肪族基を有する弱いカチオン・アミド を主成分とする活性剤である。このアミン材には、ココアミンまたはジンイアミ ン等の第1アミン及び第2アミン、トリデシルエーテル・ア゛ミン・アセテート 等の脂肪ジアミン及びその塩類、約16モルのエチキシレーションを有するフコ アミン等のポリエタノキシ誘導体、ヘキシオキシプロピルアミン、デシルオキシ プロビルアミン、オクチル・エーテル・アミン、アセテート、デシル・エーテル ・アミン・アセテート及びインデシル・エーテル・アミン・アセテート等のアル キル・エーテル・アミン、更にトリメチルココ・アンモニウム−クロリド等の第 4アンモニウム・塩類が挙げられる。第47ンモニウム化合物は最も均一な気泡 を与えるので好ましい。発泡補助剤の使用量は使用するカチオン・アミンを主成 分とする界面活性剤の発泡レベル及び所要の効果に応じて適宜変化せしめ得る。
一般に、乾燥パネル製品の全固形分に対し約0.2〜2.5重量%の範囲が好ま しく、量を幾分増減できるが、増減することによって際立った効果は得られない 。
加えて、組成物にパネルのコアの凝集力を助けるべく粗いセルロース系繊維を含 ませることも出来る。この繊維には強力切断・混合器内に新聞を入れ切断して得 られるような新聞スラッジを用い得、長さが一般に約1716〜1/4インチで 最大炎は約1インチにされる。この場合、繊維は全乾燥固形重量が最大的15% まで、好ましくは約5%以下、最良には約3%添加され得る。
本発明の製造法を実施する際、約1〜5%固形分の稠度を有する希釈繊維組成物 が1個またはそれ以上の混合容器内で作成され、この固形分はミネラル繊維、軽 量凝集体、結合剤及び少量のカチオン・アミンを主成分とする界面活性剤からな り、発泡するまで撹拌される。全材料が単一の混合器に入れられ、好ましくは最 後にカチオン・アミンを主成分とする界面活性剤を添加する。複数の混合器を用 いる場合、最後の混合器に凝集体及び発泡補助剤を投入することが好ましい。
界面活性剤で気泡を発生する際、ラテックス結合剤に通常残留する界面活性剤に より、この気泡発生作用が助成され、気泡のミネラル繊維面への付着がカチオン 界面活性剤により高められると考えられる。この発泡体は小孔のある移動ワイヤ 上のシートに、あるいはこれと対向する、通気性を持った不織繊維スクリムパネ ル上に置かれる。この発泡体は気泡の壁を形成する流体の固形分稠度が約10〜 30%となるよう実質的に静止状態の下でワイヤベルト部の流し部に亘り数秒間 熟成される。この時点で、結合剤により充分に粘性が高められ、気泡が破壊され る際ミネラル繊維、軽量凝結体が置かれる。
このときカバーシートが間に多くの空隙を有するよう絡み合わされた構造体が得 られると考えられるが、例えば高減圧を短時間与える(水銀柱で約8〜20イン チ好ましくは6〜14インチの圧力に相当する圧力を与える)と、気泡が破壊さ れて空隙から脱水され、更に連続的に減圧(水柱約5〜20インチの圧力)を受 けて脱水され、マットに(マット面の平方フィート・分光たり約50〜350立 方フイートの速度で)加熱乾燥空気を通し乾燥せしめて、密度が立方フィート当 たり約5〜12ポンド、曲げ強さがコア(上部カバーシート及び底部カバーシー トを除いた部分)の平方インチ当たり約30〜45ポンドの構造材用ミネラルウ ールパネルが得られる。
夫舅」l モータにより駆動される羽根車12及び弁14を備えた混合タンク10内に、ミ ネラルウール、パーライト、スラッシュメーカに未印刷の紙をバルブ状にして得 られる粗い紙繊維スラリと、ナショナル・スターチ・アンド争ケミカル・コーポ レション(National 5tarch and Chemical Co rporation)から販売されているX−Ll■2823 (商標名)ポリ ビニル・アセテート樹脂ラテックスの固形分45%の分散液と、シエレツクス・ ケミカル・カンパニー(Sberex Chemical Company)か ら販売されるADOGEN 461 (商標名)コツトリメチル・アンボニウム ・クロリドと懸濁水とを投入した。混合タンクから流出する流体の量を弁14に より調整しつ\、乾燥固形分に対し約33%のパーライト、約33%のミネラル ウール、約15%の粗砥繊維と、約15%のポリビニル・アセテートと、約1. 5%の第4アンモニウム・クロリドとに比例する全固形分3%の稠度の混合組成 物を作成した。
且つポンプ22を駆動して、均質な混合組成物を小孔を有する周知構成の移動ワ イヤベルト部40上のヘッドボックス30へ分岐管路28を介し移動した。ヘッ ドボックス30の機能は、この時点で発砲されている混合組成物を数秒間熟成さ せ内部の固形分を凝集させてワイヤベルト部40の幅方向に亘って均質な発砲固 形分層を形成させることにある。第2図及び第3図に沿って以下に詳述するヘッ ドボックスに対して混合組成物を、拡布し回動し且つ案内することにより、発泡 体の熟成及び団塊化作用が高められた。ワイヤベルト部40の上部分にならしロ ーラ34を配置することにより、ワイヤベルト部40上において流し部42への 速度変化領域が形成され、発泡体の熟成及び団塊化作用が更に高められた。
一例として100平方フイート当たり0.8〜0.2ポンドの重量の不織バット ・スクリムのような底部カバーシート43を発泡体がヘッドボックス30から流 出する前にワイヤベルト部40上に配置した。また同スクリムのトップシート4 7を発泡体上に好適に置いた。ならしローラ34の下部、更にキャリパ・ローラ 36の下部を通りトップシート47を送ることにより、トップシート47を発泡 体のコアに対し密に接触せしめ、発泡体のコア面を平滑にした。
更に上述した、ヘッドボックス30から放出した発泡体は約2秒間流し部42に 沈着し拡布し次に高減圧部44.46.48へ送った。高減圧部44においては 、水銀柱で約14インチに相当する減圧を発泡体に対し加え、気泡を破壊し且つ 発泡コア47の空隙の多い発泡マット構造体を破壊することなく湿潤発泡体から 脱水した。高減圧部46では水柱で約14インチに相当する減圧をマット構造体 に連続的に加え、高減圧部48では減圧度を増減し、約200°F(約93°C )まで加熱した正圧の乾燥空気をマット面の平方フィート・分光たり150立方 フイートの流速で乾燥器49により発泡コア47内に通させた。マットが高減圧 部48を通過する時間は約10分であった(従来の炉による乾燥では約3時間か かつていたカリ。
高減圧部48から得られたパネルは厚さが1/2インチで、パネルの発泡コア4 7の気孔は均一に分布され、底部カバーシート43とトップシート45との間の 平均直径は約1/16〜1764インチであった。パネルの密度は立方フィート 当たり約6.5ボンドであり、パネルは撓みがあるものの、極めて強固であった 。
実際上、マットはトップシートを除去してテストを行い、破壊係数が平方インチ 当たり約30ポンド、弾性係数が平方インチ当たり約5,700ポンドであるこ とが判明した。
更の測定・評価テストにおいて、パーライトの量は約26%〜約43%の間で変 化した。一方パーライトとミネラウウールの合計量がマット組成物の全固形分の 66重量%となるよう、ミネラウウールの量は同一量だけ反対に変えた。パーラ イトとミネラウウールとの比が増加すると比例的にマッドコアが次第に軽量とな り弱くなり柔軟となることが判明した。重量を一定にすると、コアサンプルの密 度の変化に対しマッドコアの強度が補正され、比較的一定に保たれた。また生産 ラインを通し処理されたパーライトの約2%が破壊され底部カバーシート上に沈 積されることも分かった。更に流し部42でのマットには混合タンクに加えられ たポリビニル・アセテートの約172〜3/4が含まれていた。無論、流し部4 2あるいは混合タンク10へ水を再循環させることにより結合剤の損失が防がれ た。マッドコアの仕上げ厚さは約178.から1インチ以上の範囲で各種設定出 来るものと考えられる。
K鼠勇1 一連の評価実験テストにおいて、パーライトサンプルの約14%で一般に浮動不 可能な破砕されたパーライト片を含む発泡パーライトを浮動させるため、カチオ ン・アミドを主成分とする多くの界面活性剤について実験した。パーライトは0 ゜5重量%〜1.5重量%添加レベルの界面活性剤と共にライトニン・モデル( Lightnin 1lodel) V −7の羽根車付き混合器内に入れ1分 間混合して1%分散水溶液を作成した。下の表から浮動しないパーライト量が界 面活性剤の添加レベルで浮動しない2〜5%の範囲にまで下げられることが判明 した。
第1アミン及び第2アミン 五RMEIImI C−ココアミン ARMEEN SD−ソイアミン アルキル エーテル アミン ADOGE)I 180− C,。エーテル アミンADOGEN 180−  C,、エーテル アミンARO3URP MG−70^3イソデシル エーテル  アミンアセテート AROSURF MG−70A5 C,。エーテル アミン アセテート AROSURF MG−98A3 Cm−+。エーテル アミン アセテート To嘗ah PA−10へキシルオキシプロピルアミンToμah PA−14 へキシルオキシプロピルアミン脂肪ジアミン AROSURF MC−8:(A トリデシル エーテル ジアミン アセテー ト エトオキシレート アミン AROSURF MG−160エトキシレーシヨン グレードココアミド Tosah E−14−2エトキシレーテツド 脂肪アミン第4アンモニウム塩 類 ADOGE)I 461ココトリメチル アンモニウム クロリド 国際調査報告

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水、ミネラル繊維及び有機樹脂のラテックス結合剤で希釈繊維組成物を作 成する工程と、一時的な気泡の形成に有効なC■〜C22炭素原子の少なくとも 1個の長鎖脂肪族基を含むカチオン・アミドを主成分とする界面発泡補助剤を少 量希釈繊維組成物と混合する工程と、小孔を有し移動する支承ワイヤベルトの水 流し部の上に発泡体を沈積する工程と、混合物を短時間の間熟成して直径が1/ 64〜1/16インチの均一の気泡を発生した気泡体にした後水銀柱で8〜20 インチに相当する減圧を気泡体に加える減圧工程と、水柱で5〜20インチに相 当する減圧を気泡体に加え、更に水分を除去する脱水工程と、発泡体の表面の平 方フィート・分当たり50〜350立方フィートの割合で気泡体に加熱乾燥空気 を貫通させて乾燥させる乾燥工程とを包有してなる、支承ワイヤベルト上で軽量 な構造材用ミネラル繊維パネルを製造する方法。
  2. (2)繊維にミネラルウールを用いてなる特許請求の範囲第1項記載のパネル製 造法。
  3. (3)結合剤にポリビニル・アセテート・ラテックスを用いてなる特許請求の範 囲第1項記載のパネル製造法。
  4. (4)組成物の全固形分が20〜65重量%の繊維と20〜70重量%の軽量凝 結体と5〜50重量%の結合剤とからなる特許請求の範囲第1項記載のパネル製 造法。
  5. (5)組成物の全固形分が30〜40重%の繊維と30〜40重量%の軽量凝結 体と10〜30重量%の結合剤とからなる特許請求の範囲第1項記載のパネル製 造法。
  6. (6)組成物の全固形分が20〜65重量%のミネラルウールと20〜70重量 %の発泡パーライトと5〜30重量%のポリビニル・アセテートとからなる特許 請求の範囲第1項記載のパネル製造法。
  7. (7)減圧工程で短いパルス状の高減圧を発泡体に加えてなる特許請求の範囲第 1項記載のパネル製造法。
  8. (8)減圧工程での減圧を水銀柱の8〜20インチに相当させてなる特許請求の 範囲第1項記載のパネル製造法。
  9. (9)脱水工程での減圧を水柱の5〜20インチ相当させてなる特許請求の範囲 第1項記載のパネル製造法。
  10. (10)乾燥工程での加熱された乾燥空気を発泡体の表面積の平方フィート・分 当たり50〜350立方フィートの割合で与えてなる特許請求の範囲第1項記載 のパネル製造法。
  11. (11)界面発泡補助剤に第4アンモニウム化合物を用いてなる特許請求の範囲 第1項記載のパネル製造法。
  12. (12)界面発泡補助剤に第4アンモニウム・クロイドを用いてなる特許請求の 範囲第1項記載のパネル製造法。
  13. (13)界面発泡補助剤にトリメチルの長鎖脂肪族(C12〜C22)第4アン モニウム塩類に用いてなる特許請求の範囲第1項記載のパネル製造法。
  14. (14)界面発泡補助剤にココトリメチル・アンモニウム・クロリドを用いてな る特許請求の範囲第1項記載のパネル製造法。
  15. (15)水と20〜65重量%のミネラルウールと20〜70重量%の発泡パー ライトと5〜30重量%のポリビニル・アセテートとからなる全固形分を含む希 釈繊維組成物を作成する工程と、一時的な均一気泡の形成に有効なC■〜C22 炭素原子の少なくとも1個の長鎖脂肪族基を含むカチオン・アミドを主成分とす る界面発泡補助剤を0.2〜2.5重量%希釈繊維組成物と混合する工程と、小 孔を有し移動する支承ワイヤベルトの水流し部上に発泡体を沈積させる工程と、 水銀柱で8〜20インチに相当する高減圧パルスを短時間気泡体に加える工程と 、水柱で5〜20インチに相当する減圧を気泡体に加えて水分を更に除去する工 程と、発泡体の表面の平方フィート・分当たり150〜350立方フィートの割 合で気泡体に加熱された乾燥空気を通過して乾燥させる工程と、立方フィート当 たり5〜12ポンドの密度を有する軽量パネルを回収する工程とを包有してなる 、支承ワイヤベルトの上で軽量な構造材用ミネラル繊維パネルを製造する方法。
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