JPH01501463A - 航空機の推進装置 - Google Patents

航空機の推進装置

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JPH01501463A
JPH01501463A JP88500086A JP50008688A JPH01501463A JP H01501463 A JPH01501463 A JP H01501463A JP 88500086 A JP88500086 A JP 88500086A JP 50008688 A JP50008688 A JP 50008688A JP H01501463 A JPH01501463 A JP H01501463A
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ウイルソン,マイケル・アントニー
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シヨート・ブラザース・ピーエルシー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ユ■ 本発明は、航空機の推進装置に関するものであり、一層特に航空機の推進用推力 発生10ペラを使用する推進装置に関する。
長年の間、はとんどの長距離事業用航空機や戦闘用航空機の大部分にターボファ ンエンジンを使用するのが背通であった。軽量コミューター、商用航空機及び使 用状況がより経済的であるフレイターのような特殊用途用航空機においては一般 にターボプロップエンジンが使用されてきた。しかしながら、今日長距離事業用 航空機においてターボファンエンジンをプロップフ・アンエンジンに置き換える ための開発に関心が持たれており、またターボプロップエンジンが効率良くしか も低運転コストで使用され得る中距離から短距離までの特殊用途用のターボプロ ップ駆動型航空機に対しても依然として需要がある。
プロペラ駆動型航空機は当然、相当以前から特にターボジェットエンジン及びタ ーボファンエンジンの導入される何年も前から航空機産業において開発され、ま たこれらのエンジン及びこれらのエンジンで駆動される推力発生プロペラを取り 付けるための非常に多くの提案がなされてきたが、はとんどの提案は通常幾つか の欠点の伴うことを犠牲にして特殊な利益を達成するなめになされた。
特に、航空機の胴体の後端部に取り付けられた一つまたはそれ以上のプロペラを 駆動する推進装置を採り入れるため種々の提案がなされてきた0例えば、約40 年も前にマクドネルダグラス社はXB−42Aミツクスマスターとよばれる原型 機を開発し、その推力は、胴体の後尾に取り付けられ、胴体の先端で罰体内に取 り付けられた二基のピストンエンジンで駆動されるコントラプロペラよって得て いた。前方に取り付けられたエンジンで後方に取り付けられたプロペラを駆動す ることは明らかに設計上の問題を生じ、この航空機は製作された二部の原型機う ちの一部が墜落したため生産されなかった。
更に、英国特許明細書第1239629号に開示されているように外部物体から の衝撃に対する一基または複数のエンジンの保護を改善ししかもある一定の航空 力学的要求を満たすため航空機の胴体の後部の垂直安定板上にこの垂直安定板の 先端の前方に向かってプロペラを取り付けること及び胴体内部に取り付けられた 一基またはそれ以上のエンジンによりプロペラを駆動することが提案された。し かしながら、二基のエンジンが使用される場合にはそれらのエンジンは単一プロ ペラに対して共通の駆動装置に連結される。
英国特許明細書第2120823A号に開示されているような従来提案された別 の装置では、互いに独立して作動し一方の故障時における安全を確保ししかも航 空力学的流れ状態を改善する二つの推進単位装置を設けるために、互いに独立し て作動する二基のターボプロップエンジンは胴体の後部における横方向拡張部に 収納され、これらの胴体横方向拡張部の後方に取り付けられた個々の横に離間し たプロペラを駆動するようにされている。しかしながら、これらの利点を採り入 れようと試みられた提案は、航空機の胴体が二基のエンジンを配置しかつ二つの プロペラを取り付けるために後端部において拡張され、また二つのプロペラの羽 根の接近のためプロペラの直径が制限されるという欠点を生じ、プロペラの直径 が制限されるという欠点は二つのプロペラの回転平面をずらすことにより一部解 決され得ることが提案される。
英国特許明細書第605638号に開示されたような更に別の提案では、二基の エンジンが設けられ、これらのエンジンは航空機の胴体の後方端部内に取り付け られ、そして胴体の先端に互いに前後に配置されたプロペラを駆動するように作 用する。11体の後方端部内には第3のエンジンが配置され、胴体の後方端部に 装着された単一プロペラを駆動するように作用する。この提案では、航空機の正 確なトリム操作に関しである利益が得られると述べられているが、しかしプロペ ラが航空art体及び翼に沿って逆の空気流れ状態を生じる場合には111体の 前方部分にプロペラを取り付けることは不利益となる。
西独国特許明細書DE3347679A1及びそれに対応した米国特許明細書第 4676459号に開示されたような更に別の提案では、二つの同軸プロペラは 航空機胴体の前方端部に取り付けられ、上流のプロペラは第1駆動機構により駆 動される中央プロペラ軸で支持され、また下流のプロペラは中央プロペラ軸と同 心でしかも第2駆動m構により駆動される中空軸で支持されている。
開駆動機構は航空機胴体の前方部分に配置され、二つのプロペラを同方向に回転 させるようにされる。コントラプロペラによって発生される雑音について記述さ れ、雑音の軽減は、二つのプロペラを同じ方向に回転させ、上流のプロペラの羽 根を下流のプロペラの羽根より予定の角度だけ遅れ′C維持するのに有効である 解放可能なりラッチを介して二つのプロペラの駆動装置を相互に連結することに よって達成されると述べられている。単一のプロペラに対して共通の駆動装置に おいて作動する二つの駆動機構を使用する際の欠点についても記述されており、 クラッチは一方の駆動機構の故障時に解放できるようにされ、それで他方の駆動 機構はそれと組み合さったプロペラと共に作動し続けることができ、それにより 運転の安全性に寄与している。
上述の同軸プロペラ構成は二つのプロペラ間に静止羽根をまたプロペラを囲む覆 いを必要とするタービンの形態を採り得ると記載されている。
最近では推力発生プロペラを利用した推進単位装置の使用に関心が持たれており 、従来の提案の利点の全てまたはほとんどを包含ししかもそれらの欠点を最少に 止どめる航空機推進装置の必要性が明らかに生じている。
本発明によれば、航空機の胴体の後端部内に装着された第1、第2エンジンと、 航空機の胴体の後端部に装着された同軸の第1、第2プロペラと、第1エンジン から第1プロペラへ駆動力を伝達して第1プロペラを回転させる第1駆動列と、 第2エンジンから第2プロペラへ駆動力を伝達して第210ベラを回転させる第 2駆動列とを有する、胴体と揚力発生面とを備えた航空機の推進装置が提供され る。
以下に記載する本発明の好ましい実施例では、各駆動列は、他の駆動列と駆動速 IIsまたは係合可能な駆動連結せず、それにより各駆動列によって伝達された 駆動力は他の駆動列における駆動力または駆動力のないことによって影響されな い。
以下に記載する本発明の好ましい実施例では、各駆動列は、減速装置を備え、こ の減速装置は他の駆動列の減速装置とは分離されている。
以下に記載する本発明の好ましい実施例では、第1駆動列は、第1エンジンから 第110ベラへ駆動力を伝達して第1プロペラを第1の方向に回転させ、また第 2駆動列は、第2エンジンから第2プロペラへ駆動力を伝達して第2プロペラを 第1プロペラの回転方向と反対の第2回転方向に回転させる。
更に、以下に記載する本発明の好ましい実施例では、第1プロペラは内側駆動軸 に装着され、第2プロペラは中空の外側駆動軸に装着され、この中空の外側駆動 軸内に内側駆動軸が同心関係にのび、また推進装置は更に保N構造体を備え、こ の保護構造体は中空の外側駆動軸と内側駆動軸との間にのび、各駆動軸を他の駆 動軸の故障時に損傷しないように保護している。
好ましくは、保護構造体は内側駆動軸を回転可能に支持する内側駆動軸支持構造 体の一部を成し、また外側駆動軸内を後方へその後方端までのびるスリーブを備 え、このスリーブには内@駆動軸の後方端を回転可能に支持する軸受が設けられ る。内側駆動軸支持構造体は内側駆動軸の前方端を支持する別の軸受を備えてい る。
以下に記載する本発明の実施例では、内側駆動軸及び内側駆動軸支持11造体と は別個に中空の外側駆動軸を回転可能に支持する外側駆動軸支持構造体が設けら れる。この外OII駆動軸支持構造体は外方スリーブを備えることができ、この 外方スリーブ内に外1111駆動軸がのび、またこの外方スリーブは外側駆動軸 を支持するため離間した前方及び後方軸受を担持している。
以下に記載する本発明の実施例では、エンジンは並置して装着される。しかしな がら、それらのエンジンは必要ならば上下に重ねて装着され得る。
同軸プロペラは好ましくは胴体の最後方端に装着され、胴体の垂直対称面内に位 置する軸線のまわりを回転する。
以下本発明の一実施例を例として添付図面について説明する。
第1図は本発明による推進装置を備えた航空機の概略斜視図であり、 第2図はエンジンの配置、本発明による推進装置のエンジン、ギャーゲース組立 体及びプロペラの配置を概略的に示す第1図の航空機の胴体の後方部分の概略□ 側面図であり、 第3図は簡潔にするため一部を外して推進装置の二基のエンジンの並置m造及び それらとギャーゲース岨立体との相互連結を示す第2図の航空機の胴体の後方部 分を上から見た概略平面図であり、 第4図は第2図の線TV−IVに沿って見た第2図に示す胴体の後方部分の概略 断面図であり、第5図は第2図のI!V−Vに沿って見た第2図に示すF1体の 後方部分の概略断面図であり、第6図は本発明による推進装置の二基のエンジン のi&後方部分、ギャークース組立体及び二つのプロペラ駆動軸を概略的に示す 第1図〜第5図の推進装置の一部の概略平面図であり、 第7図は本発明による推進装置のギャーゲース組立ロベラの概略拡大平面図であ る。
まず第1図を参照すると、本発明による推進装置を備えた航空機11は胴体12 と、揚カ発生翼13.14と、尾部1Sとから成り、尾部15は垂直安定板16 及び水平安定化装置構成要素17.18を備えている。航空機の推進装置は胴体 12の後方部分1つに配置され、そして胴体12の後方部分19の後尾端に装着 された二つのコントラプロペラ20.21から航空機の推力を発生する。tt空 機11は通常の引込み脚(図示してない)を備え、着陸時または離陸時にプロペ ラが地面に接触するのを防ぐため胴体の後方部分19から後方へのびる尾部バン パー10が設けられている。
次に、第2図〜第5図を参照すると、航空機の推進装置は更に、二基のガスター ビンエンジン22.23を有し、これらのガスタービンエンジン22.23は胴 体内に並置して取り付けられ、そして後で第6図及び第7図を参照して更に詳し く説明するギヤーボックス組立体24の個々の駆動列及び伝動軸25.26を介 して二つの同軸に装着されたプロペラ2o、21を個々に駆動するようにされて いる。
ガスタービンエンジン22.23は、支柱27〜32によってギヤーボックス組 立体24にしっかりと互いに連結され、そして第4図に示すように架台33の下 側に支持されており、この架台33は四つの緩衝用取付は部材34〜37を用い て胴体m遺体に固定されている。ギヤーボックス組立体24は第5図に示すよう に緩衝用ゴム取付は部材38〜40を用いて直接胴体梢遺体で支持されている。
衝撃吸収II造体41.42は二基のエンジン22.23の間に設けられ、一方 のエンジンの故障によって生じる損傷から各エンジンを保護している。垂直安定 板16は更に、漂積物によるエンジンの故障で生じられ得る損傷に酎えるように 設計され、構成される。この目的で、垂直安定板16は三つの主桁16A 、1 6B 、16Cを支持し、これらの主桁16^、16B 、16Cは、エンジン の故障時に最前方の主桁16Aの分断の可能性が極めて少ないように配置されて いる。
エンジン22.23は架台33及び支柱27〜32からはずして航空機から取り 外すことができる。保守または交換のためにエンジンを取り外しできるようにま た取り外し以外の目的でエンジンに触れることができるようにするドアー43. 44が設けられる。
第3図に示すように、前方端の開いた二本のダクト45.46は吸気口47.4 8からエンジン22.23へ空気を取り入れる。二本のダクト45.46は互い に独立しており、一方が故障すなわち閉鎖しても他方に影響しない、エンジン2 2.23からの排気は排気ダクト49.50を通って航空機の胴体12から外へ 放出される。吸気口47.48及び排気ダクト49.50上の空気の流れはフェ アリング51.52によって滑らかにされる。
次に第6図を参照すると、エンジン22は、エンジン伝動装置53.53°、伝 動軸25及びギヤーボックス54から成る駆動列を介して組合さったプロペラへ 駆動力を伝達し、ギヤーボックス54は中間軸55を備え、この中間軸55は減 速装置56.513゛によって駆動され、そして別の減速装?l!57.57° を介してプロペラ20の取り付けられたプロペラ駆動軸58を駆動するように連 結されている。第6図に概略的に示すように、ギヤーボックス54はハウジング 59を備え、このハウジング59で減速装置56.56゛、中間軸55、別の減 速装置57.57°及びプロペラ駆動軸58の前方端を完全に包囲している。エ ンジン23も同様にエンジン伝動装置60.60°、60°゛、伝動軸26及び ギヤーボックス61から成る駆動列を介して組合さったプロペラへ駆動力を伝達 し、ギヤーボックス61は中間軸62を備え、この中間軸62は減速装置!63 .63°によりて駆動され、そして別の減速装置64.64゜を介してプロペラ 21の取り付けられた中空プロペラ駆動軸65を駆動するように連結されている 。ギヤーボックス61もハウジング66を備え、このハウジング66で減速装置 63.63゛、中間軸62、別の減速装置64.64°及びプロペラ駆動軸65 の前方端を包囲している。
エンジン23のエンジン伝動装置60.60’、60°゛はエンジン22のエン ジン伝動装置53.53°の場合に加えて反転遊動歯車60’を備え、プロペラ 駆動軸65及びこのプロペラ駆動軸65で支持されたプロペラ21をプロペラ駆 動軸58及びプロペラ20と反対方向に回転させるようにしている。しかしなが ら、プロペラ20.21の逆回転は他の仕方で達成され得る。
次に第7図を参照すと、ギヤーボックス54の中間軸55は、図示したように、 ギヤーボックス54のケーシング59の適当な突起部に取り付けられた軸受67 .68で支えられている。プロペラ駆動軸58は、図示したようにその最前端を ゲージング59の適当な突起部に取り付けられた軸受70で支えられ、また後端 は円筒状支持スリーブ72の最前端の内側に取り付けられた軸受71で支えられ °Cおり、円筒状支持スリーブ72はケーシング59の一部を成しかつゲージン グ59から後方へ伸びている。
プロペラ駆動軸58はその最後端にプロペラ20を支持しており、プロペラ20 はプロペラ駆動軸58上の端フランジ69にボルトまたは他の手段によって固定 されている。
ギヤーボックス61の中間軸62も同様に、ギヤーボックス61のゲージング6 6の適当な突起部に取り付けられた軸受73.74で支えられている。プロペラ 駆動軸65は、ゲージング66の一部を成す支持スリーブ77の両端の内側に取 り付けられた軸受75.76で支えられている。プロペラ駆動軸65はその最後 端にプロペラ21を支持しており、プロペラ21はフランジ78にボルトまたは 他の手段によって固定されている。
支持スリーブ72はプロペラ駆動軸58.65の間に挿置されてプロペラ駆動軸 58を支持すると共にプロペラ駆動軸58.65の一方及びプロペラの一方が故 障した場合に各プロペラ駆動軸58.65及びプロペラ20.21を保護する働 きをしている。
各プロペラ20.21のピッチはパイロットかまたは自動装置によって他方のプ ロペラのピッチに無間係に流体力で変えられる。プロペラ20のピッチはカウン タバランス80と組合さった公知のピッチ変動機構79によって変えられ、この ピッチ変動機構79にはプロペラ駆動軸58内のダクト(図示してない)を通っ て作動流体が供給される。プロペラ21のピッチも同様にカウンタバランス81 と組合さった公知のピッチ変動機構(図示してない)によって変えられ、このピ ッチ変動機構にはゲージング66内、プロペラ駆動軸65内及びプロペラ駆動I Fi[I65と支持スリーブ72との間の開口(図示してない)を通って作動流 体が供給される。
以上図面を参照して説明してきたように胴体内に収納した後部取付はエンジン及 び後部取付は同軸プロペラを用いることにより得られることになる多くの効果の うちの幾つかを挙げると次の通りである。
1)エンジンナセル及び(または)プロペラ後流及び翼間の干渉の影響がなくし かも翼及び制御面上の空気の流れが中断されずに滑らかであることによって翼掲 効率が改善される。
2)航空機内部の騒音は二つの要素から成り得、すなわち第1の騒音要素は航空 機の構造体を介して直接伝達され、第2のすなわちより強い騒音要素はエンジン を翼に取り付けた形式の場合には空気を介して胴体側部に伝達される。しかし、 航空機の後部にエンジン及びプロペラを移すことにより第1の騒音要素は軽減さ れ、第2の騒音要素は除去され、操縦室及び客室の騒音は大幅に軽減される。
3)航空機の胴体の後部にエンジンを収納して設けることにより、従来のプロペ ラ駆動型航空機の外部エンジン及び組合さったナセルと比較して抗力は有効に減 少され、またエンジンを機首に取り付けた形式と比較して機首から胴体に掛けて よりijL″i!lな流線形が得られる。
4)エンジンを機首に取り付けた形式では機首装着エンジンの後流の範囲内に位 置した航空機の構成要素により付加的な抗力が生じるが、胴体の後部内部にエン ジンを装着することでこの付加的な抗力は除去される。
5)プロペラ流入気流は全出力設定時に後部刷体上における分流を最少にし、こ のような分流に伴う抗力を軽減できる。
6)単一エンジン離陸及び上昇性能並びに臨界動作飛行マージンは、翼または機 首にエンジンを取り付けた形式のものより、 i)ロール軸線及びヨー軸線における非対称飛行−制御要求が最小であること ii)固有の皐−エンジン取扱い安全装置をもちかつ臨界制御力が減少されるこ と によって改善される。
7)着陸性能は、 1)航空機の操縦特性においていかなる衝撃もなしに50フイートスクリーンか ら接地までの着陸経路においてプロペラ抗力を増大できること(低グロベラピッ チ及びエンジン飛行アイドル燃料設定)ii)最大逆推力を用いることができし かも航空機における非対称または方向安定性作用により制限されないので、着陸 時の接地走行を減少できること によって改善される。
8)臨界“エンジン停止”非対称状態すなわち方向安定性作用及びそれに伴う制 御問題がないため加速−停止操作が簡単となる。
9)比較的効率的なロイター(1oiter)及び長距離巡航能カニ一方のエン ジンを飛行アイドルに設定し、他方のエンジンを水平飛行用出力に設定する組み 合わせにより、両方のエンジンを低出力状態及び低効率で作動する従来の二基の エンジンの場合より消費燃料を低減できる。これに関連して上記4)で述べたよ うに逆徒流の影響がないことは更に有利である。
上記の全ての結果として、本発明による推進装置を備えた航空機は、燃料を低減 でき、従って重量l軽減できることにより翼の面積を減少でき、着陸装置を軽量 化でき、そしてエンジンを小形化でき、それにより全体としてより有利に設計す ることができる。旅客機の場合、乗客当たりの運航空重量は軽減され、有料荷重 範囲能力が改善され、また全体の直接運航コストは同じ座席数容量をもつ砧の航 空機に比べて単位座席当たり25%まで低減できる。
以上図面を参照して説明してきた実施例においては、二基のエンジンを胴体の後 部内に取り付けて胴体の後部端に取り付けた二つの同軸プロペラを駆動するよう にされている。この形態は上記の全ての利益を得ると共に欠点を避けることがで きるが、必要ならば二基以上のエンジンを胴体の後部内に取り付けて二つの同軸 プロペラまたは追加のプロペラを駆動するようにすることらできる。更に、例え ば離陸しそして巡航高度まで上昇するに付加的なパワーが必要とされる場合には 、−基またはそれ以上の外付は型のターボファン、ターボプロップまたはプロッ プファンの形式の一基またはそれ以上の付加的なエンジンを設けることもできる 。
本発明は、胴体及び揚力発生面を備えた航空機において従来提案されてきたもの の利点の全てまたはほとんどをもち従来提案されてきたものの欠点をもたない推 進装置を提供するものである。更に、本発明は、従来提案されてきた。ものでは 見出されなかった別の利点をもつ推進装置を提供する。
国際調査報告 GB 8700g67

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.航空機の胴体の後端部内に装着された第1、第2エンジンと、航空機の胴体 の後端部に装着された同軸の第1、第2プロペラと、第1エンジンから第1プロ ペラへ駆動力を伝達して第1プロペラを回転させる第1駆動列と、第2エンジン から第2プロペラへ駆動力を伝達して第2プロペラを回転させる第2駆動列とを 有する、胴体と揚力発生面とを備えた航空機の推進装置。
  2. 2.各駆動列が他の駆動列と駆動連結または係合可能な駆動連結せず、それによ り各駆動列によって伝達された駆動力が他の駆動列における駆動力または駆動力 のないことによって影響されない請求項1に記載の装置。
  3. 3.各駆動列の減速装置が他の駆動列の減速装置と分離されている請求項1また は2に記載の装置。
  4. 4.第1駆動列が第1エンジンから第1プロペラへ駆動力を伝達して第1プロペ ラを第1の方向に回転させ、また第2駆動列が第2エンジンから第2プロペラへ 駆動力を伝達して第2プ口ペラを第1プロペラと反対の第2の方向に回転させる 請求項1〜3のいずれかに記載の装置。
  5. 5.第1プロペラが内側駆動軸に装着され、第2プロペラが中空の外側駆動軸に 装着され、中空の外側駆動軸に対して内側駆動軸が同心的にのび、更に中空の外 側駆動軸と内側駆動軸との間にのび各駆動軸を他方の駆動軸の故障時に損傷から 保護する保護構造体を有する請求項1〜4のいずれかに記載の装置。
  6. 6.保護構造体が内側駆動軸を回転自在に支持する内側駆動軸支持構造体の一部 を成している請求項5に記載の装置。
  7. 7.保護構造体が外側駆動軸内を後方にその後端までのびたスリーブから成り、 上記後端には内側駆動軸の後端を回転自在に支持する軸受が設けられている請求 項6に記載の装置。
  8. 8.内側駆動軸支持構造体が内側駆動軸の後端を支持する軸受を備えている請求 項7に記載の装置。
  9. 9.内側駆動軸及び内側駆動軸支持構造体に無関係に中空の外側駆動軸を回転自 在に支持する外側駆動軸支持構造体を有する請求項6〜8のいずれかに記載の装 置。
  10. 10.外側駆動軸支持構造体が、外側駆動軸を通しかつ外側駆動軸支持構造体の 離間した前方及び後方軸受を支持する外側スリーブを備えている請求項9に記載 の装置。
  11. 11.同軸の第1、第2プロペラが胴体の最後端に取付けられている請求項1〜 10のいずれかに記載の装置。
  12. 12.同軸の第1、第2プロペラが胴体の垂直対称面内に位置する軸線のまわり を回転するように取付けられる請求項1〜11のいずれかに記載の装置。
  13. 13.同軸の第1、第2プロペラが航空機の長手方向軸線と一致する軸線のまわ りを回転するようにされている請求項12に記載の装置。
  14. 14.エンジンが横に並置して取り付けられている請求項1〜13のいずれかに 記載の装置。
  15. 15.エンジンが上下に取り付けられている請求項1〜13のいずれかに記載の 装置。
  16. 16.エンジンがガスタービンエンジンである請求項1〜15のいずれかに記載 の装置。
  17. 17.二基のエンジン間で胴体に設けられ、各エンジンを他方のエンジンの故障 で生じる損傷から守る保護障壁を備えている請求項1〜16のいずれかに記載の 装置。
  18. 18.胴体と揚力発生面とを備え、また請求項1〜17のいずれかに記載の推進 装置を備えた航空機。
  19. 19.添付図面について記載した航空機の推進装置。
  20. 20.添付図面について記載した航空機。
JP88500086A 1986-12-03 1987-12-02 航空機の推進装置 Pending JPH01501463A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB868628886A GB8628886D0 (en) 1986-12-03 1986-12-03 Aircraft propulsion
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