JPH01501547A - Hiv感染の病因に関するペプチド - Google Patents

Hiv感染の病因に関するペプチド

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JPH01501547A JP62503612A JP50361287A JPH01501547A JP H01501547 A JPH01501547 A JP H01501547A JP 62503612 A JP62503612 A JP 62503612A JP 50361287 A JP50361287 A JP 50361287A JP H01501547 A JPH01501547 A JP H01501547A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 HIV感染の病因に関するペプチド 11匹五五皇I この発明は、ヒト免疫不全ウィルスrHIVJの病因に関するペプチドに関する 。ざらに詳しくは、この発明はHI Vゲノムの凹領域由来のペプチドおよび後 天性免疫不全症候群rA I DSJ感染の回避、処置または検出のための方法 および組成物におけるこの種のペプチドの使用に関する。
背景技術 後天性免疫不全症候群rAIDsJは、重篤なまたは典型的には完全な免疫抑制 とそれに伴う、広範囲の日和見感染および悪怪l!瘍に対する宿主の感受性とを 特徴とする疾患である。
AIDSの完全な臨床上の発現は、通常は、リンパ腺症、発熱並びに体重減損の ような症状を伴う症候群であるAIDS関連コンプレックスrARcsJが先行 する。
ヒト免疫不全ウィルスrHIVJレトロウィルスは、AIDS感染およびARC 3症候群に起因する病因作因と考えられている〔エム・ジー・サルンガドハラン ら、AIDSおよび前AIDS患者由来の細胞病原性レトロウィルス(HTLV −DI)の検出、単離、並びに連続生産」。
* 5cience、224.pp、497−508(1984)) 、AIDS/ ARC8患者集団の85〜100%がHIVに対する試験に血清学的に陽性であ る〔ジー・エヌ・シ1rつら、[後天性免疫不全症候群におけるヒトT[1w1 0イケミア(リンパ趨向性)ウィルスタイプ■の分子特徴J 、 5Cieil Ce 、22B、 pI)。
1165−70 (1984))。
* この出願では、ヒト免疫不全ウィルス(rHIVJ)は、ウィルス分類国際 委員会のヒトレトロウィルス下部委員会により採択され、ヒトT細胞リンパ趨向 性ウィルスタイプ11 (rHTLV−I[[J )、リンパ腹痛関連ウィルス (rLAVJ )並びにAIDS関連レトロウィル°ス宿主感染に際しHIVウ ィルスの最初の標的はT−4リンパ細胞であるが、これもヘルパもしくはインデ ューサ[1胞であることが知られている。T−4リンパ細胞は免疫系の他の特定 タイプの細胞と相互に関連して感染に対する免疫性もしくは防御を与える。さら に詳しくは、T−4リンパ細胞は、免疫系の機能に重要な坩殖因子の生産を刺激 する。例えば、これらはB細胞を刺激し、抗貧血性幹細胞を減少させるが、これ により防御抗体のえ産が促進される。これらは、感染もしくは異常宿主17B胞 を攻撃するマクロファージ(「キラー細胞」)の活性化も行い、単核細胞(「ス キャベンジャa胞」)を誘導して侵略微生物を包囲し破壊する。従って、T−4 リンパ18胞がHIV感染により機能を失う際は、この複合した免疫防御系は破 壊されると共に宿主は広範囲の日和見感染に対し感受性となる。T−4リンパ細 胞に加えて、HIVウィルスは、中枢神経系mrIa、マクロファージ並びに8 リンパ細胞にも感染することが示されている〔ジエー・エム・イムマク、「エイ ズ:r5を覆い得るJ 、 Medical worlcl News(198 5年 8月25日)〕。
HIVのようなレトロウィルスのゲノムはati蛋白質をコードする3つの領域 を含有する。」対領域はウィルス粒子のコア蛋白質をコードする。」対領域はウ ィルス粒子のRNA依存性DNAポリメラーゼ(逆転写酵素)をコードする。
env領域は、ウィルスの膜エンベロープおよび感染l11の細胞膜に見出され る主要糖蛋白質をコードする。ウィルスが標的細胞レセプタに付着し細胞膜の融 合を起こす能力は−J■遺伝子により制御される2つのHIVウィルスの特質で ある。
これらの特質は、ウィルスの病原性において基本的な役割を果たすと考えられて いる。
HIVenv蛋白質は前駆体ポリペプチドに起源し、これは成熟形態では、約4 81アミノ酸の高度に配糖化された大きな膜の外側の蛋−白質(ap120)と 約345アミノ酸であって配糖化され得、膜を縦断する小さな蛋白質(ap41 )とに開裂する〔エル・ラトナら、「エイズウィルスHTLV−IIIの全塩基 配列J 、 Nature、313. pp、277−84(1985))。
今日に至るまでAIDSに対する有効な処置がなく、多くの努力は疾患の回避に 集中していた。この種の回避手段は、全血、器官並びに精液供与体のHIV抗体 検索および疾患の伝搬に関しAIDSの危険が高いグループの教育を包含する。
AIDSおよびARC8状況の実験的もしくは初期段階臨床処置は、HPA−2 3、ホスホノフォルメート、スラミン並びにアンサマイシンのような抗ウイルス 薬剤の投与を包含するが、これらは明らかに、逆転写酵素を阻害することにより ウィルスの複製を阻害するものである。しかしながら、これらの薬剤のいくつか を有効量で投与すると望ましくないことに衰弱をひき起こす副作用を伴う。AI DSを処置する提はハイブリドーマ技術の適用に焦点を合わせていた。これらの 処置戦略の大半は、インターロイキン−2のような免疫調節因子の併用投与を必 要とすると考えられる。しかしながら、これらの処置のいくつかは将来が約束さ れているかもしれないが、真に有効と示されたものは皆無である。
最近の研究によれば、HIVはヒトにおいて遺伝的連続変異を惹起することも示 されている。少なくとも2種類のウィルスが米国のAIDS患者において同定さ れている。さらに、高レベルのHIV中和抗体を有する患者は、低い中和能力の 患者より重篤な疾患の態様に陥る〔ウィリアム・ハゼトライン博士。メモリアル ・スロンーケタリング・ガンセンタでのスピーチ、 1985年10月9日〕。
これらの最近の観察は、HIV AIDS感染に対する有効なワクチンまたはモ ノクローナル抗体指向治療法の開発には大きな障害があることを示唆している。
従って、今日に至るまでのこれらの開発にも拘らず、HIVおよびAIDS関連 感染の回避、処置並びに診断のための有効な薬剤を開発する必要性が存する。
発明の開示 本発明は、HIVウィルスの病因に関するペプチドを提供することにより前記し た問題を解決する。1つの態様によれば、この発明のペプチドは、実質的にHf Venv遺伝子の約アミノ酸600〜アミノ酸750の間の領域から誘導された アミノ酸配列を特徴とするペプチドよりなる群から選択される。この領域は、ウ ィルスが媒介する病原性による事態において重要な役割を有すると考えられる。
ざらに好ましくは、・この発明のペプチドは実質的に次のHIVenv遺伝子の アミノ酸配列からなる一一ベブチド1二アミノ1616−632 :ペプチド2 二アミノ酸667−680 :ペプチド3二アミノ1!62フー639*;ペプ チド4:アミ、ノa!728−751並びにペプチド64二アミノ酸627−6 39゜この発明は前記特定したペプチドのそれぞれのD−レトロ型、すなわちL 型のカルボキシ末端アミノ酸で始まりDアミノ酸を用いて反対方向に合成して生 産されるものをも包含する。
* 検定したペプチドサンプルの不注意によるミスラベルのためペプチド3に言 及した873,621号出願はHIV」竺遺伝子の7ミノ1702−715とし ていた。ペプチドサンプルのアミノ酸配列決定をひき続き行った結果「ペプチド 3」ラベルされたペプチドは実際は配列:HIV」竺遺伝子のアミノ酸627− 639を有することが示された。
従って本出願で用いるように、「ペプチド3」はHIV」竺遺伝子のアミノ酸6 27−639の配列を有するペプチドを意図する。これはペプチド64と同じ配 列である。よって、ペプチド3と64とは同一である。2つの番号を使用し2つ のペプチド調製物を区別する。
この発明の他の態様は、実質的にHI V env遺伝子のアミ/[1426− 450からなるペプチド5、実質的にHIVenvi伝子のアミノ[949B− 519からなるペプチド6、実質的にHIV」竺遺伝子のアミノ酸148−16 5からなるペプチド31並びに実質的にHIVenv遺伝子のペプチド298− 314からなるペプチド78を包含する。この発明は前記特定したそれぞれのペ プチドのD−レトロ型をも包含する。これらのペプチドは抗血清を生産し、これ は従来の検定においてはHIVウィルスに結合し、合胞体形成を阻害しまたはウ ィルスを中和する。
さらに、ペプチド自体は従来の検定においてHIV指向性合胞体形成またはHI Vの中和をすることができよう。従ってこの種のペプチドは、AIDS感染の回 避、処置並びに検出のための組成物および方法に有用である。
この発明のペプチドは、疾患の病因に寄与する正常細胞への付着および合胞体形 成のようなウィルスに媒介された事態に関するHIVenv蛋白質の機能領域を 包含する。これらペプチドに包囲された機能領域は保存性の高いHIVenv遺 伝子の免疫原性決定子に対応もする。従って、これらのペプチドは、免疫原性が 高<HIVウィルスの遺伝的変異体の範囲に渡るウィルス病原性に関するHIV env蛋白質の断片を包含する。
この発明のペプチドは、有利には、HIVウィルスの未変性」竺蛋白質と反応性 の抗体を誘発するかまたは中和もしくは合胞体形成を阻害することによりウィル スを妨害するワクチンもしくは治療組成物に使用し得る。さらに、これらのペプ チドを組成物および構造中で容易に修飾してHIVウィルスに対するこれらのペ プチドの比活性を改良する。加えて、これらのペプチドはHIV感染を検出する 診断剤として使用し得る。
11東1皇皇11 第1図は、本発明のそれぞれのペプチド1−6.31.64並びに78のアミノ 酸配列、およびHIVenv遺伝子のアミノ酸600〜アミノ1!750の間の 領域のものを示す。
この図面において、アミノ酸は以下のように一文字コードで表現する: Phe : F Leu : L He : I Met : HVal :  v Ser : S Pro : P Thr : TAla : A Tyr  : Y His : HGln : QAsn : N tys : に ^ sp : D Glu : ECys : CTrp : W Arg : R Gly : G及里μJJ[飢晟貝 第1図に示すように、HIVゲノムの」竺遺伝子断片に対応する種々のペプチド を調製し、これらを幾種かの従来の検定で、検定してこれらがウィルスに媒介さ れた病因に係る!!!に関していることを反映する活性を示すことを明らかにし た。
本発明は、IT1図に示す実例のペプチドに制限されないと理解すべきである。
そうではなく、本発明の範囲に包含されるペプチドは、HI V envi7伝 子のアミノ[2600〜アミノ酸750の間の領域の外側に延在しまたは少なく ともこれを包含し、この領域由来のアミノ酸配列、もしくは断片もしくはこれら の組合せであることを特徴とするペプチドおよびHIVに対し所望の免疫学的も しくは生物学的活性を示すペプチドの実質的部分までも及ぶ。さらに、この発明 によるペプチドは、ペプチド1−4および64のものより長いもしくは短い、ま たはこれらの断片もしくは組合せを包含するアミノ酸配列を有するものを包含し 、実質的にHIVenv遺伝子のアミノ11600−750の間の領域よりなり 所望の免疫学的もしくは生物学的活性を示すペプチドまでも及ぶ。さらに、この 発明によるペプチドは、ペプチド5、ペプチド6、ペプチド31またはペプチド 78のいずれかより長いもしくは短い、またはこれらペプチドのそれぞれの断片 を包含しHIVに対して免疫学的もしくは生物学的活性を示すアミノ酸の配列を 特徴とするものを包含する。
従って、この発明のペプチドの内のいずれか1つのペプチドを特に選択するのは f!要でないことを理解すべきである。
このような選択は、多数のペプチドを取り前記したようにHIVに対するそれら の免疫学的および生物学的活性を検出することにより行われる。
この発明によるポリペプチドは、固体支持体上での合成を含む公知の如何なるペ プチド合成法を用いる従来の合成にょっても調製し得る。この発明のペプチドは 、所望のペプチドをコードするDNA配列で形質転換された適当な宿主中でもE l製し得る。例えば、この発明のペプチドは、そのペプチドをコードするDNA 配列で形質転換されそれを発現する適当な宿主の発酵により調製し得る。これに 代えて、この発明のペプチドのいくつかをコードするDNA配列を互いに連結し た後これらの配列を適当な宿主の形質転換に用いHIV感染の病因に関するペプ チドを発現させてもよい。この種の方法の組合せも用い得る。この発明の好適な 態様では、化学合成のみを用いる。この方法によれば、この発明のペプチドは、 M製が容易で起源において非生物的であるためさらに有利である。
この発明のペプチドは、好ましくは、キーホールリンベットヘモシアニン(rK LHJ)のような1つもしくはそれ以上のキャリヤ蛋白質と連結した後ここに記 載する組成物および方法に使用する。ペプチドは従来の種々の方法でキャリア蛋 白質と連結されるが、例えば、エム・ライヒリン、[蛋白質およびペプチドのた めの連結剤としてのグルタルアルデヒドの使用J 、 Hethods In  EnZ molog 、 70. pI]、 159−65(1980)により 記載されたものがある。
ペプチドをEl製しこれをキャリヤ蛋白質と連結した後は、所望に応じて、本発 明の方法および組成物に従来の様式で抗体を用いる。例えば、ペプチドもしくは 連結ペプチドを、単独もしくは本発明の他のペプチドと組合せて、好ましくはペ プチドを例えば0.1%SDSを含むPBS中に最初に溶解することにより、通 常はよく知られたアジュバントおよび添加物を1つもしくは組合せと共に混合す る。この発明の他の態様では、ペプチドを疎水性基に連結し組成物中へのアジュ バントを作成する。勿論、治療組成物をII製する倍のよく知られた方法をこの 発明のペプチドを用いて採用し得ることを理解すべきである。
前記El製した組成物を次に従来の様式でHIV感染の処置に用いる。この種の 処置方法およびこれらの投与レベル並びに必要な要件は従来公知であり、有効な 方法および技術から当業者が選択し得る。例えば、この発明のペプチドは、HI V感染患者への投与に際し薬学的に許容できるアジュバントと薬学的に許容でき る様式およびHIV感染の重篤性を軽減するのに有効な量で組合せることができ る。投与量および処置方法は、患者の健康状態、重篤性並びに感染経路のような 因子と処置担当者の判断とによろう。
これとは別に、この発明のペプチドは、少なくともある程度の期間はHIV感染 に対するワクチンおよび人間保護の方法に有用である。ペプチドは、これらのワ クチンおよび方法にあっては、単独でまたはこの発明の他のペプチドと共に従来 のワクチン中の抗原の使用と矛盾しない様式で使用し得る。
例えば、この発明のペプチドは、従来、ワクチンに用いられる薬学的に許容でき るアジュバントと組合せ免疫学的に有効な量で投与してHIV感染に対しある期 間患者を保護し得る。
この発明の組成物およびワクチンの双方は従来の投与様式で患者に投与し得る。
投与の頻度は、用いる特定の組成物もしくはワクチンおよび患者の状態のような 因子に依存しよう。
これらの組成物もしくはこれらのワクチンの追加免疫を用いる後続する処置は、 最初の処置もしくはワクチン接種の結果に依存しよう。
さらに、この発明のペプチドおよびこれらに対する抗体は、血液、器管もしくは 精液サンプル中のHIVおよびHIVに対する抗体の存在を検出するよう設計さ れた現在使用可能な方法およびキットに用い得る。
ここに説明した発明がより十分に理解されるように以下の実施例を記載する。こ れらの実施例は説明の目的のためのみであり、いかなる意味においてもこの発明 を限定するよう構成するものではない。
友凰Iユ A、HIV感染の病因に関する ペプチ°の調 )11Vゲノムの」並遺伝子の断片に対応するペプチド1−6.31.64並び に78を合成した。これらのペプチドを第1図に示すが、図中アミノ酸の番号は 、エル・ラトナら、rAIDSウィルスHTLV−Hの全塩基配列J 、 Na ture。
313、 pp、 277−84(1985)に記載された」竺遺伝子に対応す る。
アール・ピー・メリフィールド、「固相ペプチド合成、工、テトラヘフチトノ合 成J 、J、 Age、Chegi、5oC6,83,I)El。
2149−54(1963)により記載された固相法の改良変法を用い、アプラ イド・バイオシステム・モデル430Aペプチド合成II置と生産元より提供さ れる試薬と手段とを用いてペプチドを合成した。この改良法では、ニス・サカキ バラら、[ペプチド合成におけるフッ化水素の使用、■、無水フッ化水素中での 種々の保護基の有様J 、 Bull、 Chegi、Soc、Jap、 、  4G。
pp、2164−68(1967)に記載された方法の変法において、10%ア ニソールを含有する液体HFを用い樹脂から保護されたペプチドを脱ブロックし 分離した。
まず、樹脂から分離したペプチドをn−ブタノール/水(6/100)を溶離剤 として用いるセファデックスLH20カラム上の分配クロマトグラフにより精製 した。溶離物ヲAltex Ultrasphere−ODSカラム上で0.1 %TFAアセトニトリルグラジェントを用いる溶出による準B111用高圧逆相 クロマトグラフによりさらに精製した。溶出物を6NHCjで18時間加水分解 した後、ベックマンアミノ酸分析機でアミノ酸分析を行い生産されたペプチドの アミノ酸配列を確認した。
B、この発明のペプチドの * この発明の1つの態様では、ペプチド1−6 .31.64並びに78を好まし くは使用前に1つもしくはそれ以上のキャリヤ蛋白質に連結する。従って、前記 したように調製したこれらのペプチドのそれぞれをキャリヤ蛋白質キーホールリ ンペットヘモシアニン(KLH,シグマ)に連結する際は、2−のリン酸ナトリ ウム!l笥液(0,1M、 DH−8>中の2qのペプチドと2−のリン酸ナト リウム緩衝液(0,1M、H−8>中の5■のKLHとを混合した。そp の後IJ1+1!の0.25%グルタルアルデヒド溶液を11[に渡りいくつか の部分に分けて混合物に添加した。その結果得られた混合物をさらに6時間撹拌 した後PBSに対し一夜透析した。
* 不注意による過誤のため、873,621号出願ではペプチド2および3を 非連結型で使用すると記載した。1621号出願および本出願双方の実施例で用 いるペプチド2および3は連結型で使用した。
ワクチン組成物に使用するため、この発明のペプチドを破am毒抗原、ジフテリ ア毒抗原または他の天然もしくは合成キャリアであって従来技術を用いヒトに使 用するのに適するものと連結し得る。これとは別に、ペプチドを患者の免疫応答 を増強する適当なアジバントに連結してもよい。ペプチドを使用前に全ゆる適当 な合成低分子囮キャリヤと組合せて使用することもできる。最終的に、ジスルフ ィド結合により適当なキャリヤに連結するため付加的なシスディン残基をペプチ ドのCまたはN末端に付加することもできる。
2、に1豊1L且1 それぞれのににH連結ペプチド1−6.31.64並びに78を1=1の割合で 70インドの(Freund’s)完全アジュバントと共に乳化した。続いてそ れぞれのマウスへの100刀/ 250 ttlの乳化物の皮下注射により3匹 のBALB/CJマウス(ジャクソン研究所、バー・ハーバ−、マイネ)の群に 接種した。14日目および35日目にそれぞれのマウスに70インドの不完全ア ジュバントに1=1に乳化した100I9/250111の同じ連結ペプチドの 追加免疫注射を行った。
尾部の血液を21日目および42日目に採血し、血清サンプルと共に検定する時 まで一20℃で保存した。
3、免疫学的検定 1、」竺ペプチド被覆プレートに対する抗ペプチド血清を用いるELISA この試験では、この発明のそれぞれのペプチド1−6.31.64並びに78に より動物内で生成した抗血清がそのペプチドに結合することを測定した。従って 、この発明のペプチドは免疫原性であり試験動物内で応答を誘発する。
検定を行うため4枚の内2枚の96−穴マイクロタイタブレート(ヌンク・イム ノエ)をPBS (20mMリン酸、150mM NaC11,H−7,2)中 で50I11の50s/d非連結ペプチド混合物を用い被覆し、そのプレートを 室温で一夜インキユベートした。3枚目と4枚目のプレートはそれぞれ1枚目お よび2枚目のプレートの対照として機能するが、ペプチドで予儀被猿する以外は 前者を後者のプレートと同様にして処理した。その後プレートを倒立させ全ての 穴を空にし、PBSlo、05%Tween−20で3回洗浄した。
ベーパータオル上で軽く叩いて吸取りプレートを乾燥した。
プレートの吸取りの後350成の5%ウシ胎児血清/PBS(rFcs/PBS J ’)溶液をそれぞれの穴に添加し室温で1時間インキュベートした。その後 前記したようにプレートを洗浄し吸取った。
その後3匹のマウスのそれぞれの群に由来する保存血清サンプルを前記したよう に調製した2枚の予備被覆プレート上および2枚の対照プレート上で検定した。
第1の予備被覆プレートでは、最初の希釈1:10に続く5%FCS/PBS中 でのN続2倍希釈で免疫原性ペプチドに対する抗体応答を検定した。第2のプレ ートでは、最初の血清希釈1:20に続いて5%FC8/PBS中での連続3倍 希釈を行った。
2時間インキュベートした後前記したようにプレートを洗浄し吸取り乾燥した。
その後5%FO3/PBS中の50IJ1の1 : 2000希釈ヤギ抗マウス −I、G西洋ワサビペルオキシダーゼ(rHRPJ )(A、P、!!鎖および 軽lll特異的、キャペル研究所)をそれぞれの穴に添加し、室温で1時間プレ ートをインキュベートした。その後プレートをPBSlo、05%Tween− 20で洗浄した。ジメチルスルホキシド中42mMの3.3’ 、5.5’ − テトラメチルベンジジン(rTMB/DMSOJ )、7.35成の30%過酸 化水素(rH202J ) を50mのo、11vl酸ナトIJウム−り工た。
その後マイクロプレート読取り機(ダイナチックMR600)を用い410nl で分光光度的にプレートを解析し、それぞれのペプチド1−6.31.64並び に78に対する抗血清がそのペプチドに結合することを観測した■、ウィルス被 覆プレートに対する 抗ペプチド血清を用いるELISA この検定ではこの発明のペプチドに対して生成した抗血清がHIVウィルス被覆 プレートに結合することを示す。
5%ウシ血清アルブミンを含有する100ulの炭酸緩衝液(H−9,6)を標 準HIVウィルス(Oバート・ガロ博士より寄贈)を被覆した96穴マイクロタ イタブレートのそれぞれの穴に添加し、室温でプレートをインキュベートした* 。ウィルス被覆マイクロタイタブレートはエレクトロヌクレオニクス、フェアフ ィールド、ニュージャージ州からも入手可能である。プレートは脱イオン水で3 回リンスする。
*不注意による過誤のため、873,621号出願はHIVウィルス被覆プレー トの調製に言及した。1621号出願と本出願との双方の実施例で用いるウィル ス被覆プレートはロバート・ガロ博士の寄贈である。使用したプレートは、実際 は、96穴マイクロタイタブレート(ヌンク・イムノエ)を炭mall液(pH −9,6)中の5111/d標準HIVウィルス混合物100Ijlで被覆し、 4℃で一夜プレートをインキュベートし、プレートを倒立させて全ての穴を空に し、脱イオン水で3回プレートを洗浄した後吸取ることにより作成され、または 少なくとも作成できたと理解している。
プレート吸取りの後20%の通常ヤギ血清を含有する100JJ1の塩溶液−P Oa (PBS)をそれぞれの穴に添加した。次に51112のヒト試験血清も しくは対照血清をそれぞれの穴に添加し、プレートを4℃で一夜もしくはM温で 2R1’にインキュベートした。その後0.05%P B S −Tween2 0を含有するPBSで3回プレートを洗浄し吸取った。
次に100IJ1の0.05%P B S −Tween20中の1=4000 希釈1%通常ヤギ血清およびヤギ抗ヒトI、GHRP(重鎮および軽鎖特異的) をそれぞれの穴に添加し、室温で1時間プレートをインキュベートした。抗ヒト I、GHRPの力価を検定した後指示抗体の適切な最終濃度を確認した。1時間 のインキュベートを終えた後0.05%PBS−Twean−20で2回および もとのPBSで1回リンスした。
その後ソレンンンのリン酸クエン酸緩衝液(pH−5)中の0.005%H2O 2および0.05%オルトフェニレンジアミン(rOPDJ )”溶液100成 を添加し、暗所において室温で20分反応させた。
*これは有効な腫瘍原性物質であり、廃棄する前に次の溶液で無毒化する: 50g K2CrO4 25ad! ION H2SO4 145se H2O 50111の4N H2SO4をそれぞれの穴に添加することにより反応を停止 した。目視観測によりまたは490na+でマイクロプレート読取り機を用いて プレートを読取った。
それぞれのプレートは、ヒト血清または抗ヒトI G−HRP共役を含有しない 一連の「ブランク」対照穴を有し、それには次の内1つを添加したニ ーー20%通常ヤギ血清を含有する塩溶液−PO’4(PBS) 一−PBS−Tween−20(0,05%)−−0,005%H202と0. 05%OPDとを含有するソレンソンのリン酸−クエン’tam衝液(H−さら に、それぞれのプレートは、ヒト血清を含有しない一週の「バックグランド」対 照穴を有し、それには次の内1つを添加したニ ーー20%通常ヤギ血清を含有するi溶液−POa(PBS) −−1: 4000の希釈で1%通常ヤギ面清とヤギ抗ヒトI、G HRPとを 含有するP B S −Tween −20<0.05%) 一−0,005%H202と0.05%OPDとを含有するソレンソンのリン酸 −クエンMM衝液(pH−それぞれの試験プレートは陰性および陽性対照内情を も有する。それぞれのペプチド1−6.31並びに64に対して生成した抗血清 を試験した。
プレートの解析の結果、この発明のそれぞれのペプチド1.2.4、並びに31 に対して生成した抗血清はHIVウィルスと結合することが判明した。
この発明のペプチドおよびこれらにより生成した抗血清を用い、これらの合胞体 形成阻害能力について、シー・デー・リチャードソンとビー・ダブリュ・チョビ ン、[バラミキソウィルスによる膜融合を特異的に阻害するオリゴペプチド:反 応部位の研究」、■皿旦B、131. pp、 518−32(1983)に記 載された検定手順の変法で検定した。本検定では、生きたウィルスの代りに組換 えHIVenv蛋白質をこの発明のペプチドの1つもしくはこれらにより生成し た抗血清の存在下でT−4陽性細胞の培養に添加し、合胞体形成阻害の程度と培 養物中の細胞融合とを観測した。
この発明のペプチドおよびこれらにより生成した抗血清は細胞へのウィルス付1 1および合胞体形成のようなウィルスが媒介する現象を阻害することがこの検定 により示された。検定では、ペプチド1−6.31並びに64およびそれぞれの ペプチド1−6.31.64並びに78に対して生成した抗血清を試験した。ペ プチド3のみが合胞体形成を阻害した1゜よって、それぞれのペプチド1,2. 4.5.31並びに78に対して生成した抗血清が合胞体形成を阻害した。
*ペプチド64はこの検定で合胞体形成を阻害せずペプチド64はペプチド3と 同一であるため、先に報告したペプチド3についての阻害活性は検定したサンプ ル中にペプチド3と共に存在した不純物に起因し得る。
従って、この検定は、この発明のペプチドおよびこれらに対して生成した抗血清 の治療剤としての有用性を示す。例えば、この種のペプチドの感染宿主への投与 は、ウィルスの細胞から細胞への伝播およびウィルスに誘導された細胞融合を阻 害して感染の拡散と免疫系の最終的破墳とを回避するのに十分なものとする。こ れとは別に、これらのペプチドはプライム投与量で有用に投与でき、これは続い て感染宿主がウィルスに対し有効な中和抗体を生成することを可能とする。
11、久工反ス生1旦1 a、細胞の溶解に基く HIV中和 この発明のペプチドに対して生成した抗血清を検定し細胞の溶解に基<HIVウ ィルスを中和するこれらの能力を測定した。この検定では、HIV感受性細胞を 抗血清と混合し、それを数日間インキュベートした後溶解について顕微鏡的にこ の発明のペプチド1.2.4.5並びに31に対する抗血清はHIVウィルスを 中和し、HIV感染および続<aMiの溶解を回避することを観測した。それぞ れのペプチド6および78に対する抗血清はこの種の活性を示さず、ペプチド3 および64に対する抗血清は検定しなかった。
このような中和活性は、この発明のペプチドおよびこれらに対する抗血清がHI Vgi染を回避するワクチンに有用であることを示す。従って、これらのペプチ ドおよび抗血清は感染宿主内でウィルス複製を阻害する治療組成物に有用である 。
C,HIVおよびHIVに対する抗体の検出におけるこの発明のペプチドおよび これらの抗体の使用 HIVおよびHIVに対する抗体の存在を検出するよう設計された方法および診 断キットが現在では利用可能である。
本発明の方法により調製されたHIV感染の病因に関するペプチドおよびこれら を用いて生成した抗体をこれらの方法およびキットに用いてHIVおよびHI  V、に対する抗体の存在を検出することもできる。これらのペプチドおよびこれ らの抗体はAIDSキャリヤの迅速かつ簡便な同定を可能とする診断キットにパ ッケージしてもよい。
例えば、この発明のペプチドまたはこれらを用いて生成した抗体は、例えばラジ オイムノアッセイもしくはELISA技術のようなHIV抗原もしくは抗体検出 について現在利用可能な免疫的診断試験に用い得る。
それぞれの検定では、この発明のペプチドおよびこれらのペプチドに対する抗体 を使用する。実験動物にフロイントのアジュバントのような適当な溶液中のこの 発明のペプチドを去し、その結果得られる血清を用いることにより抗体を生産す る。その他、この発明のペプチドに対するモノクローン抗体を標準的ハイブリド ーマ技術を用いて生産することもできる。
ある種のラジオイムノアッセイでは、前記したように生産されたHIVペプチド に対する抗体は、例えば試験管の内側のような固相に接着している。患者血清の サンプルを前記のように作成した既知量のこの発明のペプチドと共に試験管に入 れ、放射活性ヨウ素のような放射活性アイソトープでラベルする。患者血清中の いかなるHIV抗原もHIV抗体との結合についてラベルしたペプチドと競合し ないだろう。過剰の液体を除去し、試験管を洗浄し、放射活性の量を測定する。
陽性の結果、すなわち患者の血清がHIV抗原を含有していれば、対照と比較し て試験管に残る低量の放射活性により示される。
ある種のELISA試験では、この発明に従って調製したペプチドでマイクロタ イタブレートを被覆し、これに患者の血清サンプルを添加する。血清中に存在す るあらゆるHIV抗体とHIV抗原との相互作用をおこなわせる門インキュベー トした後プレートを洗浄する。部分[ヒトイムノグロブリンの注射により実験動 物内で生成させその後酵素に連結した抗ヒト抗体のa製動を添加する。インキュ ベートすると抗原抗体反応が起こり、その後プレートを洗浄する。その後酵素の 基質をマイクロタイタブレートに添加し、酵素が基質と反応する時間の間インキ ュベートする。その後最終調製物の吸光度を測定する。吸光度の大きな変化は陽 性の結果、すなわち患者の血清がHIVに対する抗体を含有することを示す。
この発明の態様のいくつかを前記したが、この発明の基本的な構成をこの発明の 方法を利用する他の態様を提供するよう変更し得ることは明らかである。従って 、この発明の範囲は、実施例として前記した特定の態様によらず、ここに記載す る請求の範囲により特定されるべきである。
F 工(、I EEEGCERDRD ペプチド1 (HIV env ノアミノ酸616−632) : PWASW SN)C5LEQIWNNヘフチド2 (HIV env ノアミノFL667 −680) : L(jLDKWAst、WNWFペプチド3 (HIV en vのアミノ[9627−639) : EQIWNNjf!”gaペプチド4  (HIV envのアミノ酸728−751) : LPIPRODRPEGI ロココロコ■EIRヘフチド5 (HIV env ノアミノwi426−45 0) : RIKQIINMWQL%XA)ffJLPMsGQfペプチド6  (HIV env ノアミノfil 491i−519) = V)CIEPL cvAPTXAXRRwQREXIRAペプチド31 (HIV any /) アミノ酸148−165) : NSSSGRM!MEKGE!X)fcsペプ チド64 (HIV any ノアミノ酸627−639) ” EQZWNh ?ffiwME’WDペプチド78 (HIV env ノアミノ酸29B−3 14) : SV):IN(:’!’RPNNNTRK5!国際調査報告

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.HIVウィルスの病因に関するペプチドであって、実質的にHIV env 遺伝子の約アミノ酸600〜アミノ酸750の間の領域から誘導されるアミノ酸 配列を特徴とするペプチドよりなる群から選択されるペプチド。
  2. 2.実質的に次の式のアミノ酸配列: 【配列があります】 並びにこれらのDレトロ型よりなるアミノ酸の配列を特徴とするペプチドよりな る群から選択される請求項1記載のペプチド。
  3. 3.HIVウィルスの病因に関するペプチドであって、実質的に次の式のアミノ 酸配列: 【配列があります】 並びにこれらのDレトロ型よりなるペプチドよりなる群から選択されるアミノ酸 の配列を特徴とするペプチド。
  4. 4.HIV感染に対し所定期間患者を保護するよう処置する薬学的に許容できる 組成物であって、免疫学的に有効な量の請求項1〜3いずれかに記載の少なくと も1つのペプチドからなる組成物。
  5. 5.HIV感染に対し所定期間愚者を保護するよう処置するに際し、前記患者を 薬学的に許容できる様式で請求項4記載の組成物を用いて処置する手順からなる 処置方法。
  6. 6.患者のHIV感染を処置する薬学的に許容できる組成物であって、HIV感 染の重篤性を軽減するのに有効な量の請求項1〜3いずれかに記載の少なくとも 1つのペプチドからなる組成物。
  7. 7.患者のHIV感染を処置するに際し、前記患者を薬学的に許容できる様式で 請求項6記載の組成物を用いて処置する手順からなる処置方法。
  8. 8.血液、組織または精液サンプル中のHIV抗原に対する抗体を検出する方法 であって、請求項1〜3いずれかに記載の少なくとも1つのペプチドを特徴とす る検出方法。
  9. 9.血液、組織または精液サンプル中のHlV抗原を検出する方法であって、請 求項1〜3いずれかに記載の少なくとも1つのペプチドに対する抗体を特徴とす る検出方法。
  10. 10.請求項1〜3いずれかに記載の少なくとも1つのペプチドまたはこれらペ プチドの1もしくは複数に対して生成する少なくとも1つの抗体を特徴とするH IV診断キット。
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