JPH01501684A - 血管成形術カテーテルと使用方法 - Google Patents

血管成形術カテーテルと使用方法

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JPH01501684A
JPH01501684A JP62500143A JP50014387A JPH01501684A JP H01501684 A JPH01501684 A JP H01501684A JP 62500143 A JP62500143 A JP 62500143A JP 50014387 A JP50014387 A JP 50014387A JP H01501684 A JPH01501684 A JP H01501684A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 血管成形術カテーテルと使用方法 ユ丘立丘 本特許願は1984年3月1日出願の米国特許願書585112号の部分継続出 願である。
本発明は身体の導管1通路、動脈静脈を含む血管内に挿入して塞栓、狭窄、閉塞 等を導管内から除去するカテーテルに関する。特に1本発明はレーザー血管成形 術に関し、レーザーエネルギを使用して冠状動脈大腿動脈等の動脈内の病斑を分 解又は気化する。レーザー血管成形術はレーザーエネルギを伝達するカテーテル を血管内に導入し、カテーテルの自由端を血管内を進行させ、血管内の閉塞又は 動脈硬化病斑の部位に達する。カテーテルはその部位にレーザーエネルギを放射 して閉塞部を分解又は気化させて狭窄された血管を開く。
血管等の身体の一部内でレーザーの強い集中したエネルギの使用は血管の穿孔又 は周囲組織の損傷の可能性がある。それ故、レーザーエネルギを使用するカテー テルはこのエネルギを除去すべき障害物に限定する必要がある。
!l狡五 レーザー血管成形術用の通常のカテーテルは血管内に挿入可能の可撓性外管を有 する。外管内の光ファイバーの東は外管の遠端部に延長する。レーザーを束に接 続し、レーザーエネルギを血管内の閉塞部に伝達する。レーザーによる閉塞部の 気化によって生じた残渣は外管に吸込を作用して除去する。
米国特許第4207874号(チツイ、 1980年6月17日)0レーザート ンネル装置”は光ファイバーの東を有するカテーテルの例である。カテーテルは 血管内を進行して閉塞部又は石灰化病斑付近に達してレーザーエネルギを作用す る。レーザーに吸込を作用して閉塞部の気化による残渣を除去する。
米国特許第4224929号(フリハタ、 1980年9月30日)″膨張可能 カフ部材と作動吸込付内視鏡”に開示する内視鏡は血管内に位置決めされる。内 視鏡の遠端部付近の2個のカフ部材を膨張させて血管内壁に接触させてカフ部材 間に室を形成させる。カフ部材と血管によって形成された室内で観察、外科処置 等を行米国特許第4240431号(コミ千1980年12月23日)“レーザ ーナイフ2はレーザーエネルギを使用して身体の病変部の切開又は切除を行う、 レーザーエネルギが付近の定常組織に希望しない焼灼又は穿孔を生ずるのを防ぐ ために、切断過程が完了した時にレーザーエネルギを受け面によって遮断する。
ソビエト特許第938977号(ザイツェフ、 1980年3月12日)は血管 の壁を分離する装置を開示する。この装置はバルーンを使用して大動脈の壁に押 圧して曲げ1円刃刀が窓から入って大動脈の中央ケーシングに切開を行う。
米国特許第4445892号(フセイン、 1985年5月1日)は二重バルー ンカテーテル装置を開示し、2個の離間した膨張可能のバルーンが血管の一部を 結紮する。この特許は更にレーザー放射装置を示す。
国際特許願書Pct/US82101669号(ガレット1983年6月9日) の開示するカテーテル組立体は第1のカテーテルと、第1のカテーテル内に位置 決めされる第2のカテーテルとを含む、膨張可読のバルーンを第1第2のカテー テルの一方の外面に固着する。膨張した時にバルーンは身体導管の内部に封鎖係 合する。
更にこの特許は血管内の障害物を除去するためのレーザービームの使用を開示す る。
米国特許第4040413号(オオシロ1977年8月9日)に開示する1個以 上のバルーンは内視鏡の管の外面に取付け、内視鏡内に光ファイバーの光伝達束 を収容する。
ゑ里坐固丞 本発明による患者の体の導管から不要物質を除去するために使用するカテーテル 装置は、導管内に配置可能のカテーテルと。
カテーテルの遠端部付近に取付けられ血管内の狭窄部又は病斑の堆積等の不要物 質を横切り導管から除去する装置と、カテーテルの遠端部を導管の内面に接して 位置決めする膨張可能の嚢とを備える。
本発明の実施例によって、カテーテル内の光ファイバーがレーザーエネルギをカ テーテルの遠端部に伝達して不要物質に作用させる。
本発明の他の実施例によって、カテーテルの遠端部に一対の突出部を含み、血管 内面付近に室を形成して不要物質に作用するレーザーエネルギが逃げるのを防ぐ 。
別の実施例によって、カテーテルに突起を設けてカテーテルの遠端部を変形させ てレーザーエネルギを血管壁外に向ける。
本発明の他の実施例によって、カテーテルの遠端部付近の突出部間に延長する細 長素子を含み、病斑の狭窄部又は堆積を切除する。
別の実施例によって、カテーテルが遠端部に反射又は螢光層を含み不要物質が除 去された時に第2の光ファイバーに沿って光を返す。
他の実施例によって、カテーテルが2本のルーメンを含み。
一方は回転滑動可能に案内ワイヤ等のフィラメントを収容し。
他方は光ファイバーを収容し、案内ワイヤを中心として回動して血管をほぼ完全 に閉塞した不要物質に孔を明ける。
本発明の別の実施例によって、完全閉塞病変に血管を損傷することなく孔明けす るカテーテルを含み1本発明の他の実施例によるカテーテルによって残存不要物 質を除去する。
本発明の他の実施例によって、カテーテルに結紮バルーンを取付けてカテーテル に関して血流を遮断しカテーテル作動間に比較的血液のない環境を生ずる。
本発明の別の実施例によって、カテーテルが1個以上のラジオ不透明バンドを有 し、カテーテルを閉塞部付近に案内する。
本発明の他の実施例によって、カテーテルが軟質円錐形のノーズを有し血管に対 する損傷を最小にする。
本発明の他の実施例によって、カテーテルが一体のばねワイヤ先端部を有し、カ テーテルを血管内を案内する。
本発明の他の実施例によって、カテーテルが少なくとも1個の開口を有する円錐 形遠端部を有し閉塞を最小とする。
それ故1本発明の目的はカテーテルの遠端部を患者の体の導管内にカテーテルに よるレーザーエネルギの作用前に遠隔制御によって位置決めするにある。
本発明の他の目的は、レーザーエネルギが病斑に作用する際にレーザーエネルギ が血管内面に作用するのを防ぐにある。
本発明の別の目的はカテーテル装置を血管内で回転させ、カテーテルの遠端部付 近の血管内の凡ての部分にレーザーエネルギを作用させるにある。
皿皿互呈星星投皿 第1図は本発明によるレーザー血管成形術カテーテルの2個の突出部と吸込ボー トと膨張可焼の量を示す斜視図。
第2図は第1図のカテーテルを血管内の病斑の付近とした部分断面図。
第3図は第1図のカテーテルの突出部が血管内の病斑に接し量を膨張させた部分 断面図。
第4図は第1図のカテーテルが病斑にレーザーエネルギを作用し病斑の残渣を吸 込ルーメンによって除去する部分断面図。
第5図は第3図の5−5線に沿い血管内の膨張量によって位置決めされたカテー テルを示す断面図。
第6図は第1図のカテーテルの血管内回転位置を示す断面図。
第7図は本発明のレーザー血管成形術カテーテルの他の実施例のカテーテル遠端 部のカテーテルを血管内で位置決めする突起を示す部分斜視図。
第8図は第7図のカテーテルを血管内の病斑付近の位置とした部分断面図。
第9図は第7図のカテーテルが量の膨張に応答して突起が血管内面に押圧された 部分断面図。
第10図は第8図の10−10線に沿い第7図のカテーテルの嚢膨張前の状態を 示す断面図。
第11図は本発明の他の実施例によるカテーテルが加熱素子を有し血管から不要 物質を除去する部分断面図。
第12図は本発明の別の実施例によるカテーテルがブレードを有し血管から不要 物質を除去する部分斜視図。
第13図は第12図のカテーテルが膨張した量によって導管内に位置決めされた 断面図。
第14図は第13図と同様であり第12図のカテーテルが血管内で回転した断面 図。
j815図は本発明の実施例による血管内の不要物質の堆積に通路を明けるため のカテーテルの部分斜視図。
第16図は第15図のカテーテルが血管内の不要物質の堆積内に明けた通路にフ ィラメントを通した部分斜視図。
第17図は第15図のカテーテルをフィラメントを中心として回転させてレーザ ーエネルギを作用して堆積に孔明けする部分斜視図。
第18図は第15図の18−18線に沿う断面図。
第19図は本発明の他の実施例のレーザー血管成形術カテーテルがカテーテルを 血管内とした時に血管内の血流を遮断する結IJgバルーンとカテーテル進入間 に血管への損傷を防ぐ軟質ノーズとを含む斜視図。
第20図は第19図のカテーテルの遠端部のレーザーエネルギをカテーテルの両 突出部間に形成した室内に放射する断面図。
第21図は第20図の21−21線に沿う断面図。
第22図は第19図のカテーテルの遠端部でレーザーエネルギを血管内の堆積に 作用させる部分断面図。
第23図は第19図のカテーテルの遠端部で血管内の障害物が除去された時にレ ーザーエネルギが遠端部側突出部から反射して近端部側突出部内の受光ファイバ ーに向う部分断面図。
第24図は本発明の別の実施例のレーザー血管成形術カテーテルの遠端部からレ ーザーエネルギを放射して血管を閉塞した障害物に向ける部分斜視図。
第25図は第24図の25−25線に沿いカテーテルの遠端部と位置決めバルー ンを示しカテーテルの血管内での回転を示す断面図。
第26図は本発明の別の実施例のカテーテルの軟質管状材料製の円錐形遠端部に よ;てカテーテルの血管内の動きを補助し血管の損傷を防ぐ断面図。
第27図は第26図のカテーテルの他の実施例として遠端部にらせんコイル案内 ワイヤを有する部分断面図。
第28図は本発明の他の実施例のカテーテルの遠端部に長孔開口を形成して開口 の閉塞を防ぐ部分側面図。
第29図は第28vgJのカテーテルの端面図。
第30図は本発明の別の実施例のカテーテルの遠端部に長孔開口を形成して開口 の閉塞を防ぐ部分側面図。
第31図は第30図のカテーテルの端面図。
第32図は第24図のカテーテルの遠端部に使用するカラーとシ−スの部分断面 図。
第33rXJは第32図のカテーテルの端面図である。
るための のン熊 第1図に示す本発明のカテーテル装置の実施例はレーザー血管成形術カテーテル 装置20を備える。カテーテル装置20のカテーテル21は遠端部21aと図示 しない近端部とを含む、カテーテルの直径は患者の血管19例えば冠状動脈又は 大腿動脈内に導入して血管に沿って進行容易とする。かくして、カテーテル装置 の遠端部は血管に沿って進行し、血管から除去すべき狭窄部又は血小板の堆積付 近に達する。カテーテルを使用して血管内の狭窄又は他の病変を破壊する間、カ テーテルの近端部は患者の外部に留まる。カテーテルの遠端部21a付近のカテ ーテル外面に一対の突出部22.23を配置する0両突出部間のスペースは。
カテーテルを血管内に位置決めし狭窄部等の物質に接した作業室を形成する。
第2図に示す通り、カテーテル装置20は後述する通り、カテーテル装置を血管 内に位置決めするためのフィラメント24を通すルーメンを有する。フィラメン ト24はカテーテル21内を相対滑動及び回転可能に延長する。フィラメントは カテーテルを狭窄部の位置に案内するために、第1にフィラメントの遠端部24 aを処置すべき挟窄部付近に進行させる。その後にカテーテルをフィラメントに 沿って進行させ、カテーテルの遠端部21aを狭VW付近とする。カテーテル内 のフィラメントはカテーテルに対して自由であるため、カテーテルを血管内で回 転させる時にフィラメントに対して回転する。
更に、第2図に示す通り、光ファイバー25を有し1図示しない近端部をレーザ ーエネルギ源に接続し、遠端部25aを突出部23内とする0代表的光ファイバ ーはグラスファイバーの束又は1本のファイバーとし、レーザーエネルギを含む 光を伝達する構成とする9例えば、レーザーエネルギ源は青・緑アルゴンレーザ ーとし、電力範囲はほぼ最大20ワツトとする。光ファイバー〇遠端部25aか ら放射されるレーザーエネルギは突出部22゜23間に形成された室26を横切 り、レーザーエネルギは突出部22によって遮断され吸収される。かくして、レ ーザーエネルギの使用による加熱効果は突出部22によって室26内に限定され 、血管に沿って進行し、又は血管19内に入ることを防止される。
レーザーエネルギを室26内で合焦させるために、光ファイバー〇遠端部25a の突出部23内に屈折装置即ちレンズ27を取付ける。レンズはレーザーエネル ギを室26内で合焦させ集中させ。
室を横切るエネルギを確実に突出部22で遮断させる。
第2図に示すカテーテル装置20は矢印の方向に進行し、血管19の内面19a に付着した病斑28に向う、カテーテルの遠端部218には!29を有し、第2 図では収縮状態にある。カテーテル21内を延長するルーメン30の遠端部に1 29の内面付近の開口を有する。ルーメン30の図示しない近端部を所要の流体 圧力源。
例えば空気圧力源に連結し、嚢29を第3TyJに示す位置に膨張させる圧力を 供給する。
更に第2図に示す通り、突出部22.23間に吸込ポー)31を形成する。ルー メン32の遠端部32aを吸込ボート31に連通させ。
ルーメン32の図示しない近端部は真空源等の大気圧力より低い圧力源に接続で きる。かくして、吸込ボート31は血管内からの流体流を受け、血管内からの流 体流をルーメン32によって伝達可能とする。
l@3図に示すカテーテル装置20は血管19内に位置決めし、突出部22.2 3は血管の内面19aから除去すべき病斑28の両側の血管内に位置決めされる 。量29を膨張させ、Iは血管内面に接触してカテーテルの遠端部21aを膨張 した量の反対の血管内面に押圧し、その結果、突出部22.23は病斑28の両 側の血管内面に接触する。かくして、病斑は突出部の形成する室26内にほぼ抑 留される。
次にレーザーエネルギを光ファイバー25に供給し、光ファイバーの遠端部25 aから室26内に放射され、レーザーエネルギは病斑28に照射される。レーザ ーエネルギは病斑を加熱して分解させ、病斑は加熱に応答して蒸発する傾向があ る。病斑の分解に際して、カテーテルの遠端部21aの端部の先の血管内にレー ザーエネルギが開放されることを突出部22が防ぐ、レーザーはパルス化又はス イッチ可能として病斑に作用するエネルギの強度とレベルを制御する。レーザー エネルギの作用間、嚢29は膨張状態を保ち、血管の内面に接触を保つ。
第4図では9点線で示すレーザービーム33は病斑の気化に伴い室26を横切っ て延長する。レーザービームは室を横切った後に突出部22によって遮断され、 突出部はエネルギの残存レベルを吸収してエネルギが血管内に伝達されるのを防 ぐ、第4図に示す通り・残渣は矢印の方向に流れ、ルーメン32内の負圧に応答 してボートを通ってルーメン32内に入り、血管の内面の病斑付近から残渣を除 去する。
第5図はカテーテル装置を血管19内に位置決めし嚢29を膨張させ、病斑28 は突出部間に形成された室26の一側に偏位する。
第6図ではカテーテル装置20を矢印方向に回動させ病斑28を室26内とする 。装置の回動運動はカテーテル21に回転トルクを作用する。カテーテル装置は フィラメント24を中心として回転可能であり、血管の全内周を掃引して内部の 凡ての病斑を除去可能である。
第7図は本発明の他の実施例によるレーザー血管成型術カテーテル35を示す、 カテーテル装置35のカテーテル36の遠端部36aは壁37によって部分的に 閉鎖する。第8図に示す通り、遠端部36a付近のカテーテル36の外面に突出 部38を有し、突出部は頂部38a と坂38bとををする。カテーテル36内 に光ファイバー39を配置する。光ファイバーの遠端部39aは、光ファイバー 39の図示しない近端部に患者外でレーザーエネルギ源に接続した時に血管内に レーザーエネルギを放射する。カテーテル装置35はカテーテル36内に遠端部 40aを有するルーメン40を含む。
ルーメンの遠端部は第7図に示す通り、半月形とすることもできる。
カテーテル装置35はカテーテルの遠端部36a付近に量41を含み、突出部3 8のほぼ反対側とする。Iはボート42に連通し、ボートはルーメン43に連通 ずる。ルーメン43を圧力源に連結すれば第9図に示す通り量を膨張させる。H の膨張は突出部38と突出部付近のカテーテル外面を血管の内面19aに押圧す る。この結果、カテーテルの遠端部36aは第9図に示す曲面形となり。
光ファイバーの遠端部39aは血管の中央線に向く、第9図に示す位置で、レー ザーエネルギを病斑28に向ける。ルーメン4oに負圧を作用し病斑からの残渣 はルーメン40の半月形開口40aに入り、血管から除去される。
第10図に示す通り、カテーテル35はフィラメント44を中心として回動させ 光ファイバー39から放射されるレーザーエネルギを病斑28にほぼ一致させる 。更に、フィラメントはカテーテル装置35を血管の全内周を回転して血管の全 内面をレーザーエネルギで掃引させ得る。
第11図は本発明の他の実施例によるカテーテル装置50を示し患者の内腔例え ば胆嚢に連通した胆管内部の不要の物質に到着し除去する装置とする。カテーテ ル装置50はニクロム線等の抵抗線から成る加熱素子51を含む、導線52は電 気エネルギを加熱素子51に供給する。第13図に示すカテーテル50の回転は 加熱素子を不要物質53に到達させて内腔54の内面から除去することを可能に する。
第12図に示す本発明の別の実施例によるカテーテル装置60はブレード62を をし、不要物質63に到着して内腔64の内面から除去する。ブレード62は第 14図に示し両刃62a、62bを有し、カテーテル装置60が内腔64内を回 転する時に不要物質を切断する。
第15−18図は本発明のカテーテル装置の他の実施例を示す。
カテーテル装置70はハウジング71を有し、8の字即ち二重銃身形とし、第1 のルーメン72と第2のルーメン73とを有する。第1のルーメン72はある長 さのフィラメント即ち案内ワイヤ74を通し、第15−17図に示す通りフィラ メント74を中心としてハウジング71が直進及び回転可能とする。12のルー メン73は光ファイバー75を通す、好適な例で、ルーメン72.73は所定の 内径とし、フィラメント74が第1のルーメン72を容易に通過し、光ファイバ ー75が第2のルーメンマ3内を通し得る。好適な例で。
光ファイバー75の遠端部75aは第2のルーメン73の遠端部73aと同一平 面とする。ハウジング71の直径は患者の冠状動脈又は大腿動脈等の血管19に 沿って容易に導入し進行させ得るようにする。X線螢光透視器を使用して血管内 のカテーテルの運動を観察する。かくして、ハウジング71の遠端部71aは血 管に沿って進行して狭窄部即ち血小板の塩41j!28付近に達する。
第16図は第15図のカテーテル装置70がほぼ完全に約99χ狭窄した血管内 にある。不要物質28が血管19の内面に付着し、カテーテル装置を通す余地が ない、第1のルーメン72に対して進行したフィラメント74はハウジング71 の遠端部71aから突出し不要物質28内に延長する。フィラメント74の直径 は不要物質28内の通路28a内を通過できる。血管が完全閉塞でない場合は1 通常は不要物質28内を延長する通路28aが存在する。
フィラメント74が不要物質の通路28aを通過すれば、ハウジング71の端部 71aをフィラメント74の軸線に沿って不要物質28の付近に進行させる。第 2のルーメン73に収容した光ファイバー75の近端部は図示しないレーザーエ ネルギ源に接続する。レーザーエネルギは光ファイバー75の遠端部75aで放 射され不要物質28の方向である。好適な例で、光ファイバー75の遠端部75 aは研磨した凸面を有し、短距離でレーザーエネルギを不要物質28に向けて合 焦させる。かくして、レーザーエネルギは堆積物28に集中し、レーザーエネル ギの堆積物を分解する能力を増大する。
第17図では、ハウジング71の遠端部は血管19内の不要物質28に近接する 。レーザーエネルギ76を光ファイバー75を経て伝達する。ハウジング71の 遠端部71aはフィラメント74に沿って直進して堆積物28に近接し9次にフ ィラメント74を中心として回転し、光ファイバー75をフィラメント74を中 心として回動させ順次不要物質を分解気化させる。この回転をj817図の鎖線 によって示す。
第19図は本発明の別の実施例によるレーザー血管成形術カテーテル装置を示す 、カテーテル装置80のカテーテル81は遠端部81aと近端部81bとを有す る。カテーテル81の直径は冠状動脈又は大腿動脈等の患者の血管19内に導入 し容易に進行できる。
動脈内のカテーテルの動きはX線螢光透視器を使用して観察し制御する。カテー テルの遠端部81aは血管に沿って進行して血管から除去すべき狭窄部又は血小 板の堆積付近に達する。カテーテルの近端部81bはカテーテル使用間は患者の 体外にある。
近端コネクタ82によって近端部81bに複数の管91.93.94.95を接 続し、カテーテルの複数のルーメンに流体、ガス、固体、レーザーエネルギを通 す。
第19.20.21図に示す通り、カテーテル81の遠端部81aに開放室83 を底壁83a、突出部83b、 83cによって形成する0位置決めバルーン8 4を底5! B 3 aの外面83dに取付ける。第21図に示す通り突出部8 3cはルーメン81c、81d、81e、81f、81g、81bが開口する。
ルーメン81cはバルーン84の内部に連通し、ルーメン81c内の流体の圧力 条件に応答してバルーンを膨張収縮させる。
ルーメン81dは案内ワイヤ85を情動可能に係合させる。案内ワイヤを使用し て室83を第20図に示す狭窄部28に近接させる。
案内ワイヤをルーメン81dから除去すれば、ルーメン81dは他の用途1例え ば不要物質28を室83から吸込むための通路に使用できる。
ルーメン81eは室83に連通する通路として使用する0例えばルーメン81e を使用して室83と室付近の血管内部に潅注する液を室83に供給する。
ルーメン81fは光ファイバー86を収容し、光ファイバーの遠端部86aは突 出部83cで露出する。光ファイバー86はレーザー −エネルギを室83と室 内の不要物質28とに放射して不要物質を分解して除去する。
ルーメン81gは光ファイバー87を通し、光ファイバー87は後述する通り、 室83からの反射光を伝達する。
ルーメン81hは室83に連通する予備流体通路である。
第19.20図に示す通り、カテーテル装置80は室83の付近でカテーテル8 1を囲む結紮バルーン88を含む、バルーン88の内部はカテーテル8】内のル ーメン81iに連通してバルーン88の内部88aに制御された流体圧力を供給 する。流体圧力によって膨張した時は、バルーン88の外周は血管19の内壁に 押圧され、血管内の血流を遮断する0例えば、膨張した時にバルーン88は第2 0図の左からの室83に向かう血液の動きを遮断する。かくして。
室をカテーテル装置80の使用間は血液の流入から隔離する。
近端部コネクタ82内に図示しない複数の通路を形成し各通路はカテーテル81 内の夫々のルーメン81cm81iに連通する。近端部コネクタ82から延長す る複数の取付具82aは夫々のルーメン81cm81iに連通させる。
位置決めバルーン84を膨張させる流体圧力源として注射器89を有する。注射 器は単方向止めコック90を経て管9】に連通させる。注射器のプランジ中−8 9aを操作すれば流体圧力は止めコンク90.管91.近端部コネクタ82.ル ーメン81cを経て位置決めバルーン84を膨張させる0位置決めバルーン84 が膨張すれば開放室83は第20図に示す通りに上方に動き、堆積28を室内と する。11方向止めコック90は逆止弁として作用し、プランジャー89aの操 作停止後に管91.ルーメン81c内にある値の流体圧力を保つ、この圧力を排 出するには止めコック90のハンドル90aを操作して圧力を排出し、バルーン 83を収縮させる。
注射器89より小さい注射器92を単方向止めコック92a1管93゜近端部コ ネクタ82.ルーメン81iを経て結紮バルーン84に接続する。注射!92の 操作によって結紮バルーンが膨張した時は。
第20図に示す通り、カテーテル81と血管内壁との間のスペースに充満する。
か(して、室83に向かう血流は遮断され、同時に室の部分から結紮バルーンに 問かう流れも遮断される。かくして、カテーテル装置80が作動して不要物質の 堆積を除去する間室の部分からの血流は遮断される。バルーン84の位置は第2 0図に示す室83の付近とし、又はカテーテル81に沿って室83がら所要の距 離とする。
第19.20図に示す通り、管94を近端部コネクタ82を経てカテーテル81 のルーメン81dに接続する。コネクタ接続部と反対側の管94の端部はりニー エル取付具94aによって負圧源に接続する。これによって、ルーメン81dは 室83から物質を排出する。
他の例として、管94内を案内ワイヤ95を通しルーメン816を経て室83に 付近に達する。案内ワイヤを使用してカテーテル装置80をX線螢光透視器によ って観察しながら血管に沿って進行させ、室83を除去すべき挟窄部付近とする 。管94とルーメン81dとの寸法関係は、管94.ルーメン81d内を通る案 内ワイヤに対してカテーテル81が情動1回転可能とする。
第19図に示す管95は近端部コネクタ82から延長し、止血弁組立体97を経 て光学Yコネクタ98に達する。管95の孔は光フアイバー素子96a 、 9 6bの束96を収容する。@子96a、96bは管95.止血弁組立体97を経 て近端部コネクタ82に延長する。コネクタ82は光フアイバー素子96a、9 6bをカテーテル81の光ファイバー86.85に夫々結合する。
コネクタ100cは光ファイバー96aを図示しないレーザーエネルギ源に接続 してレーザーエネルギを室83に伝達し、光ファイバー96bの自由端は光エネ ルギ検出装置102に結合し、レーザーエネルギを室に供給する時に室83から 戻った光を検出する。
管101を止血弁97に接続して光ファイバー96a、96bの束96を収容し た管95内に入る。リエーエル取付具101aを管101の自由端に接続する。
取付具101aをサリン等の潅注液源に接続すれば潅注液は管10]、管95. ルーメン81eを経て室83に供給される。
弁97によって潅注液の管101からの供給を制御遮断する。
第20図に示す通り、カテーテル装置80の遠端部81cに円錐形のノーズ10 3を軟質又は可撓性樹脂又はエラストマー材料製として取付け、カテーテル装置 が血管に沿って通過するのを容易にし血管に外傷を生ずるのを防ぐ、ノーズは更 に血管の接合部で複数の血管の1本の枝管に入るのを容易にする。かくして。
軟質のノーズは枝管の接合部で所要の枝管内に円滑に入り、血管に損傷を与える のを防ぐ。
第19.20図に示すラジオ不透明バンド104,105は、X線螢光透視器を 使用して室83を狭窄部28に案内する時に、X線放射を吸収又は遮断する。バ ンドはX線を遮断し、付近の部材は放射を透過するため、カテーテルを螢光透視 器で観察する時にバンドを容易に認識でき、血管内の室83の位置を示す、ラジ オ不透明バンドは突出部83b、 83cの付近とすることもできる。
突出部83bは光ファイバー86の遠端部86aから室83内に放射されたレー ザーエネルギを吸収し得る材料製とする。かくしてレーザーエネルギが遮断され 、室83の付近の血管に接触するのを防ぐ、第20図に示す通り、この材料の層 106を突出部83bに取付ける。この材料の層はレーザーエネルギを反射し、 一部のレーザーエネルギは光ファイバー87に向う、光フアイバ−87ハ反射し たレーザーエネルギを光ファイバー96bに伝達する。レーザーエネルギ即ち光 応答センサ102を光ファイバー96bに接続し、突出部83bの層106がら 反射されたレーザーエネルギ即ち光の存在を感知する。光ファイバー86がらの レーザーエネルギが室83内の狭窄部28に侵徹1分解すれば9wi次に大量の レーザーエネルギが突出部83bの層106に照射され、光ファイバー87に閏 けて反射する。光ファイバー96bに接続された光応答センサ102は反射レー ザーエネルギを検出する。狭窄部が順次レーザーエネルギによって分解されれば 、反射したレーザーエネルギは増加して最大レベルに達し、この時はレーザーエ ネルギは狭窄部によって遮断されない、かくして、カテーテル装置の作業者は狭 窄部の分解過程と作業完了とを知る。
層106はレーザーエネルギを受けだ時に螢光を発生する材料で形成することも できる。この螢光材料は反射する光のレベルを増大し、光ファイバー87の伝達 する反射光の検出を容易にする0層106の螢光材料として燐材料を選択すれば 、室83の作業条件で最も容易に検出できる光の色を得る。更に、燐材料の選択 による螢光層は反射螢光がレーザーエネルギによって定まる所定波長となり、室 83の反射光の検出を容易にする。
レーザーエネルギ源100dは好適な例でパルス化レーザーエネルギとする。更 に例えば、繰返速度を毎秒5パルスとする。レーザーパルスがカテーテル装置8 0の遠端の室83に入る時に、不要物質が室を横切って延長する場合にも螢光層 106はレーザーパルスに応答する。それ故、螢光層は伝達された光のパルスを 反射し、光ファイバー87.光ファイバー95.光ファイバー96bを経て光検 出装置】02に達する。検出装置102はシリコンフォトダイオード等のフォト 検出器を含む、光検出装置102からの光パルスはパルスカウンター102aに よってカウントされ、レーザーエネルギのパルスが実際に室83に供給させるの を確認し得る。かくして例えば、カウンター102aはパルスを所定時間1例え ば2秒間カウントする。所定時間内に所定数のパルスをカウントしない時は、室 83へのレーザーエネルギのパルスの供給に関しての装置の故障を示す。
光検出装置の出力をパルス振幅検出器102bに接続してパルスの振幅を測定す る。室が不要物質でほぼ充満してレーザーエネルギの大部分は螢光屓106に達 しない時は振幅は最小レベルである。不要物質が分解されれば、目標106に衝 突するレーザーエネルギの量は順次増加する。凡ての不要物質が分解され、室か ら除去されれば、パルス振幅検出器102bは最大振幅を検出する。かくして、 室からの不要物質の除去の過程は監視、制御することができる。
図示のカテーテル装置80を820図の上方に血管】9の内壁に押圧するには位 置決め嚢84を膨張させる。結紮バルーン88は膨張状態にある。血管内のカテ ーテル装置80はフィラメント85を中心として回転可能とし、光ファイバー8 6から放射されるレーザーエネルギを狭窄部28に接触させる。潅注ルーメン8 1eを管95.101を経て潅注液源に接続して室83に潅注し、不要物質28 の分解を容易にする。潅注液即ち溶液は例えばサリンとし、案内ワイヤ85を除 去した後にルーメン81dを経て排出する。
第22図に示すカテーテル装置80はバルーン84を膨張させ、突出部83b、  83cを血管19の内面に押圧し、血管内面から除去すべき狭窄部2Bは突出 部間にある。レーザーエネルギ107は光ファイバー86から放射し狭窄部28 に接触し、レーザーエネルギは突出部によって室83内に画定される。第23図 ではレーザーエネルギ107は狭窄部28をほぼ分解し、吸込ルーメン81dに よって室83から排出する。狭窄部28が順次レーザーエネルギ107の経路゛  から除去されれば、レーザーエネルギは突出部83bの反射層106に接触し 9反射したレーザーエネルギは受光光ファイバー87に向い1反射したエネルギ はセンサ102に伝達される。
第24図は本発明の他の実施例によるレーザー血管成形術カテーテルとしてレー ザ一孔明はカテーテル110を示す、カテーテル110は比較的平な遠端部11 0aを有し、遠端部に吸込ルーメン111、潅注ルーメン112の開放遠端部と 光ファイバー113の遠端部とプラグ付バルーンルーメン1】4とを含む0図示 しない案内ワイヤを吸込ルーメン111を通し、レーザ一孔明はカテーテル装置 110を血管19に対して導入の案内とする。プラグ付バルーンルーメン114 は位置決めバルーン115の内部に連通させ、バルーンを膨張させて第24図に 示す通りカテーテルを血管壁に押圧する。
使用に際して、レーザ一孔明はカテーテル装置110をX線モニター、例えば螢 光透視器によって案内して狭窄部28によって完全に閉塞した血管内の所要位置 に達する。 量115を膨張させれば、レーザ一孔明はカテーテル110はルー メン111,112,113の何れか内の図示しない案内ワイヤを中心として回 動して血管19内の所要位置に光ファイバー113を位置決めする。光ファイバ ー113の遠端部に屈折装置即ちレンズ113aを取付け、レーザーエネルギが 光ファイバーから放射される時にレーザーエネルギ116を狭窄部28に収斂さ せる。レーザ一孔明はカテーテル装置110は完全閉塞狭窄部の孔明けに使用し 、他の上述等のカテーテルを残存狭窄物質28に近接させて有効に除去する。レ ーザーエネルギ114の作用間又は前に潅注液例えばサリンを潅注ルーメン11 2を経て狭窄部に向けて供給し、レーザ一孔明はカテーテル110遠端部110 aと狭窄部との間のスペースに充満させ。
次にこのスペースを吸込ルーメン111を経て排出する。
第25図では、レーザ一孔明はカテーテル装置1】0を血管】9内に位置決めす る。バルーン115の膨張によって生じた力に応答してレーザ一孔明はカテーテ ル110は血管19の内壁に押圧された位置にある。第25図に示す通り、レー ザ一孔あけカテーテル110は血管19の内壁に沿って回転させ、レーザーエネ ルギ114を円形パターンで狭窄部28の異なる部分に向ける。
第26図はレーザ一孔明はカテーテルの別の実施例としてカテーテル120を示 す、カテーテル120はテーパ端部121を位置決めバルーン122.室123 を超えて延長させる。案内ワイヤルーメン124はテーパ部内を延長する。軟質 の管状材料125がテーパ部を覆い、少なくともテーパ部の遠端部121aを超 えて延長させてレーザ一孔明はカテーテル120をほぼ被覆する。軟質管状材料 125の遠端部125aはカテーテル120の進入間に血管を損傷しない。
第27図に示すレーザ一孔明はカテーテル130は一体のばねワイヤ端部131 を有しカテーテル130を血管内を案内する。端部131は可撓性とし、このた め、端部は血管分岐部で複数の血管の所要の血管内に容易に進入できる。かくし て、先端は血管を損傷することな(カテーテル130を案内する。
第28.29図は本発明の別の実施例によるレーザ一孔明はカテーテル140を 示す、レーザ一孔明はカテーテル140の遠端141は円錐形であり半径が減少 し、長円の開口142.143.144.145を有する。開口142は光ファ イバーに連通し、開口]45は潅注ルーメンに連通ずる。開口144は吸込、案 内ワイヤルーメンに連通ずる。開口143はプラグを有し、バルーン膨張ルーメ ンに連通ずる。レーザ一孔明はカテーテルのこの実施例の長円の開口は、レーザ ーエネルギによって分解すべき障害物からの血液又は残渣によって開口が損傷又 は閉塞されるのを防ぐ、好適な例で1円錐形遠端141は軟質樹脂又はエラスト マー材料製とし血管を損傷するのを防ぐ。
第30.31図に示すレーザ一孔明はカテーテル150はカテーテル140と同 様である。開口151は案内ワイヤルーメンに連通ずる。開口152は潅注液ル ーメンに連通ずる。開口153はプラグを有し、結紮バルーンを膨張させるため の図示しないルーメンに連通ずる。開口155はレーザー光ファイバーを受ける ための図示しないルーメンに連通する。
第32図に示すレーザ一孔明はカテーテル装置160は遠端部161aををする 。ルーメン161bに収容する光ファイバー162は遠端部161aを末端とす る。潅注ルーメン161cは同様に遠端部161aで終る。ルーメン】61dは 遠端部161a付近でプラグををし位置決めバルーン163を膨張させる加圧流 体を供給する。ルーメン16】cは遠端部161aで終り、付近の血管部分内を 吸入する。
遠端部161aが血管内の障害物又は堆積物に接触するのを防ぐために、カテー テル161を囲む円筒形カバー163を取付け、遠端部から位置決めバルーンに 向けて延長させる。かくして、遠端部161aより前にカラー163の形成する 開放室163aが形成される。カラー163は金属又は樹脂の剛性材料で形成す る。剛性のカラー163がカテーテル作動間に血管内面を損傷するのを防ぐため に、軟質樹脂又はエラストマー材料製の保護シースをカラー163上とカテーテ ル16】の一部上に延長させる。シースの端部】64aはカラーの端部】63a がら突出させるため、カラーが血管内面に接触しない。
作動について説明する。
本発明によるカテーテル装置を使用する前に、患者の血管等のダクト内の狭窄、 病斑の堆積又は他の病変等の不要物質の位置を、脈管走査、X線、断層撮影等を 含む既知の技法によって第1に決定する。この後に1例えば大腿動脈に切開を行 い、フィラメント24を動脈内を進入して第2図に示す狭窄又は病斑の堆積の付 近に達する。他の例では、閉塞部に達するには手術間例えば心臓外科手術の際で ある。所要の血管の切開後に既知の技法1例えば螢光透視、脈管透視等の技法を 使用して1本発明のカテーテル装置の使用によって処置すべき血管内の条件を観 察する。かくして、カテーテル装置を制御してフィラメントが既に延長して処置 すべき部位に達した状態で血管内に進入させる。
装置のバルーン又は量29に流体圧力を供給し、除去すべき病斑に関して位置決 めする。カテーテル装置20の場合は、!29は突出部22.23を血管内面に 押圧し、装置をレーザーエネルギ放射の準備とする。カテーテル装置35の場合 は、!4】の膨張によって突出部38と突出部付近のカテーテル外面36bとが 血管内面に押圧され、カテーテル装置35の遠端部は血管内で曲面を形成する。
血管が完全に閉塞した場合には、第24.25図に示すレーザ一孔明はカテーテ ル110を使用して不要物質に孔を明け1本発明の他のカテーテル装置を使用可 能とすることができる。血管が病斑等の障害物によってほぼ完全に閉塞したが少 なくとも細い通路28aが残る場合には、第15−17図に示すカテーテル装置 7゜を使用して不要物質28に孔を明ける0通路が拡大すれば、比較的大きな本 発明のカテーテルを障害物に近接させて残存不要物質を分解する。このためには 、案内ワイヤ、例えばフィラメント74を不要物質の細い通路28aに通し1次 に光ファイバー73を有するカテーテル装置70を案内ワイヤ74を中心として 回転させる。
レーザ一孔明はカテーテル161に関しては、第32.33図に示す保護シース 164を円筒形カラー163上に被せ、カテーテル装置による血管への損傷を最 小にする。第28.30図に示すレーザ一孔明はカテーテル装置1400円錐形 遠端部141の長孔はレーザーエネルギによって分解された障害物の残渣又は血 液によって開口が損傷又は閉塞されるのを防ぐ。
カテーテル装置を使用する時に負圧を作用するために、カテーテル装置20の場 合の吸込ポート31.カテーテル装置35の場合の開口40a、カテーテル装置 80の場合のルーメン81dがある。パルス、バースト、サイクルの形式のレー ザーエネルギをカテーテル装置20,35.80に作用する。装置20の場合は 、レーザーエネルギは突出部22.23間の病斑28を気化させる。病斑が気化 すれば、突出部22.23はレーザーエネルギがカテーテルの遠端部付近の血管 内にレーザーエネルギが逃げるのを防ぐ。
カテーテル装置35の場合は、嚢41の膨張によるカテーテル装置の曲面形はレ ーザーエネルギを第9図に示す血管中心線に向ける。この結果、病斑気化に際し てレーザーエネルギは血管中央部で放散され、レーザーエネルギが血管の内面1 9aに不時に接触するのを防ぐ。
カテーテル装置80を使用する時は、不要物質が気化等によって血管から除去さ れた時を検出できる。レーザーエネルギ107の経路内の不要物質が除去されれ ば、レーザーエネルギは第22、23図に示す突出部83bの反射層106に衝 突する0反射層に衝突したレーザーエネルギは螢光等を誘起して受光ファイバー 87に戻り1反射エネルギをセンサ102に伝達し9作業者に対してレーザーエ ネルギ107の経路内の障害物が除去されたことの信号となる。他の例として9 本発明のカテーテル装置の作業者は狭窄又は病斑除去過程の完了時期を、螢光透 視観察、又は病変上下流間の流体圧力勾配観察によって知る0本発明のカテーテ ル装置の使用間に処理間の血管は既知の技法によって継続観察を行い、内視鏡、 脈管走査、断層撮影、X線螢光透視器等を使用する0本発明のカテーテル装置は 使用間1作業者によってフィラメントを中心として回転させ、血管内部を掃引す る。
カテーテル装置50の場合は、電熱素子51を使用し突出部55゜56間の不要 物質を切断する。カテーテル装置54の場合は、ブレード62を使用して突出部 65.66間の不要物質を切断除去する。
第19.20,22.23図に示す軟質円錐形ノーズ103はカテーテル装置を 血管内を通る案内の補助となり血管に対する損傷を減少し9本発明の何れのカテ ーテル、例えばカテーテル20.35.50゜80即ちカテーテルの遠端部に不 要物質除去のために第1第2の突出部間の室を利用するカテーテルに使用できる 。
第19.20.21図に示す結紮バルーン84は本発明の何れのカテーテル装置 1例えばカテーテル装置20.35.50,70.80.110について ゛血 管内の不要物質の効率の良い除去のために比較的血液のない環境を希望する時に 使用できる。同様にしてラジオ不透明バンド104.105は本発明の何れのカ テーテル装置にも取付けてカテーテル装置の位置決めを容易にすることができる 。
本発明の何れのカテーテル装置の使用のために、第27図に示す一体のばねワイ ヤ先端部131はカテーテルを血管内の案内を行い、血管の分岐部では特に有効 である。一体の案内ワイヤ先端部131をN420図に示すフィラメント又は案 内ワイヤに代えて使用できる。
国際調査報告 111.1アユ。−、PC丁/υ513670261フ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.レーザー血管成形術カテーテル装置であって,血管内に挿入すべき遠端部と 近端部とを有するカテーテルと,カテーテル内を近端部からカテーテル遠端部付 近まで延長する光ファイバーとを有し,光ファイバーをレーザーエネルギ源に接 続した時に血管内にレーザーエネルギを放射するものにおいて,カテーテルの遠 端部付近でカテーテルに取付けた膨張可能の■と, カテーテル装置が血管内にある時に■を制御可能に膨張させる装置とを備え,膨 張した■が血管内面に接触してカテーテルを■のほぼ反対側の血管内面に押圧さ せ,これによってカテーテルの遠端部が障害物付近に配置された時にレーザーエ ネルギが血管内の不要物質を除去することを特徴とするレーザー血管成形術カテ ーテル装置。
  2. 2.更に,カテーテルの遠端部先端に接しカテーテルを血管内を案内する一体の ばねワイヤ先端部を備える請求の範囲1に記載のカテーテル装置。
  3. 3.更に,カテーテルの全長内を延長するルーメンと,ルーメンの全長に沿って カテーテルの遠端部まで延長するフィラメントとを備え,カテーテルをフィラメ ントに対して相対滑動及び回転可能とし,これによってカテーテルを血管内で位 置決め回転可能であり,フィラメントは不要物質に孔明け可能とする請求の範囲 1に記載のカテーテル装置。
  4. 4.更に,カテーテルの遠端部付近を囲む結紮バルーンと,カテーテルの全長に 延長して結紮バルーンを制御可能に膨張させる装置とを備え,カテーテル装置が 血管内に配置された時に膨張した結紮バルーンが血管内面に接触してカテーテル の遠端部付近の血流をほぼ遮断する請求の範囲1に記載のカテーテル装置。
  5. 5.更に,カテーテルを囲んでカテーテルの遠端部から延長しカテーテルの遠端 部から先に開放室を形成する円筒形カラーを備える請求の範囲1に記載のカテー テル装置。
  6. 6.更に,前記円筒形カラーとカテーテルの遠端部上に取付けてカラーを超えて 延長しカラーの血管内面への接触を防ぐ保護シースを備える請求の範囲5に記載 のカテーテル装置。
  7. 7.更に,カテーテルの遠端部付近に配置されカテーテルの遠端部が患者の身体 の導管内の不要物質付近となった時に不要物質を横切り除去する装置を備え,該 横切り除去する装置が,カテーテルの外面から半径方向に延長しカテーテルの長 手方向に沿って互いに離間した第1第2の突出部を含み,第2の突出部はカテー テルの遠端部に近接させ,第1第2の突出部は中間に室を形成して第1第2の突 出部が血管内面に押圧された時に室内に不要物質を受け, カテーテル内の光ファイバーがカテーテルの近端部から該室に延長して光ファイ バーがレーザーエネルギ源に接続された時にレーザーエネルギを室内に第2の突 出部に向けて放射させ,第2の突出部は室内を通過したレーザーエネルギを遮断 した時にレーザーエネルギが血管内面に到達するのを防ぎ更に不要物質が分解さ れる際に遮断したレーザーエネルギの少なくとも一部を反射させる請求の範囲1 に記載のカテーテル装置。
  8. 8.前記カテーテルの遠端部に取付けた膨張可能の■は第1第2の突出部によっ て形成する室のほぼ反対側に取付け,前記■を制御可能に膨張させる装置はカテ ーテル内を延長して■に連結され第1第2の突出部を含むカテーテル遠端部が■ を膨張させた時に血管内面に押圧されこれによって室は不要物質を室内として導 管内面に接した位置となる請求の範囲7に記載のカテーテル装置。
  9. 9.カテーテル全長を延長して室に連通させた潅注ルーメンを備え,潅注ルーメ ン室に液を供給して室と付近の血管内とに潅注する請求の範囲1に記載のカテー テル装置。
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